JP3808644B2 - スパイラルダイ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スパイラルダイに関し、さらに詳細には、押出成形法によりパイプ状のパリソンを押し出し成形するスパイラルダイに関する。
【0002】
【従来の技術】
押出成形法により熱可塑性樹脂を使用してチューブ状の製品を成形する場合には、溶融させた樹脂を所定温度に加熱されたダイ内の流路に通して連続的に押し出してチューブ状のパリソンを成形した後に、このパリソン内にエアーを吹き込んで適宜膨張させて所望の内径を有したインフレーションフィルムや中空パイプ等のチューブ状の押出成形品を成形する。そして、この押出成形品を適当な長さに切断した後に底部を溶着し、インフレーション成形法によってショッピングバッグや歯磨き用チューブを成形したり、中空成形法によってボトル等を成形する。
【0003】
このような成形品においては、異なる材質の樹脂を複数層に積層したパリソンを使用して成形を行う場合がある。この複数層のパリソンを成形するスパイラルダイとしては、例えば、特開平2−225021号公報や特開平7−9536号公報に提案されている。特開平2−225021号公報に提案されたスパイラルダイは、複数の円板状リングを上方へ突出する中央コア部の周囲に上下に載置し、この円板状リングの内周面と中央コア部の外周面との間に樹脂流路を形成し、円板状リングの上面と下面に合わせ面を形成し、上面の合わせ面に樹脂流入用の開口部が設けられている。この開口部に隣接する円板状リングの下面には樹脂流路に向かって水平方向にスパイラル状の溝からなるマニホールドが形成されている。スパイラル状の溝と開口部を有して隣接する円板状リングの上面との間には径方向に連通する流路が形成されている。粘度が相違する溶融樹脂が各開口部から流入してマニホールドを通り樹脂流路で合流して3層をなす溶融樹脂がスパイラルダイの上部から吐出して3層に積層されたパリソンが成形される。
【0004】
また、特開平7−9536号公報に提案されたスパイラルダイは、中央部が上方へ突出する円錐状の突部を有する雄型と、この雄型の突部の外側を覆い縦断面形状が略逆U字状の第1の雌型と、この第1の雌型の逆U字状の本体部を覆い縦断面形状が略逆U字状の第2の雌型と、この第2の雌型の逆U字状の本体部を覆い縦断面形状が略逆U字状の第3の雌型とを有して構成されている。雄型の突部の外側壁面とこの雄型の上部に隣接する第1の雌型の内側壁面との間及び第1の雌型の外側壁面と第2の雌型の内側壁面及び第2の雌型の外側壁面と第3の雌型の内側壁面との間には溶融樹脂を流す樹脂流路が形成され、これらの樹脂流路の下端が別個に下方に延出して雄型の下部で合流しスパイラルダイの下部に設けられた出口に連通している。3つの雌型の内側壁面の各々には雌型の上部から下方へ向かって雄型の突部の軸回りにスパイラル状の溝からなるマニホールドが形成されている。各マニホールドの上端部には溶融樹脂の流入用の流入流路が連通し、この流入流路がスパイラルダイの側部に開口している。このため、粘度の相違する溶融樹脂を各流入流路に流すと、溶融樹脂はマニホールドと樹脂流路を通り雄型の下部で合流して3層の溶融樹脂となり、この3層の溶融樹脂がスパイラルダイの下部の出口から吐出して、3層からなるパリソンが成形される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平2−225021号公報に提案されたスパイラルダイのマニホールドの延設方向に直角な断面形状は逆U字状であるとともに、このマニホールドの両側壁は中央コア部の軸芯方向と略平行に形成されており、且つマニホールドの延設方向が水平方向に形成されているので、マニホールドの外側から内側方向に溶融樹脂が流れると、マニホールドの逆U字状の溝の両側壁における下流側の内側上部に溶融樹脂が滞留して密度が一定で流れが安定した溶融樹脂を樹脂流路に供給することができない。
【0006】
また、特開平7−9536号公報に提案されたスパイラルダイのマニホールドの延設方向に直角な断面形状は反転コ字状であり、マニホールドの溝の両側壁はスパイラルダイの軸芯方向と略垂直に形成されているので、溶融樹脂がスパイラルダイの上部から下部に流れると、反転コ字状の溝の下流側上部に溶融樹脂が滞留して密度が一定で流れが安定した溶融樹脂を樹脂流路に供給することができない、という問題が発生した。
【0007】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、マニホールド内を流れる溶融樹脂が滞留することなく密度が一定で流れが安定した溶融樹脂を樹脂流路に供給して品質の高いパリソンを成形できるスパイラルダイを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明のスパイラルダイは、溶融樹脂を下部から供給して上部からパイプ状のパリソンを押し出し成形するものである。このスパイラルダイは中央部に上方へ突出する円筒状の突出部を有する中央突出部材と、中央突出部材の突出部の周囲に同軸上に載置され、中央が上方へ突出する円錐テーパ状の突起部を有するとともに、突起部の径方向外側の上面に溶融樹脂の流入用の流入流路の開口部が形成された環状の雄型と、雄型の上面を覆って突出部の周囲に同軸上に載置され、雄型のテーパ状の突起部を受容する受容部を有し、受容部は雄型の開口部から第2樹脂流路に向かって中央突出部材の軸回りに上方へ向かう螺旋状の溝からなるマニホールドを有する雌型とを備え、突出部の外周面と雄型内周面との間に溶融樹脂が流れる第1樹脂流路及び突出部の外周面と雌型の内周面の間に溶融樹脂が流れて第1樹脂流路に連通する第2樹脂流路の少なくともいずれかを形成し、マニホールドの延設方向に直角な断面形状が逆U字状であり、マニホールドの側壁は中央突出部材の軸芯方向と略平行であることが好ましい。
【0009】
スパイラルダイの雄型に設けられた流入流路に溶融樹脂を供給すると、開口部を介して溶融樹脂がマニホールド内に流れる。このとき、マニホールドの断面形状は逆U字状であり、マニホールドの側壁は中央突出部材の軸芯方向と略平行であり、マニホールドは第2樹脂流路に向かって中央突出部材の軸回りに上方へ向かって形成されているので、マニホールドの外側の側壁から内側の側壁方向へ溶融樹脂が流れても内側の側壁の高さは外側の側壁のそれよりも低いので、内側の側壁の上部に溶融樹脂が滞留し難い。そこで、溶融樹脂はマニホールド内を滞留することなく第2樹脂流路に向かってその密度が上昇して一定になるとともにその流れが安定化して第2樹脂流路に流入し、スパイラルダイの上部からパイプ状のパリソンが押し出し成形される。
【0010】
中央突出部材はその軸芯方向に連通する連通孔を有することが好ましく、例えば、中央突出部材を円筒状にすることでその内部空間を連通孔に代用する場合を例示することができる。連通孔を使用してスパイラルダイの上部から突出するパイプ状のパリソンの内側に空気を供給することで、パリソンを膨張させて所望の径を有した形状にすることができる。雄型の上面に形成される開口部は突起部に形成されてもよいし、突出部の径方向外側に設けてもよい。
【0011】
スパイラルダイが1つの雄型と1つの雌型とから構成されている場合には、突出部の外周面と雄型内周面との間に溶融樹脂を流す第1樹脂流路を設けなくてもよい。この場合には、単層のパリソンを押し出し成形することができる。また、スパイラルダイが1つの雄型と1つの雌型とから構成され、突出部の外周面と雄型内周面との間に第1樹脂流路を設けた場合には、溶融樹脂の流入用の流入流路を第1樹脂流路に連設することが好ましい。この流入流路に溶融樹脂を流入させるとパリソンの内側層となる樹脂層が成形され、この樹脂層の外側にマニホールドを通った別の溶融樹脂からなる樹脂層を積層することで2層からなるパリソンを成形することができる。
【0012】
マニホールドの延設方向に直角な断面形状は逆U字状であり、その側壁は中央突出部材の軸芯方向と略平行であることが好ましい。マニホールドが中央突出部に向かうにしたがって上昇する方向に螺旋状に形成されている場合に、マニホールドの側壁を中央突出部材の軸芯方向と略平行にすることで、マニホールドの外側の側壁から内側の側壁方向に流れる溶融樹脂がマニホールド内の途中で滞留することはない。また、マニホールドの側壁は拡開方向に拡がって形成してもよい。
これは、マニホールド内を流れる溶融樹脂の流れをスムースにして滞留をより効果的に防止できるからである。マニホールドの側壁は、例えば、内側の側壁が拡開している場合や、内側と外側の両側壁が拡開している場合を例示することができる。
【0013】
また、雌型及び雄型の少なくともいずれかには外部に連通し冷媒を流す第1冷媒流路を設けることが好ましい。これは、マニホールドや第1樹脂流路に溶融樹脂を連続的に流すと溶融樹脂の熱量が雌型や雄型に伝わってこれらが蓄熱するので、後から流入される溶融樹脂の温度を上昇させてスパイラルダイから突出するパリソンの密度や肉厚等を一定にすることができなくなる虞があるからである。冷媒は雌型及び雄型を冷却する能力を有するものであればよく、例えば、空気、冷媒ガス等の気体や水等の液体を例示することがきる。
【0014】
更に、突出部の外周面と雄型内周面との間に溶融樹脂を流す第1樹脂流路を設ける場合には第1樹脂流路に連通する溶融樹脂の流入用の流入流路を雄型に設けることで、雄型と雌型から構成される1つのダイで2層が積層された溶融樹脂を形成するこができる。
【0015】
また、雌型と雄型から構成されるダイを複数設け、ダイを上下方向に積載し、上下方向に隣接するダイの上面及び下面の少なくともいずれかの面に冷媒を流す第2冷媒流路を設けてもよい。この第2冷媒流路を設けることで、上下方向に隣接するダイに蓄熱された熱の上下方向の移動を遮断することができるとともに、ダイに蓄熱される熱量を抑制して一定の温度にすることができる。第2冷媒流路はダイ全体に蓄積された熱量を吸収するためにダイの上面及び下面の少なくともいずれかの面全体に形成されることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図1から図7を使用して説明する。
本実施の形態は押出成形の一例である管状のパリソンをインフレーション成形する場合の態様を示す。
【0017】
【第1の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1から図6を使用して説明する。最初に、本発明のスパイラルダイを説明する前にスパイラルダイを使用したインフレーション成形装置を説明する。インフレーション成形装置1は、図1に示すように、押出機3とスパイラルダイ5と折り畳み装置7と巻取装置9とを有している。押出機3から溶融混練された溶融樹脂がスパイラルダイ5を通ってパイプ状のパリソンPに成形されるとともに、スパイラルダイ5の中央部から上方へ吐出するエアーの吹き込みによりパリソンPが径方向に膨張して内径が拡大したインフレーションフィルムFとなり、このインフレーションフィルムFは上方に進むに従って冷却される。そして、折り畳み装置7によりシート状に畳まれて引取用ピンチロール11より上方に引き上げられる。そして、複数のガイドロール13を介して案内されながら巻取装置9の巻取軸9a上にロール状に巻き取られる。
【0018】
押出機3はインフレーション成形される樹脂材料が投入されるホッパ15と、このホッパ15の下部に接続されホッパ15から供給される樹脂材料を溶融混練して押し出すスクリュー17を有する押出機本体19とを有し、押出機本体19の先端部にはダイジョイント21を介してスパイラルダイ5が接続されている。スパイラルダイ5にはこの押出機3とは別個の2つの押出機3がダイジョイント21を介して接続されている。折り畳み装置7はハ字状に相対向して配置された2枚の安定板22を有している。
【0019】
次に、本発明のスパイダルダイ5を説明する。スパイダルダイ5は、図2(a)に示すように、中央部に上方へ突出する円柱状の突出部23aとこの突出部23aの底部に径方向外側に突出するフランジ部23bとを有する中央突出部材23を備えている。この中央突出部材23の軸芯方向には中央突出部材23の頂部中央とフランジ部23bの側壁に開口する空気流路25が設けられている。フランジ部23bの上部には雄型27と雌型29からなるダイ31が3つ積載されている。以降、下側のダイ31から順に下部ダイ31a、中部ダイ31b、上部ダイ31cと記す。フランジ部23bの上部には下部ダイ31aの雄型27が載置されている。この雄型27は環状であり、中央突出部材23の突出部23aの周囲に同軸上に配設され、中央が上方へ突出する円錐テーパ状の突起部33を有するとともに、この突起部33の径方向外側に平面状の押し当て面35を有し、この押し当て面35の上面に図1に示す押出機3から供給される溶融樹脂の流入用の流入流路37の開口部39が開口している。この開口部39は環状に開口し、これに連通した流入流路37の他端が雄型27の外側底部に嵌合した環状のダイジョイント接続部材41の右側端部に開口している。
【0020】
下部ダイ31aの雄型27の上面にはこれを覆って突出部33の周囲に同軸上に載置される環状の雌型29が設けられている。雌型29の下面には雄型27のテーパ状の突起33を受容する受容部43が形成されており、突出部23aの外周面との間には溶融樹脂を流すための第2樹脂流路45が形成されている。受容部43には雄型27の開口部39から第2樹脂流路45に向かって中央突出部材23の軸回りに上方へ向かう螺旋状の溝47からなるマニホールド49が設けられている。
【0021】
図3はマニホールド49の延設方向と垂直方向の断面図を示し、同図(a)に示すように、マニホールド49は水平方向から上方にθのなす角度を有して中央突出部材23の軸回りに上方へ向かう螺旋状の溝47から形成されている。溝47の左右の両側壁51の方向は中央突出部23の軸方向と略平行に配設されているので、マニホールド49の内側の側壁51の高さは外側の側壁51のそれよりも小さくなるように形成されている。即ち、H1<H2、H3<H4なる関係に形成されている。この関係はマニホールド49の傾き角θが0のときと比較すると、マニホールド49の内側の側壁51の高さを外側の側壁51のそれよりもより小さくできるので、溶融樹脂が左側から右側に流れても内側の側壁51の上部周辺部53において溶融樹脂は停留しない。このため、溶融樹脂はマニホールド49の上流側から下流側に流れるにしたがってその密度が上昇し所定の値になるとともにその流れが安定化する。
【0022】
また、マニホールド49の断面形状は、同図(a)に示す形状には限られず、同図(b)に示すような形状にすることができる。即ち、マニホールド49の内側の側壁51と外側の側壁51をハの字状に拡開することができる。これにより、溶融樹脂が下流側の隣接する溝47に容易に流入することができる。尚、内側の側壁51のみを拡開する方向に配設することもできる。
【0023】
図2(b)は同図(a)のII−II矢視に相当する部分の断面図を示し、同図に示すように、下部ダイ31aの雌型29の上面には中央突出部材23の軸回りに環状の小径凹部55が形成され、この小径凹部55の外側には環状突起57を介し小径凹部55よりも径の大きい大径凹部59が形成されている。環状突起57には中央突出部材23の軸を中央として相対向する位置に小径凹部55と外径凹部59間を連通させる2つの連通凹部61が設けられている。また、2つの連通凹部61の外側の外径凹部59には空気を流入させるための空気流入孔63と空気を排出するための空気排出孔65が設けられている。
【0024】
中部ダイ31bの雄型27と雌型29とダイジョント接続部材41は下部ダイ31aの雄型27と雌型29とダイジョント接続部材41と略同一形状であるので、相違点のみを説明し、同一態様部分については同一符号を付してその説明を省略する。下部ダイ31aの雌型29の上部に載置された中部ダイ31bの雄型27の底面には下方に開口した環状の小径凹部55が形成され、中部ダイ31bのダイジョント接続部材41の底面には下方に開口した環状の大径凹部59が形成されている。下部ダイ31aの雌型29の上部に中部ダイ31bの雄型27を載置すると、これらに形成された小径凹部等55,59が相対向して配置されて空気が流通する第2冷媒流路67が形成され、この第2冷媒流路67に空気を流通させることで、下部ダイ31aと中部ダイ31b間の熱の伝導を遮断することができる。この第2冷媒流路67には空気の他、冷媒ガス等の気体や水等の液体を流通させることができる。
【0025】
中部ダイ31bの雄型27の内周面と突起部23aの外周面との間には溶融樹脂が流れる第1樹脂流路69が形成されている。この第1樹脂流路69はその下部が下部ダイ31aの第2樹脂流路45に連通するとともに、その上部が中部ダイ31bの第2樹脂流路45に連通している。
【0026】
中部ダイ31bの上部には上部ダイ31cが載置されており、上部ダイ31cは中部ダイ31bと略同一形状であるので、同一態様部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0027】
上部ダイ31cの上部中央には円柱状の上部ノズル71が設けられ、この上部ノズル71の径方向外側であって中央突出部材23と同軸上には環状の偏肉調整リング73が設けられている。上部ノズル71の中央には上下方向に貫通し中央突出部材23の空気流路25に連通する連通孔75が設けられている。上部ノズル71の外側側壁と偏肉調整リング73の内側側壁との間には上部ダイ31cの第2樹脂流路45に連通するとともに、上部で開口する環状流路77が形成されている。このため、環状流路77と上部ダイ31c、中部ダイ31b、下部ダイ31aの各マニホールド49と第2樹脂流路45と第1樹脂流路69は連通しているので、図1に示す押出機3からスパイラルダイ5に供給される溶融樹脂はこれらの流路を通って環状流路77から吐出して、パイプ状のパリソンPが成形される。
【0028】
次に、本発明の第1の実施の形態におけるスパイラルダイ5の作用を図1から図4を使用して説明する。最初に、図1に示す3台の押出機3の各ホッパ15に種類の相違する樹脂材料をそれぞれに供給し、スクリュー17の回転により樹脂材料を溶融混練する。そして、各押出機本体19から溶融樹脂をダイジョイント21を介してスパイラルダイ5に供給する。スパイラルダイ5に供給された溶融樹脂は、図2に示すスパイラルダイ5の下部ダイ31a、中部ダイ31b、上部ダイ31cに設けられた流入流路37を通って各ダイ31a,31b,31cのマニホールド49に流入する。マニホールド49に流入した溶融樹脂は、図3(a)に示す螺旋状に形成されたマニホールド49の延設方向に流動するとともに、矢印に示すように内側に隣接する溝47の方向にも流動する。このとき、マニホールド49の内側の側壁51の高さは外側の側壁51のそれよりも小さくなるように形成されているので、内側の側壁51の上部周辺部53において溶融樹脂は停留することなく内側の溝47方向へ流動することができる。このため、溶融樹脂は内側に流動するにともないその密度を上昇させて所定の値になるとともにその流れが安定化する。
【0029】
図2(a)に示す下部ダイ31aのマニホールド49を通った溶融樹脂(以下、「下部溶融樹脂」と記す。)は下部ダイ31aの第2樹脂流路45と中部ダイ31bの第1樹脂流路69を通り、中部ダイ31bのマニホールド49を通った溶融樹脂(以下、「中部溶融樹脂」と記す。)と合流し、中部溶融樹脂が外側層となり下部溶融樹脂が内側層となる。そして、この2層の溶融樹脂が中部ダイ31bの第2樹脂流路45を通った後に上部ダイ31cの第1樹脂流路69を通り、上部ダイ31cのマニホールド49を通った溶融樹脂(以下、「上部溶融樹脂」と記す。)と合流し、上部溶融樹脂が最外側層となって3層の溶融樹脂を形成し、この3層の溶融樹脂が上部ダイ31cの第2樹脂流路45を通り環状流路77を介してスパイラルダイ5の上部から上方へ吐出して、図4に示す内側層79と中間層81と外側層83の3層からなるパイプ状のパリソンPが形成される。内側層79は下部溶融樹脂で形成され、中間層81は中部溶融樹脂で形成され、外側層83は上部溶融樹脂で形成されている。
【0030】
パリソンPが形成されると同時に、図2(a)に示す空気流路25に図示しない空気供給手段から空気が供給され連通孔75を介して上方へ突出し、図1に示すパリソンP内に吹き込まれる。このため、パリソンPは径方向に膨張して内径が拡大したインフレーションフィルムFとなり、このインフレーションフィルムFは上方に進むにしたがって冷却される。そして、折り畳み装置7の一対の安定板22によりシート状に畳まれて引取用ピンチロール11により上方に引き上げられる。そして、複数のガイドロール13を介して案内されながら巻取装置9の巻取軸9a上にロール状に巻き取られる。
【0031】
図2(a)に示すスパイラルダイ5に溶融樹脂を供給すると、スパイラルダイ5の下部ダイ31a、中部ダイ31b、上部ダイ31cに溶融樹脂の熱が伝達してこれらの温度を上昇させるとともに、上下方向に隣接するダイ31a,31b,31c間も伝熱することから、各ダイ31a,31b,31c間に形成された第2冷媒流路67に空気を流通させる。これにより、各ダイ31a,31b,31c間の伝熱を遮断することができるとともに、各ダイ31a,31b,31cの温度上昇を抑制して所定温度にすることができるので、スパイラルダイ5から吐出するパリソンPの品質を向上させることができる。
【0032】
また、本実施の形態のスパイラルダイ5は図5に示すような構成にすることができる。尚、このスパイラルダイ5は前述したスパイラルダイ5との相違点のみを説明し、同一態様部分については同一符号を付してその説明を省略する。図5に示すスパイラルダイ5は下部ダイ31aと上部ダイ31cとを有しており、下部ダイ31aの雄型27の内周面と中央突出部材23の突出部23aの外周面との間に第1樹脂流路69を形成している。中央突出部材23の突出部23aの下部であってその外周面には第1樹脂流路69に相対向して配設されて下部ダイ31aの雌型29の第2樹脂流路45に向かって中央突出部材23の軸回りに垂直上方へ向かう螺旋上の溝48からなるマニホールド50が設けられている。このマニホールド50の下端には溶融樹脂の流入用の流入流路37が連通し、この流入流路37の他端が中央突出部材23の下端面に開口している。中央突出部材23の突出部23a内に形成された空気流路25の下端は中央突出部材23の底部に開口している。下部ダイ31aの雄型27とダイジョイント接続部材41の底部には小径凹部55と大径凹部59が形成され、これに相対向する中央突出部材23のフランジ部23bの上面にも小径凹部55と大径凹部59が形成されており、フランジ部23bの上面に雄型27が載置されると、第2冷媒流路67が形成されるように構成されている。
【0033】
図5に示すスパイラルダイ5によれば、中央突出部材23の底部に開口する流入流路37に溶融樹脂を供給し、また、下部ダイ31aの側方に開口する流入流路37に下部溶融樹脂を供給することで、下部溶融樹脂が外側層となる2層に積層された溶融樹脂を下部ダイ31aから上部ダイ31cに供給して、上部ダイ31cの流入流路37から上部溶融樹脂を供給することで上部溶融樹脂が最外側層となる3層に積層された溶融樹脂を形成することができる。また、図2に示す中部ダイ31bを省略することでスパイラルダイ5の小型化を図ることができる。
【0034】
さらに、本実施の形態のスパイラルダイ5は図6(a),(b)に示すような構成にすることができる。即ち、図6(a)に示すスパイラルダイ5は上部ダイ31cを有し、図2に示す下部ダイ31aと中部ダイ31bを省略したものである。その他の構成は前述した3つのダイ31a,31b,31cから構成されるスパイラルダイ5と同一であるので、同一態様部分については同一符号を付してその説明を省略する。このスパイラルダイ5によれば、マニホールド49が第2樹脂流路45に向かって中央突出部材23の軸回りに上方へ向かう螺旋状の溝47からなり、マニホールド49の側壁51が中央突出部材23の軸芯方向と略平行に配設されているので、単層の品質の高いパリソンPを成形することができる。
【0035】
図6(a)に示すスパイラルダイ5は同図(b)に示すスパイラルダイ5にすることができる。即ち、図6(b)に示すスパイラルダイ5は同図(a)に示すスパイラルダイ5の中央突出部材23と上部ダイ31aの雄型27とダイジョイント接続部材41を一体化した基台85を有するものである。この基台85の底部には流入流路37の一端が開口している。その他の点は図6(a)に示すスパイラルダイ5と同一なので、同一態様部分については同一符号を付してその説明を省略する。図(b)に示すスパイラルダイ5によれば、スパイラルダイ5の部品点数を少なくすることができるので、安価なスパイラルダイ5を供給することができる。
【0036】
【第2の実施の形態】
次に、本発明の第2の実施の形態を図7を使用して説明する。第2の実施の形態においては第1の実施の形態との相違点のみを説明し、同一態様部分については同一符号を付してその説明を省略する。同図(a)はスパイラルダイ5の縦断面図であり、同図(b)は同図(a)のVII−VII矢視に相当する部分の断面図を示している。
【0037】
図7(a)に示す中部ダイ31bと上部ダイ31cの各雄型27の底部にはダイジョイント接続部材41の内側に嵌合する環状の冷却流路部材87が設けられている。この冷却流路部材87は雄型27内に空気を流通させて中部ダイ31bと上部ダイ31cに蓄積された熱量を吸収してダイ31b,31cの温度を所望の温度にする役割を有しており、同図(b)に示すように、径の異なる2つの円形状凹部89が連設して構成されている。円形状凹部89の一方の端部にはダイジョイント接続部材41に設けられた空気流入管91が接続され、他方の端部にはダイジョイント接続部材41に設けられた空気排出管93が接続されている。このため、冷却流路部材87を雄型27の底部に装着すると、円形状凹部89の上部の開口部が雄型27の底面によって覆われて空気の第1冷媒流路95が形成される。従って、空気流入管91から空気を流入させると空気が各ダイ31a,31b,31cに蓄熱された熱を吸収しながら第1冷媒流路95内を流れ、熱を吸収した空気が空気排出管93から外部に排出されるので、各ダイ31a,31b,31cの温度を所望の温度にすることができる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスパイラルダイによれば、中央部に上方へ突出する円筒状の突出部を有する中央突出部材と、この中央突出部材の突出部の周囲に同軸上に載置され、中央が上方へ突出する円錐テーパ状の突起部を有する環状の雄型と、この雄型の上面を覆って突出部の周囲に同軸上に載置され、雄型のテーパ状の突起を受容する受容部を有し、受容部は第2樹脂流路に向かって中央突出部材の軸回りに上方へ向かう螺旋状の溝からなるマニホールドを有する雌型とを有して構成され、このマニホールドの延設方向に直角な断面形状が逆U字状であってマニホールドの側壁が中央突出部材の軸芯方向と略平行にすることで、マニホールドの外側の側壁から内側の側壁方向に流れる溶融樹脂のマニホールド内での滞留を防止することができ、スパイラルダイから吐出するパリソンの品質を向上させることができる。
【0039】
また、マニホールドの側壁を拡開方向に拡がって形成する場合には、マニホールド内を流れる溶融樹脂の流れをスムースにして滞留をより効果的に防止することができる。
【0040】
更に、雌型及び雄型の少なくともいずれかに外部に連通し冷媒を流す第1冷媒流路を設ける場合には、マニホールド等に溶融樹脂が連続的に流れると溶融樹脂の熱量が雌型や雄型に伝わってこれらが蓄熱するので、この蓄熱した熱量を冷媒により吸収することができ、雌型等の温度を所定温度にしてスパイラルダイから吐出するパリソンの品質を向上させることができる。
【0041】
また、突出部の外周面と雄型内周面との間に溶融樹脂を流す第1樹脂流路を設けたときに第1樹脂流路に連通した溶融樹脂の流入用の流入流路を雄型に設ける場合には、雄型と雌型から構成される1つのダイで2層が積層された溶融樹脂を形成するこができる。
【0042】
更に、雌型と雄型から構成されるダイを複数設け、ダイを上下方向に積載し、上下方向に隣接するダイの上面及び下面の少なくともいずれかの面に冷媒を流す第2冷媒流路を設ける場合には、上下方向に隣接するダイに蓄熱された熱の上下方向の移動を遮断するとともに、ダイに蓄熱される熱量を抑制して一定の温度にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態のスパイラルダイを使用したインフレーション成形装置の概要図を示す。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態のスパイラルダイを示し、同図(a)はスパイラルダイの縦断面図を示し、同図(b)は同図(a)のII−II矢視に相当する部分の断面図を示す。
【図3】本発明に係る第1の実施の形態のスパイラルダイのマニホールドの断面図を示す。
【図4】本発明に係る第1の実施の形態のスパイラルダイから成形されるパリソンの断面図を示す。
【図5】本発明に係る第1の実施の形態のスパイラルダイの断面図を示す。
【図6】本発明に係る第1の実施の形態の単層のスパイラルダイの断面図を示す。
【図7】本発明に係る第2の実施の形態のスパイラルダイの断面図を示し、同図(a)はスパイラルダイの縦断面図を示し、同図(b)は同図(a)のVII-VII矢視に相当する部分の断面図を示す。
【符号の説明】
5 スパイラルダイ
23 中央突出部材
23a 突出部
27 雄型
29 雌型
31 ダイ
33 突起部
37 流入流路
39 開口部
43 受容部
45 第2樹脂流路
47 溝
49 マニホールド
51 側壁
67 第2冷媒流路
69 第1樹脂流路
95 第1冷媒流路
P パリソン

Claims (5)

  1. 溶融樹脂を下部から供給して上部からパイプ状のパリソンを押し出し成形するスパイラルダイであって、
    中央部に上方へ突出する円筒状の突出部を有する中央突出部材と、
    前記中央突出部材の前記突出部の周囲に同軸上に載置され、中央が上方へ突出する円錐テーパ状の突起部を有するとともに、前記突起部の径方向外側の上面に前記溶融樹脂の流入用の流入流路の開口部が形成された環状の雄型と、
    前記雄型の上面を覆って前記突出部の周囲に同軸上に載置され、前記雄型の前記テーパ状の突起部を受容する受容部を有し、前記受容部は前記雄型の前記開口部から前記第2樹脂流路に向かって前記中央突出部材の軸回りに上方へ向かう螺旋状の溝からなるマニホールドを有する雌型とを備え、
    前記突出部の外周面と前記雄型内周面との間に前記溶融樹脂が流れる第1樹脂流路及び前記突出部の外周面と前記雌型の内周面の間に前記溶融樹脂が流れて前記第1樹脂流路に連通する第2樹脂流路の少なくともいずれかを形成し、
    前記マニホールドの延設方向に直角な断面形状が逆U字状であり、前記マニホールドの側壁は前記中央突出部材の軸芯方向と略平行であることを特徴とするスパイラルダイ。
  2. 前記マニホールドの側壁は拡開方向に拡がって形成されていることを特徴とする請求項1記載のスパイラルダイ。
  3. 前記雌型及び前記雄型の少なくともいずれかには外部に連通し冷媒を流す第1冷媒流路が設けられることを特徴とする請求項1又は2記載のスパイラルダイ。
  4. 前記突出部の外周面と前記雄型内周面との間に前記溶融樹脂を流す第1樹脂流路を設ける場合には、前記第1樹脂流路に連通する前記溶融樹脂の流入用の流入流路を前記雄型に設けることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスパイラルダイ。
  5. 前記雌型と前記雄型から構成されるダイを複数有し、前記ダイが上下方向に積載され、上下方向に隣接する前記ダイの上面及び下面の少なくともいずれかの面に冷媒を流す第1冷媒流路を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスパイラルダイ。
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