JP4642520B2 - ダイ装置およびそれを用いた複層押出成形品の製造方法 - Google Patents

ダイ装置およびそれを用いた複層押出成形品の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、芯材料の外周に鞘材料が被覆された芯鞘構造の複層押出成形品の製造に用いられるダイ装置およびそれを用いた複層押出成形品の製造方法に関する。
樹脂成形などの材料として従来からペレットが用いられている。ペレットは、予め配合調整された樹脂原料を加熱溶融させてストランド(紐)状に押出成形し、得られた樹脂ストランドを切断することで、小さな錠剤形状にしたものである。各種樹脂製品などを成形する際に、上記のようなペレットを準備しておくことで、樹脂製品を成形するたびに原料の配合調整を行う面倒がなく、安定した作業が可能で、製品の品質も安定し、成形装置への原料供給作業その他の取扱いが容易になるなどの利点を有している。
樹脂成形用のペレットとしては、一般的には、全体が同じ樹脂で成形されたものが多いが、複数の材料部分からなる複層ペレットあるいは多層ペレットも提案されている。特許文献1(特開平7−171828号公報)には、粘着性に富む材料から製造されたペレットはブロッキングを生じやすいという問題を解決するために、粘着性に富む材料を芯に、粘着性の少ない結晶性ポリオレフィン樹脂を鞘にした芯鞘構造の複層ペレットが記載されている。
また、特許文献2(特開昭59−81121号公報)には、メルトテンションが小さくてペレット製造のためのストランドが成形できないオレフィン−ビニルアルコール共重合体からペレットを製造する方法として、このメルトテンションが小さい樹脂を芯にして、その外周をメルトテンションが大きい樹脂で被覆した芯鞘構造の複層ストランドを成形したあと切断した、芯鞘構造の複層ペレットが記載されている。製造装置としては、ペレット成形用のダイスヘッドに、芯材料の周囲に鞘材料を供給する構造を備えたものが示されている。
特許文献1および特許文献2に開示された複層ペレットの製造方法においては、複層ストランドの成形時に、芯材料の外周に鞘材料を確実に被覆させるために、複層ストランドの成形速度を比較的に低く設定しなければならない。そのために、複層ストランドおよび複層ペレットの生産性が悪くなり、複層ペレットの製造コストが高くつくという問題がある。このような問題を解決するために、特許文献3(特開2001−198918号公報)には、複数のダイスヘッドすなわち押出口を備えたダイ装置を使用して、複数本の複層ストランドを同時に製造するペレットの製造方法が開示されている。
特許文献3に開示されたダイ装置は、図10(a)に示すように、円周上に複数の芯材料押出路1120を設けている。芯材料押出路1120には、芯材料押出路1120に連通し放射方向に延びる複数の放射方向供給管1110と、放射方向供給管1110の中心に位置しこれらに芯材料910を供給する主供給管1130とが設けられ、これらにより芯材料910を供給している。
また、特許文献3に開示されたダイ装置は、図10(b)に示すように、円周上に複数の鞘材料押出路1220を設けている。鞘材料押出路1220には、鞘材料押出路1220に連通し放射方向に延びる複数の放射方向供給管1210と、放射方向供給管1210の中心に位置しこれらに鞘材料920を供給する主供給管1230とが設けられ、これらにより鞘材料920を供給している。
芯材料押出路1120と鞘材料押出路1220により、押出成形部を構成し、複数の押出成形部から同時に芯材料910および鞘材料920を押し出すことで、複数本の複層ストランドを同時に製造することができる。また、芯材料押出路1120と鞘材料押出路1220とが円周上に設けられ、それらには放射方向に延びる複数の放射方向供給管1110,1210から、芯材料910および鞘材料920が供給されるので、全ての芯材料押出路1120および鞘材料押出路1220から、同一条件で芯材料910および鞘材料920が押し出される。
これにより、複数同時に押出される全ての複層ストランド900において、芯材料910と鞘材料920との厚みなどのバラツキを無くすことができる。
特開平7−171828号公報 特開昭59−81121号公報 特開2001−198918号公報
特許文献3に記載されたダイ装置においては、押出口が円周上に設けられているが、さらに生産性を向上させるために、押出口の個数を増加させると、押出口が配置される円周の直径が拡大する。その結果、ダイ装置が大型化して重量が増し、ダイ装置のセッティングや交換時における取扱いに支障が生じるという問題がある。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ダイ装置の大型化を抑制しながら、より多くの複層押出成形品を同時に押し出すことができる、ダイ装置およびそれを用いた複層押出成形品の製造方法を提供することを目的とする。
この発明に基づいたダイ装置に従えば、芯材料の外周に鞘材料が被覆された芯鞘構造の複層押出成形品の製造に用いられるダイ装置であって、上記芯材料が供給される芯材料供給口と、上記鞘材料が供給される鞘材料供給口と、その中心部に位置し上記芯材料を押出方向に導く芯材料押出路と、その外周部に位置し上記鞘材料を押出方向に導く鞘材料押出路とを有して、上記芯材料の外周に上記鞘材料を被覆させて押し出す複数個の押出成形部と、上記芯材料供給口から上記各押出成形部の芯材料押出路に上記芯材料を導く芯材料供給路と、上記鞘材料供給口から上記各押出成形部の鞘材料押出路に上記鞘材料を導く鞘材料供給路とを備えている。上記複数の押出成形部の少なくとも一部は、直径が異なる二以上の同心円上にそれぞれ複数個配置され、上記芯材料供給路は、全ての上記押出成形部の芯材料押出路に連通するように面状に広がる芯材料供給層と、上記芯材料供給層の上記同心円の中心軸上にその一端が接続し上記芯材料供給口にその他端が接続する芯材料供給管とを有し、上記鞘材料供給路は、全ての上記押出成形部の鞘材料押出路に連通するように面状に広がる鞘材料供給層と、上記鞘材料供給層の上記同心円の中心軸上にその一端が連通し上記鞘材料供給口にその他端が接続する鞘材料供給管とを有している。
このダイ装置によると、上記複数の押出成形部の少なくとも一部を、直径が異なる二以上の同心円上にそれぞれ複数個配置したので、押出成形部を一周の円周上に配置する場合に比べて、ダイ装置の大型化を抑制しながら、より多数の押出成形部を設けることができる。
また、従来のダイ装置によると、放射方向に延びる放射方向供給管により各押出成形部に芯材料および鞘材料を供給していたため、押出成形部が配列された円周の内側にさらに複数の押出成形部を形成するためには非常に複雑な構造となる。しかし、本発明に係るダイ装置によると、全ての上記押出成形部の芯材料押出路に連通する面状に広がる芯材料供給層と、全ての上記押出成形部の鞘材料押出路に連通する面状に広がる鞘材料供給層とを介して芯材料および鞘材料をそれぞれ供給するので、面状に広がる芯材料供給層および鞘材料供給層内の任意の位置に押出成形部を設けることが可能となる。これにより、複数の押出成形部を二以上の同心円上に配置したダイ装置を容易に構成することができる。
上記ダイ装置において、全ての上記押出成形部を直径が異なる二以上の同心円上に配置してもよい。この場合には、各同心円上に配置された押出成形部は同一条件となるので、複数の複層押出成形品の品質を均一化するための、押出成形部の流量調整などの作業が容易となる。
上記ダイ装置において、複数の該押出成形部から連続して押し出される長尺状の押出成形品を相互に平行かつひとつの平面に含まれるように導いた場合に、押出成形品が相互に接触しない位置に上記複数の押出成形部を配置してもよい。ダイ装置から押し出された押出成形品を冷却するため一方向に延びる水槽などに導くことがあるが、押出成形部を上記のように設けることで、押出成形品が水槽内で相互に接触することを防止することができる。これにより、十分に冷却されていない押出成形品が接触することを回避でき、これらが相互に癒着することを防止することができる。
また、上記各押出成形部に、上記芯材料押出路に導かれる芯材料の流量を制限する、交換可能な絞り部を設けてもよい。内周側に設けられた押出成形部と外周側に設けられた押出成形部とでは、芯材料が供給される圧力に差が生じるが、交換可能な絞り部を設けることで、芯材料の押出量が均一となるように容易に調整することができる。
上記のダイ装置の芯材料供給口に芯材料を供給すると共に鞘材料供給口に鞘材料を供給し、上記押出成形部から芯材料の外周に鞘材料が被覆された芯鞘構造の複層押出成形品を押し出すことで複層押出成形品を製造することができる。
本発明に係るダイ装置およびそれを用いた複層押出成形品の製造方法によると、ダイ装置の大型化を抑制しながら、より多くの複層押出成形品を同時に押し出すことができる。
以下、この発明に基づいた実施の形態におけるダイ装置およびそれを用いた複層押出成形品の製造方法について、図を参照しながら説明する。
図1(a)は、本実施の形態における複層押出成形品の製造装置の構造を示す平面図であり、同(b)は、この製造装置より製造されるストランドの断面構造を示す斜視図である。
図1(a)に示すように、製造装置1に設けられたダイ装置100に対して、芯材料を押出して供給する芯材料押出機400と、鞘材料を押出して供給する鞘材料押出機500とが互いに直交する方向から接続されている。芯材料押出機400には、芯材料となる樹脂原料が供給され、芯材料押出機400内で加熱溶融される。鞘材料用押出機500では、鞘材料となる樹脂原料が供給され加熱溶融される。加熱溶融した材料がダイ装置100に供給される。
ダイ装置100の下面からは、複数本の複層ストランド900が互いに平行に下向きに押出される。図1(b)に示すように、複層ストランド900は、その中心部を芯材料910が構成し、その外周を比較的薄い鞘材料920が被覆している。押出成形された複層ストランド900は、冷却槽600に送られて冷却水により冷却されて固化する。
ダイ装置100から下向きに押し出された複層ストランド900は、冷却槽600の内部で水平方向に方向転換され、冷却槽600の内部をその長手方向に導かれる。このとき、複数の複層ストランド900は相互に平行かつ、ある水平な平面内に位置するように導かれる。
冷却槽600で冷却された複層ストランド900は、水切り装置700を経てペレタイザ800に送られる。ペレタイザ800では、複層ストランド900が細かく切断されて、複層ペレットが得られる。複層ペレットの断面構造も、図1(b)に示すように、芯材料910と鞘材料920とからなる芯鞘構造となっている。
図2は、複層ストランドが押し出される押出面の構造を示す、ダイ装置の底面図であり、図3は、ダイ装置の縦断面構造を示す、図2におけるIII−III矢視断面図であり、図4は、ダイ装置の水平断面構造を示す、図3におけるIV−IV矢視断面図であり、図5は、ダイ装置の上部を取り外した状態を示す、ダイ装置の斜視図であり、図6は、ダイ装置の水平断面構造を示す、図3におけるVI−VI矢視断面図である。
図2から図5に示すように、ダイ装置100は、概略円筒状の本体を有している。図2に示すように、円形の輪郭を有するダイ装置100の底面には二つの同心円C1,C2上にそれぞれ複数個の押出口111,112が設けられている。本実施の形態では、二つの同心円うちの内周側円C1上には、3個の押出口111を配設し、外周側円C2上には、7個の押出口112を配設している。ダイ装置本体の周面には、互いに直交する位置に、芯材料供給筒310と鞘材料供給筒320とが接続されている。
芯材料供給筒310の端面の開口が芯材料供給口311を構成し(図3参照)、鞘材料供給筒320の端面の開口が鞘材料供給口321を構成する(図6参照)。芯材料供給口311は芯材料押出機400に接続され、鞘材料供給口321は鞘材料押出機500に接続される。ここでは、芯材料押出機400を二軸押出機により構成し、鞘材料押出機500を単軸押出機により構成している。
ダイ装置本体は、高さ方向に大きく3つに分割されており、その上端部を構成し、芯材料供給筒310が接続された上部本体250と、その中間部を構成し、鞘材料供給筒320が接続された中間部本体180と、その下端部を構成し、下側押え部材125と上側押え部材130とからなる下部本体とで構成されている。上部本体250、中間部本体180および下部本体はいずれも円筒状に構成されている。
上部本体250はボルト290により中間部本体180に固定されており、下側押え部材125と上側押え部材130とからなる下部本体はボルト170により中間部本体180に固定されている。
上部本体250およびこれに接続された芯材料供給筒310の内部には、芯材料供給口311から上部本体250に亙って水平方向に延び、屈曲してさらに下向きに延びる芯材料供給管240が形成されている。
上部本体250には、芯材料供給管240が中心に接続された、水平方向に面状に広がる芯材料供給層251が形成されている。芯材料供給層251は、円形の外形を有しており、その内部の中央部には円錐状の隆起部252が設けられている。隆起部252は芯材料供給管240の端部に対向しており、芯材料供給管240から供給された芯材料を、芯材料供給層251の放射方向にスムーズに供給することができる。
芯材料供給層251の底面には押出口111,112にそれぞれ対応する位置に貫通孔261,262が設けられている。すなわち内周側円C1上に3個の貫通孔261が配設され、外周側円C2上に7個の貫通孔262が設けられている。芯材料供給層251の底部は、上部本体250下面側から嵌め込まれた円盤状の部材255により構成されている。
中間部本体180には、図5に示すように、着脱自在に挿入された筒状の芯用ノズル271,272が設けられている。この芯用ノズル271,272の上端部は、その直径が拡大しており、また、その下部は一旦直径が縮小した後、下方向に延びその下端部は下向きの円錐状に構成されている。芯用ノズル271,272には、その中心部に長手方向に延びる管状の芯材料押出路271a,272aが設けられている。芯材料押出路271a,272aは、その下端部において、鞘材料押出路141,142と合流する前に直径が縮小されている。
各芯用ノズル271,272の上側には、芯材料押出路271a,272aに導かれる芯材料の流量を絞るカラー281,282が配設されている。カラー281,282は、中心に貫通孔が設けられたリング状の部材であり、中心部を貫通する貫通孔の直径を変化させることで、芯材料押出路271a,272aに導かれる芯材料の流量を制御することができる。カラー281,282は、上部本体250の下面に設けられた、円筒状の凹部内に挿入されており、必要に応じて着脱可能である。
内周側円C1上に配設されるカラー281と外周側円C2上に配設されるカラー282とで貫通孔の直径が異なるものを用いることで、内周側円C1上に位置する芯材料押出路271aに導かれる芯材料の流量と、外周側円C2上に位置する芯材料押出路272aに導かれる芯材料の流量とを等しくすることができる。
具体的には、内周側円C1上に配設されるカラー281の貫通孔の直径を、外周側円C2上に配設されるカラー282の貫通孔の直径の55%以上、85%以下とすることで、押し出される芯材料の直径を略均一にすることができる。適切な値は、押し出される芯材料の特性や、押出速度、芯材料の温度などによって上記の範囲内で変化する。
芯用ノズル271,272の上端の直径が拡大した部分の下面側には、スペーサ271b,272bがそれぞれ設けられており、このスペーサ271b,272bの厚みを変化させることで、芯用ノズル271,272の下端部が、中間部本体180から下向きに突出する長さを変化させることができる。
図3および図6に示すように、中間部本体180とその側面に接続された鞘材料供給筒320との内部に、水平方向に延び直角に屈曲して下向きに延びる鞘材料供給管182が設けられている。
中間部本体180には、鞘材料供給管182がその中心に接続された、水平方向に面状に広がる鞘材料供給層181が形成されている。鞘材料供給層181は、円形の外形を有している。本実施の形態では設けていないが、その内部の中央部には円錐状の隆起部を設けても良い。
鞘材料供給層181は、図3に示すように、中間部本体180の下面に形成された、円盤状の上向きの凹部と、下部本体を構成する上側押え部材130の上面に形成された円盤状の下向きの凹部とによって構成されている。鞘材料供給層181の下面には図6に示すように、芯用ノズル271,272の外周側に形成される鞘材料押出路141,142に連通する複数の開口が設けられている。
下部本体の下面には、上述のように複数の押出口111,112が設けられており、押出口111,112の周囲は、押出口構成部材121,122により構成されている。図3に示すように、押出口構成部材121,122はその上端部にフランジ部を有し、上側押え部材130と下側押え部材125との間にこのフランジ部が挟持されることで下部本体に固定されている。
押出口構成部材121,122の上面には、芯用ノズル271,272の下端部が挿入される凹部が形成されており、その凹部の底部に押出口111,112に連通する貫通孔が形成されている。凹部は、図3に示すように、上部が円筒状に形成され、貫通孔につながる下部は逆円錐状に構成されている。
この凹部と芯用ノズル271,272の先端部との隙間により、鞘材料押出路141,142が構成されており、この隙間の厚みG1,G2を変化させることで、押し出される鞘材料の流量を制御することができる。
鞘材料供給口321、鞘材料供給管182を経由して鞘材料供給層181の中心部に供給された鞘材料は、鞘材料供給層181を放射状に広がり、各鞘材料押出路141,142に供給される。鞘材料が供給される中心部からの距離が異なるため、内周側円C1上に位置する鞘材料押出路141と、外周側円C2上に位置する鞘材料押出路142とでは条件が異なるが、芯用ノズル271,272の先端部と、押出口構成部材121,122の凹部との間に形成される隙間の厚みG1,G2を変化させることで、鞘材料押出路141,142から押し出される鞘材料の流量を、内周側円C1側と、外周側円C2側とで等しくすることができる。
具体的には、内周側円C1の芯用ノズル271の先端部と押出口構成部材121の凹部との間に形成される隙間の厚みG1を、外周側円C2の芯用ノズル272の先端部と押出口構成部材122の凹部との間に形成される隙間の厚みG2に対して85%以上、98%以下とすることで、押し出される鞘材料の厚みを、内周側円C1側と外周側円C2側とで均一にすることができる。適切な値は、押し出される鞘材料の特性や、押出速度、鞘材料の温度などによって上記の範囲内で変化する。
図7は、芯材料および鞘材料が押し出されるまでの経路を示す斜視図である。図7に示すように、芯材料供給口311に供給された芯材料は、芯材料供給管240を経由して芯材料供給層251の中心に供給される。供給された芯材料は、芯材料供給層251内を放射状に広がり、貫通孔261,262に流入する。貫通孔261,262を経由した芯材料は、芯用ノズル271,272の中心部の芯材料押出路271a,272aに導かれる。
また、鞘材料供給口321に供給された鞘材料は、鞘材料供給管182を経由して鞘材料供給層181の中心に供給される。供給された鞘材料は、鞘材料供給層181内を放射状に広がり、鞘材料押出路141,142に流入する。
芯材料押出路271a,272aに導かれた芯材料と、鞘材料押出路141,142に導かれた鞘材料とは、押出口121,122を通過する前に合流し、芯材料の外周側に鞘材料が被覆された複層ストランド900となる。
図8は、本実施の形態のダイ装置から押し出された複層ストランドが導かれる方向を説明する斜視図であり、図9は、同ダイ装置を下面側から見た図である。
ところで、押し出された複数の複層ストランド900は、冷却槽600内で冷却水により冷却されるが、冷却槽600内では、図8に示すように、複数の複層ストランド900は相互に平行かつ、ある水平な平面内に位置するように導かれる。
このとき本実施の形態のダイ装置100においては、図9に示すように、複層ストランド900が相互に接触しない位置に押出口111,112が配置されているので、冷却槽600内で複層ストランド900が相互に接触することを回避することができる。これにより、十分に冷却されていない複層ストランド900が相互に癒着することを防止することができる。
複層ストランド900は、ペレタイザ800によりカットしてペレットとしても良いし、ストランド状のまま使用しても良い。また、ダイ装置100から押し出された複層ストランド900を、ダイ装置100の押出し面上を回転するカッターにより順次切断するようにしてもよい。このとき、ダイ装置の押出し面を水で覆い即座に冷却しながらカットするアンダーウォータカット方式を用いても良いし、特別な冷却を行なわずにカットするホットカット方式を用いても良い。
以上、説明したように、本実施の形態のダイ装置100においては、複数の押出口111,112を、直径が異なる二つの同心円C1,C2上にそれぞれ複数個配置したので、複数の押出口を一周の円周上に配置する場合に比べて、ダイ装置100の大型化を抑制しながら、より多数の押出口111,112を設けることができる。
また、全ての芯材料押出路271a,272aに連通する面状に広がる芯材料供給層251と、全ての鞘材料押出路141,142に連通する面状に広がる鞘材料供給層181とを介して芯材料および鞘材料を供給するので、面状に広がる芯材料供給層251および鞘材料供給層181に対応する任意の位置に押出口111,112を設けることが可能となり、複数の押出口111,112を二つの同心円C1,C2上に配置したダイ装置100を容易に構成することができる。
ここでは、二つの同心円上に押出口111,112を配置したが、3つ以上の同心円上にそれぞれ複数の押出口を配置するようにしてもよい。
また、本実施の形態のダイ装置100においては、全ての押出口111,112を二つの同心円C1,C2上に配置したので、各同心円C1,C2上に配置された押出口111,112は同一条件となる。これにより、複数の複層押出成形品の品質を均一化するための流量調整などの作業が容易となる。
ただし、必ずしも、全ての押出口111,112を同心円上に配置する必要は無く、配管の経路の都合などで、一部の押出口が、同心円から外れることがあってもよい。
上記実施の形態で説明した、ダイ装置100を用いて複層ペレットを製造した具体例について説明する。内周側円C1側と外周側円C2側とで、カラー281,282の内径および、芯用ノズル271,272の先端部の外径を変化させ、そのときの各ストランドの吐出安定性を評価した。芯材料および鞘材料として、低密度ポリエチレン樹脂(MFR=4)を吐出量50kg/hで供給した。
なお、この実施例1および比較例1、2で用いたダイ装置の内周側円C1の直径は46mm、外周側円の直径は110mmであり、芯用ノズルが挿入される押出口構成部材の内径は15mmである。
実施例1および比較例1、2の各カラーの内径および芯用ノズルの外径ならびに実験結果を表1に示す。
Figure 0004642520
表1に示すように、内周側円C1側のカラー281の内径を5.0mm、外周側円C2側のカラー282の内径を7.0mmとし、内周側円C1側の芯用ノズル271の先端部の外径を12.2mm、外周側円C2側の芯用ノズル272の先端部の外径を12.0mmとすることで、各複層ストランドの吐出量が、内周側円C1側と外周側円C2側とで一定となり、良好な吐出安定性が得られた。
これに対し、比較例1で示した比較例1で示した、内周側円C1側のカラー281の内径および外周側円C2側のカラー282の内径を共に7.0mmとし、内周側円C1側の芯用ノズル271の先端部の外径および外周側円C2側の芯用ノズル272の先端部の外径を共に12.0mmとした場合は、内周側円C1側と外周側円C2側とで複層ストランド900の吐出量は一定にならなかった。このとき、カラー281の内径/カラー282の内径は100%となり、図3に示す隙間の厚みG1/G2は100%となる。
同様に、比較例2で示した、内周側円C1側のカラー281の内径を3.0mm、外周側円C2側のカラー282の内径を7.0mmとし、内周側円C1側の芯用ノズル271の先端部の外径を12.5mm、外周側円C2側の芯用ノズル272の先端部の外径を12.0mmとした場合も、内周側円C1側と外周側円C2側とで複層ストランド900の吐出量は一定にならなかった。このとき、カラー281の内径/カラー282の内径は、43%となり、隙間の厚みG1/G2は83%となる。
これらより、上述のように、カラー281の内径/カラー282の内径は、55%以上、85%以下が好ましく、隙間の厚みG1/G2は、85%以上、98%以下が好ましいことが分かる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるのではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
(a)はこの発明に基づいた本実施の形態における複層押出成形品の製造装置の構造を示す平面図であり、(b)はこの製造装置より製造されるストランドの断面構造を示す斜視図である。 この発明に基づいた実施の形態における複層ストランドが押し出される押出面の構造を示す、ダイ装置の底面図である。 この発明に基づいた実施の形態におけるダイ装置の縦断面構造を示す、図2におけるIII−III矢視断面図である。 この発明に基づいた実施の形態におけるダイ装置の水平断面構造を示す、図3におけるIV−IV矢視断面図である。 この発明に基づいた実施の形態におけるダイ装置の上部を取り外した状態を示す、ダイ装置の斜視図である。 この発明に基づいた実施の形態におけるダイ装置の水平断面構造を示す、図3におけるVI−VI矢視断面図である。 この発明に基づいた実施の形態における芯材料および鞘材料が押し出されるまでの経路を示す斜視図である。 この発明に基づいた実施の形態におけるダイ装置から押し出された複層ストランドが導かれる方向を説明する斜視図である。 この発明に基づいた実施の形態におけるダイ装置から押し出された複層ストランドが導かれる方向を示す、ダイ装置を下面側から見た図である。 従来の技術におけるダイ装置の構造を示す図である。
符号の説明
1 製造装置、100 ダイ装置、111,112 押出口、141,142 鞘材料押出路、181 鞘材料供給層、182 鞘材料供給管、240 芯材料供給管、251 芯材料供給層、271,272 芯用ノズル、281,282 カラー、311 芯材料供給口、321 鞘材料供給口、400 芯材料押出機、500 鞘材料押出機、600 冷却槽、900 複層ストランド、910 芯材料、920 鞘材料。

Claims (5)

  1. 芯材料の外周に鞘材料が被覆された芯鞘構造の複層押出成形品の製造に用いられるダイ装置であって、
    前記芯材料が供給される芯材料供給口と、
    前記鞘材料が供給される鞘材料供給口と、
    その中心部に位置し前記芯材料を押出方向に導く芯材料押出路と、その外周部に位置し前記鞘材料を押出方向に導く鞘材料押出路とを有して、前記芯材料の外周に前記鞘材料を被覆させて押し出す複数個の押出成形部と、
    前記芯材料供給口から前記各押出成形部の芯材料押出路に前記芯材料を導く芯材料供給路と、
    前記鞘材料供給口から前記各押出成形部の鞘材料押出路に前記鞘材料を導く鞘材料供給路とを備え、
    前記複数の押出成形部の少なくとも一部は、直径が異なる二以上の同心円上にそれぞれ複数個配置され、
    前記芯材料供給路は、全ての前記押出成形部の芯材料押出路に連通するように面状に広がる芯材料供給層と、前記芯材料供給層の前記同心円の中心軸上にその一端が接続し前記芯材料供給口にその他端が接続する芯材料供給管とを有し、
    前記鞘材料供給路は、全ての前記押出成形部の鞘材料押出路に連通するように面状に広がる鞘材料供給層と、前記鞘材料供給層の前記同心円の中心軸上にその一端が連通し前記鞘材料供給口にその他端が接続する鞘材料供給管とを有し、
    前記各押出成形部には、芯材料押出路の流路を絞る絞り部、および、芯材料押出路が内部に形成された芯用ノズルの先端部と押出口を構成する押出口構成部材の凹部との間に形成される鞘材料押出路の流路を絞る隙間がそれぞれ設けられ、
    前記絞り部は、同心円の外側の円上に配置された押出成形部の芯材料押出路の流路よりも、前記同心円の内側の円上に配置された押出成形部の芯材料押出路の流路が小さくなるように流路を絞り
    前記隙間は、同心円の外側の円上に配置された押出成形部の鞘材料押出路の流路よりも、前記同心円の内側の円上に配置された押出成形部の鞘材料押出路の流路が小さくなるように流路を絞る、ダイ装置。
  2. 全ての前記押出成形部が、直径が異なる二以上の同心円上に配置されている、請求項1に記載のダイ装置。
  3. 前記複数の押出成形部は、複数の該押出成形部から連続して押し出される長尺状の押出成形品を相互に平行かつひとつの平面に含まれるように導いた場合に、押出成形品が相互に接触しない位置に配置されている、請求項1または2に記載のダイ装置。
  4. 前記各押出成型部に設けられた絞り部は交換可能である、請求項1から3のいずれかに記載のダイ装置。
  5. 前記請求項1から4のいずれかのダイ装置を用いた複層押出成形品の製造方法であって、
    前記芯材料供給口に芯材料を供給すると共に前記鞘材料供給口に鞘材料を供給する工程と、
    前記押出成形部から芯材料の外周に鞘材料が被覆された芯鞘構造の複層押出成形品を押し出す工程とを含む、複層押出成形品の製造方法。
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