JP3808572B2 - インクジェット記録シート用フェザリング防止剤組成物 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェット記録シート用フェザリング防止剤組成物に関する。さらに詳しくは、紙、フィルム、樹脂加工紙などの各種支持体に、通常の紙の製造条件の範疇で製造することができ、インク吸収性および記録画像の鮮明性に優れ、しかもフェザリングの少ないインクジェット記録シートを与えることのできる上記組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インク吸収性が高いインクジェット記録シートとしては、アクリルアミド系重合体を含有するもの(例えば特公平7−29480号公報)が知られている。また、記録画像の鮮明性の優れたインクジェット記録用シートとしては、顔料と酢酸ビニルと3級アミノ基または4級アンモニウム基を含有する単量体0.05〜0.4モル%とを共重合した重合体を含有したもの(例えば特公平7−53469号公報)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載のものはインク吸収性が不十分であり、インクジェット記録装置の高速化に伴い、特にカラー印字の場合に隣接したインクが混じり合って色彩性や鮮明性が低下する(フェザリング)ため、高速印字に用いられるインクジェット記録シートには使用できないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、高速印刷にも耐えられるインク吸収性を有し、記録画像の鮮明性に優れたインクジェット記録シート用フェザリング防止剤について鋭意検討した結果、本発明に到達した。
【0005】
すなわち本発明は、紙用サイズ剤(A)および/または紙力増強剤(B)と、一定の温度を境界にして親水性と疎水性とが可逆的に変化する感温ゲル化剤(C)とからなることを特徴とするインクジェット記録シート用フェザリング防止剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明において用いられる紙用サイズ剤(A)としては、例えば、合成高分子型サイズ剤[スチレン−マレイン酸共重合物のソーダ塩および/またはアンモニウム塩、(メタ)アクリル酸アルキルエステル−(メタ)アクリル酸共重合物のソーダ塩および/またはアンモニウム塩、α−オレフィン−マレイン酸共重合物のソーダ塩および/またはアンモニウム塩等]、デンプン系サイズ剤(酸化デンプン、リン酸エステル化デンプン等)、カゼイン系サイズ剤(カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白、マンナンガラクタン誘導体等)、セルロース系サイズ剤(カルボキシメチルセルロース等)、ロジンサイズ剤(ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジン、マレイン化ロジン等)、石油樹脂系サイズ剤、パラフィンワックス系サイズ剤、反応性サイズ剤(アルキルケテンダイマー、アルケニル無水コハク酸、無水ステアリン酸、ステアリン酸イソプロペニル等)等が挙げられる。これらは通常、2種以上のサイズ剤を組み合わせて使用される。
【0007】
これらのうち、合成高分子型サイズ剤を含有するものが良好なインク吸収性を与える点で好ましい。該合成高分子型サイズ剤の重量平均分子量は、通常1000〜200000、好ましくは5000〜100000である。1000未満であると充分なサイズ効果が得られない。
【0008】
本発明において用いられる紙力増強剤(B)としては、例えば、ポリアクリルアミド系高分子化合物[アクリルアミド重合物、アクリルアミド−(メタ)アクリル酸ソーダ共重合物、ポリアクリルアミドのマンニッヒ変性物等]、デンプン系紙力増強剤(カチオン化デンプン、ジアルデヒドスターチ等)、PVA系紙力増強剤(ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物等)、ホルマリン樹脂系紙力増強剤(尿素−ホルマリン樹脂、メラミン−ホルマリン樹脂等)、ポリエチレンイミン、ポリアミドポリアミン−エピクロルヒドリン等が挙げられる。
【0009】
これらのうち、ポリアクリルアミド系高分子化合物および/またはポリビニルアルコールが記録画像の鮮明性を与える点で特に好ましい。該ポリアクリルアミド系高分子化合物およびポリビニルアルコールの重量平均分子量は、通常1000〜1000000、好ましくは5000〜500000である。1000未満であると充分な紙力増強効果が得られない。
【0010】
本発明で用いられる感温ゲル化剤(C)としては、例えば、(イ)アルキルナフタレンホルマリン縮合物のアルキレンオキシド付加物(特開昭63−193901号公報に記載のもの等)、(ロ)アルキレンオキシド変性ポリオルガノシロキサン(特開平6−256617号公報に記載のもの等)、(ハ)セルロース系感温ゲル化剤(メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース等)、(ニ)ポリビニルアルキルエーテル(ポリビニルメチルエーテル等)、(ホ)N−アルキル(メタ)アクリルアミドを必須単量体とする(共)重合体(N−イソプロピルアクリルアミド重合体、N−メトキシプロピルアクリルアミド重合体等特開平1−14276号公報に記載のもの等)、(ヘ)N,N−ジアルキル(メタ)アクリルアミドを必須単量体とする(共)重合体(N,N−ジエチルメタクリルアミド重合体、N−アクリロイルピロリジン重合体等特開昭60−233184号公報に記載のもの等)、(ト)環状アミンのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体(モルホリノエチルメタクリレート重合体等特開平6−9848号公報に記載のもの等)、(チ)炭素数5以上の非環状アミンのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体(ジイソプロピルアミノエチルアクリレート重合体等)、(リ)アルコールまたは水のアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体(メトキシエトキシエチルメタクリレート重合体等特公平6−23375号公報に記載のもの等)、(ヌ)アルコールまたは水のアルキレンオキシド付加物の(ビニルフェニル)エーテルを必須単量体とする(共)重合体[テトラエチレングリコールモノメチルモノ(ビニルフェニル)エーテル重合体等]および(ル)酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合体等、一定の温度を境界にして疎水性と親水性とが変化しその水溶液の粘度が急激に変化する(共)重合体が挙げられる。該(共)重合体の重量平均分子量は、通常1000〜1000000、好ましくは10000〜500000である。1000未満では充分な感温ゲル化性が得られない。
【0011】
これらのうち、(ホ)〜(ヌ)の感温ゲル化剤が、高いインク吸収性あるいは記録画像の鮮明性を与える点で好ましく、なかでも(ト)環状アミンのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体および(チ)炭素数5以上の非環状アミンのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体が特に好ましい。
【0012】
該感温ゲル化剤(C)は、一定の温度を境界にして親水性と疎水性が可逆的に変化するが、この親水性から疎水性に変化する温度(転移温度)は、通常15〜100℃、好ましくは40〜80℃である。なお、転移温度は、(C)の1%水溶液を徐々に加温していき、その水溶液が白濁またはゲル化し始める温度を測定することによって求められる。
【0013】
本発明のインクジェット記録シート用フェザリング防止剤組成物において、(A)および/または(B)と(C)との割合は、(A)および/または(B)と(C)の合計100重量部(固形分)当り、(C)が通常0.01〜80重量部、好ましくは10〜60重量部である。(C)が0.01重量部未満の場合、フェザリング防止が不十分であり、80重量部を超える場合、記録画像の鮮明性が不十分となる。
【0014】
本発明の該フェザリング防止剤組成物は、紙用サイズ剤(A)または紙力増強剤(B)の水溶液または水分散液と、感温ゲル化剤(C)単独あるいは(C)を必要により水で希釈したものとを、該(C)の転移温度よりも低い温度で、通常の混合装置(櫂型攪拌翼等)で混合することによって得られる。
【0015】
本発明の該フェザリング防止剤組成物は、必要に応じて、内添サイズ剤[ロジンサイズ剤(ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジン、マレイン化ロジン等)、石油樹脂系サイズ剤、パラフィンワックス系サイズ剤、反応性サイズ剤(アルキルケテンダイマー、アルケニル無水コハク酸、無水ステアリン酸、ステアリン酸イソプロペニル等)等]を含有することができる。
【0016】
さらに、必要に応じて、各種クレー、カオリン、炭酸カルシウム、サチンホワイト、酸化チタン、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、タルク、プラスチックピグメント(ポリスチレン、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/アクリル共重合体等のビーズ等)等の公知のてん料、消泡剤(鉱物油系消泡剤、シリコン系消泡剤等)、デンプン、その他の添加剤[染料、pH調整剤、防腐剤等]の公知の添加剤も含有することができる。
【0017】
インクジェット記録シート用フェザリング防止剤含有液中の本発明の組成物の固形分含有量は通常0.01〜50重量%である。
【0018】
本発明の組成物を支持体の表面あるいは内部に含有させる方法としては、例えば、所定の含有量になるように水で希釈し、浸漬後乾燥する方法;サイズプレス、コーター等で塗布後乾燥する方法;ハケにて塗布後乾燥する方法などがある。水にて希釈する際の固形分濃度は上記各種方法により、また支持体の吸収速度などによって異なるが、本発明の組成物の支持体に対する含有量は、固形分重量換算で通常0.2〜10g/m2、好ましくは0.8〜4g/m2である。
支持体としては、紙などのセルロース系繊維材料、プラスチック材料、セルロース系材料に樹脂加工を施した複合材料などのシート状支持体があげられるが、これらのうち、本発明の組成物によるフェザリング防止効果が高いのは、吸水性の高いセルロース系繊維材料である。
【0019】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、以下において、部は重量部、%は重量%である。
【0020】
製造例1
2−モルホリノエチルメタクリレート10部および2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.01部をアンプルに加え、凍結脱気後密閉し、50℃で8時間重合させて、「感温ゲル化剤1」を得た。
【0021】
製造例2
ジイソプロピルアミノエチルメタクリレート10部および2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.01部をアンプルに加え、凍結脱気後密閉し、50℃で8時間重合させて、「感温ゲル化剤2」を得た。
【0022】
製造例3
N−イソプロピルアクリルアミド10部および2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.01部をアンプルに加え、凍結脱気後密閉し、50℃で8時間重合させて、「感温ゲル化剤3」を得た。
【0023】
実施例1
スチレン−マレイン酸共重合体のソーダ塩系サイズ剤(三洋化成工業製「サンサイザーSA−508」)1.5部および酸化デンプン[酸化デンプン(日本食品加工製「MS−3800」)の30%水溶液90部を水10部に加え、攪拌下90℃で1時間加熱したもの]16部の混合物に、攪拌下25℃で、製造例1で得た「感温ゲル化剤1」の20%水溶液1.5部を混合して本発明のインクジェット記録シート用フェザリング防止剤組成物を得た。これに水81部を加えて混合し、固形分5重量%の「フェザリング防止剤含有塗料1」を得た。
【0024】
実施例2
実施例1において、「感温ゲル化剤1」に代えて製造例2で得た「感温ゲル化剤2」を同量用いた以外は実施例1と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料2」を得た。
【0025】
実施例3
実施例1において、「感温ゲル化剤1」に代えて製造例3で得た「感温ゲル化剤3」を同量用いた以外は実施例1と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料3」を得た。
【0026】
実施例4
実施例1において、「サンサイザーSA−508」に代えて(メタ)アクリル酸アルキルエステル−(メタ)アクリル酸共重合体のソーダ塩系サイズ剤(三洋化成工業製「サンサイザーSA−501」)を同量用いた以外は実施例1と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料4」を得た。
【0027】
実施例5
アクリルアミド−アクリル酸ソーダ(1:1)共重合体(分子量約40万)の30%水溶液12部に、攪拌下25℃で、製造例1で得た「感温ゲル化剤1」の20%水溶液2部を混合して本発明のフェザリング防止剤組成物を得た。これに水88部を加えて混合し、固形分濃度4%の「フェザリング防止剤含有塗料5」を得た。
【0028】
実施例6
実施例5において、「感温ゲル化剤1」に代えて製造例2で得た「感温ゲル化剤2」を同量用いた以外は実施例5と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料6」を得た。
【0029】
実施例7
実施例5において、「感温ゲル化剤1」に代えて製造例3で得た「感温ゲル化剤3」を同量用いた以外は実施例5と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料7」を得た。
【0030】
実施例8
実施例5において、アクリルアミド−アクリル酸ソーダ(1:1)共重合体に代えてポリアクリルアミド(分子量約35万)のマンニッヒ変性物(変性率30モル%)を同量用いた以外は実施例5と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料8」を得た。
【0031】
比較例1
感温ゲル化剤を用いないこと以外は実施例1と同様にして「サイズ剤含有塗料9」を得た。
【0032】
比較例2
感温ゲル化剤を用いないこと以外は実施例5と同様にして「紙力増強剤含有塗料10」を得た。
【0033】
性能試験例
各フェザリング防止剤含有塗料1〜8、サイズ剤含有塗料5および紙力増強剤含有塗料10を、坪量80g/m2のPPC用紙にドライ塗工量0.8g/m2になるようにバーコータ−で塗工し、直ちに130℃の加熱空気で30秒間乾燥し、フェザリング防止剤を塗布した紙1〜8、サイズ剤を塗布した紙9および紙力増強剤を塗布した紙10を、それぞれ得た。各紙について、以下の試験をおこなった。試験結果を表1および表2に示す。
【0034】
(1)印字濃度
印字した紙の印字濃度を、マクベス濃度計(Kollmorgen Corp社製)で測定した。なお、印字用プリンタとしては、エプソン社製インクジェットカラープリンター(MJ−810C)を使用した。
【0035】
(2)フェザリング防止性
印字した罫線のフェザリングの有無を、肉眼にて判定した。
○:フェザリングほとんど無し
△:フェザリング有り
×:フェザリング多い
【0036】
(3)水浸透性
25℃、50%RHの恒温恒湿室内で、1cmの高さから直径5mmのイオン交換水の水滴を落とし、水滴が無くなるまでの時間(浸透時間)を測定した。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】
本発明のフェザリング防止剤組成物は、感温ゲル化剤をサイズ剤または紙力増強剤中に含有させることによって、感温ゲル化剤がサイズ剤または紙力増強剤に有効に作用して、組成物含有液が塗工後の加熱乾燥工程で加熱されることによって、早期に不動化し、紙内部への浸透またはマイグレーションを適度に抑制するため、サイズ剤あるいは紙力増強剤の分布が均一で、紙表面のサイズ剤濃度あるいは紙力増強剤濃度が高い紙を与える。その結果、インク吸収性に優れたフェザリングの少ないインクジェット記録シートが得られる。
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェット記録シート用フェザリング防止剤組成物に関する。さらに詳しくは、紙、フィルム、樹脂加工紙などの各種支持体に、通常の紙の製造条件の範疇で製造することができ、インク吸収性および記録画像の鮮明性に優れ、しかもフェザリングの少ないインクジェット記録シートを与えることのできる上記組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インク吸収性が高いインクジェット記録シートとしては、アクリルアミド系重合体を含有するもの(例えば特公平7−29480号公報)が知られている。また、記録画像の鮮明性の優れたインクジェット記録用シートとしては、顔料と酢酸ビニルと3級アミノ基または4級アンモニウム基を含有する単量体0.05〜0.4モル%とを共重合した重合体を含有したもの(例えば特公平7−53469号公報)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載のものはインク吸収性が不十分であり、インクジェット記録装置の高速化に伴い、特にカラー印字の場合に隣接したインクが混じり合って色彩性や鮮明性が低下する(フェザリング)ため、高速印字に用いられるインクジェット記録シートには使用できないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、高速印刷にも耐えられるインク吸収性を有し、記録画像の鮮明性に優れたインクジェット記録シート用フェザリング防止剤について鋭意検討した結果、本発明に到達した。
【0005】
すなわち本発明は、紙用サイズ剤(A)および/または紙力増強剤(B)と、一定の温度を境界にして親水性と疎水性とが可逆的に変化する感温ゲル化剤(C)とからなることを特徴とするインクジェット記録シート用フェザリング防止剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明において用いられる紙用サイズ剤(A)としては、例えば、合成高分子型サイズ剤[スチレン−マレイン酸共重合物のソーダ塩および/またはアンモニウム塩、(メタ)アクリル酸アルキルエステル−(メタ)アクリル酸共重合物のソーダ塩および/またはアンモニウム塩、α−オレフィン−マレイン酸共重合物のソーダ塩および/またはアンモニウム塩等]、デンプン系サイズ剤(酸化デンプン、リン酸エステル化デンプン等)、カゼイン系サイズ剤(カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白、マンナンガラクタン誘導体等)、セルロース系サイズ剤(カルボキシメチルセルロース等)、ロジンサイズ剤(ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジン、マレイン化ロジン等)、石油樹脂系サイズ剤、パラフィンワックス系サイズ剤、反応性サイズ剤(アルキルケテンダイマー、アルケニル無水コハク酸、無水ステアリン酸、ステアリン酸イソプロペニル等)等が挙げられる。これらは通常、2種以上のサイズ剤を組み合わせて使用される。
【0007】
これらのうち、合成高分子型サイズ剤を含有するものが良好なインク吸収性を与える点で好ましい。該合成高分子型サイズ剤の重量平均分子量は、通常1000〜200000、好ましくは5000〜100000である。1000未満であると充分なサイズ効果が得られない。
【0008】
本発明において用いられる紙力増強剤(B)としては、例えば、ポリアクリルアミド系高分子化合物[アクリルアミド重合物、アクリルアミド−(メタ)アクリル酸ソーダ共重合物、ポリアクリルアミドのマンニッヒ変性物等]、デンプン系紙力増強剤(カチオン化デンプン、ジアルデヒドスターチ等)、PVA系紙力増強剤(ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物等)、ホルマリン樹脂系紙力増強剤(尿素−ホルマリン樹脂、メラミン−ホルマリン樹脂等)、ポリエチレンイミン、ポリアミドポリアミン−エピクロルヒドリン等が挙げられる。
【0009】
これらのうち、ポリアクリルアミド系高分子化合物および/またはポリビニルアルコールが記録画像の鮮明性を与える点で特に好ましい。該ポリアクリルアミド系高分子化合物およびポリビニルアルコールの重量平均分子量は、通常1000〜1000000、好ましくは5000〜500000である。1000未満であると充分な紙力増強効果が得られない。
【0010】
本発明で用いられる感温ゲル化剤(C)としては、例えば、(イ)アルキルナフタレンホルマリン縮合物のアルキレンオキシド付加物(特開昭63−193901号公報に記載のもの等)、(ロ)アルキレンオキシド変性ポリオルガノシロキサン(特開平6−256617号公報に記載のもの等)、(ハ)セルロース系感温ゲル化剤(メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース等)、(ニ)ポリビニルアルキルエーテル(ポリビニルメチルエーテル等)、(ホ)N−アルキル(メタ)アクリルアミドを必須単量体とする(共)重合体(N−イソプロピルアクリルアミド重合体、N−メトキシプロピルアクリルアミド重合体等特開平1−14276号公報に記載のもの等)、(ヘ)N,N−ジアルキル(メタ)アクリルアミドを必須単量体とする(共)重合体(N,N−ジエチルメタクリルアミド重合体、N−アクリロイルピロリジン重合体等特開昭60−233184号公報に記載のもの等)、(ト)環状アミンのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体(モルホリノエチルメタクリレート重合体等特開平6−9848号公報に記載のもの等)、(チ)炭素数5以上の非環状アミンのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体(ジイソプロピルアミノエチルアクリレート重合体等)、(リ)アルコールまたは水のアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体(メトキシエトキシエチルメタクリレート重合体等特公平6−23375号公報に記載のもの等)、(ヌ)アルコールまたは水のアルキレンオキシド付加物の(ビニルフェニル)エーテルを必須単量体とする(共)重合体[テトラエチレングリコールモノメチルモノ(ビニルフェニル)エーテル重合体等]および(ル)酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合体等、一定の温度を境界にして疎水性と親水性とが変化しその水溶液の粘度が急激に変化する(共)重合体が挙げられる。該(共)重合体の重量平均分子量は、通常1000〜1000000、好ましくは10000〜500000である。1000未満では充分な感温ゲル化性が得られない。
【0011】
これらのうち、(ホ)〜(ヌ)の感温ゲル化剤が、高いインク吸収性あるいは記録画像の鮮明性を与える点で好ましく、なかでも(ト)環状アミンのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体および(チ)炭素数5以上の非環状アミンのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体が特に好ましい。
【0012】
該感温ゲル化剤(C)は、一定の温度を境界にして親水性と疎水性が可逆的に変化するが、この親水性から疎水性に変化する温度(転移温度)は、通常15〜100℃、好ましくは40〜80℃である。なお、転移温度は、(C)の1%水溶液を徐々に加温していき、その水溶液が白濁またはゲル化し始める温度を測定することによって求められる。
【0013】
本発明のインクジェット記録シート用フェザリング防止剤組成物において、(A)および/または(B)と(C)との割合は、(A)および/または(B)と(C)の合計100重量部(固形分)当り、(C)が通常0.01〜80重量部、好ましくは10〜60重量部である。(C)が0.01重量部未満の場合、フェザリング防止が不十分であり、80重量部を超える場合、記録画像の鮮明性が不十分となる。
【0014】
本発明の該フェザリング防止剤組成物は、紙用サイズ剤(A)または紙力増強剤(B)の水溶液または水分散液と、感温ゲル化剤(C)単独あるいは(C)を必要により水で希釈したものとを、該(C)の転移温度よりも低い温度で、通常の混合装置(櫂型攪拌翼等)で混合することによって得られる。
【0015】
本発明の該フェザリング防止剤組成物は、必要に応じて、内添サイズ剤[ロジンサイズ剤(ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロジン、マレイン化ロジン等)、石油樹脂系サイズ剤、パラフィンワックス系サイズ剤、反応性サイズ剤(アルキルケテンダイマー、アルケニル無水コハク酸、無水ステアリン酸、ステアリン酸イソプロペニル等)等]を含有することができる。
【0016】
さらに、必要に応じて、各種クレー、カオリン、炭酸カルシウム、サチンホワイト、酸化チタン、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、タルク、プラスチックピグメント(ポリスチレン、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/アクリル共重合体等のビーズ等)等の公知のてん料、消泡剤(鉱物油系消泡剤、シリコン系消泡剤等)、デンプン、その他の添加剤[染料、pH調整剤、防腐剤等]の公知の添加剤も含有することができる。
【0017】
インクジェット記録シート用フェザリング防止剤含有液中の本発明の組成物の固形分含有量は通常0.01〜50重量%である。
【0018】
本発明の組成物を支持体の表面あるいは内部に含有させる方法としては、例えば、所定の含有量になるように水で希釈し、浸漬後乾燥する方法;サイズプレス、コーター等で塗布後乾燥する方法;ハケにて塗布後乾燥する方法などがある。水にて希釈する際の固形分濃度は上記各種方法により、また支持体の吸収速度などによって異なるが、本発明の組成物の支持体に対する含有量は、固形分重量換算で通常0.2〜10g/m2、好ましくは0.8〜4g/m2である。
支持体としては、紙などのセルロース系繊維材料、プラスチック材料、セルロース系材料に樹脂加工を施した複合材料などのシート状支持体があげられるが、これらのうち、本発明の組成物によるフェザリング防止効果が高いのは、吸水性の高いセルロース系繊維材料である。
【0019】
【実施例】
以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。なお、以下において、部は重量部、%は重量%である。
【0020】
製造例1
2−モルホリノエチルメタクリレート10部および2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.01部をアンプルに加え、凍結脱気後密閉し、50℃で8時間重合させて、「感温ゲル化剤1」を得た。
【0021】
製造例2
ジイソプロピルアミノエチルメタクリレート10部および2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.01部をアンプルに加え、凍結脱気後密閉し、50℃で8時間重合させて、「感温ゲル化剤2」を得た。
【0022】
製造例3
N−イソプロピルアクリルアミド10部および2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.01部をアンプルに加え、凍結脱気後密閉し、50℃で8時間重合させて、「感温ゲル化剤3」を得た。
【0023】
実施例1
スチレン−マレイン酸共重合体のソーダ塩系サイズ剤(三洋化成工業製「サンサイザーSA−508」)1.5部および酸化デンプン[酸化デンプン(日本食品加工製「MS−3800」)の30%水溶液90部を水10部に加え、攪拌下90℃で1時間加熱したもの]16部の混合物に、攪拌下25℃で、製造例1で得た「感温ゲル化剤1」の20%水溶液1.5部を混合して本発明のインクジェット記録シート用フェザリング防止剤組成物を得た。これに水81部を加えて混合し、固形分5重量%の「フェザリング防止剤含有塗料1」を得た。
【0024】
実施例2
実施例1において、「感温ゲル化剤1」に代えて製造例2で得た「感温ゲル化剤2」を同量用いた以外は実施例1と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料2」を得た。
【0025】
実施例3
実施例1において、「感温ゲル化剤1」に代えて製造例3で得た「感温ゲル化剤3」を同量用いた以外は実施例1と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料3」を得た。
【0026】
実施例4
実施例1において、「サンサイザーSA−508」に代えて(メタ)アクリル酸アルキルエステル−(メタ)アクリル酸共重合体のソーダ塩系サイズ剤(三洋化成工業製「サンサイザーSA−501」)を同量用いた以外は実施例1と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料4」を得た。
【0027】
実施例5
アクリルアミド−アクリル酸ソーダ(1:1)共重合体(分子量約40万)の30%水溶液12部に、攪拌下25℃で、製造例1で得た「感温ゲル化剤1」の20%水溶液2部を混合して本発明のフェザリング防止剤組成物を得た。これに水88部を加えて混合し、固形分濃度4%の「フェザリング防止剤含有塗料5」を得た。
【0028】
実施例6
実施例5において、「感温ゲル化剤1」に代えて製造例2で得た「感温ゲル化剤2」を同量用いた以外は実施例5と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料6」を得た。
【0029】
実施例7
実施例5において、「感温ゲル化剤1」に代えて製造例3で得た「感温ゲル化剤3」を同量用いた以外は実施例5と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料7」を得た。
【0030】
実施例8
実施例5において、アクリルアミド−アクリル酸ソーダ(1:1)共重合体に代えてポリアクリルアミド(分子量約35万)のマンニッヒ変性物(変性率30モル%)を同量用いた以外は実施例5と同様の操作を行い、「フェザリング防止剤含有塗料8」を得た。
【0031】
比較例1
感温ゲル化剤を用いないこと以外は実施例1と同様にして「サイズ剤含有塗料9」を得た。
【0032】
比較例2
感温ゲル化剤を用いないこと以外は実施例5と同様にして「紙力増強剤含有塗料10」を得た。
【0033】
性能試験例
各フェザリング防止剤含有塗料1〜8、サイズ剤含有塗料5および紙力増強剤含有塗料10を、坪量80g/m2のPPC用紙にドライ塗工量0.8g/m2になるようにバーコータ−で塗工し、直ちに130℃の加熱空気で30秒間乾燥し、フェザリング防止剤を塗布した紙1〜8、サイズ剤を塗布した紙9および紙力増強剤を塗布した紙10を、それぞれ得た。各紙について、以下の試験をおこなった。試験結果を表1および表2に示す。
【0034】
(1)印字濃度
印字した紙の印字濃度を、マクベス濃度計(Kollmorgen Corp社製)で測定した。なお、印字用プリンタとしては、エプソン社製インクジェットカラープリンター(MJ−810C)を使用した。
【0035】
(2)フェザリング防止性
印字した罫線のフェザリングの有無を、肉眼にて判定した。
○:フェザリングほとんど無し
△:フェザリング有り
×:フェザリング多い
【0036】
(3)水浸透性
25℃、50%RHの恒温恒湿室内で、1cmの高さから直径5mmのイオン交換水の水滴を落とし、水滴が無くなるまでの時間(浸透時間)を測定した。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】
本発明のフェザリング防止剤組成物は、感温ゲル化剤をサイズ剤または紙力増強剤中に含有させることによって、感温ゲル化剤がサイズ剤または紙力増強剤に有効に作用して、組成物含有液が塗工後の加熱乾燥工程で加熱されることによって、早期に不動化し、紙内部への浸透またはマイグレーションを適度に抑制するため、サイズ剤あるいは紙力増強剤の分布が均一で、紙表面のサイズ剤濃度あるいは紙力増強剤濃度が高い紙を与える。その結果、インク吸収性に優れたフェザリングの少ないインクジェット記録シートが得られる。
Claims (6)
- 紙用サイズ剤(A)および/または紙力増強剤(B)と、一定の温度を境界にして親水性と疎水性とが可逆的に変化する感温ゲル化剤(C)とからなることを特徴とするインクジェット記録シート用フェザリング防止剤組成物。
- (A)が、合成高分子型サイズ剤である請求項1記載の組成物。
- (B)が、ポリアクリルアミド系高分子化合物および/またはポリビニルアルコールである請求項1または2記載の組成物。
- (C)が、環状アミンのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルおよび/または炭素数5以上の非環状アミンのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸エステルを必須単量体とする(共)重合体である請求項1〜3いずれか記載の組成物。
- 組成物の固形分当り、(C)を0.01〜80重量%の割合で含有してなる請求項1〜4いずれか記載の組成物。
- 請求項1〜5いずれかに記載の組成物を支持体の表面または内部に含有させてなるインクジェット記録用シート。
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