JP3808481B2 - 笠木上の手摺支柱の立設装置及び立設方法 - Google Patents

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Description

この発明は、パラペットの上に被着した笠木上の手摺支柱の立設装置及び立設方法に関する。
笠木をパラペットに被着するには、その取付金物としてパラペットを大きく跨ぐ略逆U字形のファスナーが使用され、ファスナーをパラペットにネジ止めし、その上から笠木を被せて両側がファスナーの股開き下端に掛止される。そして、このように被着した笠木の上に手摺が設けられることがある。
手摺支柱の立設のために、その補強心材の下端にベースプレートが溶接またはビス止めにより取り付けられており、それを表板として、笠木の裏側においてファスナーを介して裏板が予め取り付けられているので、手摺支柱を取り付けるときには、笠木の上からベースプレートを裏板にビス止めされる。
上記のような従来の笠木上の手摺支柱の立設装置によれば、パラペットの上のファスナーには、予め裏板を固着しておくものであって、その裏板に笠木および手摺支柱の補強心材を正確な所定位置においてビス止めする必要から、その位置決めが確定した段階において、ドリルを使って、補強心材のベースプレートから、笠木にはビスの通し孔を、裏板には螺入孔をそれぞれ穿設することによって、ビス止めがなされていた。
このような手順を取った場合、補強心材を正確な位置において、笠木および裏板に正確にドリルで孔を開けることが極めて困難であった。つまり、補強心材が不安定であるので、その下端のベースプレートを笠木の上に正確に当てることが困難であるばかりか、正確に当てたとしても、その後で位置がずれることによって、ビス止めの孔が正確に開けられず、それを間違うと修正がきかないことになるという問題があった。
また、補強心材を用いないで、手摺支柱の下端にベースプレートを直接取り付けたとしても、同様の問題が生じることになる。
この発明は、上記のような実情に鑑みて、手摺支柱を正確に設定することのできる笠木上の手摺支柱の立設装置及び立設方法を提供することを目的とした。
上記の目的を達成するために、この発明による立設装置は、パラペットを跨ぐようにそれに固定して配列される股開き状であって上面に前後いずれか同一方向に開放された複数の掛止部を設けたファスナーと、ファスナーの両側下端に掛止される逆チャンネル形であって支柱が立設される箇所に一次止ビスを通す長孔を設けた笠木と、笠木の裏側においてファスナーの各掛止部に開放方向からそれぞれ差し込まれる複数の係合部が形成された裏板と、裏板に一次止ビスに次いで二次止ビスを螺入して笠木上の所定位置に固定されるベースプレート付きである手摺支柱とからなり、手摺支柱の下端の該ベースプレートを裏板への一次止ビスの螺入で仮止めした位置を前記所定箇所に移行できるように、一次止ビスが通される前記長孔を前後長に形成したことを特徴とするものである。
また、その立設方法は、パラペットに、両側下端でその笠木を掛止する股開き状のファスナーを配設して固定し、手摺支柱を笠木上に立設するにつき、手摺支柱の下端のベースプレートを笠木の上から裏板にねじ止めした笠木上の手摺支柱の立設方法において、ファスナーには、裏板を前後いずれか一方にそれぞれ開放する複数の掛止部を形成し、笠木には、前記ねじ止め用として、一次止ビスを通す前後方向の長孔を設け、その一次止ビスを裏板にねじ込むことにより、予め笠木に手摺支柱を取り付けておき、笠木の被着後に、緩めた一次止ビスを長孔に沿ってずらすことにより、それと一体の裏板をファスナーの各掛止部に係合させ、手摺支柱の所定の位置において、一次止ビスの締付けと、二次止ビスのベースプレートから裏板への螺入締付けとにより、裏板に対する笠木および手摺支柱の固定を確定することを特徴とするものである。
以上説明したように、この発明によれば、手摺支柱の位置を微妙に調整することができるので、手摺支柱が整然とした配列となり、位置決めに正確性が得られるばかりか、仮に誤りが生じたとしてもその修正も簡単にできる。また、工場において笠木に手摺支柱や裏板を取り付けておくことによって、現場での組付けがそれだけ省け、作業性が良好であり、工期短縮に適する等の優れた効果がある。
笠木上の手摺支柱の立設装置及び立設方法を上記のように構成したから、手順としては、パラペットにファスナーを所定の位置において固定しておくが、それには、裏板を予め取り付けないでおく。そして笠木には、手摺支柱下端のベースプレートを裏板に一次止ビスによりねじ止めして手摺支柱を仮に立設した状態において、笠木をパラペットに被着した後、一次止ビスを緩め裏板をずらすことによって、それをファスナーに掛止させる。
裏板をずらす方向が前後方向であるから、既に立設されている手摺支柱をその方向にずらすことによって、各手摺支柱が一列に並ぶように正確に位置決めできる。この際には、一次止ビスにより手摺支柱が仮止めされているので、ずれるということがない。そして、最後に、一次止ビスと二次止ビスとの締付けにより、その正確な位置が確定すると同時に、ファスナーに対する裏板の掛止状態も確定する。
次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図面は、一実施例を示したもので、その笠木上の手摺支柱の立設装置は、パラペットPの上にその手摺支柱2が立設されるよう、パラペットPにネジ止めして固定されるファスナー3と、ファスナー3に固定される笠木1と、その固定においてファスナー3と笠木1との間に介在される裏板4と、笠木1の上から裏板4にネジ止めされるベースプレート6と、それが予め取り付けられている手摺支柱2のとからなる。そして、手摺支柱2を所定位置に正確に立設できるように、手摺支柱2の下端のベースプレート6が裏板4に仮止めされてから正確な位置にずらして固定されるようになっている。
ファスナー3は、従来のものと同様に、パラペットPを跨ぐ逆U字形であって、前後両側端に笠木1を受ける隆起部5,7を有し、その間の凹んだ箇所において、パラペットPにネジ9,9で取り付けられている。しかし、裏板4の取付け形状が異なっており、ファスナー3における一対の掛止部11,13が屋内側、つまり後ろ側開き形状となっている。つまり、前側掛止部11は、前側隆起部5が落ち込む縁に後ろに開口する溝により形成され、後側掛止部13が低い箇所において後ろ向き逆L字形の突条により形成される。また、両隆起部5,7の上面には、笠木1とファスナー3との遊びを吸収する緩衝材10,10が接着されている。
笠木1は、従来のものと同様に逆チャンネル形の断面形状であって、両側の下端の内面にファスナー3の両側下端に引っ掛かる掛止突条15,15が形成されている。そして、この笠木1の上面には、裏板4に手摺支柱2のベースプレート6をネジ止めするための一次止ビス19,19を通す一対の長孔21,21が対角方向に設けられる。また、他方の対角方向には二次止ビス20,20を通す一対の貫通孔22,22が穿設されている。
裏板4は、笠木1の裏側に当接する板状であって、前端にファスナー3の前側掛止部11の溝に突入する先端係合部12が段状に形成され、後端には後側掛止部13に引っ掛かる尾端係合部14が反転屈折する鉤状に形成される。また、この裏板4には、一次止ビス19,19の螺入孔18,18が一方の対角位置に穿設されている。さらに、二次止ビス20,20の螺入孔24,24も他方の対角位置に穿設されている。
手摺支柱2のベースプレート6は、左右両側間の中央部が高くなっており、両側片には、一次止ビス19,19の通し孔23,23と、二次止ビス20,20の通し孔25,25とがそれぞれ予め穿設されている。工場において、笠木1に対して手摺支柱2を取り付けておく場合、一次止ビス19,19をベースプレート6の通し孔23,23から長孔21,21に通すことによって、裏板4の螺入孔18,18にねじ込んでおくが、この場合には、その一次止ビス19,19を長孔21,21の後端に位置させておく(図1)。
現場においては、パラペットPに手摺支柱2の立設箇所毎にファスナー3が配設されているので、図に示すように、笠木1をファスナー3に引っ掛ける。このようにパラペットPに笠木1を被着してから、一次止ビス19,19を緩め、手摺支柱2を同図の矢印に示す如く前方へずらすことによって、ファスナー3の掛止部11,13に裏板4の先端係合部12と尾端係合部14を引っ掛ける。
手摺支柱2の前方への移動が終わってから、その取付けを確実にするために、一次止ビス19,19を締め付ける一方、二次止ビス20,20を、ベースプレート6の通し孔25,25から笠木1の貫通孔22,22を通し、裏板4の螺入孔24,24に螺入してねじ止めする(図2)。次に、キャップ27を下ろしてベースプレート6に被着する。なお、ファスナー3と裏板4とが係合関係にあるので、笠木1の左右の位置決めは随時可能であるが、手摺Hの据付けにより位置が固定されて確定する。
この発明による笠木上の手摺支柱の立設装置を現場施工要領で示す断面図である。 同手摺の据付け状態を示す断面図である。 同笠木上の手摺支柱の立設装置の分解斜視図である。
符号の説明
P パラペット
1 笠木
2 手摺支柱
3 ファスナー
4 裏板
6 ベースプレート
11,13 掛止部
12,14 係合部
19 一次止ビス
20 二次止ビス
21 長孔

Claims (2)

  1. パラペットを跨ぐようにそれに固定して配列される股開き状であって上面に前後いずれか同一方向に開放された複数の掛止部を設けたファスナーと、ファスナーの両側下端に掛止される逆チャンネル形であって支柱が立設される箇所に一次止ビスを通す長孔を設けた笠木と、笠木の裏側においてファスナーの各掛止部に開放方向からそれぞれ差し込まれる複数の係合部が形成された裏板と、裏板に一次止ビスに次いで二次止ビスを螺入して笠木上の所定位置に固定されるベースプレート付きである手摺支柱とからなり、手摺支柱の下端の該ベースプレートを裏板への一次止ビスの螺入で仮止めした位置を前記所定箇所に移行できるように、一次止ビスが通される前記長孔を前後長に形成したことを特徴とする笠木上の手摺支柱の立設装置。
  2. パラペットに、両側下端でその笠木を掛止する股開き状のファスナーを配設して固定し、手摺支柱を笠木上に立設するにつき、手摺支柱の下端のベースプレートを笠木の上から裏板にねじ止めした笠木上の手摺支柱の立設方法において、ファスナーには、裏板を前後いずれか一方にそれぞれ開放する複数の掛止部を形成し、笠木には、前記ねじ止め用として、一次止ビスを通す前後方向の長孔を設け、その一次止ビスを裏板にねじ込むことにより、予め笠木に手摺支柱を取り付けておき、笠木の被着後に、緩めた一次止ビスを長孔に沿ってずらすことにより、それと一体の裏板をファスナーの各掛止部に係合させ、手摺支柱の所定の位置において、一次止ビスの締付けと、二次止ビスのベースプレートから裏板への螺入締付けとにより、裏板に対する笠木および手摺支柱の固定を確定することを特徴とする笠木上の手摺支柱の立設方法。
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