JP3118953U - 型枠用開き止め金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】工数と資材を節約することができ、しかも、事後補修という余分な作業を必要としない型枠用開き止め金具を提供する。
【解決手段】型枠用開き止め金具1は、取付部2と回転部3と係止部4とを備えている。取付部2は、矩形状をなし、断面コ字状の台座部20を中央部に有している。取付部2の四隅には小孔22が穿設され、釘23をこれらの小孔22に通して取付部2を横さん木110に固定することができる。回転部3は、基部が取付部2にボルト5で軸支された長尺状の金属板である。これにより、回転部3は、ボルト5を中心にして自由に回転させることができる。係止部4は、回転部3の先端部に突設された金属板であり、その幅Wは丸形パイプ200の内径d1にほぼ等しく設定されている。これにより、丸形パイプ200を下方から係止部4に嵌めて係止させることができる。
【選択図】図1
【解決手段】型枠用開き止め金具1は、取付部2と回転部3と係止部4とを備えている。取付部2は、矩形状をなし、断面コ字状の台座部20を中央部に有している。取付部2の四隅には小孔22が穿設され、釘23をこれらの小孔22に通して取付部2を横さん木110に固定することができる。回転部3は、基部が取付部2にボルト5で軸支された長尺状の金属板である。これにより、回転部3は、ボルト5を中心にして自由に回転させることができる。係止部4は、回転部3の先端部に突設された金属板であり、その幅Wは丸形パイプ200の内径d1にほぼ等しく設定されている。これにより、丸形パイプ200を下方から係止部4に嵌めて係止させることができる。
【選択図】図1
Description
この考案は、鉄筋コンクリート造の建築における梁の型枠を固定する際に用いる型枠用開き止め金具に関するものである。
通常、梁の両側に取り付けられる型枠は、セパレータ等の締結具を下段と上段に取り付けることで、固定される。しかし、最近では、セパレータ等の締結具を下段と上段に取り付けることによる作業性やコスト面を考慮して、高価なセパレータ等の締結具は、型枠の下段にのみ取り付け、上段は安価で簡単な構造の型枠用開き止め金具を用いて固定するようにしている(例えば、特許文献1)。
すなわち、型枠用開き止め金具を、スラブ型枠の真下に位置する梁型枠の上面に釘等で固定し、この梁型枠から突出した部分に設けられた孔内に縦材やパイプの上部を挿入し、縦材やパイプの下部のみをセパレータ等の締結具で固定して、梁型枠の開きを防止している。
登録実用新案第3025670号公報
すなわち、型枠用開き止め金具を、スラブ型枠の真下に位置する梁型枠の上面に釘等で固定し、この梁型枠から突出した部分に設けられた孔内に縦材やパイプの上部を挿入し、縦材やパイプの下部のみをセパレータ等の締結具で固定して、梁型枠の開きを防止している。
しかし、上記した従来の技術では、次のような問題がある。
型枠用開き止め金具を、スラブ型枠の真下に位置する梁型枠の上面に釘等で固定するため、コンクリート固化後に、スラブ型枠や梁型枠を取り外した際に、梁型枠上面に取り付けられていた型枠用開き止め金具の跡がスラブの下面に多数残り、これらの跡を事後補修するための余分な作業が必要となるという問題がある。
型枠用開き止め金具を、スラブ型枠の真下に位置する梁型枠の上面に釘等で固定するため、コンクリート固化後に、スラブ型枠や梁型枠を取り外した際に、梁型枠上面に取り付けられていた型枠用開き止め金具の跡がスラブの下面に多数残り、これらの跡を事後補修するための余分な作業が必要となるという問題がある。
この考案は、上述した課題を解決するためになされたもので、工数と資材を節約することができ、しかも、事後補修という余分な作業を必要としない型枠用開き止め金具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の考案に係る型枠用開き止め金具は、裏面を型枠の横さん木に当接させて固定可能な取付部と、基部が取付部の表面側に軸支され且つ表面と平行な面内で回転自在な長状の回転部と、回転部材の先端部に設けられ且つ型枠に縦状に配された長尺状部材の上端を係止可能な係止部とを具備する構成とした。
かかる構成により、裏面を型枠の横さん木の下面に当接させて取付部を横さん木に固定し、回転部を回転させて、回転部の先端部を横さん木から突出させることができる。そして、型枠に縦状に配された長尺状部材の下部側を締結具で型枠に締め付けると共にこの長尺状部材の上端をこの先端部の係止部に係止することで、長尺状部材を型枠に固定することができる。
かかる構成により、裏面を型枠の横さん木の下面に当接させて取付部を横さん木に固定し、回転部を回転させて、回転部の先端部を横さん木から突出させることができる。そして、型枠に縦状に配された長尺状部材の下部側を締結具で型枠に締め付けると共にこの長尺状部材の上端をこの先端部の係止部に係止することで、長尺状部材を型枠に固定することができる。
請求項2の考案は、請求項1に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、パイプ又は角材であり、係止部は、回転部の先端部表面に突設され、且つその外形がパイプの内形にほぼ等しく、又はその内形がパイプ又は角材の外形にほぼ等しい筒体である構成とした。
請求項3の考案は、請求項1に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、丸形パイプであり、係止部は、回転部の先端部表面に突設され且つその幅が丸形パイプの内径にほぼ等しい1以上の金属板である構成とした。
請求項4の考案は、請求項1に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、パイプ又は角材であり、係止部は、回転部の先端部に穿設され、且つその形状がパイプ又は角材の外形にほぼ等しい孔である構成とした。
請求項5の考案は、請求項1に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、角形パイプであり、係止部は、回転部の先端部表面に所定間隔で平行に突設され且つ各幅と距離とで画成される矩形形状が角形パイプの内形にほぼ等しい1対の金属板である構成とした。
請求項6の考案は、請求項1に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、角形パイプであり、係止部は、回転部の先端部を折り曲げて表面側に断面略コ字状に突設し且つ表面視においてその外形が角形パイプの内形にほぼ等しい折曲部である構成とした。
請求項7の考案は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の型枠用開き止め金具において、回転部の裏面方向への撓みを防止する1以上のストッパを、回転部の裏面であって且つ取付部と重ならない部位に突設した構成とする。
また、請求項8の考案に係る型枠用開き止め金具は、基部の裏面を型枠の横さん木に当接させて固定可能な長尺状の取付部と、取付部の先端部に設けられ且つ型枠に縦状に配された長尺状部材の上端を係止可能な係止部とを具備する構成とした。
かかる構成により、基部の裏面を型枠の横さん木の下面に当接させ且つその先端部を横さん木から突出させた状態で、長尺状の取付部を横さん木に固定することができる。そして、型枠に縦状に配された長尺状部材の下部側を締結具で型枠に締め付けると共にこの長尺状部材の上端を取付部の先端部の係止部に係止することで、長尺状部材を型枠に固定することができる。
かかる構成により、基部の裏面を型枠の横さん木の下面に当接させ且つその先端部を横さん木から突出させた状態で、長尺状の取付部を横さん木に固定することができる。そして、型枠に縦状に配された長尺状部材の下部側を締結具で型枠に締め付けると共にこの長尺状部材の上端を取付部の先端部の係止部に係止することで、長尺状部材を型枠に固定することができる。
請求項9の考案は、請求項8に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、パイプ又は角材であり、係止部は、取付部の先端部表面に突設され、且つその外形がパイプの内形にほぼ等しく、又はその内形がパイプ又は角材の外形にほぼ等しい筒体である構成とした。
請求項10の考案は、請求項8に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、丸形パイプであり、係止部は、取付部の先端部表面に突設され且つその幅が丸形パイプの内径にほぼ等しい1以上の金属板である構成とした。
請求項11の考案は、請求項8に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、パイプ又は角材であり、係止部は、取付部の先端部に穿設され、且つその形状がパイプ又は角材の外形にほぼ等しい孔である構成とした。
請求項12の考案は、請求項8に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、角形パイプであり、係止部は、取付部の先端部表面に所定間隔で平行に突設され且つ各幅と距離とで画成される矩形形状が角形パイプの内形にほぼ等しい1対の金属板である構成とした。
請求項13の考案は、請求項8に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、角形パイプであり、係止部は、取付部の先端部を折り曲げて表面側に断面略コ字状に突設し且つ表面視においてその外形が角形パイプの内形にほぼ等しい折曲部である構成とした。
請求項14の考案は、請求項8ないし請求項13のいずれかに記載の型枠用開き止め金具において、取付部の裏面方向への撓みを防止する1以上のストッパを突設した構成とする。
さらに、請求項15の考案に係る型枠用開き止め金具は、裏面を型枠の横さん木に当接させて固定可能な矩形状の取付部と、取付部の表面のほぼ中央部に設けられ且つ型枠に縦状に配された長尺状部材の上端を係止可能な係止部とを具備する構成とした。
かかる構成により、取付部の裏面を型枠の横さん木に当接させて矩形状の取付部を横さん木に固定することができる。そして、型枠に縦状に配された長尺状部材の下部側を締結具で型枠に締め付けると共にこの長尺状部材の上端を取付部の表面のほぼ中央部に設けられた係止部に係止することで、長尺状部材を型枠に固定することができる。
かかる構成により、取付部の裏面を型枠の横さん木に当接させて矩形状の取付部を横さん木に固定することができる。そして、型枠に縦状に配された長尺状部材の下部側を締結具で型枠に締め付けると共にこの長尺状部材の上端を取付部の表面のほぼ中央部に設けられた係止部に係止することで、長尺状部材を型枠に固定することができる。
請求項16の考案は、請求項15に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、パイプ又は角材であり、係止部は、その外形がパイプの内形にほぼ等しく、又はその内形がパイプ又は角材の外形にほぼ等しい筒体である構成とした。
請求項17の考案は、請求項15に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、丸形パイプであり、係止部は、その幅が丸形パイプの内径にほぼ等しい1以上の金属板である構成とした。
請求項18の考案は、請求項15に記載の型枠用開き止め金具において、長尺状部材は、角形パイプであり、係止部は、所定間隔で平行に突設され且つ各幅と距離とで画成される矩形形状が角形パイプの内形にほぼ等しい1対の金属板である構成とした。
以上詳しく説明したように、この考案の型枠用開き止め金具によれば、型枠に縦状に配された長尺状部材の下部側を締結具で型枠に締め付けると共にこの長尺状部材の上端を係止部に係止するだけで、長尺状部材を型枠に固定することができるので、上部側を締結具で締め付ける作業を省くことができると共に上部締め付け用の締結具が不要となり、その分、工数と資材を節約することができるという効果がある。しかも、取付部を、スラブ型枠の真下に位置する梁型枠の横さん木の下面に固定することができるので、コンクリート固化後に、スラブ型枠や梁型枠を取り外した際に、梁型枠に取り付けられていた型枠用開き止め金具の跡がスラブの下面に付くという事態を防止することができ、この結果、事後補修という余分な作業を回避することができるという優れた効果がある。
以下、この考案の最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この考案の第1実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図2は、型枠用開き止め金具の表面図であり、図3は、図2の矢視A−A断面図であり、図4は、図2の矢視B−B断面図である。
図1に示すように、この実施例の型枠用開き止め金具1は、取付部2と回転部3と係止部4とを備えている。
取付部2は、その裏面2aを型枠100の横さん木110に当接させて固定可能な金属板体である。
図1に示すように、この実施例の型枠用開き止め金具1は、取付部2と回転部3と係止部4とを備えている。
取付部2は、その裏面2aを型枠100の横さん木110に当接させて固定可能な金属板体である。
具体的には、図2に示すように、取付部2は平面視において矩形状をなし、図3及び図4に示すように、表面2b側(図3の下側)に突出した断面コ字状の台座部20を中央部に有している。そして、ボルト5を螺入させるためのネジ孔21がこの台座部20に刻設されている。また、取付部2の四隅には、小孔22が穿設され、図1に示す釘23を、これらの小孔22に通して取付部2を横さん木110に固定することができるようになっている。
回転部3は、図2に示すように、その基部3bが取付部2の表面2b側で軸支された長尺状の金属板である。
具体的には、図3及び図4に示すように、回転部3の基部3bを取付部2の台座部20に当接し、基部3bに穿設された孔30と台座部20のネジ孔21とを一致させた状態で、ボルト5を回転部3の表面3a側(図3の下側)から孔30に挿通させると共にネジ孔21に螺入した。
これにより、図2の矢印で示すように、回転部3は、ボルト5を中心にして、取付部2の表面2bと平行な面内で自由に回転させることができるようになっている。
具体的には、図3及び図4に示すように、回転部3の基部3bを取付部2の台座部20に当接し、基部3bに穿設された孔30と台座部20のネジ孔21とを一致させた状態で、ボルト5を回転部3の表面3a側(図3の下側)から孔30に挿通させると共にネジ孔21に螺入した。
これにより、図2の矢印で示すように、回転部3は、ボルト5を中心にして、取付部2の表面2bと平行な面内で自由に回転させることができるようになっている。
図1において、係止部4は、回転部3の先端部3cの表面3a側に突設した金属板である。
具体的には、図2及び図3に示すように、係止部4は、回転部3の中心軸Lに沿って起立された矩形状の金属板であり、その幅Wは、図1に示す丸形パイプ200の内径d1にほぼ等しく設定されている。
これにより、丸形パイプ200を下方から係止部4に嵌めて係止させることができるようになっている。
具体的には、図2及び図3に示すように、係止部4は、回転部3の中心軸Lに沿って起立された矩形状の金属板であり、その幅Wは、図1に示す丸形パイプ200の内径d1にほぼ等しく設定されている。
これにより、丸形パイプ200を下方から係止部4に嵌めて係止させることができるようになっている。
次に、この実施例の型枠用開き止め金具の使用例について説明する。
図5は、型枠用開き止め金具1の取付状態を示す断面図である、図6は、型枠用開き止め金具1の取付状態を示す斜視図である。
図5に示すように、スラブ400の下側に梁300を作る場合においては、型枠100を梁300の両側面に配置して固定する必要がある。
この際、型枠用開き止め金具1は、型枠100の横さん木110の下面に取り付ける。
具体的には、図6に示すように、取付部2を釘23で横さん木110の下面110aに固定すると共に、回転部3を、下面110aに対してほぼ直角になるように回転させて、係止部4を横さん木110の外部に突出させる。かかる状態で、丸形パイプ200を型枠用開き止め金具1に係止させる。
図5は、型枠用開き止め金具1の取付状態を示す断面図である、図6は、型枠用開き止め金具1の取付状態を示す斜視図である。
図5に示すように、スラブ400の下側に梁300を作る場合においては、型枠100を梁300の両側面に配置して固定する必要がある。
この際、型枠用開き止め金具1は、型枠100の横さん木110の下面に取り付ける。
具体的には、図6に示すように、取付部2を釘23で横さん木110の下面110aに固定すると共に、回転部3を、下面110aに対してほぼ直角になるように回転させて、係止部4を横さん木110の外部に突出させる。かかる状態で、丸形パイプ200を型枠用開き止め金具1に係止させる。
図7は、丸形パイプ200の型枠用開き止め金具1への係止方法を示す断面図であり、図8は、丸形パイプ200を型枠用開き止め金具1を用いて型枠100に固定した状態を示す断面図である。
丸形パイプ200を固定するには、まず、図7(a)に示すように、丸形パイプ200の上端200aの開口を型枠用開き止め金具1の係止部4の真下に位置させた後、図7(b)に示すように、丸形パイプ200の開口を型枠用開き止め金具1の係止部4に嵌め込む。このとき、図1に示したように、係止部4の幅Wが丸形パイプ200の内径d1とほぼ等しく設定されているので、丸形パイプ200は、がたつくことなく、係止部4によって係止される。
かかる状態で、図8に示すように、丸形パイプ200の下端部200bを、型枠100のベニヤ板101の上側と下側とに取り付けられた横パイプ210の上に当てる。そして、ホームタイ(登録商標)等の締結具500を用いて、丸形パイプ200の下端部を下側の横パイプ210,210に締め付ける。これにより、丸形パイプ200の下端部200bが締結具500によって下側の横パイプ210,210の上に固定され、上端200aが型枠用開き止め金具1によって係止されるので、丸形パイプ200が型枠100に固定されることとなる。この結果、梁300両側の型枠100,100が丸形パイプ200と横パイプ210と締結具500のセパレータ510によって規定されることとなる。
丸形パイプ200を固定するには、まず、図7(a)に示すように、丸形パイプ200の上端200aの開口を型枠用開き止め金具1の係止部4の真下に位置させた後、図7(b)に示すように、丸形パイプ200の開口を型枠用開き止め金具1の係止部4に嵌め込む。このとき、図1に示したように、係止部4の幅Wが丸形パイプ200の内径d1とほぼ等しく設定されているので、丸形パイプ200は、がたつくことなく、係止部4によって係止される。
かかる状態で、図8に示すように、丸形パイプ200の下端部200bを、型枠100のベニヤ板101の上側と下側とに取り付けられた横パイプ210の上に当てる。そして、ホームタイ(登録商標)等の締結具500を用いて、丸形パイプ200の下端部を下側の横パイプ210,210に締め付ける。これにより、丸形パイプ200の下端部200bが締結具500によって下側の横パイプ210,210の上に固定され、上端200aが型枠用開き止め金具1によって係止されるので、丸形パイプ200が型枠100に固定されることとなる。この結果、梁300両側の型枠100,100が丸形パイプ200と横パイプ210と締結具500のセパレータ510によって規定されることとなる。
コンクリートを、両側の型枠100と下側の型枠120とで画成された空間内に打設し、コンクリートが固化した後、型枠100,120を取り外す。このとき、スラブ400下側の型枠130も一緒に取り外す。
従来では、型枠用開き止め金具を、型枠100の横さん木110の下面110a(図6参照)ではなく、横さん木110の上面に取り付け、型枠用開き止め金具が型枠130を上方に撓ませていた。このため、型枠100,130を取り外した後、スラブ400の下面に型枠用開き止め金具の跡が残るという不具合があった。
しかし、この実施例の型枠用開き止め金具1では、型枠用開き止め金具1を型枠100の横さん木110の下面110aに取り付けるので、型枠100,130を取り外した後に、型枠用開き止め金具の跡がスラブ400の下面に残るという不具合は生じない。したがって、事後補修作業を必要とせず、その分作業時間の短縮化を図ることができる。
また、図9に示すように、型枠100を取り外した後、型枠用開き止め金具1の回転部3を回転させて横さん木110の下側に納めることができる。
従来では、型枠用開き止め金具を、型枠100の横さん木110の下面110a(図6参照)ではなく、横さん木110の上面に取り付け、型枠用開き止め金具が型枠130を上方に撓ませていた。このため、型枠100,130を取り外した後、スラブ400の下面に型枠用開き止め金具の跡が残るという不具合があった。
しかし、この実施例の型枠用開き止め金具1では、型枠用開き止め金具1を型枠100の横さん木110の下面110aに取り付けるので、型枠100,130を取り外した後に、型枠用開き止め金具の跡がスラブ400の下面に残るという不具合は生じない。したがって、事後補修作業を必要とせず、その分作業時間の短縮化を図ることができる。
また、図9に示すように、型枠100を取り外した後、型枠用開き止め金具1の回転部3を回転させて横さん木110の下側に納めることができる。
このように、この実施例の型枠用開き止め金具1を用いることで、型枠用開き止め金具の跡の事後補修作業を必要とせず、その分作業時間の短縮化を図ることができる。また、丸形パイプ200を簡単に固定することができ、さらに、締結具500等の高価な資材を低減することができ、この結果、作業性の向上と資材のコストダウンとを図ることができる。
なお、この実施例の型枠用開き止め金具1に対する各種の変形例が考えられる。
図10は、第1実施例の変形例を示す型枠用開き止め金具の表面図である。
この型枠用開き止め金具は、係止部4を同形の2枚の金属板40,41を表面視で十字状に組んで、回転部3に取り付けたものである。
これにより、破線で示すように、丸形パイプ200が2枚の金属板40,41によって縦方向及び横方向から強固に支持される。
図10は、第1実施例の変形例を示す型枠用開き止め金具の表面図である。
この型枠用開き止め金具は、係止部4を同形の2枚の金属板40,41を表面視で十字状に組んで、回転部3に取り付けたものである。
これにより、破線で示すように、丸形パイプ200が2枚の金属板40,41によって縦方向及び横方向から強固に支持される。
次に、この考案の第2実施例について説明する。
図11は、この考案の第2実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図12は、型枠用開き止め金具の表面図であり、図13は、型枠用開き止め金具の断面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、係止部4を回転部3の先端部3cに突設した円筒体42で形成した点が、上記第1実施例と異なる。
具体的には、係止部4である円筒体42は、丸形パイプ200を係止するためのものであり、その外形が丸形パイプ200の内形にほぼ等しく、又はその内形が丸形パイプ200の外形にほぼ等しい。すなわち、図13に示すように、この円筒体42では、外径D1を、大径の丸形パイプ200−1の内径d1に等しく設定するか、内径D2を小径の丸形パイプ200−2の外径d2に等しく設定してある。
かかる構成により、円筒体42が丸形パイプ200に面接触して、丸形パイプ200を強固に保持する。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図11は、この考案の第2実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図12は、型枠用開き止め金具の表面図であり、図13は、型枠用開き止め金具の断面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、係止部4を回転部3の先端部3cに突設した円筒体42で形成した点が、上記第1実施例と異なる。
具体的には、係止部4である円筒体42は、丸形パイプ200を係止するためのものであり、その外形が丸形パイプ200の内形にほぼ等しく、又はその内形が丸形パイプ200の外形にほぼ等しい。すなわち、図13に示すように、この円筒体42では、外径D1を、大径の丸形パイプ200−1の内径d1に等しく設定するか、内径D2を小径の丸形パイプ200−2の外径d2に等しく設定してある。
かかる構成により、円筒体42が丸形パイプ200に面接触して、丸形パイプ200を強固に保持する。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この実施例の型枠用開き止め金具に対する各種の変形例が考えられる。
図14は、第2実施例の第1変形例を示す表面図であり、図15は、第2実施例の第2変形例を示す断面図である。
図14に示す型枠用開き止め金具は、角形パイプ用の金具であり、係止部4が角筒体43で成る。この角筒体43の外形を図示しない角形パイプの内形にほぼ等しく設定するか、又はその内形を角形パイプの外形にほぼ等しく設定することで、大径又は小径の角形パイプを係止することができるようにしている。勿論、中実のばた材等の角材も係止することができる。
一方、図15に示す型枠用開き止め金具では、上記円筒体42や角筒体43の係止部4において、底壁部4aを設けることにより、係止部4の強度を高めた。
図14は、第2実施例の第1変形例を示す表面図であり、図15は、第2実施例の第2変形例を示す断面図である。
図14に示す型枠用開き止め金具は、角形パイプ用の金具であり、係止部4が角筒体43で成る。この角筒体43の外形を図示しない角形パイプの内形にほぼ等しく設定するか、又はその内形を角形パイプの外形にほぼ等しく設定することで、大径又は小径の角形パイプを係止することができるようにしている。勿論、中実のばた材等の角材も係止することができる。
一方、図15に示す型枠用開き止め金具では、上記円筒体42や角筒体43の係止部4において、底壁部4aを設けることにより、係止部4の強度を高めた。
次に、この考案の第3実施例について説明する。
図16は、この考案の第3実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図17は、型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、係止部4を回転部3の先端部3cに穿設した円形孔44で形成した点が、上記第1及び第2実施例と異なる。
具体的には、係止部4である円形孔44は、丸形パイプ200を係止するためのものであり、その内形が丸形パイプ200の外形にほぼ等しい。すなわち、図17に示すように、この円形孔44の内径D2を丸形パイプ200の外径に等しく設定して、丸形パイプ200の上端部をこの円形孔44内に挿入することができるようにしている。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1及び第2実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図16は、この考案の第3実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図17は、型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、係止部4を回転部3の先端部3cに穿設した円形孔44で形成した点が、上記第1及び第2実施例と異なる。
具体的には、係止部4である円形孔44は、丸形パイプ200を係止するためのものであり、その内形が丸形パイプ200の外形にほぼ等しい。すなわち、図17に示すように、この円形孔44の内径D2を丸形パイプ200の外径に等しく設定して、丸形パイプ200の上端部をこの円形孔44内に挿入することができるようにしている。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1及び第2実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この実施例の型枠用開き止め金具に対する各種の変形例が考えられる。
図18は、第3実施例の変形例を示す表面図である。
図18に示す型枠用開き止め金具は、角形パイプ及び角材用の金具であり、係止部4が角孔45で成る。これにより、角形パイプや角材を角孔45内に挿入することで、これらを角孔45で係止することができるようになっている。
図18は、第3実施例の変形例を示す表面図である。
図18に示す型枠用開き止め金具は、角形パイプ及び角材用の金具であり、係止部4が角孔45で成る。これにより、角形パイプや角材を角孔45内に挿入することで、これらを角孔45で係止することができるようになっている。
次に、この考案の第4実施例について説明する。
図19は、この考案の第4実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図20は、型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、係止部4を回転部3の先端部3cに所定間隔で平行に突設した1対の金属板46a,46bで形成した点が、上記第1ないし第3実施例と異なる。
具体的には、係止部4である1対の金属板46a,46bは、図20に示すように、角形パイプ201を係止するためのものであり、金属板46a,46bの各幅W2と距離W3とで画成される矩形形状が破線で示す角形パイプ201の内形にほぼ等しく設定されている。
これにより、角形パイプ201の上端部開口をこれらの金属板46a,46bに挿入することができるようにしている。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1ないし第3実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図19は、この考案の第4実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図20は、型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、係止部4を回転部3の先端部3cに所定間隔で平行に突設した1対の金属板46a,46bで形成した点が、上記第1ないし第3実施例と異なる。
具体的には、係止部4である1対の金属板46a,46bは、図20に示すように、角形パイプ201を係止するためのものであり、金属板46a,46bの各幅W2と距離W3とで画成される矩形形状が破線で示す角形パイプ201の内形にほぼ等しく設定されている。
これにより、角形パイプ201の上端部開口をこれらの金属板46a,46bに挿入することができるようにしている。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1ないし第3実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この考案の第5実施例について説明する。
図21は、この考案の第5実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図22は、型枠用開き止め金具の断面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、図21に示すように、係止部4を回転部3の先端部3cに形成した折曲部47で構成した点が、上記第1ないし第4実施例と異なる。
具体的には、図22に示すように、係止部4である折曲部47は、回転部3の先端部3cを表面側(図22の下方)に断面コ字状に折り曲げて形成した。そして、折曲部47の外形を角形パイプ201の内形にほぼ等しく設定して、角形パイプ201の上端部開口201aを折曲部47に挿入することができるようにした。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1ないし第4実施例と同様であるので、その記載を省略する。
図21は、この考案の第5実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図22は、型枠用開き止め金具の断面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、図21に示すように、係止部4を回転部3の先端部3cに形成した折曲部47で構成した点が、上記第1ないし第4実施例と異なる。
具体的には、図22に示すように、係止部4である折曲部47は、回転部3の先端部3cを表面側(図22の下方)に断面コ字状に折り曲げて形成した。そして、折曲部47の外形を角形パイプ201の内形にほぼ等しく設定して、角形パイプ201の上端部開口201aを折曲部47に挿入することができるようにした。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1ないし第4実施例と同様であるので、その記載を省略する。
次に、この考案の第6実施例について説明する。
図23は、この考案の第6実施例に係る型枠用開き止め金具の取り付け状態を示す斜視図であり、図24は、型枠用開き止め金具の断面図であり、図25は、型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、図23に示すように、縦さん木111を有した型枠100の横さん木110に取り付けることができる構造を有している点が、上記第1ないし第5実施例と異なる。
すなわち、図23において、丸形パイプ200を固定する際には、横パイプ210,210(図8参照)を縦さん木111上に配し、丸形パイプ200をこれら横パイプ210,210上に当てる。このため、型枠用開き止め金具の回転部3の長さを縦さん木111の太さW4分だけ、上記第1ないし第5実施例の型枠用開き止め金具における回転部3の長さよりも長くする必要がある。
そこで、この実施例では、図24及び図25に示すように、第1実施例の型枠用開き止め金具1において、回転部3の長さを縦さん木111の太さW4だけ長くし、ストッパ6を取付部2から距離W4の部位に突設した。
具体的には、ストッパ6をボルトで構成し、ストッパ6の回転部3からの突設長さは、ストッパ6の先端が横スラブ400下側の型枠130下面に当接する長さに設定した。
図23は、この考案の第6実施例に係る型枠用開き止め金具の取り付け状態を示す斜視図であり、図24は、型枠用開き止め金具の断面図であり、図25は、型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、図23に示すように、縦さん木111を有した型枠100の横さん木110に取り付けることができる構造を有している点が、上記第1ないし第5実施例と異なる。
すなわち、図23において、丸形パイプ200を固定する際には、横パイプ210,210(図8参照)を縦さん木111上に配し、丸形パイプ200をこれら横パイプ210,210上に当てる。このため、型枠用開き止め金具の回転部3の長さを縦さん木111の太さW4分だけ、上記第1ないし第5実施例の型枠用開き止め金具における回転部3の長さよりも長くする必要がある。
そこで、この実施例では、図24及び図25に示すように、第1実施例の型枠用開き止め金具1において、回転部3の長さを縦さん木111の太さW4だけ長くし、ストッパ6を取付部2から距離W4の部位に突設した。
具体的には、ストッパ6をボルトで構成し、ストッパ6の回転部3からの突設長さは、ストッパ6の先端が横スラブ400下側の型枠130下面に当接する長さに設定した。
かかる構成により、図23に示すように、型枠用開き止め金具を横さん木110に取り付けると、ストッパ6の先端がスラブ400の型枠130下面に当接し、丸形パイプ200を下から係止部4に係止する際に、回転部3が上方に撓まないようにしている。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1ないし第5実施例と同様であるので、その記載は省略する。
その他の構成、作用及び効果は、上記第1ないし第5実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この実施例においても、各種変形例が考えられる。
図26は、第6実施例の第1変形例に係る型枠用開き止め金具を示し、図26(a)は型枠用開き止め金具の表面図であり、図26(b)は型枠用開き止め金具の断面図である。
これらの図に示すように、この変形例の型枠用開き止め金具では、上記第2実施例において、ストッパ6を係止部4である円筒体42の内部に取り付けた構成を成す。
また、図27は、第6実施例の第2変形例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この変形例の型枠用開き止め金具では、上記第4実施例において、ストッパ6を1対の金属板46a,46bの間に取り付けた構成を成す。
また、図28は、第6実施例の第3変形例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
この変形例の型枠用開き止め金具では、上記第5実施例において、ストッパ6を係止部4である第2凹部47の底部47aの中央に取り付けた構成を成す。
さらに、図29は、第6実施例のその他の変形例群を示す図である。
図29(a)〜(e)に示す型枠用開き止め金具は、上記第1実施例に係る型枠用開き止め金具,第1実施例の変形例に係る型枠用開き止め金具,第2実施例に係る型枠用開き止め金具,第2実施例の第2変形例に係る型枠用開き止め金具,及び第3実施例の型枠用開き止め金具において、2本のストッパ6−1,6−2を係止部4を挟むように係止部4の前方と後方に突設した構成を成す。
また、図29(f)は、上記第5実施例の型枠用開き止め金具において、3本のストッパ6−1〜6−3を突設した構成を成す。
図26は、第6実施例の第1変形例に係る型枠用開き止め金具を示し、図26(a)は型枠用開き止め金具の表面図であり、図26(b)は型枠用開き止め金具の断面図である。
これらの図に示すように、この変形例の型枠用開き止め金具では、上記第2実施例において、ストッパ6を係止部4である円筒体42の内部に取り付けた構成を成す。
また、図27は、第6実施例の第2変形例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この変形例の型枠用開き止め金具では、上記第4実施例において、ストッパ6を1対の金属板46a,46bの間に取り付けた構成を成す。
また、図28は、第6実施例の第3変形例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
この変形例の型枠用開き止め金具では、上記第5実施例において、ストッパ6を係止部4である第2凹部47の底部47aの中央に取り付けた構成を成す。
さらに、図29は、第6実施例のその他の変形例群を示す図である。
図29(a)〜(e)に示す型枠用開き止め金具は、上記第1実施例に係る型枠用開き止め金具,第1実施例の変形例に係る型枠用開き止め金具,第2実施例に係る型枠用開き止め金具,第2実施例の第2変形例に係る型枠用開き止め金具,及び第3実施例の型枠用開き止め金具において、2本のストッパ6−1,6−2を係止部4を挟むように係止部4の前方と後方に突設した構成を成す。
また、図29(f)は、上記第5実施例の型枠用開き止め金具において、3本のストッパ6−1〜6−3を突設した構成を成す。
次に、この考案の第7実施例について説明する。
図30は、この考案の第7実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図31は、型枠用開き止め金具の表面図であり、図32は、型枠用開き止め金具の断面図である。
図30に示すように、この実施例の型枠用開き止め金具1−1は、上記第1実施例に対応するもので、取付部2−1と係止部4とを備えている。
取付部2−1は、その裏面2a−1を型枠100の横さん木110に当接させて固定可能な長尺状の金属板体である。
図30は、この考案の第7実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図31は、型枠用開き止め金具の表面図であり、図32は、型枠用開き止め金具の断面図である。
図30に示すように、この実施例の型枠用開き止め金具1−1は、上記第1実施例に対応するもので、取付部2−1と係止部4とを備えている。
取付部2−1は、その裏面2a−1を型枠100の横さん木110に当接させて固定可能な長尺状の金属板体である。
具体的には、図31及び図32に示すように、取付部2−1は平面視において長方形状をなし、基部の四隅には、小孔22が穿設され、図30に示す釘23を、これらの小孔22に通して取付部2−1を横さん木110に固定することができるようになっている。
図30において、係止部4は、上記第1実施例と同様に、取付部2−1の先端部2c−1の表面2b−1側に突設した金属板であり、その幅は、丸形パイプ200(図1参照)の内径にほぼ等しく設定されている。
これにより、丸形パイプ200を下方から係止部4に嵌めて係止させることができるようになっている。
その他の構成,作用及び効果は、上記第1実施例と同様であるので、その記載は省略する。
これにより、丸形パイプ200を下方から係止部4に嵌めて係止させることができるようになっている。
その他の構成,作用及び効果は、上記第1実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この実施例の型枠用開き止め金具1−1に対する各種の変形例が考えられる。
図33は、第7実施例の変形例を示す型枠用開き止め金具の表面図である。この型枠用開き止め金具は、図10に示した第1実施例の変形例に対応するもので、係止部4を同形の2枚の金属板40,41を表面視で十字状に組んで、取付部2−1に取り付けたものである。
図33は、第7実施例の変形例を示す型枠用開き止め金具の表面図である。この型枠用開き止め金具は、図10に示した第1実施例の変形例に対応するもので、係止部4を同形の2枚の金属板40,41を表面視で十字状に組んで、取付部2−1に取り付けたものである。
次に、この考案の第8実施例について説明する。
図34は、この考案の第8実施例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第2実施例に対応するもので、係止部4を取付部2−1の先端部2c−1に突設した円筒体42で形成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第2実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図34は、この考案の第8実施例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第2実施例に対応するもので、係止部4を取付部2−1の先端部2c−1に突設した円筒体42で形成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第2実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この実施例の型枠用開き止め金具に対する各種の変形例が考えられる。
図35は、第8実施例の第1変形例を示す表面図であり、図36は、第8実施例の第2変形例を示す断面図である。
図35に示す型枠用開き止め金具は、図14に示した第2実施例の第1変形例に対応するもので、係止部4が角筒体43で成る。
一方、図36に示す型枠用開き止め金具は、図15に示した第2実施例の第2変形例に対応するもので、上記円筒体42や角筒体43の係止部4において、底壁部4aを設けることにより、係止部4の強度を高めた。
図35は、第8実施例の第1変形例を示す表面図であり、図36は、第8実施例の第2変形例を示す断面図である。
図35に示す型枠用開き止め金具は、図14に示した第2実施例の第1変形例に対応するもので、係止部4が角筒体43で成る。
一方、図36に示す型枠用開き止め金具は、図15に示した第2実施例の第2変形例に対応するもので、上記円筒体42や角筒体43の係止部4において、底壁部4aを設けることにより、係止部4の強度を高めた。
次に、この考案の第9実施例について説明する。
図37は、この考案の第9実施例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第3実施例に対応するもので、係止部4を取付部2−1の先端部2c−1に穿設した円形孔44で形成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第3実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図37は、この考案の第9実施例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第3実施例に対応するもので、係止部4を取付部2−1の先端部2c−1に穿設した円形孔44で形成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第3実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この実施例の型枠用開き止め金具に対する各種の変形例が考えられる。
図38は、第9実施例の変形例を示す表面図である。
図38に示す型枠用開き止め金具は、図18に示した第3実施例の変形例に対応するもので、係止部4が角孔45で成る。これにより、角形パイプや角材を角孔45内に挿入することで、これらを角孔45で係止することができるようになっている。
図38は、第9実施例の変形例を示す表面図である。
図38に示す型枠用開き止め金具は、図18に示した第3実施例の変形例に対応するもので、係止部4が角孔45で成る。これにより、角形パイプや角材を角孔45内に挿入することで、これらを角孔45で係止することができるようになっている。
次に、この考案の第10実施例について説明する。
図39は、この考案の第10実施例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第4実施例に対応するもので、係止部4を取付部2−1の先端部2c−1に所定間隔で平行に突設した1対の金属板46a,46bで形成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第4実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図39は、この考案の第10実施例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第4実施例に対応するもので、係止部4を取付部2−1の先端部2c−1に所定間隔で平行に突設した1対の金属板46a,46bで形成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第4実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この考案の第11実施例について説明する。
図40は、この考案の第11実施例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第5実施例に対応するもので、図40に示すように、係止部4を取付部2−1の先端部2c−1に形成した折曲部47で構成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第5実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図40は、この考案の第11実施例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第5実施例に対応するもので、図40に示すように、係止部4を取付部2−1の先端部2c−1に形成した折曲部47で構成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第5実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この考案の第12実施例について説明する。
図41は、この考案の第12実施例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第6実施例に対応するもので、縦さん木111を有した型枠100(図23参照)の横さん木110に取り付けることができる構造を有している。
すなわち、第7実施例の型枠用開き止め金具1−1において、取付部2−1の長さを縦さん木111の太さW4だけ長くし、ストッパ6を取付部2から距離W4の部位に突設した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第6実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図41は、この考案の第12実施例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第6実施例に対応するもので、縦さん木111を有した型枠100(図23参照)の横さん木110に取り付けることができる構造を有している。
すなわち、第7実施例の型枠用開き止め金具1−1において、取付部2−1の長さを縦さん木111の太さW4だけ長くし、ストッパ6を取付部2から距離W4の部位に突設した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第6実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この実施例においても、各種変形例が考えられる。
図42は、第12実施例の第1変形例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
図42に示すように、この変形例の型枠用開き止め金具は、図26に示した第6実施例の第1変形例に対応するもので、ストッパ6を係止部4である円筒体42の内部に取り付けた構成を成す。
また、図43は、第12実施例の第2変形例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この変形例の型枠用開き止め金具は、図27に示した第6実施例の第2変形例に体尾するもので、ストッパ6を1対の金属板46a,46bの間に取り付けた構成を成す。
また、図44は、第12実施例の第3変形例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
この変形例の型枠用開き止め金具は、図28に示した第6実施例の第3変形例に対応するもので、ストッパ6を係止部4である第2凹部47の底部47aの中央に取り付けた構成を成す。
さらに、図45は、第12実施例のその他の変形例群を示す図である。
図45(a)〜(e)に示す型枠用開き止め金具は、上記第7実施例に係る型枠用開き止め金具,第7実施例の変形例に係る型枠用開き止め金具,第8実施例に係る型枠用開き止め金具,第8実施例の第2変形例に係る型枠用開き止め金具,及び第9実施例の型枠用開き止め金具において、2本のストッパ6−1,6−2を係止部4を挟むように係止部4の前方と後方に突設した構成を成す。
また、図45(f)は、上記第11実施例の型枠用開き止め金具において、3本のストッパ6−1〜6−3を突設した構成を成す。
図42は、第12実施例の第1変形例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
図42に示すように、この変形例の型枠用開き止め金具は、図26に示した第6実施例の第1変形例に対応するもので、ストッパ6を係止部4である円筒体42の内部に取り付けた構成を成す。
また、図43は、第12実施例の第2変形例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この変形例の型枠用開き止め金具は、図27に示した第6実施例の第2変形例に体尾するもので、ストッパ6を1対の金属板46a,46bの間に取り付けた構成を成す。
また、図44は、第12実施例の第3変形例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
この変形例の型枠用開き止め金具は、図28に示した第6実施例の第3変形例に対応するもので、ストッパ6を係止部4である第2凹部47の底部47aの中央に取り付けた構成を成す。
さらに、図45は、第12実施例のその他の変形例群を示す図である。
図45(a)〜(e)に示す型枠用開き止め金具は、上記第7実施例に係る型枠用開き止め金具,第7実施例の変形例に係る型枠用開き止め金具,第8実施例に係る型枠用開き止め金具,第8実施例の第2変形例に係る型枠用開き止め金具,及び第9実施例の型枠用開き止め金具において、2本のストッパ6−1,6−2を係止部4を挟むように係止部4の前方と後方に突設した構成を成す。
また、図45(f)は、上記第11実施例の型枠用開き止め金具において、3本のストッパ6−1〜6−3を突設した構成を成す。
次に、この考案の第13実施例について説明する。
図46は、この考案の第13実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図47は、型枠用開き止め金具の断面図である。
図46に示すように、この実施例の型枠用開き止め金具1−2は、上記第7実施例に対応するもので、取付部2−2と係止部4とを備えている。
取付部2−2は、その裏面2a−2を型枠100の横さん木110に当接させて固定可能な短い矩形状の金属板体である。
図46は、この考案の第13実施例に係る型枠用開き止め金具の分解斜視図であり、図47は、型枠用開き止め金具の断面図である。
図46に示すように、この実施例の型枠用開き止め金具1−2は、上記第7実施例に対応するもので、取付部2−2と係止部4とを備えている。
取付部2−2は、その裏面2a−2を型枠100の横さん木110に当接させて固定可能な短い矩形状の金属板体である。
具体的には、取付部2−2は平面視においてほぼ正方形状をなし、その四隅には、小孔22が穿設され、釘23を、これらの小孔22に通して取付部2−2を横さん木110の裏面110aに直接固定することができるようになっている。
図47において、係止部4は、上記第7実施例と同様に、取付部2−2の中央部の表面2b−2側に突設した金属板であり、その幅は、丸形パイプ200(図1参照)の内径にほぼ等しく設定されている。
これにより、丸形パイプ200を下方から係止部4に嵌めて係止させることができるようになっている。
その他の構成,作用及び効果は、上記第7実施例と同様であるので、その記載は省略する。
これにより、丸形パイプ200を下方から係止部4に嵌めて係止させることができるようになっている。
その他の構成,作用及び効果は、上記第7実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この実施例の型枠用開き止め金具1−2に対する各種の変形例が考えられる。
図48は、第13実施例の変形例を示す型枠用開き止め金具の表面図である。
この型枠用開き止め金具は、図33に示した第7実施例の変形例に対応するもので、係止部4を同形の2枚の金属板40,41を表面視で十字状に組んで、取付部2−2の中央部に取り付けたものである。
図48は、第13実施例の変形例を示す型枠用開き止め金具の表面図である。
この型枠用開き止め金具は、図33に示した第7実施例の変形例に対応するもので、係止部4を同形の2枚の金属板40,41を表面視で十字状に組んで、取付部2−2の中央部に取り付けたものである。
次に、この考案の第14実施例について説明する。
図49は、この考案の第8実施例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第8実施例に対応するもので、係止部4を取付部2−2の中央部に突設した円筒体42で形成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第8実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図49は、この考案の第8実施例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第8実施例に対応するもので、係止部4を取付部2−2の中央部に突設した円筒体42で形成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第8実施例と同様であるので、その記載は省略する。
なお、この実施例の型枠用開き止め金具に対する各種の変形例が考えられる。
図50は、第14実施例の第1変形例を示す表面図であり、図51は、第14実施例の第2変形例を示す断面図である。
図50に示す型枠用開き止め金具は、図35に示した第8実施例の第1変形例に対応するもので、係止部4が角筒体43で成る。
一方、図51に示す型枠用開き止め金具は、図36に示した第8実施例の第2変形例に対応するもので、上記円筒体42や角筒体43の係止部4において、底壁部4aを設けることにより、係止部4の強度を高めた。
図50は、第14実施例の第1変形例を示す表面図であり、図51は、第14実施例の第2変形例を示す断面図である。
図50に示す型枠用開き止め金具は、図35に示した第8実施例の第1変形例に対応するもので、係止部4が角筒体43で成る。
一方、図51に示す型枠用開き止め金具は、図36に示した第8実施例の第2変形例に対応するもので、上記円筒体42や角筒体43の係止部4において、底壁部4aを設けることにより、係止部4の強度を高めた。
次に、この考案の第15実施例について説明する。
図52は、この考案の第15実施例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第10実施例に対応するもので、係止部4を取付部2−2の中央部に所定間隔で平行に突設した1対の金属板46a,46bで形成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第10実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図52は、この考案の第15実施例に係る型枠用開き止め金具の表面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第10実施例に対応するもので、係止部4を取付部2−2の中央部に所定間隔で平行に突設した1対の金属板46a,46bで形成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第10実施例と同様であるので、その記載は省略する。
次に、この考案の第2実施例について説明する。
図53は、この考案の第16実施例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第11実施例に対応するもので、図53に示すように、係止部4を取付部2−2の中央部に形成した折曲部47で構成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第11実施例と同様であるので、その記載は省略する。
図53は、この考案の第16実施例に係る型枠用開き止め金具の断面図である。
この実施例の型枠用開き止め金具は、上記第11実施例に対応するもので、図53に示すように、係止部4を取付部2−2の中央部に形成した折曲部47で構成した。
その他の構成、作用及び効果は、上記第11実施例と同様であるので、その記載は省略する。
1,1−1,1−2…型枠用開き止め金具、 2,2−1,2−2…取付部、 2a,2a−1,2a−2,110a…裏面、 2b,2b−1,2b−2,3a…表面、 2c,2c−1,3c…先端部、 3…回転部、 3b…基部、 4…係止部、 4a…底壁部、 5…ボルト、 6…ストッパ、 20…台座部、 21…ネジ孔、 22…小孔、 23…釘、 30…孔、 40,41,46a,46b…金属板、 42…円筒体、 43…角筒体、 44…円形孔、 45…角孔、 47…折曲部、 47a…底部、 100,120,130…型枠、 101…ベニヤ板、 110…横さん木、 110a…下面、 111…縦さん木、 200…丸形パイプ、 200a…上端、 200b…下端部、 201…角形パイプ、 210…横パイプ、 300…梁、 400…スラブ、 500…締結具、 510…セパレータ。
Claims (18)
- 裏面を型枠の横さん木に当接させて固定可能な取付部と、
基部が上記取付部の表面側に軸支され且つ当該表面と平行な面内で回転自在な長状の回転部と、
上記回転部材の先端部に設けられ且つ上記型枠に縦状に配された長尺状部材の上端を係止可能な係止部と
を具備することを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項1に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、パイプ又は角材であり、
上記係止部は、上記回転部の先端部表面に突設され、且つその外形が上記パイプの内形にほぼ等しく、又はその内形が上記パイプ又は角材の外形にほぼ等しい筒体である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項1に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、丸形パイプであり、
上記係止部は、上記回転部の先端部表面に突設され且つその幅が上記丸形パイプの内径にほぼ等しい1以上の金属板である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項1に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、パイプ又は角材であり、
上記係止部は、上記回転部の先端部に穿設され、且つその形状が上記パイプ又は角材の外形にほぼ等しい孔である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項1に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、角形パイプであり、
上記係止部は、上記回転部の先端部表面に所定間隔で平行に突設され且つ各幅と距離とで画成される矩形形状が上記角形パイプの内形にほぼ等しい1対の金属板である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項1に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、角形パイプであり、
上記係止部は、上記回転部の先端部を折り曲げて表面側に断面略コ字状に突設し且つ表面視においてその外形が上記角形パイプの内形にほぼ等しい折曲部である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の型枠用開き止め金具において、
上記回転部の裏面方向への撓みを防止する1以上のストッパを、上記回転部の裏面であって且つ上記取付部と重ならない部位に突設した、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 基部の裏面を型枠の横さん木に当接させて固定可能な長尺状の取付部と、
上記取付部の先端部に設けられ且つ上記型枠に縦状に配された長尺状部材の上端を係止可能な係止部と
を具備することを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項8に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、パイプ又は角材であり、
上記係止部は、上記取付部の先端部表面に突設され、且つその外形が上記パイプの内形にほぼ等しく、又はその内形が上記パイプ又は角材の外形にほぼ等しい筒体である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項8に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、丸形パイプであり、
上記係止部は、上記取付部の先端部表面に突設され且つその幅が上記丸形パイプの内径にほぼ等しい1以上の金属板である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項8に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、パイプ又は角材であり、
上記係止部は、上記取付部の先端部に穿設され、且つその形状が上記パイプ又は角材の外形にほぼ等しい孔である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項8に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、角形パイプであり、
上記係止部は、上記取付部の先端部表面に所定間隔で平行に突設され且つ各幅と距離とで画成される矩形形状が上記角形パイプの内形にほぼ等しい1対の金属板である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項8に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、角形パイプであり、
上記係止部は、上記取付部の先端部を折り曲げて表面側に断面略コ字状に突設し且つ表面視においてその外形が上記角形パイプの内形にほぼ等しい折曲部である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項8ないし請求項13のいずれかに記載の型枠用開き止め金具において、
上記取付部の裏面方向への撓みを防止する1以上のストッパを突設した、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 裏面を型枠の横さん木に当接させて固定可能な矩形状の取付部と、
上記取付部の表面のほぼ中央部に設けられ且つ上記型枠に縦状に配された長尺状部材の上端を係止可能な係止部と
を具備することを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項15に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、パイプ又は角材であり、
上記係止部は、その外形が上記パイプの内形にほぼ等しく、又はその内形が上記パイプ又は角材の外形にほぼ等しい筒体である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項15に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、丸形パイプであり、
上記係止部は、その幅が上記丸形パイプの内径にほぼ等しい1以上の金属板である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。 - 請求項15に記載の型枠用開き止め金具において、
上記長尺状部材は、角形パイプであり、
上記係止部は、所定間隔で平行に突設され且つ各幅と距離とで画成される矩形形状が上記角形パイプの内形にほぼ等しい1対の金属板である、
ことを特徴とする型枠用開き止め金具。
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