JP3802647B2 - ディスク収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばミニ・ディスクなどのディスク収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ミニ・ディスク(MD)用のディスク収納ケースとして、図8に示すようにケース本体31と、透明な蓋体32と、ケース本体1の奥側の側壁に対向して取着されるバネ体からなるストッパ36との3点の部品からなるものが知られている。
これら3点の部品はそれぞれ別個に製造され、後に互いに組込んでディスク収納ケースを完成させるようにしている。
すなわち、まず、ストッパ36をケース本体1の突当たり壁面33(ディスクを挿脱するための開口辺と対向する側の辺)の近傍に形成された一対の取付け用ブラケットにそれぞれ嵌合させ、その状態でケース本体31と蓋体32とをそれぞれに溝(図示しない)を介して嵌合させて組立てられている。
このディスク収納ケースによれば、ディスクを上記開口部を介して挿入した場合、ディスクの両側面がストッパ36と圧接して、ディスクが容易に脱落しないようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のMD用ディスク収納ケースは、各部品の別々の製造、その後の組立ての手数などの理由により、製造コストが増大するという問題があった。
そしてこの問題点は、ケースカセット入りディスクにおいても同様であった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、従来、ディスク収納ケースのために必要としていた上記3点の部品を一体に成形することができると共に、簡単に組立てうるディスク収納ケースを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、
ミニディスク等のケースカセット入りディスクを投入可能な挿入口を開口し、内周壁に前記ケースカセットに形成された凹部に係脱自在な突部からなるディスク用ストッパを有してなる箱型のディスク収納ケースにおいて、
前方側を挿入口側とし、外周に沿って左右側壁部および後方壁部を立設したケース本体と、
ケース本体の周壁の後側壁部に薄肉に形成されたヒンジ部を介して一体に連接され、左右側壁部に嵌め込まれる左右側方壁を有する蓋部と、ケース本体に蓋部を係止する係止手段とからなっており、
ディスク用ストッパが、蓋体の左右側方壁に一体に形成されて中央に向かって突設する帯状片からなっており、該帯状片を、左右に設けられた略円弧状の一対の突出基部と中央に設けられて最も内側に突出された円弧状の中央突部とに曲成しており、前記中央突部と突出基部との連接部分を薄肉に設定して中央基部が撓みうるように形成してなり、
前記ディスク挿入時に前記中央突部を撓ませてケースカセット入りディスクの凹部と整合する位置まで通し、該凹部と前記中央突部が整合すると付勢力で突入して係止してなる、という技術的手段を講じている。
【0005】
また、請求項2の発明では、
ディスク用ストッパが、請求項1の蓋体の左右側方壁に代えて、ケース本体の左右側方壁に一体に形成されて中央に向かって突設する帯状片からなっており、該帯状片を、左右に設けられた略円弧状の一対の突出基部と中央に設けられて最も内側に突出された円弧状の中央突部とに曲成しており、前記中央突部と突出基部との連接部分を薄肉に設定して中央基部が撓みうるように形成してなり、
前記ディスク挿入時に前記中央突部を撓ませてケースカセット入りディスクの凹部と整合する位置まで通し、該凹部と前記中央突部が整合すると付勢力で突入して係止してなる、という技術的手段を講じている。
ここで、請求項1および請求項2の発明において、ストッパは、蓋体の場合に左右側方壁のいずれか一方であってもよく、またケース本体の場合に左右側壁部のいずれか一方であってもよい。
【0006】
請求項3の発明では、
側壁部が、蓋体の外周縁より内側で立設し蓋部の先端縁に沿って外向きの段部を有する隆起部を有しており、連結時にこれと対応する周壁の左右側方部に上記段部と係合する内向きの段部を有する隆起部を設けてこれらを係止手段となし、蓋体とケース本体の連結時に周壁の左右側方部の隆起部と蓋体の外周縁との間に長手方向に延びる溝部を形成してなる、という技術的手段を講じている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明のディスク収納ケースの好適実施例について図面を参照しながら説明する。
図1に示すディスク収納ケース1は、ケース本体10にヒンジ部8を介して連接された蓋体2とからなっている。
【0008】
ケース本体10は、矩形の広面からなるケース本体基板11と、その前方辺を除いた3辺、すなわち左右一対の側方辺と、前方辺と対峙する後側壁部のそれぞれに沿って平面コ字状に立上り、左右側壁部12、13と後側壁部14とからなる周壁を有している。
【0009】
このケース本体10の後側壁部14には、断面略VまたはU字状の溝(肉薄部)からなるヒンジ部8が一体に連接されている。
そしてこのヒンジ部8を介して、上記ケース本体10の左右側壁部12、13の内壁面にそれぞれ嵌合する一対の左右側方壁4、5が蓋基板3上に立設された蓋体2が連接されている。
【0010】
次に、蓋体2の左右側方壁4、5の内面でヒンジ部8近傍にはストッパ6がそれぞれ1個ずつ対向して設けられている。
このストッパ6は、図2および図3に一例を示すように、帯状片を、左右に設けられた略円弧状の突出基部6a、6cと中央に設けられて最も内側に突出された円弧状の中央突部6bとに曲成しており、該中央突部6bと突出基部6a、6cとの連接部分6e、6fが薄肉に設定されている。
【0011】
従って、中央突部6bが後述のようにケースカセットの両サイドで押圧されたとき、図4に示すように弾性的に窪みつつケースカセット(図中MDで一方の稜線を示す)の両サイドの下側に形成された凹部に突入して係合保持するようになっている。
このストッパ6は、蓋体2の左右側方壁4、5に一体的に形成され、ディスク収納ケースの成形時に同時に成形される。
【0012】
この実施例では、図2(a)に明瞭に示すように、ストッパ6の背面となる左右側方壁4、5に上記ストッパ6を一体に形成するための金型抜取り用の孔7が形成されている。
この金型抜取り用の孔7は、上記構成に代えて図2(b)に示すように、ストッパ6の下側の基板3に金型抜取り用の孔7を形成してもよい。
【0013】
本実施例では、さらに図5(a)に示すように、左右側方壁4、5が蓋体の基板3の外周縁より内側で立設しており、先端縁に沿って外向きの段部を有する外向き係止部4a、5aを有しており、連結時にこれと対応する周壁の左右側壁部12、13に上記段部と係合する内向きの段部を有する内向き係止部12a、13aを設けている。
【0014】
そして、蓋体2とケース本体10の連結時に左右側方壁4、5で前記外向き係止部4a、5aと内向き係止部12a、13aの係合箇所と蓋基板3の外周縁との間に長手方向に延びる一連の溝部が形成できるようになっている。
これにより、図5(c)に示す従来構成のように、左右側壁部12、13の形状を内向き隆起部12a、13aから更に基板2の外周縁に衝合するまで延出する片12b、13bを設けないで溝部を形成しているので、構造が簡単になる。
【0015】
また、図5(b)に示すように、蓋体2とケース本体10の連結時に左右側方壁4、5で前記外向き係止部4a、5aと内向き係止部12a、13aで係合して、蓋基板3の外周縁との間に溝部ができないように密着形成してもよい。
あるいは、左右側方壁4、5と左右側壁部12、13との接触面に凹凸係合する凹部と凸部を設ける係止手段を設けてもよい。
その他、公知の係止手段を用いることができる。
【0016】
上記実施例では、ストッパ6を蓋体2に設けた場合を例示したが、図7に示すようにケース本体側に設けてもよい。
この場合、ケース本体の左右側壁部12、13の内面で後方辺近傍にストッパ6がそれぞれ1個ずつ対向して設けられる。
なお、ストッパ6の位置に対応する蓋体2の左右側方壁4、5にはケース本体と蓋体とを組み合わせたときにストッパ6が左右側方壁4、5により重なったり覆われたりしないように窓部または切欠き部を形成することができる。
【0017】
本実施例の場合の係止手段は、図7に示すようにケース本体の周壁の左右側壁部の内面にそれぞれ一対の係合凹部21が互いに離間して設けられている。
これら一対の係合凹部21に対応して蓋体の左右側方壁4、5には一対の係合凸部22がそれぞれ設けられていて、蓋体2をケース本体10に組み合わせるとき係合凹部21と係合凸部22が係合し蓋体2とケース本体10とを強固に固定、保持するようになっている。
なお、この第2の係合凸部22は下面を斜めに形成すれば第1の係合凹部21とスムーズに摺接、嵌合し得る。
【0018】
上記実施例ではミニディスク(MD)を収納するケースについて説明したが、各種の磁気または光学ディスクを収納するケースであってもよい。
また、上記実施例ではストッパの形状としては1または複数の帯状の突部からなるものであってもよく、例えば図6に示すように1個の突部からなるものであってもよい。
また、ストッパの突部の形状は図示例に限定されるものではなく、復帰可能に撓むものであればその突出形状は特に限定されるものではない。
その他、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0019】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明のディスク収納ケースによれば、従来、ディスク収納ケース製造のために別体に準備していたストッパをケースの成形工程で同時に成形することができ、しかも組立ての手間をほとんど必要としないから、製造コストの著しい低減を図ることができる。
なお、本発明のディスク収納ケースはディスク収納ケースに限らず、あらゆる種類のディスクの収納ケースに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に係わるディスク収納ケースの斜視図。
【図2】 図1に示すディスク収納ケースのストッパ部分の斜視図。
【図3】 図2に示すディスク収納ケースのストッパ部分の平面図。
【図4】 図3に示すディスク収納ケースのストッパの動作を説明するための平面図。
【図5】 ケース本体と蓋体との合体時の係合状態を説明するための断面図であって(a)は本実施例の構成、(b)は異なる実施例の構成、(c)は従来の構成。
【図6】 図1に示すディスク収納ケースのストッパ部分の他の例を示す斜視図。
【図7】 ストッパをケース本体に設けた場合の斜視図。
【図8】 従来のミニ・ディスク収納ケースの分解斜視図。
【符号の説明】
1…ディスク収納ケース、
2…蓋体、
3…蓋体基板、
4、5…左右側方壁、
4a、5a…外向き隆起部
6…ストッパ
6a、6b、6c…円弧、
6e、6f…連結部、
7…孔、
8…ヒンジ部、
10…ケース本体、
11…本体基板
12、13…左右側壁部、
12a、13a…内向き隆起部
14…後側壁部、

Claims (3)

  1. ミニディスク等のケースカセット入りディスクを投入可能な挿入口を開口し、内周壁に前記ケースカセットに形成された凹部に係脱自在な突部からなるディスク用ストッパを有してなる箱型のディスク収納ケースにおいて、
    前方側を挿入口側とし、外周に沿って左右側壁部および後方壁部を立設したケース本体と、
    ケース本体の周壁の後側壁部に薄肉に形成されたヒンジ部を介して一体に連接され、左右側壁部に嵌め込まれる左右側方壁を有する蓋部と、ケース本体に蓋部を係止する係止手段とからなっており、
    ディスク用ストッパが、蓋体の左右側方壁に一体に形成されて中央に向かって突設する帯状片からなっており、該帯状片を、左右に設けられた略円弧状の一対の突出基部と中央に設けられて最も内側に突出された円弧状の中央突部とに曲成しており、前記中央突部と突出基部との連接部分を薄肉に設定して中央基部が撓みうるように形成してなり、
    前記ディスク挿入時に前記中央突部を撓ませてケースカセット入りディスクの凹部と整合する位置まで通し、該凹部と前記中央突部が整合すると付勢力で突入して係止してなることを特徴とするディスク収納ケース。
  2. ミニディスク等のケースカセット入りディスクを投入可能な挿入口を開口し、内周壁に前記ケースカセットに形成された凹部に係脱自在な突部からなるディスク用ストッパを有してなる箱型のディスク収納ケースにおいて、
    前方側を挿入口側とし、外周に沿って左右側壁部および後方壁部を立設したケース本体と、
    ケース本体の周壁の後側壁部に薄肉に形成されたヒンジ部を介して一体に連接され、左右側壁部に嵌め込まれる左右側方壁を有する蓋部と、ケース本体に蓋部を係止する係止手段とからなっており、
    ディスク用ストッパが、ケース本体の左右側方壁に一体に形成されて中央に向かって突設する帯状片からなっており、該帯状片を、左右に設けられた略円弧状の一対の突出基部と中央に設けられて最も内側に突出された円弧状の中央突部とに曲成しており、前記中央突部と突出基部との連接部分を薄肉に設定して中央基部が撓みうるように形成してなり、
    前記ディスク挿入時に前記中央突部を撓ませてケースカセット入りディスクの凹部と整合する位置まで通し、該凹部と前記中央突部が整合すると付勢力で突入して係止してなることを特徴とするディスク収納ケース。
  3. 側方壁が、蓋体の外周縁より内側で立設し蓋部の先端縁に沿って外向きの段部を有する外向き隆起部を有しており、連結時にこれと対応する周壁の左右側方部に上記段部と係合する内向きの段部を有する内向き隆起部を設けてこれらを係止手段となしており、蓋体とケース本体の連結時に前記外向き隆起部と蓋体の外周縁との間に長手方向に延びる溝部を形成してなることを特徴とする請求項1または2に記載のディスク収納ケース。
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