JP3800313B2 - 圧接端子金具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧接端子金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧接端子金具の一例として、実公平6−21183号公報に記載されたものが知られている。この圧接端子金具1は、図8に示すように、ワイヤハーネスの幹線2から分岐線3に分岐するのに用いられるものであり、幹線2に導通接続される幹線接続部4と、分岐線3に導通接続される分岐線接続部5とを左右に備えている。このうち、幹線接続部4は、図9に示すように、正面から視てU字型に形成され、左右一対の側壁6から内側に圧接刃7がそれぞれ突設され、これら圧接刃7の上方から幹線2を圧接することで、圧接刃7により被覆2aが切り裂かれるとともに芯線2bが圧接刃7に食い込むようにして接触されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、圧接過程では、幹線2は圧接刃7の上端側の内向きのテーパ面によって中央に案内されつつ降下するのに連れて徐々に被覆2aが切り開かれる。このとき、左右の側壁6には、圧接刃7を介して矢線Yに示す外向きの力が作用するため、両側壁6が外側へ開くように変形するおそれがあり、圧接刃7が芯線2bに対して適切な接圧で接触できなくなる可能性があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、電線の芯線に対して適切な接圧を確保することの可能な圧接端子金具を提供するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに対向する一対の側壁から内側に突設した圧接刃間に電線を押し込むことで、電線の被覆を切開するとともに芯線と前記圧接刃とを接触させるようにした圧接端子金具において、前記両側壁には、対向する相手側の側壁へ向けて延出するとともに、前記電線に対して相手側の側壁側からそれぞれ係止して、前記側壁の開き変形を規制可能な規制部がそれぞれ一体に設けられており、前記両規制部が外側へ傾くように変位されるのに連動して前記両側壁が内側へ傾くように変位されるようになっている構成としたところに特徴を有する。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記規制部における前記電線に当接される側面は、その側面と、反対側の規制部における側面との間の距離が前記電線の押し込み方向に行くのに従って小さくなる傾斜面となっており、前記電線の押し込み動作に伴って、前記側壁が電線側に接近される構成となっているところに特徴を有する。
【0006】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記規制部は、前記電線の軸線方向に対して前記圧接刃を挟んだ両側に一対ずつ配設されているところに特徴を有する。
【0007】
【発明の作用および効果】
<請求項1の発明>
両側壁から延設された規制部は、押し込まれる電線に対してその側壁の圧接刃が接触する側とは反対側にそれぞれ係止するから、電線の被覆が圧接刃によって切り開かれるのに伴って両側壁が外側へ開き変形するのが規制される。これにより、芯線に対して適切な接圧が確保される。
【0008】
<請求項2の発明>
電線を押し込むのに伴って、規制部が電線によって押圧されて開かれることで、側壁が電線側に接近される。これにより、圧接刃同士が芯線を挟むように接近して、より高い接圧が得られる。
【0009】
<請求項3の発明>
規制部が圧接刃を挟んで両側に一対ずつ配設されていることで側壁の開き変形がより効果的に防止される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1ないし図7によって説明する。この実施形態では、ワイヤハーネスの幹線から分岐線に分岐するのに用いられる圧接端子金具を示す。この圧接端子金具20は、図1に示すように、ハウジング15の収容室16内に収容された状態で、幹線である第1電線10Aと、分岐線である第2電線10Bとそれぞれ圧接接続されるようになっている。なお、以下では、図1及び図3における手前側を前方とし、奥側を後方とする。また、上下方向の記載については、図1を除く各図面を基準とする。
【0011】
第1電線10A及び第2電線10Bは、図2に示すように、共に金属細線からなる芯線11の周りを合成樹脂製の絶縁被覆12によって覆われた構成となっている。両電線10A,10Bは、共に外形寸法Wが同じ大きさとなっている。ハウジング15は、合成樹脂製であり、圧接端子金具20を収容可能な収容室16が上方に開口した状態で凹設されている。なお、ハウジング15には、圧接端子金具20に対する各電線10A,10Bの圧接作業が終わった後に上方から図示しない保持カバーが被せ付けられるようになっている。
【0012】
圧接端子金具20は、図1に示すように、導電性の金属板材を所定形状に打ち抜くと共に、曲げ加工を施したものであり、チャンネル型の連絡部21の両端部に各電線10A,10Bをそれぞれ圧接可能な一対の圧接部22A,22Bが左右に配設されている。このうち左側の圧接部22Aに第1電線10Aが、右側の圧接部22Bに第2電線10Bがそれぞれ圧接されるようになっている。
【0013】
圧接部22A,22Bは、図3に示すように、底壁23と、底壁23の左右両縁から立ち上げられるとともに互いに向き合って配される一対の側壁24L,24Rとを備えており、各側壁24L,24Rにおける長さ方向の略中央には、側壁24L,24Rを部分的に曲げ加工することで圧接刃25L,25Rが内側に突出して形成されている。この圧接刃25L,25Rは、図1に示すように、上方から視てV字型に形成されており、図2に示すように、その上端には、V字縁26が形成されるとともに、その内方への突出端には接触縁27が形成されている。このV字縁26は、側壁24L,24R側から内側の接触縁27へ向けて誘い込むような谷状に形成されている。接触縁27は、上下方向(電線10A,10Bの押し込み方向と平行な向き)と平行に真っ直ぐに形成されている。また、圧接刃25L,25Rの上下には、図3に示すように、前後に横長状のスリット28,29がそれぞれ穿設されており、側壁24L,24Rにおける両スリット28,29に挟まれた部分を打ち出して圧接刃25L,25Rを曲げ加工する際に底壁23や側壁24L,24Rが変形するのが防がれるようになっている。
【0014】
そして、両圧接刃25L,25R間には、電線10A,10Bがその軸線を前後方向に向けた状態で上方から押し込まれることで圧接されるようになっている。圧接の過程では、電線10A,10Bは圧接刃25L,25Rにおける左右のV字縁26の傾斜によって両圧接刃25L,25R間の中央位置(底壁23における幅方向の中央位置)、すなわち正規の圧接位置へ案内され、電線10A,10Bの絶縁被覆12がV字縁26によって切開されるとともに、この切開部分に接触縁27が食い込んで芯線11と導通接触されるようになっている。
【0015】
さて、両側壁24L,24Rにおける前端面の下端からは、左右で対をなす規制壁30LF,30RFがそれぞれ一体に設けられており、左右の規制壁30LF,30RF間に圧接される電線10A,10Bが挟まれるようになっている。一方、両側壁24L,24Rの後端面にも同様に一対の規制壁30LR,30RRがそれぞれ一体に設けられている。すなわち、圧接部22A,22Bには、左右一対の規制壁30LF,30RFと規制壁30LR,30RRとが圧接刃25L,25Rの前後に二組配設されている。
【0016】
各規制壁30は、図1、図2及び図3に示すように、側壁24L,24Rに対して圧接刃25L,25Rの突出方向と同じ向きへ略90°屈曲した後に底壁23の幅方向に沿って延出する延出片31と、その延出端部の上面から上方へ突出する係止片32とから構成される略L字型、または略逆L字型に形成されており、左右の規制壁30LF,30RF(規制壁30LR,30RR)は左右対称の形状となっている。左側の側壁24Lから延出する規制壁30LF,30LRの前側には、右側の側壁24Rから延出する規制壁30LR,30RRが重ねられている。
【0017】
各規制壁30の延出片31は、その延出端が反対側の側壁24L,24Rにそれぞれ近接した位置に達しており、その上面に突設された係止片32は、底壁23における幅方向の中央よりも反対側の側壁24L,24R寄りの位置に配設されている。つまり、左側の側壁24Lから延出する規制壁30LF,30LRの係止片32が中央よりも右寄りの位置に配され、右側の側壁24Rから延出する規制壁30RF,30RRの係止片32が中央よりも左寄りの位置に配されている。左右の係止片32間には、上方から押し込まれる電線10A,10Bの進入を許容する隙間33が確保されており、この隙間33に進入される電線10A,10Bが両係止片32における内側を向いた側面にそれぞれ当接されるようになっている。言い換えると、各規制壁30の係止片32がその規制壁30を一体に備えた側壁24L,24Rの圧接刃25L,25Rが電線10A,10Bに接触する側の反対側から電線10A,10Bに当接されるようになっており、すなわち、電線10A,10Bの左側面に接触される圧接刃25Lを有する左側の側壁24Lから延出する規制壁30LF,30LRが電線10A,10Bの右側面に当接され、電線10A,10Bの右側面に接触される圧接刃25Rを有する右側の側壁24Rから延出する規制壁30RF,30RRが電線10A,10Bの左側面に当接されるようになっている。各規制壁30の係止片32のうち電線10A,10Bに対して当接される側面が係止面34となっている。電線10A,10Bが左右の係止面34に当接されて、両係止片32間に挟まれた状態では、左右の規制壁30LF,30RF(規制壁30LR,30RR)が互いに接近する向きに変位するのが規制されるようになっている。
【0018】
左右の係止片32の上端部間の隙間33の幅寸法、言い換えると左右の係止面34の上端部間の距離Tは、電線10A,10Bの外形寸法Wとほぼ同じ大きさとなっている。そして、左右の係止面34は、上端部から電線10A,10Bの押し込み方向である下方へ行くに従って互いに接近するような傾斜面として形成されており、隙間33の幅寸法(左右の係止面34間の距離)が下方へかけて次第に狭くなるように形成されている。従って、係止片32間の隙間33を下方へと押し込まれる電線10A,10Bによって両係止面34は外向きに押圧されて、これにより左右の係止片32、規制壁30LF,30RF(規制壁30LR,30RR)は互いに離間する向きへ変位されるようになっている。
【0019】
ところで、各規制壁30は、側壁24L,24Rと一体に形成されているので、例えば左側の側壁24Lが左方(外側)へ変位すると規制壁30LF,30LRが左方(内側)へ変位し、規制壁30LF,30LRが右方(外側)へ変位すると、側壁24Lが右方(内側)へ変位するようになっている。すなわち規制壁30と側壁24L,24Rとが連動するようになっており、側壁24L,24Rを曲げ加工して一体に形成された圧接刃25L,25Rについても側壁24L,24R及び規制壁30の動きに連動するようになっている。なお、右側の側壁24R、圧接刃25R及び規制壁30RF,30RRについても左側と同様に連動するようになっている。
【0020】
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用について説明する。ハウジング15の収容室16内に圧接端子金具20を収容した状態で上方から第1電線10A及び第2電線10Bをそれぞれ対応する圧接部22A,22Bに圧接する。なお、以下の圧接過程については第1電線10A側のみ説明するが、第2電線10B側も第1電線10A側と同様に圧接される。
【0021】
圧接部22Aの上方から図示しない治具により第1電線10Aが降下されると、図4に示すように、第1電線10Aは左右の規制壁30LF,30RF(規制壁30LR,30RR)の係止片32間の隙間33に進入されるとともに、その外周面が左右の係止面34に当接される。この状態から第1電線10Aがさらに下方へ押し込まれると、両係止面34に摺接される第1電線10Aによって両係止片32が外方へ押圧されて、左右の規制壁30LF,30RF(規制壁30LR,30RR)は互いに離間するように徐々に外側へ傾くように変位される。そして、この規制壁30の動きに連動して左右の側壁24L,24Rは、互いに接近するように内側へ傾くように変位されるとともに、両圧接刃25L,25Rについても互いに接近するように内傾する(図5参照)。
【0022】
そして第1電線10Aは、図5に示すように、両係止片32の係止面34及び両圧接刃25L,25RのV字縁26に摺接されることで圧接刃25L,25R間の中央、つまり正規の圧接位置へと案内された後、接触縁27へ向けて押し込まれることで、図6に示すように、両圧接刃25L,25RのV字縁26によって絶縁被覆12が切開され、その切開部分に露出した芯線11に接触縁27が食い込んで導通接触される。
【0023】
この第1電線10Aの切開過程では、第1電線10Aから両圧接刃25L,25Rを外側へ押し開くような力が作用して、両側壁24L,24Rは外側へ開き変形しようとするものの、圧接刃25L,25Rの前後に配された各規制壁30の係止片32が第1電線10Aに対して挟み込むように係止しており、左右の規制壁30LF,30RF(規制壁30LR,30RR)が互いに接近するのが規制されているから、両側壁24L,24Rが外側へ開き変形するのを防ぐことができ、両圧接刃25L,25Rが互いに離間する事態が防がれる。
【0024】
そして、図7に示すように、第1電線10Aが正規の深さまで圧接されたところで、圧接作業が完了する。この圧接完了状態では、図2に示す圧接前の状態と比べて両側壁24L,24R及び両圧接刃25L,25Rが内傾変位しており、両圧接刃25L,25Rの接触縁27同士が互いに接近しているから、両接触縁27間に挟み込む芯線11に対する接圧を十分に得ることができる。一方、第2電線10B側についても上記した第1電線10Aと同様の方法で圧接部22Bに圧接接続されており、これにより第1電線10Aと第2電線10Bとが圧接端子金具20によって電気的に接続される。
【0025】
以上説明したように本実施形態によれば、両側壁24L,24Rに一体に設けた規制壁30が、その側壁24L,24Rの圧接刃25L,25Rが接触する側とは反対側から電線10A,10Bにそれぞれ係止されることで、圧接時に側壁24L,24Rが外側へ開き変形するのが規制されるから、電線10A,10Bの芯線11に対する接圧を良好に保つことができる。
【0026】
しかも、係止片32の係止面34は電線10A,10Bの押し込み方向である下方へ行くに連れて、反対側の係止面34との間の距離が狭まるような傾斜面として形成されているから、電線10A,10Bを押し込むのに伴って左右の規制壁30LF,30RF(規制壁30LR,30RR)を外側へ押圧するとともに、両圧接刃25L,25R同士が接近するように両側壁24L,24Rを内傾させることができ、芯線11に対する圧接刃25L,25Rの接圧をより高めることができる。
【0027】
さらには、左右で対をなす規制壁30LF,30RF(規制壁30LR,30RR)が圧接刃25L,25Rを挟んだ前後に一対ずつ配設されているから、圧接刃25L,25Rに作用する外向きの力を側壁24L,24Rの前後2箇所で受けることができ、側壁24L,24Rの開き変形防止がより確実なものとなる。
【0028】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記した実施形態では、左右の規制壁が左右対称形状とされ、両係止片の係止面が共に同じ傾斜を持った傾斜面として形成された場合について示したが、両規制壁が左右非対称の形状であってもよく、例えば一方の係止面が上下方向に沿って真っ直ぐな形状となっているものも本発明に含まれる。
【0029】
(2)上記した実施形態では、係止面間の距離が電線の押し込み方向に沿って行くのに従って電線の外形寸法よりも狭くなる場合について示したが、例えば両係止面間の距離が常に電線の外形寸法となるように、両係止面を上下方向に沿って真っ直ぐで互いに平行な面として形成するようにしてもよい。
(3)上記した実施形態では、左右一対の規制壁が圧接刃を挟んだ前後に二組配設された場合について示したが、前後のいずれか一方の組を省略するようにしてもよく、そのようなものも本発明に含まれる。
【0030】
(4)上記した実施形態では、ワイヤハーネスの幹線から分岐線に分岐するのに用いられる圧接端子金具を示したが、その他にも例えば、互いに嵌合接続される一対のコネクタを構成するコネクタハウジング内に収容する圧接端子金具についても本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る圧接端子金具の平面図
【図2】圧接端子金具の正面図
【図3】圧接部の拡大斜視図
【図4】圧接部に第1電線を圧接する初期の状態を示す正面図
【図5】第1電線が規制壁を押圧して、側壁が内傾変位した状態を示す正面図
【図6】第1電線が圧接刃によって切開された状態を示す正面図
【図7】圧接部に対する第1電線の圧接作業が完了した状態を示す正面図
【図8】従来例の斜視図
【図9】従来例の正面図
【符号の説明】
10A…第1電線(電線)
10B…第2電線(電線)
11…芯線
12…絶縁被覆(被覆)
20…圧接端子金具
24L,24R…側壁
25L,25R…圧接刃
30…規制壁(規制部)
34…係止面(側面)

Claims (3)

  1. 互いに対向する一対の側壁から内側に突設した圧接刃間に電線を押し込むことで、電線の被覆を切開するとともに芯線と前記圧接刃とを接触させるようにした圧接端子金具において、
    前記両側壁には、対向する相手側の側壁へ向けて延出するとともに、前記電線に対して相手側の側壁側からそれぞれ係止して、前記側壁の開き変形を規制可能な規制部がそれぞれ一体に設けられており、
    前記両規制部が外側へ傾くように変位されるのに連動して前記両側壁が内側へ傾くように変位されるようになっていることを特徴とする圧接端子金具。
  2. 前記規制部における前記電線に当接される側面は、その側面と、反対側の規制部における側面との間の距離が前記電線の押し込み方向に行くのに従って小さくなる傾斜面となっており、前記電線の押し込み動作に伴って、前記側壁が電線側に接近される構成となっていることを特徴とする請求項1記載の圧接端子金具。
  3. 前記規制部は、前記電線の軸線方向に対して前記圧接刃を挟んだ両側に一対ずつ配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧接端子金具。
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