JP3800134B2 - 大口径比内焦式望遠ズームレンズ - Google Patents

大口径比内焦式望遠ズームレンズ Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、1眼レフレックスカメラや電子スチルカメラなどに好適な合焦用対物レンズに関するものであり、特に望遠端焦点距離が180mm程度以上、変倍比が2.7倍程度以上、かつ、FNO(Fナンバー)が3程度より小さい所謂大口径比内焦式望遠ズームレンズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、1眼レフレックスカメラや電子スチルカメラなどに用いられる、この種の1群繰り出し合焦方式の大口径比望遠ズームレンズは、焦点合わせ(合焦)の際に光軸に沿って移動する合焦レンズ群の有効径の大きいレンズ群が使われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の大口径比望遠ズームレンズは合焦レンズ群の有効径が大きいため、合焦レンズ群重量が重く自動合焦(AF)の際モーターに対する負荷が大きくなり、従って、電池消費量が過大であり電池寿命が短くなるとう言う欠点があった。また、合焦による合焦レンズ群の移動量も大きい為、AF駆動時間が長くなり迅速な撮影に不向きであった。
【0004】
この問題点を解決する為に、変倍中固定の第1レンズ群を正屈折力成分の前群と正屈折力成分の後群の2つに分割し、後群を合焦レンズ群として、光軸方向に移動する方式が特開平6−51202号公報に開示されている。特開平6−51202号公報の開示例では、合焦レンズ群を凸レンズ1枚で構成する事により合焦レンズ群の軽量化には成功しているが、合焦最至近距離が望遠端で8.3m〜8.4mと非常に遠く一般撮影レンズとしては不十分である。仮に、本願と同じ撮影距離(1.5m)まで合焦レンズ群を移動すると、合焦レンズ群移動量が16.6mm〜18.7mmと大きすぎる為迅速なAF駆動が出来ない。また、合焦レンズ群に凸レンズ1枚しか使用していない為、合焦レンズ群の球面収差が補正されておらず、望遠端の合焦による球面収差の至近変動が大きすぎ、やはり、一般撮影レンズとしては不十分である。
【0005】
また、上記問題を解決する為に、特開平7−294816号公報や特開2001−356381号公報の開示例では、特開平6−51202号公報の後群に相当する部分を、変倍の際像側に移動させ、かつ、合焦の際にも単独で光軸上を移動させている。これにより、合焦レンズ群の有効径が小さくできる為、合焦レンズ群の軽量化が可能になった。また、特開平7−294816号公報の開示例では、合焦レンズ群移動量も8.3mm〜13.4mmと比較的小さくする事に成功している。更に、合焦レンズ群をメニスカス負レンズとメニスカス正レンズの2群2枚で構成する事により、合焦レンズ群の球面収差が良好に補正可能となり、合焦による球面収差の至近変動(特に望遠焦点距離)を軽減している。
【0006】
一方、合焦レンズ群を変倍の際に移動しているので、合焦レンズ群移動量が焦点距離により異なる。これは、ズームレンズではなくバリフォーカルレンズとなっている事を示している。従って、あたかもズームレンズのごとくに扱える様にするには、合焦用移動筒と変倍用カム筒を変倍に際して連動させる連動部材を付加しなければならない。従って、AFモーターが駆動する合焦レンズ群重量は、合焦レンズ群用金物の他に変倍群との連動部材も加わる為、かなり重いものとなってしまい、AFモーターの駆動上好ましくない。また、レンズ組み立ての観点から考察すれば、テレフォトタイプの前群である合焦レンズ群が偏心すると結像面が大きく倒れる傾向にあるにもかかわらず、特開平7−294816号公報に開示されている合焦レンズ群ガタは、合焦の為の可動部分のガタと変倍群との連結ガタの和になる為、非常に大きな偏心量となってしまい、実際の製品において結像面の平坦性を維持する事が非常に困難となる。
【0007】
更に、特開2000−19398号公報や特開2001−356381号公報の開示例では、4群アフォーカルズームレンズの第1群を前群と後群に分割し、前群と後群との間隔を広げる事によりこれらの問題点を解決している。しかしながら、広げた間隔はデッドスペースとなる為、広角端焦点距離が略80mmであり変倍比が2.4倍程度のスペックを達成する為には、全長が比較的長くなる傾向にあった。
【0008】
また、合焦レンズ群有効径を小さくしているにもかかわらず合焦レンズ群の凸レンズ中心厚が比較的厚く、このまま撮影領域を高変倍化すると合焦群有効径を大きくせざるを得ない為、合焦レンズ群の凸レンズ中心厚を更に厚くせざるを得ず、体積の増大に伴い重量も増大し合焦レスポンスの向上に対して不利となっている。
【0009】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、優れた光学性能を維持しつつ、合焦レンズ群の凸レンズ中心厚が比較的薄く、広画角端焦点距離が72mm程度以下、望遠端焦点距離が180mm程度以上、変倍比が約2.7倍程度以上、FNOが3程度以下である大口径比内焦式望遠ズームレンズを提供することを目的とする。
【0010】
上記目的を達成する為に、本発明では、物体側から順に、正屈折力を有する第1レンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正屈折力を有する第3レンズ群G3、正屈折力を有する第4レンズ群G4とを備え、前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3とを光軸に沿って移動させて変倍を行う大口径比内焦式望遠ズームレンズであって、
前記第1レンズ群G1は、物体側より順に、正屈折力を有する前群G1Fと、前記前群G1Fより強い正屈折力を有する後群G1Rより構成し、
前記後群G1Rを、光軸方向に移動する事により近距離合焦を行う構成とし、
前記前群G1Fは、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメ二スカス負レンズL11、物体側面が凸形状の正レンズL12、物体側面が凸形状の正レンズL13より構成し、
前記後群G1Rは、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス負レンズL14、正レンズ成分L15より構成し、
光学系全系の広角端焦点距離をFW、前記第1レンズ群G1の焦点距離をF1、前記後群G1Rの焦点距離をF1R、前記後群G1Rの前記正レンズ成分L15のd線の屈折率をN15、アッベ数をν15、広角端焦点距離状態での前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3との合成焦点距離をF23W、前記第4レンズ群G4の焦点距離をF4とする場合、
0.5<(F1×F4)/(|F23W|×FW)<1.0
1.0×10−3<ν15/(F1×F1R×N15)<2.6×10−3 (単位:1/mm
の条件を満足することを特徴とする大口径比内焦式望遠ズームレンズを提供する。
【0011】
また、本発明の大口径比内焦式望遠ズームレンズでは、望遠端焦点距離状態での前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3との合成焦点距離をF23Tとする場合、
0.10<|F23T|/|F23W|<0.45
の条件を満足する事が望ましい。
【0012】
また、本発明の大口径比内焦式望遠ズームレンズでは、前記第2レンズ群G2の焦点距離をF2とする場合、
0.015<FW/(F1×|F2|)<0.028 (単位:1/mm)
の条件を満足する事が望ましい。
また、本発明のズームレンズでは、前記第4レンズ群G4の最も物体側に開口絞りS1を有することが好ましい。
また、本発明のズームレンズでは、前記第1レンズ群G1、前記第2レンズ群G2、前記第3レンズ群G3、および前記第4レンズ群G4の各レンズ面は、球面のみで構成されていることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態に付いて詳述する。
【0014】
本発明の大口径比内焦式望遠ズームレンズは、物体側から順に、正屈折力を有する第1レンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正屈折力を有する第3レンズ群G3、正屈折力を有する第4レンズ群G4とを備え、前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3とを光軸に沿って移動させて変倍を行う大口径比内焦式望遠ズームレンズであって、
前記第1レンズ群G1は、物体側より順に、正屈折力を有する前群G1Fと、前記前群G1Fより強い正屈折力を有する後群G1Rより構成され、
前記後群G1Rを、光軸方向に移動する事により近距離合焦を行う構成であり、
前記前群G1Fは、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメ二スカス負レンズL11、物体側面が凸形状の正レンズL12、物体側面が凸形状の正レンズL13より構成され、
前記後群G1Rは、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス負レンズL14、正レンズ成分L15より構成されている。
【0015】
そして、光学系全系の広角端焦点距離をFW、前記第1レンズ群G1の焦点距離をF1、前記後群G1Rの焦点距離をF1R、前記後群G1Rの前記正レンズ成分L15のd線の屈折率をN15、アッベ数をν15、広角端焦点距離状態での前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3との合成焦点距離を|F23W|、前記第4レンズ群G4の焦点距離をF4とする場合、
(1) 0.5<(F1×F4)/(|F23W|×FW)<1.2
(2) 1.0×10-3<ν15/(F1×F1R×N15)<2.6×10-3
の条件を満足している。
【0016】
条件式(1)の上限値を上回ると、前記第4レンズ群G4の有効径が大きくなりすぎ好ましくない。一方、条件式(1)の下限値を下回ると、ズーミングによる球面収差の変動が大きくなり好ましくない。ここで、条件式(1)の上限値を1.0とすればレンズ有効径の更なる小型化が計れる。また、下限値を0.7とすれば、ズーミングによる球面収差の変動を更に少なくすることができる。
【0017】
条件式(2)の上限値を上回ると、前記後群G1R(合焦レンズ群)の正パワーが強くなる。また、前記後群G1Rを構成する前記正レンズ成分L15の物体側面の曲率半径も小さくなる傾向にある。いずれにしても、所定の有効径を確保する為には前記後群G1Rの前記正レンズ成分L15の厚さを大きくする事になり、合焦レンズ群重量が重くなり好ましくない。一方、条件式(2)の下限値を下回ると、合焦レンズ群移動量が大きくなり好ましくない。ここで、上限値を2.5×10-3とすると更に合焦レンズ群の軽量化が計れる。下限値を1.5×10-3とすれば合焦レンズ群移動量を更に少なくすることができる。
【0018】
また、本発明の大口径比内焦式望遠ズームレンズは、ズーミングによるディストーションの変動を良好にする為に、望遠端焦点距離状態での前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3との合成焦点距離をF23Tとする場合、
(3) 0.10<|F23T|/|F23W|<0.45
の条件を満足している。
【0019】
条件式(3)の上限値を上回ると、Bf(バックフォーカス)が大きくなりすぎて好ましくない。条件式(3)の下限値を下回ると、ズーミングによるディストーションの変動が大きくなり好ましくない。ここで、上限値を0.40とすると、ズーミングによるディストーションの変動が更に良好となる。下限値を0.20とすれば好ましいBfが得られる。
【0020】
また、本発明の大口径比内焦式望遠ズームレンズは、平坦性に関して良好なる結像性能を得る為に、前記第2レンズ群G2の焦点距離をF2とする場合、
(4) 0.015<FW/(F1×|F2|)<0.028
の条件を満足している。
【0021】
条件式(4)の上限値を上回ると、中間焦点距離から望遠端焦点距離における結像面の平坦性が劣化し好ましくない。また、合焦レンズ群全長も大きくなり好ましくない。条件式(4)の下限値を下回ると、全光学系の全長が長くなり好ましくない。ここで、上限値を0.027とすると、結像面の平坦性が更に良好となる。下限値を0.020とすれば、レンズ全長が更に好適となる。
【0022】
なお、前記第4レンズ群G4中の一部のレンズを光軸に対して垂直に偏心する事により、像ぶれの補正を行う事も可能である。
【0023】
以下本発明の大口径比内焦式望遠ズームレンズの各実施例を、添付図面に基づいて説明する。
【0024】
各実施例において、本発明の大口径比内焦式望遠ズームレンズは、図1、図8、図15、図22に示すように、物体側から順に、正屈折力を有する第1レンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正屈折力を有する第3レンズ群G3、正屈折力を有する第4レンズ群G4とを備え、
前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3とを光軸に沿って移動させて変倍を行い、
前記第4レンズ群G4は、物体側より順に、正屈折力を有する前群G4F、負屈折力を有する中群G4M、正屈折力を有する後群G4Rより構成し、
前記正屈折力を有する第1レンズ群G1を、像面に対して光軸方向に固定である前群G1Fと可動である後群G1Rとで構成し、
前記後群G1Rが光軸方向に移動する事により近距離合焦を行っている。
【0025】
以下、各実施例について図面を参照しつつ説明する。
[実施例1]
図1は本発明の第1実施例にかかる大口径比内焦式望遠ズームレンズの構成を示す図であり、広角端焦点距離かつ無限遠合焦状態における各レンズ群の位置を示している。図示の大口径比内焦式望遠ズームレンズは、物体から順に、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL11と物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL12との接合負レンズ、物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL13とから成る第1レンズ群G1の前群G1Fと、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL14、物体側に凸形状のメニスカス正レンズL15とから成る第1レンズ群G1の後群G1Rと、像面側に強い凹面を向けた両凹レンズL21、両凹レンズL22と両凸レンズL23との接合正レンズ、物体側に強い凹面を向けた両凹レンズL24とから成る第2レンズ群G2と、物体側に凹形状のメニスカス正レンズL31、両凸レンズL32と物体側に凹形状のメニスカス負レンズL33との接合正レンズとから成る第3レンズ群G3と、開口絞りS1と、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL41と両凸レンズL42との接合正レンズ、物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL43とから成る第4レンズ群G4の前群G4Fと、間隔を大きく空けた視野絞りS2と、両凸レンズL44と両凹レンズL45との接合負レンズ、両凹レンズL46とから成る第4レンズ群G4の中群G4Mと、視野絞りS3と、物体側に凹形状のメニスカス正レンズL47、両凸レンズL48と物体側に凹形状のメニスカス負レンズL49との接合正レンズとから成る第4レンズ群G4の後群G4Rとから構成されている。
【0026】
また、前記第4レンズ群G4の中群G4Mを光軸と垂直に偏心させて結像位置を変位することにより、防振補正を行う構成としている。
【0027】
次の表1に、本発明の実施例1の諸元値を揚げる。表1において、Fはレンズ全系の焦点距離を、FNOはFナンバーを、βは撮影倍率を、Bfはバックフォーカスを、D0は物体から第1レンズ群中のメニスカス負レンズL11の物体側面までの距離(撮影距離)をそれぞれ表している。さらに、左端の数字は物体から各レンズ面の順序を、rは各レンズ面の曲率半径を、dは各レンズ面間隔を、nd及びνdはそれぞれd線(λ=587.6nm)に対する屈折率およびアッベ数を示し、空気の屈折率1.000000は省略している。
【0028】
なお、以下の全ての諸元値において、掲載されている焦点距離F、曲率半径r、面間隔dその他の長さ等は、特記の無い場合一般に「mm」が使われるが、光学系は比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。また、単位は「mm」に限定されること無く他の適当な単位を用いることもできる。
【0029】
さらに、これらの記号の説明は、以降の他の実施例においても同様である。
【0030】
【表1】
(諸元値)
F=71.40〜194.00
FNO=2.9
r d νd nd Φ
1) 136.2696 2.2000 46.58 1.804000
2) 65.9210 9.0000 82.52 1.497820
3) 184.6154 0.1000
4) 73.1041 8.9000 82.52 1.497820
5) 435.0246(d5=可変)
6) 65.0850 1.8000 23.78 1.846660
7) 51.8175 1.9280
8) 63.2157 8.7000 60.09 1.640000
9) 1776.4073(d9=可変)
10)-1055.8275 1.9000 52.67 1.741000
11) 34.3923 6.8180
12) -61.8572 1.8000 70.41 1.487490
13) 39.4340 7.0000 25.43 1.805180
14) -223.2318 1.8030
15) -64.5268 1.9000 39.59 1.804400
16) 879.4447(d16=可変)
17) -603.0187 3.9000 82.52 1.497820
18) -73.6536 0.2000
19) 93.8405 8.0000 82.52 1.497820
20) -48.5670 2.0000 52.67 1.741000
21) -149.5043(d21=可変)
22> S1 1.0000
23) 117.0045 2.0000 25.43 1.805180 ΦG4=37.4
24) 44.6950 7.0000 55.52 1.696800
25) -325.3419 0.1000
26) 76.1767 3.5000 65.47 1.603000
27) 152.3286 19.0000
28) S2 1.6213
29) 376.6169 3.8000 23.78 1.846660
30) -57.8860 1.5000 52.67 1.741000
31) 50.0430 3.9000
32) -246.4873 1.5000 52.67 1.741000
33) 102.2323 2.6886
34) S3 4.0000
35) -434.5973 4.0000 82.52 1.497820
36) -58.2730 0.1000
37) 68.1122 7.5000 52.67 1.741000
38) -60.2580 2.0000 23.78 1.846660
39) -653.6392 Bf
(合焦時における可変間隔)
無限遠 至近距離
F又はβ 71.4000 105.0000 196.0000 -0.06001 -0.08825 -0.16473
D0 ∞ ∞ ∞ 1241.9617 1241.9617 1241.9617
D5 14.14643 14.14643 14.14643 4.42910 4.42910 4.42910
D9 2.54301 17.07908 31.15816 12.26034 26.79641 40.87549
D16 34.10864 25.33675 1.98516 34.10864 25.33675 1.98516
D21 7.88238 2.11819 11.39070 7.88238 2.11819 11.39070
Bf 66.19885 66.19885 66.19885 66.19885 66.19885 66.19885
(条件対応値)
「レンズ諸元」
FW 71.4000
FT 196.0000
F1 99.1071
F1R 151.7802
F2 -28.8496
F23W -193.7940
F23T -56.8149
F4 110.8731
N15 1.640000
ν15 60.09
(1)(F1×F4)/(|F23W|×FW) =0.795
(2)ν15/(F1×F1R×N15) =2.44×10-3 (1/mm
(3)|F23T|/|F23W| =0.293
(4)FW/(F1×|F2|) =0.0250 (1/mm)
なお、本実施例において、第4レンズ群G4の最大有効径ΦG4は37.4mmであり、コンパクトな設計となっている。
【0031】
第2図〜第7図はそれぞれ第1実施例における広角、中間、望遠焦点距離の順番とした無限遠状態での諸収差図および至近距離(R=1500mm)合焦状態での諸収差図である。各収差図において、Yは像高を、FNOはFナンバーを、NAは開口数を、Dはd線(λ=587.6nm)を、Gはg線(λ=435.6nm)を、CはC線(λ=656.3nm)を、FはF線(λ=486.1nm)をそれぞれ示している。また、球面収差図では、最大口径に対応するFナンバーの値またはNAの最大値を示し、非点収差図、歪曲収差図では像高Yの最大値をそれぞれ示し、コマ収差図では各像高Yの値を示す。また、非点収差図では実線はサジタル像面を示し、破線はメリディオナル像面を示している。また、倍率色収差を示す収差図はd線を基準として示されている。以上の収差図の説明は、他の実施例においても同様である。
【0032】
各収差図から明らかなように、第1実施例では各焦点距離状態において諸収差が良好に補正され、優れた結像特性が確保されていることが分かる。
【0033】
[実施例2]
図8は本発明の第2実施例にかかる大口径比内焦式望遠ズームレンズの構成を示す図であり、広角端焦点距離かつ無限遠合焦状態における各レンズ群の位置を示している。図示の大口径比内焦式望遠ズームレンズは、物体から順に、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL11と物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL12との接合レンズ、物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL13とから成る第1レンズ群G1の前群G1Fと、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL14、物体側に凸形状のメニスカス正レンズL15とから成る第1レンズ群G1の後群G1Rと、像側に強い凹面を向けた両凹レンズL21、両凹レンズL22と両凸レンズL23との接合正レンズ、物体側に強い凹面を向けた両凹レンズL24とから成る第2レンズ群G2と、物体側に凹形状のメニスカス正レンズL31、両凸レンズL32と物体側に凹形状のメニスカス負レンズL33の接合正レンズとから成る第3レンズ群G3と、開口絞りS1と、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL41と両凸レンズL42との接合正レンズ、物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL43とから成る第4レンズ群G4の前群G4Fと、間隔を大きく空けた視野絞りS2と、両凸レンズL44と両凹レンズL45との接合負レンズ、両凹レンズL46とから成る第4レンズ群G4の中群G4Mと、視野絞りS3と、物体側に凹形状のメニスカス正レンズL47、両凸レンズL48と物体側に凹形状のメニスカス負レンズL49との接合正レンズとから成る第4レンズ群G4の後群G4Rとから構成されている。
【0034】
また、前記第4レンズ群G4の前群G4Fを光軸と垂直に偏心させて結像位置を変位することにより、防振補正を行う構成としている。
【0035】
次の表2に、本発明の実施例2の諸元値を揚げる。
【0036】
【表2】
(諸元値)
F=71.40〜194.00
FNO=2.9
r d νd nd Φ
1) 124.3521 2.2000 71.00 1.804000
2) 64.5767 9.0000 82.52 1.497820
3) 188.7016 0.1000
4) 71.1599 8.9000 82.52 1.497820
5) 242.0536(d5=可変)
6) 65.0246 1.8000 23.78 1.846660
7) 52.2569 2.5000
8) 66.9629 8.7000 60.09 1.640000
9) 2181.3005(d9=可変)
10) 835.1704 1.9000 52.67 1.741000
11) 33.3680 8.0000
12) -54.2429 1.8000 70.41 1.487490
13) 36.8879 7.5000 25.43 1.805180
14) -177.6711 2.0000
15) -57.6962 1.9000 39.59 1.804400
16) 248.1846(d16=可変)
17) -243.2543 3.9000 91.03 1.446791
18) -55.9190 0.2000
19) 90.9952 8.0000 82.52 1.497820
20) -43.8137 2.0000 43.35 1.840421
21) -89.9719(d21=可変)
22> S1 1.0000
23) 117.7713 2.0000 25.43 1.805180 ΦG4=37.9
24) 48.6970 7.0000 55.52 1.696800
25) -368.6879 0.1000
26) 75.4366 3.5000 65.47 1.603000
27) 153.1669 19.0000
28) S2 1.5717
29) 376.6169 3.8000 23.78 1.846660
30) -57.8860 1.5000 52.67 1.741000
31) 50.0430 3.9000
32) -246.4873 1.5000 52.67 1.741000
33) 102.2323 2.6367
34) S3 4.0000
35) -493.9055 4.0000 82.52 1.497820
36) -58.2006 0.1000
37) 70.3277 7.5000 52.67 1.741000
38) -57.8755 2.0000 23.78 1.846660
39) -531.7554 Bf
(合焦時における可変間隔)
無限遠 至近距離
F又はβ 71.4000 105.0000 196.0000 -0.06026 -0.08849 -0.16518
D0 ∞ ∞ ∞ 1242.5863 1242.5863 1242.5863
D5 14.30683 14.30683 14.30683 3.44798 3.44798 3.44798
D9 1.28113 17.93283 34.18853 12.13997 28.79167 45.04737
D16 26.07101 19.86374 3.14193 26.07101 19.86374 3.14193
D21 12.16200 1.71757 2.18368 12.16200 1.71757 2.18368
Bf 68.08423 68.08423 68.08423 68.08423 68.08423 68.08423
(条件対応値)
「レンズ諸元」
FW 71.4000
FT 196.0000
F1 104.4212
F1R 160.0000
F2 -26.0000
F23W -191.5950
F23T -59.7102
F4 110.8731
N15 1.640000
ν15 60.09
(1)(F1×F4)/(|F23W|×FW) =0.846
(2)ν15/(F1×F1R×N15) =2.19×10-3 (1/mm
(3)|F23T|/|F23W| =0.312
(4)FW/(F1×|F2|) =0.0263 (1/mm)
なお、本実施例において、第4レンズ群G4の最大有効径ΦG4は37.9mmであり、コンパクトな設計となっている。
【0037】
第9図〜第14図はそれぞれ第2実施例における広角、中間、望遠焦点距離の順番とした無限遠状態での諸収差図および至近距離(R=1500mm)合焦状態での諸収差図である。
【0038】
各収差図から明らかなように、第2実施例では各焦点距離状態において諸収差が良好に補正され、優れた結像特性が確保されていることが分かる。
【0039】
[実施例3]
図15は本発明の第3実施例にかかる大口径比内焦式望遠ズームレンズの構成を示す図であり、広角端焦点距離かつ無限遠合焦状態における各レンズ群の位置を示している。図示の大口径比内焦式望遠ズームレンズは、物体から順に、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL11と物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL12との接合レンズ、物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL13とから成る第1レンズ群G1の前群G1Fと、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL14、物体側に凸形状のメニスカス正レンズL15とから成る第1レンズ群G1の後群G1Rと、像側に強い凹面を向けた両凹レンズL21、両凹レンズL22と両凸レンズL23との接合正レンズ、物体側に凹面形状のメニスカス負レンズL24とから成る第2レンズ群G2と、物体側に凹形状のメニスカス正レンズL31、両凸レンズL32と物体側に凹形状のメニスカス負レンズL33との接合正レンズとから成る第3レンズ群G3と、開口絞りS1と、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL41と両凸レンズL42との接合正レンズ、物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL43とから成る第4レンズ群G4の前群G4Fと、間隔を大きく空けた視野絞りS2と、両凸レンズL44と両凹レンズL45の接合負レンズ、両凹レンズL46とから成る第4レンズ群G4の中群G4Mと、視野絞りS3と、物体側に凹形状のメニスカス正レンズL47、両凸レンズL48と物体側に凹形状のメニスカス負レンズL49との接合正レンズとから成る第4レンズ群G4の後群G4Rとから構成されている。
【0040】
また、前記第4レンズ群G4の中群G4Mを光軸と垂直に偏心させて結像位置を変位することにより、防振補正を行う構成としている。
【0041】
次の表3に、本発明の実施例3の諸元値を揚げる。
【0042】
【表3】
(諸元値)
F=71.40〜194.00
FNO=2.9
r d νd nd Φ
1) 139.6382 2.2000 46.58 1.804000
2) 74.2467 9.0000 82.52 1.497820
3) 196.0979 0.1000
4) 76.8150 8.9000 82.52 1.497820
5) 367.2321(d5=可変)
6) 79.0596 1.8000 23.78 1.846660
7) 54.1997 1.3000
8) 60.8445 8.7000 52.30 1.748099
9) 791.8995(d9=可変)
10) -1010.8795 1.9000 52.67 1.741000
11) 34.1667 6.8180
12) -59.3436 1.8000 70.41 1.487490
13) 40.7956 7.0000 25.43 1.805180
14) -202.3053 1.8030
15) -66.5950 1.9000 39.59 1.804400
16)-23048.8880(d16=可変)
17) -788.1720 3.9000 82.52 1.497820
18) -80.6746 0.2000
19) 96.6251 8.0000 82.52 1.497820
20) -50.4196 2.0000 52.67 1.741000
21) -159.1747(d21=可変)
22> S1 1.0000
23) 115.6456 2.0000 25.43 1.805180 ΦG4=37.3
24) 42.8355 7.0000 55.52 1.696800
25) -320.0918 0.1000
26) 76.1386 3.5000 65.47 1.603000
27) 151.7241 19.0000
28) S2 1.6188
29) 376.6169 3.8000 23.78 1.846660
30) -57.8860 1.5000 52.67 1.741000
31) 50.0430 3.9000
32) -246.4873 1.5000 52.67 1.741000
33) 102.2323 2.4093
34) S3 4.0000
35) -281.5701 4.0000 82.52 1.497820
36) -58.2122 0.1000
37) 68.1486 7.5000 52.67 1.741000
38) -63.4335 2.0000 23.78 1.846660
39) -457.2580 Bf
(合焦時における可変間隔)
無限遠 至近距離
F又はβ 71.4000 105.0000 196.0000 -0.06059 -0.08851 -0.16521
D0 ∞ ∞ ∞ 1240.1664 1240.1664 1240.1664
D5 12.73394 12.73394 12.73394 3.07225 3.07225 3.07225
D9 4.19489 17.90766 31.47220 13.85658 27.56935 41.13389
D16 36.80605 27.14591 1.14149 36.80605 27.14591 1.14149
D21 7.79379 3.74115 16.18103 7.79379 3.74115 16.18103
Bf 66.05581 66.05581 66.05581 66.05581 66.05581 66.05581
(条件対応値)
「レンズ諸元」
FW 71.4000
FT 196.0000
F1 98.7391
F1R 151.7802
F2 -30.0000
F23W -195.1620
F23T -56.7480
F4 110.8731
N15 1.748099
ν15 52.30
(1)(F1×F4)/(|F23W|×FW) =0.786
(2)ν15/(F1×F1R×N15) =2.00×10-3 (1/mm
(3)|F23T|/|F23W| =0.291
(4)FW/(F1×|F2|) =0.0241 (1/mm)
なお、本実施例において、第4レンズ群G4の最大有効径ΦG4は37.3mmであり、コンパクトな設計となっている。
【0043】
第16図〜第21図はそれぞれ第3実施例における広角、中間、望遠焦点距離の順番とした無限遠状態での諸収差図および至近距離(R=1500mm)合焦状態での諸収差図である。
【0044】
各収差図から明らかなように、第3実施例では各焦点距離状態において諸収差が良好に補正され、優れた結像特性が確保されていることが分かる。
【0045】
[実施例4]
図22は本発明の第4実施例にかかる大口径比内焦式望遠ズームレンズの構成を示す図であり、広角端焦点距離かつ無限遠合焦状態における各レンズ群の位置を示している。図示の大口径比内焦式望遠ズームレンズは、物体から順に、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL11と物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL12との接合レンズ、物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL13とから成る第1レンズ群G1の前群G1Fと、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL14、物体側に凸形状のメニスカス正レンズL15とから成る第1レンズ群G1の後群G1Rと、像側に強い凹面を向けた両凹レンズL21、両凹レンズL22と両凸レンズL23との接合正レンズ、物体側に強い凹面を向けた両凹レンズL24とから成る第2レンズ群G2と、物体側に凹形状のメニスカス正レンズL31、両凸レンズL32と物体側に凹形状のメニスカス負レンズL33との接合正レンズとから成る第3レンズ群G3と、開口絞りS1と、物体側に凸形状のメ二スカス負レンズL41と両凸レンズL42との接合正レンズ、物体側に凸形状のメ二スカス正レンズL43とから成る第4レンズ群G4の前群G4Fと、間隔を大きく空けた視野絞りS2と、両凸レンズL44と両凹レンズL45との接合負レンズ、両凹レンズL46とから成る第4レンズ群G4の中群G4Mと、視野絞りS3と、物体側に凹形状のメニスカス正レンズL47、両凸レンズL48と物体側に凹形状のメニスカス負レンズL49との接合正レンズとから成る第4レンズ群G4の後群G4Rとから構成されている。
【0046】
また、前記第4レンズ群G4の前群G4Fを光軸と垂直に偏心させて結像位置を変位することにより、防振補正を行う構成としている。
【0047】
次の表4に、本発明の実施例4の諸元値を揚げる。
【0048】
【表4】
(諸元値)
F=71.40〜194.00
FNO=2.9
r d νd nd Φ
1) 142.2465 2.2000 46.58 1.804000
2) 67.3046 9.0000 82.52 1.497820
3) 183.1425 0.1000
4) 78.3549 8.9000 82.52 1.497820
5) 662.0168(d5=可変)
6) 69.1678 1.8000 23.78 1.846660
7) 56.0679 1.9280
8) 68.6795 8.7000 60.09 1.640000
9) 1882.3507(d9=可変)
10)-1576.2889 1.9000 52.67 1.741000
11) 35.7885 6.8180
12) -66.8389 1.8000 70.41 1.487490
13) 39.0991 7.0000 25.43 1.805180
14) -284.9403 1.8030
15) -63.6184 1.9000 39.59 1.804400
16) 533.2561(d16=可変)
17) -736.6865 3.9000 82.52 1.497820
18) -75.2359 0.2000
19) 93.1518 8.0000 82.52 1.497820
20) -48.4068 2.0000 52.67 1.741000
21) -150.3566(d21=可変)
22> S1 1.0000
23) 120.7563 2.0000 25.43 1.805180 ΦG4=39.2
24) 46.4191 7.0000 55.52 1.696800
25) -354.2982 0.1000
26) 77.7663 3.5000 65.47 1.603000
27) 158.5958 19.0000
28) S2 1.6292
29) 376.6169 3.8000 23.78 1.846660
30) -57.8860 1.5000 52.67 1.741000
31) 50.0430 3.9000
32) -246.4873 1.5000 52.67 1.741000
33) 102.2323 2.7482
34) S3 4.0000
35) -535.0275 4.0000 82.52 1.497820
36) -59.3410 0.1000
37) 67.9621 7.5000 52.67 1.741000
38) -62.4776 2.0000 23.78 1.846660
39) -736.2578 Bf
(合焦時における可変間隔)
無限遠 至近距離
F又はβ 71.4000 105.0000 196.0000 -0.06072 -0.08922 -0.16654
D0 ∞ ∞ ∞ 1233.0426 1233.0426 1233.0426
D5 14.76825 14.76825 14.76825 3.93048 3.93048 3.93048
D9 2.00532 18.23122 34.07520 12.84309 29.06899 44.91297
D16 34.71523 26.89757 5.89680 34.71523 26.89757 5.89680
D21 9.92541 1.51717 6.67396 9.92541 1.51717 6.67396
Bf 72.31687 72.31687 72.31687 72.31687 72.31687 72.31687
(条件対応値)
「レンズ諸元」
FW 71.4000
FT 196.0000
F1 104.3678
F1R 160.0000
F2 -28.8496
F23W -193.7940
F23T -61.2706
F4 113.7910
N15 1.640000
ν15 60.09
(1)(F1×F4)/(|F23W|×FW) =0.858
(2)ν15/(F1×F1R×N15) =2.19×10-3 (1/mm
(3)|F23T|/|F23W| =0.316
(4)FW/(F1×|F2|) =0.0237 (1/mm)
なお、本実施例において、第4レンズ群G4の最大有効径ΦG4は37.9mmであり、コンパクトな設計となっている。
【0049】
第23図〜第28図はそれぞれ第4実施例における広角、中間、望遠焦点距離の順番とした無限遠状態での諸収差図および至近距離(R=1500mm)合焦状態での諸収差図である。
【0050】
各収差図から明らかなように、第4実施例では各焦点距離状態において諸収差が良好に補正され、優れた結像特性が確保されていることが分かる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、合焦レンズ群の凸レンズ中心厚が大口径比内焦式望遠ズームレンズとしては小さく、合焦レンズ群重量が軽い広角端焦点距離が72mm程度以下、望遠端焦点距離が180mm程度以上、変倍比2.7倍程度以上、FNOが3程度以下の大口径比内焦式望遠ズームレンズが提供できる。
【0052】
また、無限遠状態から至近距離合焦状態にわたって優れた結像性能を維持している大口径比内焦式望遠ズームレンズが提供できる。
【0053】
また、変倍レンズ群と合焦レンズ群が独立しているので、単純なメカ構造とする事ができる為、振動や落下による衝撃にも強い構造とする事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本発明の第1実施例にかかる大口径比内焦式望遠ズームレンズの構成図を示す図。
【図 2】本発明の第1実施例の広角端焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図 3】本発明の第1実施例の中間焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図 4】本発明の第1実施例の望遠端焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図 5】本発明の第1実施例の広角端焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図 6】本発明の第1実施例の中間焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図 7】本発明の第1実施例の望遠端焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図 8】本発明の第2実施例にかかる大口径比内焦式望遠ズームレンズの構成図を示す図。
【図 9】本発明の第2実施例の広角端焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図 10】本発明の第2実施例の中間焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図11】本発明の第2実施例の望遠端焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図12】本発明の第2実施例の広角端焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図13】本発明の第2実施例の中間焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図14】本発明の第2実施例の望遠端焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図15】本発明の第3実施例にかかる大口径比内焦式望遠ズームレンズの構成図を示す図。
【図16】本発明の第3実施例の広角端焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図17】本発明の第3実施例の中間焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図18】本発明の第3実施例の望遠端焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図19】本発明の第3実施例の広角端焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図20】本発明の第3実施例の中間焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図21】本発明の第3実施例の望遠端焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図22】本発明の第4実施例にかかる大口径比内焦式望遠ズームレンズの構成図を示す図。
【図23】本発明の第4実施例の広角端焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図24】本発明の第4実施例の中間焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図25】本発明の第4実施例の望遠端焦点距離かつ無限遠合焦状態における諸収差図。
【図26】本発明の第4実施例の広角端焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図27】本発明の第4実施例の中間焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【図28】本発明の第4実施例の望遠端焦点距離かつ至近合焦状態における諸収差図。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G1F 第1レンズ群の前群
G1R 第1レンズ群の後群
G4F 第4レンズ群の前群
G4M 第4レンズ群の中群
G4R 第4レンズ群の後群

Claims (5)

  1. 物体側から順に、正屈折力を有する第1レンズ群G1、負屈折力を有する第2レンズ群G2、正屈折力を有する第3レンズ群G3、正屈折力を有する第4レンズ群G4とを備え、前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3とを光軸に沿って移動させて変倍を行う大口径比内焦式望遠ズームレンズであって、
    前記第1レンズ群G1は、物体側より順に、正屈折力を有する前群G1Fと、前記前群G1Fより強い正屈折力を有する後群G1Rより構成し、
    前記後群G1Rを、光軸方向に移動する事により近距離合焦を行う構成とし、
    前記前群G1Fは、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメ二スカス負レンズL11、物体側面が凸形状の正レンズL12、物体側面が凸形状の正レンズL13より構成し、
    前記後群G1Rは、物体側から順に、物体側に凸面を向けたメニスカス負レンズL14、正レンズ成分L15より構成し、
    光学系全系の広角端焦点距離をFW、前記第1レンズ群G1の焦点距離をF1、前記後群G1Rの焦点距離をF1R、前記後群G1Rの前記正レンズ成分L15のd線の屈折率をN15、アッベ数をν15、広角端焦点距離状態での前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3との合成焦点距離をF23W、前記第4レンズ群G4の焦点距離をF4とする場合、
    0.5<(F1×F4)/(|F23W|×FW)<1.0
    1.0×10−3<ν15/(F1×F1R×N15)<2.6×10−3 (単位:1/mm
    の条件を満足する事を特徴とする大口径比内焦式望遠ズームレンズ。
  2. 望遠端焦点距離状態での前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3との合成焦点距離をF23Tとする場合、
    0.10<|F23T|/|F23W|<0.45
    の条件を満足する事を特徴とする請求項1記載の大口径比内焦式望遠ズームレンズ。
  3. 前記第2レンズ群G2の焦点距離をF2とする場合、
    0.015<FW/(F1×|F2|)<0.028 (単位:1/mm)
    の条件を満足する事を特徴とする請求項1乃至2記載の大口径比内焦式望遠ズームレンズ。
  4. 前記第4レンズ群G4の最も物体側に開口絞りS1を有することを特徴とする請求項1ないし3記載のズームレンズ。
  5. 前記第1レンズ群G1、前記第2レンズ群G2、前記第3レンズ群G3、および前記第4レンズ群G4の各レンズ面は、球面のみで構成されていることを特徴とする請求項1ないし4記載のズームレンズ。
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