JP3799666B2 - 自動合焦撮影装置及び自動合焦装置 - Google Patents

自動合焦撮影装置及び自動合焦装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影光学系の結像状態を自動的に調節可能なカメラ等の自動合焦撮影装置及び自動合焦装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動合焦撮影装置を備えた一眼レフカメラは、撮影光学系を透過してきた光束を、この撮影光学系の後部に設けられたミラーにより、ファインダー光学系とTTL焦点検出部とに振り分けている。合焦に必要な駆動量は、TTL焦点検出部の焦点検出情報に基づいて演算により算出され、合焦駆動部は、この駆動量に基づいて、撮影光学系中のフォーカシングレンズを移動し、結像状態を調整している。
【0003】
特開平3−256015号公報に開示されたオートフォーカス機能を有するカメラは、過去数回の焦点検出結果又は所定の移動軌跡関数に基づいて被写体の移動量を予測し、この移動量に基づいて撮影光学系を移動させて結像状態を調整するものである。
特開平7−225405号公報に開示されたブレ補正カメラは、カメラの3軸方向加速度から演算された3軸方向変位などに基づいて駆動量を演算し、この駆動量に基づいて撮影光学系を移動させて、ブレ補正及び結像状態の調整をしている。
米国特許3455221号公報は、パワーフォーカス機構により結像状態の調整を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の自動合焦撮影装置を備えた一眼レフカメラは、撮影(露光)動作中にミラーアップを行うために、TTL焦点検出部は、撮影動作中における撮影光学系の結像状態を検出することができなかった。したがって、従来の一眼レフカメラは、撮影光学系の合焦駆動を撮影動作中には中止していた。
しかし、例えば、接写撮影動作中においては、カメラが光軸方向に不規則に揺動することがあり、撮影光学系の合焦状態が変化してしまうことがあった。従来の自動合焦撮影装置は、撮影動作中におけるこのような不規則な合焦状態の変化を検出することができず、適切な合焦駆動ができなかった。
【0005】
特開平3−256015号公報は、被写体の予測移動量に基づいて、撮影光学系の結像状態を調整しているが、撮影動作中の合焦駆動は、撮影動作開始直前の情報である予測移動量に基づいて行う以外にはなかった。
特開平7−225405号公報は、撮影動作中において、カメラの揺動に基づく合焦状態の変化があったときに、撮影光学系のいかなる状態を基準として合焦状態の調整を開始するのかが不明であった。
米国特許3455221号公報のパワーフォーカス機構では、カメラの揺動に基づく合焦状態の変化に応答するほどの速さでは、合焦駆動を行うことができなかった。また、撮影動作中のカメラの揺動に基づく合焦状態の変化を検出し、撮影光学系を駆動するにしても、特開平7−225405号公報同様、撮影光学系のいかなる状態を基準として合焦状態の調整を開始するのかが不明であった。
【0006】
本発明の課題は、撮影動作中であっても撮影光学系の合焦駆動を行うことができる自動合焦撮影装置及び自動合焦装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
すなわち、請求項1の発明は、撮影光学系(101,102,103)と、前記撮影光学系の結像状態を検出して、合焦検出情報(S160)を出力する合焦検出部(6)と、前記撮影光学系の揺動状態を検出して、揺動検出情報(S140)を出力する揺動検出部(5)と、前記撮影光学系の結像状態を調節する合焦駆動部(8)と、前記合焦検出情報に基づいて前記合焦駆動部を駆動制御(S190)し、一旦合焦させた後に、前記撮影光学系の光軸(I)方向における前記揺動検出情報に基づいて、この合焦駆動部を駆動制御(S240)する合焦駆動制御部(4)と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明の自動合焦撮影装置において、前記合焦駆動制御部は、撮影準備状態において、前記合焦検出情報に基づく前記合焦駆動部の駆動制御をするとともに、撮影動作状態において、前記揺動検出情報に基づくこの合焦駆動部の駆動制御をすることを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明の自動合焦撮影装置において、前記合焦駆動制御部は、前記合焦検出情報を基準として、前記揺動検出情報に基づく前記合焦駆動部の駆動制御に関する情報を設定(S240)することを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の発明の自動合焦撮影装置において、前記合焦駆動制御部は、前記合焦検出情報を基準として、前記揺動検出情報に基づく前記合焦駆動部の駆動制御に関する情報をリセット(S240)することを特徴としている。
【0011】
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項の発明の自動合焦撮影装置において、前記撮影光学系から前記合焦検出部へ光束を導くための導光部(71)と、前記自動合焦撮影装置の撮影動作にともなって、前記導光部を移動させる導光部移動機構(7)とを備え、前記合焦駆動制御部は、前記導光部移動機構によって前記導光部が移動(S250)させられたあとに、前記揺動検出情報に基づいて前記合焦駆動部の駆動制御をすることを特徴とする。
【0012】
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項の発明の自動合焦撮影装置において、前記合焦駆動制御部は、前記揺動検出情報に基づいて、前記合焦駆動部の駆動制御をする必要があるか否かを判定(S220)することを特徴としている。
【0013】
請求項7の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項の発明の自動合焦撮影装置において、前記撮影光学系の状態から、撮影距離及び/又は撮影倍率情報(S170)を検出する光学系位置検出部(9)を備え、前記合焦駆動制御部は、前記撮影距離及び/又は前記撮影倍率情報に基づいて、前記合焦駆動部の駆動制御をする必要があるか否かを判定(S230)することを特徴とする。
【0014】
請求項8の発明は、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の自動合焦撮影装置において、前記撮影光学系の一部を前記光軸に対して略直交する方向に駆動させることによって、ブレを補正するブレ補正部(10)と、前記ブレ補正部の駆動制御を行うブレ補正制御部(4)とを備え、前記ブレ補正制御部は、前記揺動検出情報に基づいて、前記ブレ補正部の駆動制御(S140,260)をすることを特徴とする。
【0015】
請求項9の発明は、学系の結像状態を検出して、合焦検出情報を出力する合焦検出部と、前記光学系の揺動状態を検出して、揺動検出情報を出力する揺動検出部と、前記光学系の結像状態を調節する合焦駆動部と、前記合焦検出部からの合焦検出情報に基づいて前記合焦駆動部を駆動制御し、一旦合焦させた後に、前記光学系の光軸方向における前記揺動検出情報に基づいて前記合焦駆動部を駆動制御する合焦駆動制御部と、を備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について、さらに詳しくに説明する。
まず、本実施形態に係るブレ補正装置が使用される一眼レフカメラについて説明し、このブレ補正装置の概要を説明する。
図1は、第1実施形態に係る自動合焦撮影装置が使用される一眼レフカメラを示す概略断面図である。図2は、第1実施形態に係る自動合焦撮影装置のブロック図である。
【0017】
レンズ鏡筒2は、図1に示すように、第1のレンズ群101と、主光学系の光軸(以下、光軸という)Iと同一方向に移動することによって結像面1aに被写体の像を結ぶために焦点調整をする第2のレンズ群102(以下、フォーカシングレンズという)と、光軸Iに対して垂直な方向(図中Y軸方向及び紙面に垂直な方向)に駆動することによって、ブレを補正する第3のレンズ群103(以下、ブレ補正レンズという)とからなる撮影光学系を収納するための部材であり、カメラボディ1に装着されている。
なお、図1では、結像面1aと光軸Iとの交点を直交座標の原点とし、光軸IをZ軸、結像面1aをXY平面として表している。
【0018】
CPU4は、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2の種々の作動を制御し、例えば、後述するブレ検出部5、焦点検出部6、レンズ位置検出部9などからの各種の情報を演算処理し記憶するとともに、後述するレリーズスイッチ11からの信号により、撮影者による操作を検出したりする中央処理装置である。
CPU4には、後述するブレ検出部5と、焦点検出部6と、ミラー駆動部7と、レンズ合焦駆動部8と、レンズ位置検出部9と、ブレ補正駆動部10と、レリーズスイッチ11とが接続されている。CPU4は、各検出部及び各スイッチの状態を検出するとともに、各駆動部の駆動の開始及び停止を制御する。CPU4は、記憶機能、演算機能、計時機能などの諸機能を備えている。
【0019】
ブレ検出部5は、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2に作用する手ブレなどによるブレを検出するためのものである。
ブレ検出部5は、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2に対する左右方向(X軸方向)、上下方向(Y軸方向)及び光軸I方向(Z軸方向)の3軸方向に関する加速度を検出するX加速度センサー5aと、Y加速度センサー5bと、Z加速度センサー5cと、X軸まわりの角速度を検出するピッチ角速度センサー5dと、Y軸まわりの角速度を検出するヨー角速度センサー5eと、Z軸まわりの角速度を検出するロール角速度センサー5fとからなる。
上述した各センサーは、検出したブレに応じた信号を出力し、この信号は図示しないフィルター、アンプなどからなる増幅回路などの適切な処理回路を通過したあとに、CPU4に出力される。
【0020】
焦点検出部6は、撮影光学系の焦点位置を検出するためのものである。
焦点検出部6は、撮影光学系を通過した被写体光による照度を測定するTTL焦点検出部であり、分割瞳方式の焦点検出装置がデフォーカス量を検出できるために好ましい。焦点検出部6は、検出した焦点位置に関する情報をCPU4に出力する。
【0021】
ミラー駆動部7は、撮影動作時にミラー71を撮影光束から退避させるためのものである。
ミラー駆動部7は、撮影光学系の後ろに配置されており、撮影光学系を透過してきた光束を、図示しないファインダー光学系や焦点検出部6に振り分けるミラー(メインミラー及びサブミラー)71を駆動する。ミラー駆動部7は、DCモータによりカムとリンクを駆動しミラー71を駆動する機構、バネによりミラー71を跳ね上げて駆動する機構などを採用することができる。
【0022】
レンズ合焦駆動部8は、撮影光学系中のフォーカシングレンズ102を光軸I方向に駆動し、撮影光学系の光軸I方向の焦点調整を行うためのものである。
レンズ合焦駆動部8は、CPU4により合焦駆動が制御されており、DCモータによりカム筒を回転させて、フォーカシングレンズ102を図中Z軸方向に移動する。
【0023】
レンズ位置検出部7は、レンズ合焦駆動部6によって駆動させられたフォーカシングレンズ102の光軸I方向の位置を検出するためのものである。
レンズ位置検出部7は、合焦駆動部6がカム筒を回転させてフォーカシングレンズ102を移動する機構であり、例えば、光学的ロータリーエンコーダ、グレーコード導通パターンと導電ブラシなどで構成されるエンコーダでカム筒の回転位置を読み取る。
レンズ位置検出部7は、検出した信号をCPU4に出力し、被写体までの距離がCPU4により演算される。
【0024】
ブレ補正駆動部8は、ブレを補正するために、光軸I方向に対して略直交する方向にブレ補正レンズ103を駆動するためのものである。
ブレ補正駆動部8は、例えば、ブレ補正レンズ103を保持するレンズ枠体(ステージ)をボイスコイルモーター(VCM)によって図中XY方向にシフト駆動する機構である。また、ブレ補正駆動部8は、ブレ補正レンズ103の駆動位置を検出するために、例えば、発光素子(LED)と受光素子(PSD)などにより構成された位置センサー(位置モニター部)のようなシフト駆動位置検出機構を備えている。
ブレ補正駆動部8は、ブレ検出部5からの信号に基づいて、CPU4が所定の処理をし出力したブレ補正制御信号により駆動制御される。シフト駆動位置検出機構として位置センサーを用いたときには、この位置センサーによる検出信号は、CPU4にフィードバックされる。
【0025】
レリーズスイッチ11は、後述する半押しスイッチ11aと全押しスイッチ11bとから構成されたスイッチである。
半押しスイッチ11aは、カメラの電源をONさせたり、一連の撮影準備動作を開始させるためのスイッチであり、レリーズスイッチ11が半押し状態のときにオンとなる。半押しスイッチ11aのオン信号はCPU4に入力され、CPU4がオン信号を検出することで、カメラに一連の動作を開始させる。
全押しスイッチ11bは、カメラの露光動作などの撮影動作を開始させるためのスイッチであり、レリーズスイッチ11が全押し状態のときにオンとなる。全押しスイッチ11bのオン信号もCPU4に入力され、CPU4はオン信号の検出により、カメラに露光動作を開始させる。
【0026】
つぎに、CPU4の動作を中心にして、本発明による自動合焦撮影装置の動作を説明する。
図3は、本発明の第1実施形態に係る自動合焦撮影装置の動作を説明するフローチャートである。図4は、図3に続くフローチャートである。
ステップ(以下、Sとする)100において、CPU4は、図示しないカメラの電源スイッチのオン動作、又は、レリーズスイッチ11が押されることによる半押しスイッチ11aのオン動作を検出し、カメラに一連の撮影準備動作をスタートさせる。
なお、以下の説明において、特に断りのある場合を除き、各ステップはCPU4にて行われる。
【0027】
S110において、CPU4は、このCPU4内部に設けられたタイマーをスタートさせる。
【0028】
S120において、CPU4は、ブレ検出部5にブレ検出のスタートを指示し、ブレ検出部5は、CPU4からの指示によりカメラボディ1及びレンズ鏡筒2の振動を検出する。
【0029】
S130において、CPU4は、ブレ補正スタートタイマーがOKであるか否かを判断する。CPU4は、S110でスタートさせたタイマーのカウント値と、例えば、CPU4内のEEPROMなどの不揮発性記憶素子に記憶されている所定の記憶値とを比較する。
タイマーのカウント値が記憶値を越えていると判断するときにはS140に進む。カウント値が記憶値を越えていないと判断するときには、ブレ検出部5の各センサーは、ブレ補正に悪影響を及ぼす電源オン直後の不安定な出力を行うおそれがあるために、S140を飛ばしS150に進む。電源のオンから所定時間が経過し各センサー出力が安定したあと、すなわち、カウント値が記憶値を越えたあとに、S140に進むことになる。
【0030】
S140において、CPU4は、ブレ補正駆動部10にブレ補正駆動を開始させる。CPU4は、ブレ検出部5から出力されたブレ検出情報に基づいて、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2のブレに起因するブレ補正量を演算する。
CPU4は、演算したブレ補正量に基づいてブレ補正駆動部10を駆動制御し、ブレ補正量に応じたブレ補正をブレ補正駆動部10に指示する。
そして、ブレ補正駆動部10は、光軸Iに略直交する方向にブレ補正レンズ103を駆動する。
なお、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2のブレを検出し、これらの空間位置及び姿勢変動を求める方法については、従来技術において示した特開平7−225405号公報に開示されているので説明を省略する。また、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2のブレにより発生するブレ量を求める方法については、特開昭62−47012号公報などに開示されているので、同様に説明を省略する。
【0031】
S150において、CPU4は、全押しスイッチ11bがオンであるか否かを判断する。全押しスイッチ11bがオンであると判断したときには、撮影者により露光動作開始が指示されていることになるので、「B」以下の一連の露光動作に進む。全押しスイッチ11bがオンされていないと判断したときには、S160に進み、合焦駆動などの撮影準備動作を続ける。
【0032】
S160において、CPU4は、焦点検出部6に焦点検出を指示する。CPU4は、焦点検出部6から出力される焦点検出情報に基づいて、撮影光学系の合焦位置のずれ量を演算する。
焦点検出部6が分割瞳方式の焦点検出装置である場合には、現在合焦状態にないときであっても、どれだけ合焦位置がずれているのかが容易に演算でき都合がよい。
【0033】
S170において、CPU4は、レンズ位置検出部9にレンズ位置の検出を指示する。レンズ位置検出部9は、現在のフォーカシングレンズ102の光軸I方向の駆動位置に関する情報をCPU4に出力する。CPU4は、被写体までの撮影距離又は撮影光学系の焦点距離fと撮影距離とから撮影倍率を、フォーカシングレンズ102の駆動位置に関する情報に基づいて演算する。
なお、撮影光学系がズームレンズであるときには、ズームポジションの検出が可能な図示しないズーム位置検出部を設けることにより、撮影倍率が正確に演算されるようにすることが好ましい。
【0034】
S180において、CPU4は、合焦であるか否かを判断する。CPU4が合焦であると判断するときには、S190を飛ばしS200に進み、合焦でないと判断するときにはS190に進む。
【0035】
S190において、CPU4は、レンズ合焦駆動部8にフォーカシングレンズ102の合焦駆動を指示する。S180において、CPU4が合焦でないと判断したときには、レンズ合焦駆動部8はフォーカシングレンズ102を駆動して、合焦のための合焦駆動を行う必要がある。
そこで、CPU4は、S160で演算した合焦位置のずれ量と、S170で演算したフォーカシングレンズ102の位置情報とに基づいて、合焦に必要な駆動量を演算する。CPU4は、この演算結果に基づいて、レンズ合焦駆動部8を駆動制御し、レンズ合焦駆動部8はフォーカシングレンズ102を光軸I方向に適当量移動させる。
なお、S190において、CPU4は、レンズ位置検出部9から入力されるフォーカシングレンズ102の位置情報をリアルタイムでモニターし、このフォーカシングレンズ102の駆動精度を高めることもできる。
【0036】
S200において、CPU4は、Z変位算出値をリセットする。S190までのステップにより、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2は、フォーカシングレンズ102の位置を空間位置及び姿勢に対して調整することによって、現在合焦状態が得られている。
しかし、後述する露光動作中に、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2が光軸I方向に揺動、振動などのブレにより移動すると、合焦位置のずれ(ピントずれ)が生じてしまう。
そこで、CPU4は、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2の光軸I方向の現在位置が「合焦ずれ量=0」の位置であるように、このCPU4内に記憶されているZ変位量に関する変位位置情報を「Z=0」としてリセット(設定)する。
この変位位置情報「Z=0」のリセットは、後述する露光動作中において光軸I方向へのブレによる移動があったときに、ブレ検出部5のブレ検出情報に基づいて合焦位置を更新するときの基準となる。
【0037】
CPU4は、このCPU4内の、例えば、DRAMなどの揮発性記憶素子に、空間に対するカメラボディ1及びレンズ鏡筒2の位置、姿勢及びブレ位置の算出などに関する情報を記憶する。
S200を終了したあとはS130に戻る。CPU4は、S130において、ブレ補正スタートタイマーがOKであるか否かを、S150において全押しスイッチ11bがオンするか否かを再度判断する。CPU4は、全押しスイッチ11bがオンとなるまでS140からS200の一連の処置を繰り返す。
【0038】
S150において、全押しスイッチ11bがオンであると判断するときには、図4のS210に進む。S210において、CPU4は、焦点検出部6に対して焦点検出の停止を指示する。
後述するS250において、ミラーアップ駆動がされると、焦点検出部6は光学的な焦点検出を行うことができなくなる。そこで、CPU4は、全押しスイッチ11bのオン信号に基づいて、焦点検出部6に光学的な焦点検出の停止を指示する。
【0039】
S220において、CPU4は、ブレ程度が小さいか否かについての判断をする。CPU4は、S120において検出したブレ検出情報と、例えば、CPU4内のEEPROMなどの不揮発性記憶素子に記憶されている所定の記憶値とを比較する。
CPU4は、検出したブレ情報が所定の条件よりも厳しくないと判断するときには、すなわち、ブレ程度が小さいと判断するときには、撮影光学系は、S190においてすでに合焦状態となっており、この状態が大きく崩れるおそれはない。したがって、後述する露光動作中の合焦駆動が必要ではないのでS230とS240とを飛ばしてS250に進む。
CPU4は、検出したブレ情報が所定の条件よりも厳しいと判断するときには、すなわち、ブレ程度が小さくないと判断するときには、撮影光学系は、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2の光軸I方向の移動により合焦状態が崩れている。したがって、後述する露光動作中の合焦駆動が必要となる場合があるのでS230に進む。
【0040】
S230において、CPU4は、撮影距離が遠いか否かについて判断する。CPU4は、S170における撮影距離と、CPU4内のEEPROMなどの不揮発性記憶素子に記憶されている所定の記憶値とを比較する。
CPU4は、撮影距離が所定の記憶値よりも遠距離であると判断するときには、すなわち、撮影距離が無限遠若しくはかなりの遠距離であると判断するときには、撮影光学系は、S190における合焦状態が崩れるおそれはない。したがって、後述する露光動作中の合焦駆動が必要となるのでS240を飛ばしてS250に進む。
CPU4は、撮影距離が所定の記憶値よりも近距離であると判断するときには、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2の光軸I方向の移動により、撮影光学系は、合焦状態が崩れている。したがって、後述する露光動作中の合焦駆動が必要となるのでS240に進む。
【0041】
S240において、CPU4は、レンズ合焦駆動部8にブレ検出値に基づく合焦駆動を指示する。S240に進むときには、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2は光軸I方向に移動し、合焦状態が大きく崩れている。
そこで、CPU4は、ブレ検出部5からのブレ検出情報に基づいて、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2の光軸I方向の変位演算値を算出し、フォーカシングレンズ102の適切な合焦駆動量を求める。そして、CPU4は、レンズ合焦駆動部8を駆動制御し、レンズ合焦駆動部8は、常に合焦状態を維持できるように、フォーカシングレンズ102の光軸I方向の位置を調整する。
【0042】
S250において、CPU4は、ミラー駆動部7にミラーアップ駆動を指示する。CPU4は、ミラー駆動部7を駆動制御し、ミラー駆動部7は、撮影(露光)動作時に撮影光路中からミラー71を退避させるために、ミラーアップ動作をする。
【0043】
S260において、CPU4は、ブレ補正リセットを行う。CPU4は、ブレ補正レンズ103の光軸が撮影光学系の略中央位置(以下、センタリング位置という)と一致するように、ブレ補正レンズ103の駆動制御をブレ補正駆動部10に指示する。CPU4は、ブレ検出部5からのブレ検出情報に基づいて、適切なブレ補正量を演算する。
そして、ブレ補正駆動部10は、センタリング位置から光軸Iと略直交する方向に、ブレ補正レンズ103をブレ補正量に基づいて駆動し、適切なブレ補正を行う。
【0044】
S270において、CPU4は、露光を指示する。CPU4は、図示しないシャッターユニットを作動し、シャッターユニットは撮影(露光)動作を行う。CPU4は、この撮影動作時にも、ブレ検出部5からのブレ検出情報に基づいて、適切な合焦駆動のためのレンズ合焦駆動部8の駆動制御を継続している。
【0045】
S280において、CPU4は、ブレ補正駆動部10にブレ補正の停止を指示する。CPU4は、適切な撮影動作が終了したあとに、ブレ補正駆動部10にブレ補正の停止を指示する。
【0046】
S290において、CPU4は、ミラー駆動部7にミラーダウン駆動を指示する。CPU4は、ミラー駆動部7を駆動制御し、ミラー駆動部7は、再度の撮影動作に備えて、撮影光路中にミラー71を駆動させるためのミラーダウン動作をする。S300において、一連の動作を終了する。
【0047】
以上説明したように、本発明の第1実施形態に係る自動合焦撮影装置は、撮影準備状態においては、検出した撮影光学系の結像状態に基づいて、迅速な合焦駆動を行うことができる。また、撮影動作中においては、カメラの光軸方向の揺動検出情報に基づいて合焦状態の変化を演算し、この演算結果に基づいて撮影動作中でも撮影光学系の合焦駆動を行うことができる。したがって、カメラのブレが大きな影響を与えるような、手持ちでの接写撮影状況下においても、鮮明な画像が撮影される。
また、CPU4は、ステップ280において適切な撮影動作が終了したあとに、ステップ280においてブレ補正駆動部10にブレ補正駆動の停止を指示するので、ブレ補正駆動の電力消費を最小限にすることができる。
さらに、ミラー駆動部5がミラーダウン動作を終了したあとに、ステップ130に戻ることで、再度の撮影動作に直ちに移ることができる。
【0048】
(第2実施形態)
つぎに、本発明の第2実施形態に係る自動合焦撮影装置を説明する。
図5は、第2実施形態に係る自動合焦撮影装置が使用される一眼レフカメラを示す概略断面図である。図6は、第2実施形態に係る自動合焦撮影装置のブロック図である。
なお、以下の説明において、第1実施形態と同一の部材は、同一の符号を付して説明し、その部分の詳細な説明については省略する。
【0049】
第2実施形態におけるカメラボディCPU4BとレンズCPU4Lは、第1実施形態のCPU4をカメラボディ1側とレンズ鏡筒2側とに分離している。
カメラボディCPU4Bは、レリーズスイッチ11からの信号などによって、主にカメラ装置全体のシーケンスを制御し、焦点検出部6からの焦点検出情報の演算処理及びミラー駆動部7の駆動制御等を行う中央演算処理装置である。
カメラボディCPU4Bには、焦点検出部6と、ミラー駆動部7と、レリーズスイッチ11とが接続されている。
【0050】
レンズ鏡筒CPU4Lは、レンズ鏡筒2側の種々の制御、例えば、ブレ検出部5及びレンズ位置検出部9からの情報を処理し、レンズ合焦駆動部8、ブレ補正駆動部10などの駆動制御を行う中央演算処理装置である。
レンズ鏡筒CPU4Lには、ブレ検出部5と、レンズ合焦駆動部8と、レンズ位置検出部9と、ブレ補正駆動部10とが接続されている。
カメラボディCPU4Bとレンズ鏡筒CPU4Lは、互いに通信を行い情報を伝達可能なように、電気的に接続されている。カメラボディCPU4Bは、レンズ鏡筒CPU4Lの動作内容や作動タイミング等をコントロールする。
【0051】
第2実施形態では、図3及び図4で説明したフローにおいて、S100、S150からS160、S180、S210、S250、S270及びS290以降については、カメラボディCPU4Bで行われる。それ以外のステップについては、レンズ鏡筒CPU4Lで行われる。
それぞれのステップ間で必要なタイミング及び情報交換は、カメラボディCPU4Bとレンズ鏡筒CPU4Lとの間の電気的通信によって行われる。
【0052】
(他の実施形態)
本発明の実施形態におけるCPU4には、例えば、特開平3−256015号公報に開示されているような結像状態の調整機能を付加させてもよい。このような機能を付加することによって、被写体が移動しているときには、撮影光学系の結像状態は、過去数回の焦点検出結果又は所定の移動軌跡関数に基づいて予測した被写体の移動量により、調整することができる。また、被写体が移動していないときには、撮影光学系の結像状態は、カメラボディ1及びレンズ鏡筒2を光軸I方向に移動させて調整することができる。
また、本発明の実施形態では、自動合焦撮影装置の例として一眼レフカメラを挙げているが、例えば、マイクロスコープなどの自動合焦装置についても適用することができる。
【0053】
さらに、本発明の実施形態では、S200において、光軸I方向の変位量に基づいて合焦駆動を行っている。
本発明の実施形態では、積分演算を省略した光軸I方向の移動速度に基づいて合焦駆動速度を演算し、この合焦駆動速度に基づいて駆動制御を行うこともできる。この場合、加速度の次元に基づいて合焦駆動速度を演算してもよい。また、加速度、速度、変位その他の次元のカメラブレに関する情報を選択的若しくは総合的に用いることもできる。
なお、本発明の実施形態に係る自動合焦撮影装置の規模の制約などによっては、ブレ補正駆動部10を省略してもよい。この場合には、S130、S140、S260及びS280の各ステップは省略することとなる。
【0054】
以上の説明では、S230において、CPU4は、撮影距離とCPU4内に記憶されている所定の記憶値とを比較しているが、撮影光学系がズームレンズであるときには撮影倍率で比較してもよい。
また、S220及びS230において、CPU4は、露光動作中におけるブレに基づく合焦駆動の要否を判断しているが、撮影光学系の焦点距離又は本発明の実施形態に係る自動合焦撮影装置の主たる使用条件を考慮し、どちらか一方又は両方を省略することもできる。
さらに、S220及びS230における合焦駆動の要否の判断基準は、例えば、ダイヤル操作、メモリー素子の付加及び交換、記憶情報の書き換えなどにより、撮影者の好みによって変更自在とすることもできる。
なお、S240とS250の順序は逆であってもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、請求項1記載の発明によれば、合焦駆動制御部は、合焦検出情報に基づいて合焦駆動部を駆動したあとに、撮影光学系の光軸方向の揺動検出情報に基づいて合焦駆動部を駆動制御しているので、合焦状態にしたあとの撮影光学系が、光軸方向に不規則に揺動し、この合焦状態が変化しても、撮影光学系は光軸方向の揺動検出情報に基づいて駆動するので、撮影光学系を結像状態とすることができる。
【0056】
請求項2記載の発明によれば、合焦駆動制御部は、撮影待機状態において、合焦検出情報に基づいて合焦駆動部を駆動したあとに、撮影動作状態において、撮影光学系の光軸方向の揺動検出情報に基づいて、合焦駆動部を駆動制御するので、撮影動作中に撮影光学系が光軸方向に不規則に揺動し合焦状態が変化しても、撮影光学系は、光軸方向の揺動検出情報に基づいて駆動するので、結像状態となる。
【0057】
請求項3記載の発明によれば、合焦駆動制御部は、合焦検出情報を基準に、揺動検出情報に基づく合焦駆動部の駆動制御に関する情報を設定しており、請求項4記載の発明によれば、合焦駆動制御部は、合焦検出情報を基準に、揺動検出情報に基づく合焦駆動部の駆動制御に関する情報をリセットしているので、撮影光学系が、撮影動作中に光軸方向に移動したときには、揺動検出情報に基づく合焦駆動部の駆動制御に関する情報は、基準情報となる合焦検出情報を基に設定(リセット)される。
【0058】
請求項5記載の発明によれば、合焦駆動部は、導光部移動機構が導光部を移動したあとに、揺動検出情報に基づいて、合焦駆動部の駆動制御を行うので、撮影動作中においても、揺動検出情報に基づいて、適切な合焦駆動部の駆動制御を行うことができる。
【0059】
請求項6記載の発明によれば、合焦駆動制御部は、揺動検出情報に基づいて、合焦駆動部の駆動制御を行うか否かを判断するので、揺動の程度が、合焦駆動部を駆動しなければならないほど、合焦状態に影響するか否かを判断することができる。
【0060】
請求項7記載の発明によれば、合焦駆動制御部は、撮影距離及び/又は撮影倍率情報に基づいて、合焦駆動部の駆動制御を行うか否かを判断するので、揺動の程度が、撮影距離及び/又は撮影倍率情報から判断して、合焦駆動部を駆動しなければならないほど、合焦状態に影響するか否かを判断することができる。
【0061】
請求項8記載の発明によれば、ブレ補正制御部が、揺動検出情報に基づいてブレ補正部の駆動制御を行うので、適切なブレ補正を行うことができる。
【0062】
請求項9記載の発明によれば、合焦駆動制御部は、合焦検出情報に基づいて合焦駆動部を駆動したあとに、光学系の光軸方向の揺動検出情報に基づいて合焦駆動部を駆動制御しているので、合焦状態にしたあとの光学系が、光軸方向に不規則に揺動し、この合焦状態が変化しても、光学系は光軸方向の揺動検出情報に基づいて駆動するので、撮影光学系を結像状態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る自動合焦撮影装置が使用される一眼レフカメラを示す概略断面図である。
【図2】同装置のブロック図である。
【図3】同装置の動作を説明するフローチャートである。
【図4】図3に続くフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態に係る自動合焦撮影装置が使用される一眼レフカメラを示す概略断面図である。
【図6】同装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラボディ
2 レンズ鏡筒
4 CPU
4B カメラボディCPU
4L レンズ鏡筒CPU
5 ブレ検出部
6 焦点検出部
7 ミラー駆動部
8 レンズ合焦駆動部
9 レンズ位置検出部
10 ブレ補正駆動部
11 レリーズスイッチ
11a 半押しスイッチ
11b 全押しスイッチ
101 第1のレンズ群
102 第2のレンズ群(フォーカシングレンズ)
103 第3のレンズ群(ブレ補正レンズ)
I 主光学系の光軸

Claims (9)

  1. 撮影光学系と、
    前記撮影光学系の結像状態を検出して、合焦検出情報を出力する合焦検出部と、
    前記撮影光学系の揺動状態を検出して、揺動検出情報を出力する揺動検出部と、
    前記撮影光学系の結像状態を調節する合焦駆動部と、
    前記合焦検出情報に基づいて前記合焦駆動部を駆動制御し、一旦合焦させた後に、前記撮影光学系の光軸方向における前記揺動検出情報に基づいて、この合焦駆動部を駆動制御する合焦駆動制御部と、
    を備えることを特徴とする自動合焦撮影装置。
  2. 請求項1記載の自動合焦撮影装置において、
    前記合焦駆動制御部は、撮影準備状態において、前記合焦検出情報に基づく前記合焦駆動部の駆動制御をするとともに、撮影動作状態において、前記揺動検出情報に基づくこの合焦駆動部の駆動制御をすること、
    を特徴とする自動合焦撮影装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の自動合焦撮影装置において、
    前記合焦駆動制御部は、前記合焦検出情報を基準として、前記揺動検出情報に基づく前記合焦駆動部の駆動制御に関する情報を設定すること、
    を特徴とする自動合焦撮影装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の自動合焦撮影装置において、
    前記合焦駆動制御部は、前記合焦検出情報を基準として、前記揺動検出情報に基づく前記合焦駆動部の駆動制御に関する情報をリセットすること、
    を特徴とする自動合焦撮影装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の自動合焦撮影装置
    において、
    前記撮影光学系から前記合焦検出部へ光束を導くための導光部と、
    前記自動合焦撮影装置の撮影動作にともなって、前記導光部を移動させる導光部移動機構と、
    を備え、
    前記合焦駆動制御部は、前記導光部移動機構によって前記導光部が移動させられたあとに、前記揺動検出情報に基づいて前記合焦駆動部の駆動制御をすること、
    を特徴とする自動合焦撮影装置。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の自動合焦撮影装置において、
    前記合焦駆動制御部は、前記揺動検出情報に基づいて、前記合焦駆動部の駆動制御をする必要があるか否かを判定すること、
    を特徴とする自動合焦撮影装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の自動合焦撮影装置にお いて、
    前記撮影光学系の状態から、撮影距離及び/又は撮影倍率情報を検出する光学系位置検出部を備え、
    前記合焦駆動制御部は、前記撮影距離及び/又は前記撮影倍率情報に基づいて、前記合焦駆動部の駆動制御をする必要があるか否かを判定すること、
    を特徴とする自動合焦撮影装置。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の自動合焦撮影装置において、
    前記撮影光学系の一部を前記光軸に対して略直交する方向に駆動させることによって、ブレを補正するブレ補正部と、
    前記ブレ補正部の駆動制御を行うブレ補正制御部と、
    を備え、
    前記ブレ補正制御部は、前記揺動検出情報に基づいて、前記ブレ補正部の駆動制御をすること、
    を特徴とする自動合焦撮影装置。
  9. 学系の結像状態を検出して、合焦検出情報を出力する合焦検出部と、
    前記光学系の揺動状態を検出して、揺動検出情報を出力する揺動検出部と、
    前記光学系の結像状態を調節する合焦駆動部と、
    前記合焦検出部からの合焦検出情報に基づいて前記合焦駆動部を駆動制御し、一旦合焦させた後に、前記光学系の光軸方向における前記揺動検出情報に基づいて前記合焦駆動部を駆動制御する合焦駆動制御部と、
    を備えることを特徴とする自動合焦装置。
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