JP3799208B2 - 給紙方法および給紙装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ装置,複写機などにおける用紙,原稿などを1枚ずつ分離給紙する分離給紙部を有する給紙装置に適用される給紙方法、およびその給紙方法を用いる給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
分離給紙装置として、従来より、給紙ローラと、給紙ローラに当接するフリクションパッドと、給紙ローラとフリクションパッドとの当接部(ニップ)に送られてくる用紙とにおける各摩擦係数の差を利用して、ニップに重送されてきた用紙を1枚ずつ分離給紙する構成のものが知られている。
【0003】
図8は前記従来の分離給紙装置の概略構成図であり、1は給紙ローラ、2は給紙ローラ1に付勢スプリング3の付勢力を受けて当接するフリクションパッド、4は用紙Pを収納する給紙カセット、5は給紙カセット4内に設置されて用紙Pの先端部を給紙ローラ1へ押圧する底板である。
【0004】
分離特性を決定する摩擦係数は、給紙ローラ1と用紙P間がμ1であり、用紙Pとフリクションパッド2間がμ2であり、用紙P同士間がμ3であるとすると、μ1>μ2>μ3となる関係になるように設定されている。
【0005】
このため、図8において、給紙ローラ1とフリクションパッド2とのニップNに用紙Pが重送された場合、重送された用紙PがニップNにおいて挟持された状態になり、かつ最上位の用紙P1に対して次位の用紙P2がフリクションパッド2に係止され、給紙ローラ1の搬送力を受ける最上位の用紙P1のみが給紙されることになることから、重送されてきた最上位の用紙P1と次位の用紙P2とは分離して給紙される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の分離給紙装置の構成において、分離給紙動作時には、分離給紙された最上位の用紙P1の後端が給紙ローラ1とフリクションパッド2とのニップNを通過するまで、次位の用紙P2はニップNに入り込んだ状態で待機状態になっている。
【0007】
この待機状態で次の給紙動作が行われれば、前記次位の用紙P2は給紙ローラ1の搬送力を受けて給紙される。しかし、待機状態において、用紙補充または交換のために給紙カセットを装置本体から引き出すような必要が生じた場合に、給紙カセットを引き出すと、給紙ローラ1とフリクションパッド2とのニップNに用紙が挟持されて残ることになる。
【0008】
しかし、このように用紙が給紙カセットの設置部位に残った状態で、再び、給紙カセットを設置位置にセットすると、残っている用紙のために給紙カセットを適正にセットすることができない状態になったり、あるいは給紙カセットをセットすることができたとしても、残っている用紙が給紙経路を塞ぐことになるため、そのまま給紙動作が開始したときにはジャムを発生してしまうなどの問題がある。
【0009】
本発明の目的は、前記従来の技術の課題を解決し、簡潔な構造によって分離給紙における給紙トラブル,ジャム,重送の発生を未然に防ぐことを可能にした給紙方法および給紙装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に係る本発明は、用紙が収納されるカセットと、該カセット内の用紙の有無を検知する用紙有無センサと、給紙ローラと、該給紙ローラに接触して接触部分において重送されてきた用紙を1枚ずつ分離給紙する分離用部材と、前記カセットに収納された用紙を用紙上面が前記給紙ローラに接触するまで持ち上げる底板とを備えた給紙装置に用いられる給紙方法であって、前記カセットの引き出し動作中に、前記用紙有無センサが用紙有り検知状態から用紙無し検知状態になった場合に、前記給紙ローラを給紙方向に対して逆転させることを特徴とし、この方法によって、通常の連続分離給紙に影響を与えずに、カセット引き出し時にカセットが適所まで移動した時点で、給紙ローラが逆転することによって、分離給紙時にニップに残っている用紙がカセットへ戻されるため、従来のようなカセット再セット時のトラブルなどを未然に回避することができる。
【0011】
また請求項2に係る本発明は、請求項1記載の給紙方法において、カセットの引き出し動作中に、底板が下降することにより、用紙有無センサが用紙有り検知状態から用紙無し検知状態になった場合に、給紙ローラを給紙方向に対して逆転させることを特徴とする。
【0012】
また請求項3に係る本発明は、請求項1または2記載の給紙方法において、分離用部材は、装置本体に設けられていることを特徴とする。
【0013】
また請求項4に係る本発明は、請求項1乃至3いずれか1項記載の給紙方法において、給紙ローラは、装置本体に設けられていることを特徴とする。
【0014】
また請求項5に係る本発明は、請求項1乃至4いずれか1項記載の給紙方法において、給紙ローラを間欠的に逆転させることを特徴とする。
【0015】
また請求項6に係る本発明は、請求項1乃至5いずれか1項記載の給紙方法において、給紙ローラを、給紙ローラと分離用部材との接触部分から退いた位置に達するまで逆転させることを特徴とし、この方法によって、用紙を次の分離給紙に直接影響しない位置まで退避させることができるため、常に良好な分離給紙が行われる。
【0016】
また請求項7に係る本発明は、請求項1乃至6いずれか1項記載の給紙方法において、厚い用紙の給紙の場合、前記給紙ローラの逆転トルクを標準厚さの用紙の給紙の場合に比べて大きくすることを特徴とし、この方法によって、標準厚さの用紙の給紙に比べて搬送負荷が増す厚い用紙の給紙であっても、戻し不良を防止することができ、確実に用紙を戻すことができる。
【0017】
また請求項8に係る本発明は、請求項1乃至7いずれか1項記載の給紙方法において、薄い用紙の給紙の場合、前記給紙ローラの逆転量を標準厚さの用紙の給紙の場合に比べて大きくすることを特徴とし、この方法によって、標準厚さの用紙の給紙に比べて給紙ローラと分離用部材との接触部分に深く(多く)入り込みやすい薄い用紙の給紙であっても、戻し不良を防止することができ、確実に用紙を戻すことができる。
【0018】
また請求項9に係る本発明は、請求項1乃至8いずれか1項記載の給紙方法において、カセット引き出し時にカセットを、給紙ローラの逆転により戻される用紙を受けることができる位置に一時待機させることを特徴とし、この方法によって、用紙をカセット内に対して確実に戻すことができる。
【0019】
また請求項10に係る本発明は、用紙が収納されるカセットと、該カセット内の用紙の有無を検知する用紙有無センサと、給紙ローラと、該給紙ローラに接触して接触部分において重送されてきた用紙を1枚ずつ分離給紙する分離用部材と、前記カセットに収納された用紙を用紙上面が前記給紙ローラに接触するまで持ち上げる底板とを備えた給紙装置において、前記カセットの引き出し動作中に、前記用紙有無センサが用紙有り検知状態から用紙無し検知状態になったときに、前記給紙ローラを給紙方向に対して逆転させる駆動制御手段を備えたことを特徴とし、この構成によって、通常の連続分離給紙に影響を与えずに、カセット引き出し時にカセットが適所まで移動した時点で、給紙ローラが逆転することによって、分離給紙時にニップに残っている用紙がカセットへ戻されるため、従来のようなカセット再セット時のトラブルなどを未然に回避することができる。
【0020】
また請求項11に係る本発明は、請求項10記載の給紙装置において、給紙装置は、カセットの引き出し動作中に、底板が下降することにより、用紙有無センサが用紙有り検知状態から用紙無し検知状態になった場合に、給紙ローラを給紙方向に対して逆転させることを特徴とする。
【0021】
また請求項12に係る本発明は、請求項10または11記載の給紙装置において、分離用部材は、装置本体に設けられていることを特徴とする。
【0022】
また請求項13に係る発明は、請求項10乃至12いずれか1項記載の給紙装置において、給紙ローラは、装置本体に設けられていることを特徴とする。
【0023】
また請求項14に係る本発明は、請求項10乃至13いずれか1項記載の給紙装置において、分離用部材が、給紙ローラに接触する板状摩擦部材であることを特徴とする。
【0024】
また請求項15に係る本発明は、請求項10乃至14いずれか1項記載の給紙装置において、給紙ローラを間欠的に逆転させる駆動制御手段を備えたことを特徴とする。
【0025】
また請求項16に係る本発明は、請求項10乃至15いずれか1項記載の給紙装置において、給紙ローラの逆転により戻される用紙が給紙ローラと分離用部材との接触部分から退いた位置に達するまで、給紙ローラを逆転させる駆動制御手段を備えたことを特徴とし、この構成によって、用紙を次の分離給紙に直接影響しない位置まで退避させることができるため、常に良好な分離給紙が行われる。
【0026】
また請求項17に係る本発明は、請求項10乃至16いずれか1項記載の給紙装置において、厚い用紙の給紙の場合、前記給紙ローラの逆転トルクを標準厚さの用紙の給紙の場合に比べて大きく設定する駆動制御手段を備えたことを特徴とし、この構成によって、標準厚さの用紙の給紙に比べて搬送負荷が増す厚い用紙の給紙であっても、戻し不良を防止することができ、確実に用紙を戻すことができる。
【0027】
また請求項18に係る本発明は、請求項10乃至17いずれか1項記載の給紙装置において、薄い用紙の給紙の場合、前記給紙ローラの逆転量を標準厚さの用紙の給紙の場合に比べて大きく設定する駆動制御手段を備えたことを特徴とし、この構成によって、標準厚さの用紙の給紙に比べて給紙ローラと分離用部材との接触部分に深く(多く)入り込みやすい薄い用紙の給紙であっても、戻し不良を防止することができ、確実に用紙を戻すことができる。
【0028】
また請求項19に係る本発明は、請求項10乃至18いずれか1項記載の給紙装置において、カセット引き出し時にカセットを、前記給紙ローラの逆転により戻される用紙を受けることができる位置に一時待機させる規制手段を備えたことを特徴とし、この構成によって、用紙をカセット内に対して確実に戻すことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0030】
図1は本発明の実施形態を説明するための参考例1である分離給紙装置の構成図であり、11は給紙ローラ、12は給紙ローラ11に付勢スプリング13の付勢力を受けて当接する分離用部材であるフリクションパッド、14は用紙Pを収納する給紙カセット、15は給紙カセット14内に設置されて用紙Pの先端部を給紙ローラ11へ押圧する底板である。16はフリクションパッド12が上部に固定されているホルダ、17は、ホルダーケースであって、ホルダ16の下部を保持し、さらにホルダ16を給紙ローラ11方向へ付勢する付勢スプリング13が内蔵されている。
【0031】
18は給紙カセット14内における用紙の有無を検知する用紙有無センサ、19は給紙カセット14の上方にほぼ中央部分が回動可能に支持された用紙有無センサ18を構成するアクチュエータであり、上部レバー19aと横延出レバー19bとからなる。横延出部19bが、底板15に載置されている用紙Pの上面に接触するとき(図1における実線)には、上部レバー19aは用紙有無センサ18を構成するフォトセンサ20の光路20aから外れ、フォトセンサ20をオフにして紙有り検知状態にする。また横延出部19bは、用紙が無い場合に底板15の通孔21から底板15の下方へ突出するため、アクチュエータ19が時計方向へ回動し(図1における2点鎖線)、上部レバー19aがフォトセンサ20の光路20aを遮断し、フォトセンサ20をオンにして紙無し検知状態にする。
【0032】
22は給紙ローラ11から給紙される用紙Pを用紙搬送路23の下流へ送る搬送ローラ、24は、搬送ローラ22よりも用紙搬送路23の下流側に設置され、用紙搬送路23を通過する用紙Pの端部を検知する用紙端部検知センサである。
【0033】
用紙端部検知センサ24において、25はアクチュエータであって、用紙搬送路23の近傍にほぼ中央部分が回動可能に支持され、用紙搬送路23を出入する側部レバー25aと横延出部25bとからなる。側部レバー25aは、用紙Pが用紙搬送路23を通過しているとき用紙Pに押されて用紙搬送路23外にあり(図1における実線)、横延出部25bが用紙端部検知センサ24のフォトセンサ26の光路26aを遮断して、フォトセンサ26をオン状態にしている。しかし、用紙Pの後端が検知箇所を通過すると、側部レバー25aは用紙搬送路23内に戻り(図1における2点鎖線)、アクチュエータ25が時計方向へ回動し、横延出部25bがフォトセンサ26の光路26aから外れ、フォトセンサ26をオフにすることにより用紙後端の通過が検知される。
【0034】
図2は前記給紙カセットが装置本体内の所定の位置にあるか否かを検知するためのカセット有無センサの説明図であり、本例では給紙カセット14の装置本体内における挿入最終位置に検知用スイッチ27の切換操作部28における先端が配設され、給紙カセット14が所定の位置に挿入セットされた状態において、切換操作部28が押圧されて検知用スイッチ27をオンにすることにより、給紙カセット14が有ることが検知される。また給紙カセット14が引き出されて、挿入最終位置から多少引き出し側の位置に達したとき、切換操作部28に対する押圧が解除されて、検知用スイッチ27をオフにすることにより、給紙カセット14が無いと検知される。
【0035】
図3は参考例1における用紙搬送部材の駆動制御系の構成を示すブロック図であり、30は、用紙有無センサ18,用紙端部検知センサ24,カセット有無センサである検知用スイッチ27などから検知信号を受けて、各部をコントロールするCPU(中央演算処理ユニット)、31はCPU30から制御信号を受けて駆動モータ32をコントロールする駆動制御回路部、33は駆動モータ32の回転駆動力を被駆動部材である給紙ローラ11,搬送ローラ22などに伝達する駆動力伝達機構、34は、給紙ローラ11に設けられ、給紙ローラ11に対して駆動力伝達機構33からの回転駆動力を断続する電磁クラッチである。
【0036】
参考例1において、分離特性を決定する摩擦係数は、従来と同様に、給紙ローラ11と用紙P間がμ1であり、用紙Pとフリクションパッド12間がμ2であり、用紙P同士間がμ3であるとすると、μ1>μ2>μ3となる関係になるように設定されている。
【0037】
前記構成の参考例1における給紙動作を説明する。分離給紙の基本的な動作は従来例と同様であって、給紙が開始されると給紙カセット14内に設置されている用紙Pの先端部が底板15の上昇によって給紙ローラ11に押圧され、給紙ローラ11の回転により用紙Pが、給紙ローラ11とフリクションパッド12とのニップNへ送られて、ニップN部分により捌かれて給紙方向下流側へ搬送される。給紙ローラ11とフリクションパッド12とのニップNに用紙Pが重送された場合、ニップNにおいて重送された用紙Pが挟持された状態になって、図8に示すと同様に、最上位の用紙P1に対して次位の用紙P2がフリクションパッド12に係止され、給紙ローラ11の搬送力を受ける最上位の用紙P1のみが給紙されるため、最上位の用紙P1と次位の用紙P2とが分離して給紙されることになる。
【0038】
次に、参考例1における給紙ローラ11の駆動制御について、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0039】
給紙開始時、給紙カセット14が所定位置にセットされており、かつ給紙カセット14に用紙が積載されて入れていれば、検知用スイッチ27がオン、かつ用紙有無センサ18がオフであり、駆動モータ32が始動する。電磁クラッチ34がオフになっており、給紙ローラ11は回転しない(S1−1)。給紙が開始されると、電磁クラッチ34がオンして給紙ローラ11が回転駆動力を受けて回転し(図1の矢印方向の回転:正転)、給紙カセット14内の上昇位置にある底板15によって給紙ローラ11に押圧されている用紙Pを、給紙ローラ11とフリクションパッド12とのニップNへ送る。ニップNにおいて用紙Pは1枚ずつ分離給紙されて、1枚の用紙Pが搬送ローラ22へ送られる(S1−2)。
【0040】
給紙ローラ11に対する回転駆動は、用紙Pの先端が用紙端部検知センサ24を通過したタイミング(S1−3)で電磁クラッチ34がオフとなって停止するが、給紙ローラ11は、搬送ローラ22が回転駆動されて用紙Pが搬送されるため、用紙Pの後端がニップNを出るまで連れ回りする(S1−4)。用紙Pの後端が用紙端部検知センサ24を通過したタイミング(S1−5)で駆動モータ32は一時停止した後、駆動モータ32が逆転する(S1−6)。駆動モータ32の一時停止時間は、例えば用紙端部検知センサ24のオン時間(用紙Pの長さ)に基づいて設定することができる。駆動モータ32の逆転の際、電磁クラッチ34がオンにされ、給紙ローラ11が逆転する。したがって、このように給紙ローラ11が逆転することにより、ニップNに次に給紙される用紙Pの先端部が残っていたとしても、給紙カセット14内へ戻されることになる(S1−7)。
【0041】
そして、予め設定されている時間、給紙ローラ11が逆転すると(S1−8)、電磁クラッチ34がオフにされ、給紙ローラ11の逆転が停止し(S1−9)、駆動モータ32が停止する(S1−10)。そして、次の給紙指令があれば、ステップ(S1−1)へ戻り、前記制御動作が繰り返して行われる(S1−11)。
【0042】
なお、参考例1では、用紙端部検知センサ24による用紙Pの通過検知信号に基づいて、後処理の画像形成における作像タイミングを調整することが可能であり、このようにすることによって、用紙端部検知センサ24に従来の複写機におけるレジストローラとしての機能を持たせることができる。
【0043】
また、給紙ローラ11と搬送ローラ22との回転駆動源として、参考例1のように駆動力伝達機構33を介して共通の駆動モータ32を用いることができるが、この構成の場合、給紙ローラ11と搬送ローラ22との回転方向が同じになるので、前記フローチャートのような給紙ローラ11の逆転制御のタイミングを取るためのタイミング制御が必要になるが、給紙ローラ11と搬送ローラ22とにおいてそれぞれ独立した回転駆動源を使用して、それぞれを独立して駆動制御することも考えられ、このようにすることにより、ニップNから用紙Pが抜ければ、給紙ローラ11を逆転することが可能になり、前記フローチャートのようなタイミング制御を必要とする構成と比較して、給紙サイクル時間を短縮することができる。
【0044】
また、ステップ(S1−2)ないしステップ(S1−4)の電磁クラッチ34のオン時間は、用紙端部検知センサ24の検知によらず、CPU30などに給紙ローラ11の給紙動作時間を計数するタイマ機能を具備させ、そのタイマからの計数情報を受けて、用紙Pの後端がニップNを通過する時間経過後に、給紙ローラ11を給紙方向に対して逆転させることも考えられる。
【0045】
このように参考例1では、給紙ローラ11によりニップNまで送られ、かつ分離給紙によってフリクションパッド12上およびその近傍に残った用紙Pを、分離給紙動作1回ごとに給紙カセット14へ戻すため、ユーザが用紙補給あるいは用紙サイズ変更のために給紙カセット14を引き出す際、従来のようにニップN部分に用紙が残ってしまい、給紙カセット14を再セットしたときに、その残留用紙により給紙上のトラブルを発生させてしまうなどの問題を未然に回避することができる。
【0046】
しかし、参考例1では、分離給紙動作1回ごとに用紙Pを給紙カセット14へ戻す動作を行うため、1頁当たりの作像(印字)速度が遅くなるという問題があり、また、連続給紙の場合、時として、次の用紙を戻し過ぎて所定の待機位置よりも上流側に位置させてしまい、分離性能を低下させるおそれがある。
【0047】
そこで、本発明の実施形態では、前記参考例1の問題を解決するため、給紙カセット14を引き出す際に、給紙ローラ11を逆転するようにしている。
【0048】
本実施形態の構造は参考例1の分離給紙装置の構成と同様であって、図1,図2にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。本実施形態における給紙ローラ11の駆動制御を図5のフローチャートを参照して説明する。
【0049】
装置の給紙待機時、給紙カセット14が所定位置にセットされており、かつ給紙カセット14に用紙が積載されて入れていれば、検知用スイッチ27がオン、かつ用紙有無センサ18がオフであり、駆動モータ32は動作していない。(S2−1)。この状態から、ユーザが給紙カセット14をカセットセット位置から引き抜き始めると(S2−2)、給紙カセット14内の底板15が図示しない下降手段によって上昇位置から下げられ、図6に示すように、アクチュエータ19が時計方向へ回動し、用紙有無センサ18がオフ状態から紙無しを検知してオンとなる(S2−3)。
【0050】
この用紙有無センサ18のオン信号により駆動モータ32が逆転するように回転し(S2−4)、さらに電磁クラッチ34がオンとなる。このため、給紙ローラ11が逆転し、この給紙ローラ11の逆転により、ニップNに次に給紙される用紙Pの先端部が残っていると、給紙カセット14内へ戻されることになる(S2−5)。
【0051】
そして、予め設定されている時間、給紙ローラ11が逆転すると(S2−6)、電磁クラッチ34がオフにされ、給紙ローラ11の逆転が停止し(S2−7)、駆動モータ32が停止する(S2−8)。そして、ユーザによって給紙カセット14がセット位置に再セットされると、ステップ(S2−1)へ戻り、前記制御動作が繰り返して行われる(S2−9)。
【0052】
このように本実施形態では、参考例1と異なり、分離給紙動作1回ごとに用紙Pを給紙カセット14へ戻す動作を行わないため、通常の給紙に影響を与えるようなことがなく、また分離性能を低下させることもない。
【0053】
しかし、本実施形態では用紙有無センサ18が紙無しを検知すると、給紙ローラ11が逆転することになるため、給紙カセット14を引き出す際のみならず、給紙カセット14内に用紙Pがなくなったときにも給紙ローラ11が逆転することになる。このため給紙カセット14が所定の位置にセットされている状態では、図1に示すように、給紙ローラ11が底板15に当接しているため、擦れて振動音を発生させるという不具合が生じる。
【0054】
そこで、参考例2では、前記本実施形態の問題を解決するため、本実施形態と同様に給紙カセット14を引き出す際に給紙ローラ11を逆転するが、その逆転のタイミングを用紙有無センサ18による紙無し検知時でなく、カセット有無センサ(検知用スイッチ)27によりカセット無しが検知されたときにしている。
【0055】
参考例2の構造は参考例1の分離給紙装置の構成と同様であって、図1,図2にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。参考例2における給紙ローラ11の駆動制御を図7のフローチャートを参照して説明する。
【0056】
装置の給紙待機時、給紙カセット14が所定位置にセットされており、かつ給紙カセット14に用紙が積載されていれば、検知用スイッチ27がオン、かつ用紙有無センサ18がオフであり、駆動モータ32は動作していない。(S3−1)。この状態から、ユーザが給紙カセット14をカセットセット位置から引き抜き始めると(S3−2)、図2に示すように、給紙カセット14が挿入最終位置から多少引き出し側の位置に達したときに、給紙カセット14による切換操作部28に対する押圧が解除されて検知用スイッチ27がオフになり、カセット無しが検知される(S3−3)。
【0057】
この検知スイッチ27のオフ信号により駆動モータ32が逆転するように回転し(S3−4)、さらに電磁クラッチ34がオンとなる。このため、給紙ローラ11が逆転し(S3−5)、この給紙ローラ11の逆転により、ニップNに次に給紙される用紙Pの先端部が残っていたとしても、給紙カセット14内へ戻されることになる。
【0058】
そして、予め設定されている時間、給紙ローラ11が逆転すると(S3−6)、電磁クラッチ34がオフにされ、給紙ローラ11の逆転が停止し(S3−7)、駆動モータ32が停止する(S3−8)。そして、ユーザによって給紙カセット14がセット位置に再セットされると、ステップ(S3−1)へ戻り、前記制御動作が繰り返して行われる(S3−9)。
【0059】
このように参考例2では、給紙カセット14が所定のセット位置から引き出されて、給紙ローラ11が底板15から離れた状態において給紙ローラ11の逆転が行われるため、本実施形態のように給紙ローラ11と給紙カセット14の底板15とが接触することがないため、給紙ローラ11が逆転しても振動音などの異音を発生させるようなことはない。
【0060】
なお、本実施形態,参考例において、給紙ローラ11の逆転制御に当たり、給紙ローラ11を間欠回転させるようにしたり、あるいは用紙の厚さに応じて給紙ローラ11に対して異なる逆転状態を設定することにより、用紙を逆転時に確実かつ良好に戻すことができるようになる。
【0061】
特に厚い用紙の逆転給紙の際には、用紙が厚くなり、かつ用紙自体の剛性が増すことにより給紙ローラ11における搬送負荷が増加する。このため厚い用紙の逆転給紙の場合には、給紙ローラ11に対して標準的な厚さの用紙(通常使用される厚さの用紙)の逆転給紙の場合よりも逆転トルクが大きくなるように設定することにより、逆転時に用紙を確実に戻すことができるようになり、給紙性能を高めることができる。
【0062】
また、薄い用紙の逆転給紙の際には、残留状態にあって標準的な厚さの用紙に比べてニップNに深く(多く)入り込みやすい。このため薄い用紙の逆転給紙の場合には、給紙ローラ11に対して標準的な厚さの用紙の逆転給紙の場合よりも逆転量(逆転時間,逆転距離)が大きくなるように設定することにより、逆転時に用紙を確実に戻すことができるようになり、給紙性能を高めることができる。さらに、このように設定することにより、標準的な厚さの用紙における逆転給紙の場合には相対的に逆転量が小さくなるため、給紙ローラ11の逆転時に発生する音(給紙ローラ11とフリクションパッド12とのニップN部における擦れ音)の発生時間が少なくなり、騒音発生を抑制する効果も発生する。
【0063】
また、給紙ローラ11の逆転を、残留している用紙PがニップNから退いた位置まで確実に達するまで継続させることにより、残留している用紙Pが次の分離給紙に干渉しないようにすることができる。
【0064】
また、本実施形態および参考例2において、給紙ローラ11の逆転により残留している用紙Pが戻されている間に給紙カセット14が急激に引き抜かれてしまうと、用紙Pが給紙カセット14内へ戻らないおそれがあるため、給紙カセット14は、給紙ローラ11の逆転期間において戻される用紙Pを受けることができる位置に一時待機させるようなストッパ機構を設置することが望ましい。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る給紙方法および給紙装置によれば、カセット引き出し時にカセットが適所まで移動した時点で、給紙ローラを逆転させることによって、通常の連続分離給紙に影響を与えずに、分離給紙時においてニップ部分に残った用紙をカセットへ戻すことができるため、簡単な構成により、従来のようなカセット再セット時のトラブルなどを未然に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を説明するための参考例1である分離給紙装置の構成図
【図2】 参考例1におけるカセット有無センサの説明図
【図3】 参考例1における用紙搬送部材の駆動制御系の構成を示すブロック図
【図4】 参考例1における給紙ローラの駆動制御に係るフローチャート
【図5】 本発明の実施形態における給紙ローラの駆動制御に係るフローチャート
【図6】 本実施形態における用紙有無センサの動作の説明図
【図7】 参考例2における給紙ローラの駆動制御に係るフローチャート
【図8】 従来の分離給紙装置の概略構成図
【符号の説明】
11 給紙ローラ
12 フリクションパッド
13 付勢スプリング
14 給紙カセット
15 底板
18 用紙有無センサ
22 搬送ローラ
24 用紙端部検知センサ
27 検知用スイッチ
30 CPU
31 駆動制御回路部
32 駆動モータ
33 駆動力伝達機構
34 電磁クラッチ

Claims (19)

  1. 用紙が収納されるカセットと、該カセット内の用紙の有無を検知する用紙有無センサと、給紙ローラと、給紙ローラに接触して接触部分において重送されてきた用紙を1枚ずつ分離給紙する分離用部材と、前記カセットに収納された用紙を用紙上面が前記給紙ローラに接触するまで持ち上げる底板を備えた給紙装置に用いられる給紙方法であって、
    前記カセットの引き出し動作中に、前記用紙有無センサが用紙有り検知状態から用紙無し検知状態になった場合に、前記給紙ローラを給紙方向に対して逆転させることを特徴とする給紙方法。
  2. 前記カセットの引き出し動作中に、前記底板が下降することにより、前記用紙有無センサが用紙有り検知状態から用紙無し検知状態になった場合に、前記給紙ローラを給紙方向に対して逆転させることを特徴とする請求項1記載の給紙方法。
  3. 前記分離用部材は、装置本体に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の給紙方法。
  4. 前記給紙ローラは、装置本体に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の給紙方法。
  5. 記給紙ローラを間欠的に逆転させることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載の給紙方法。
  6. 記給紙ローラを、該給紙ローラと前記分離用部材との接触部分から退いた位置に達するまで逆転させることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載の給紙方法。
  7. 厚い用紙の給紙の場合、前記給紙ローラの逆転トルクを標準厚さの用紙の給紙の場合に比べて大きくすることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載の給紙方法。
  8. 薄い用紙の給紙の場合、前記給紙ローラの逆転量を標準厚さの用紙の給紙の場合に比べて大きくすることを特徴とする請求項1乃至7いずれか1項記載の給紙方法。
  9. カセット引き出し時に前記カセットを、前記給紙ローラの逆転により戻される用紙を受けることができる位置に一時待機させることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項記載の給紙方法。
  10. 用紙が収納されるカセットと、該カセット内の用紙の有無を検知する用紙有無センサと、該給紙ローラと、給紙ローラに接触して接触部分において重送されてきた用紙を1枚ずつ分離給紙する分離用部材と、前記カセットに収納された用紙を用紙上面が前記給紙ローラに接触するまで持ち上げる底板とを備えた給紙装置において、
    前記カセットの引き出し動作中に、前記用紙有無センサが用紙有り検知状態から用紙無し検知状態になったときに、前記給紙ローラを給紙方向に対して逆転させる駆動制御手段を備えたことを特徴とする給装置
  11. 前記給紙装置は、前記カセットの引き出し動作中に、前記底板が下降することにより、前記用紙有無センサが用紙有り検知状態から用紙無し検知状態になった場合に、前記給紙ローラを給紙方向に対して逆転させることを特徴とする請求項10記載の給紙装置
  12. 前記分離用部材は、装置本体に設けられていることを特徴とする請求項10または11記載の給紙装置。
  13. 前記給紙ローラは、装置本体に設けられていることを特徴とする請求項10乃至12いずれか1項記載の給紙装置。
  14. 前記分離用部材が、前記給紙ローラに接触する板状摩擦部材であることを特徴とする請求項10乃至13いずれか1項記載の給紙装置。
  15. 前記給紙ローラを間欠的に逆転させる前記駆動制御手段を備えたことを特徴とする請求項10乃至14いずれか1項記載の給紙装置。
  16. 前記給紙ローラの逆転により戻される用紙が前記給紙ローラと前記分離用部材との接触部分から退いた位置に達するまで、前記給紙ローラを逆転させる前記駆動制御手段を備えたことを特徴とする請求項10乃至15いずれか1項記載の給紙装置。
  17. 厚い用紙の給紙の場合、前記給紙ローラの逆転トルクを標準厚さの用紙の給紙の場合に比べて大きく設定する前記駆動制御手段を備えたことを特徴とする請求項10乃至16いずれか1項記載の給紙装置。
  18. 薄い用紙の給紙の場合、前記給紙ローラの逆転量を標準厚さの用紙の給紙の場合に比べて大きく設定する前記駆動制御手段を備えたことを特徴とする請求項10乃至17いずれか1項に記載の給紙装置。
  19. カセット引き出し時に前記カセットを、前記給紙ローラの逆転により戻される用紙を受けることができる位置に一時待機させる規制手段を備えたことを特徴とする請求項10乃至18いずれか1項記載の給紙装置。
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