JP3797788B2 - トランジスタ回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はLSI(Large Scale Integrated circuit)等のトランジスタ回路に関し、特にEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)に電源を供給するための回路等のように高電圧を扱うトランジスタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の高電圧を扱うトランジスタ回路の例としてEEPROMに電源を供給する回路を図1及び図4に示す。図3及び図4はともにレベルシフト回路で、信号INの入力に基づいてレベルシフトを行って信号OUTを出力し、信号OUTをEEPROMの各メモリセルに供給する回路である。
【0003】
図3において、信号INはNチャネル型MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ51を介してPチャネル型MOSトランジスタ53及びNチャネル型MOSトランジスタ54の各ゲートに入力される。MOSトランジスタ51のゲートには定電圧Vccが印加される。
【0004】
MOSトランジスタ53のソースには電圧Vppが印加され、MOSトランジスタ54のソースにはグランドレベルが印加される。そして、MOSトランジスタ53のドレインとMOSトランジスタ54のドレインは接続され、その接続中点より信号OUTが出力される。
【0005】
信号OUTはPチャネル型MOSトランジスタ52のゲートに印加され、MOSトランジスタ52のソースには電圧Vppが印加される。そして、MOSトランジスタ52のドレインはMOSトランジスタ53、54の両ゲートに接続されている。
【0006】
まず、電圧VPPが定電圧Vccと同じ電圧であるときにハイレベルかロウレベルの信号INが入力される。信号INはロウレベルが0Vで、ハイレベルがVccの信号である。定電圧Vccは5Vであり、信号INはMOSトランジスタ51を介してそのままMOSトランジスタ53、54の両ゲートに入力される。
【0007】
EEPROMにデータの書き込み又は消去を行う場合には、信号INの入力が確定された後に電圧Vppを15〜17Vまで昇圧する。これに対して、データの読み出しを行う場合には、Vpp=Vccのままである。以下、電圧Vppを15〜17Vまで昇圧する場合について説明する。
【0008】
MOSトランジスタ53、54はインバータを構成しており、信号INがロウレベルであるときには信号OUTは電圧Vppによって15〜17Vとなる。そして、高電圧状態となった信号OUTによってMOSトランジスタ52はオフする。一方、信号INがハイレベルであるときには信号OUTはグランドレベルとなる。そして、信号OUTがグランドレベルであるときにはMOSトランジスタ52がオンするため、MOSトランジスタ53、54から成るインバータの入力側は電圧Vppによって15〜17Vの高電圧に保たれる。なお、MOSトランジスタ51は前記高電圧を遮断して信号INの入力側に伝わらないようにするために挿入されている。これにより、レベルシフト回路は信号INに基づいて信号OUTを出力する。
【0009】
図4は一旦電圧Vppを15〜17Vに昇圧した後であっても信号INの変更により信号OUTの変更を可能とした回路である。前者の図3に示す回路においては電圧Vppが15〜17Vに昇圧した後では、MOSトランジスタ53、54から成るインバータのスレッショルドが電圧Vppによって大きく上昇し、信号INのレベルである0V又は5Vではインバータとして正常に動作しなくなっていた。
【0010】
図4に示す回路では、信号INはインバータ65に入力される。インバータ65の出力側はNチャネル型MOSトランジスタ62のゲート及びインバータ66の入力側に接続されている。インバータ66の出力側はNチャネル型MOSトランジスタ64のゲートに接続されている。
【0011】
MOSトランジスタ62のソースにはグランドレベルが印加される。MOSトランジスタ62のドレインはPチャネル型MOSトランジスタ61のドレイン及びPチャネル型MOSトランジスタ63のゲートに接続されている。MOSトランジスタ64のソースにはグランドレベルが印加される。MOSトランジスタ64のドレインはPチャネル型MOSトランジスタ63のドレイン及びMOSトランジスタ61のゲートに接続されている。MOSトランジスタ61、63のソースには電圧Vppが印加され、MOSトランジスタ63、64の接続中点より信号OUTが出力される。
【0012】
インバータ65、66は定電圧Vccで動作しており、電圧Vppが15〜17Vに昇圧されていても信号INを変更しても正しく動作する。そのため、信号INのレベルの変更により信号OUTを変更することが可能である。
【0013】
すなわち、すでに電圧Vppが15〜17Vに昇圧されている場合に信号INがハイレベルからロウレベルとなれば、インバータ65の出力はハイレベルとなり、MOSトランジスタ62はオンする。また、インバータ65の出力はインバータ66を介することによりロウレベルとなるため、MOSトランジスタ64はオフする。これにより、MOSトランジスタ63はオンし、信号OUTは電圧Vppによって15〜17Vとなり、MOSトランジスタ61はオフ状態となる。
【0014】
一方、信号INがロウレベルからハイレベルとなれば、インバータ65の出力はロウレベルとなり、MOSトランジスタ62はオフする。また、インバータ65の出力はインバータ66を介することによりハイレベルとなるため、MOSトランジスタ64はオンする。これにより、信号OUTはグランドレベルとなり、MOSトランジスタ61はオンし、MOSトランジスタ63はオフする。したがって、電圧Vppが15〜17Vまで昇圧された後でも信号INを変更することにより信号OUTの状態を変更することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の回路では電圧Vppが15〜17Vの高電圧となると、図3においてはPチャネル型MOSトランジスタ52、53のいずれか一方に、図4においてはPチャネル型MOSトランジスタ61、63のいずれか一方に、15〜17Vの高電圧がソース・ドレイン間に印加されるため、LSIのプロセス等で規定される耐圧以上の高電圧を扱うことができなかった。
【0016】
また、逆に言えば、前記耐圧以上の高電圧がPチャネル型MOSトランジスタのソース・ドレイン間に印加されると、ブレークダウンが生じるため回路が機能しなくなるという問題があった。
【0017】
本発明は上記課題を解決し、1個のトランジスタのソース・ドレイン間の耐圧以上の電圧を扱うことが可能なトランジスタ回路を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明では、信号が入力される信号入力部と;前記信号入力部の後段に接続され、前記信号に所定の処理を施して出力する第1回路と;ゲートが第1のノードにドレインが第2のノードに接続された第1のトランジスタと、ゲートが前記第1のノードにソースが前記第2のノードに接続された第2のトランジスタと、前記第1及び第2のトランジスタとはチャネル型が異なっており、ゲートが前記第1のノードにソース又はドレインのいずれか一方が所定の第1電圧に他方が前記第2のノードに接続された第3のトランジスタと、を有するとともに、前記第1のノードには前記第1回路の出力が帰還され、前記第1のトランジスタのソースには所定の第2電圧が入力され、前記第2のトランジスタのドレインは前記信号入力部と前記第1回路との間に接続されている第2回路と;を備え、前記第1回路の出力をメモリセルに供給するようにしている。
【0019】
このような構成によると、EEPROMにデータの書き込みや消去を行うための高電圧を扱うトランジスタ回路等において、該トランジスタ回路は、例えばPチャネル型の第1及び第2のMOSトランジスタとNチャネル型の第3のMOSトランジスタを備え、これらのトランジスタの各ゲートは第1のノードに接続され、第1のMOSトランジスタのドレインと第2のMOSトランジスタのソースと第3のMOSトランジスタのソースは第2のノードに接続されるような接続関係となっている。第1のMOSトランジスタのドレインと第2のMOSトランジスタのソースの両端に例えば15〜17Vの高電圧が印加され、第1のノードがその高電圧に保たれている場合でも、第3のMOSトランジスタのドレインが例えば5Vの定電圧に接続されているために第3のMOSトランジスタがオンし、第2のノードが前記定電圧−Vth(ただし、1個のMOSトランジスタのスレッショルド電圧)となるため、第1のMOSトランジスタのソース・ドレイン間には10〜12Vの電圧が印加され、一方、第2のMOSトランジスタのソース・ドレイン間には5Vの電圧が印加される。このように、第1及び第2のMOSトランジスタのそれぞれには前記高電圧が緩和された状態で印加されるので、該トランジスタ回路は単独のPチャネル型MOSトランジスタのソース・ドレイン間の耐圧以上の高電圧を扱うことが可能となっている。
【0020】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態であるレベルシフト回路とこのレベルシフト回路より出力される信号OUTを受けるEEPROMのメモリセル23の回路図である。図1ではメモリセル23としてトランジスタ20及びEEPROM21により構成された1ビット分のみを示しているが、実際の回路には図示していないが、ワードラインWL及びセンスラインSLで特定される位置に8ビット分のメモリセルが設けられ、さらに、この8ビット分のメモリセルが複数のワードラインWL及びセンスラインSLごとに平面的に設けられた構造をしている。そして、各ワードラインWLにそれぞれレベルシフト回路が接続されるような構成となっている。
【0021】
信号INはNチャネル型MOSトランジスタ8を介してPチャネル型MOSトランジスタ4、5及びNチャネル型MOSトランジスタ6、7の各ゲートに入力される。MOSトランジスタ8のゲートには定電圧Vccが印加される。MOSトランジスタ4のソースには電圧Vppが印加され、MOSトランジスタ7のソースにはグランドレベルが印加される。MOSトランジスタ6のドレインには定電圧Vccが印加される。
【0022】
MOSトランジスタ4のドレインとMOSトランジスタ5のソースは接続され、その接続中点にはMOSトランジスタ6のソースが接続されている。また、MOSトランジスタ5のNバックのゲートはMOSトランジスタ4のドレインに接続されている。さらに、MOSトランジスタ5のドレインとMOSトランジスタ7のドレインは接続され、その接続中点より信号OUTが出力される。
【0023】
信号OUTはPチャネル型MOSトランジスタ1、2及びNチャネル型MOSトランジスタ3の各ゲートに入力される。MOSトランジスタ1のソースには電圧Vppが印加され、MOSトランジスタ3のドレインには定電圧Vccが印加される。MOSトランジスタ1のドレインとMOSトランジスタ2のソースは接続され、その接続中点にはMOSトランジスタ3のソースが接続されている。また、MOSトランジスタ2のNバックのゲートはMOSトランジスタ1のドレインに接続されている。MOSトランジスタ2のドレインはMOSトランジスタ4、5、6、7の各ゲートに接続されている。
【0024】
そして、信号OUTがワードラインWLに供給され、メモリセル23ごとに設けられているMOSトランジスタ20と、センスラインSLのスイッチ制御用のMOSトランジスタ22のゲートに入力される。MOSトランジスタ22がオンしているときにセンスラインSLの信号がEEPROM21のコントロールゲートに送られ、データの書き込みや読み出し等を行う。
【0025】
本実施形態では、MOSトランジスタ1、2、3から構成される回路10と、MOSトランジスタ4、5、6から構成される回路11は、上記従来のレベルシフト回路(図3参照)における単独のPチャネル型MOSトランジスタ52、53にそれぞれ対応しており、同様の内部構成となっている。
【0026】
例えば回路11に着目すると、ゲートが第1のノード12にドレインが第2のノード13に接続された第1のトランジスタ4と、ゲートが第1のノード12にソースが第2のノード13に接続された第2のトランジスタ5と、トランジスタ4、5とはチャネル型が異なっており、ゲートが第2のノード13にドレインが所定の電圧Vccにソースが前記ノード13に接続された第3のトランジスタ6とを有している。本実施形態では定電圧Vccは5Vである。
【0027】
回路の動作について説明すると、まず、すべてのレベルシフト回路の電圧VppをVccとしてそれぞれのレベルシフト回路にハイレベルかロウレベルの信号INを入力する。その後、データの書き込み又は消去を行う場合には電圧Vppを15〜17Vまで昇圧し、一方、データの読み出しを行う場合には電圧VppはVccと等しいままである。なお、信号INはロウレベルであるときには0Vであり、ハイレベルであるときには5Vである。以下、電圧Vppを15〜17Vまで昇圧する場合について説明する。
【0028】
信号INがロウレベルであるときには、MOSトランジスタ6、7はオフとなり、MOSトランジスタ4、5はオンするので、信号OUTは電圧Vppによって15〜17Vとなる。そして、15〜17Vとなった信号OUTによってMOSトランジスタ3はオンし、MOSトランジスタ1、2はオフする。
【0029】
そのため、回路10では、MOSトランジスタ1のソースとMOSトランジスタ2のドレインの両端には15〜17Vの高電圧が印加されるが、MOSトランジスタ3がオンしているためにMOSトランジスタ1のソース・ドレイン間には10〜12Vの電圧が印加され、MOSトランジスタ2のソース・ドレイン間にはV−Vthの電圧が印加される。したがって、MOSトランジスタ1、2では電圧Vppによる高電圧15〜17Vが緩和された状態でソース・ドレイン間に与えられている。
【0030】
一方、信号INがハイレベルであるときには、MOSトランジスタ6、7はオンし、MOSトランジスタ4、5はオフするので、信号OUTはグランドレベルとなる。そして、MOSトランジスタ3はオフし、MOSトランジスタ1、2はオンするので、トランジスタ4、5、6、7のゲートには電圧Vppが印加される。また、MOSトランジスタ8によって15〜17Vの高電圧が遮断され、信号INの入力側に伝わらないようになっている。
【0031】
回路11では、MOSトランジスタ4のソースとMOSトランジスタ5のドレインの両端に前記高電圧が印加されるが、回路11の内部においては回路10と同様の構成となっているので、前記高電圧が緩和された状態でMOSトランジスタ4、5のそれぞれのソース・ドレイン間に印加される。
【0032】
このように本実施形態によれば、レベルシフト回路は電圧Vppが各MOSトランジスタのソース・ドレイン間の耐圧以上であったとしても扱うことが可能となっている。
【0033】
なお、図1に示す回路は本発明の一実施形態であり、一般に高電圧を扱うトランジスタ回路において、高電圧が印加されるPチャネル型MOSトランジスタの部分に回路10、11と同様の構成を備えるようにすることにより、高電圧が緩和されるため、単独のMOSトランジスタのソース・ドレイン間の耐圧以上の電圧を扱うことが可能となる。
【0034】
また、Nチャネル型MOSトランジスタでソース・ドレイン間の耐圧以上の高電圧が印加される場合には、図示しないがその部分を、ゲートが第1のノードにドレインが第2のノードに接続された第1のNチャネル型MOSトランジスタと、ゲートが前記第1のノードにソースが前記第1のノードに接続された第2のNチャネル型MOSトランジスタと、ゲートが前記第2のノードにソースが所定の電圧にドレインが前記第2のノードに接続された第3のPチャネル型MOSトランジスタとを有する構成とすることにより、トランジスタ回路は前記高電圧を扱うことが可能となる。
【0035】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図2は第2の実施形態であるレベルシフト回路の回路図であり、また、上記第1の実施形態(図1)では電圧Vppを15〜17Vに昇圧した後では回路11とMOSトランジスタ7から成るインバータのスレッショルドが上昇し、信号INを変更しても正常に回路が動作しなくなるが、本実施形態では電圧Vppを15〜17Vの高電圧と昇圧した後でも信号INの変更により信号OUTの変更が可能である。
【0036】
図2において、信号INはインバータ36に入力されるインバータ36の出力側はNチャネル型MOSトランジスタ37のゲート及びインバータ38の入力側に接続されている。インバータ38の出力側はNチャネル型MOSトランジスタ39のゲートに接続されている。
【0037】
MOSトランジスタ37、39の各ソースにはグランドレベルが印加される。MOSトランジスタ37のドレインはPチャネル型MOSトランジスタ32のドレインと、Pチャネル型MOSトランジスタ33、34の各ゲートと、Nチャネル型MOSトランジスタ35のゲートに接続されている。
【0038】
MOSトランジスタ39のドレインはMOSトランジスタ34のドレインと、Pチャネル型MOSトランジスタ31、32の各ゲートと、Nチャネル型MOSトランジスタ30のゲートに接続されている。MOSトランジスタ30、35の各ドレインには定電圧Vccが印加される。MOSトランジスタ31、33の各ソースには電圧Vppが印加される。そして、MOSトランジスタ34、39の接続中点より信号OUTが出力される。
【0039】
MOSトランジスタ30、31、32から成る回路40と、MOSトランジスタ33、34、35から成る回路41は、図1における回路10、11と同様の構成であり、図4に示す従来のレベルシフト回路におけるPチャネル型MOSトランジスタ61、63にそれぞれ対応して設けられている。
【0040】
したがって、インバータ36、38は定電圧MVccで動作しているので電圧Vppが15〜17Vの高電圧であっても、信号INがロウレベルであるときには、MOSトランジスタ30はオン、MOSトランジスタ31、32はオフ、MOSトランジスタ33、34はオン、MOSトランジスタ35はオフ、MOSトランジスタ37はオン、MOSトランジスタ39はオフの状態となり、レベルシフト回路は15〜17Vの信号OUTを出力する。このとき、回路40では高電圧が両端に印加されるが、MOSトランジスタ30がオンしているため高電圧が緩和された状態でMOSトランジスタ31、32に与えられる。
【0041】
一方、信号INがハイレベルであるときには、上記各MOSトランジスタのオン/オフ関係が逆転するので、レベルシフト回路はグランドレベルの信号OUTを出力する。このとき、回路41では高電圧が印加されるが、MOSトランジスタ35がオンしているため高電圧が緩和された状態でMOSトランジスタ33、34に与えられる。
【0042】
このように、本実施形態ではインバータ36、38は定電圧Vccで動作するので、電圧Vppを15〜17Vに昇圧した後でも信号INを変更することによって信号OUTを変更することが可能となっている。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第3のトランジスタによって第1及び第2のトランジスタの両端に印加される電圧が緩和された状態で各トランジスタのソース・ドレイン間に印加されるので、各トランジスタのソース・ドレイン間の耐圧以上の高電圧をトランジスタ回路で扱うことが可能となる。また、このような高電圧がトランジスタ回路に印加されたとしてもブレークダウンによる誤動作が生じることがないようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態であるレベルシフト回路とEEPROMのメモリセルの回路図。
【図2】 本発明の第2の実施形態であるレベルシフト回路の回路図。
【図3】 従来のレベルシフト回路の一例の回路図。
【図4】 従来のレベルシフト回路の別例の回路図。
【符号の説明】
1、2 Pチャネル型MOSトランジスタ
3 Nチャネル型MOSトランジスタ
4、5 Pチャネル型MOSトランジスタ
6 Nチャネル型MOSトランジスタ
12 第1のノード
13 第2のノード
21 EEPROM
23 メモリセル
Claims (1)
- 信号が入力される信号入力部と;
前記信号入力部の後段に接続され、前記信号に所定の処理を施して出力する第1回路と;
ゲートが第1のノードにドレインが第2のノードに接続された第1のトランジスタと、ゲートが前記第1のノードにソースが前記第2のノードに接続された第2のトランジスタと、前記第1及び第2のトランジスタとはチャネル型が異なっており、ゲートが前記第1のノードにソース又はドレインのいずれか一方が所定の第1電圧に他方が前記第2のノードに接続された第3のトランジスタと、を有するとともに、
前記第1のノードには前記第1回路の出力が帰還され、前記第1のトランジスタのソースには所定の第2電圧が入力され、前記第2のトランジスタのドレインは前記信号入力部と前記第1回路との間に接続されている第2回路と;を備え、
前記第1回路の出力をメモリセルに供給することを特徴とするトランジスタ回路。
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JPH11282558A JPH11282558A (ja) | 1999-10-15 |
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