JP3794867B2 - 冷材投入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、銅の精錬における錬銅工程で転炉内の過剰な温度上昇を調節するために転炉内に投入される冷材及び冷材の投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
銅の精錬に用いられるPS転炉は、円筒形の炉体を横置きにしたもので、マグネシア、或いは、クロム・マグネシア煉瓦で内張りし、装入・排出に便利なように、電動機により前後に傾倒できるようになっている。炉の側面下方には多数の羽口を有し、これより、ゲージ圧で100kPa(1kg/平方センチメートル)程度の加圧空気を溶融マット中へ吹き込んでいる。
【0003】
操業は、回分でスラグ生成期(造かん期)と造銅期とに分けられ、スラグ生成期ではマット中のFeをスラグとして除去する。このスラグ生成期を2〜3回繰り返し、生成した白かわがある量に達した後、造銅期に入り粗銅を得る。スラグ生成期、造銅期とも熱源は硫化物の酸化熱を利用し、燃料は全く用いない。特に、造銅期には反応熱が過剰となるため、電解に際して発生するアノード鋳返し材料(電解残基銅)、製錬所内の繰り返し物、銅スクラップ等の冷材を投入して温度上昇を調節する。
【0004】
従来、転炉に冷材を投入する場合、操業を一時停止して前面フードを開け、転炉を排ガスフード側から冷材投入用ボートの先端部が転炉の装入・排出口に向かう位置まで前面側に傾倒する。しかる後、大量に発生するアノード鋳返し材料、繰り返し物、銅スクラップ等が入った冷材投入用ボートを天井クレーンで吊り下げることによって冷材を投入する。投入の終了後、転炉の装入・排出口が排ガスフード側となるように逆方向に回転し、前面フードを閉めて操業を再開する。従って、この冷材投入に要する時間が操業上無駄となると共に転炉は傾倒すると送風ができないため稼働率低下の一因となっていた。また、これらの作業を行なうには玉掛け員1名ないし2名とクレーン作業員1名が必ず必要となり、作業員の作業負荷も無視できないものとなっていた。
【0005】
そこで、出願人はこれらの課題を解決するために、アノードボートに多数のアノード鋳返し材料を収納し、アノードボートを水平方向で90度回転させて転炉の軸方向と直交させた後、該アノードボートを転炉の装入・排出口の高さまで上昇させ、その高さ位置でプッシャを用いてアノード鋳返し材料を押動して転炉の装入・排出口に投入する投入装置を発明し特許出願した(特願平10−259641)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明により転炉の稼働率を向上させると共に作業員の作業負担を大幅に軽減することができた。しかし、冷材は鋳造されたアノード鋳返し材料のみならず精錬所内の繰り返し物や銅スクラップをプレスして成型されたプレス故銅も用いられる。この場合、プレス故銅を銅スクラップ等を3方向から圧縮比約2.3t/mで圧縮して成型したものを用いるとアノードボート内に収納したときに上部側に余分なスペースが生じてしまい収納効率が悪くなる。そのためアノードボート内へ2段重ねで収納して押し出し投入することも試みたが、プレス故銅を2段重ねで押し出し投入すると下段のプレス故銅が転炉口に付着した口塊上に落下したときに下段のプレス故銅がジャンプ台となって上段のプレス故銅を転炉口外へ弾き飛ばしてしまう結果となった。
【0007】
上述のように、冷材は鋳造されたアノード鋳返し材料のみならず精錬所内の繰り返し物や銅スクラップをプレスして成型されたプレス故銅も用いられる。
そこで、本発明は、アノード鋳返し材料とプレス故銅のように形状の異なる冷材を投入する場合でも同じ冷材投入装置を用いても冷材を的確に転炉内に投入することが可能な冷材投入装置を提供することを目的とする。
【0008】
さらに、アノードボートから押動されたアノード鋳返し材料又はプレス故銅はプラットホーム装置に転炉の装入・排出口の高さ位置に転炉の装入・排出口に向って突出して設けられた一対の案内部材又はデッキを経て転炉内に投入されるが、アノードボートとプラットホーム装置に設けられた一対の案内部材及びデッキとの間には僅かの間隙が生じるため押動時にアノード鋳返し材料の耳部がその間隙で引掛ったり、その間隙内に落下する虞がある。また、アノードボートの底部とデッキとの間の生じる段差によってはプレス故銅が引掛ったり転倒する虞がある。そこで、本発明は、アノードボートから案内部材又はデッキへの冷材の乗り継ぎがスムーズな冷材投入装置を提供することを目的とする。
【0009】
本発明の目的は、また、アノード鋳返し材料又はプレス故銅の転炉内への投入を阻害することなく転炉内のガスを外部に漏れ出ないようにできる冷材投入装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1に記載の本発明は、多数のアノード鋳返し材料の両耳部をアノードボートに支持させて収納し又は略直方体形状に圧縮形成された多数のプレス故銅をアノードボートに収納し、構造材料で形成された移動可能なフレーム構造のプラットホーム装置内に転炉の軸方向と平行に載置されたアノードボートを水平面内で90度旋回させて転炉の軸方向と直交する向きとした後、アノードボートを転炉の装入・排出口の高さまで上昇させ、その高さ位置で押し板をアノードボート内を貫通して移動させることによりアノード鋳返し材料又はプレス故銅を押動し転炉の装入・排出口に投入するプッシュ機構を有する冷材投入装置であって、プラットホーム装置は、転炉の装入・排出口の高さ位置に転炉の装入・排出口に向って突出して設けられアノードボートから押動されたアノード鋳返し材料又はプレス故銅を案内して転炉内に投入するためのデッキであってその底部がアノードボートの底部より僅かに低く位置するように配置されたデッキとアノードボートの支持板上部より僅かに低く位置するように配置され、アノード鋳返し材料の両耳部を支持しつつ転炉の装入・排出口に向かってスライドさせる一対の案内部材と、アノードボートの支持板上部と一対の案内部材との間隙を塞ぐように位置してアノード鋳返し材料の移動をスムーズにする連結部材とを有して構成されていることを特徴とする。
【0011】
上記課題を解決する請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の冷材投入装置であって、押し板は、アノード鋳返し材料を転炉内に投入する場合にはアノード鋳返し材料の両耳部近傍を押動し、一方プレス故銅を転炉内に投入する場合にはプレス故銅の一の面に広く着接して押動可能に形成されていることを特徴とする。
【0012】
上記課題を解決する請求項3に記載の本発明は、多数のアノード鋳返し材料の両耳部をアノードボートに支持させて収納し又は略直方体形状に圧縮形成された多数のプレス故銅をアノードボートに収納し、構造材料で形成された移動可能なフレーム構造のプラットホーム装置内に転炉の軸方向と平行に載置されたアノードボートを水平面内で90度旋回させて転炉の軸方向と直交する向きとした後、該アノードボートを転炉の装入・排出口の高さまで上昇させ、その高さ位置で押し板をアノードボート内を貫通して移動させることによりアノード鋳返し材料又はプレス故銅を押動し転炉の装入・排出口に投入するプッシュ機構を有する冷材投入装置であって、プラットホーム装置の転炉側上部には、該プラットホーム装置が転炉に近づき一対の案内部材が転炉の装入・排出口に隣接したとき排ガスフードの前面開口部を閉塞して転炉内のガスが外部に漏れ出るのを抑止する遮蔽板が設置されていると共に、遮蔽板にはアノード鋳返し材料又はプレス故銅を転炉内に落下させる時に上部側に巻き上げられて開口するシャッターが取り付けられていることを特徴とする。
【0013】
上記課題を解決する請求項4に記載の本発明は、請求項記載の冷材投入装置において、さらに、請求項記載の押し板及び/又は請求項記載のシャッターを備えてなることを特徴とする
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る冷材及び冷材投入装置を図面に示された好ましい実施形態を用いて詳細に説明する。図1及び図2は、本発明に係る冷材投入装置の一実施形態を示す側面図であり、図1は、冷材投入装置が転炉から離れた位置にある状態を、図2は、冷材投入装置が転炉に近付いた位置にある状態を示す。
【0015】
銅精錬における錬銅工程で転炉内の過剰な温度上昇を調節するために該転炉内に投入される冷材は図4及び図5に示されているように、アノード鋳返し材料3又はプレス故銅4が用いられる。このうち本発明に係る冷材は、アノードスクラップ、銅スクラップ等の粗銅から構成されるスクラップを圧縮形成したプレス故銅4である。プレス故銅4はアノードボート1に収納可能な横幅を有してアノードボート1の支持板1aの高さより低くなるように2方向からプレス機で圧縮して略直方体形状に形成される。2方向からプレスするため断面形状を広く確保することができる。また、プレス故銅4を押動したときにプレス故銅4が転倒しない程度の底面部の幅を有する必要もあるので圧縮比重としては1.0〜2.0t/mとするのが好ましい。
【0016】
一方、図5に概略的に図示されているように、電解に際して大量に発生するアノード鋳返し材料3は、その両耳部3aを断面略コ字形で長手方向に突き抜けるアノードボート1の支持板1aに支持させて保管される。これらアノード鋳返し材料3又はプレス故銅4は、転炉5の造銅期における冷材として転炉5に投入される。
【0017】
次に、本発明に係る冷材投入装置10は、概略的に、構造材料からなるフレーム構造のプラットホーム装置12と、プラットホーム装置12の地上高さ位置に配置された旋回装置14と、プラットホーム装置12の所定位置に設置されたアノードボート1の昇降装置16と、そして、プラットホーム装置12の上部部位に設置されたプッシュ機構18とを含んで構成されている。
【0018】
冷材投入装置10の図示された好ましい実施形態では、旋回装置14に載せられたアノードボート1は、その下側の昇降台13ごと昇降装置16によって上昇するように構成されているが、非常時には、天井クレーンによりフック1bを利用してアノードボート1のみを昇降することもできる。さらに、プッシュ機構18の押し板18bが挿入される側のアノードボート1の頂面及び端面には、ストッパ突起1e及びストッパ板材1cが設けられており、それにより、アノード鋳返し材料3及びプレス故銅4がプッシュ機構18側に転倒しないように構成されている。さらに、図には明確には現れていないが、アノードボード1の支持板1aの上面は、アノード鋳返し材料3又はプレス故銅4の投入側がプッシュ機構18側に比べて高く設定されている。これによって、アノード鋳返し材料3又はプレス故銅4が投入側に転倒するのを防止している。
【0019】
プラットホーム装置12の下方の基礎面にはレール11が敷設されており、その両端にはプラットホーム装置12の移動範囲を決定する車止め11aが設置されている。レール11は、転炉5の軸方向と直交して敷設しても、斜めの向きに敷設しても良い。いずれにしても、レール11の敷設方向により、プラットホーム装置12の移動方向が決定される。プラットホーム装置12の上部部位には、転炉5の装入・排出口5aに向って突出して設けられた一対の案内部材12aとデッキ12bが設けられている。
【0020】
図示された好ましい実施形態においては、デッキ12bは底部がアノードボート1の底部より僅かに低く位置するように配置されている。そして、デッキ12bの先端部下側が斜めにカットされている。これにより、転炉5の装入・排出口5a付近に固着した鋳付きにデッキ12bの先端部が衝突するのを防止する。あるいは、必要に応じて、上下方向に移動可能な可動床12cを設置することもできる。
【0021】
案内部材12aは、アノードボート1に収納されたアノード鋳返し材料3を押し板18bで転炉の装入・排出口に向かって押動したときにアノード鋳返し材料3の両耳部3aを支持しつつスライドさせるもので、アノードボート1の支持板1a上部より、数十mm、例えば、15〜20mm程度に僅かに低く位置するように配置されている。また、アノードボート1の支持板1a上部と案内部材12aとの間に間隙20が生じるとアノード鋳返し材料3の支持板1aから案内部材12aへの乗り継ぎがスムーズに行かない虞があるため案内部材12aのアノードボート1側上端部にはアノードボート1の両支持板1aの上部側を外側から覆うようにして間隙20を塞ぐための連結部材13が設けられている。
【0022】
デッキ12bの低部は、プレス故銅4がアノードボート1からデッキ12bへスムーズに乗り継ぐことができるようにアノードボート1の1a底部より僅かに、数十mm、例えば、15〜20mm程度低く位置するように配置されている。
【0023】
プラットホーム装置12の頂部には、また、プラットホーム装置12をレール11に載せる際使用する吊り下げ用の突起12dが設けられている。プラットホーム装置12を吊り上げるフックとしては、製錬所に設置されている溶湯レードル搬送用の天井クレーンのものを利用することができる。
【0024】
また、図3に示されたプラットホーム装置の実施形態では、プラットホーム装置12は概略として、支持柱12nと昇降フレーム12pにより構成され、支持柱12nはアノード鋳返し材料3又はプレス故銅4を押し出して転炉の装入・排出口5aに落下させるために必要な高さの略半分の高さとなっている。一方、昇降フレーム12pは支持柱12nに上下方向に移動可能に支持され、駆動装置12rによって上下方向に移動するようになっていると共に、プッシュ機構18が配置されている。また、昇降フレーム12pが上昇して最上位置に達したときに支持柱12nを貫通して荷重を支持する出入可能なキー装置12sが設置されている。
【0025】
さらに、キー装置12sを解除して昇降フレーム12pを最下位置に達した状態で投入装置全体を天井クレーンによる作業を疎外しない位置まで待避させるためにプラットホーム装置12の下部には図示しないレールが施設されている。
【0026】
旋回装置14は、昇降台13の上に載せられて昇降するもので、同心円状の一対のレール14aと、一対のレール14aの湾曲中心14bを中心として旋回可能な旋回テーブル14cと、旋回テーブル14cを湾曲中心14bを中心として水平平面内で90度旋回させる駆動手段14eとを含んで構成されている。図示された好ましい実施形態では、駆動手段14eは、旋回テーブル14cの裏面に設置されたモータと、旋回テーブル14cの裏面に回転可能に軸支されモータによって駆動されるピニオン歯車と、そして、湾曲中心14bを中心として昇降台13上に敷設されピニオン歯車と噛み合うように構成された円弧状ラック歯車とから構成されている。旋回テーブル14cの裏面には、図示されていないが、レール14a上を走行する複数対の車輪が設置されている。旋回テーブル14cの上面には、アノードボート1を所定の位置に停止させるためのアノードボートストッパ14fを設ける事が好ましい。
【0027】
旋回装置14が旋回テーブル14cを図示された実線の位置から一点鎖線の位置まで駆動することにより、旋回テーブル14c上に載せられたアノードボート1は、転炉5の軸方向と平行の状態から転炉5の軸方向と直交する向きまで旋回する。
【0028】
昇降装置16は、昇降台13の四隅に着脱可能に係合する連結部16aを下端に備えたチェーン16bと、チェーン16bと噛み合う図示されていないスプロケットが固定された回転軸16cと、そして、この回転軸16cをチェーン駆動するモータ16dとを含んで構成されている。昇降装置16は、転炉5の軸方向と直交する向きにされたアノードボート1を地上高さ位置から転炉5の装入・排出口5aの高さ位置まで上昇させ、その位置に保持する。この状態では、プラットホーム装置12の一対の案内部材12a高さはアノードボート1の支持板1aの高さより、数十mm、例えば、15〜20mm低く設定されている。
【0029】
プッシュ機構18は、プラットホーム装置12の頂上フレーム12eに沿って転炉5の方向に往復移動可能に取り付けられたスライド部18aと、このスライド部18aの先端に固定された押し板18bと、頂上フレーム12eの両端部に回転可能に軸支されたスプロケット18c、18cに掛け渡されていると共にスライド部18aに連結されたチェーン18dと、そして、駆動側のスプロケット18cを回転駆動するモータ18eとを含んで構成されている。
【0030】
押し板18bは、全体として平面状で野球のホームベースを細長くしたような形状を有している。これにより、アノードボート1の一端に固定されているストッパ板材1cと干渉せずにアノードボート1内に入ることができる。また、押し板18bの上部側両端にはアノード鋳返し材料3又はプレス故銅4の押動方向に突出して形成された2つの凸部18b1、18b1が形成されている。これにより、アノード鋳返し材料3を押動するときには2つの凸部18b1、18b1がアノード鋳返し材料3の両耳部3a近傍、特に両耳部3aの付け根付近、に着接して押動し、一方、プレス故銅4を押動するときには押し板18bの平面部18b2がプレス故銅4の表面に広く着接して押動するようになっている。
【0031】
転炉5内のガスが外部に漏れ出るのを抑止するために図8に示すように、プラットホーム装置12が転炉5に近づき一対の案内部材12aが転炉5の装入・排出口5aに隣接したときに排ガスフードの前面開口部を閉塞する遮蔽板12jがプラットホーム装置12の前面に設置されている。遮蔽板12jには、プッシュ機構18によりアノード鋳返し材料3又はプレス故銅4を押し出して転炉の装入・排出口5aに落下させる時に上部側に巻き上げられて開口するシャッター12tが取り付けられている。シャッター12tは図示しない駆動原により回転する巻取機12uにより上方に巻き上げられて遮蔽板12jを開口し、アノード鋳返し材料3又はプレス故銅4が通過して転炉5内へ投入される。
【0032】
また、転炉5内のガスが外部に漏れ出るのを抑止するのに図3に示した実施形態では、プラットホーム装置12が転炉5に近づき一対の案内部材12aが転炉5の装入・排出口5aに隣接したときに排ガスフードの前面開口部を閉塞する遮蔽板12jがプラットホーム装置12の前面に設置されている。遮蔽板12jには、プッシュ機構18によりアノード鋳返し材料3又はプレス故銅4を押し出して転炉の装入・排出口5aに落下させる時に図示しない駆動原により跳ね上げるようにして開口する開閉板12kが取り付けられている。
【0033】
さらに、プラットホーム装置12の一対の案内部材12aの上面には、前面フード5bと共働して転炉5内のガスが外部に漏れ出るのを抑止する金属製シール部材12hが、そして、その下面には、転炉5の外表面と接触して転炉内のガスが外部に漏れ出るのを抑止する石綿のれん12iが設置されている。また、図13に示されているように、転炉5の前面フード5b下方には、プラットホーム装置12が転炉5に近づき一対の案内部材12aが転炉5の装入・排出口5aに隣接する時のみ開口するめがねダンパ19を設置してもよい。このめがねダンパ19は、図示されていない往復駆動装置により、一対の案内部材12aの長手方向に直角な方向に往復駆動される。このように、プレス故銅2又はアノード鋳返し材料3の投入中、プラットホーム装置12の一対の案内部材12aの上下面に設置された金属製シール部材12h及び石綿のれん12i、遮蔽板12jは転炉5内のガスが外部に漏れ出るのを防止する。一方、それ以外の時は、それぞれシャッター12t、開閉板12k、あるいはめがねダンパ19が閉じて転炉5内のガスが外部に漏れ出るのを防止する。
【0034】
次に、図示されたアノード鋳返し材料の投入装置10の動作について説明する。製錬所内に設けられたアノードボートの保管位置から、ホークリフト等の移動手段により、多数のアノード鋳返し材料3又はプレス故銅4を収納したアノードボート1を旋回装置14の旋回テーブル14c上に載せる。ホークリフトの構造上、アノードボート1は旋回テーブル14c上のストッパ14fと当接した位置に転炉5の軸方向と平行に置かれる。駆動手段14eのモータを駆動することにより、旋回テーブル14cを湾曲中心14bを中心に水平平面内で90度旋回させ、アノードボート1を転炉5の軸方向と直交する向きとする。
【0035】
昇降装置16の連結部16aを昇降台13の四隅に連結した後モータ16dを駆動して、アノードボート1を載せた旋回装置14及び昇降台13を上昇する。昇降台13の適正上昇位置に昇降台13が停止するように、プラットホーム装置12のフレームの所定位置に停止部材12fを設けることが好ましい。昇降台13の適正上昇位置においては、プラットホーム装置12の一対の案内部材12a高さはアノードボート1の支持板1aの高さより、数十mm、例えば、15〜20mm低くなっている。
【0036】
次に、転炉5を回転することなく前面フード5bを開け、投入装置10を転炉5の方向に移動し、車止め11aに車輪が当接する位置まで前進させる(図2参照)。するとプラットホーム装置12の前面に設置された遮蔽板12jが排ガスフードの前面開口部を閉塞する。そして、遮蔽板12jに取り付けられたシャッター12t又は開閉板12kを開口する。
【0037】
そして、プッシュ機構18のモータ18eを駆動することにより、押し板18bは、ストッパ部材1c側からアノードボート1内に入り、その内側に支持されている多数のアノード鋳返し材料3又はプレス故銅4を転炉5方向に押し出す。また、アノード鋳返し材料3又はプレス故銅4の投入中は、遮蔽板12j又はプラットホーム装置12の一対の案内部材12aの上下面に設置された金属製シール部材12h、石綿のれん12iによって、転炉5内のガスが外部に漏れ出るのを防止しており、工場内の環境を保護している。
【0038】
プレス故銅4はデッキ12bがアノードボート1の底部より僅かに、数十mm、例えば、15〜20mm程度低く配置されているので段差を下るようにしてデッキ12bに移動し、そして、一旦転炉5に付着した口塊上に着地した後、半回転して転炉5の装入・排出口5aに落下する。一方、アノード鋳返し材料3はプラットホーム装置12の一対の案内部材12aへとスライド移動し、一対の案内部材12aの先端部に形成された斜めのカット面を前のめり状態で滑り、一旦デッキ12bに着地した後、耳部3a側が下になるように半回転して転炉5の装入・排出口5aに落下する。このように各アノード鋳返し材料3又はプレス故銅4が落下するため装入・排出口に接触することなく落下し、装入・排出口付近を損傷する事故などを未然に防ぐことができる。
【発明の効果】
【0039】
本発明は、プラットホーム装置は、底部がアノードボートの底部より僅かに低く位置するように配置されたデッキとアノードボートの支持板上部より僅かに低く位置するように配置された一対の案内部材と、アノードボートの支持板上部と一対の案内部材との間隙を塞ぐように位置する連結部材とを有して構成することとしたのでアノード鋳返し材料及びプレス故銅4をスムーズに移動させて転炉に投入できるという効果がある。
【0040】
また、押し板は、アノード鋳返し材料を転炉内に投入する場合にはアノード鋳返し材料の両耳部近傍を押動し、一方プレス故銅を転炉内に投入する場合には該プレス故銅の一の面に広く着接して押動可能に形成したので、アノードボート内に収納された冷材の形状が、例えばアノード鋳返し材料とプレス故銅のように、異なる形状であっても確実に冷材を押動して転炉内に投入することができるという効果がある。
【0041】
さらに、排ガスフードの前面開口部を閉塞して転炉内のガスが外部に漏れ出るのを抑止する遮蔽板を設置する共に、遮蔽板にはアノード鋳返し材料又はプレス故銅を転炉内に落下させる時に上部側に巻き上げられて開口するシャッターを取り付けて構成したので機構が簡単であり故障の心配もなく、またアノード鋳返し材料又はプレス故銅の移動を阻害しないという効果がある。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る冷材投入装置の一実施形態を示す側面図であり、プラットホーム装置が転炉から離れた位置にある状態を図示している。
【図2】 図1と同様の側面図であり、プラットホーム装置が転炉から近付いた位置にある状態を図示している。
【図3】 図1の実施形態と異なる別の実施形態の側面図である。
【図4】 プレス故銅を収納したアノードボートの概略斜視図である。
【図5】 アノード鋳返し材料を収納したアノードボートの概略斜視図である。
【図6】 (a)は押し板の斜視図であり、(b)は押し板の側面図である。
【図7】 (a)はアノード鋳返し材料がアノードボートから案内部材への乗り継ぎを示す平面図、(b)は(a)の側面図、(c)はプレス故銅がアノードボートからデッキへの移動を示す側面図である。
【図8】 巻き上げられて開口するシャッターを示す斜視図である。
【図9】 図3の実施形態の冷材の投入部分の斜視図である。
【図10】 図3の実施形態のプラットホーム昇降機構を示す側面図である。
【図11】 図1のA方向斜視図であり、図1の投入装置に使用される旋回装置を示している。
【図12】 図1の冷材投入装置を既存の製錬所に用いた場合の概略側断面図である。
【図13】 転炉の前面フード下方に設置されるめがねダンパの正面図である。
【符号の説明】
1 アノードボート
3 アノード鋳返し材料
3a 耳部
4 プレス故銅
5 転炉
5a 装入・排出口
5b 前面フード
10 投入装置
12 プラットホーム装置
12a 案内部材
12b デッキ
12c 可動床
12d 突起
12e 頂上フレーム
12f 停止部材
12h 金属製シール部材
12i 石綿のれん
12j 遮蔽板
12k 開閉板
12n 支持柱
12p 昇降フレーム
12r 駆動装置
12s キー装置
12t シャッター
12u 巻取機
14 旋回装置
14a レール
14b 湾曲中心
14c 旋回テーブル
14e 駆動手段
14f ストッパ
16 昇降装置
16a 連結部
16b チェーン
16c 回転軸
16d モータ
18 プッシュ機構
18a スライド部
18b 押し板
18b1 凸部
18b2 平面部
18c スプロケット
18d チェーン
18e モータ
19 めがねダンパ
20 間隙

Claims (4)

  1. 多数のアノード鋳返し材料の両耳部をアノードボートに支持させて収納し又は略直方体形状に圧縮形成された多数のプレス故銅をアノードボートに収納し、構造材料で形成された移動可能なフレーム構造のプラットホーム装置内に転炉の軸方向と平行に載置されたアノードボートを水平面内で90度旋回させて転炉の軸方向と直交する向きとした後、該アノードボートを転炉の装入・排出口の高さまで上昇させ、その高さ位置で押し板をアノードボート内を貫通して移動させることによりアノード鋳返し材料又はプレス故銅を押動し転炉の装入・排出口に投入するプッシュ機構を有する冷材投入装置であって、
    前記プラットホーム装置は、前記転炉の装入・排出口の高さ位置に該転炉の装入・排出口に向って突出して設けられ前記アノードボートから押動された前記アノード鋳返し材料又はプレス故銅を案内して転炉内に投入するためのデッキであってその底部が前記アノードボートの底部より僅かに低く位置するように配置されたデッキと
    前記アノードボートの支持板上部より僅かに低く位置するように配置され、前記アノード鋳返し材料の両耳部を支持しつつ前記転炉の装入・排出口に向かってスライドさせる一対の案内部材と、
    前記アノードボートの支持板上部と前記一対の案内部材との間隙を塞ぐように位置して前記アノード鋳返し材料の移動をスムーズにする連結部材と、
    を有して構成されていることを特徴とする冷材投入装置。
  2. 請求項1に記載の冷材投入装置であって、
    前記押し板は、前記アノード鋳返し材料を転炉内に投入する場合には該アノード鋳返し材料の両耳部近傍を押動し、一方前記プレス故銅を転炉内に投入する場合には該プレス故銅の一の面に広く着接して押動可能に形成されていることを特徴とする冷材投入装置。
  3. 多数のアノード鋳返し材料の両耳部をアノードボートに支持させて収納し又は略直方体形状に圧縮形成された多数のプレス故銅をアノードボートに収納し、構造材料で形成された移動可能なフレーム構造のプラットホーム装置内に転炉の軸方向と平行に載置されたアノードボートを水平面内で90度旋回させて転炉の軸方向と直交する向きとした後、該アノードボートを転炉の装入・排出口の高さまで上昇させ、その高さ位置で押し板をアノードボート内を貫通して移動させることによりアノード鋳返し材料又はプレス故銅を押動し転炉の装入・排出口に投入するプッシュ機構を有する冷材投入装置であって、
    前記プラットホーム装置の転炉側上部には、該プラットホーム装置が転炉に近づき一対の案内部材が転炉の装入・排出口に隣接したとき排ガスフードの前面開口部を閉塞して転炉内のガスが外部に漏れ出るのを抑止する遮蔽板が設置されていると共に、前記遮蔽板にはアノード鋳返し材料又はプレス故銅を転炉内に落下させる時に上部側に巻き上げられて開口するシャッターが取り付けられていることを特徴とする冷材投入装置。
  4. 請求項記載の冷材投入装置において、
    さらに、請求項記載の押し板及び/又は請求項記載のシャッターを備えてなることを特徴とする冷材投入装置。
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