JP3793530B2 - 吊り下げ式配線ダクト - Google Patents

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Description

本発明は、2つの机の間に吊り下げて設置される吊り下げ式配線ダクトに関する。
オフィス等において、机を向かい合わせにして島状に配置した場合、その机では、コンピュータの背面側が向かい合うことになる。コンピュータの配線は、一般的にコンピュータの背面側に設けられているので、背面側が向かい合ったコンピュータの間、すなわち向かい合った机と机との間には多くの配線が煩雑に存在することになる。かかる配線の存在は、コンピュータの移動や機種変更の際の手間の1つになっている。また、外観を損なう、清掃がしにくいなどの不具合があり、特に清掃時に配線を引っかけるなどして誤って接続が抜けると、大切なデータを消失する事故が発生する懸念がある。
そこで、机自体に開閉蓋が取り付けられた配線収納部を設けておき、この配線収納部に配線を収納する机が創案されている(特許文献1参照)。
特開平08−317820号公報
しかしながら、机の縁部に開閉蓋付きの配線収納部を設けると、机自体の価格が通常のものより大幅にアップするという問題がある。また、コンピュータの性能が向上し、周辺機器が増加するに従って、配線が増加するが、机自体に設けられた前記開閉蓋付きの配線収納部では、収納量が不足することになる。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたもので、机自身のコストをアップさせることなく、多くのコンピュータ等の配線をすっきりと収納することができる吊り下げ式配線ダクトを提供することを目的としている。
本発明に係る吊り下げ式配線ダクトは、2つの机の間に吊り下げて設置される吊り下げ式配線ダクトであって、コンピュータ等の配線が収納される長尺状のダクト本体と、このダクト本体を2つの机の間に吊り下げる吊下部材とを備えており、前記吊下部材は、略T字形状のT字状部と、このT字状部から延設された環状の本体保持部とが一体に形成されており、前記T字状部は、設置される机の天板の厚さ寸法より大きな高さ寸法を有しており、前記本体保持部は、ダクト本体が取り付けられる構成になっている。
本発明に係る吊り下げ式配線ダクトは、2つの机の間に吊り下げて設置される吊り下げ式配線ダクトであって、コンピュータ等の配線が収納される長尺状のダクト本体と、このダクト本体を2つの机の間に吊り下げる吊下部材とを具備しており、前記吊下部材は、略T字形状のT字状部と、このT字状部から延設された環状の本体保持部とが一体に形成されており、前記T字状部は、設置される机の天板の厚さ寸法より大きな高さ寸法を有しており、前記本体保持部は、ダクト本体が取り付けられるように構成されている。
かかる吊り下げ式配線ダクトであると、机は従来のものを流用しつつ、コンピュータ等の多くの配線を収納することができる。特に、ダクト本体の上面が開放されていても、その上面は机の天板によってほぼ閉塞されるので、内部に塵芥等が浸入することがない。
また、本発明に係る他の吊り下げ式配線ダクトは、2つの机の間に吊り下げて設置される吊り下げ式配線ダクトであって、コンピュータ等の配線が収納される長尺状のダクト本体と、このダクト本体と一体に連設された吊下部材とを備えており、前記吊下部材は、略T字形状のT字状部と、このT字状部と前記ダクト本体とを連結する連結部とが一体に形成されており、前記T字状部は、設置される机の天板の厚さ寸法より大きな高さ寸法に設定されている。
従って、かかる吊り下げ式配線ダクトであると、ダクト本体と吊下部材とが一体に形成されているので、机に取り付ける際の手間が少なくてすむというメリットがある。
また、前記ダクト本体が、略樋状であるとすると、ダクト本体の内部に配線を簡単に収納することができる。
また、前記ダクト本体が、配線を押し込み可能な切れ目を有する略筒状に形成されていると、ダクト本体の内部に配線を簡単に収納することができるとともに、よりダクト本体の内部に塵芥等が浸入しにくくなる。
前記ダクト本体の幅寸法は、前記2つの机の突出した天板の下側に位置する対向面の間の間隔より幅狭に設定されていると、机の対向面に突起物があり、取付状態でその突起物がダクト本体を変形させるような場合でも対応することが可能である。
また、ダクト本体が、網状又はシート状の柔軟な面状部材を支柱で略樋状に支えた形状であると、机の裏側面に突起物があり、取付状態でその突起物がダクト本体を変形させるような場合でも対応することが可能である。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの概略的斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトを構成するダクト本体の概略的斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトを構成する吊下部材の図面であって、同図(A)は概略的側面図、同図(B)は概略的正面図、図4は本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの使用状態を示す概略的側面図、図5は本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの使用状態を示す概略的平面図である。
また、図6は本発明の第2の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの概略的斜視図、図7は本発明の第2の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトを構成するダクト本体の概略的斜視図、図8は本発明の第2の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトを構成する吊下部材の図面であって、同図(A)は概略的側面図、同図(B)は概略的正面図、図9は本発明の第3の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの概略的斜視図、図10は本発明の第4の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの概略的斜視図、図11は本発明の第5の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの要部の概略的斜視図、図12は本発明の第6の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの要部の概略的斜視図である。
本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトAは、2つの机DEの間に吊り下げて設置される吊り下げ式配線ダクトであって、コンピュータCom等の配線Lが収納される長尺状のダクト本体100Aと、このダクト本体100Aを2つの机DEの間に吊り下げる吊下部材200Aとを備えており、前記吊下部材200Aは、略T字形状のT字状部210Aと、このT字状部210Aから延設された環状の本体保持部220Aとが一体に形成されており、前記T字状部210Aは、設置される机DEの天板DTの厚さ寸法より大きな高さ寸法を有しており、前記本体保持部220Aは、ダクト本体100Aが取り付けられるようになっている。
まず、この吊り下げ式配線ダクトAが取り付けられる一般的な机DEは、事務用に用いられているものであって、天板DTと、引出し部(図示省略)と、脚部(図示省略)とから構成されている。天板DTは、正面側及び左右側面側においては突出していないが、背面側においては、他の部分より突出している。従って、2つの机DEを向かい合わせにして突き合わせると、2つの机DEの間には、図4に示すように、空間Kが形成される。なお、この空間Kの幅寸法は、天板DTが背面側において突出する寸法の2倍となる。
前記ダクト本体100Aは、合成樹脂等で成形されており、上面が開放された側面視略凹字形状の略樋状に形成されている。その深さ寸法は、複数本の配線Lを収納可能な深さに設定されている。また、その幅寸法は、前記空間Kの幅寸法より幅狭に設定されている。
また、前記吊下部材200Aは、合成樹脂や金属からなり、略T字形状のT字状部210Aと、このT字状部210Aから延設された環状の本体保持部220Aとが一体に形成されている。前記本体保持部220Aは、ダクト本体100Aを保持する部分であって、矩形環状に形成されている。この本体保持部220Aは、内側に前記ダクト本体100Aが挿入可能なようになっている。従って、この本体保持部220Aには、ダクト本体100Aが挿入されることで取り付けられることになる。
一方、前記T字状部210Aは、本体保持部220Aの上面221Aから立設された縦リブ部211Aと、この縦リブ部211Aの上端において左右両側に延設された一対の横リブ部212Aとから構成されている。前記縦リブ部211Aの寸法、すなわちT字状部210Aの高さ寸法は、前記机DEの天板DTの厚さ寸法より大きく設定されている。従って、T字状部210Aの横リブ部212Aを2つの天板DTの上に跨がった状態で位置させると、前記本体保持部220Aの上面221Aは、天板DTの裏面と所定の間隔をあけた状態で天板DTの裏面側に位置することになる。
このような部材から構成された吊り下げ式配線ダクトAは、次のようにして使用される。
まず、ダクト本体100Aを吊下部材200Aの本体保持部220Aに挿入する。なお、1つのダクト本体100Aに対して、2つ以上の吊下部材200Aを使用するが、その個数は机DEの大きさ等や収納すべき配線Lの量に応じて適宜変更することはいうまでもない。
この状態で、向かい合わせに突き合わせた2つの机DEの天板DTの間にT字状部210Aの縦リブ部211Aを挟み込み、T字状部210Aの横リブ部212Aを天板DTの表面に位置させる。すると、天板DTの裏面と吊下部材200Aの本体保持部220Aの上面221Aとの間には隙間ができる。また、ダクト本体100Aは、図4に示すように、2つの机DEを向かい合わせに突き合わせた場合に2つの机DEの間に形成される空間Kの間に位置する。
なお、横リブ部212Aの幅は、本体保持部220Aの幅より少し長くなっており、天板DTの隙間を吊下部材200Aが入る、すなわち吊下部材200Aより少し広い幅に開け、T字状部210Aを天板DTの上側から設置しても横リブ部212Aが天板DT上に載り落下しない。
机DEの上に載置されたコンピュータCom等の配線Lは、図4及び図5に示すように、2つの机DEの向かい合わせの天板DTの間の隙間からダクト本体100Aの内部に落とし込まれてダクト本体100Aの内部に収納される。また、延長コード等のコンセントに接続したアダプター等(図示省略)もダクト本体100Aの内部に収納することができる。配線L等をダクト本体100Aの内部に落とし込んだ後は、配線Lに過度の負担がかからない程度に机DEの隙間を小さくする。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトBについて図6〜図8を参照しつつ説明する。
この吊り下げ式配線ダクトBは、上述した吊り下げ式配線ダクトAとは吊下部材200Bの形状等が大きく異なる。
まず、前記ダクト本体100Bは、合成樹脂等で成形されており、図7に示すように、上面が開放された側面視略凹字形状の略樋状に形成されている。その深さ寸法は、複数本の配線Lを収納可能な深さに設定されている。また、その幅寸法は、前記空間Kの幅寸法より幅狭に設定されている。
かかるダクト本体100Bの対向する一対の側面110Bには、等間隔でスリット111Bが開設されている。このスリット111Bは後述する吊下部材200Bの係止爪222Bに対応するものである。
また、前記吊下部材200Bは、合成樹脂や金属からなり、図8に示すように、略T字形状のT字状部210Bと、このT字状部210Bから延設された略下向き凹字形状の本体保持部220Bとが一体に形成されている。前記本体保持部220Bは、ダクト本体100Bを保持する部分であって、その先端には内側向きの係止爪222Bが折曲形成されている。この係止爪222Bは、ダクト本体100Bのスリット111Bに挿入可能なようになっている。従って、この本体保持部220Bは、ダクト本体100Bが抱え込まれるようにして取り付けられることになる。
一方、前記T字状部210Bは、本体保持部220Bの上面221Bから立設された縦リブ部211Bと、この縦リブ部211Bの上端において左右両側に延設された一対の横リブ部212Bとから構成されている。前記縦リブ部211Bの寸法、すなわちT字状部210Bの高さ寸法は、前記机DEの天板DTの厚さ寸法より大きく設定されている。従って、T字状部210Bの横リブ部212Bを2つの天板DTの上に跨がった状態で位置させると、前記本体保持部220Bの上面221Bは、天板DTの裏面と所定の間隔をあけた状態で天板DTの裏面側に位置することになる。
このような部材から構成された吊り下げ式配線ダクトBは、次のようにして使用される。
まず、ダクト本体100Bのスリット111Bに吊下部材200Bの係止爪222Bを係止させる。なお、1つのダクト本体100Bに対して、2つ以上の吊下部材200Bを使用するが、その個数は机DEの大きさ等や収納すべき配線Lの量に応じて適宜変更することはいうまでもない。
この状態で、向かい合わせに突き合わせた2つの机DEの天板DTの間にT字状部210Bの縦リブ部211Bを挟み込み、T字状部210Bの横リブ部212Bを天板DTの表面に位置させる。すると、天板DTの裏面と吊下部材200Bの本体保持部220Bの上面221Bとの間には隙間ができる。また、ダクト本体100Bは、図4に示すように、2つの机DEを向かい合わせに突き合わせた場合に2つの机DEの間に形成される空間Kの間に位置する。
机DEの上に載置されたコンピュータCom等の配線Lは、図5に示すように、2つの机DEの向かい合わせの天板DTの間の隙間からダクト本体100Bの内部に落とし込まれてダクト本体100Bの内部に収納される。また、延長コード等のコンセントに接続したアダプター等(図示省略)もダクト本体100Bの内部に収納することができる。
かかる吊り下げ式配線ダクトBであると、ダクト本体100Bが長い場合であっても、その長さに関係なく簡単に吊下部材200Bをダクト本体100Bに取り付けられるというメリットがある。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトCについて図9を参照しつつ説明する。
この吊り下げ式配線ダクトCは、上述した吊り下げ式配線ダクトA、Bでは、ダクト本体100A、100Bと吊下部材200A、200Bとが別体であったのに対し、ダクト本体100Cと吊下部材200Cとが一体であることが相違する。
かかる吊り下げ式配線ダクトCは、2つの机DEの間に吊り下げて設置される吊り下げ式配線ダクトであって、コンピュータ等の配線Lが収納される長尺状のダクト本体100Cと、このダクト本体100Cと一体に連設された吊下部材200Cとを備えており、前記吊下部材200Cは、略T字形状のT字状部210Cと、このT字状部210Cと前記ダクト本体100Cとを連結する連結部221Cとが一体に形成されており、前記T字状部210Cは、設置される机DEの天板DTの厚さ寸法より大きな高さ寸法に設定されている。
すなわち、かかる吊り下げ式配線ダクトCにおける吊下部材200Cは、ダクト本体100Cと分離できないように一体に形成されている。この吊下部材200Cは、ダクト本体100Cの一対の対向する側面110Cの上端部において、ダクト本体100Cを跨ぐように設けられた連結部221Cと、この連結部221Cに立設されたT字状部210Cとを有している。
前記T字状部210Cの高さ寸法、すなわちT字状部210Cを構成する縦リブ部211Cの寸法は、前記机DEの天板DTの厚さ寸法より大きく設定されている。従って、T字状部210Cの横リブ部212Cを2つの天板DTの上に跨がった状態で位置させると、前記吊下部材200Cの連結部221Cは、天板DTの裏面と所定の間隔をあけた状態で天板DTの裏面側に位置することになる。
このような部材から構成された吊り下げ式配線ダクトCは、次のようにして使用される。
向かい合わせに突き合わせた2つの机DEの天板DTの間にT字状部210Cの縦リブ部211Cを挟み込み、T字状部210Cの横リブ部212Cを天板DTの表面に位置させる。すると、天板DTの裏面と吊下部材200Cの本体連結部221Cとの間には隙間ができる。また、ダクト本体100Cは、図4及び図5に示すように、2つの机DEを向かい合わせに突き合わせた場合に2つの机DEの間に形成される空間Kの間に位置する。
机DEの上に載置されたコンピュータCom等の配線Lは、図4に示すように、2つの机DEの向かい合わせの天板DTの間の隙間からダクト本体100Cの内部に落とし込まれてダクト本体100Cの内部に収納される。また、延長コード等のコンセントに接続したアダプター等(図示省略)もダクト本体100Cの内部に収納することができる。
なお、上述した第1〜第3の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトA〜Cでは、各ダクト本体100A〜100Cは、略樋状、すなわち上面が開放された側面視略凹字形状に形成されていたが、図10に示す第4の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトDのように、上面140Dに配線Lを押し込み可能な切れ目130Dを有する略筒状に形成されているものであってもよい。ただし、この場合には、前記切れ目130Dの幅寸法は、収納されるべき配線Lが挿入可能な程度に設定されていることはいうまでもない。
なお、図10は、本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトAの場合の変形例である吊り下げ式配線ダクトDを示しているが、吊り下げ式配線ダクトB、Cの場合も同様である。
次に図11を参照しつつ、本発明の第5の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトEについて説明する。
この吊り下げ式配線ダクトEは、配線Lの図示しないダクト本体への収納時と、収納後とでは、2つの机DEの間隔が、前者の時に大きく、後者の時により小さければ、都合がよいことに着目したものであり、この吊り下げ式配線ダクトEのT字状部210Eには、配線の収納時に2つの机DEの間の間隔を大きくする補助部材230Eが着脱可能になっている。
なお、かかる吊り下げ式配線ダクトEにおけるダクト本体は、上述したダクト本体100Aと同等のものである。
かかる吊り下げ式配線ダクトEに用いられる吊下部材200EのT字状部210Eの縦リブ部211Eの上端、すなわち横リブ部212Eと接する部分には、補助部材用スリット213Eが開設されている。この補助部材用スリット213Eは、板状の補助部材230Eが挿抜される部分である。また、前記補助部材230Eは、板状のものであって、その長さは横リブ部212Eより十分長く、かつ配線Lをダクト本体への収納時に、2つの机DEの天板DTの間隔が十分に余裕のあるものになるような長さに設定されている。
かかる吊り下げ式配線ダクトEでは、配線Lの収納時には、図11(A)に示すように、補助部材用スリット213Eに補助部材230Eを挿入しておき、吊り下げ式配線ダクトEを補助部材230Eによって2つの机DEの天板DTに吊り下げておく。すると、天板DTの間の間隔は、補助部材230Eがない場合よりも大きくすることができるので、配線Lのダクト本体への収納作業が容易になる。
また、配線Lのダクト本体への収納作業が完了したならば、図11(B)に示すように、補助部材230Eを抜き取り、2つの机DEの天板DTの間を、配線Lに過度の負担がかからない程度に狭くする。
かかる構成であると、配線Lのダクト本体への収納がより容易になり、かつ収納後に横リブ部212Eが邪魔にならない程度に小さくすることが可能となる。
なお、上述した各実施の形態では、各ダクト本体100A等を、合成樹脂等で成形されていとしたが、例えば図12に示すように、網体やシートの柔軟な面状部材を2本の支柱150Fで支えることで略樋状にしたものであってもよい。
この吊り下げ式配線ダクトFにおける樋状のダクト本体100Fは、面状部材の端部を巻いて袋状とし、その部分に棒状の支柱150Fを挿入したものである。そして、吊下部材200Fは、前記支柱150Fを引っかける構造になっている。すなわち、吊下部材200Fは、合成樹脂や金属からなり、略T字形状のT字状部210Fと、このT字状部210Fから延設された略環状の本体保持部220Fとが一体に形成されているものである。前記本体保持部220Fの上面221Fの端部の内側には、内側に向かって湾曲されたフック部225Fが形成されており、このフック部225Fで前記支柱150Fを引っかけるのである。
本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの概略的斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトを構成するダクト本体の概略的斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトを構成する吊下部材の図面であって、同図(A)は概略的側面図、同図(B)は概略的正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの使用状態を示す概略的側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの使用状態を示す概略的平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの概略的斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトを構成するダクト本体の概略的斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトを構成する吊下部材の図面であって、同図(A)は概略的側面図、同図(B)は概略的正面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの概略的斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの変形例を示す概略的斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの要部の概略的斜視図である。 本発明の第6の実施の形態に係る吊り下げ式配線ダクトの要部の概略的斜視図である。
符号の説明
100A ダクト本体
200A 吊下部材
210A T字状部

Claims (7)

  1. 2つの机の間に吊り下げて設置される吊り下げ式配線ダクトにおいて、コンピュータ等の配線が収納される長尺状のダクト本体と、このダクト本体を2つの机の間に吊り下げる吊下部材とを具備しており、前記吊下部材は、略T字形状のT字状部と、このT字状部から延設された環状の本体保持部とが一体に形成されており、前記T字状部は、設置される机の天板の厚さ寸法より大きな高さ寸法を有しており、前記本体保持部は、ダクト本体が取り付けられることを特徴とする吊り下げ式配線ダクト。
  2. 2つの机の間に吊り下げて設置される吊り下げ式配線ダクトにおいて、コンピュータ等の配線が収納される長尺状のダクト本体と、このダクト本体と一体に連設された吊下部材とを具備しており、前記吊下部材は、略T字形状のT字状部と、このT字状部と前記ダクト本体とを連結する連結部とが一体に形成されており、前記T字状部は、設置される机の天板の厚さ寸法より大きな高さ寸法に設定されていることを特徴とする吊り下げ式配線ダクト。
  3. 請求項1又は2記載の吊り下げ式配線ダクトにおいて、前記ダクト本体は、略樋状であることを特徴とする吊り下げ式配線ダクト。
  4. 請求項1又は2記載の吊り下げ式配線ダクトにおいて、前記ダクト本体は、配線を押し込み可能な切れ目を有する略筒状に形成されていることを特徴とする吊り下げ式配線ダクト。
  5. 請求項1又は2記載の吊り下げ式配線ダクトにおいて、前記ダクト本体は、網状又はシート状の柔軟な面状部材を支柱で略樋状に支えた形状であることを特徴とする吊り下げ式配線ダクト。
  6. 請求項1、2、3、4又は5記載の吊り下げ式配線ダクトにおいて、
    前記ダクト本体の幅寸法は、前記2つの机の突出した天板の下側に位置する対向面の間の間隔より幅狭に設定されていることを特徴とする吊り下げ式配線ダクト。
  7. 請求項1、2、3、4、5又は6記載の吊り下げ式配線ダクトにおいて、前記T字状部は、横リブ部と、縦リブ部とがT字状になったものであり、前記縦リブ部の前記横リブ部と接する部分には、矩形状の補助部材用スリットが開設されており、この補助部材用スリットには板状の補助部材が挿脱可能になっており
    前記補助部材は前記補助部材用スリットに挿入されると、前記横リブ部の下面に沿うようになっており、前記補助部材の長さ寸法は前記横リブ部の長さ寸法よりも長くなっていることを特徴とする吊り下げ式配線ダクト。
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