JP3128717U - 左官鏝道具箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の左官鏝道具箱の収納方式では、左官鏝を限定されたホルダーに収納するため、縦方向の状態で収納される左官鏝の数が限られるという問題および左官鏝を寝かせて収納する場合、左官鏝それぞれが接触した状態で上下に重なり、必要とする左官鏝を取り出す場合にも不便であるという問題があった。
【解決手段】 本考案は多数の左官鏝を縦方向の状態で重ねて収納することおよび左官鏝の種類・大きさを分別して収納することを実現することにより、一目で必要な左官鏝を発見し、スムーズに取り出せるように配慮した道具箱を提供するため、区画を区切る間仕切り板と左官鏝を支持する間仕切り板を設置する構造を特徴とする。
【選択図】図18
【解決手段】 本考案は多数の左官鏝を縦方向の状態で重ねて収納することおよび左官鏝の種類・大きさを分別して収納することを実現することにより、一目で必要な左官鏝を発見し、スムーズに取り出せるように配慮した道具箱を提供するため、区画を区切る間仕切り板と左官鏝を支持する間仕切り板を設置する構造を特徴とする。
【選択図】図18
Description
本考案は多種多様かつ多数の左官鏝を分別して収納できるとともに、必要な左官鏝をスムーズに取り出せるように配慮した間仕切り板を有する道具箱を提供するものである。
従来の左官鏝道具箱は図1から図7に示すとおり、間仕切り板自体にホルダーを設け、限られた数のホルダーに左官鏝を差し込んで収納するというタイプ、すなわち左官鏝を支持する機能と区画を区切る機能を間仕切り板に兼用させるタイプ(以下、「タイプ1」という。)あるいは図8から図12に示すとおり、間仕切り板がなく、道具箱内周を1巡するレールを設置し、このレールに左官鏝をぶら下げるタイプ(以下、「タイプ2」という。)であり、タイプ1、タイプ2とも縦方向の状態で収納された左官鏝の数が限られ、タイプ2では道具箱の中央に空間が残るが、この空間に左官鏝を収納しようとすれば、寝かせて収納するしかなく、左官鏝それぞれが接触した状態で上下に重なり、この状態を解消するには広い底面が必要となる。
本考案はタイプ1及びタイプ2が有するところの多数の左官鏝を縦方向の状態で保管し難く、寝かせた状態では必要な左官鏝を取り出す場合に非常に不便であるという欠点を解消するものである。
左官鏝を収納するための水平方向の空間を確保する区画を区切る間仕切り板(以下、「区画間仕切り板」という。)と左官鏝を左官鏝の柱脚で支持する間仕切り板(以下、「支持間仕切り板」という。)の2種類を設置することによって、タイプ1のようなホルダーの付いている箇所に左官鏝の収納箇所が限定されることなく、多数の左官鏝を縦方向の状態で重ねて収納することを可能にするとともに、支持間仕切り板の道具箱底面から天端までの高さを左官鏝の柱脚前面から鏝板先端までの長さを考慮して決定することにより、左官鏝の種類・大きさを分別して収納することを可能とし、かつ、区画間仕切り板および支持間仕切り板の設置間隔を左官鏝の柄および鏝板等の厚さに合致する配置とすることにより、デッドスペースを排除して既製の限られた道具箱の内空を無駄なく有効に活用する構造を特徴とする。
本考案の道具箱を用いることにより、多数の左官鏝を一度に持ち運ぶことが可能となるため、従来品のようなその都度作業に応じた左官鏝の入れ替え作業が無くなることによって、当該作業に必要な鏝の入れ忘れが無くなるとともに、左官鏝の分別収納が可能となることによって、すべての収納左官鏝を整理でき、かつ、一目で見渡すことができる構造であるため、作業中に必要とする左官鏝をスムーズに取り出すことができるだけでなく、作業終了後の左官鏝の収納も容易になるなど、作業の迅速化、省力化および作業時間の効率化をもたらす。
左官鏝の収納に必要な水平空間を確保する区画間仕切り板および左官鏝を支持する支持間仕切り板を差し込むための切込みを有する板(以下、「壁板」という。)を道具箱内側に沿わせて立て、その各切込みに区画間仕切り板および支持間仕切り板を設置することにより実現する。
本考案の道具箱を図において説明すると、図13において区画間仕切り板および支持間仕切り板を差し込むための切込みを有する壁板13aおよび13bを道具箱長辺方向の内側に沿わせて立て、その各切込みに支持間仕切り板13c、13e、13g、13iおよび13kならびに区画間仕切り板13d、13f、13h、13jおよび13lを挿入する構造とする。
1a 従来のタイプ1の間仕切り板
2a 従来のタイプ2のレール
2b 従来のタイプ2の吊り金具
3a 本考案の実施例の壁板
3b 本考案の実施例の壁板
3c 本考案の実施例の支持間仕切り板
3d 本考案の実施例の区画間仕切り板
3e 本考案の実施例の支持間仕切り板
3f 本考案の実施例の区画間仕切り板
3g 本考案の実施例の支持間仕切り板
3h 本考案の実施例の区画間仕切り板
3i 本考案の実施例の支持間仕切り板
3j 本考案の実施例の区画間仕切り板
3k 本考案の実施例の支持間仕切り板
3l 本考案の実施例の区画間仕切り板
4a 左官鏝の柄
4b 左官鏝の柱脚
4c 左官鏝の鏝板
5 本考案の実施例の道具箱
2a 従来のタイプ2のレール
2b 従来のタイプ2の吊り金具
3a 本考案の実施例の壁板
3b 本考案の実施例の壁板
3c 本考案の実施例の支持間仕切り板
3d 本考案の実施例の区画間仕切り板
3e 本考案の実施例の支持間仕切り板
3f 本考案の実施例の区画間仕切り板
3g 本考案の実施例の支持間仕切り板
3h 本考案の実施例の区画間仕切り板
3i 本考案の実施例の支持間仕切り板
3j 本考案の実施例の区画間仕切り板
3k 本考案の実施例の支持間仕切り板
3l 本考案の実施例の区画間仕切り板
4a 左官鏝の柄
4b 左官鏝の柱脚
4c 左官鏝の鏝板
5 本考案の実施例の道具箱
Claims (1)
- 道具箱内の区画を区切る間仕切り板と上から差し込まれる左官鏝を左官鏝の柱脚のところで支持する構造の間仕切り板を備えることによって、多種多様かつ多数の左官鏝を縦方向の状態で分別収納できる道具箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007468U JP3128717U (ja) | 2006-08-17 | 2006-08-17 | 左官鏝道具箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007468U JP3128717U (ja) | 2006-08-17 | 2006-08-17 | 左官鏝道具箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3128717U true JP3128717U (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=43279729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006007468U Expired - Fee Related JP3128717U (ja) | 2006-08-17 | 2006-08-17 | 左官鏝道具箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3128717U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200445423Y1 (ko) * | 2008-06-18 | 2009-07-28 | 김덕중 | 화물차용 공구함의 칸막이구조 |
-
2006
- 2006-08-17 JP JP2006007468U patent/JP3128717U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR200445423Y1 (ko) * | 2008-06-18 | 2009-07-28 | 김덕중 | 화물차용 공구함의 칸막이구조 |
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