JP3792821B2 - 撮像装置、撮像処理装置、撮像装置の制御方法及び撮像処理装置の制御方法 - Google Patents
撮像装置、撮像処理装置、撮像装置の制御方法及び撮像処理装置の制御方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置及び撮像処理装置等に関し、特に、2つのユニットが機械的に分離/合体可能になされた撮像装置及び撮像処理装置に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、様々なタイプの携帯型ビデオカメラ(ビデオ一体型カメラ等)が提案されている。例えば、操作者が撮影中の画面を見やすくするために、従来のようなファインダを除いて撮影するタイプではなく、装置本体に設けた液晶表示部などのカラーモニタに撮影記録中の映像を表示できるようにしたタイプが提案されている。このタイプでは、記録した映像をカラーモニタ上で再生する機能を有しているものもあった。
【0003】
さらに、上述のようなカラーモニタを備えたタイプの中でも、例えば運動会風景を応援席から人垣越しに容易に撮影できるようにするために、図6(a)に示すようにカメラ部と記録/表示部とを分離して両者間をケーブル等の有線で接続し、記録/表示部から離れた場所で撮影を行えるようにしたタイプのシステムも提案されていた。このシステムでは、図6(b)のようにカメラ部と記録/表示部とを合体して使用することもできるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図6に示した従来例では、カメラ部と記録/表示部とを有線で接続しているため、記録/表示部より遠く離れた場所から撮影する場合にはケーブルの配線が煩わしくなり、撮影に支障をきたすことがあるという問題があった。また、カメラ部を記録/表示部から分離可能にすることによって同じ地点から撮影可能な被写体のエリアが従来よりも拡大されたとは言え、ケーブルの長さによってまだまだ制限を受けていた。
【0005】
このような問題を解決するための1つの手法として、カメラ部と記録/表示部との両者を無線通信手段により接続するという手法が考えられる。ところが、このようにカメラ部と記録/表示部とに無線通信手段を備えて両者を分離した場合には、電源のON/OFFを行うための電源スイッチを両者に備える必要がでてくる。そのため、両者を分離して使用するときも合体して使用するときも両方の電源スイッチを操作しなければならなくなり、電源のON/OFF操作が煩雑になってしまう。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みて成されたものであり、カメラ部と記録/表示部とが分離可能になされたシステムにおいて、カメラ部および記録/表示部の合体、分離時における電源のON/OFF操作を煩雑にすることなく、より広い範囲の被写体を容易に撮影できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、撮影を行う撮像ユニットと情報の記録および表示を行う記録/表示ユニットとが有線接続可能になされた撮像装置において、上記撮像ユニットおよび記録/表示ユニットの双方に、情報の無線通信を行うための無線通信手段と、電源のON/OFF指示を入力する電源スイッチと、上記撮像ユニットと記録/表示ユニットとが有線接続しているか否かを検出する有線接続検出手段と、上記電源スイッチの操作に応じて電源制御を行う電源制御手段とを設け、上記有線接続検出手段により有線接続されていないと検出された場合、上記撮影ユニット側の電源制御手段は、上記記録/表示ユニットの電源がON状態であったとしても上記撮像ユニットの電源スイッチによる上記撮像ユニットの上記無線通信手段への電源供給のON/OFF制御を上記記録/表示ユニットとは独立して行い、上記有線接続検出手段により有線接続されていると検出された場合、上記撮影ユニット側の電源制御手段は、上記記録/表示ユニットの電源がON状態であれば、有線接続前に上記撮像ユニットの上記無線通信手段への電源供給がOFF状態であったとしても上記電源供給をON状態に変化させ、上記記録/表示ユニットと上記撮像ユニットとの間で無線通信を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の撮像処理装置は、電源のON/OFF指示を入力する電源スイッチを備え情報の無線通信を行い上記情報の記録および表示を行う記録/表示処理装置と有線接続可能であり、撮像により得られた映像を上記記録/表示処理装置に対して送出可能な撮像処理装置において、情報の無線通信を行うための無線通信手段と、無線に関する電源のON/OFF指示を入力する無線電源スイッチと、上記記録/表示処理装置と有線接続しているか否かを検出する有線接続検出手段と、上記無線電源スイッチの操作に応じて上記無線通信手段の電源制御を行う電源制御手段とを設け、上記有線接続検出手段により有線接続されていないと検出された場合、上記電源制御手段は、上記記録/表示処理装置の電源がON状態であったとしても上記無線電源スイッチによる上記無線通信手段への電源供給のON/OFF制御を上記記録/表示処理装置とは独立して行い、上記有線接続検出手段により有線接続されていると検出された場合、上記電源制御手段は、上記記録/表示処理装置の電源がON状態であれば、有線接続前に上記無線通信手段への電源供給がOFF状態であったとしても上記電源供給をON状態に変化させ、上記記録/表示処理装置との間で無線通信を行うようにしたことを特徴とする。
本発明の撮像装置の制御方法は、撮影を行う撮像ユニットと情報の記録および表示を行う記録/表示ユニットとが有線接続可能になされ、上記撮像ユニットおよび記録/表示ユニットの双方に、情報の無線通信を行うための無線通信手段と、電源のON/OFF指示を入力する電源スイッチとを設けた撮像装置の制御方法において、上記撮像ユニットと記録/表示ユニットとが有線接続しているか否かを検出する有線接続検出工程と、上記有線接続検出工程により有線接続されていないと検出された場合、上記撮影ユニット側において、上記記録/表示ユニットの電源がON状態であったとしても上記撮像ユニットの電源スイッチによる上記撮像ユニットの上記無線通信手段への電源供給のON/OFF制御を上記記録/表示ユニットとは独立して行う非接続時制御工程と、上記有線接続検出工程により有線接続されていると検出された場合、上記撮影ユニット側において、上記記録/表示ユニットの電源がON状態であれば、有線接続前に上記撮像ユニットの上記無線通信手段への電源供給がOFF状態であったとしても上記電源供給をON状態に変化させ、上記記録/表示ユニットと上記撮像ユニットとの間で無線通信を行う接続時制御工程と、を備えることを特徴とする。
本発明の撮像処理装置の制御方法は、電源のON/OFF指示を入力する電源スイッチを備え情報の無線通信を行い上記情報の記録および表示を行う記録/表示処理装置と有線接続可能であり、情報の無線通信を行うための無線通信手段と、無線に関する電源のON/OFF指示を入力する無線電源スイッチとを備え、撮像により得られた映像を上記記録/表示処理装置に対して送出可能な撮像処理装置の制御方法において、上記記録/表示処理装置と有線接続しているか否かを検出する有線接続検出工程と、上記有線接続検出工程により有線接続されていないと検出された場合、上記記録/表示処理装置の電源がON状態であったとしても上記無線電源スイッチによる上記無線通信手段への電源供給のON/OFF制御を上記記録/表示処理装置とは独立して行う非接続時制御工程と、上記有線接続検出手段により有線接続されていると検出された場合、上記記録/表示処理装置の電源がON状態であれば、有線接続前に上記無線通信手段への電源供給がOFF状態であったとしても上記電源供給をON状態に変化させ、上記記録/表示処理装置との間で無線通信を行う接続時制御工程と、を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、無線通信手段を用いた本発明の情報処理装置を適用したビデオカメラ(撮像装置)の概略的な外形を示す斜視図である。この図1に示すように、本実施形態のビデオカメラは、カメラ部(無線送信部)1と記録/表示部(無線受信部)2とが互いに合体および分離可能な構成となっている。
【0015】
すなわち、上記カメラ部1は凸状の合体用コネクタ3を備えるとともに、記録/表示部2は凹状の合体用コネクタ4を備えている。そして、図1(c)のように、これらのコネクタ3,4が互いに嵌合するようにしてカメラ部1と記録/表示部2とを合体して用いることができるとともに、図1(b)のように、カメラ部1と記録/表示部2とを分離して用いることもできるようになっている。カメラ部1と記録/表示部2とを分離した場合には、両者はスペクトル拡散通信等の無線通信手段により画像や音声を通信するようになっている。
【0016】
ここで、スペクトル拡散について説明する。一般に、直接拡散方式を用いたスペクトラム拡散方式では、送信側において、疑似雑音符号(PN符号)等の拡散符号系列を用いて、通常伝送するディジタル信号のベースバンド信号から原データに比べて極めて広い帯域幅を持つベースバンド信号を生成する。そして、PSK(位相シフトキーイング)、FSK(周波数シフトキーイング)等の変調を行うことにより、RF(無線周波数)信号に変換して伝送する。カメラ部1内のスペクトル拡散送信部は、このような要素で構成されている。
【0017】
一方、受信側では、送信側と同一の拡散符号を用いて受信信号との相関をとる逆拡散を行って、受信信号(RF信号)を原データに対応する帯域幅を持つ狭帯域信号に変換する。そして、この狭帯域信号に対して通常のデータ復調を行うことにより、原データを再生する。記録/表示部2内のスペクトル拡散受信部は、このような要素で構成されている。
【0018】
また、図1に示すように、本実施形態のビデオカメラにおいては、カメラ部1と記録/表示部2との両方に電源ON/OFFを制御するためのスイッチを設けている。カメラ部電源スイッチ5および記録/表示部電源スイッチ6がそれである。図1(b)のようにカメラ部1と記録/表示部2とが分離している場合は、それぞれの電源スイッチ5,6を独立して操作することが可能である。一方、図1(c)のようにカメラ部1と記録/表示部2とが合体している場合は、カメラ部電源スイッチ5の操作を機械的に禁止するように構成している。
【0019】
すなわち、図1(a)に示すように、カメラ部1と記録/表示部2との合体面であるカメラ部1の後部に凹部7を設け、カメラ部電源スイッチ5をこの凹部7内に収まるように配置する。このようにすることにより、図1(b)に示したような分離使用時には従来と同様に外部からカメラ部電源スイッチ5を操作することが可能である。
【0020】
しかしながら、図1(c)のようにカメラ部1と記録/表示部2とを合体して使用する場合には、カメラ部電源スイッチ5は合体面の中に収まるため、外部からの操作を機械的に禁止することができる。そして、合体使用時には、カメラ部電源スイッチ5と記録/表示部電源スイッチ6とを連動させて、合体されたビデオカメラシステム全体を代表する電源スイッチとして記録/表示部電源スイッチ6を用いるようにする。
【0021】
図2および図3は、各電源スイッチ5,6の連動の方法を説明するためのブロック図であり、図2はカメラ部1の内部構成を示し、図3は記録/表示部2の内部構成を示している。
【0022】
図2において、201は上述したスペクトル拡散により画像信号や音声信号を送信するスペクトル拡散送信部、202はスペクトル逆拡散により受信信号を復元するスペクトル拡散受信部、203は図示しないレンズ等の光学系を有し、映像信号を生成するカメラユニット、204はバッテリー208からカメラ部1のシステム全体に電源を供給する電源ユニットである。
【0023】
205はカメラ部1のオートフォーカス(AF)や自動露出制御(AE)等をコントロールするカメラ部コントロール手段であり、マイクロコンピュータ等で構成されている。206はカメラ部1のAFやAE等の操作を行うためのキー部である。キー部206には、カメラ部1の電源スイッチSW201(図1のカメラ部電源スイッチ5に対応)が接続されている。
【0024】
207はカメラ部1が記録/表示部2と合体しているかどうかを検出する合体検出手段(図1の凸状の合体用コネクタ3に対応)であり、この合体用コネクタ3により記録/表示部2と合体しているときには、記録/表示部2と有線にてデータのやりとりが可能となるものである。SW202はアンテナ209を送信用/受信用に切り替えるスイッチ、SW203はカメラ部コントロール手段205の制御によりカメラ部1の各部へ電源の供給を行うかどうかを切り替える電源制御スイッチである。
【0025】
また、図3において、301はスペクトル拡散送信部、302はスペクトル拡散受信部、303は上記スペクトル拡散受信部302で受信された画像信号や音声信号を磁気テープ等の記録媒体に記録するレコーダユニット、304はバッテリー309から記録/表示部2のシステム全体に電源を供給する電源ユニットである。
【0026】
305は記録/表示部コントロール手段であり、レコーダユニット303の図示しないスイッチ類による記録再生動作の制御を行ったり、受信した画像や再生した画像を表示するためのモニタ部307の制御等を行ったりする。この記録/表示部コントロール手段305は、例えばマイクロコンピュータ等により構成される。306は記録/表示部2の各種操作を行うためのキー部であり、記録/表示部2の電源スイッチSW301(図1の記録/表示部電源スイッチ6に対応)が接続されている。
【0027】
308は記録/表示部2がカメラ部1と合体しているかどうかを検出する合体検出手段(図1の凹状の合体用コネクタ4に対応)であり、この合体用コネクタ4によりカメラ部1と合体しているときには、カメラ部1と有線にてデータのやりとりが可能となるものである。SW302はアンテナ310を送信用/受信用に切り替えるスイッチ、SW303は記録/表示部コントロール手段305の制御により記録/表示部2の各部へ電源の供給を行うかどうかを切り替える電源制御スイッチである。
【0028】
次に、上記のように構成した記録/表示部2内の記録/表示部コントロール手段305の動作を以下に説明する。図4は、上記記録/表示部コントロール手段305を構成するマイクロコンピュータによる電源制御の動作を示すフローチャートである。
【0029】
図4において、まずステップS401で、マイクロコンピュータの初期設定を行う。次に、ステップS402で記録/表示部2の電源スイッチSW301の状態を読み込むとともに、ステップS403で記録/表示部2がカメラ部1と合体しているかどうかを表す合体情報を合体検出手段308から読み込む。そして、その読み込んだ合体情報をもとに、ステップS404でカメラ部1と記録/表示部2とが合体しているか否かを判定する。
【0030】
ここで、記録/表示部2がカメラ部1と合体していると判断した場合は、ステップS405に進み、上記ステップS402で取り込んだ記録/表示部2の電源スイッチSW301の状態に応じた電源ON/OFF要求信号を、合体検出手段308(図1の凹状の合体用コネクタ4)を通じてカメラ部1に出力する。つまり、電源スイッチSW301が電源ONの状態であれば電源ON要求信号をカメラ部1に出力し、電源スイッチSW301が電源OFFの状態であれば電源OFF要求信号をカメラ部1に出力する。
【0031】
なお、記録/表示部2がカメラ部1と合体していないと判断した場合は、ステップS405の処理は行わずにステップS406にジャンプする。ステップS406では、電源スイッチSW301が電源ONの状態であるか電源OFFの状態であるかを判定する。
【0032】
ここで、電源スイッチSW301が電源OFFの状態であると判断した場合には、ステップS407に進み、電源制御スイッチSW303をOFFにすることによって電源ユニット304から記録/表示部2内の各部への電源供給を停止する。そして、ステップS408である一定時間待機した後、電源スイッチSW301の状態を読み込むステップS402の処理にもう一度戻る。
【0033】
一方、上記ステップS406で電源スイッチSW301が電源ONの状態であると判断した場合には、ステップS409に進み、電源制御スイッチSW303をONに維持することによって電源ユニット304から記録/表示部2内の各部への電源供給を継続して行う。そして、ステップS410で記録/表示部2のその他の各種制御を行った後、電源スイッチSW301の状態を読み込むステップS402の処理にもう一度戻る。
【0034】
次に、カメラ部1内のカメラ部コントロール手段205の動作を以下に説明する。図5は、上記カメラ部コントロール手段205を構成するマイクロコンピュータによる電源制御の動作を示すフローチャートである。
【0035】
図5において、まずステップS501で、マイクロコンピュータの初期設定を行う。次に、ステップS502で、カメラ部1が記録/表示部2と合体しているかどうかを表す合体情報を合体検出手段207から読み込む。そして、その読み込んだ合体情報をもとに、ステップS503でカメラ部1と記録/表示部2とが合体しているか否かを判定する。
【0036】
ここで、カメラ部1が記録/表示部2と合体していないと判断した場合は、ステップS504に進み、カメラ部1の電源スイッチSW201の状態を読み込んだ後、ステップS505で電源スイッチSW201が電源ONの状態であるか電源OFFの状態であるかを判定する。
【0037】
一方、上記ステップS503でカメラ部1が記録/表示部2と合体していると判断した場合は、ステップS506に進み、合体検出手段207(図1の凸状の合体用コネクタ3)を通じて記録/表示部2からカメラ部1に送られてきた電源ON/OFF要求信号を読み込んだ後、ステップS507でその電源ON/OFF要求信号が電源ONを要求するものであるかどうかを判定する。
【0038】
上記ステップS505で電源スイッチSW201が電源OFFの状態であると判断した場合、および上記ステップS507で記録/表示部2から電源OFFの要求信号が送られてきたと判断した場合には、次にステップS508に進み、電源制御スイッチSW203をOFFにすることによって電源ユニット204からカメラ部1内の各部への電源供給を停止する。そして、ステップS509である一定時間待機した後、電源スイッチSW201の状態を読み込むステップS502の処理にもう一度戻る。
【0039】
また、上記ステップS505で電源スイッチSW201が電源ONの状態であると判断した場合、および上記ステップS507で記録/表示部2から電源ONの要求信号が送られてきたと判断した場合には、ステップS510に進み、電源制御スイッチSW203をONに維持することによって電源ユニット204からカメラ部1内の各部への電源供給を継続して行う。そして、ステップS511でカメラ部1のその他の各種制御を行った後、電源スイッチSW201の状態を読み込むステップS502の処理にもう一度戻る。
【0040】
以上の図4および図5のフローチャートの動作をまとめて説明すると、カメラ部1と記録/表示部2とが分離されている場合には、次のような動作となる。まず、記録/表示部2の合体検出手段308によりカメラ部1と記録/表示部2とが分離されていると判定される(ステップS403,S404)。そして、記録/表示部2の電源スイッチSW301の状態(ステップS402)により記録/表示部2の電源のON/OFF制御がカメラ部1と独立して行われる(ステップS406〜S410)。
【0041】
カメラ部1においても同様に、カメラ部1の合体検出手段207によりカメラ部1と記録/表示部2とが分離されていると判定され(ステップS502,S503)、カメラ部1の電源スイッチSW201の状態(ステップS504,S505)によりカメラ部1の電源のON/OFF制御が記録/表示部2と独立して行われる(ステップS508〜S511)。
【0042】
一方、カメラ部1と記録/表示部2とが合体されている場合には、以下のような動作となる。まず、記録/表示部2の合体検出手段308によりカメラ部1と記録/表示部2とが合体されていると判定される(ステップS403,S404)。そして、記録/表示部2の電源スイッチSW301の状態(ステップS402)により、カメラ部1に電源ON/OFF要求信号が出力されるとともに(ステップS405)、記録/表示部2の電源のON/OFF制御が行われる(ステップS406〜S410)。
【0043】
これに対し、カメラ部1においては、カメラ部1の合体検出手段207によりカメラ部1と記録/表示部2とが合体されていると判定されると(ステップS502,S503)、カメラ部1の電源スイッチSW201の情報は無効となり、記録/表示部2から送られてくる電源ON/OFF要求信号(ステップS506,S507)によりカメラ部1の電源のON/OFF制御が行われる(ステップS508〜S511)。
【0044】
以上のように本実施形態では、カメラ部1および記録/表示部2の各ユニットが機械的に分離/合体可能になされたビデオカメラにおいて、それぞれのユニットにスペクトル拡散による無線通信手段を備えることによって分離時には情報を無線通信するように成したので、有線で接続されたケーブル等によって撮影が制限を受けることがなくなる。これにより、従来より広い範囲の被写体を容易に撮影することができるようになる。
【0045】
また、カメラ部1と記録/表示部2とが合体されているときは、使用者は記録/表示部2に設けられた1つの記録/表示部電源スイッチ6を操作すれば良いので、操作が容易となる。さらに、本実施形態においては、カメラ部1と記録/表示部2とが合体されている場合には、先に図1(a)〜(c)で説明したように、カメラ部1の電源スイッチSW201に対応するカメラ部電源スイッチ5が機械的に外部から操作できなくなる構造にしている。そのため、どのスイッチを押せば良いかをユーザに明確にすることができる。
【0046】
なお、以上の実施形態では、カメラ部1と記録/表示部2とを合体させた場合にカメラ部電源スイッチ5が無効となるように構成したが、これとは逆に、記録/表示部電源スイッチ6を無効とするような構造にしても良い。
【0047】
また、以上の実施形態では、カメラ部1と記録/表示部2との両方に電源スイッチを設け、分離時にはそれぞれの電源スイッチを有効にして独立して電源制御を行うようにしたが、本発明はこれに限定されない。すなわち、分離時にはカメラ部1と記録/表示部2との両方を使用する場合が多いことを想定して、カメラ部1および記録/表示部2のどちらか一方にのみ電源スイッチを設け、この電源スイッチの操作により発生する電源制御信号を両ユニット間で通信することによってカメラ部1および記録/表示部2双方の電源制御を行うようにしても良い。このようにすれば、カメラ部1と記録/表示部2との合体時だけでなく、分離時にも1つの電源スイッチを操作すれば良く、操作が更に容易となる。
【0048】
また、以上の実施形態では、カメラ部1と記録/表示部2とを分離/合体可能に構成したビデオカメラについて述べたが、第1のユニットおよび第2のユニットが機械的に分離/合体可能になされた情報処理装置であれば、ビデオカメラに限らず本発明を適用することが可能である。
【0049】
【発明の効果】
本発明は上述したように、第1のユニットおよび第2のユニットが機械的に分離/合体可能になされた情報処理装置において、それぞれのユニットに無線通信手段を備えることによって分離時には情報を無線通信して情報処理するように成したので、有線で接続されたケーブル等によって制限を受けることがなくなる。これにより、本発明の情報処理装置を例えば撮像装置に応用した場合には、従来より広い範囲の被写体を容易に撮影することができるようになる。
【0050】
しかも、本発明では、第1のユニットおよび第2のユニットの双方に電源スイッチおよび分離/合体検出手段を設け、分離検出時は双方の電源スイッチにより両ユニットの電源制御を独立に行い、合体検出時は一方の電源スイッチにより両ユニットの電源制御を行うようにしたので、両ユニットが分離している場合には、それぞれの電源スイッチを独立に操作して電源制御を行うことが可能となるとともに、合体している場合には、1つの電源スイッチを操作するだけで両ユニットの電源制御を行うことが可能となり、分離、合体時における電源のON/OFF制御を容易に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、無線通信手段を用いた情報処理装置を適用したビデオカメラ(撮像装置)の概略的な外形を示す斜視図である。
【図2】カメラ部および記録/表示部の双方に備えられた電源スイッチの連動の方法を説明するための図であり、カメラ部の内部構成を示すブロック図である。
【図3】カメラ部および記録/表示部の双方に備えられた電源スイッチの連動の方法を説明するための図であり、記録/表示部の内部構成を示すブロック図である。
【図4】記録/表示部コントロール手段を構成するマイクロコンピュータによる電源制御の動作を示すフローチャートである。
【図5】カメラ部コントロール手段を構成するマイクロコンピュータによる電源制御の動作を示すフローチャートである。
【図6】従来のビデオカメラの概略的な外形を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 カメラ部
2 記録/表示部
3 凸状の合体用コネクタ
4 凹状の合体用コネクタ
5 カメラ部電源スイッチ
6 記録/表示部電源スイッチ
7 凹部
201,301 スペクトル拡散送信部
202,302 スペクトル拡散受信部
203 カメラユニット
204,304 電源ユニット
205 カメラ部コントロール手段
206,306 キー部
207,308 合体検出手段
208,309 バッテリー
209,310 アンテナ
303 レコーダユニット
305 記録/表示部コントロール手段
307 モニタ部
SW201,SW301 電源スイッチ
SW202,SW302 送信/受信切り替えスイッチ
SW203,SW303 電源制御スイッチ
Claims (13)
- 撮影を行う撮像ユニットと情報の記録および表示を行う記録/表示ユニットとが有線接続可能になされた撮像装置において、
上記撮像ユニットおよび記録/表示ユニットの双方に、
情報の無線通信を行うための無線通信手段と、
電源のON/OFF指示を入力する電源スイッチと、
上記撮像ユニットと記録/表示ユニットとが有線接続しているか否かを検出する有線接続検出手段と、
上記電源スイッチの操作に応じて電源制御を行う電源制御手段とを設け、
上記有線接続検出手段により有線接続されていないと検出された場合、上記撮影ユニット側の電源制御手段は、上記記録/表示ユニットの電源がON状態であったとしても上記撮像ユニットの電源スイッチによる上記撮像ユニットの上記無線通信手段への電源供給のON/OFF制御を上記記録/表示ユニットとは独立して行い、
上記有線接続検出手段により有線接続されていると検出された場合、上記撮影ユニット側の電源制御手段は、上記記録/表示ユニットの電源がON状態であれば、有線接続前に上記撮像ユニットの上記無線通信手段への電源供給がOFF状態であったとしても上記電源供給をON状態に変化させ、上記記録/表示ユニットと上記撮像ユニットとの間で無線通信を行うようにしたことを特徴とする撮像装置。 - 上記撮像ユニットおよび記録/表示ユニットが有線接続しているときは、上記撮像ユニットの電源スイッチを外部から操作不可能なように機械的に隠蔽する構造とすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 上記撮像ユニットおよび記録/表示ユニットの双方に上記有線接続のためのコネクタを設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 上記記録/表示ユニットは、上記記録/表示ユニットの電源がON状態であるときに有線接続されたことに応答して、上記電源供給をONにするための制御信号を、上記コネクタを介し上記撮影ユニットに対して送出することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 上記有線接続検出手段により有線接続されていると検出された場合、上記撮影ユニット側の電源制御手段は、上記記録/表示ユニットの電源がON状態であれば、有線接続前に上記撮像ユニットの映像信号生成手段への電源供給がOFF状態であったとしても上記映像信号生成手段への電源供給をON状態に変化させ、上記記録/表示ユニットと上記撮像ユニットとの間で無線通信を行うことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像装置。
- 上記無線通信手段により通信される情報は、上記撮像ユニットからの画像情報および音声情報を含むことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の撮像装置。
- 上記無線通信手段は、スペクトル拡散通信を用いた手段であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の撮像装置。
- 電源のON/OFF指示を入力する電源スイッチを備え情報の無線通信を行い上記情報の記録および表示を行う記録/表示処理装置と有線接続可能であり、撮像により得られた映像を上記記録/表示処理装置に対して送出可能な撮像処理装置において、
情報の無線通信を行うための無線通信手段と、
無線に関する電源のON/OFF指示を入力する無線電源スイッチと、
上記記録/表示処理装置と有線接続しているか否かを検出する有線接続検出手段と、
上記無線電源スイッチの操作に応じて上記無線通信手段の電源制御を行う電源制御手段とを設け、
上記有線接続検出手段により有線接続されていないと検出された場合、上記電源制御手段は、上記記録/表示処理装置の電源がON状態であったとしても上記無線電源スイッチによる上記無線通信手段への電源供給のON/OFF制御を上記記録/表示処理装置とは独立して行い、
上記有線接続検出手段により有線接続されていると検出された場合、上記電源制御手段は、上記記録/表示処理装置の電源がON状態であれば、有線接続前に上記無線通信手段への電源供給がOFF状態であったとしても上記電源供給をON状態に変化させ、上記記録/表示処理装置との間で無線通信を行うようにしたことを特徴とする撮像処理装置。 - 上記記録/表示処理装置への有線接続のためのコネクタを設けたことを特徴とする請求項8に記載の撮像処理装置。
- 上記記録/表示処理装置の電源がON状態であるときに有線接続されたことに応答して、上記電源供給をONにするための制御信号を、上記コネクタを介し上記記録/表示処理装置から読み込むことを特徴とする請求項9に記載の撮像処理装置。
- 上記有線接続検出手段により有線接続されていると検出された場合、上記電源制御手段は、上記記録/表示処理装置の電源がON状態であれば、有線接続前に映像信号生成手段への電源供給がOFF状態であったとしても上記映像信号生成手段への電源供給をON状態に変化させ、上記記録/表示処理装置との間で無線通信を行うことを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載の撮像処理装置。
- 撮影を行う撮像ユニットと情報の記録および表示を行う記録/表示ユニットとが有線接続可能になされ、上記撮像ユニットおよび記録/表示ユニットの双方に、情報の無線通信を行うための無線通信手段と、電源のON/OFF指示を入力する電源スイッチとを設けた撮像装置の制御方法において、
上記撮像ユニットと記録/表示ユニットとが有線接続しているか否かを検出する有線接続検出工程と、
上記有線接続検出工程により有線接続されていないと検出された場合、上記撮影ユニット側において、上記記録/表示ユニットの電源がON状態であったとしても上記撮像ユニットの電源スイッチによる上記撮像ユニットの上記無線通信手段への電源供給のON/OFF制御を上記記録/表示ユニットとは独立して行う非接続時制御工程と、
上記有線接続検出工程により有線接続されていると検出された場合、上記撮影ユニット側において、上記記録/表示ユニットの電源がON状態であれば、有線接続前に上記撮像ユニットの上記無線通信手段への電源供給がOFF状態であったとしても上記電源供給をON状態に変化させ、上記記録/表示ユニットと上記撮像ユニットとの間で無線通信を行う接続時制御工程と、を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 電源のON/OFF指示を入力する電源スイッチを備え情報の無線通信を行い上記情報の記録および表示を行う記録/表示処理装置と有線接続可能であり、情報の無線通信を行うための無線通信手段と、無線に関する電源のON/OFF指示を入力する無線電源スイッチとを備え、撮像により得られた映像を上記記録/表示処理装置に対して送出可能な撮像処理装置の制御方法において、
上記記録/表示処理装置と有線接続しているか否かを検出する有線接続検出工程と、
上記有線接続検出工程により有線接続されていないと検出された場合、上記記録/表示処理装置の電源がON状態であったとしても上記無線電源スイッチによる上記無線通信手段への電源供給のON/OFF制御を上記記録/表示処理装置とは独立して行う非接続時制御工程と、
上記有線接続検出手段により有線接続されていると検出された場合、上記記録/表示処理装置の電源がON状態であれば、有線接続前に上記無線通信手段への電源供給がOFF状態であったとしても上記電源供給をON状態に変化させ、上記記録/表示処理装置との間で無線通信を行う接続時制御工程と、を備えることを特徴とする撮像処理装置の制御方法。
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