JP3789060B2 - Tig溶接用フラックス入りワイヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラックスが内部に充填されたTIG溶接用のフラックス入りワイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
TIG溶接はクリーンな溶接方法として広く利用されているが、TIG溶接による深い溶け込み深さを得ることは困難である。そのため、図7に示すように、被溶接体3に断面積の大きな開先6を形成し、開先の底面と被溶接体裏面との距離であるルートフェイスAを薄くした開先を形成して、溶け込み不良を補うことが行われている。
【0003】
また、フラックスは溶接時の入熱量が同値であればより深い溶け込みを得ることが可能であるところ、開先表面にフラックスを塗布して、溶け込みを深くすることも行われている。
【0004】
一方、溶け込み深さは、図8に示すように、被溶接体に含有される硫黄Sの含有量により左右されることが知られている。この図8は、被溶接体の硫黄の含有量と溶け込み深さDとの関係を示したもので、横軸は硫黄Sの含有量を、縦軸は溶け込み深さDを表している。図中、aの曲線は溶接時の入力電流が160A、bの曲線は入力電流が140Aのものである。曲線a及び曲線bに示すように、ステンレス鋼に含有される硫黄Sの含有量が8%を超えると、溶け込み深さDは硫黄Sの含有量にかかわらずほぼ一定となるが、含有量が6重量%までは、溶け込み深さDは硫黄の含有量に比例するように増加している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図7に示す開先6を形成して溶接を行う場合、何層にも亘って溶接を行う必要がある。また、フラックスを開先へ塗布することは、大変な手間と時間を要するだけでなく、一旦塗布したフラックスは、被溶接体に衝撃が加わったり、他のものと接触すると剥げ落ちることがある。この剥げ落ちた部分では、溶接の溶け込み深さを十分に得ることができず、溶接不良の原因ともなっていた。
【0006】
また、硫黄Sの含有量が少ないと被溶接体の表面付近を溶融が対流してしまい、深い溶け込みを得ることができない。また、含有される硫黄Sは、被溶接体の全体に均等に含有されていないため、硫黄Sの少ない部分では、溶け込み深さが十分得られず、この部分でも溶接不良の原因となっていた。
【0007】
そこで、本発明では、被溶接体の開先にフラックスを塗布する作業を省き、均一に深い溶け込み深さを与えることができるTIG溶接用フラックス入りワイヤを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、ステンレス鋼にTIG溶接するための内部にフラックス(2)が充填されたフラックス入りワイヤであって、前記フラックス(2)は、二酸化けい素SiO2と酸化クロムCr2O3と硫黄Sとで構成され、二酸化けい素SiO2と酸化クロムCr2O3とは、二酸化けい素SiO2が20〜80重量%、酸化クロムCr2O3が20〜80重量%の比率で混合され、硫黄Sは、前記フラックス(2)の全重量に対し5〜20重量%の比率で含有され、前記フラックス(2)は、前記フラックス入りワイヤに5〜25重量%の比率で充填されているステンレス鋼TIG溶接用フラックス入りワイヤにより上記課題を解決する。
【0009】
本発明によれば、フラックス(2)が溶接ワイヤに充填されているので、溶接開始直後に、ワイヤを送ることにより、ワイヤが溶けて溶融池表面を溶融フラックスが覆うことになる。したがって、フラックスを開先に別途、塗布する必要がなくなる。
【0010】
また、充填されるフラックス(2)は、20〜80重量%の二酸化けい素SiO2と20〜80重量%酸化クロムCr2O3とで構成されているので、溶融池の溶湯を深さ方向に沿って対流させる事ができる。この為、溶融池の表面張力を低減させ、溶け込みを深くする。
【0011】
更にフラックス(2)には、硫黄Sが含まれているので、たとえ、被溶接体に含有される硫黄Sが部分的にばらつきが有っても、開先に常に一定量の硫黄Sを付着させるので、この付着された硫黄を巻き込むように溶接し、溶接部の硫黄Sの量を一定に保ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0013】
図1は、本発明のフラックス入りワイヤの4つの実施形態について、長手方向に直交する方向の断面をそれぞれ示している。
【0014】
これらワイヤは、細長く厚さの薄い外皮材1で、フラックス2の外周を被覆するようにして形成されている。外皮材1は、元々細長い板状の部材である。この板状の外皮材1をその幅方向の両側端を、その長手方向の全域に亘って突き合わせるようにして円状に曲成させ、その内部にフラックス2を包み込んで、ワイヤ完成品の前段階の準完成品が形成される。その後、準完成品内部に形成された空間を圧縮して全長に亘って均一な線径になるように前記準完成品をその長手方向に引き抜き加工して、本発明にかかるフラックス入りワイヤが形成される。この際、図1(c)又は図1(d)のように、外皮材1の両側端同士を絡めるようにしてワイヤを形成すると充填されたフラックス2の漏れ出しを効果的に防止できる。
【0015】
なお、内部に充填するフラックス2のワイヤ全重量に対するし比率は、5〜25重量%とするのがよく、好ましくは、10〜20重量%とするとよい。一方、比率が5重量%に満たないと、以下に説明する本発明の作用効果を有効に発揮できない恐れが有り、また、25重量%を超える場合には、引き抜き加工の際に外皮材1の両側端をうまく密着させることが困難となる場合がある。
【0016】
次に、本発明のフラックス入りワイヤに充填されるフラックスについて、その詳細を説明する。
【0017】
一般に、溶接深さは、母材の表面張力、粘性、溶湯温度その他の各因子により決定される。本願発明の発明者は種々の実験を行い、TIG溶接をする際、使用されるフラックスに含有される酸化クロムCr2O3と二酸化けい素SiO2との混合比率が、溶融池の表面張力に影響を及ぼすことを究明した。
【0018】
フラックスに酸化クロムCr2O3を20〜80重量%、二酸化けい素SiO2を20〜80重量%の比率で含有させたものを使用してステンレス鋼にTIG溶接すると、溶融池の表面張力が、600dyne/cm以下となり、この範囲以外の範囲の場合に比し、大幅に表面張力を低下させることができる。これは、図2に示すように、このフラックスが溶融池の溶融4を電極5の中心CLに向けて対流させるとともに母材3の深さ方向に延びるように対流させる為である。なお、酸化クロムCr2O3と二酸化けい素SiO2との混合比率は、好ましくは、酸化クロムCr2O3を40〜80重量%、二酸化けい素SiO2を20〜60重量%とすると更によい。
【0019】
一方、酸化クロムCr2O3の混合比率が20重量%より小さく、かつ、二酸化けい素SiO2の混合比率が80重量%より大きい場合には、溶融池の表面張力が大きくなる。逆に、酸化クロムCr2O3の混合比率が80重量%より大きく、かつ、二酸化けい素SiO2の混合比率が20重量%より小さい場合にも溶融池の表面張力は大きくなる。
【0020】
また、溶け込み深さは、硫黄Sの量にも左右される。本願発明の発明者は、上記の酸化クロムCr2O3と二酸化けい素SiO2とを含有するフラックスが充填されたワイヤに更に硫黄Sを含有させてTIG溶接を試みた。そして、安定させて深い溶け込みを得ることができる硫黄Sのフラックスに対する適正な含有率をも究明した。
【0021】
上述の酸化クロムCr2O3と二酸化けい素SiO2とを含有するフラックスに5〜20重量%の比率で硫黄Sを含有して溶接すると、溶融池の溶融4が、深さ方向へ延びるように対流させることを助長することが判明した。ところが、フラックスに含有される硫黄Sの含有量が5重量%より少ないと深さ方向へ溶融の対流を延ばすことができず、深い溶け込みを得ることができない。逆に20重量%を超過する硫黄Sを含有させても、溶融の対流をそれ以上深さ方向へ延ばすことができず、溶け込み深さをそれ以上深くすることができず、効果は上がらない。
【0022】
このことは、図3からも明らかである。図3は、被溶接体にステンレス鋼を選び、ステンレス鋼に含有される硫黄Sと、(ビード幅)/(溶け込み深さ)で表されるアスペクト比(D/W)との関係を示した図である。図の横軸は硫黄Sの含有量を、縦軸はアスペクト比(D/W)をそれぞれ表している。なお、ビード幅W及び溶け込み深さDは、図4のW及びDで表される部分の寸法である。
【0023】
この図3によれば、アスペクト比D/Wの値は、硫黄Sの含有量がステンレス鋼全体の重量に対し約0.008%まで硫黄Sの含有量に比例するように増加し、含有量が0.015%までは、増加率が徐々に低下しながら増加している。そして含有量が0.015%を超えるとアスペクト比は増加せず、ほぼ横ばいとなる。これは、溶融池の溶融は、溶接部分の硫黄Sの量がある程度の量までは、硫黄Sの含有量が増加するに従い深さ方向へ徐々に延び、硫黄Sの含有量が一定値に達すると安定した溶け込み深さを得られること意味している。
【0024】
なお、フラックスに含有させる硫黄Sの比率は、好ましくは、10〜15重量%とするとよい。
【0025】
以上、被溶接体がステンレス鋼であるものについて説明したが、これには限定されず、他の被溶接体にTIG溶接を施しても同様である。
【0026】
【実施例】
フラックスを酸化クロムCr2O3と二酸化けい素SiO2とで構成し、酸化クロムCr2O3と二酸化けい素SiO2との混合比率を種々変化させたフラックスをワイヤに充填し、これらフラックス入りワイヤを使用して、ステンレス鋼にビードオンプレート溶接試験を行い、溶け込み深さを測定した。溶接時の条件は、200A、10Vで、トーチを10cm/minの速度で移動させて行い、試験に使用したステンレス鋼は板厚が8mmのSUS304の板材で、その化学成分は表1に示すものを使用した。
【0027】
【表1】
【0028】
図5は、酸化クロムCr2O3と二酸化けい素SiO2との混合比率と溶け込み深さの関係を示し、横軸は酸化クロムCr2O3と二酸化けい素SiO2との混合比率を、縦軸は溶け込み深さをそれぞれ表している。また、図6に酸化クロムCr2O3と二酸化けい素SiO2との混合比率と(溶け込み深さ)/(ビード幅)で表されるアスペクト比との関係を示し、横軸は酸化クロムCr2O3と2酸化クロムSiO2との混合比率を、縦軸は前記アスペクト比をそれぞれ表している。なお、溶け込み深さ及びビード幅は図4のD及びWで表される部分をいう。
【0029】
図5から明らかなように、二酸化けい素SiO220〜80重量%、酸化クロムCr2O320〜80重量%の範囲で、溶け込み深さDを約4〜6mmとすることができる。特に、二酸化けい素SiO2が40重量%、酸化クロムCr2O3が60重量%のとき、溶け込み深さDを約6mmとすることができる。これは、従来のTIG溶接ワイヤで溶接した場合の3mmに比べ、2倍の溶け込み深さを得ることになる。また、図6から判るように、二酸化けい素SiO220〜80重量%、酸化クロムCr2O320〜80重量%の範囲で、アスペクト比は0.45〜0.8の値を得ている。特に、二酸化けい素SiO2が40重量%、酸化クロムCr2O3が60重量%のとき、その値は0.8と従来のワイヤの0.4に対し2倍の値を得ている。このことは、本発明のフラックス入りワイヤで溶接すると、幅方向よりも深さ方向へ溶け込んで、深い溶け込み深さを得ることができることを意味している。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、フラックスが溶接ワイヤに充填されているので、溶接開始直後に、ワイヤを送ることにより、ワイヤが溶けて溶融池表面を溶融フラックスが覆うため、フラックスを開先に別途、塗布する必要がなくなる。また、深い溶け込みを得ることができるので、何層にも亘って溶接する必要もなくなり、溶接作業の作業時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の4つの実施形態にかかるフラックス入りワイヤの縦断面図。
【図2】溶接の際生ずる溶融池の溶融の対流を示す説明図。
【図3】ステンレス鋼に含有される硫黄Sの含有率と(溶け込み深さ)/(ビード幅)で表されるアスペクト比との関係を示す図。
【図4】溶け込み深さ及びビード幅を示す説明図。
【図5】SiO2とCr2O3との混合比率と、溶け込み深さの関係を示す図。
【図6】SiO2とCr2O3との混合比率と、アスペクト比との関係を示す図。
【図7】被溶接体の開先形状を示す縦断面図。
【図8】ステンレス鋼に含有される硫黄Sと溶け込み深さとの関係を示す図。
【符号の説明】
1 外皮材
2 フラックス
4 溶融
D 溶け込み深さ
W ビード幅
Claims (1)
- TIG溶接するための内部にフラックスが充填されたフラックス入りワイヤであって、
前記フラックスは、二酸化けい素SiO2と酸化クロムCr2O3と硫黄Sとで構成され、二酸化けい素SiO2と酸化クロムCr2O3とは、二酸化けい素SiO2が20〜80重量%、酸化クロムCr2O3が20〜80重量%の比率で混合され、硫黄Sは、前記フラックスの全重量に対し5〜20重量%の比率で含有され、
前記フラックスは、前記フラックス入りワイヤに5〜25重量%の比率で充填されていることを特徴とするTIG溶接用フラックス入りワイヤ。
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