JP3788710B2 - 複数画面連携制御装置及び方法、並びに記録媒体 - Google Patents

複数画面連携制御装置及び方法、並びに記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の画像表示装置を用いる画像表示システムに好適な複数画面連携制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
プレゼンテーションを行う場合、複数のプロジェクタを利用すれば、広い画面と高い解像度を得ることができる。また、机上に複数の画像表示装置を並べ、それらを使用して画像を表示すれば、1台の画像表示装置を使用する場合にくらべ多くの情報を動じに表示することが可能である。
【0003】
米国Microsoft社製のWindows98(登録商標)や米国Apple社製のMacOS(登録商標)などのオペレーティングシステムは、複数の画像表示装置を利用する機能を提供している。しかし、この機能を利用するためには、図12に示すように、コンピュータ700側に接続される各画像表示装置704に対応して複数のビデオカード702を増設するか、あるいは、複数の画像表示装置を接続可能なビデオカードのような特殊なハードウェアを用意する必要がある。
【0004】
なお、コンピュータの表示画面をネットワーク経由で他のコンピュータの画面に表示させるVNCと呼ばれるソフトウェアがある。このVNCは、Tristan Richard,Quentin Stafford-Fraser,Kenneth R.Wood,Andy Hopperによって作成されたフリーソフトウェアであり、画面上の更新された領域のラスタデータを転送し、また、画面上の一様な領域は塗り潰しコマンドを送信することにより、高速な画面更新が可能である(Tristan Richard,Quentin Stafford-Fraser,Kenneth R.Wood,Andy Hopper,“Virtual Network Computing”,IEEE Internet Computing,Volume 2,Number 1,January/February 1998)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、複数の画像表示装置の表示画面を連携して操作可能で、かつ、一般的なパーソナルコンピュータなどを利用して容易に実現可能な複数画面連携制御装置及び方法、並びに記録媒体を提供することにある。本発明のもう一つの目的は、そのような画像表示システムにおいて、制御装置と画像表示装置とを接続するインタフェースが低速でも、複数の画像表示装置の画面表示を高速に更新可能にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、複数の画像表示装置に接続され、複数の画像表示装置の画面表示を連携して制御する複数画面連携制御装置であって、複数の画面データがHTMLデータとして記憶されている画面データ記憶手段と、複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを作成する手段と、前記作成された、複数の画像表示装置と複数の 画面データの表示順との対応付けが記憶された手段と、前記複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順の対応付けに従って、前記画面データ記憶手段から各画像表示装置に表示する画面データを選択し、該選択された画面データのHTMLデータに基づいて、各画像表示装置の各々の画面表示のためのラスタデータまたは塗り潰しデータの送信データを生成する手段と、前記生成されたラスタデータまたは塗り潰しデータの送信データを、各々対応する画像表示装置へ送信する手段とを有することを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の複数画面連携制御装置において、複数の画面データの一覧画面と、複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを設定するための2次元配列画面を表示し、前記一覧画面から選択された画面データと前記2次元配列画面から選択された2次元配列の要素とに従って、前記複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを作成することを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1もしくは2に記載の複数画面連携制御装置において、前記複数の画像表示装置と、複数の画面データの表示順との対応付けにおける表示順の切り替えを指示する手段を更に有することを特徴とする。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複数画面連携制御装置において、前記送信データは、前記選択された画面データの表示更新領域を指定するデータと、該表示更新領域のデータ内容と、該データ内容がラスタデータであるか塗りつぶしデータであるかを示すデータタイプとからなることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、複数の画像表示装置に接続された制御装置における複数画面連携制御方法であって、複数の画面データをHTMLデータとして作成して記憶するステップと、複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを作成するステップと、前記作成された、複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを記憶するステップと、前記複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順の対応付けに従って、前記記憶されている画面データから各画像表示装置に表示する画面データを選択し、該選択された画面データのHTMLデータに基づいて、各画像表示装置の各々の画面表示のためのラスタデータまたは塗り潰しデータの送信データを生成するステップと、前記生成されたラスタデータまたは塗り潰しデータの送信データを、各々対応する画像表示装置へ送信するステップとを有することを特徴とする。
【0011】
請求項6記載の発明は、請求項5に記載の複数画面連携制御方法において、複数の画面データの一覧画面と、複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを設定するための2次元配列画面を表示し、前記一覧画面から選択された画面データと前記2次元配列画面から選択された2次元配列の要素とに従って、前記複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを作成することを特徴とする。
【0012】
請求項7記載の発明は、請求項5もしくは6に記載の複数画面連携制御方法において、前記複数の画像表示装置と、複数の画面データの表示順との対応付けにおける表示順の切り替えを指示するステップを更に有することを特徴とする。
【0013】
請求項8記載の発明は、請求項5乃至7のいずれか1項に記載の複数画面連携制御方法において、前記送信データは、前記選択された画面データの表示更新領域を指定するデータと、該表示更新領域のデータ内容と、該データ内容がラスタデータであるか塗りつぶしデータであるかを示すデータタイプとからなることを特徴とする。
【0014】
請求項9記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の複数画面連携制御装置の各手段の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み 取り可能な記録媒体を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明による画像表示システムのブロック構成の一例を示すブロック図である。この画像表示システムは、複数画面連携制御装置である制御装置100と、それに接続された複数の画像表示装置102からなる。制御装置100と各画像表示装置102とは、1本のバスに複数のデバイスが接続可能なバス型インタフェースにより接続される。この画像表示システムでは、そのバス型インタフェースとしてUSB(Universal Serial Bus)インタフェースを利用している。したがって、制御装置100はUSBインタフェース部110を有し、また、後述のように各画像表示装置102もUSBインタフェース部を備えている。USBインタフェースによれば、制御装置側100にUSB端子112が1つ以上設けられていれば、そのUSB端子112にUSBケーブルを介して安価な集線装置であるハブ(HUB)114を接続し、このハブ114にUSBケーブルを介して複数台の画像表示装置102を接続することにより、複数台の画像表示装置102と制御装置100とを接続できる。なお、USBインタフェース以外のバス型インタフェースを採用することも可能である。また、接続される画像表示装置102の台数は任意であるが、ここでは図示の3台の画像表示装置102_1,102_2,102_3が接続されるものとして説明する。
【0016】
制御装置100は、少なくとも、複数の画像表示装置102の各々への対応付け及び表示順が予め設定された画面データの集合を記憶するための記憶部116と、この記憶部116に記憶されている画面データの集合から前記対応付け及び前記表示順に従って画面データを選択し、選択した画面データに基づいて複数の画像表示装置102の各々の画面表示のための送信データを生成する送信データ生成部118と、この送信データ生成部118により生成された送信データを対応した画像表示装置102へ送信する送信部120と、前記USBインタフェース部110とを備えている。この画像表示システムにおいては、制御部100はさらに、画面データの画像表示装置102の各々との対応付け及び表示順を予め設定するための設定部122と、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を利用してユーザが設定部122及び送信データ生成部118に対する指示を入力するための指示入力部124とを備えている。
【0017】
このような制御装置100として、USB端子を1つ以上備えた一般的なパーソナルコンピュータ等のコンピュータや類似のプログラム制御の情報処理装置を、特殊なハードウェアを増設することなく利用し得る。そのようなコンピュータの一例を図2に示す。このコンピュータは、CPU200、メインメモリ202、ビデオメモリ204、ディスプレイコントローラ206、CRTディスプレイ208、USBインタフェース回路210、キーボードやマウス(あるいはその他のポインティングデバイス)等のユーザ入力装置212、フロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶媒体214の読み書きのための媒体ドライブ216、ハードディスク装置218、モデム等の通信装置220等がバス構造222に接続された一般的な構成のものである。
【0018】
そして、このコンピュータ上で制御装置100の各手段の機能がプログラムによって実現される。そのためのプログラム230は、例えば、それが記録された記憶媒体214からメインメモリ230に直接読み込まれてCPU200に実行される。あるいは、読み込まれたプログラム230はハードディスク装置218に一旦保存され、必要な時にハードディスク装置218からメインメモリ202に読み込まれて実行される。また、プログラム230は、それが固定記録された半導体ROMとしてコンピュータに実装される形態もあり得る。このようなプログラムが記録された各種記憶媒体も本発明に包含される。また、プログラム230を通信装置220によって通信回線経由で他のコンピュータ等から読み込むことも可能である。図示しないが、GUI環境などを提供するオペレーティングシステム等のプログラム類も、ハードディスク装置218からメインメモリ202にロードされる。制御装置100の記憶部116としては、メインメモリ202もしくはハードディスク装置218の任意の記憶域が利用される。制御装置100の指示入力部124として、ユーザ入力装置212のマウス等がGUI環境で利用される。USBインターフェース回路210は、図1のUSBインタフェース部110に対応する。また、USB端子224は、図1のUSB端子112に対応する。
【0019】
次に、図1及び図2を適宜参照しながら、この画像表示システムの動作を説明する。
まず、準備作業として、画面データが作成される。画面データは各画像表示装置102の1画面分のデータであるが、この画像表示システムでは、画面データはラスタデータではなくHTMLデータである。このような画面データは、例えば、ハードディスク装置218から必要に応じてメインメモリ202に読み込まれて動作するエディタやHTML作成ツールなどを利用して予め作成される。作成された画面データはファイルとしてハードディスク装置218に保存される。HTMLデータは文字、線などの図形要素を表す構造的なデータであるため、ラスタデータに比べ、図形要素の描画領域を容易に知ることができ、後述の送信データの生成が容易になる。
【0020】
次に、このような画面データの画像表示装置102との対応付け及び表示順の設定が行われる。この設定処理は、GUIを利用してユーザによって指示入力部124から入力される設定指示に従って設定部122で行われる。この画像表示システムでは、図3に示すような、画像データのファイル名を要素とし、各列が各画像表示装置102の番号(1,2,3)に対応し、各行が表示順番に対応した2次元配列240が作成される。すなわち、この2次元配列240の第i行第j列の要素は、j番の画像表示装置にi番目に表示される画面データのファイル名である。このような2次元配列240に画像データのファイル名を登録していく作業が画面データの対応付け及び順序付けの設定作業であり、この設定作業は図2のコンピュータ上では例えば次のようにして行われる。
【0021】
CRTディスプレイ208の画面に例えば図4に示すようなウィンドウ300が表示される。また、画面データのファイル名又は縮小画像が画面上の別のウィンドウに一覧表示される。それら一覧表示された画面データの中から、1番の画像表示装置102_1に最初に表示させたい画面データ(A_1)を選び、その画面データを例えばマウスを利用して設定枠301にドラッグすることにより、その画像データ(A_1)のファイル名がメインメモリ202上の2次元配列240の第1行第1列の要素として設定される。この時、好ましくは、設定枠301には、その画面データ(A_1)が縮小表示される。同様に、2番の画像表示装置102_2に最初に表示させたい画像データ(A_2)を設定枠302にドラッグすることにより、その画像データのファイル名が2次元配列240の第1行第2列の要素として設定され、好ましくは、その画像データ(A_2)が設定枠302に縮小表示される。3番の画像表示装置102_3に最初に表示させたい画像データ(A_3)を設定枠303にドラッグすることにより、その画像データのファイル名が2次元配列240の第1行第3列の要素に設定される。次に各画像表示装置102に表示させたい画像データ(B_1,B_2,B_3)を設定枠304,305,306にそれぞれドラッグすることにより、それらの画像データのファイル名が2次元配列240の第2行各列の要素として設定される。各画像表示装置102に次に表示させたい画像データ(C_1,C_2,C_3)を同様に設定枠307,308,309にドラッグすることにより、それら画像データのファイル名が2次元配列240の第3行各列に設定される。さらに表示させたい画像データがある場合には、ウィンドウ300の右隅のスクロールバー310をマウスによって操作してウィンドウ300をスクロールすることにより、後続の設定枠を表示させ、同様にして画面データのファイル名を設定することができる。このようなGUIを利用した設定作業は、GUIを利用しない場合に比べ、画像データの対応付け及び順序付けが分かりやすく、作業が容易であるととともに設定間違いも起きにくい。このようにして作成された2次元配列240は、ファイルとしてハードディスク装置218に保存される。
【0022】
次に、3台の画像表示装置102に画像を連携表示させる場合の動作を説明する。図5は、この動作のフローチャート(プログラムの関連処理部分のフローチャート)である。
【0023】
まず、記憶部116に必要なデータが読み込まれる(ステップS1)。図2のコンピュータにおいては、2次元配列240はその全体がハードディスク装置218からメインメモリ202に読み込まれ、画面データについては、全ての画面データがメインメモリ202に読み込まれるか、あるいは、表示順の早い一部の画面データだけがメインメモリ202に読み込まれる(この場合、残りの画面データは、それが必要になって時にハードディスク装置118からメインメモリ202に読み込まれる)。
【0024】
この際、CRTディスプレイ208の画面上に図6に示すようなウィンドウ400が開き、このウィンドウ400の上段領域の表示枠401,402,403に、2次元配列240の第1行各列の要素であるファィル名を持つ画面データ(A_1,A_2,A_3)の縮小画像が順次表示され、また、ウィンドウ400の下段領域の表示枠404,405,406,407,408,409に、2次元配列240の第2行各列及び第3行各列の要素であるファイル名を持つ画面データ(B_1,B_2,B_3,C_1,C_2,C_3)の縮小画像が順次表示される。なお、ウィンドウ400のスクロールバー410を操作してウィンドウ400の下段領域をスクロールすることにより、後続の表示枠を表示させることができ、それらの表示枠にも2次元配列240の第4行以降の要素であるファイル名を持つ画面データの縮小画像が表示される。
【0025】
送信データ作成部118において、記憶装置116内の2次元配列240を参照し、最初に2次元配列240の第1行各列に設定されたファイル名を持つ画面データ、つまり、各画像表示装置102に予め対応付けられ、かつ、最も早い表示順に設定された3つの画面データを順次選択する(ステップS2)。換言すれば、ウインドウ400の表示枠401,402,403に縮小表示された3つの画面データ(A_1,A_2,A_3)が順次選択される。選択された3つの画面データは、対応した画像表示装置102に表示されるが、その詳細については後述する。
【0026】
次に、ユーザが、指示入力部124によって、次の表示順に設定された画面データの表示に切り替えるための指示を入力すると、送信データ作成部118において、2次元配列240の第2行各列の要素として設定されたファイル名を持つ3つの画面データ(B_1,B_2,B_3)が選択され(ステップS2)、それら画面データが対応した画像表示装置102に表示される。すなわち、3台の画像表示装置102の画面表示が一斉に切り替えられる。この操作は、図2のコンピュータにおいては、例えばユーザ入力装置212のキーボードのスペースキーを押下することによって行われる。この際、CRTディスプレイ208の画面上のウィンドウ400において、画面データの縮小画像が上に1段分移動し、図7に示すような状態になる。すなわち、ウィンドウ400の上段領域の表示枠401,402,403に現在表示中の画面データ(B_1,B_2,B_3)が縮小表示される。
【0027】
以下同様に、表示切り替え指示を入力することにより(キーボードのスペースキーを押下することにより)、2次元配列240に予め設定された表示順に従い、予め各画像表示装置102に対応付けられた画面データが3つずつ順次選択され、それら画面データに従って3台の画像表示装置102の画面表示が一斉に切り替えられる。
【0028】
以上のような3台の画像表示装置102の画面表示の連携切り替えのほかに、ユーザが指示入力部124より送信データ生成部118に指示を入力することによって、予め設定された画面データの対応付け及び順序付けによることなく、任意の画面データを選択させて、それを任意の画像表示装置102に表示させることができる。このような操作は、図2のコンピュータでは、例えば図7に示すようなウィンドウ400の下段領域の任意の表示枠に縮小表示されている画面データを上段領域の任意の表示枠にドラッグすることによって行うことができる。例えば、表示枠409に縮小表示されている画面データ(D_3)を表示枠403にドラッグすれば、画面データ(D_3)が選択され、それが3番の画像表示装置102_3に表示される(他の画像表示装置102_1,102_2の画面表示は変化しない)。このようなGUIを利用した方法は指定操作が容易であるうえに、指定間違いも起きにくい。
【0029】
再び、図5のフローチャートを参照して説明する。送信データ生成部118において、画面データ(HTMLデータ)を選択すると(ステップS2)、選択した画面データの文字、線などの各図形要素の描画領域(矩形領域)の位置と大きさを計算し(ステップS3)、また、各図形要素を描画し(ステップS4)、描画したデータと計算した描画領域の位置及び大きさを用いて、送信データを作成する(ステップS5)。図2のコンピュータでは、例えばメインメモリ202上に各画像表示装置102に対応して用意したフレームバッファ231,232,233を、画面データの各図形要素の描画(ステップS4)に利用する。生成された送信データは、送信部120によって、対応付けられた画像表示装置102へ送信される(ステップS6)。
【0030】
ユーザが指示入力部124より終了指示を入力するまで、ステップS2からステップS6が繰り返される。終了指示が入力されると(ステップS7,Yes)、一連の動作が終了する。
【0031】
送信データ生成部118によって生成される送信データは、例えば、図8に示すような構造の領域更新データであり、画面内の表示内容を更新すべき矩形領域を指定するデータ(501,502)と、表示内容の変更内容を指定するデータ(503,504,505)とからなる。501は更新すべき矩形領域の左上隅のx,y座標値、502はその矩形領域の幅と高さである。503はデータタイプ、504はデータ内容長さ、505はデータ内容(可変長)である。データタイプ503は、データ内容505がラスタデータであるか塗り潰しデータであるかを指定する。データタイプ503がラスタデータ・タイプを指定している場合、データ内容505は1画素あたり3バイトのラスタデータであり、データ内容長さ504はそのラスタデータのバイト数(=矩形領域幅×矩形領域高さ×3バイト)を表す。データタイプ503が塗り潰しタイプを指定している場合、データ内容505は矩形領域を塗り潰す色の指定データ(3バイト長)であり、データ内容長さ504は3バイトを指定する。
【0032】
例えば、図9に示す内容の画面データの場合、画面全体をクリアするための塗り潰しタイプの領域更新データと、図10に矩形として示した5つの文字の描画領域(更新領域)についてのラスタデータ・タイプの領域更新データとが送信データとして作成され、これらが順に送信されることになる。
【0033】
この画像表示システムにおいては、制御装置100と画像表示装置102とはバス型インタフェースであるUSBインタフェースによって接続される。バス型インタフェースでは、全ての画像表示装置102への転送データが1本のバスを通ることになるため、画像表示装置の台数が増えるほどバス上を転送されるデータ量が増加し、画面表示の更新に時間がかかる。USBバスの最大通信速度は12Mbpsであるから、仮に1画面のラスタデータ(1024×768画素、1画素あたり24ビット)をそのまま転送するとすると、その転送に約1.6秒かかる。画像表示装置102の台数が3台であると、転送時間は約4.8秒にもなり、迅速な画面更新ができない。しかし、この画像表示システムでは、1画面全体のラスタデータではなく、上に述べたような領域更新データを送信するため、転送データ量が大幅に削減される。したがって、画像表示装置102の台数が多くなっても、全ての画像表示装置の画面表示をほぼ同時に迅速に更新することができる。
【0034】
なお、制御装置100において、各画像表示装置102の1画面分のラスタデータを圧縮しデータ量を削減してから送信する方法も転送時間の短縮に有効であろう。しかし、領域更新データと同等のデータ量まで圧縮することは必ずしも容易でないうえに、各画像表示装置102側に圧縮データを伸長するための手段を設ける必要があるため、各画像表示装置102の構成が複雑化し、また、データの圧縮と伸長のための処理時間による画面更新の遅延も発生するという不利益がある。
【0035】
図11は、各画像表示装置102の構成の一例を示すブロック図である。ここに示す画像表示装置102は、USBインタフェース部601と、表示制御部602と、フレームバッファメモリ603と、LCDパネル(液晶表示パネル)604と、投影光学系605とから構成されるプロジェクタ型の画像表示装置である。なお、他の構成のプロジェクタ型画像表示装置やプロジェクタ型でない各種画像表示装置を画像表示装置102として用いてもよい。
【0036】
制御部100から送信された領域更新データは、USBインタフェース部501を介して取り込まれる。表示制御部602は、受信した領域更新データを解釈してフレームバッファメモリ603の内容を書き換える。すなわち、塗り潰しタイプの領域更新データであれば、フレームバッファメモリ603の指定された領域に指定された色データをコピーする(指定色で塗り潰す)。ラスタデータ・タイプの領域更新データであれば、フレームバッファメモリ603の指定された領域に、受信したラスタデータをコピーする。このように、前述のような構造の領域更新データを使用するため、表示制御部602における処理は非常に単純になる。このようにして書き換えられたフレームバッファメモリ603の内容がLCDパネル604に表示され、その表示内容が投影光学系605によってスクリーン606に投影される。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、(1)複数の画像表示装置の画面表示を予め設定した通りに連携して操作可能な画像表示システムを実現できる。しかも、その制御装置として、USBインタフェース等のバス型インタフェースを有する一般的なパーソナルコンピュータなどを、特殊なハードウェアを増設することなく利用することができるため、画像表示システムを安価に実現できる。(2)画面データの画像表示装置への対応付け及び表示順をユーザが任意に設定できる。また、予め設定した内容によらず、ユーザが任意の画面データを任意の画像表示装置に表示させることも可能である。これらの操作を、GUIを利用することにより、容易かつ確実に行うことができる。(3)制御装置から画像表示装置へ更新領域データを送信して画面表示を更新するため、制御装置と画像表示装置とを接続するインタフェースが低速でも、複数の画像表示装置の画面表示を高速に更新可能である。しかも、データの圧縮伸長のための手段を制御装置及び画像表示装置に用意する必要がないため、制御装置及び画像表示装置の構成を単純化できるうえに、データの圧縮伸長処理時間による画面表示更新の遅れを回避できる。(4)複数の画像表示装置の画面表示を、予め設定した順序で連携して制御することができる、等々の効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像表示システムの一例を示すブロック図である。
【図2】 図1中の制御装置として用いられるコンピュータの一例を示すブロック図である。
【図3】 画面データの画像表示装置との対応付け及び順序付けの情報が設定された2次元配列を示す図である。
【図4】 画面データの画像表示装置との対応付け及び順序付けの設定のためのウィンドウを示す図である。
【図5】 画像表示システムの制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】 画面データ選択のためのウインドウの最初の状態を示す図である。
【図7】 画面表示の一括切り替え操作を1回行った後の画面データ選択のためのウィンドウの状態を示す図である。
【図8】 領域更新データの構造を示す図である。
【図9】 画面データの一例を示す図である。
【図10】 図9に示す画面データの5つの文字の描画領域(更新領域)を示す図である。
【図11】 画像表示装置の一例を示すブロック図である。
【図12】 従来技術の説明のための図である。
【符号の説明】
100 制御装置
102 画像表示装置
110 USBインタフェース部
112 USB端子
114 ハブ(HUB)
116 記憶部
118 送信データ生成部
120 送信部
122 設定部
124 指示入力部
200 CPU
202 メインメモリ
208 CRTディスプレイ
210 USBインタフェース回路
212 ユーザ入力装置(キーボード、マウス)
214 記憶媒体
216 媒体ドライブ
218 ハードディスク装置
230 制御装置を実現するためのプログラム
231,232,233 フレームバッファ
240 2次元配列
300 ウィンドウ
301〜309 設定枠
400 ウィンドウ
401〜409 表示枠
601 USBインタフェース
602 表示制御部
603 フレームバッファメモリ
604 LCDパネル
605 投影光学系
606 スクリーン

Claims (9)

  1. 複数の画像表示装置に接続され、複数の画像表示装置の画面表示を連携して制御する複数画面連携制御装置であって、
    複数の画面データがHTMLデータとして記憶されている画面データ記憶手段と、
    複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを作成する手段と、
    前記作成された、複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けが記憶された手段と、
    前記複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順の対応付けに従って、前記画面データ記憶手段から各画像表示装置に表示する画面データを選択し、該選択された画面データのHTMLデータに基づいて、各画像表示装置の各々の画面表示のためのラスタデータまたは塗り潰しデータの送信データを生成する手段と、
    前記生成されたラスタデータまたは塗り潰しデータの送信データを、各々対応する画像表示装置へ送信する手段と、
    を有することを特徴とする複数画面連携制御装置。
  2. 請求項1に記載の複数画面連携制御装置において、
    複数の画面データの一覧画面と、複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを設定するための2次元配列画面を表示し、前記一覧画面から選択された画面データと前記2次元配列画面から選択された2次元配列の要素とに従って、前記複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを作成することを特徴とする複数画面連携制御装置。
  3. 請求項1もしくは2に記載の複数画面連携制御装置において、
    前記複数の画像表示装置と、複数の画面データの表示順との対応付けにおける表示順の切り替えを指示する手段を更に有することを特徴とする複数画面連携制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複数画面連携制御装置において、
    前記送信データは、前記選択された画面データの表示更新領域を指定するデータと、該表示更新領域のデータ内容と、該データ内容がラスタデータであるか塗りつぶしデータであるかを示すデータタイプとからなることを特徴とする複数画面連携制御装置。
  5. 複数の画像表示装置に接続された制御装置における複数画面連携制御方法であって、
    複数の画面データをHTMLデータとして作成して記憶するステップと、
    複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを作成するステップと、
    前記作成された、複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを記憶するステップと、
    前記複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順の対応付けに従って、前記記憶されている画面データから各画像表示装置に表示する画面データを選択し、該選択された画面データのHTMLデータに基づいて、各画像表示装置の各々の画面表示のためのラスタデータまたは塗り潰しデータの送信データを生成するステップと、
    前記生成されたラスタデータまたは塗り潰しデータの送信データを、各々対応する画像表示装置へ送信するステップと、
    を有することを特徴とする複数画面連携制御方法。
  6. 請求項5に記載の複数画面連携制御方法において、
    複数の画面データの一覧画面と、複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを設定するための2次元配列画面を表示し、前記一覧画面から選択された画面データと前記2次元配列画面から選択された2次元配列の要素とに従って、前記複数の画像表示装置と複数の画面データの表示順との対応付けを作成することを特徴とする複数画面連携制御方法。
  7. 請求項5もしくは6に記載の複数画面連携制御方法において、
    前記複数の画像表示装置と、複数の画面データの表示順との対応付けにおける表示順の切り替えを指示するステップを更に有することを特徴とする複数画面連携制御方法。
  8. 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の複数画面連携制御方法において、
    前記送信データは、前記選択された画面データの表示更新領域を指定するデータと、該表示更新領域のデータ内容と、該データ内容がラスタデータであるか塗りつぶしデータであるかを示すデータタイプとからなることを特徴とする複数画面連携制御方法。
  9. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の複数画面連携制御装置の各手段の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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