JP3788426B2 - カメラ付き携帯電話装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタルカメラを搭載したカメラ付き携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、ディジタルカメラの小型化が進み、携帯電話装置にディジタルカメラを搭載して、携帯電話装置の使用者の顔やその他の画像を撮影するいわゆるカメラ付き携帯電話装置が実用化されている。
【0003】
従来の携帯電話装置には、一つの筐体に受話部であるレシーバーと送話部であるマイクと、電話番号等をキー入力するキー操作部と液晶表示部を設けた、いわゆるストレートタイプの携帯電話装置がある。これらストレートタイプの携帯電話装置では、鞄やポケットに携帯電話装置を入れたときに、誤ってキー操作部を押してしまう可能性があるので、特定のキーを押してキー入力を受け付けないいわゆるキーロック状態にして、特定の暗証番号が入力されたときにキーロック状態を元にもどす簡易キーロック機能を利用できるようにしていた。しかし、簡易キーロック機能を設定し忘れたり、意識的に設定していない状態で、誤ってカメラモードを動作させてしまうと、カメラに電源が入り、カラー液晶表示装置に動画のモニター画像を表示することになり、知らない間に電池を消耗してしまうこととなった。カラーの動画像表示は急速に電池を消耗するので、電池が残り少ないときは比較的短い間に通話すらできなくなるというトラブルを生じる可能性も出てきた。
【0004】
なお従来の折り畳み式携帯電話装置では、折り畳むことによりキー操作部が筐体の内側に隠れるので、鞄やポケットにいれても安心といわれていたのであるが、例えば図12に示すように、折り畳んだまま撮影することができるという機能を搭載したものが実用化されている。
【0005】
図12の折り畳み式携帯電話装置20の構造を簡単に説明する。折り畳み式携帯電話装置20は、ヒンジ部21のある第一の筐体22に、第二の筐体23を開閉自在に支承している。第一の筐体22と第二の筐体23の内側には、図示していない受話部であるレシーバーと送話部であるマイクと電話番号等をキー入力するキー操作部と液晶表示部を設けて、通話時は第二の筐体23を開いて使用する。第二の筐体23の外側の表面には、ディジタルカメラ24を搭載し、カラー液晶表示装置からなるモニター表示手段25をカメラ24と同じ面に設けている。第一の筐体22の側面には、着信待ち受け状態にある折り畳み式携帯電話装置20にカメラモードの動作を開始させるカメラモード開始スイッチ26を設け、カメラモード開始スイッチ26を例えば2秒という所定時間以上長押しすることにより、カメラモードの動作を開始するようにしている。
【0006】
ここでいうカメラモードとは、撮像手段であるカメラ24に電源を投入し、カメラ24の図示しない撮像手段で取り込んだ画像信号を図示しない筐体内部の画像処理手段に送り、モニター表示手段25に例えばモニター画像27を表示し、シャッターボタンが押されたときには、撮影した画像を同じく図示しないメモリーに記憶し、記憶した画像をモニター表示手段25に表示するという動作モードである。
【0007】
なお、シャッターボタンは、前記のカメラモード開始スイッチ26をカメラモードが動作しているときに再び押すことでシャッターボタンとして機能するようにしている。カメラ24の横には照明手段28を設け、第一の筐体22の側面に照明スイッチ29を設けて、周囲が暗いときには照明スイッチ29を押すことにより、照明手段28を撮影時に点灯させて、フラッシュ撮影することができるようにしている。
【0008】
上記のカメラ付きの折り畳み式携帯電話装置20では、シャッターボタンを兼ねるカメラモード開始スイッチ26が、折り畳んだ状態で外部に向けて露出している。そのため、折り畳んだ状態で鞄やポケットに入れたときに、カメラモード開始スイッチ26が誤って長押しされ、カメラモードが動作してしまう可能性がある。また、カメラモードの動作中にカメラモード開始スイッチ26が一度オフになり、再び押されるとシャッターボタンが押されたことになるので、撮影動作を実行してしまうことになる。カメラモードで動作したまま長時間が経過すれば電池は消耗する。その上、撮影動作までしてしまうとメモリーに無駄な画像を記憶してしまう。
【0009】
着信待ち受け状態で誤ってカメラモード開始スイッチを押してカメラモードを動作させてしまう問題を防止するために、撮像手段であるカメラを筐体内に格納できるようにして、カメラを筐体内に格納した格納状態と、カメラを筐体から出した撮影可能状態を検出して、格納状態ではカメラモードを動作させないようにすることが提案されているが(例えば、特許文献1)、筐体の表面にカメラを固定してカメラを筐体内に収納しない、ストレートタイプのカメラ付き携帯電話装置や図12のようなカメラ付き折り畳み式携帯電話装置の解決策にはなっていない。
【0010】
【特許文献1】
特開2001−197457号公報(第1−4頁、第2図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、カメラ付き携帯電話装置において、着信待ち受け状態、つまり着信を待ち受けている着信待ち受け時に、カメラモード開始スイッチがオンになり、カメラモード開始信号が入力されたとしても、所定の条件下であれば、カメラモードを動作させずに、着信待ち受け状態に戻すことにより、鞄やポケットに入れたときに誤ってカメラモードを動作させてしまうことがないカメラ付き携帯電話装置を提供することを第一の目的としている。
【0012】
特に、所定の条件下においてカメラモードを動作させずに着信待ち受け状態に戻すようにしたことが、鞄やポケットから取り出して撮影するときの通常の使い方における使い勝手を低下させないようにしたカメラ付き携帯電話装置を提供することを第二の目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、撮像手段であるカメラと、前記カメラによる撮影動作を制御する制御手段と、カメラモードを開始させるためのカメラモード開始スイッチ手段と、表示手段とを有するカメラ付き携帯電話装置において、周囲の明るさを検出する照度検出手段を設け、着信待ち受け状態で前記カメラモード開始スイッチ手段によりカメラモード開始信号が入力されたときには、前記照度検出手段によって周囲の明るさを検出し、検出した明るさが予め定めた明るさより暗いときは、前記着信待受け状態を維持するとともに前記表示手段に撮影できない旨表示する制御を行う。
【0014】
このことにより、携帯電話装置が鞄やポケットの中に入ったときに、誤ってカメラモード開始スイッチを押したとしても、カメラモードを動作させてしまうことが防止されるとともに、撮影ができない暗い場所で意識的にカメラモード開始スイッチを押したとしても、カメラモードの動作を開始せずに、撮影できない旨の表示をして着信待ち受け状
態に戻るので、カメラに電源は入らず、モニター画像も表示されないので、それだけ電池の消耗を節約することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面とともに本発明の実施の形態を説明する。
【0034】
(実施の形態1)
図1に本発明の第1の形態に係るカメラ付き携帯電話装置の概略ブロック図を示す。図1において、カメラ付き携帯電話装置100は、カメラ1をカメラモード制御手段2に接続しており、カメラモード制御手段2にはモニター画像を表示する表示手段9も接続している。カメラモード制御手段2は、カメラへの電源投入から、画像信号処理、表示手段9へのモニター画像表示等の制御を直接的に行うようにしている。携帯電話装置全体の制御を行う全体制御手段3は前記カメラモード制御手段2の他に、カメラ動作を開始させるためのカメラモード開始スイッチ4、受話部としてのレシーバー5,送話部としてのマイク6,無線通信手段である無線部7、電話番号を入力するテンキーやカメラ撮影用のシャッターボタンなどのキー操作部8、カメラで撮影した画像や電話帳情報などを記憶するメモリー10と照度検出手段11を接続している。また、全体制御手段3は、カメラモードが動作していないときに、待ち受け画面その他の表示をするために表示手段9に直接的に接続して、表示動作を制御できるようにしている。外観図は特に示さないが、従来例で示した図12の第二の筐体23のカメラの横に照度検出手段11を並べて設けた外観をしている。
【0035】
全体制御手段3は、携帯電話装置としての無線通信とカメラ1による画像撮影を含めた全体的な制御を行う。すなわち、最初にキー操作部8の図示していない電源ボタンを押すと、全体制御手段3と無線部7に電源が投入される。無線部7は全体制御手段3の制御のもと、図示していない基地局と間欠送受信を開始し、表示手段9に電界強度や電池残量などの待ち受け画面を表示して、他の携帯電話装置から着信が来るのを待ついわゆる着信待ち受け状態になる。他の携帯電話装置から着信があると、図示しない鳴音手段を鳴動して着信を知らせ、キー操作部8の図示しない通話ボタンが押されると、レシーバー5とマイク6で通話を行うようにしている。
【0036】
また、着信待ち受け状態において、カメラモード開始スイッチ4を例えば2秒ほど長押しすると、全体制御手段3は、カメラモード制御手段2にカメラモードの動作を開始させる。カメラモード制御手段2は、カメラ1に図示しない充電電池等の電源手段から電源を投入し、カメラ1内の図示しない撮像手段からの画像信号を処理して、表示手段9にモニター画像を表示する。モニター画像を表示しているときに、キー操作部8の図示しないシャッターボタンが押されると、カメラ1で撮影した画像をメモリー10に記憶し、記憶した画像を表示手段9に表示する。
【0037】
そして、本発明のカメラ付き携帯電話装置100は、着信待ち受け状態でカメラモード開始信号が入力されても、周囲の明るさが暗いなどという所定の条件下では、カメラモードを動作させずに、着信待ち受け状態に戻すようにしている。
【0038】
図2に、本発明の第1の形態に係るカメラ付き携帯電話装置100の動作のフローチャートを示す。キー操作部8の電源ボタンが押されると(ステップ1)、前述した着信待ち受け状態になる(ステップ2)。着信待ち受け状態において、カメラモード開始スイッチ4が押され、カメラモード開始信号が入力されると(ステップ3)、全体制御手段3は照度検出手段11により周囲の明るさを検出する(ステップ4)。周囲の明るさが予め定めた明るさ以上か否かを判断し(ステップ5)、所定の明るさ以上であれば、カメラモードの動作を開始する(ステップ6)。カメラモードではカメラ1に電源が投入され、カメラ1からの画像信号がカメラモード制御手段2によって処理され、表示手段9にモニター画像が表示される。このときに、キー操作部8のシャッターボタンが押されると(ステップ7)、カメラ1で撮影した画像をメモリー10に記憶する(ステップ8)。撮影を継続するときはステップ7からステップ8を繰り返す。撮影を終了するためにキー操作部8からカメラモード終了信号が入力されると(ステップ9)、ステップ2の着信待ち受け状態に戻る。もし、ステップ4で検出した周囲の明るさが所定の明るさ以上でなかったときは(ステップ5)、表示手段9に暗くて撮影できない旨の表示をした後(ステップ10)、着信待ち受け状態に戻る(ステップ2)。このように、着信待ち受け状態においてカメラモード開始スイッチ4が押され、カメラモード開始信号が入力されても、周囲の明るさが所定の明るさ以上でなかったときは、カメラモードの動作をしないようにしている。
【0039】
カメラ付き携帯電話装置を鞄やポケットに入れたときは、カメラ付き携帯電話装置の周囲は暗いので、着信待ち受け状態で誤ってカメラモード開始スイッチが押され、カメラモード開始信号が入力されたとしてもカメラモードの動作を開始しない。そのため、誤操作によってカメラに電源は入らず、モニター画像も表示しないので、電池を無駄に消耗することが防止される。
【0040】
また、上記のように鞄やポケットに入れているときの誤操作でなく、撮影ができない暗い場所で意識的にカメラモード開始スイッチを押したとしても、カメラモードの動作を開始せずに、暗くて撮影できない旨の表示をして着信待ち受け状態に戻るので、カメラに電源は入らず、モニター画像も表示されないので、それだけ電池の消耗を節約することができる。
【0041】
(実施の形態2)
図3に、本発明の第2の形態に係るカメラ付き携帯電話装置200の概略ブロック図を示す。なお、前記第1の形態のカメラ付き携帯電話装置100との差異は、計時手段12を追加して設けた点である。その他は図1で述べた構成と同じであるので、同一のブロックには同一の番号を付して説明を省略する。
【0042】
本発明の第2の形態に係るカメラ付き携帯電話装置200によれば、着信待ち受け状態でカメラモード開始スイッチ4が押されて、周囲の明るさを検出したときに、周囲の明るさが所定の明るさ以上でなかったときは、原則としてカメラモードを動作させずに着信待ち受け状態に戻すように制御するが、検出した明るさが予め定めた明るさより暗いときでも、所定時間内にカメラモード開始スイッチ4が、オフからオンに変化すればカメラモードを動作させることができる。
【0043】
図4に本発明の第2の形態に係るカメラ付き携帯電話装置200の動作のフローチャートを示す。第1の形態と同じく、電源をオンすると(ステップ1)、着信待ち受け状態になる(ステップ2)。着信待ち受け状態で、カメラモード開始スイッチ4が押されてカメラモード開始信号が入力されると、照度検出手段11で周囲の明るさを検出すると共に、計時手段12により経過時間の計時を開始する(ステップ11)。周囲の明るさが所定の明るさ以上か否かを判断し(ステップ5)、所定の明るさ以上でないときには、計時手段12が計時する所定時間内にカメラモード開始スイッチ4から再びカメラモード開始信号が入力されるかどうかを監視する(ステップ12)。もし、所定時間内にカメラモード開始スイッチよりカメラモード開始信号が入力されれば、周囲が暗い状態でカメラモード開始信号の入力が意識的に行われたとしてカメラモードの動作を開始する(ステップ6)。もし、所定時間が経過してもカメラモード開始スイッチよりカメラモード開始信号が入力されなければ、カメラモード開始スイッチが押されたのは誤操作であるとして、着信待ち受け状態に戻るようにしている(ステップ2)。
【0044】
本発明の第2の形態に係るカメラ付き携帯電話装置は、上記のように構成しているため、周囲の明るさが暗いときには、カメラモード開始スイッチを例えば1秒とか2秒という所定時間内にダブルクリックすることにより、カメラモードを動作させることができる。本発明の第2の形態に係るカメラ付き携帯電話装置200を鞄やポケットに入れて手で触らない状態では、誤操作で1秒とか2秒という所定時間内にカメラモード開始スイッチがダブルクリックと同じ押され方をされることはないので、着信待ち受け状態で、カメラモード開始スイッチが一度押されてカメラモード開始信号が入力されたとしても、それだけでカメラモードの動作が始まることはない。カメラに電源は入らず、モニター画像も表示されないので、誤操作により電池を消耗するのを防ぐことができる。所定時間内にカメラモード開始スイッチ4からカメラモード開始信号が入力される回数について、カメラモードの動作を開始するか否かを判断する回数として、例えば2回とか、3回とか、それ以上に設定しておけば、誤操作をより厳重に防ぐことができる。
【0045】
(実施の形態3)
図5に、本発明の第3の形態に係るカメラ付き携帯電話装置300の概略ブロック図を示す。本発明の第3の形態に係るカメラ付き携帯電話装置300では、計時手段12に加え、照明手段13と照明スイッチ14を全体制御手段3に接続して、照明スイッチ14をオンにするとことにより、照明手段13を撮影時に点灯してフラッシュ撮影できるように構成している。本発明の第3の形態に係るカメラ付き携帯電話装置300によれば、着信待ち受け状態でカメラモード開始スイッチ4が押されて、周囲の明るさを検出したときに、周囲の明るさが所定の明るさ以上でなかったときは、原則としてカメラモードを動作させずに着信待ち受け状態に戻すように制御するが、検出した明るさが予め定めた明るさより暗いときでも、所定時間内に照明スイッチ14が押されれば、カメラモードの動作を始める。
【0046】
図6に本発明の第3の形態に係るカメラ付き携帯電話装置300の動作のフローチャートを示す。前述の第2の形態と同じく、電源をオンすると(ステップ1)、着信待ち受け状態になる(ステップ2)。着信待ち受け状態で、カメラモード開始スイッチ4が押されてカメラモード開始信号が入力されると、照度検出手段11で周囲の明るさを検出すると共に、計時手段12により経過時間の計時を開始する(ステップ11)。周囲の明るさが所定の明るさ以上か否かを判断し(ステップ5)、所定の明るさ以上でないときには、所定時間内に照明スイッチ14がオフからオンに変化するかどうかを監視する(ステップ13)。もし、所定時間内に照明スイッチ14がオフからオンに変化すれば、周囲が暗い状態でのカメラモード開始信号の入力が意識的に行われたとしてカメラモードの動作を開始する(ステップ6)。そして、キー操作部8のシャッターボタンが押されると、照明手段13が点灯して撮影が行なわれる(ステップ14)。もし所定時間が経過しても、照明スイッチ14がオンのまま、またはオフのまま変化しなければ(ステップ13)、着信待ち受け状態に戻る(ステップ2)。
【0047】
本発明の第3の形態に係るカメラ付き携帯電話装置300は、上記のように構成しているため、周囲の明るさが暗いときには、カメラモード開始スイッチ4を押して、その後所定時間内に照明スイッチ14を押すという、通常の撮影操作とほとんど同じ操作をすることによってカメラモードを動作させることができる。なお、鞄やポケットにカメラ付き携帯電話装置を入れたときには、周囲の明るさは暗く、カメラモード開始スイッチ4が押された後、所定時間内に照明スイッチ14がオフからオンになることはないので、カメラモードの動作は始まらない。
【0048】
(実施の形態4)
図7に、本発明の第4の形態に係るカメラ付き携帯電話装置400の概略ブロック図を示す。本発明の第4の形態に係るカメラ付き携帯電話装置400では、第3の形態のカメラ付き携帯電話装置300の照明手段13と照明スイッチ14の代わりにカメラモード強制スイッチ15を全体制御手段3に接続している。外観図は特に示さないが、従来例で示した図12の第二の筐体23のカメラの横に照度検出手段11を並べ、第一の筐体22の側面のカメラモード開始スイッチ26の隣にカメラモード強制スイッチ15を設けた外観をしている。
【0049】
本発明の第4の形態に係るカメラ付き携帯電話装置400によれば、着信待ち受け状態でカメラモード開始スイッチ4が押されて、周囲の明るさを検出したときに、周囲の明るさが所定の明るさ以上でなかったときは、原則としてカメラモードを動作させずに着信待ち受け状態に戻すように制御するが、検出した明るさが予め定めた明るさより暗いときでも、所定時間内にカメラモード強制スイッチ15が押されれば、カメラモードを動作させる。動作の詳細については、上述した第3の形態の図6のフローチャートの照明スイッチ14をカメラモード強制スイッチ15に置き換えたものと同じなので説明を省略する。
【0050】
本発明の第4の形態に係るカメラ付き携帯電話装置400では、照明手段13と照明スイッチ14が搭載されていないカメラ付き携帯電話装置であったとしても、カメラモード強制スイッチ15を押してカメラモードを動作させることができる。
【0051】
(実施の形態5)
図8に、本発明の第5の形態に係るカメラ付き携帯電話装置500の概略ブロック図を示す。本発明の第5の形態に係るカメラ付き携帯電話装置500では、既に図3で説明した第2の形態のカメラ付き携帯電話装置200の概略ブロック図から照度検出手段11を削除し、その代わりにカメラ1を全体制御手段3に直接接続してカメラ1を照度検出手段として使用することができるようにしている。いわゆるCCDカメラを照度測定に用いることは既に知られているとおりであり、カメラ1にCCDカメラを用い、着信待ち受け状態でカメラモード開始スイッチ4が押されたときに、カメラ1で周囲の明るさを検出する。
【0052】
この構成によれば、カメラ1の他に照度検出手段を別途搭載しなくて済むので、小型軽量化ができるという効果がある。
【0053】
(実施の形態6)
図9に、本発明の第6の形態に係るカメラ付き携帯電話装置600の概略ブロック図を示す。本発明の第6の形態に係るカメラ付き携帯電話装置600は、既に図3で説明した第2の形態のカメラ付き携帯電話装置200の概略ブロック図から照度検出手段11を削除した構成である。カメラ1は撮影だけに用いて、照度検出手段には使用しない。そのためカメラ1は全体制御手段3に直接接続していない。
【0054】
本発明の第6の形態に係るカメラ付き携帯電話装置600において、着信待ち受け状態でカメラモード開始スイッチ4が押されると、計時手段12で経過時間を計時し、所定時間内にカメラモード開始スイッチ4がオフからオンに変化すれば、カメラモードを動作させるが、所定時間が経過してもカメラモード開始スイッチ4がオフのまま、またはオンのまま変化しなければ、着信待ち受け状態に戻すという制御をすることにより、周囲の明るさを検出しなくても、計時手段12と所定のスイッチによって、鞄やポケットに入れたときに誤ってカメラモードが動作することを防いでいる。
【0055】
図10は、本発明の第6の形態に係るカメラ付き携帯電話装置600の動作のフローチャートである。キー操作部8の電源ボタンが押されると(ステップ1)、前述した着信待ち受け状態になる(ステップ2)。着信待ち受け状態において、カメラモード開始スイッチ4が押され、カメラモード開始信号が入力されると(ステップ3)、全体制御手段3は計時手段12により、カメラモード開始信号が入力されてからの経過時間の計時を始める(ステップ15)。所定時間内に予め定めた所定のスイッチ、ここではカメラモード開始スイッチ4がオフからオンに変化したときには(ステップ16)、カメラモードの動作を開始する(ステップ6)。もしステップ16で、所定時間が経過しても、予め定めた所定のスイッチ、ここではカメラモード開始スイッチ4がオフのまま、またはオンのまま変化しないときは、カメラモードの動作を開始しないで着信待ち受け状態に戻る(ステップ2)。
【0056】
本発明の第6の形態に係るカメラ付き携帯電話装置600では、カメラモード開始スイッチ4が押されてカメラモード開始信号が入力された後、カメラモード開始スイッチ4、照明スイッチ14やカメラモード強制スイッチ15等のスイッチの内の予め定めた所定のスイッチが所定時間内にオフからオンに変化したときには、カメラモードを動作させるようにしているので、通常の使用状態での使い勝手を低下することなく操作することができる。鞄とかポケットにカメラ付き携帯電話装置を入れたときには、着信待ち受け状態中に誤ってカメラモード開始スイッチが押された後に、所定時間内に所定のスイッチがオフからオンに変化することは無いので、誤操作によってカメラモードが動作し、カメラに電源が入り、表示手段にモニター画像を表示して、電池を消耗してしまうのを防ぐことができる。
【0057】
(実施の形態7)
図11に、本発明の第7の形態に係るカメラ付き携帯電話装置700の動作のフローチャートを示す。本発明の第7の形態に係るカメラ付き携帯電話装置700では、既に述べた第6の形態に係るカメラ付き携帯電話装置600の計時手段12を用いて、カメラモードを動作した後の経過時間を計時し、所定時間内にシャッターボタンが押されなかったときには、着信待ち受け状態に戻す動作を追加している。
【0058】
すなわち、図11において、キー操作部8の電源ボタンが押されると(ステップ1)、着信待ち受け状態になる(ステップ2)。着信待ち受け状態において、カメラモード開始スイッチ4が押され、カメラモード開始信号が入力されると(ステップ3)、全体制御手段3は計時手段12により、カメラモード開始信号が入力されてからの経過時間の計時を始める(ステップ15)。所定時間内に予め定めた所定のスイッチ、ここではカメラモード開始スイッチ4がオフからオンに変化したときには(ステップ16)、カメラモードの動作を開始するとともに、計時手段12で新たにカメラモードの動作を開始してからの経過時間を計時する(ステップ17)。新たな計時を開始した後、例えば60秒という所定時間内にシャッターボタンが押されるとカメラ1で撮影した画像をメモリー10に記憶する(ステップ8)。撮影を継続するのであれば(ステップ9)ステップ17に戻り、撮影を終了するのであればステップ2に戻る。もしステップ17でカメラモードの動作を開始した後、例えば60秒という所定時間が経過してもシャッターボタンが押されないときは、着信待ち受け状態に戻る(ステップ2)。
【0059】
本発明の第7の形態に係るカメラ付き携帯電話装置700では、カメラモードの動作を開始した後、所定時間が経過してもシャッターボタンが押されないときは着信待ち受け状態に戻るので、カメラ付き携帯電話装置700を鞄やポケットに入れて着信待ち受け状態にしているときに、誤ってカメラモード開始スイッチ4が押され、カメラモード開始信号が入力され、更に所定時間内に所定のスイッチが押されてカメラモードの動作が始まっても、その後、所定時間内にシャッターボタンが押されなければ、カメラモードの動作を停止して着信待ち受け状態に戻るので、それだけ電池の消耗を少なくすることができる。
【0060】
なお、上記本発明の実施の形態では、全体制御手段3とカメラモード制御手段2を別の制御部として説明したが、全体制御手段3を携帯電話装置の全体を制御するプログラム、カメラモード制御手段2をカメラの撮影に関する動作を制御するプログラムとして、同じ制御装置で制御動作をさせるようにしても良い。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カメラ付き携帯電話装置において、着信待ち受け時にカメラモード開始スイッチがオンになり、カメラモード開始信号が入力されたとしても、所定の条件下では、それだけではカメラモードを動作させずに着信待ち受け状態に戻すことができる。カメラ付き携帯電話装置を鞄やポケットに入れたときに誤ってカメラモード開始スイッチを押してカメラモード開始信号を入力したとしても、知らない間にカメラモードの動作が始まって電池を消耗してしまうことのないカメラ付き携帯電話装置を提供することができる。
【0062】
また、撮影ができない暗い場所で意識的にカメラモード開始スイッチを押したとしても、カメラモードの動作を開始せずに、撮影できない旨の表示をして着信待受け状態に戻るので、カメラに電源は入らず、モニター画像も表示されないので、それだけ電池の消耗を節約することができる。さらに、カメラ付き携帯電話装置の周囲が明るいところで使用するときには、通常の操作により、カメラモードの動作をさせることができ、仮に周囲の明るさが所定の明るさ以上でないときは、原則としてカメラモードを動作させずに着信待ち受け状態に戻すように制御するが、検出した明るさが予め定めた明るさより暗いときでも、カメラモード開始スイッチを押してカメラモード開始信号を入力した後の所定時間内に所定のスイッチをオフからオンに変化させるという通常の操作を行なうことによって、カメラモードの動作を開始して、撮影を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態のカメラ付き携帯電話装置の概略ブロック図
【図2】本発明の第1の形態のカメラ付き携帯電話装置の動作のフローチャート
【図3】本発明の第2の形態のカメラ付き携帯電話装置の概略ブロック図
【図4】本発明の第2の形態のカメラ付き携帯電話装置の動作のフローチャート
【図5】本発明の第3の形態のカメラ付き携帯電話装置の概略ブロック図
【図6】本発明の第3の形態のカメラ付き携帯電話装置の動作のフローチャート
【図7】本発明の第4の形態のカメラ付き携帯電話装置の概略ブロック図
【図8】本発明の第5の形態のカメラ付き携帯電話装置の概略ブロック図
【図9】本発明の第6の形態のカメラ付き携帯電話装置の概略ブロック図
【図10】本発明の第6の形態のカメラ付き携帯電話装置の動作のフローチャート
【図11】本発明の第7の形態のカメラ付き携帯電話装置の動作のフローチャート
【図12】従来のカメラ付き携帯電話装置の外観図
【符号の説明】
1 カメラ
2 カメラモード制御手段
3 全体制御手段
4 カメラモード開始スイッチ
5 レシーバー
6 マイク
7 無線部
8 キー操作部
9 表示手段
10 メモリー
11 照度検出手段
12 計時手段
13 照明手段
14 照明スイッチ
15 カメラモード強制スイッチ
21 ヒンジ
22 第一の筐体
23 第二の筐体
24 カメラ
25 モニター表示手段
28 照明手段
29 照明スイッチ
Claims (7)
- 撮像手段であるカメラと、前記カメラによる撮影動作を制御する制御手段と、カメラモードを開始させるためのカメラモード開始スイッチ手段と、表示手段とを有するカメラ付き携帯電話装置において、
周囲の明るさを検出する照度検出手段を設け、
着信待ち受け状態で前記カメラモード開始スイッチ手段によりカメラモード開始信号が入力されたときには、前記照度検出手段によって周囲の明るさを検出し、検出した明るさが予め定めた明るさより暗いときは、前記着信待受け状態を維持するとともに前記表示手段に撮影できない旨表示する制御を行うことを特徴とするカメラ付き携帯電話装置。 - 前記請求項1の構成に加え、計時手段を更に設け、着信待ち受け状態で前記カメラモード開始スイッチ手段によりカメラモード開始信号が入力されたときには、前記照度検出手段によって周囲の明るさを検出し、検出した明るさが予め定めた明るさより暗いときは、前記計時手段によって計時を開始するとともに、前記計時開始後の所定時間内に前記カメラモード開始スイッチ手段により再びカメラモード開始信号が入力されたときには、カメラモードの動作を開始させる制御を行うことを特徴とする前記請求項1に記載のカメラ付き携帯電話装置。
- 撮像手段であるカメラと、前記カメラによる撮影動作を制御する制御手段と、カメラモードを開始させるためのカメラモード開始スイッチ手段とを有するカメラ付き携帯電話装置において、
周囲の明るさを検出する照度検出手段と、計時手段と、カメラモード強制スイッチ手段とを設け、着信待ち受け状態で前記カメラモード開始スイッチ手段によりカメラモード開始信号が入力されたときには、前記照度検出手段によって周囲の明るさを検出し、前記検出した明るさが予め定めた明るさより暗いときは、前記計時手段によって計時を開始し、前記計時開始後の所定時間内に前記カメラモード強制スイッチ手段がオフからオンに変化したときに、カメラモードを開始させるように制御することを特徴とするカメラ付き携帯電話装置。 - 前記カメラモード強制スイッチ手段を照明スイッチとしたことを特徴とする前記請求項3記載のカメラ付き携帯電話装置。
- 前記カメラモードの動作開始から計時を開始し、所定時間前記カメラモード開始スイッチ手段のオフ状態を維持されたときは、着信待ち受け状態に復帰する制御を行うことを特徴とする請求項2から4いずれかに記載のカメラ付き携帯電話装置。
- 撮像手段であるカメラと、前記カメラによる撮影動作を制御する制御手段と、カメラモードを開始させるためのカメラモード開始スイッチ手段とを有するカメラ付き携帯電話装置において、
計時手段を更に設け、
着信待ち受け状態で前記カメラモード開始スイッチ手段によりカメラモード開始信号が入力されたときには前記計時手段によって第1の計時を開始し、前記第1の計時開始後の所定時間内に前記カメラモード開始スイッチ手段により再びカメラモード開始信号が入力されたときにはカメラモードの動作を開始するとともに第2の計時を開始し、前記第2の計時開始後の所定時間前記カメラモード開始スイッチ手段がオフ状態を維持されたとき前記着信待ち受け状態に復帰することを特徴とするカメラ付き携帯電話装置。 - 撮像手段であるカメラと、前記カメラによる撮影動作を制御する制御手段と、カメラモードを開始させるためのカメラモード開始スイッチ手段を構成するシャッターボタンとを有するカメラ付き折り畳み式携帯電話装置において、
計時手段を更に設け、
前記シャッターボタンは、前記携帯電話装置を折り畳んだ状態で外部に向けて露出しており、
着信待ち受け状態で前記シャッターボタンによりカメラモード開始信号が入力されたときには前記計時手段によって第1の計時を開始し、前記第1の計時開始後の所定時間内に前記シャッターボタンにより再びカメラモード開始信号が入力されたときにはカメラモード の動作を開始するとともに第2の計時を開始し、前記第2の計時開始後の所定時間前記シャッターボタンがオフ状態を維持されたとき前記着信待ち受け状態に復帰することを特徴とするカメラ付き折り畳み式携帯電話装置。
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