JP3788211B2 - データ読取り書込み装置と情報検索および物品配達システム - Google Patents

データ読取り書込み装置と情報検索および物品配達システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線データキャリア(RFID)を郵便物等の物品に設け、RFIDに記憶した情報により物品の受け渡しを管理する物品配達システムと、名刺にインターネットのホームページをアクセスできる情報を記憶したRFIDを漉き込み相手の情報を入手する情報検索システムおよびこれらRFIDからデータを正確に読取り書込むためのデータ読取り書込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなRFIDシステムが特開平11−175621号公報に開示されている。これは書留郵便や小包郵便等に管理コードを記憶したRFIDを添付し、利用者側での差出準備事務作業から郵便局での窓口業務、配送業務、配達業務、追跡調査、その他の事務処理をRFIDとのデータ通信を行なうことにより実現したものである。
【0003】
また、特開平11−232196号公報に情報交換システムが開示されている。これはICカードに名刺等の個人情報や企業情報を情報ネットワーク上のWWWを経由してアクセスするためのURL等のポインタ情報を書込み、名刺交換時はお互いのICカードのデータを読み出しICカードに書込むためのデータ書込み装置によりこれらの情報の交換を行い、このICカードに記憶されたポインタ情報から情報ネットワークを介して相手の情報を入手するようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術のシステムで用いるRFIDおよびICカードはコストが高く実用化が困難であった。また、RFIDが重なった場合はデータの読み出し書込みができない問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、RFIDを郵便物等の物品に設け、RFIDに記憶した情報により物品の受け渡しを管理する物品配達システムと、名刺にインターネットのホームページをアクセスできる情報を記憶したRFIDを漉き込み相手の情報を入手する情報検索システムおよびこれらの紙葉類やカードに埋め込んだあるいは貼り付けたRFIDからデータを正確に読取り書込むためのデータ読取り書込み装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、データの記憶手段と通信手段からなる無線データキャリアを複数の物品それぞれに設け、前記物品をキャリアケースに収納して運搬し、前記無線データキャリアに記憶した情報により前記物品の受け渡しを管理する物品配達システムにおいて、前記キャリアケースには、前記物品を一つずつ収納するための仕切り部材で分割した複数の部屋を設け、前記各部屋それぞれの仕切り部材に第1のアンテナを設けて、前記無線データキャリアと情報通信する質問器の第2のアンテナを前記キャリアケースの外側に配置し、前記キャリアケース、又は前記質問器の第2のアンテナを前記仕切り部材と直交する方向に移動して前記第1のアンテナを電磁波の中継手段として前記キャリアケース内の複数の前記無線データキャリアと情報通信ができるようにしたものである。
【0007】
また本発明は、前記第1のアンテナの一部を延在させて折り曲げ、この折り曲げられた第1のアンテナを前記キャリアケースの底板部に設けてなり、この底板部のアンテナを第3のアンテナとして前記質問器の第2のアンテナとで前記無線データキャリアの情報通信を行うようにしたものである。
【0008】
また本発明は、前記第1のアンテナとは異なる前記第3のアンテナを前記キャリアケースの底板部に設け、この第3のアンテナと前記質問器の第2のアンテナで前記無線データキャリアからの情報通信を行うようにしたものである
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の無線データキャリアを用いた書留郵便物、宅配物等の配達管理システムの一実施例を示す。以下、書留郵便物の場合について、図1から図9を用いて同システムを説明する。
【0021】
図1は、引受局から中継局を介して配達局に書留郵便物等を入れたキャリアケース1を搬送するシステム構成としている。このキャリアケース1は、上蓋2と、キャリアケース1の容器3と、容器3の内部に間隔を空けて配置された仕切り板4と、仕切り板4に埋め込込まれた又は表面に設けられたアンテナ5と、仕切り板4に設けられた電波シールド材23とからなる。書留郵便物6が仕切り板4で区分された部屋に一通づつ収納される。書留郵便物6には、無線データキャリア(RFID:Radio Frequency Identificationと呼ばれる無線IDチップ)7が埋め込むか、又は貼り付けられている。各局には、無線データキャリア7のデータの読取りや書込みを行うための質問器12が設けられている。質問器12は、無線データキャリアとの間で信号を送受信するためのアンテナ8と、アンテナ8を形成するコイル11と、コイル10を配置した基板10と、コイル11を保護する充填材9とからなる。本システムでは、利用者から書留郵便物を引受ける引受局において引き受けた書留郵便物を管理する引受局サーバ15と、書留郵便物の配送の中継をする中継局において配送されてきた書留郵便物を管理する中継局サーバ13と、書留郵便物を各家庭に配達する配達局において配達される書留郵便物を管理する配達局サーバ16とが設けられている。各サーバ間は、情報ネットワーク14によってデータを通信することができるように構成されている。
【0022】
図1において、差出人が引受局に書留郵便物を持ち込むと、引受局は図5に示す引受番号29と引受番号を記憶したバーコード30と無線データキャリア7のある伝票を書留郵便物に添付し、引受番号を記載した受取伝票を差出人に発行する。無線データキャリア7のID番号は予め記憶しておくか、引受時に記憶することができる。引受局は引受番号と、無線データキャリア7に記憶されているID番号と、引受日付と、差出人および受取人の情報等を引受局サーバ15に記憶する。また、引受局サーバ15は情報ネットワーク14により、中継局サーバ13と配達局サーバ16に同様の情報を記憶する。そして、引受局は書留郵便物を配達局毎に仕分し、キャリアケース1の仕切り板4の間に一つづつ収納して中継局に配送する。
【0023】
中継局は、配送されてきた書留郵便物の入ったキャリアケース1の外側にRFID質問器12のアンテナ8を非接触であるいは接触させて、全ての書留郵便物に添付されている無線データキャリア7のID番号を読取る。読取られたデータは、中継局サーバ13に送られる。中継局サーバ13は、情報ネットワークから送られてきて記憶されている書留郵便物の引受番号の情報と照合して該当する情報に通過日時等を書き込み記憶する。また、中継局サーバ13は、情報ネットワーク14により、引受局サーバ15と配達局サーバ16に同様の情報を送信し、それぞれのサーバはその情報を記憶する。さらに、質問器を介して無線データキャリア7に追加情報を記録する。そして、これらの書留郵便物の入ったキャリアケース1は配達局毎に仕分けられ配達局に配送される。
【0024】
配達局は、配送されてきた書留郵便物の入ったキャリアケース1にRFID質問器12のアンテナ8を非接触であるいは接触させて、全ての書留郵便物に添付されている無線データキャリア7のID番号等を読取り、配達局サーバ16に記憶されている該当する書留郵便物の引受番号の情報に到着日時等を記憶する。また、配達局サーバ16は各書留郵便物の配達人、配達完了情報等を管理する。そして、配達局サーバ16は情報ネットワーク14により、引受局サーバ15と中継局サーバ13に同様の情報を送信し、各局サーバはその情報を記憶する。これらの書留郵便物は受取人に届けられる。また、差出人、受取人は配達情報を情報ネットワーク14に接続された端末よりサーバに問合わせることができ、書留郵便物の配達状況を確認できる。また、情報ネットワーク14はインターネットが使用でき配達状況を管理できる。
【0025】
また、キャリアケース1の無線データキャリア7とRFID質問器12とのデータの読み書きは、キャリアケース1を移動しても良いし、RFID質問器12のアンテナ8を移動させても良い。
【0026】
また、差出人が無線データキャリア7のある伝票に予めID番号または差出人住所、差出人氏名、受取人住所、受取人氏名等を書込み書留郵便物に添付することもできる。
【0027】
なお、上記システムはバーコード単独およびバーコードとRFIDのID番号を混在させて管理することもできる。
【0028】
図2はキャリアケース1の仕切り板4に設けられたアンテナ5の一実施例を示す。アンテナ5はコイル19と、コイル19を形成するベース18と、コイル19の両端に形成したパッド20、22と、パッド20、22を接続する導体21とで構成される。
【0029】
このように、コイル19の両端を接続し電流が流れるようにすることにより、RFID質問器12のアンテナ8と仕切り板に設けたアンテナ5との相互誘導で信号の送受信が可能となる。また、アンテナ5と書留郵便物に添付された無線データキャリア7のアンテナとの相互誘導で信号の送受信が可能となる。これにより、RFID質問器12のアンテナ8と書留郵便物6に添付された無線データキャリア7との距離が離れていても、無線データキャリア7が書留郵便物の何処に添付されていても、正確に信号の送受信が可能となりデータの読取り書込みの信頼性が向上する効果がある。また、アンテナ8と無線データキャリア7のアンテナの姿勢が異なる場合でも、正確に信号の送受信が可能となりデータの読取り書込みの信頼性が向上する効果がある。
【0030】
また、図19にアンテナ部の他の構成を示す。本構成では、アンテナ66で受信した信号から周波数弁別器67でRFID質問器12の周波数Aを弁別し、その周波数Aを周波数変換器68で無線データキャリア7の周波数Bに変換し、増幅器69で増幅して送信するようにしたものであ。なお、電源は図示していないが、受信周波数から得ても良いし、電源を搭載することもできる。電源を搭載した場合には、さらに信号が大きくなるため読取り書込みの信頼性が向上する効果がある。
【0031】
また、アンテナ5を形成する仕切り板4のコイル19に距離を空けて対向して金属板等の電波シールド材23を設けることもできる。この場合は、コイル19の電磁波を一方向に向けることが可能となり、隣接する無線データキャリア7との混信を防止する効果がある。
【0032】
図3にRFID質問器12のアンテナ8の一実施例を示す。アンテナ8は、基板10と、基板10に形成したコイル11と、コイル11の両端に形成したパッド25a、25bからなる。パッド25a、25bにはRFID質問器12の信号線が接続される。
【0033】
なお、アンテナ5、8の形状は、無線データキャリアとの応答距離および周波数によって、線状アンテナ(微小ループアンテナ、ダイポールアンテナ、折り返しダイポールアンテナ)、板状アンテナ等が使用でき、円形および多角形等さまざまな形状にすることができる。
【0034】
図4に無線データキャリアを取り付けた伝票を書留郵便物に貼り付けた一実施例を示す。書留郵便物6は、本実施例では書留封筒としている。宛名および住所エリア26と、切手27と、無線データキャリアを取り付けた伝票28からなる。
【0035】
図5に無線データキャリアを取り付けた伝票の一実施例を示す。伝票28には引受番号29と、引受番号29が記憶されているバーコード30が印刷してあり、さらに、無線データキャリア7が埋め込まれている。伝票28の裏面には接着層が設けられており、シールを剥がすことにより物品に貼り付けることができる。この無線データキャリアは紙葉類等へ埋め込めるように、面積が0.3mm×0.3mm以下で厚さが0.05mm以下で、一つ一つ番号が異なるID番号を製造時に造り込んだ低コストのものが好適である。
【0036】
図6は無線データキャリアの一実施例の概観を示す。無線データキャリア7はシリコン基板に形成された集積回路31と、集積回路31に絶縁され形成されたオンチップアンテナ32で構成される。オンチップアンテナ32の両端は集積回路31のアンテナ端子33a、33bに接続される。外形寸法は2mm×2mm以下で、厚さは0.5mm以下である。なお、0.3mm×0.3mm以下で厚さが0.05mm以下のものがコスト的に好適である。
【0037】
オンチップアンテナ32とRFID質問器のアンテナとの電磁結合により電力と信号を受信し、集積回路31のメモリに記憶されているデータをオンチップアンテナ32より出力する。また、同様にデータをメモリに書込むことができる。なお、電波法の範囲で使用する場合には応答距離が短いため、無線データキャリアの近傍において、データを正確に読取り書込むためのRFID質問器が必要となる。
【0038】
このように、無線データキャリアを小さく、薄くすることにより紙葉類への漉き込みが可能となり、折り曲げ等の外力に対して破壊されなくなる効果がある。
【0039】
図7は無線データキャリアの他の一実施例を示す。シリコン基板に形成された集積回路34と、集積回路34のアンテナ端子35a、35bと、アンテナ端子35a、35bに接続された外部アンテナ36で構成される。外部アンテナ36とRFID質問器のアンテナとの電磁結合により電力と信号を受信し、集積回路34のメモリに記憶されているID番号を外部アンテナ36より出力するように動作する。外部アンテナ36は大きく形成できるため信号の送受信の距離を長くできる。
【0040】
図8に無線データキャリアのデータ読取り書込みに用いるRFID質問器の回路構成の一実施例を示す。RFID質問器は、アンテナ間の電磁結合により無線データキャリアへ電力の供給と信号の送受信を行うものである。RFID質問器は、制御部37と、変調部38と、アンテナ39と、復調部40とから構成される。制御部37からデータおよび制御信号が変調部38へ送られる。変調部38では、キャリア周波数で変調し、その信号をアンテナ39より電磁波として出力する。また、無線データキャリアからのキャリア周波数で変調されたデータをアンテナ39で受信し、復調部40で復調し、制御部37へ出力するように動作する。なお、制御部37には通信インターフェースがあり外部のコンピュータとのデータの送受信が可能である。
【0041】
図9に無線データキャリアの回路構成の一実施例を示す。無線データキャリアの回路は、アンテナ40と、同調コンデンサ41と、復調部42と、制御部43と、メモリ44と、変調部45と、電源部46とで構成される。アンテナ40と同調コンデンサ41でキャリア周波数を受信する。キャリア周波数から電源部46でこの回路を動作させる電源を作成する。復調部42はキャリア周波数を復調し、データおよび制御信号を制御部43に出力する。制御部43はメモリ44にデータの書込みと、メモリ44に記憶されているデータを読み出し変調部45へ出力する。変調部45はキャリア周波数で変調し、アンテナ40より電磁波として出力するように動作する。
【0042】
なお、メモリ44は製造過程でID番号等のデータを造り込むROMタイプ、製造後にID番号等のデータを書込むPROMタイプ、データを記録保持する非揮発性のRAMおよびそれらの組み合せ等が使用できる。ROMタイプはコスト的に安価なものが得られる効果がある。
【0043】
本発明によれば、RFIDにより配達物品の管理が安価にできるので配送コストの低減に効果がある。また、従来のバーコードに比べて、汚れ、印刷の損傷による読取り不能、読み間違いがなくなるため、読取り精度が向上する効果がある。また、本発明は、郵便物の配達、宅配便の宅配伝票、運送業の配達伝票に適用できる。また、本発明は紙葉類の他に、カード等の樹脂に無線データキャリアを埋め込んだものも使用できる。
【0044】
図10に書留郵便物を入れて運搬するキャリアケースの他の実施例を示す。図10は図1の構成に加えて、容器3の底板部にアンテナ49を設けたものである。また、図11にアンテナ49の一実施例を示す。アンテナ49は、コイル51と、コイル51を形成するベース50と、コイル51の両端に形成したパッド52a、52bと、パッド52a、52bを接続する導体53とで構成される。
【0045】
このように、コイル51の両端を接続し電流が流れるようにすることにより、RFID質問器12のアンテナ8と容器3に設けたアンテナ49との相互誘導で信号の送受信が可能となる。また、アンテナ49と仕切り板4に設けたアンテナ5との相互誘導で信号の送受信が可能となる。さらに、アンテナ5と書留郵便物に添付された無線データキャリア7のアンテナとの相互誘導で信号の送受信が可能となる。
【0046】
本構成とすることにより、図1の実施例に比べてアンテナ49とRFID質問器12のアンテナ8との距離を短くでき、図1の場合よりも正確に情報のやり取りを行うことができる。なお、当然のことではあるが、アンテナ49に電源と増幅回路を設け受信した信号を増幅して送信することもできる。
【0047】
図12に書留郵便物を入れて運搬するキャリアケースの他の実施例を示す。図12は図1と異なる点は、仕切り板4のアンテナ5の一部を曲げ55て容器3の底板部まで延在させた点である。アンテナ部の詳細は図16を用いて後述する。
【0048】
本構成とすることで、図10の実施例よりも更に正確に信号の送受信ができ、データの読取り書込みの信頼性が向上する効果がある。
【0049】
図13は書留郵便物を入れて運搬するキャリアケースの他の実施例を示す。図13において、図1実施例と異なる点は、仕切り板4のアンテナ5のコイル19と、RFID質問器12とをコネクタ57を介して信号線58、59で接続した点である。また、RFID質問器12のアンテナ接続部には切り替えスイッチ56を設け、RFID質問器12の指令により一つのRFID質問器12で複数のアンテナ5との交信が可能なように構成してある。
【0050】
これにより、RFID質問器12と無線データキャリア7とが近接した位置でデータの交信が可能になり、隣接した無線データキャリアとの混信を防止できデータの読取り書込みの信頼性が向上する効果がある
図14に図13のキャリアケースで用いるアンテナの一実施例を示す。アンテナ5は、ベース18と、ベース18に形成したコイル19と、コイル19の両端に設けたパッド61a、61bと、パッド61cと、パッド61aとパッド61cを接続する導体62と、パッド61bと61cに接続する信号線58と59と、信号線58と59を接続するコネクタ57とから構成される。
【0051】
図15に図10のキャリアケースで用いるアンテナの他の一実施例を示す。図15のアンテナは、図10に示すキャリアケース1の底板部に設けたアンテナ49の1つを示したものである。このアンテナ49は、それぞれの仕切り板4に設けたアンテナ5の近くの位置に設けられる。図15に示すようにアンテナはベース50と、ベース50に形成したコイル51と、コイル51の両端に設けたパッド63a、63bと、パッド63cと、パッド63aとパッド63cを接続する導体64と、パッド63bと63cに接続する信号線58と59と、信号線58と59を接続するコネクタ57で構成する。
【0052】
なお、図10のキャリアケースでは図15に示すアンテナを単独で使用しても良いし、図10の仕切り板4に設けたアンテナ5と一緒に使用することもできる。
【0053】
このように構成することにより、図10の効果と図13の効果が得られる。
【0054】
図16は図12のキャリアケースで用いるアンテナの他の一実施例を示す。図16のアンテナは、図12に示す仕切り板4のアンテナ5の一部を曲げて容器3の55の位置に形成したものである。図16に示すようにアンテナはベース18と、ベース18に形成したコイル19と、コイル19の両端に設けたパッド61a、61bと、パッド61cと、パッド61aとパッド61cを接続する導体62と、パッド61bと61cに接続する信号線58と59と、信号線58と59を接続するコネクタ57で構成する。そして、ベース18とコイル19を折り曲げ位置60で適切な曲率で折り曲げたものである。
【0055】
このように構成することにより、別にアンテナを設けた図10と同じ効果を得られるとともに、図10よりも製作が容易になる。
【0056】
図17にキャリアケース1に設けるアンテナおよびRFID質問器12のアンテナ8の他の実施例を示す。アンテナ71は基板70の上に渦巻き状に形成されており、多数のアンテナを直線に配置したアンテナ74の列とアンテナ75の列を形成する。アンテナ74の列とアンテナ75の列は、列方向に位置をずらせて千鳥に配置している。この場合はアンテナ74の列のアンテナとアンテナの中間に、次の列のアンテナ75が位置するように配置する。なお、図14、図15、図16のキャリアケース1に設けるアンテナおよびRFID質問器12のアンテナ8として使用する場合は、これら多数のアンテナ71の接続端子73a、73bを磁界の位相を合わすために直列および並列に接続する。
【0057】
図18は図17のアンテナをキャリアケース1に設ける場合の一実施例を示す。図18は図17のベース70の裏側を示す。パッド76a、76bは図17のアンテナ71の両端のパッド73a、73bからベース70を貫通する導体で接続している。導体77a、77b、77cはアンテナ71を直列に接続している。
【0058】
なお、図1、図10、図12のキャリアケース1の仕切り板4、容器3に設けるアンテナの場合は全てのアンテナ71の接続端子73a、73bを導体によって接続しても良い。
【0059】
このように本発明によれば、多数のアンテナをマトリクス状に配置した場合、一列目のアンテナとアンテナの中間に次の列のアンテナが位置するように千鳥に配置したことにより、受信および送信時の電界強度分布が一定となるため無線データキャリアとの電磁結合の損失がなくなり正確にデータの読書きができる効果がある。
【0060】
図30にRFID質問器12のアンテナ8の他の実施例を示す。図30は基板70のアンテナ71が設けられた側の反対側を示す。アンテナ71は基板70の上に渦巻き状に形成されており、多数のアンテナ71を行方向と列方向にマトリクス状に配置したものである。電極パッド76a、76bはベース70を貫通する導体でアンテナ71の両端に接続している。各アンテナのパッド76aは列方向の配線155a、155b、155c、155d、155e、155f、155g、155hにそれぞれ接続されている。同様にパッド76bは行方向の配線154a、154bにそれぞれ接続されている。配線154a、154bは行スイッチ156に接続され、配線155a、155b、155c、155d、155e、155f、155g、155hは列スイッチ157に接続されている。行スイッチ156と列スイッチ157の他端はRFID質問器のアンテナ出力端子に接続されている。RFID質問器12からの切換え信号158、切換え信号159は行スイッチ156と列スイッチ157のスイッチの切換えのためのRFID質問器12からの信号線である。
【0061】
図30の動作は、例えば、RFID質問器12からの切換え信号158により行スイッチ156のスイッチを動作させ配線154aを選択し、同様に切換え信号159により列スイッチ157のスイッチを動作させ配線155aを選択すると、配線154aと配線155aの交点のアンテナ71が選択されて、RFID質問器12は交信を行なうことができる。このように、RFID質問器12は行スイッチ156と列スイッチ157をそれぞれ選択することによりマトリクス状に配列されたアンテナ71で交信ができる。
【0062】
このように本発明によれば、マトリクス状に配置された小さいアンテナで交信を行なうことができるので、狭いエリアに電波を集中させることができ応答距離を長くできる効果がある。また、一つのRFIDに対応した狭いエリアに電波を放射できるので一つのRFIDのみに交信が限定でき混信を防止できる効果がある。
【0063】
なお、本実施例では切り換えスイッチと各アンテナはRFDI質問器12側に設けた構成として説明したが、RFDI質問器12側にはそれぞれのスイッチと接続する接続用の端子のみを設け、無線データキャリア側に、行方向を接続したスイッチの端子と、列方向を接続したスイッチの端子を集約した端子を設けることで、読書きを行うときに各端子を接続して行うようにしてもよい。
【0064】
なお、アンテナ71の形状は、無線データキャリアとの応答距離および周波数によって、線状アンテナ(微小ループアンテナ、ダイポールアンテナ、折り返しダイポールアンテナ)、板状アンテナ等が使用でき円形および多角形等さまざまな形状にすることができる。
【0065】
図20にアンテナを動かす可動機構付きのRFID質問器の構成を示す。また、図20の断面図を図21に示す。ベース80と、基板85をベース80からばね支持する4本の支持ばね81a、81b、81c、81dと、可動コイル83をベース80から平行リンクによって支持する2組みの平行リンク82a、82bと82c、82dと、可動コイル83に磁界を与える永久磁石84と、多数のアンテナ86を直線に配置した基板85と、可動コイル83に流す電流を調整する可動コイル制御部88と、ベース80の上蓋89で構成される。
【0066】
可動コイル83に電流を流すと電磁力が発生し基板85を矢印87方向に移動させる。これにより、基板85を発生させた電磁力と支持ばね81のばね力が釣り合った位置に停止させることができる。
【0067】
また、可動コイル制御部88により、アンテナ86が無線データキャリアから受信する電磁波の大きさを検出し、可動コイル83に流す電流を調整して電磁波の大きさが最大となる位置にアンテナ86を移動することもできる。
【0068】
また、可動コイル83に一定周波数の電流を流し、基板85を一定振幅で振動させることもできる。
【0069】
このように本発明によれば、無線データキャリアから受信する電磁波の大きさが最大となる位置にアンテナを移動できるので、応答距離が短い無線データキャリアと誤動作することなくデータの読書きができる。
【0070】
また、アンテナを一定振幅で振動させることができるので、応答距離が短い無線データキャリアの近辺にアンテナを近づけるだけで無線データキャリアの電磁波を補足できデータの読書きができる。
【0071】
図22に無線データキャリアのデータ読取り書込み装置の一実施例の構成を示す。紙葉類50と、紙葉類90に漉き込んだ無線データキャリア91と、無線データキャリア91の漉き込んだ位置を示す紙葉類90に付けられたマーク92と、矢印100方向に移動できるデータ読取り書込み装置93と、図20で説明した矢印99方向に移動できるアンテナ94と、紙葉類90を光電変換素子96に投影する光学系95と、紙葉類90の画像を電気信号に変換する光電変換素子96と、その電気信号からマーク92の位置を検出するマーク位置検出装置97と、データ読取り書込み装置93とアンテナ94を移動し位置決めする制御装置98から構成される。
【0072】
動作は、光電変換素子96で捕らえた紙葉類90の画像からマーク位置検出装置97によりマーク92の位置を検出する。制御装置98はデータ読取り書込み装置93とアンテナ94を制御し、アンテナ94をマーク92の位置に移動する。さらに、制御装置98はアンテナ94が無線データキャリア91から受信する電磁波の大きさを検出し、電磁波の大きさが最大となる位置にデータ読取り書込み装置93とアンテナ94を移動する。
【0073】
なお、マーク92は切手、ロゴ等を使用でき、無線データキャリアを取り付けた切手等の別部材を貼り付けてもよい。
【0074】
このように本発明によれば、画像認識により無線データキャリアを埋め込んだマーク位置を検出できるので応答距離の短い無線データキャリアを高速に補足できる効果がある。
【0075】
図23に名刺情報を用いた情報検索システムの一実施例を示す。一般に名刺の大きさは55×90mm程度である。この名刺105に図6で示した低コストな無線データキャリア(RFID)を埋め込む。無線データキャリアにはインターネットのWWW(World Wide Web)のハイパーテキストで構成されたWebサーバやWebクライアント(プラウザ)の個人Webページおよび企業WebページのURL(Uniform Resource Locator:インターネットに分散しているファイルなどの情報資源の格納場所を一意に指定するための表記方法)を記憶しておく。名刺受取り側107である個人、企業およびイベント会場では、コンピュータ109に接続された読取り書込み装置108により、無線データキャリアのURLを読取る。この読取り書込み装置108については図24から図29で説明する。読取ったデータは、コンピュータ109に送信される。コンピュータ109はインターネット閲覧プログラムに読取ったURLを取り込み、プログラムを起動してインターネット113を介して名刺発行側114の個人Webページ115、企業Webページ116にアクセスして情報を入手し表示部110に表示、または記憶部111に格納し整理する。また、電子メールにより名刺発行側114が必要としている情報を送信することもできる。
【0076】
また、イベント会場の出展企業は、読取ったURLから名刺発行者側が事前に必要な情報を登録した情報管理センタ112のサーバーにアクセスし情報を入手することもできる。
【0077】
また、名刺の他に、雑誌等の広告にWebページのURLを記憶した無線データキャリアを埋め込んでおき、同様に情報を入手することもできる。
【0078】
このように本発明によれば、無線データキャリアを超小形化し低コスト化したので名刺に漉き込み相手に渡すことが可能となる。また、超小形にしたので折り曲げ等の外力による破損を防止できる。これにより、名刺交換時には従来と同じように名刺の交換のみでWebページのURLの情報を交換できる効果がある。そして、個人同士、企業同士、個人と企業間のデータ交換が大量に高速に行なえる効果がある。また、個人情報、企業情報の整理、管理を電子化できる効果がある。
【0079】
図24、図25および図26はコンピュータのフロッピーディスク装置から無線データキャリアへデータの読書きを行なうデータ読取り書込み装置の一実施例を示す。
【0080】
図24はフロッピーディスクの形状をしたアダプタ120と、アダプタ120に設けられフロッピーディスクの読書きヘッドが挿入される窓121と、アダプタ121に挿入された名刺105と、名刺105に漉き込まれた無線データキャリア106からなる。図25はアダプタ120の反対側の構成を示す。アダプタ120の中に設けられ名刺を挿入するためのポケット123と、指を挿入し摩擦力により名刺を取り出すための穴122からなる。図26はアダプタ120の断面図を示す。なお、名刺の寸法はフロッピーディスクの規格から長辺がおおよそ92mm以下が好適である。
【0081】
動作は名刺105を挿入したアダプタ120をコンピュータのフロッピーディスク装置に差し込むと、無線データキャリア106とアンテナ125およびデータ読取り書込み装置の回路126によりデータの読書きが行なわれる。この動作により、無線データキャリア106のメモリとデータ読取り書込み装置のメモリ127とでデータの送受信行なわれる。また、データ読取り書込み装置のメモリ127のデータはコイル128とヘッド129との間の電磁結合により伝達されてコンピュータとの間で伝達が行なわれる。
【0082】
このように本発明によれば、フロッピーディスク装置を用いて無線データキャリアとのデータの読書きができる効果がある。
【0083】
また、アンテナ125を2個所設けたことにより名刺105をアダプタ120に前後、裏表どちらから差し込こんでもデータの読書きができる効果がある。
【0084】
図27、図28および図29はコンピュータのPCMCIA(Personal Computer Memory Card InternationalAssociation)カードから無線データキャリアへデータの読書きを行なうデータ読取り書込み装置の一実施例を示す。図27はPCMCIAカード130と、コンピュータに接続するソケット131と、名刺105を位置決めするガイド132からなる。図27はPCMCIAカード130の断面図を示す。基板137と、回路139に接続され基板137に取り付けたアンテナ138、データ読取り書込み装置の回路139と、コンピュータと信号および電源を伝達するソケットピン136と、位置決めガイド132と、名刺105と、無線データキャリア106で構成される。図29はPCMCIAカード130のパーソナルコンピュータでの使用状態を示す。パーソナルコンピュータ140は表示部141と、キーボード142と、キーボード142の下に内蔵されている演算部、記憶部等よりなる。また、パーソナルコンピュータ140の側面にはPCMCIAカード130を挿入するスロット143が設けられ、PCMCIAカード130のコネクタ131とスロット143の端部に設けられたコネクタとが接続され入出力インターフェースを介して演算部に接続される。
【0085】
動作は名刺105を位置決めガイド132に沿ってPCMCIAカード130の上に置くと、アンテナ138およびデータ読取り書込み装置の回路139によりデータの読書きが行なわれコンピュータとの間でデータの伝達が行なわれる。
【0086】
このように本発明によれば、PCMCIAカードを用いて無線データキャリアとのデータの読書きができる効果がある。
【0087】
また、アンテナ138を2個所設けたことによりPCMCIAカード130の上に名刺105を前後、裏表どちらの向きに置いてもデータの読書きができる。
【0088】
なお、上記発明では名刺105で説明したが、無線データキャリアを埋め込んだ本発明の書留郵便物に添付する伝票、紙葉類、カード等に使用できる。
【0089】
【発明の効果】
本発明は書留郵便物、宅配物等に無線データキャリアを添付して仕分け、配送および配達を管理する物品配達システにおいて、物品を収納するキャリアケースにアンテナを設けたので無線データキャリアとのデータの読書きが正確に行なえる。
【0090】
また、RFID質問器のアンテナを電波感度の高い方向に移動するようにしたので無線データキャリアとのデータの読書きが正確に行なえる効果がある。
【0091】
また、物品に添付した無線データキャリアの位置を画像処理により検出し、RFID質問器のアンテナを位置決めするようにしたので無線データキャリアとのデータの読書きが高速および正確に行なえる。
【0092】
また、名刺に無線データキャリアを漉き込み、そのデータを読取ることによりインターネットを起動し相手の情報を入手できるようにした情報検索システムにより、個人同士、企業同士、個人と企業間のデータ交換が大量に高速に行なえる効果がある。また、個人情報、企業情報の整理、管理を電子化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線データキャリアを用いた物品配達システムの一実施例を示す。
【図2】本発明のキャリアケースのアンテナの一実施例を示す。
【図3】本発明のRFID質問器のアンテナの一実施例を示す。
【図4】本発明の無線データキャリアを埋め込んだ伝票を貼った物品の一実施例を示す。
【図5】本発明の無線データキャリアを埋め込んだ伝票の一実施例を示す。
【図6】本発明のオンチップ無線データキャリアの一実施例を示す。
【図7】本発明の無線データキャリアの他の一実施例を示す。
【図8】本発明の無線データキャリアのRFID質問器の回路構成の一実施例を示す。
【図9】本発明の無線データキャリアの回路構成の一実施例を示す。
【図10】本発明のキャリアケースの他の一実施例を示す。
【図11】本発明のキャリアケースのアンテナの他の一実施例を示す。
【図12】本発明のキャリアケースの他の一実施例を示す。
【図13】本発明の無線データキャリアを用いた物品配達システムの他の一実施例を示す。
【図14】本発明のキャリアケースのアンテナの他の一実施例を示す。
【図15】本発明のキャリアケースのアンテナの他の一実施例を示す。
【図16】本発明のキャリアケースのアンテナの他の一実施例を示す。
【図17】本発明の千鳥配列のアンテナの一実施例を示す。
【図18】本発明のキャリアケースの複数直列接続アンテナの一実施例を示す。
【図19】本発明のキャリアケースの増幅器を設けたアンテナの一実施例を示す。
【図20】本発明のアンテナ可動機構付きのデータ読取り書込み装置の構成を示す。
【図21】本発明の図20の断面図を示す。
【図22】本発明の無線データキャリアの埋め込みマークを検知しデータ読取り書込み装置を位置決めする一実施例の構成を示す。
【図23】本発明の名刺情報を用いた情報検索システムの一実施例を示す。
【図24】本発明のフロッピーディスク装置で無線データキャリアのデータを読書きするアダプタの構成を示す。
【図25】本発明の図24の反対側を示す。
【図26】本発明の図24の断面図を示す。
【図27】本発明の無線データキャリアのデータを読書きするPCMCIAカードの構成を示す。
【図28】本発明の図14の断面図を示す。
【図29】本発明のPCMCIAカードをパーソナルコンピュータに装着した状態を示す。
【図30】本発明のスイッチ切換のマトリクス状アンテナの一実施例を示す。
【符号の説明】
1…キャリアケース、2…上蓋、3…容器、4…仕切り板、5…アンテナ、23…電波シールド材、6…書留郵便物、7…無線データキャリア、8…アンテナ、9…充填材、10…基板、11…コイル、12…RFID質問器、13中継局サーバ、14…情報ネットワーク、15…引受局サーバ、16…配達局サーバ、17…書留郵便物の配送ルート。

Claims (3)

  1. データの記憶手段と通信手段からなる無線データキャリアを複数の物品それぞれに設け、前記物品をキャリアケースに収納して運搬し、前記無線データキャリアに記憶した情報により前記物品の受け渡しを管理する物品配達システムにおいて、
    前記キャリアケースには、前記物品を一つずつ収納するための仕切り部材で分割した複数の部屋を設け、前記各部屋それぞれの仕切り部材に第1のアンテナを設けて、前記無線データキャリアと情報通信する質問器の第2のアンテナを前記キャリアケースの外側に配置し、前記キャリアケース、又は前記質問器の第2のアンテナを前記仕切り部材と直交する方向に移動して前記第1のアンテナを電磁波の中継手段として前記キャリアケース内の複数の前記無線データキャリアと情報通信ができるようにしたことを特徴とする物品配達システム。
  2. 請求項1記載の物品配達システムにおいて、
    前記第1のアンテナの一部を延在させて折り曲げ、この折り曲げられた第1のアンテナを前記キャリアケースの底板部に設けてなり、この底板部のアンテナを第3のアンテナとして前記質問器の第2のアンテナとで前記無線データキャリアの情報通信を行うことを特徴とする物品配達システム。
  3. 請求項1記載の物品配達システムにおいて、
    前記第1のアンテナとは異なる前記第3のアンテナを前記キャリアケースの底板部に設け、この第3のアンテナと前記質問器の第2のアンテナで前記無線データキャリアからの情報通信を行うことを特徴とする物品配達システム。
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