JP2008242970A - 情報読み取り機能付き情報端末装置及び情報システム - Google Patents

情報読み取り機能付き情報端末装置及び情報システム Download PDF

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Abstract

【課題】操作者の面倒な操作を必要とすることなく、無線タグから取得した情報に基づく各種情報処理を迅速かつ簡単に行う。
【解決手段】情報読み取り機能付き情報端末装置10は、名刺に関わる第1情報を記憶した無線タグT1と、名刺の宛先に対して実行するメール送信に関わる第2情報を記憶した無線タグT2とに対し、無線通信を介して情報送受信を行うあためのアンテナ130とを有し、このアンテナ130を介し、無線タグT1,T2にそれぞれ記憶された第1情報及び第2情報をそれぞれ取得し、取得した第1情報及び第2情報に基づき、名刺データの宛先に対し、メール送信処理を実行する。
【選択図】図8

Description

本発明は、無線タグに対して非接触で情報の読み取りを行う情報読み取り機能付き情報端末装置及び情報システムに関する。
小型の無線タグとリーダ(読み取り装置)/ライタ(書き込み装置)との間で非接触で情報の読み取り/書き込みを行うRFID(Radio Frequency Identification)システムが知られている。無線タグに備えられた無線タグ回路素子は、所定の無線タグ情報を記憶するIC回路部とこのIC回路部に接続されて情報の送受信を行うアンテナとを備えており、無線タグが汚れている場合や見えない位置に配置されている場合であっても、リーダ/ライタ側よりIC回路部の無線タグ情報に対してアクセス(情報の読み取り/書き込み)が可能であり、商品管理や検査工程等の様々な分野において実用化されつつある。
例えば名刺に無線タグを適用した従来技術として、特許文献1に記載のものがある。この従来技術では、名刺に設けた無線タグ回路素子に記憶された無線タグ情報が、当該名刺に記載された連絡先情報を含んでおり、リーダで当該無線タグ回路素子より無線タグ情報の読み取りを行うと、自動的にリーダにてその連絡先情報の内容を表示する。そして、操作者がその表示された内容の連絡先を確認後、所定のキー操作を行うことによって、リーダに接続された電話、ファクス機、パソコン等が当該連絡先に対し各種情報処理(電話発信、ファクス送信、メール送信等)を行うようになっている。
特開2002−183693号公報
しかしながら、上記従来技術では、名刺の無線タグにアクセスして連絡先データの取得を行った後、その名刺をいったん置いて(あるいは収納して)、連絡先が正しいかどうかの確認や(電話発信、ファクス送信、メール送信等の)各種情報処理の選択等をいちいち手操作で指定する必要があった。このため、操作者にとって面倒で煩わしい手間が避けられず、利便性の点で難があった。
本発明の目的は、操作者の面倒な操作を必要とすることなく、無線タグから取得した情報に基づく各種情報処理を迅速かつ簡単に行える情報読み取り機能付き情報端末装置、及び情報システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、処理対象に関わる第1情報を記憶した処理対象用無線タグと、前記処理対象に対して実行する所定の情報処理に関わる第2情報を記憶した処理用無線タグとに対し、無線通信を介して情報送受信を行う通信手段と、前記通信手段を介し、前記処理対象用無線タグ及び前記処理用無線タグにそれぞれ記憶された前記第1情報及び前記第2情報をそれぞれ取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得した前記第1情報及び前記第2情報に基づき、前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行する情報処理手段とを有することを特徴とする。
本願第1発明の情報端末装置においては、通信手段が、処理対象用無線タグ及び処理用無線タグと無線通信を行う。すると、情報取得手段が、処理対象用無線タグに記憶された処理対象に関わる第1情報と、処理用無線タグに記憶された所定の情報処理に関わる第2情報とを取得する。そして、このようにして取得された第1情報及び第2情報に基づき、情報処理手段が、処理対象に対して所定の情報処理を実行する。
このように、2つの無線タグから情報読み取りを行うだけで、対応する処理対象に対する処理を自動的に行うことができる。したがって、複雑な操作を必要とすることなく、種々の情報処理を迅速かつ簡単に行うことができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記通信手段は、複数の前記処理対象用無線タグと、前記1つの処理用無線タグとに対し、無線通信を介し情報送受信を行い、前記情報取得手段は、前記通信手段を介し、前記複数の処理対象用無線タグにそれぞれ記憶された前記第1情報と、前記複数の処理対象に対して実行する1つの前記所定の情報処理に関する前記第2情報とを取得し、前記情報処理手段は、前記複数の第1情報に関わる複数の前記処理対象のそれぞれに対し、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行することを特徴とする。
これにより、複数の処理対象用無線タグからの読み取りにより取得した複数の処理対象に対し、自動的に所定の情報処理をそれぞれ行うことができる。
第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記情報処理手段は、前記情報取得手段における前記第1情報の取得時期と前記第2情報の取得時期との時間差が所定範囲内であったときに、前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行することを特徴とする。
情報処理手段が、所定時間範囲内における第1情報と第2情報とを結びつけて認識し、情報処理を行う。この時間範囲にある程度の幅を持たせることで、操作者が余裕を持って読み取り操作を行うことができ、操作性が向上する。また時間範囲に上限を適宜定めることで、本来無関係である(別々の操作で読み取られた)第1情報と第2情報とを誤って結びつけて処理するのを防止することもできる。
第4発明は、上記第1乃至第3発明のいずれかにおいて、前記通信手段は、処理操作者に関わる第3情報を記憶した操作者タグに対し、無線通信を介し情報送受信を行い、前記情報取得手段は、前記通信手段を介し、前記操作者タグに記憶された前記第3情報を取得し、前記情報処理手段は、前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記第3情報を関連づけた形で、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行することを特徴とする。
これにより、処理対象に対して自動的に所定の情報処理を行うとき、その処理を行った操作者情報等を併せて関連づけることができる。
第5発明は、上記第1乃至第4発明のいずれかにおいて、前記通信手段を介し前記情報取得手段で取得した情報を記憶する記憶手段を設け、前記通信手段は、前記記憶手段に記憶された情報のうち少なくとも一部を読み取り不能化するための第4情報を記憶した不能化タグに対し、無線通信を介し情報送受信を行い、前記情報取得手段は、前記通信手段を介し、前記不能化タグに記憶された前記第4情報を取得し、前記情報取得手段で取得された前記第4情報に基づき、前記記憶手段に記憶された情報のうち、対応する情報を前記読み取り不能化する不能化処理手段を設けたことを特徴とする。
これにより、操作者の操作ミスによって誤って読み取らせてしまった情報については、そのまま処理することなく、処理をキャンセルすることができる。
第6発明は、上記第5発明において、前記不能化処理手段は、前記情報取得手段での前記第4情報取得時における、前記通信手段を介した前記不能化タグとの通信時間の長短に応じて、前記読み取り不能化対象の情報を読み取り不能化する対象を決めることを特徴とする。
本願第6発明の情報端末装置においては、操作者が、不能化タグによる通信時間を長短適宜に設定する。この設定に応じて、既に操作者が既に読み取らせてしまった情報のうち、どの部分までの処理をキャンセルするかを所望に調整することができる。
第7発明は、上記第1乃至第6発明のいずれかにおいて、前記通信手段は、前記第1情報として少なくとも提供者の氏名及び連絡先情報を備えた前記処理対象としての情報カードに設けられた、前記処理対象用無線タグとしてのカードタグに対し、前記情報送受信を行い、前記情報取得手段は、前記カードタグに記憶された前記連絡先情報を少なくとも取得し、前記情報処理手段は、前記情報取得手段で取得した前記連絡先情報に対応する情報アクセス先に対し、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行することを特徴とする。
これにより、カードタグともう1つの処理用無線タグとから情報読み取りを行うだけで、情報カードに記載の連絡先に対し、例えばメール送信、ファクス送信、電話発信、ホームページ閲覧等の各種処理を自動的に行うことができる。
第8発明は、上記第1乃至第7発明のいずれかにおいて、前記通信手段は、前記第2情報として、電子メール送信処理、電子メール添付処理、ファクス送信処理、電話発信処理、ホームページ閲覧処理のうちいずれかの処理に関わる電子処理情報を記憶した前記処理用無線タグとしての電子処理タグに対し、前記情報送受信を行い、前記情報取得手段は、前記電子処理タグに記憶された前記第1情報と前記電子処理情報とを少なくとも取得し、前記情報処理手段は、前記情報取得手段で取得した前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記所定の情報処理として、前記電子処理情報に対応した電子メール送信処理、電子メール添付処理、ファクス送信処理、電話発信処理、ホームページ閲覧処理のいずれかを実行する
ことを特徴とする。
これにより、電子処理タグともう1つの処理対象用無線タグとから情報読み取りを行うだけで、第1情報に基づく関連する処理対象に対し、メール送信、メール添付、ファクス送信、電話発信、ホームページ閲覧等の各種電子処理を自動的に行うことができる。
第9発明は、上記第8発明において、前記情報処理手段は、前記ファクス送信処理として、有線又は無線の通信回線を介して接続されたファクス装置に対し、前記処理対象に対するファクス送信指令信号を出力するか、若しくは、前記電話発信処理として、有線又は無線の通信回線を介して接続された電話機に対し、前記処理対象に対する電話発信指令信号を出力することを特徴とする。
これにより、電子処理タグともう1つの処理対象用無線タグとから情報読み取りを行うだけで、第1情報に基づく関連する処理対象に対し、情報端末装置とは別のファクス装置からのファクス送信や、情報端末装置とは別の電話機からの電話発信を自動的に行うことができる。
上記目的を達成するために、第10の発明は、処理対象に関わる第1情報を記憶した処理対象用無線タグと、前記処理対象に対して実行する所定の情報処理に関わる第2情報を記憶した処理用無線タグと、前記処理対象無線タグ及び前記処理用無線タグに対し、無線通信を介して情報送受信を行う通信手段と、前記通信手段を介し、前記処理対象用無線タグ及び前記処理用無線タグにそれぞれ記憶された前記第1情報及び前記第2情報をそれぞれ取得する情報取得手段と、前記情報取得手段で取得した前記第1情報及び前記第2情報に基づき、前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行する情報処理手段とを有することを特徴とする。
本願第10発明の情報システムにおいては、通信手段が、処理対象用無線タグ及び処理用無線タグと無線通信を行う。すると、情報取得手段が、処理対象用無線タグに記憶された処理対象に関わる第1情報と、処理用無線タグに記憶された所定の情報処理に関わる第2情報とを取得する。そして、このようにして取得された第1情報及び第2情報に基づき、情報処理手段が、処理対象に対して所定の情報処理を実行する。
このように、2つの無線タグから情報読み取りを行うだけで、対応する処理対象に対する処理を自動的に行うことができる。したがって、複雑な操作を必要とすることなく、種々の情報処理を迅速かつ簡単に行うことができる。
第11発明は、上記第10発明において、処理操作者に関わる第3情報を記憶した操作者タグを有し、前記通信手段は、前記操作者タグに対し、無線通信を介し情報送受信を行い、前記情報取得手段は、前記通信手段を介し、前記操作者タグに記憶された前記第3情報を取得し、前記情報処理手段は、前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記第3情報を関連づけた形で、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行することを特徴とする。
これにより、処理対象に対して自動的に所定の情報処理を行うとき、その処理を行った操作者情報等を併せて関連づけることができる。
本発明によれば、操作者の面倒な操作を必要とすることなく、無線タグから取得した情報に基づく各種情報処理を迅速かつ簡単に行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の情報読み取り機能付き情報端末装置を表す概略図である。
図1において、情報読み取り機能付き情報端末装置10は、情報端末(PC端末、又は汎用コンピュータ。以下、「PC」と記載)200と、PC200に接続された(リーダ/ライタ。以下、「リーダ」と記載)100とから構成されている。
PC200は、操作者に対し表示を行うための表示部201と、操作者が例えば文書の作成・編集等の作業を行うために操作入力を行うための適宜のボタン、キー、キーボート等からなる操作部202とを有している(別途図示しないマウスを接続してもよい)。リーダ100は、PC200の操作部202に接続手段(例えばUSBケーブル)103を介して接続されている。
図2は、上記PC200の詳細機能を表す機能ブロック図である。
図2において、PC200は、上記操作部202と、上記表示部201と、各種アプリケーションソフトやデータベース、電子ファイル等が格納されるハードディスク203と、上記リーダ100との間で上記ケーブル103を介して行われる通信の制御を行うインターフェース制御部204と、これら表示部201、操作部202、ハードディスク203、及びインターフェース制御部204を含むPC200全体の動作を制御する制御回路205とを有する。制御回路205には、RAM等のメモリ205Aが設けられている。
図3は、上記リーダ100の外観を表す斜視図である。
図3において、このリーダ100は、情報が読み取られるカード(処理対象カードと処理用カード等。後述)を載置する情報読み取り部101Aを上面に形成した筐体101を備える。
図4は、上記リーダ100と、処理対象カードAと処理用カードBとの通信の様子を概念的に表す機能ブロック図である。
図4において、リーダ100は、アンテナ130(通信手段)と、このアンテナ130に接続されるとともにPC200にも接続される制御部120とを有している。リーダ100は、情報読み取り部101Aに載置された、読み取り対象の処理対象カードAの無線タグT1(カードタグ、処理対象用無線タグ)に備えられた無線タグ回路素子To(詳細は後述)と、処理用カードBの無線タグT2(処理用無線タグ)に備えられた無線タグ回路素子To(詳細は後述)とに対して、アンテナ130を介し、無線通信を行う。そして、リーダ100は、上記無線タグT1,T2それぞれの無線タグ回路素子Toに記憶された情報を読み取り、所定の情報処理を実行するようになっている(詳細は後述)。なお、この例では、無線タグT1,T2は、カードA,Bに例えば貼付することにより設けられるが、これに限られず、添付・同梱等でもよい。要は関連して取り扱われれば足りるものである。
図5は、上記リーダ100の読み取り(スキャン)対象である上記処理対象カードA、処理用カードBの無線タグT1,T2に備えられる無線タグ回路素子Toの機能的構成の一例を表す機能ブロック図である。
図5において、無線タグ回路素子Toは、リーダ100のアンテナ130と所定周波数(例えばUHF帯等の高周波等)を用いて非接触で信号の送受信を行うアンテナ151(タグ側アンテナ)と、このアンテナ151に接続されたIC回路部150とを有している。
IC回路部150は、アンテナ151により受信された質問波を整流する整流部152と、この整流部152により整流された質問波のエネルギを蓄積しIC回路部の駆動電源とするための電源部153と、上記アンテナ151により受信された質問波からクロック信号を抽出して制御部(後述)157に供給するクロック抽出部154と、所定の情報信号を記憶し得る情報記憶部として機能するメモリ部155と、上記アンテナ151に接続された変復調部156と、上記整流部152、クロック抽出部154、及び変復調部156等を介して上記無線タグ回路素子Toの作動を制御するための制御部157とを備えている。
変復調部156は、アンテナ151により受信された上記情報読み取り装置100のアンテナ130からの通信信号の復調を行うと共に、上記制御部157からの返信信号に基づき、アンテナ151が受信した質問波を変調し、アンテナ151より応答波として再送信する。
制御部157は、上記変復調部156により復調された受信信号を解釈し、上記メモリ部155において記憶された情報信号に基づいて返信信号を生成し、上記変復調部156により返信する制御等の基本的な制御を実行する。
クロック抽出部154は受信した信号からクロック成分を抽出して制御部157にクロックを抽出するものであり、受信した信号のクロック成分の速度に対応したクロックを制御部157に供給する。
図6は、リーダ100に備えられた前述の制御部120の機能的構成の詳細を表す機能ブロック図である。
図6において、制御部120は、CPU(中央演算装置)121と、上記ケーブル103を介した信号授受の制御を行うインタファーフェース制御部122と、例えばRAMやROMからなるメモリ123と、アンテナ130を介し上記無線タグ回路素子Toとの通信制御を行う通信制御部124と、データベースを有する記憶装置128とを備えている。
記憶装置128のデータベースには、各種アプリケーションソフトを起動させるための起動用情報がアプリケーションテーブルの形で収納されている(後述)。なお、アプリケーションソフト自体は、前述のPC200のハードディスク203のデータベースに収納されており、上記起動用情報をリーダ100から受信することによってPC200が対応するアプリケーションを起動するようになっている。
図7は、上記通信制御部124及びアンテナ130の詳細構成を表す機能ブロック図である。
図7において、通信制御部124は、上記アンテナ130を介して上記無線タグ回路素子ToのIC回路部150にアクセスして、識別情報等の各種情報を読み取ったり、各種情報を書き込む指令を出力したりする処理を行うための、高周波回路として機能する送信部212及び受信部213と、送受分離器214とを備えている。
送信部212は、CPU121からの制御信号に応じ、無線タグ回路素子ToのIC回路部150の無線タグ情報にアクセスする(読み取り/書き込みを行う)ための搬送波を発生させる水晶振動子215A、CPU121の制御により所定の周波数の信号を発生させるPLL(Phase Locked Loop)215B、及びVCO(Voltage Controlled Oscillator)215Cと、上記CPU121から供給される信号に基づいて上記搬送波発生部により発生させられた搬送波を変調(この例ではCPU121からの「TX_ASK」信号に基づく振幅変調)する送信乗算回路216(但し「TX_ASK信号」の場合は増幅率可変アンプ等を用いてもよい)と、その送信乗算回路216により変調された変調波を増幅(この例ではCPU121からの「TX_PWR」信号によって増幅率を決定される増幅)する増幅率可変送信アンプ217とを備えている。そして、上記搬送波発生部により発生される搬送波は、例えば短波帯、UHF帯、マイクロ波帯等の周波数を用いており、上記送信アンプ217の出力は、送受分離器214を介しアンテナ130に伝達されて、無線タグ回路素子ToのIC回路部150に供給される。なお、無線タグ情報は上記のように変調した信号に限られず、単なる搬送波のみの場合もある。
受信部213は、アンテナ130で受信された無線タグ回路素子Toからの反射波と上記発生させられた搬送波とを乗算して復調する受信第1乗算回路218と、その受信第1乗算回路218の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第1バンドパスフィルタ219と、この第1バンドパスフィルタ219の出力を増幅する受信第1アンプ221と、この受信第1アンプ221の出力をさらに増幅してデジタル信号に変換する第1リミッタ220と、上記アンテナ130で受信された無線タグ回路素子Toからの反射波と上記発生された後に移相器227により位相が90°遅れた搬送波とを乗算する受信第2乗算回路222と、その受信第2乗算回路222の出力から必要な帯域の信号のみを取り出すための第2バンドパスフィルタ223と、この第2バンドパスフィルタ223の出力を増幅する受信第2アンプ225と、この受信第2アンプ225の出力をさらに増幅してデジタル信号に変換する第2リミッタ224とを備えている。そして、上記第1リミッタ220から出力される信号「RXS−I」及び第2リミッタ224から出力される信号「RXS−Q」は、上記CPU121に入力されて処理される。
また、受信第1アンプ221及び受信第2アンプ225の出力は、強度検出手段としてのRSSI(Received Signal Strength Indicator)回路226にも入力され、それらの信号の強度を示す信号「RSSI」がCPU121に入力されるようになっている。このように、この例では、通信制御部124では、I−Q直交復調によって無線タグ回路素子Toからの反射波(応答波)の復調が行われる。
CPU121は、無線タグ回路素子ToのIC回路部150から取得した信号を処理して前述の識別情報(タグID)等を読み出すとともに、無線タグ回路素子ToのIC回路部150に対するアクセス情報を生成する機能を有する。
図8は、本実施形態におけるリーダ100の情報読み取り部101Aによる情報読み取りを説明するための説明図である。
図8において、リーダ100の情報読み取り部101Aには、操作者により、処理対象カードA(この例では名刺カードA1。なおその他診察券、会員カード等の各種情報カードでもよい)と、処理用カードB(この例ではメールカードB1)との2種類が載置されている。
名刺カードA1は、無線タグT1(カードタグ)の無線タグ回路素子Toに、処理対象である名刺に係わる第1情報が記憶されたカードである。第1情報としては、氏名、会社名、所属名、電話番号、ファクス番号(以上、連絡先情報)や、これに対応したホームページURL、メールアドレス等の情報(以上、情報アクセス先)を含む、一般的な名刺データである。なお、このデータそのものでなく、これに関連づけられた(ひも付けられた)識別情報(タグID)であってもよい。この場合は、無線タグ回路素子Toから当該タグIDを取得した後、このタグIDをキーとしてリーダ100内又はPC200若しくはそれ以外に配置された適宜のデータベース等にアクセスし、そのデータベースに格納された上記名刺データを取得するようにすれば足りる。
メールカードB1は、無線タグT2(電子処理タグ)の無線タグ回路素子Toに、処理対象である上記名刺に対し実行する情報処理に係わる電子処理情報が第2情報として記憶されたカードである。電子処理情報としては、例えばメール送信ソフト(アプリケーション)を起動させるように関連づけられた(ひも付けられた)無線タグ回路素子Toの識別情報(タグID)である。後述するように、無線タグ回路素子Toから当該タグIDを取得した後、このタグIDをキーとして記憶装置128のデータベースにアクセスし、そのデータベースに格納されたテーブル(後述)を元にアプリケーション起動用情報を取得し、これを用いてPC200に予め格納された上記アプリケーションを起動させる。なお、第2情報として、上記メール送信ソフトそのものを記憶し、これをリーダ100で取得してPC200において起動するようにしてもよい。
図9は、上記のようにして無線タグ回路素子Toに記憶された情報のデータ構成の一例を概念的に表す図であり、図9(a)は、名刺カードA1の場合、図9(b)は、メールカードB1の場合である。
図9(a)において、名刺カードA1の無線タグT1に備えられた無線タグ回路素子Toには、タグ識別情報であるタグIDと、処理対象である名刺に係わる第1情報(すなわち名刺に記載された氏名、会社名、所属名、メールアドレス、ホームページURL、電話、ファクスの名刺データ)とが記憶されている。
図9(b)において、メールカードB1の無線タグT2に備えられた無線タグ回路素子Toには、第1情報に対して実行するメール(情報処理)に係わる第2情報としてのタグIDである。すなわちこの例では、前述のようにこのタグIDがメール送信ソフトのアプリケーションに対し関連付けられている。
なお、上記無線タグ回路素子Toに記憶された情報(タグ情報)は、リーダ100に読み取られた後、制御部120に設けられたメモリ123に一旦記憶される。
図10は、リーダ100の制御部120内の記憶装置128のデータベースに収容された、前述タグIDとアプリケーションソフトとの対応関係を表すアプリケーションテーブルを表す図である。
前述したように、アプリケーションソフトは、PC200のハードディスク203のデータベースに収容されている。図10において、タグIDは、所定の(この例ではAから始まる複数桁の)数値列で表わされ、アプリケーションソフトと1対1に関連付けられている。リーダ100は、処理用カードBの無線タグT2よりタグID(図9(b)参照)を取得すると、このテーブルを参照して対応するアプリケーションソフト(メール送信ソフト、ホームページ閲覧用ソフト、IP電話発信用ソフト、FAX送信用ソフト)の起動を指示する指示信号を生成出力し、ケーブル103を介してPC200に対し対応するアプリケーションソフトの起動を指示する(ファクス送信については後述の変形例のファクス機260も参照)。前述の例ではメールカードB1の無線タグ回路素子ToにタグID「A0001000」が記憶されており、これによってPC200においてメール送信ソフトが起動される。
図11は、リーダ100によって処理対象カードA及びメールカードBのタグ情報を読み取る際の制御部120内のCPU121が行う制御手順を表すフローチャートである。
図11において、操作者がリーダ100の情報読み取り部101A上に処理対象カードA、処理用カードBを置くことによりフローが開始される。まず、ステップS10において、通信制御部124およびアンテナ130を介しカードA,Bの無線タグT1,T2の各無線タグ回路素子Toに対する呼びかけ信号を出力して無線通信による信号送受を行い、カードA,Bの各無線タグ回路素子ToのIC回路部150に格納されているそれぞれのタグID等を含む無線タグ情報を読み取って取得する(情報取得手段)。
具体的には「TX_ASK」信号を生成し送信乗算回路216に出力することで送信乗算回路216で対応する振幅変調が行われアクセス情報としての上記呼びかけ信号となる一方、「TX_PWR」信号を生成し増幅率可変送信アンプ217に出力することで増幅率可変送信アンプ217でその「TX_PWR」信号に基づく増幅率で信号増幅が行われ、最終的にアンテナ130を介し送信される。このようにして、対象である無線タグTの無線タグ回路素子Toからの返信を促し、上記無線タグ情報を含む応答信号(応答波)を受信する。
その後、ステップS20に移り、上記ステップS10での応答信号受信結果に応じ、処理用カードBのタグIDと処理対象カードAのタグIDの読み取りができたか否かを判定する。2つのタグIDが読み取られた場合、判定が満たされ、次のステップS30へ移る。このとき読み取りで取得されたタグIDを含むタグ情報は、一旦メモリ123に記憶される。
ステップS30においては、処理用カードBから取得したタグIDをキーとして上記アプリケーションテーブルを参照し、対応するアプリケーション起動用情報を取得する。前述の例では、読み取られたタグID「A0001000」に対応したメール送信ソフト起動用情報を取得する。
その後、ステップS40において、ステップS30で取得したアプリケーション起動用情報をPC200に送信(指示)し、このフローを終了する。これによりPC200では、ハードディスク203内のデータベースのアプリケーションソフト(前述の例ではメール送信ソフト)を起動する(情報処理手段)。
一方、上記ステップS20において、2つのタグIDが読み取られなかった場合は判定が満たされず、ステップS50に移る。ステップS50では、ステップS10でのタグIDの読み取り開始から所定時間経過したか否かを判定し、所定時間経過したと判定された場合はステップS10に戻り、タグIDの読み取り以下の同様な手順を繰り返す。すなわち、所定時間経過までは2つのタグIDの読み取り試行が継続されることとなる。ステップS50において、タグIDの読み取り開始から所定時間経過したと判定された場合は、次のステップS60に移る。
ステップS60においては、タグIDの読み取り開始から所定時間経過しても2つのタグIDが読み取られなかった結果を受けてエラー表示のための信号を出力し、このフローを終了する。これにより、PC200では、表示部201に所定のエラー表示を行う。
図12は、上記フローによる処理を実行したときのステップS40においてPC200の表示部201に表示された画面の一例を表す図である。この例では、処理対象カードAとして名刺カードA1を用い、処理用カードBとして上記メールカードB1を用い、前述のようにしてPC200に備えたメール送信ソフトが起動された場合を例にとって示している。
図12において、PC200の表示部201にはメールのメッセージ作成画面が開かれ、メッセージ作成画面には名刺カードA1の無線タグT1の読み取りにより取得した名刺宛先人の氏名(この例では「鈴木一夫」。なお、アドレス表示でもよい)などの連絡先情報が自動的に表示されている。したがって、操作者はPC200の操作部202を用いて、このメッセージ作成画面において件名を書き込み(図示の例では「今期開発商品」が書き込まれている)、メッセージ本文を書き込むだけで送信用のメールを作成することができる。そして、操作部202を介し「送信」ボタンを操作するだけで、名刺宛先人にメールを送信することができる。
以上説明したように、本実施形態の情報読み取り機能付き情報端末装置10では、無線タグT1を有する処理対象カードA(この例では名刺カードA1)と無線タグT2を有する処理用カードB(この例ではメールカードB1)が載置されると、リーダ100のアンテナ130を介し無線タグT1,T2にそれぞれ記憶された第1情報(この例では名刺データ)及び第2情報(この例ではメール送信ソフト起動用情報に関連づけられたタグID)を取得する。そして、取得したこれらの情報に基づき、名刺データの宛先に対し、情報処理としてのメール作成及び送信を実行する。
すなわち、本実施形態によれば、名刺カードA1とメールカードB1の2つの無線タグT1,T2から情報の読み取りを行うだけで、対応する名刺データの宛先に対する送信メール作成を自動的に行い、その後送信が可能である。これにより、複雑な操作を必要とすることなく、情報処理(この例ではメール作成及び送信処理)を迅速かつ簡単に行うことができる。
また本実施形態では特に、図11のフローにおいてステップS10→ステップS20→ステップS50→ステップS10→…の繰り返しを実行することで、カードA,Bの無線タグ回路素子Toからそれぞれ取得される情報の取得時期の時間差が所定時間範囲内である場合に限り、ステップS30を経てステップS40でアプリケーション(上記の例ではメール送信ソフト)を起動するようにしている。このように、時間範囲にある程度の幅を持たせることで、操作者が余裕を持って読み取り操作を行うことができ、操作性が向上する。また時間範囲に上限を適宜定めることで、本来無関係である(別々の操作で読み取られた)カードAからの第1情報とカードBからの第2情報とを誤って結びつけて処理するのを防止することもできる。
以上では、処理対象として1人の宛先人に対し情報処理としてメールを送信する場合を説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではない。すなわち処理対象を複数にしたり、また処理対象に対する情報処理としてホームページ閲覧、IP電話発信、FAX送信などにする等、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)情報処理の操作者を明記する場合
図13は、この変形例におけるリーダ100の情報読み取り部101Aによる情報読み取りを説明するための説明図であり、上記実施形態の図8に対応する図である。
図13において、リーダ100の情報読み取り部101Aに、名刺カードA1及びメールカードB1の他に、操作者を表す本人カードDが載置されている。
本人カードDは、無線タグT3(操作者タグ)の上記無線タグ回路素子Toに、処理操作者に関わる第3情報が記憶されている。第3情報としては、操作者の氏名等に係わる情報である。なお、この情報そのものでなく、これに関連づけられた(ひも付けられた)識別情報(タグID)であってもよい。この場合は、無線タグ回路素子Toから当該タグIDを取得した後、このタグIDをキーとしてリーダ100内又はPC200若しくはそれ以外に配置された適宜のデータベース等にアクセスし、そのデータベースに格納された上記操作者氏名等の情報を取得するようにすれば足りる。
リーダ100によりアンテナ130を介し、上記名刺カードA1の無線タグT1、メールカードB1の無線タグT2、本人カードDの無線タグT3にそれぞれ記憶された情報を取得することにより、上記のようにメール作成及び送信を行うとき、そのメール作成及び送信を行った操作者を明記する情報を付することができる。
図14は、本変形例の処理を実行したときのPC200の表示部201に表示される画面の一例を表す図であり、上記実施形態の図12に対応する図である。
図14において、メールカードB1の無線タグT2から取得した第2情報に基づき前述のようにしてPC200に備えたメール送信ソフトが起動される。そして、PC200の表示部201にメールのメッセージ作成画面が開かれ、メッセージ作成画面には名刺カードA1の無線タグT1から取得した名刺宛先人の氏名(アドレス表示でもよい)と、本人カードDの無線タグT3から取得した送信者(操作者)の氏名(アドレス表示でもよい)が表示される。これにより、メールを送られる名刺宛先人のメール受信画面にメール送信を行った操作者を明記することができる。
(2)処理対象を複数とした場合
処理対象の名刺を1つ(すなわち宛先人を一人)としてメール送信を行うのに限られず、複数の名刺宛先人にメールを送信する場合である。
図15は、本変形例におけるリーダ100の情報読み取り部101Aによる情報読み取りを説明するための説明図であり、上記図8や図13に対応する図である。
図15において、リーダ100の情報読み取り部101Aには、2つの名刺カードA1,A2とメールカードB1が載置されている。
名刺カードA2は、名刺カードA1と同様、備えられた無線タグT11の上記無線タグ回路素子Toに処理対象である名刺に係わる第1情報が記憶されている。第1情報としては、前述と同様、氏名、会社名、所属名、電話、ファクス、ホームページURL、メールアドレス等の名刺データ(またはこれに関連づけられたタグID)である。これにより、複数の無線タグT1,T11から取得した複数の宛先に対するメールを自動的に作成し、メール送信を行うことができる。
図16は、本変形例の処理を実行したときのPC200の表示部201に表示される画面の一例を表す図であり、上記図12や図14に対応する図である。
図16において、メールカードB1の無線タグT2から取得した第2情報に基づき前述のようにしてPC200に備えたメール送信ソフトが起動される。そして、PC200の表示部201にメールのメッセージ作成画面が開かれ、メッセージ作成画面には名刺カードA1,A2の無線タグT1,T11から取得した複数の名刺宛先人の氏名(アドレス表示でもよい)が表示される。これにより、複数の複数の宛先に対し自動的にメールを作成し、送信(一斉送信)を行うことができる(なお後述するファクス等を行う場合も同様にして複数の宛先に一斉送信するきことが可能である)。
(3)メール送信時に宛先人以外の対象も含める場合
すなわち、宛先人の他にメール参照人(例えば操作者の上司や宛先人の上司等の関係者等)にも(いわゆる「CC」欄を用いて)メールを送信するようにした場合である。
図17は、本変形例におけるリーダ100の情報読み取り部101Aによる情報読み取りを説明するための説明図であり、上記図15等に対応する図である。
図17において、リーダ100の情報読み取り部101Aには、処理カードとしてメールCC(カーボンコピー)カードB1′と、情報カードとして名刺カードCが載置されている。
名刺カードCは、前述の名刺カードA1,A2と同様、備えられた無線タグT3の上記無線タグ回路素子Toに、メール参照人の名刺に係わる情報が記憶されている。この情報としては、例えば上記の第1情報と同等の、氏名、会社名、所属名、電話、ファクス、ホームページURL、メールアドレス等の名刺データ(又はこれに関連づけられたタグID)である。また、メールCCカードB1′には現在開かれているメール作成用ウインドに対して、同時に読み取られた名刺カードの情報を追加するように処理が結び付けられている。これにより、前述の(2)処理対象を複数とした場合に示す操作を行った後、図17のような操作を行うことで、無線タグT3から取得した宛先の上記メール参照人がCCとして追加されたメールを自動的に作成し、メール送信を行うことができる。
図18は、本変形例の処理を実行したときのPC200の表示部201に表示される表示画面を表す図であり、上記図16等に対応する図である。
図18において、メールカードB1の無線タグT2から取得した第2情報に基づき前述のようにしてPC200に備えたメール送信ソフトが起動される。そして、PC200の表示部201にメールのメッセージ作成画面が開かれ、メッセージ作成画面には名刺カードA1,A2の無線タグT1,T11から取得した名刺宛先人の氏名(アドレス表示でもよい)と、名刺カードCの無線タグT3から取得したメール参照者の氏名(アドレス表示でもよい)が表示される。これにより、名刺宛先人の他にメール参照人も含んだメールを自動的に作成し、送信を行うことができる。
(4)処理対象に対する情報処理を変更または中止する場合
すなわち、操作者が(カード間違い等により)誤って違うメール送信先を選択してしまったり、違う処理内容を選択してしまった場合などに、いったん行った操作の少なくとも一部を変更・中止できるようにしたものである。
図19は、本変形例で使用するキャンセルカードEに対しリーダ100の情報読み取り部101Aで情報読み取りを行う(キャンセル処理を行う)様子を説明するための説明図であり、上記実施形態の図8に対応する図である。
例えば図8のようにして情報読み取り部101Aに名刺カードA1及びメールカードB1を載置して無線タグT1,T2からタグ情報を読み取らせた後、操作者が名刺カードA1を意図した宛先人ではないと気がついた(名刺カードA1を間違えた)とき、図19に表すように、情報読み取り部101AにキャンセルカードEを載置して対処することができる。
前述したように、名刺カードA1及びメールカードB1の読み取りで取得したタグ情報は、リーダ100のメモリ123(記憶手段)に一旦記憶される。キャンセルカードEに設けられた無線タグT4(不能化タグ)の無線タグ回路素子Toには、上記メモリ123に記憶されたタグ情報のうちの少なくとも一部を読み取り不能化する情報が第4情報として記憶されている。なお、タグ情報の読み取り不能化処理としては、メモリ123に記憶されたタグ情報の消去処理や、メモリ123からの読み取りをロック処理、或いはパスワード化(所定のパスワードを入力した場合に限り読みとり可能とする)等の処理を行う(不能化処理手段)。第4情報は、このような各種処理を行うための指令(またはこれに前述のようにして関連づけられたタグIDでもよい)である。
図20(a)及び図20(b)は、本変形例の上記キャンセル処理を実行したときのPC200の表示部201に表示される表示画面の一例を表す図である。この変形例では、キャンセルカードEを読み取り部101Aの上に置いた時間の長短に応じて、取り消される操作を調整できるようになっている。
すなわち、前述した図8のように名刺カードA1とメールカードB1とを読み取り部101Aに載せた操作を行った後、比較的短い時間(所定のしきい値よりも短い時間)だけキャンセルカードEを載せた場合、図20(a)のように表示され、メールの宛先人のみを変更する処理となる。操作部202を介し「はい」ボタンを選択し操作することにより、読み込んだ宛先情報のみがキャンセルされる。この場合、メールカードB1によるメール作成及び送信の機能自体はキャンセルされないため、宛先を別の名刺カードA1を用いて再設定するか、手動入力することで当該再設定した宛先に対しメール作成及び送信を行うことができる。
一方、図20(b)は、前述した図8のように名刺カードA1とメールカードB1とを読み取り部101Aに載せた操作を行った後、比較的長い時間(所定のしきい値よりも長い時間)だけキャンセルカードEを載せた場合である。この場合、図示のようにメール作成・送信自体を中止する処理となる。操作部202を介し「はい」ボタンを選択することにより、読み込んで起動したメール送信ソフト自体がキャンセルされ、閉じられる。
このように、本変形例によれば、操作者の操作ミスによって違った名刺カードを誤って読み取らせてしまった情報については、そのまま処理することなく、処理をキャンセルすることができる。さらに、上記のようにキャンセルカードEを読み取り部101Aに載せる時間(言い換えれば無線タグT4との通信時間)を長短適宜に設定することにより、操作者が既に読み取らせてしまった情報のうち、どの部分までの処理をキャンセルするか(上記の例では宛先のみキャンセルか、メール作成・送信までキャンセルか)を所望に調整することができる。
(5)情報処理としてファクスを送信する場合
以上においては、処理対象に対し情報処理としてメールを送信する場合を主として例にとって説明したが、これに限られるものではなく、例えば処理対象に対しファクスを送信する場合に適用してもよい。
図21は、本変形例における情報読み取り機能付き情報端末装置をファクス機とともに表す概略図である。図21に表わされるように、本変形例では、PC200の操作部202に、リーダ100の他に、接続手段(USBケーブル等)262を介してファクス機260が接続されている。
図22は、本変形例におけるリーダ100の情報読み取り部101Aによる情報読み取りを説明するための説明図である。
図22において、リーダ100の情報読み取り部101Aには、操作者により、名刺カードA1及び本人カードCの他に処理用カードとしてのファクスカードFが載置されている。
ファクスカードFは、無線タグT5(電子処理タグ、処理用無線タグ)の上記無線タグ回路素子Toに、処理対象である上記名刺に対し実行する情報処理に係わる電子処理情報が第2情報として記憶されたカードである。電子処理情報としては、ファクス機260によるファクス送信を実行させるように関連づけられた(前述の図10に示したアプリケーションテーブル参照)無線タグ回路素子Toの識別情報(タグID)である。すなわち前述したように、無線タグ回路素子Toから当該タグIDを取得した後、このタグIDをキーとして記憶装置128のデータベースにアクセスし、そのデータベースに格納された上記テーブルを元にアプリケーション起動用情報(この例ではファクス送信用情報、ファクス送信指令信号)を取得する。そして、これを用いてPC200に予め格納された上記アプリケーションを起動させ、接続されたファクス機260よりファクス送信を実行する。なお、第2情報として、上記ファクス送信ソフトそのものを記憶し、これをリーダ100で取得してPC200において起動するようにしてもよい。
図23は、本変形例の処理を実行したときのPC200の表示部201に表示された画面の一例を表す図である。ファクスカードFの無線タグT5から取得した上記第2情報に基づきPC200に備えたファクス送信ソフトが起動されると、PC200の表示部201にファクスのメッセージ作成画面が開かれる。そして、メッセージ作成画面に、名刺カードA1の無線タグT1から取得した宛先人の氏名(この例では「鈴木一夫」)等の連絡先情報や、本人カードDの無線タグT3から取得した送信人の氏名(この例では「山田二郎」)等が自動的に表示されている。したがって、操作者は、PC200の操作部202を用いて、このメッセージ作成画面において件名を書き込み(図示の例では「今期開発商品」が書き込まれている)、ファクスメッセージの本文を書き込む(図示の例では「拝啓益々〜等の文章がすでに書き込まれている)だけで、送信用のファクス原稿を作成することができる。そして、操作部202を介し「FAX」ボタンを操作するだけで、名刺宛先人にファクス原稿を送信することができる。なお、このとき、送信されるファクス原稿の確認、控え等のために、操作部202を介し「印刷」ボタンを操作することで、ファクス原稿を印刷出力することができる。図24は、この出力されたファクス原稿を表す図である。
本変形例によっても、上記実施形態や(1)〜(4)の変形例と同様の効果をファクス送信について得ることができる。なお、ファクス送信にも限られず、さらにホームページ閲覧やIP電話発信(上記同様に有線又は無線の回線を介し電話機を接続し、電話機に対して電話発信指令信号を出力すればよい)に関しても同様に適用でき(前述の図10参照)、この場合も同様の効果を得る。
なお、以上においては、処理対象として名刺を例にとり、それに関わる第1情報として名刺データを例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、JPEG画像等の画像を処理対象とし、その画像データJPEG画像データ(またはそれに関連付けられたタグID)を第1情報として記憶してもよい。また、第2情報に関わる情報処理として、メール送信、ホームページ閲覧、IP電話発信、ファクス送信等を例に取って説明したが、さらにその他の処理(メールに添付)を行うようにし、これに関わる第2情報を処理用無線タグに記憶するようにしてもよい。
また、以上において、各種アプリケーションソフトを起動させるための起動用情報をリーダ100の記憶装置128のデータベースに持たせたが、これをPC200側で用意しても良い。この場合、リーダ100からは無線タグ回路素子から読み取られたデータをそのままPC200に渡せば良い。
また、以上において、無線タグ情報素子とリーダ100との通信はUHF等の高周波を用いて行なわれたが、HF帯を用いた電磁誘導方式若しくはLF帯を用いた静電誘導方式の通信を用いても良い。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明の一実施形態の情報読み取り機能付き情報端末装置を表す概略図である。 PCの詳細機能を表す機能ブロック図である。 リーダの外観を表す斜視図である。 情報カードと無線タグ回路素子との通信の様子を概念的に表す図である。 無線タグ回路素子の機能的構成の一例を表すブロック図である。 制御部の機能的構成の詳細を表す機能ブロック図である。 通信制御部及びアンテナの詳細構成を表す機能ブロック図である。 リーダによる情報読み取りを説明するための説明図である。 無線タグに記憶された情報のデータ構成の一例を表す図である。 タグIDとアプリケーションソフトの対応関係を表すアプリケーションテーブルを表す図である。 リーダのCPUが行う制御手順を表すフローチャートである。 PCの表示部の表示画面の一例を表す図である。 操作者情報を付す変形例における情報読み取りを説明するための説明図である。 PCの表示部の表示画面の一例を表す図である。 処理対象を複数とした変形例における情報読み取りを説明するための説明図である。 PCの表示部の表示画面の一例を表す図である。 メール参照人にもメールを送る変形例における情報読み取りを説明するための説明図である。 PCの表示部の表示画面の一例を表す図である。 情報処理を変更または中止する変形例における情報読み取りを説明するための説明図である。 PCの表示部の表示画面の例を表す図である。 情報処理としてファクスを送信する変形例における情報読み取り機能付き情報端末装置を表す概略図である。 情報読み取りの様子を表す説明図である。 PCの表示部の表示画面の一例を表す図である。 図23の表示画面を印刷して得られるファクス原稿を表す図である。
符号の説明
10 情報読み取り機能付き情報端末装置
100 情報読み取り装置
123 メモリ(記憶手段)
130 アンテナ(通信手段)
150 IC回路部
151 アンテナ(タグ側アンテナ)
200 PC(情報端末)
201 表示部
260 ファクス機
A 処理対象カード
A1,A2 名刺カード(情報カード)
B 処理用カード
B1 メールカード
B1′ メールCCカード
C 名刺カード(情報カード)
D 本人カード
E キャンセルカード
F ファクスカード
T1 無線タグ(カードタグ、処理対象用無線タグ)
T11 無線タグ(カードタグ、処理対象用無線タグ)
T2 無線タグ(電子処理タグ、処理用無線タグ)
T3 無線タグ(操作者タグ)
T4 無線タグ(不能化タグ)
T5 無線タグ(電子処理タグ、処理用無線タグ)
To 無線タグ回路素子

Claims (11)

  1. 処理対象に関わる第1情報を記憶した処理対象用無線タグと、前記処理対象に対して実行する所定の情報処理に関わる第2情報を記憶した処理用無線タグとに対し、無線通信を介して情報送受信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介し、前記処理対象用無線タグ及び前記処理用無線タグにそれぞれ記憶された前記第1情報及び前記第2情報をそれぞれ取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段で取得した前記第1情報及び前記第2情報に基づき、前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行する情報処理手段と
    を有することを特徴とする情報読み取り機能付き情報端末装置。
  2. 請求項1記載の情報読み取り機能付き情報端末装置において、
    前記通信手段は、
    複数の前記処理対象用無線タグと、前記1つの処理用無線タグとに対し、無線通信を介し情報送受信を行い、
    前記情報取得手段は、
    前記通信手段を介し、前記複数の処理対象用無線タグにそれぞれ記憶された前記第1情報と、前記複数の処理対象に対して実行する1つの前記所定の情報処理に関する前記第2情報とを取得し、
    前記情報処理手段は、
    前記複数の第1情報に関わる複数の前記処理対象のそれぞれに対し、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行する
    ことを特徴とする情報読み取り機能付き情報端末装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の情報読み取り機能付き情報端末装置において、
    前記情報処理手段は、
    前記情報取得手段における前記第1情報の取得時期と前記第2情報の取得時期との時間差が所定範囲内であったときに、前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行する
    ことを特徴とする情報読み取り機能付き情報端末装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の情報読み取り機能付き情報端末装置において、
    前記通信手段は、
    処理操作者に関わる第3情報を記憶した操作者タグに対し、無線通信を介し情報送受信を行い、
    前記情報取得手段は、
    前記通信手段を介し、前記操作者タグに記憶された前記第3情報を取得し、
    前記情報処理手段は、
    前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記第3情報を関連づけた形で、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行する
    ことを特徴とする情報読み取り機能付き情報端末装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の情報読み取り機能付き情報端末装置において、
    前記通信手段を介し前記情報取得手段で取得した情報を記憶する記憶手段を設け、
    前記通信手段は、前記記憶手段に記憶された情報のうち少なくとも一部を読み取り不能化するための第4情報を記憶した不能化タグに対し、無線通信を介し情報送受信を行い、
    前記情報取得手段は、前記通信手段を介し、前記不能化タグに記憶された前記第4情報を取得し、
    前記情報取得手段で取得された前記第4情報に基づき、前記記憶手段に記憶された情報のうち、対応する情報を前記読み取り不能化する不能化処理手段を設けた
    ことを特徴とする情報読み取り機能付き情報端末装置。
  6. 請求項5記載の情報読み取り機能付き情報端末装置において、
    前記不能化処理手段は、
    前記情報取得手段での前記第4情報取得時における、前記通信手段を介した前記不能化タグとの通信時間の長短に応じて、前記読み取り不能化対象の情報を読み取り不能化する対象を決める
    ことを特徴とする情報読み取り機能付き情報端末装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の情報読み取り機能付き情報端末装置において、
    前記通信手段は、
    前記第1情報として少なくとも提供者の氏名及び連絡先情報を備えた前記処理対象としての情報カードに設けられた、前記処理対象用無線タグとしてのカードタグに対し、前記情報送受信を行い、
    前記情報取得手段は、
    前記カードタグに記憶された前記連絡先情報を少なくとも取得し、
    前記情報処理手段は、
    前記情報取得手段で取得した前記連絡先情報に対応する情報アクセス先に対し、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行する
    ことを特徴とする情報読み取り機能付き情報端末装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載の情報読み取り機能付き情報端末装置において、
    前記通信手段は、
    前記第2情報として、電子メール送信処理、電子メール添付処理、ファクス送信処理、電話発信処理、ホームページ閲覧処理のうちいずれかの処理に関わる電子処理情報を記憶した前記処理用無線タグとしての電子処理タグに対し、前記情報送受信を行い、
    前記情報取得手段は、
    前記電子処理タグに記憶された前記第1情報と前記電子処理情報とを少なくとも取得し、
    前記情報処理手段は、
    前記情報取得手段で取得した前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記所定の情報処理として、前記電子処理情報に対応した電子メール送信処理、電子メール添付処理、ファクス送信処理、電話発信処理、ホームページ閲覧処理のいずれかを実行する
    ことを特徴とする情報読み取り機能付き情報端末装置。
  9. 請求項8記載の情報読み取り機能付き情報端末装置において、
    前記情報処理手段は、
    前記ファクス送信処理として、有線又は無線の通信回線を介して接続されたファクス装置に対し、前記処理対象に対するファクス送信指令信号を出力するか、
    若しくは、
    前記電話発信処理として、有線又は無線の通信回線を介して接続された電話機に対し、前記処理対象に対する電話発信指令信号を出力する
    ことを特徴とする情報読み取り機能付き情報端末装置。
  10. 処理対象に関わる第1情報を記憶した処理対象用無線タグと、
    前記処理対象に対して実行する所定の情報処理に関わる第2情報を記憶した処理用無線タグと、
    前記処理対象無線タグ及び前記処理用無線タグに対し、無線通信を介して情報送受信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介し、前記処理対象用無線タグ及び前記処理用無線タグにそれぞれ記憶された前記第1情報及び前記第2情報をそれぞれ取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段で取得した前記第1情報及び前記第2情報に基づき、前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行する情報処理手段と
    を有することを特徴とする情報システム。
  11. 請求項10記載の情報システムにおいて、
    処理操作者に関わる第3情報を記憶した操作者タグを有し、
    前記通信手段は、
    前記操作者タグに対し、無線通信を介し情報送受信を行い、
    前記情報取得手段は、
    前記通信手段を介し、前記操作者タグに記憶された前記第3情報を取得し、
    前記情報処理手段は、
    前記第1情報に関わる前記処理対象に対し、前記第3情報を関連づけた形で、前記第2情報に関わる前記所定の情報処理を実行する
    ことを特徴とする情報システム。
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