JP4489453B2 - ケースユニット及び物品管理システム - Google Patents

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本発明は、RF−IDメディアを用いて物品を管理するためのケースユニット及び物品管理システムに関する。
近年、情報化社会の進展に伴って、商品等に貼付されるラベルに情報を記録し、このラベルを用いての商品等の物品管理が行われている。このようなラベルを用いた物品管理においては、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うことが可能なICチップが搭載された非接触型ICラベルを用いた物品管理が、その優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
図11は、一般的な非接触型ICラベルの構造の一例を示す図である。
本例における非接触型ICラベルは図11に示すように、樹脂シート等のベース基材550上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ510が搭載されるとともに、接点540を介してICチップ510と接続され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICチップ510に電流を供給し、ICチップ510に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うための導電性のアンテナ520がコイル状に形成されて構成されている。
上記のように構成された非接触型ICラベル500においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接すると、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ520に電流が流れ、この電流がICチップ510に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ510に情報が書き込まれたり、ICチップ510に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
このような非接触型ICラベル500等のようなRF−IDメディアは、例えば、レンタルビデオやレンタルCD等の物品管理に利用することが考えられる。また、そのようなRF−IDメディアを用いた物品管理方法として、例えば、物品となる書籍の背表紙と綴じ部との間に、固有なタグIDが書き込まれたRF−IDメディアを装着しておき、このタグIDによって書籍の物流あるいは在庫管理を行うことが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−63655号公報
上述したようなRF−IDメディアにおいては、情報書込/読出装置のコイル状のアンテナとRF−IDメディアのコイル状のアンテナとが電磁結合することにより、RF−IDメディアのアンテナに電流が流れ、この電流がRF−IDメディアのICチップに供給され、情報の書き込みあるいは読み出しが行われることになるが、情報書込/読出装置のアンテナとRF−IDメディアのアンテナとを対向させた場合と、情報書込/読出装置のアンテナとRF−IDメディアのアンテナとを互いに垂直となるように配置した場合とでは、情報書込/読出装置とRF−IDメディアとの間における通信可能距離が大きく異なり、情報書込/読出装置のアンテナとRF−IDメディアのアンテナとを互いに垂直となるように配置した場合は、情報書込/読出装置のアンテナとRF−IDメディアのアンテナとを対向させた場合と比べて、情報書込/読出装置のアンテナとRF−IDメディアとの間の通信可能距離が極めて短いものとなってしまう。
ここで、上述したようにRF−IDメディアを物品に貼付して物品管理を行う場合、物品単品に対しては、物品に貼付されたRF−IDメディアのアンテナと情報書込/読出装置のアンテナとを容易に対向させることができるが、RF−IDメディアが貼付された物品が複数存在する場合や、RF−IDメディアが貼付された物品がケース等に収納されている場合においては、RF−IDメディアのアンテナと情報書込/読出装置のアンテナとの相対的な配置方向における制約が生じ、それらを互いに対向させることが困難となってしまう場合があり、RF−IDメディアのアンテナと情報書込/読出装置のアンテナとを対向させることができない場合、RF−IDメディアと情報書込/読出装置のアンテナとの間の通信可能距離が極めて短いものとなってしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、RF−IDメディアを用いて物品を管理するためのケースユニット及び物品管理システムであって、物品の配置方向について少ない制約でRF−IDメディアを用いて物品を管理することができるケースユニット及び物品管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
パッケージに収納された物品をRF−IDメディアを用いて管理するためのケースユニットであって、
前記パッケージの1つの面に、当該パッケージの外周に沿うようにコイル状のパッケージ用アンテナが形成されるとともに、前記パッケージ用アンテナの1つの辺に近接対向して前記RF−IDメディアが設けられ、
前記RF−IDメディアの少なくとも一部が露出するように前記パッケージを収納可能に構成され、前記パッケージが収納された場合に前記パッケージ用アンテナのうち前記RF−IDメディアと近接対向した辺とは異なる辺に対向する領域及び該領域を有する面に隣接する面に渡ってコイル状のケース用アンテナが形成されたケースとを有し、
前記RF−IDメディアと前記パッケージ用アンテナとが、前記RF−IDメディアと前記パッケージ用アンテナの前記RF−IDメディアに近接対向する辺とで電磁結合し、前記パッケージ用アンテナと前記ケース用アンテナとが、前記ケースに前記パッケージが収納された場合に互いに対向する辺にて電磁結合する
また、パッケージに収納された物品をRF−IDメディアを用いて管理する物品管理システムであって、
前記パッケージの1つの面に、当該パッケージの外周に沿うようにコイル状のパッケージ用アンテナが形成されるとともに、前記パッケージ用アンテナの1つの辺に近接対向して前記RF−IDメディアが設けられ、
前記RF−IDメディアの少なくとも一部が露出するように前記パッケージを収納可能に構成され、前記パッケージが収納された場合に前記パッケージ用アンテナのうち前記RF−IDメディアと近接対向した辺とは異なる辺に対向する領域及び該領域を有する面に隣接する面に渡ってコイル状のケース用アンテナが形成されたケースと、
前記ケースが載置可能に構成され、前記ケースが載置された場合に前記ケースに形成された前記ケース用アンテナのうち、前記隣接する面に形成された部分にその一部が対向し、かつ、前記RF−IDメディアに対する情報の読み出しを行う情報読出手段に接続されたコイル状の読出アンテナが形成された載置部材とを有し、
前記RF−IDメディアと前記パッケージ用アンテナとが、前記RF−IDメディアと前記パッケージ用アンテナの前記RF−IDメディアに近接対向する辺とで電磁結合し、前記パッケージ用アンテナと前記ケース用アンテナとが、前記ケースに前記パッケージが収納された場合に互いに対向する辺にて電磁結合する
また、パッケージに収納された物品をRF−IDメディアを用いて管理する物品管理システムであって、
前記パッケージの1つの面に、前記RF−IDメディアが設けられるとともに該RF−IDメディアと電磁結合するコイル状のパッケージ用アンテナが形成され、
前記パッケージを収納可能に構成され、前記パッケージが収納された場合に前記パッケージ用アンテナと対向する面及び該面に隣接する面に渡って前記パッケージ用アンテナと電磁結合するコイル状のケース用アンテナが形成されたケースと、
前記ケースが載置可能に構成され、前記ケースが載置された場合に前記ケースに形成された前記ケース用アンテナのうち、前記隣接する面に形成された部分にその一部が対向し、かつ、前記RF−IDメディアに対する情報の読み出しを行う情報読出手段に接続されたコイル状の読出アンテナが形成された載置部材とを有し、
前記ケース用アンテナは、前記パッケージ用アンテナと対向する面に形成された部分と、前記読出アンテナと対向する部分とでは、前記載置部材上への載置面からの距離が異なるように形成されている
また、パッケージに収納された物品をRF−IDメディアを用いて管理する物品管理システムであって、
前記パッケージの1つの面に前記RF−IDメディアが設けられ、
前記パッケージを収納可能に構成され、前記パッケージが収納された場合に前記RF−IDメディアと対向する面及び該面に隣接する面に渡って前記RF−IDメディアと電磁結合するコイル状のケース用アンテナが形成されたケースと、
前記ケースが載置可能に構成され、前記ケースが載置された場合に前記ケースに形成された前記ケース用アンテナのうち、前記隣接する面に形成された部分にその一部が対向し、かつ、前記RF−IDメディアに対する情報の読み出しを行う情報読出手段に接続されたコイル状の読出アンテナが形成された載置部材とを有し、
前記ケース用アンテナは、前記RF−IDメディアと対向する面に形成された部分と、前記読出アンテナと対向する部分とでは、前記載置部材上への載置面からの距離が異なるように形成されている
上記のように構成された本発明においては、物品が収納されたパッケージの1つの面に設けられたRF−IDメディアとその面に形成されたコイル状のパッケージ用アンテナとが電磁結合し、さらに、このパッケージがケースに収納された場合、ケースに形成されたコイル状のケース用アンテナがパッケージに形成されたパッケージ用アンテナと電磁結合する。ここで、ケースに形成されたケース用アンテナは、パッケージがケースに収納された場合に、パッケージ用アンテナと対向する面及びその面に隣接する面に渡って形成されているため、RF−IDメディアに対して情報の書き込み及び読み出しを行う情報書込/読出手段に接続されたアンテナを、RF−IDメディアに対向させなくても、ケースに形成されたケース用アンテナのうち、パッケージ用アンテナと対向する面に隣接する面に形成された部分にその一部が対向するように設置すれば、RF−IDメディアに対する通信可能距離が短くなることはない。
このように、RF−IDメディアに対して情報の書き込み及び読み出しを行う情報書込/読出手段に接続されたアンテナを、RF−IDメディアに対向させなくても、通信可能距離が短くなることなくRF−IDメディアに対する通信を行うことができるので、RF−IDメディアが設けられたパッケージに収納された物品の配置方向についての制約が少なくなる。
以上説明したように本発明においては、物品が収納されたパッケージの1つの面に、RF−IDメディアが設けられるとともにRF−IDメディアと電磁結合するコイル状のパッケージ用アンテナが形成され、また、パッケージが収納可能に構成され、パッケージが収納された場合にパッケージ用アンテナと対向する面及び該面に隣接する面に渡ってパッケージ用アンテナと電磁結合するコイル状のケース用アンテナが形成されたケースとを少なくとも有する構成としたため、RF−IDメディアに対して情報の書き込み及び読み出しを行う情報書込/読出手段に接続されたアンテナを、RF−IDメディアに対向させなくても、ケースに形成されたケース用アンテナのうち、パッケージ用アンテナと対向する面に隣接する面に形成された部分にその一部が対向するように設置すれば、RF−IDメディアに対する通信可能距離が短くなることがなくなり、それにより、物品の配置方向について少ない制約でRF−IDメディアを用いて物品を管理することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明のケースユニットの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は物品が収納されたパッケージを示す図、(b)は(a)に示したパッケージが収納されるケースを示す図、(c)は(a)に示したパッケージが(b)に示したケースに収納された状態を示す図である。
本形態は図1に示すように、物品(不図示)が収納されたパッケージ10がケース20に収納されて構成されている。
パッケージ10は、収納された物品を管理するためのRF−IDメディアである非接触型ICラベル1が1つの面に貼付され、また、その同一面には、非接触型ICラベル1に電磁結合するコイル状のパッケージ用アンテナ11が形成されている。なお、このパッケージ用アンテナ11は、周知の様々な方法によって形成することが考えられるが、銀等からなる導電性ペーストをパッケージ10上に印刷することにより形成すれば安価に形成することができる。また、RF−IDメディアとしては、非接触型ICラベル1に限らず、タグ形状のものも考えられ、タグ形状のものをはめ込んだり、埋め込んだりすることによってRF−IDメディアをパッケージ10に設けることもできる。
ケース20は、パッケージ10を収納可能に構成された収納部22が設けられ、この収納部22にパッケージ10が収納された場合に、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11と対向する面及びその面に隣接する面に渡ってパッケージ用アンテナ11と電磁結合するコイル状のケース用アンテナ21が形成されている。なお、このケース20は、収納部22にパッケージ10が収納された状態で収納部22の挿入口とは反対側が下面となって載置されることになるが、ケース20に形成されたケース用アンテナ21においては、パッケージ10が収納された場合にパッケージ用アンテナ11と対向する面に形成された部分と、その面に隣接する面に形成された部分とでは、その載置面からの距離が、パッケージ用アンテナ11と対向する面に形成された部分の方が長くなるように形成されている。また、このケース用アンテナ21においても、パッケージ用アンテナ11と同様に、周知の様々な方法によって形成することが考えられるが、銀等からなる導電性ペーストをケース20上に印刷することにより形成すれば安価に形成することができる。
上記のように構成されたパッケージ10がケース20に設けられた収納部22に収納されることになるが、パッケージ10が収納部22に収納されると、図1(c)に示すように、パッケージ10の一部が収納部22から突出し、ケース20に形成されたケース用アンテナ21のうち、上述した載置面に最も近い部分が、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11の一部と対向するようになる。
図2は、図1に示したパッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1の構造を示す図である。
本形態における非接触型ICラベル1は図2に示すように、樹脂シート等のベース基材4上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ2が搭載されるとともに、接点5を介してICチップ2と接続され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICチップ2に電流を供給し、ICチップ2に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うための導電性のアンテナ3がコイル状に形成されて構成されている。
上記のように構成された非接触型ICラベル1においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接すると、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ3に電流が流れ、この電流がICチップ2に供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ2に情報が書き込まれたり、ICチップ2に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。すなわち、本形態においては、物品が収納されたパッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1のICチップ2に、その物品を特定可能な情報を書き込んでおき、この情報を情報書込/読出装置にて読み出すことにより、非接触型ICラベル1を用いた物品管理を行うことになる。
以下に、上述したケースユニットを用いて物品を管理する物品管理システムについて説明する。
図3は、図1に示したケースユニットを用いた物品管理システムの一例を示す図である。
本形態における物品管理システムは図3に示すように、図1に示したようなパッケージ10が収納されたケース20が、パッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1に対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行う情報書込/読出装置40に接続されたコイル状の読出アンテナ31が形成された載置台30上に載置されて構成される。
載置台30に形成された読出アンテナ31は、ケース20が載置台30上に載置された場合に、その一部が、ケース20に形成されたケース用アンテナ21のうち、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11と対向する面に隣接する面に形成された部分と対向するように形成されている。なお、対向とは、ケース用アンテナ21と電磁結合するために略平行に配置された状態であって、各アンテナ間の距離は近いことが好ましいが、アンテナのサイズや材質等によりデータの読取が可能なだけの電磁結合が確保される距離であれば良い。
上述したように、パッケージ10が収納されたケース20が、情報書込/読出装置40に接続された読出アンテナ31が形成された載置台30上に載置された状態においては、情報書込/読出装置40に接続された読出アンテナ31とパッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1との距離が長く、かつ、それらが互いに対向していないため、情報書込/読出装置40において非接触型ICラベル1に対する情報の書き込み及び読み出しを直接行うことができない。
ところが、本形態においては、非接触型ICラベル1が貼付されたパッケージ10には、非接触型ICラベル1に電磁結合するパッケージ用アンテナ11が形成されており、また、このパッケージ10が収納されたケース20には、パッケージ10が収納された場合に、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11と対向する面及びその面に隣接する面に渡ってパッケージ用アンテナ11と電磁結合するケース用アンテナ21が形成されており、このケース20が載置台30上に載置された場合に、ケース20に形成されたケース用アンテナ21のうち、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11と対向する面に隣接する面に形成された部分と、情報書込/読出装置40に接続された読出アンテナ31の一部とが対向するため、情報書込/読出装置40において非接触型ICラベル1に対する情報の書き込み及び読み出しを行うことができるようになる。なお、本形態においては、非接触型ICラベル1に対して情報の書き込み及び読み出しが可能な情報書込/読出装置40が読出アンテナ31に接続されて構成されているが、非接触型ICラベル1に対して少なくとも情報の読み出しが可能な情報読出手段が読出アンテナ31に接続される構成であってもよい。
以下にその詳細な動作について説明する。
図4は、図3に示した物品管理システムの動作を説明するための図である。
パッケージ10が収納されたケース20が載置台30上に載置された状態において、情報書込/読出装置40にて、パッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1に対して情報の書き込みあるいは読み出しを行うために読出アンテナ31に電流が流れると、読出アンテナ31の一部に対向しているケース用アンテナ21が読出アンテナ31と電磁結合し(図中A)、それにより、ケース用アンテナ21に電流が流れる。
また、ケース用アンテナ21に電流が流れると、ケース用アンテナ21に対向しているパッケージ用アンテナ11がケース用アンテナ21と電磁結合し(図中B)、それにより、パッケージ用アンテナ11に電流が流れる。すると、パッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1のアンテナ3(図2参照)がパッケージ用アンテナ11と電磁結合し(図中C)、アンテナ3に電流が流れ、この電流が非接触型ICラベル1のICチップ2(図2参照)に供給され、それにより、情報書込/読出装置40から、読出アンテナ31、ケース用アンテナ21、パッケージ用アンテナ11及びアンテナ3を介して非接触型ICラベル1のICチップ2に情報が書き込まれたり、非接触型ICラベル1のICチップ2に書き込まれた情報が、アンテナ3、パッケージ用アンテナ11、ケース用アンテナ21及び読出アンテナ31を介して情報書込/読出装置40に読み出されたりする。
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態においては、ケース20に形成されたケース用アンテナ21を、パッケージ10が収納された場合にパッケージ用アンテナ11と対向する面に形成された部分と、その面に隣接する面に形成された部分とで、その載置面からの距離が、パッケージ用アンテナ11と対向する面に形成された部分の方が長くなるように形成し、それにより、ケース20に形成されたケース用アンテナ21のうち、ケース20が載置台30上に載置された場合に、載置台30に形成された読出アンテナ31と対向する部分のみが載置台30に近接する構成とし、ケース用アンテナ21の他の領域と読出アンテナ31との間における不必要な電磁結合が生じることを回避しているが、そのようなことを考慮しない場合は、ケース20に形成されたケース用アンテナ21において、パッケージ10が収納された場合にパッケージ用アンテナ11と対向する面に形成された部分と、その面に隣接する面に形成された部分とで、その載置面からの距離が等しくなるような形状に形成することも考えられる。以下に、そのような場合の実施の形態について説明する。
図5は、本発明のケースユニットの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は物品が収納されたパッケージを示す図、(b)は(a)に示したパッケージが収納されるケースを示す図、(c)は(a)に示したパッケージが(b)に示したケースに収納された状態を示す図である。
本形態は図5に示すように、物品(不図示)が収納されたパッケージ10がケース120に収納されて構成されている。
パッケージ10は、図1に示したものと同一のものであって、収納された物品を管理するためのRF−IDメディアである非接触型ICラベル1が1つの面に貼付され、また、その同一面には、非接触型ICラベル1に電磁結合するコイル状のパッケージ用アンテナ11が形成されている。なお、このパッケージ用アンテナ11は、周知の様々な方法によって形成することが考えられるが、銀等からなる導電性ペーストをパッケージ10上に印刷することにより形成すれば安価に形成することができる。また、RF−IDメディアとしては、非接触型ICラベル1に限らず、タグ形状のものも考えられ、タグ形状のものをはめ込んだり、埋め込んだりすることによってRF−IDメディアをパッケージ10に設けることもできる。
ケース120は、パッケージ110を収納可能に構成された収納部122が設けられ、この収納部122にパッケージ110が収納された場合に、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11と対向する面及びその面に隣接する面に渡ってパッケージ用アンテナ11と電磁結合するコイル状のケース用アンテナ121が形成されている。なお、このケース用アンテナ121においても、パッケージ用アンテナ11と同様に、周知の様々な方法によって形成することが考えられるが、銀等からなる導電性ペーストをケース120上に印刷することにより形成すれば安価に形成することができる。
上記のように構成されたパッケージ10がケース120に設けられた収納部122に収納されることになるが、パッケージ10が収納部122に収納されると、図5(c)に示すように、パッケージ10の一部が収納部122から突出し、ケース120に形成されたケース用アンテナ121のうち、収納部122の挿入口に最も近い部分が、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11の一部と対向するようになる。
以下に、上述したケースユニットを用いて物品を管理する物品管理システムについて説明する。
図6は、図5に示したケースユニットを用いた物品管理システムの一例を示す図である。
本形態における物品管理システムは図6に示すように、図5に示したようなパッケージ10が収納されたケース120が、パッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1に対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行う情報書込/読出装置40に接続されたコイル状の読出アンテナ31が形成された載置台30上に載置されて構成される。
載置台30に形成された読出アンテナ31は、ケース120が載置台30上に載置された場合に、その一部が、ケース120に形成されたケース用アンテナ121のうち、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11と対向する面に隣接する面に形成された部分と対向するように形成されている。なお、対向とは、ケース用アンテナ121と電磁結合するために略平行に配置された状態であって、各アンテナ間の距離は近いことが好ましいが、アンテナのサイズや材質等によりデータの読取が可能なだけの電磁結合が確保される距離であれば良い。
上述したように、パッケージ10が収納されたケース120が、情報書込/読出装置40に接続された読出アンテナ31が形成された載置台30上に載置された状態においては、情報書込/読出装置40に接続された読出アンテナ31とパッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1との距離が長く、かつ、それらが互いに対向していないため、情報書込/読出装置40において非接触型ICラベル1に対する情報の書き込み及び読み出しを直接行うことができない。
ところが、本形態においては、非接触型ICラベル1が貼付されたパッケージ10には、非接触型ICラベル1に電磁結合するパッケージ用アンテナ11が形成されており、また、このパッケージ10が収納されたケース120には、パッケージ10が収納された場合に、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11と対向する面及びその面に隣接する面に渡ってパッケージ用アンテナ11と電磁結合するケース用アンテナ121が形成されており、このケース120が載置台30上に載置された場合に、ケース120に形成されたケース用アンテナ121のうち、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11と対向する面に隣接する面に形成された部分と、情報書込/読出装置40に接続された読出アンテナ31の一部とが対向するため、情報書込/読出装置40において非接触型ICラベル1に対する情報の書き込み及び読み出しを行うことができるようになる。なお、本形態においては、非接触型ICラベル1に対して情報の書き込み及び読み出しが可能な情報書込/読出装置40が読出アンテナ31に接続されて構成されているが、非接触型ICラベル1に対して少なくとも情報の読み出しが可能な情報読出手段が読出アンテナ31に接続される構成であってもよい。
以下にその詳細な動作について説明する。
図7は、図6に示した物品管理システムの動作を説明するための図である。
パッケージ10が収納されたケース120が載置台30上に載置された状態において、情報書込/読出装置40にて、パッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1に対して情報の書き込みあるいは読み出しを行うために読出アンテナ31に電流が流れると、読出アンテナ31の一部に対向しているケース用アンテナ121が読出アンテナ31と電磁結合し(図中A)、それにより、ケース用アンテナ121に電流が流れる。
また、ケース用アンテナ121に電流が流れると、ケース用アンテナ121に対向しているパッケージ用アンテナ11がケース用アンテナ121と電磁結合し(図中B)、それにより、パッケージ用アンテナ11に電流が流れる。すると、パッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1のアンテナ3(図2参照)がパッケージ用アンテナ11と電磁結合し(図中C)、アンテナ3に電流が流れ、この電流が非接触型ICラベル1のICチップ2(図2参照)に供給され、それにより、情報書込/読出装置40から読出アンテナ31、ケース用アンテナ121、パッケージ用アンテナ11及びアンテナ3を介して非接触型ICラベル1のICチップ2に情報が書き込まれたり、非接触型ICラベル1のICチップ2に書き込まれた情報が、アンテナ3、パッケージ用アンテナ11、ケース用アンテナ121及び読出アンテナ31を介して情報書込/読出装置40に読み出されたりする。
(第3の実施の形態)
上述した第1の実施の形態においては、非接触型ICラベル1が貼付されたパッケージ10に、非接触型ICラベル1に電磁結合するパッケージ用アンテナ11が形成されており、また、このパッケージ10が収納されたケース20に、パッケージ10が収納された場合に、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11と対向する面及びその面に隣接する面に渡ってパッケージ用アンテナ11と電磁結合するケース用アンテナ21が形成されており、このケース20が載置台30上に載置された場合に、ケース20に形成されたケース用アンテナ21のうち、パッケージ10に形成されたパッケージ用アンテナ11と対向する面に隣接する面に形成された部分と、情報書込/読出装置40に接続された読出アンテナ31の一部とが対向することにより、情報書込/読出装置40において非接触型ICラベル1に対する情報の書き込み及び読み出しが可能となっているが、パッケージ10がケース20に収納された場合に、ケース20に形成されたケース用アンテナ21と対向する領域に非接触型ICラベル1を貼付しておき、それにより、パッケージ10にパッケージ用アンテナ11を形成しないことも考えられる。
図8は、本発明のケースユニットの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は物品が収納されたパッケージを示す図、(b)は(a)に示したパッケージが収納されるケースを示す図、(c)は(a)に示したパッケージが(b)に示したケースに収納された状態を示す図である。
本形態は図8に示すように、物品(不図示)が収納されるとともに、1つの面にRF−IDメディアである非接触型ICラベル1が貼付されたパッケージ110がケース20に収納されて構成されている。なお、RF−IDメディアとしては、非接触型ICラベル1に限らず、タグ形状のものも考えられ、タグ形状のものをはめ込んだり、埋め込んだりすることによってRF−IDメディアをパッケージ10に設けることもできる。
ケース20は、パッケージ110を収納可能に構成された収納部22が設けられ、この収納部22にパッケージ110が収納された場合に、パッケージ110に貼付された非接触型ICラベル1と対向する面及びその面に隣接する面に渡って非接触型ICラベル1と電磁結合するコイル状のケース用アンテナ21が形成されている。なお、このケース20は、収納部22にパッケージ110が収納された状態で収納部22の挿入口とは反対側が下面となって載置されることになるが、ケース20に形成されたケース用アンテナ21においては、パッケージ10が収納された場合に非接触型ICラベル1と対向する面に形成された部分と、その面に隣接する面に形成された部分とでは、その載置面からの距離が、非接触型ICラベル1と対向する面に形成された部分の方が長くなるように形成されている。また、このケース用アンテナ21においては、周知の様々な方法によって形成することが考えられるが、銀等からなる導電性ペーストをケース20上に印刷することにより形成すれば安価に形成することができる。
上記のように構成されたパッケージ110がケース20に設けられた収納部22に収納されることになるが、パッケージ110が収納部22に収納されると、図8(c)に示すように、パッケージ110の一部が収納部22から突出し、ケース20に形成されたケース用アンテナ21のうち、上述した載置面に最も近い部分が、パッケージ110に貼付された非接触型ICラベル1の一部と対向するようになる。
以下に、上述したケースユニットを用いて物品を管理する物品管理システムについて説明する。
図9は、図8に示したケースユニットを用いた物品管理システムの一例を示す図である。
本形態における物品管理システムは図9に示すように、図8に示したようなパッケージ110が収納されたケース20が、パッケージ10に貼付された非接触型ICラベル1に対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行う情報書込/読出装置40に接続されたコイル状の読出アンテナ31が形成された載置台30上に載置されて構成される。
載置台30に形成された読出アンテナ31は、ケース20が載置台30上に載置された場合に、その一部が、ケース20に形成されたケース用アンテナ21のうち、パッケージ110に貼付された非接触型ICラベル1と対向する面に隣接する面に形成された部分と対向するように形成されている。なお、対向とは、ケース用アンテナ21と電磁結合するために略平行に配置された状態であって、各アンテナ間の距離は近いことが好ましいが、アンテナのサイズや材質等によりデータの読取が可能なだけの電磁結合が確保される距離であれば良い。
上述したように、パッケージ110が収納されたケース20が、情報書込/読出装置40に接続された読出アンテナ31が形成された載置台30上に載置された状態においては、情報書込/読出装置40に接続された読出アンテナ31とパッケージ110に貼付された非接触型ICラベル1との距離が長く、かつ、それらが互いに対向していないため、情報書込/読出装置40において非接触型ICラベル1に対する情報の書き込み及び読み出しを直接行うことができない。
ところが、本形態においては、パッケージ110が収納されたケース20に、パッケージ110が収納された場合に、パッケージ110に貼付された非接触型ICラベル1と対向する面及びその面に隣接する面に渡って非接触型ICラベル1と電磁結合するケース用アンテナ21が形成されており、このケース20が載置台30上に載置された場合に、ケース20に形成されたケース用アンテナ21のうち、パッケージ110に貼付された非接触型ICラベル1と対向する面に隣接する面に形成された部分と、情報書込/読出装置40に接続された読出アンテナ31の一部とが対向するため、情報書込/読出装置40において非接触型ICラベル1に対する情報の書き込み及び読み出しを行うことができるようになる。なお、本形態においては、非接触型ICラベル1に対して情報の書き込み及び読み出しが可能な情報書込/読出装置40が読出アンテナ31に接続されて構成されているが、非接触型ICラベル1に対して少なくとも情報の読み出しが可能な情報読出手段が読出アンテナ31に接続される構成であってもよい。
以下にその詳細な動作について説明する。
図10は、図9に示した物品管理システムの動作を説明するための図である。
パッケージ110が収納されたケース20が載置台30上に載置された状態において、情報書込/読出装置40にて、パッケージ110に貼付された非接触型ICラベル1に対して情報の書き込みあるいは読み出しを行うために読出アンテナ31に電流が流れると、読出アンテナ31の一部に対向しているケース用アンテナ21が読出アンテナ31と電磁結合し(図中A)、それにより、ケース用アンテナ21に電流が流れる。
また、ケース用アンテナ21に電流が流れると、ケース用アンテナ21に対向している非接触型ICラベル1のアンテナ3(図2参照)がケース用アンテナ21と電磁結合し(図中B)、アンテナ3に電流が流れ、この電流が非接触型ICラベル1のICチップ2(図2参照)に供給され、それにより、情報書込/読出装置40から、読出アンテナ31、ケース用アンテナ21及びアンテナ3を介して非接触型ICラベル1のICチップ2に情報が書き込まれたり、非接触型ICラベル1のICチップ2に書き込まれた情報が、アンテナ3、ケース用アンテナ21及び読出アンテナ31を介して情報書込/読出装置40に読み出されたりする。
本発明のケースユニットの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は物品が収納されたパッケージを示す図、(b)は(a)に示したパッケージが収納されるケースを示す図、(c)は(a)に示したパッケージが(b)に示したケースに収納された状態を示す図である。 図1に示したパッケージに貼付された非接触型ICラベルの構造を示す図である。 図1に示したケースユニットを用いた物品管理システムの一例を示す図である。 図3に示した物品管理システムの動作を説明するための図である。 本発明のケースユニットの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は物品が収納されたパッケージを示す図、(b)は(a)に示したパッケージが収納されるケースを示す図、(c)は(a)に示したパッケージが(b)に示したケースに収納された状態を示す図である。 図5に示したケースユニットを用いた物品管理システムの一例を示す図である。 図6に示した物品管理システムの動作を説明するための図である。 本発明のケースユニットの第3の実施の形態を示す図であり、(a)は物品が収納されたパッケージを示す図、(b)は(a)に示したパッケージが収納されるケースを示す図、(c)は(a)に示したパッケージが(b)に示したケースに収納された状態を示す図である。 図8に示したケースユニットを用いた物品管理システムの一例を示す図である。 図9に示した物品管理システムの動作を説明するための図である。 一般的な非接触型ICラベルの構造の一例を示す図である。
符号の説明
1 非接触型ICラベル
2 ICチップ
3 アンテナ
4 ベース基材
5 接点
10,110 パッケージ
11 パッケージ用アンテナ
20,120 ケース
21,121 ケース用アンテナ
22,122 収納部
30 載置台
31 読出アンテナ
40 情報書込/読出装置

Claims (4)

  1. パッケージに収納された物品をRF−IDメディアを用いて管理するためのケースユニットであって、
    前記パッケージの1つの面に、当該パッケージの外周に沿うようにコイル状のパッケージ用アンテナが形成されるとともに、前記パッケージ用アンテナの1つの辺に近接対向して前記RF−IDメディアが設けられ、
    前記RF−IDメディアの少なくとも一部が露出するように前記パッケージを収納可能に構成され、前記パッケージが収納された場合に前記パッケージ用アンテナのうち前記RF−IDメディアと近接対向した辺とは異なる辺に対向する領域及び該領域を有する面に隣接する面に渡ってコイル状のケース用アンテナが形成されたケースとを有し、
    前記RF−IDメディアと前記パッケージ用アンテナとが、前記RF−IDメディアと前記パッケージ用アンテナの前記RF−IDメディアに近接対向する辺とで電磁結合し、前記パッケージ用アンテナと前記ケース用アンテナとが、前記ケースに前記パッケージが収納された場合に互いに対向する辺にて電磁結合するケースユニット。
  2. パッケージに収納された物品をRF−IDメディアを用いて管理する物品管理システムであって、
    前記パッケージの1つの面に、当該パッケージの外周に沿うようにコイル状のパッケージ用アンテナが形成されるとともに、前記パッケージ用アンテナの1つの辺に近接対向して前記RF−IDメディアが設けられ、
    前記RF−IDメディアの少なくとも一部が露出するように前記パッケージを収納可能に構成され、前記パッケージが収納された場合に前記パッケージ用アンテナのうち前記RF−IDメディアと近接対向した辺とは異なる辺に対向する領域及び該領域を有する面に隣接する面に渡ってコイル状のケース用アンテナが形成されたケースと、
    前記ケースが載置可能に構成され、前記ケースが載置された場合に前記ケースに形成された前記ケース用アンテナのうち、前記隣接する面に形成された部分にその一部が対向し、かつ、前記RF−IDメディアに対する情報の読み出しを行う情報読出手段に接続されたコイル状の読出アンテナが形成された載置部材とを有し、
    前記RF−IDメディアと前記パッケージ用アンテナとが、前記RF−IDメディアと前記パッケージ用アンテナの前記RF−IDメディアに近接対向する辺とで電磁結合し、前記パッケージ用アンテナと前記ケース用アンテナとが、前記ケースに前記パッケージが収納された場合に互いに対向する辺にて電磁結合する物品管理システム。
  3. パッケージに収納された物品をRF−IDメディアを用いて管理する物品管理システムであって、
    前記パッケージの1つの面に、前記RF−IDメディアが設けられるとともに該RF−IDメディアと電磁結合するコイル状のパッケージ用アンテナが形成され、
    前記パッケージを収納可能に構成され、前記パッケージが収納された場合に前記パッケージ用アンテナと対向する面及び該面に隣接する面に渡って前記パッケージ用アンテナと電磁結合するコイル状のケース用アンテナが形成されたケースと、
    前記ケースが載置可能に構成され、前記ケースが載置された場合に前記ケースに形成された前記ケース用アンテナのうち、前記隣接する面に形成された部分にその一部が対向し、かつ、前記RF−IDメディアに対する情報の読み出しを行う情報読出手段に接続されたコイル状の読出アンテナが形成された載置部材とを有し、
    前記ケース用アンテナは、前記パッケージ用アンテナと対向する面に形成された部分と、前記読出アンテナと対向する部分とでは、前記載置部材上への載置面からの距離が異なるように形成されている物品管理システム。
  4. パッケージに収納された物品をRF−IDメディアを用いて管理する物品管理システムであって、
    前記パッケージの1つの面に前記RF−IDメディアが設けられ、
    前記パッケージを収納可能に構成され、前記パッケージが収納された場合に前記RF−IDメディアと対向する面及び該面に隣接する面に渡って前記RF−IDメディアと電磁結合するコイル状のケース用アンテナが形成されたケースと、
    前記ケースが載置可能に構成され、前記ケースが載置された場合に前記ケースに形成された前記ケース用アンテナのうち、前記隣接する面に形成された部分にその一部が対向し、かつ、前記RF−IDメディアに対する情報の読み出しを行う情報読出手段に接続されたコイル状の読出アンテナが形成された載置部材とを有し、
    前記ケース用アンテナは、前記RF−IDメディアと対向する面に形成された部分と、前記読出アンテナと対向する部分とでは、前記載置部材上への載置面からの距離が異なるように形成されている物品管理システム。
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