JP3786368B2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDやDVDなどの光ディスクや光磁気ディスク(以下、ディスクと略称する)の再生や記録または消去を行うためのディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ディスクプレーヤの技術として特許文献1などに記載したものなどがあり、その一例を図8から図9に基づいて説明すると、これは、トレイ1を前後進a,b可能に支持する合成樹脂製筐体2が設けられ、ターンテーブル3付きスピンドルモータ4及び光ピックアップ5を搭載したドライブシャーシ6の基端部に突設した左右一対の枢支軸6aを筐体2の後部に設けた軸受2aに嵌入させると共に、該ドライブシャーシ6の先端部に突設した一対の固定カム軸7a,7b及び可動カム軸7cを筐体2の前部に前後進a,b方向とは直交する左右方向c,dにスライド可能に配置したカム板8のカム孔8aに嵌入させることにより、そのドライブシャーシ6が筐体2に枢支軸6a回りで上下動e,f可能に組み込まれている。なお、図9中、10はターンテーブル3に対向して筐体2の上部に架設した天板部2bの中央収納部11内に昇降可能に配置した磁石12付きディスクホルダであって、トレイ1上のディスクDをターンテーブル6とで挟持する〔図9(a)参照〕。
【0003】
アンローディング動作を説明すると、図8実線及び図9(a)に示す状態からカム板8を右方向dにスライドさせることにより、各カム孔8a及び各カム軸7a〜7cを介してドライブシャーシ6を両枢支軸6a回りで下動eさせ〔図9(b)参照〕、続いて、トレイ1を前進aさせる。
【0004】
ローディング動作は、上記とはほぼ逆の手順で、図9(b)に示す状態からトレイ1を後進bさせた後にカム板8を左方向cにスライドさせて、各カム孔8a及び各カム軸7a〜7cを介してドライブシャーシ6を両枢支軸6a回りで上動fさせ〔図9(a)参照〕、トレイ1上のディスクDをターンテーブル3とディスクホルダ10とでチャッキングする。その後、スピンドルモータ4によりターンテーブル3を介してディスクDを高速回転させ、該ディスクDに記録されている情報を読み取る。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−143964号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、スピンドルモータ4によりターンテーブル3を介してディスクDを高速回転させる際に、該スピンドルモータ4の振動がドライブシャーシ6に伝達され、更に、ドライブシャーシ6の振動が光ピックアップ5に伝達されて、その光ピックアップ5によるトラックの追従が円滑に行われず、例えば再生画面にノイズが生じる。
【0007】
そこで、筐体2の前部に押さえ片を突設し、上動するドライブシャーシの前部をその押さえ片の下面に圧接させ、これにより発生する押さえ力で該ドライブシャーシ6の振動を押さえることが考えられるが、これでは、押さえ片が上方に塑性変形して押し付け力が低下しやすく、比較的短期間でドライブシャーシ6の振動を押さえることが困難になる。
【0008】
本発明は、上記欠点に鑑み、ドライブシャーシの振動を長期にわたって押さえることができるようにしたディスクプレーヤを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、トレイを前後進可能に支持する筐体が設けられ、ターンテーブル付きスピンドルモータ及び光ピックアップを搭載したドライブシャーシの基端部に突設した左右一対の枢支軸を筐体の後部に設けた軸受に嵌入させると共に、該ドライブシャーシの先端部に突設したカム軸を筐体の前部に前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカム板のカム孔に嵌入させており、アンローディング信号に基づいて、カム板を一方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで下動させた後にトレイを前進させ、ローディング信号に基づいて、トレイを後進させた後にカム板を他方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで上動させるようにしたディスクプレーヤにおいて、上動するドライブシャーシの前部を押さえるための左右一対の押さえ片が筐体の前部に一体突設され、該両押さえ片のうちの一方が弾性変位可能に形成されてその先端に突起部が突設され、該突起部の内側面が側方に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状押さえ面とされており、上動するドライブシャーシの前部側縁をその傾斜状押さえ面に弾性的に接触させるように形成し、突起部の後端面が前進方向に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状ガイド面とされており、筐体に組み込んだドライブシャーシの前縁によりその傾斜状ガイド面を弾性的に押し上げるようにしたことを特徴としている。
【0010】
上記構成は第1の実施の形態(図1から図4参照)に対応するものであって、これによれば、ドライブシャーシを上動させスピンドルモータによりターンテーブルを介してディスクを高速回転させる際に、一方の押さえ片の側方に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状押さえ面にドライブシャーシの前部側縁を弾性的に接触させており、例え一方の押さえ片が上方に塑性変形しても、前記傾斜状押さえ面とドライブシャーシの前部側縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができ、これによって、光ピックアップによるトラックの追従を精密に行わせて、例えばノイズの発生が無い高品質の画面を再生することができる。
【0011】
また、ドライブシャーシの前縁により突起部の傾斜状ガイド面が弾性的に押し上げられ、該突起部がドライブシャーシの前進を阻害することがないので、そのドライブシャーシの組み込み作業を迅速容易に行うことができる。
【0012】
更に、一方の押さえ片に若干の加工を施すだけで、傾斜状押さえ面及び傾斜状ガイド面を形成することができ、その加工に手間がかからず部品点数も増加しないから、経済的である。
【0013】
請求項2に記載の発明は、トレイを前後進可能に支持する筐体が設けられ、ターンテーブル付きスピンドルモータ及び光ピックアップを搭載したドライブシャーシの基端部に突設した左右一対の枢支軸を筐体の後部に設けた軸受に嵌入させると共に、該ドライブシャーシの先端部に突設したカム軸を筐体の前部に前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカム板のカム孔に嵌入させており、アンローディング信号に基づいて、カム板を一方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで下動させた後にトレイを前進させ、ローディング信号に基づいて、トレイを後進させた後にカム板を他方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで上動させるようにしたディスクプレーヤにおいて、上動するドライブシャーシの前部を押さえるための左右一対の押さえ片が筐体の前部に一体突設され、該両押さえ片が弾性変位可能に形成されてその先端に突起部が突設され、該各突起部の内側面が側方に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状押さえ面とされており、上動するドライブシャーシの前部両側縁をその両傾斜状押さえ面に弾性的に接触させるように形成し、前記各突起部の後端面が前進方向に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状ガイド面とされており、筐体に組み込んだドライブシャーシの前縁によりその傾斜状ガイド面を弾性的に押し上げるようにしたことを特徴としている。
【0014】
上記構成は第2の実施の形態(図5参照)に対応するものであって、これによれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができ、特に、両押さえ片の傾斜状押さえ面によりドライブシャーシの前部を両側から挟み付けており、例え両押さえ片が上方に塑性変形しても、前記両傾斜状押さえ面とドライブシャーシの前部両側縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって一層確実に押さえることができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、トレイを前後進可能に支持する筐体が設けられ、ターンテーブル付きスピンドルモータ及び光ピックアップを搭載したドライブシャーシの基端部に突設した左右一対の枢支軸を筐体の後部に設けた軸受に嵌入させると共に、該ドライブシャーシの先端部に突設したカム軸を筐体の前部に前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカム板のカム孔に嵌入させており、アンローディング信号に基づいて、カム板を一方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで下動させた後にトレイを前進させ、ローディング信号に基づいて、トレイを後進させた後にカム板を他方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで上動させるようにしたディスクプレーヤにおいて、上動するドライブシャーシの前部を押さえるための左右一対の押さえ片が筐体の前部に一体突設され、該両押さえ片の一方が弾性変位可能に形成されてその先端に突起部が突設され、該突起部の下面にカム軸に対向して凹部が形成されると共に、該凹部の両内側面が上すぼまり状の傾斜状押さえ面とされており、上動するドライブシャーシのカム軸を凹部に嵌入させて、該カム軸の外周面を両傾斜状押さえ面に接触させるように形成したことを特徴としている。
【0016】
上記構成は第3の実施の形態(図6参照)に対応するものであって、これによれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができ、特に、一方の押さえ片の上すぼまり状に傾斜させた両傾斜状押さえ面に対してドライブシャーシのカム軸を弾性的に接触させており、例え一方の押さえ片が上方に塑性変形しても、前記両傾斜状押さえ面とドライブシャーシのカム軸との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、トレイを前後進可能に支持する筐体が設けられ、ターンテーブル付きスピンドルモータ及び光ピックアップを搭載したドライブシャーシの基端部に突設した左右一対の枢支軸を筐体の後部に設けた軸受に嵌入させると共に、該ドライブシャーシの先端部に突設したカム軸を筐体の前部に前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカム板のカム孔に嵌入させており、アンローディング信号に基づいて、カム板を一方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで下動させた後にトレイを前進させ、ローディング信号に基づいて、トレイを後進させた後にカム板を他方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで上動させるようにしたディスクプレーヤにおいて、上動するドライブシャーシの前部を押さえるための左右一対の押さえ片が筐体の前部に一体突設され、該両押さえ片の一方が弾性変位可能に形成されてその先端に突起部が突設され、該突起部の外周面が下すぼまりテーパ状のテーパ状押さえ面とされ、その突起部に対向してドライブシャーシの上面に嵌合孔が形成されており、上動するドライブシャーシの嵌合孔を突起部に嵌入させて、該嵌合孔の内周縁を突起部のテーパ状押さえ面に接触させるように形成したことを特徴としている。
【0018】
上記構成は第4の実施の形態(図7参照)に対応するものであって、これによれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができ、特に、一方の押さえ片のテーパ状押さえ面に対してドライブシャーシの嵌合孔を弾性的に嵌合させており、例え一方の押さえ片が上方に塑性変形しても、前記テーパ状押さえ面と嵌合孔内周縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができる。
【0019】
請求項5に記載の発明は、トレイを前後進可能に支持する筐体が設けられ、ターンテーブル付きスピンドルモータ及び光ピックアップを搭載したドライブシャーシの基端部に突設した左右一対の枢支軸を筐体の後部に設けた軸受に嵌入させると共に、該ドライブシャーシの先端部に突設したカム軸を筐体の前部に前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカム板のカム孔に嵌入させており、アンローディング信号に基づいて、カム板を一方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで下動させた後にトレイを前進させ、ローディング信号に基づいて、トレイを後進させた後にカム板を他方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで上動させるようにしたディスクプレーヤにおいて、上動するドライブシャーシの前部を押さえるための左右一対の押さえ片が筐体の前部に一体突設され、該両押さえ片またはその一方が弾性変位可能に形成されてその先端に突起部が突設されると共に、該突起部に防振機能が付加されており、上動するドライブシャーシの前部を防振機能を介して前記突起部に係合させるようにしたことを特徴としている。
【0020】
上記構成によれば、ドライブシャーシを上動させスピンドルモータによりターンテーブルを介してディスクを高速回転させる際に、両押さえ片またはその一方に付加した防振機能とドライブシャーシの前部との弾性的係合状態を維持して、スピンドルモータの高速回転によるドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができ、これによって、光ピックアップによるトラックの追従を精密に行わせて、例えばノイズの発生が無い高品質の画面を再生することができる。
【0021】
また、押さえ片に若干の加工を施して防振機能を付加するだけでよく、その加工に手間がかからず部品点数も増加しないから、経済的である。
【0022】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記防振機能が、突起部の内側面を側方に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜させて形成した傾斜状押さえ面からなり、上動したドライブシャーシの前部側縁をその傾斜状押さえ面に弾性的に接触させるようにしたことを特徴としている。
【0023】
上記構成によれば、ドライブシャーシを上動させスピンドルモータによりターンテーブルを介してディスクを高速回転させる際に、押さえ片の側方に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状押さえ面にドライブシャーシの前部側縁を弾性的に接触させており、例え傾斜状押さえ面を有する押さえ片が上方に塑性変形しても、前記傾斜状押さえ面とドライブシャーシの前部側縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができ、これによって、光ピックアップによるトラックの追従を精密に行わせて、例えばノイズの発生が無い高品質の画面を再生することができる。
【0024】
また、押さえ片に若干の加工を施すだけで、傾斜状押さえ面を形成することができ、その加工に手間がかからず部品点数も増加しないから、経済的である。
【0025】
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の発明において、前記突起部の後端面が前進方向に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状ガイド面とされており、筐体に組み込んだドライブシャーシの前縁によりその傾斜状ガイド面を弾性的に押し上げるようにしたことを特徴としている。
【0026】
上記構成によれば、ドライブシャーシを筐体内に組み込む際に、該ドライブシャーシの前縁により突起部の傾斜状ガイド面が弾性的に押し上げられ、該突起部がドライブシャーシの前進を阻害することがないので、そのドライブシャーシの組み込み作業を迅速容易に行うことができる。
【0027】
請求項8に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記防振機能が、突起部の下面にカム軸に対向して凹部を形成し該凹部の両内側面を上すぼまり状に傾斜させて形成した傾斜状押さえ面からなり、上動したドライブシャーシのカム軸を凹部に嵌入させて、該カム軸の外周面を両傾斜状押さえ面に接触させるようにしたことを特徴としている。
【0028】
上記構成によれば、請求項6に記載の発明と同様の効果を得ることができ、特に、押さえ片の上すぼまり状に傾斜させた両傾斜状押さえ面に対してドライブシャーシのカム軸を弾性的に接触させており、例え押さえ片が上方に塑性変形しても、前記両傾斜状押さえ面とドライブシャーシのカム軸との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができ。
【0029】
請求項9に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記防振機能が、突起部の外周面を下すぼまりテーパ状に形成したテーパ状押さえ面と、その突起部に対向してドライブシャーシの上面に形成した嵌合孔とからなり、上動したドライブシャーシの嵌合孔を突起部のテーパ状押さえ面に嵌合させるようにしたことを特徴としている。
【0030】
上記構成によれば、請求項6に記載の発明と同様の効果を得ることができ、特に、押さえ片のテーパ状押さえ面に対してドライブシャーシの嵌合孔を弾性的に嵌合させており、例え押さえ片が上方に塑性変形しても、前記テーパ状押さえ面と嵌合孔内周縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
図1から図3は本発明の第1の実施の形態を示すものであって、軸受2aに嵌入させた両枢支軸6aを中心に上動fするドライブシャーシ6の前部を押さえるための左右一対の押さえ片14,15が筐体2の前部に一体突設されている。なお、図1中、16はフィードモータであって、アンローディング時にギヤ機構17及び可動カム軸7cを介してカム板8を右方向dにスライドさせることによりドライブシャーシ6を下動eさせると共に、トレイ1を前進aさせ、ローディング時にギヤ機構17を介してトレイ1を後進bさせると共に、カム板8を左方向cにスライドさせることによりドライブシャーシ6を上動fさせ、光ピックアップ5をガイドレール18に沿って前後進a,bさせる。上記以外の構成は図8及び図9に示す構成とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0032】
前記軸受2aは、図1及び図2に示すように、筐体2に形成した後面開放の略コ字状軸受凹部20と、該各軸受凹部20の開口部を塞ぐ弾性片21とからなっており、ドライブシャーシ6を筐体2内に組み込む場合には、筐体2を裏返しにした状態でドライブシャーシ6の前部を両押さえ片14,15上に載せると共に、両弾性片21を弾性変形させて左右に押し広げ、ドライブシャーシ6を前進aさせることことにより、各枢支軸6aを各軸受凹部20内に嵌入させると共に、各カム軸7a〜7cを各カム孔8aに嵌入させればよい(図1参照)。
【0033】
上記構成によれば、各軸受凹部20の奥端面と各弾性片21の先端とにより各枢支軸6aが挟持されているので、スピンドルモータ4によりターンテーブル3を介してディスクDを高速回転させる際に、ドライブシャーシ6に発生する前後進a,b方向の振動を確実に押さえることができる。
【0034】
前記両押さえ片14,15のうち、左側押さえ片14は、図1に示すように平面視略L字状であってその根元部を中心に上下方向に弾性変位可能に形成されると共に、その先端下面に突起部23が突設され、図4に示すように、突起部23の内側面が左方向cに向かって所定角度α(例えば45°)で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状押さえ面(防振機能)23aとされ、右側押さえ片15の下面が平坦状押さえ面15aされている。
【0035】
上記構成において、両枢支軸6aを中心にドライブシャーシ6を上動fさせることにより、該ドライブシャーシ6の前部両側縁6b,6cが左側押さえ片14の傾斜状押さえ面23aと右側押さえ片15の平坦状押さえ面15aとにそれぞれ当接され、これにより、若干押上られた左側押さえ片14に下向きの弾性力Fを発生させ、その弾性力Fにより傾斜状押さえ面23aにドライブシャーシ6の前部側縁6bを弾性的に接触させる。従って、図4(a)に仮想線で示すように、例え左側押さえ片14が上方に塑性変形しても、傾斜状押さえ面23aとドライブシャーシ6の前部側縁6bとの弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシ6の上下動e,f方向及び左右方向c,dの振動を長期にわたって確実に押さえることができ、これによって、光ピックアップ5によるトラックの追従を精密に行わせて、例えばノイズの発生が無い高品質の画面を再生することができる。
【0036】
図4(b)(c)に示すように、前記突起部23の後端面が前進a方向に向かって所定角度β(例えば65°)で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状ガイド面23bとされている。
【0037】
上記構成において、前述したように、ドライブシャーシ6を前進aさせて筐体2に組み込む際に、そのドライブシャーシ6の前縁6dにより傾斜状ガイド面23bが弾性的に押し上げられ〔図4(b)仮想線参照〕、突起部23がドライブシャーシ6の前進aを阻害することがないので、そのドライブシャーシ6の組み込み作業を迅速容易に行うことができる。
【0038】
上記構成によれば、左側押さえ片14に若干の加工を施すだけで、傾斜状押さえ面23a及び傾斜状ガイド面23bを形成することができ、その加工に手間がかからず部品点数も増加しないから、経済的である。
【0039】
上記の第1の実施の形態では、左側押さえ片14を弾性変形可能としてその先端に傾斜状押さえ面23a及び傾斜状ガイド面23bを有する突起部23を突設したが、図5に示すように、右側押さえ片15もその左側押さえ片14と同様の形状にしてもよい。これによれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ、特に、両押さえ片14,15の傾斜状押さえ面23aによりドライブシャーシ6の前部を両側から挟み付けており、例え両押さえ片14,15が上方に塑性変形しても、前記両傾斜状押さえ面23aとドライブシャーシ6の前部両側縁6b,6cとの弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシ6の上下動e,f方向及び左右方向c,dの振動を長期にわたって一層確実に押さえることができる(第2の実施の形態)。
【0040】
図6は本発明の第3の実施の形態を示すものであって、左側押さえ片14の突起部23の下面に左側カム軸7aに対向して凹部25が形成されると共に、該凹部25の両内側面が上すぼまり状の傾斜状押さえ面(防振機能)25aとされており、上動fするドライブシャーシ6の左側カム軸7aを凹部25に嵌入させて、該左側カム軸7aの外周面を両傾斜状押さえ面25aに接触させるように形成した。上記以外の構成は第1の実施の形態(図1から図4参照)とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
徴としている。
【0041】
上記構成によれば、第1の実施の形態とほぼ同じの効果を得ることができ、特に、左側押さえ片14の上すぼまり状に傾斜させた両傾斜状押さえ面25aに対してドライブシャーシ6の左側カム軸7aを弾性的に接触させており、例え左側押さえ片14が上方に塑性変形しても、前記両傾斜状押さえ面25aと左側カム軸7aとの弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシ6の上下動e,f方向及び左右方向c,dの振動を長期にわたって確実に押さえることができる。
【0042】
図7は本発明の第4の実施の形態を示すものであって、左側押さえ片14の突起部23の外周面が下すぼまりテーパ状のテーパ状押さえ面(防振機能)26とされ、その突起部23に対向してドライブシャーシ6の上面に嵌合孔27が形成されており、上動fするドライブシャーシ6の嵌合孔27を突起部23に嵌入させて、該嵌合孔27の内周縁を突起部23のテーパ状押さえ面26に接触させるように形成した。上記以外の構成は第1の実施の形態(図1から図4参照)とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【0043】
上記構成によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができ、特に、左側押さえ片14のテーパ状押さえ面26に対してドライブシャーシ6の嵌合孔27を弾性的に嵌合させており、例え左側押さえ片14が上方に塑性変形しても、前記テーパ状押さえ面26と嵌合孔27の内周縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシ6の上下動e,f方向及び左右方向c,dの振動を長期にわたって確実に押さえることができる。
【0044】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、第1の実施の形態(図1から図4参照)に示すように、ドライブシャーシを上動させスピンドルモータによりターンテーブルを介してディスクを高速回転させる際に、一方の押さえ片の側方に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状押さえ面にドライブシャーシの前部側縁を弾性的に接触させており、例え一方の押さえ片が上方に塑性変形しても、前記傾斜状押さえ面とドライブシャーシの前部側縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができ、これによって、光ピックアップによるトラックの追従を精密に行わせて、例えばノイズの発生が無い高品質の画面を再生することができる。
【0045】
また、ドライブシャーシの前縁により突起部の傾斜状ガイド面が弾性的に押し上げられ、該突起部がドライブシャーシの前進を阻害することがないので、そのドライブシャーシの組み込み作業を迅速容易に行うことができる。
【0046】
更に、押さえ片に若干の加工を施すだけで、傾斜状押さえ面及び傾斜状ガイド面を形成することができ、その加工に手間がかからず部品点数も増加しないから、経済的である。
【0047】
請求項2に記載の発明によれば、第2の実施の形態(図5参照)に示すように、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができ、特に、両押さえ片の傾斜状押さえ面によりドライブシャーシの前部を両側から挟み付けており、例え両押さえ片が上方に塑性変形しても、前記両傾斜状押さえ面とドライブシャーシの前部両側縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって一層確実に押さえることができる。
【0048】
請求項3に記載の発明によれば、第3の実施の形態(図6参照)に示すように、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができ、特に、一方の押さえ片の上すぼまり状に傾斜させた両傾斜状押さえ面に対してドライブシャーシのカム軸を弾性的に接触させており、例え一方の押さえ片が上方に塑性変形しても、前記両傾斜状押さえ面とドライブシャーシのカム軸との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができる。
【0049】
請求項4に記載の発明によれば、第4の実施の形態(図7参照)に示すように、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができ、特に、一方の押さえ片のテーパ状押さえ面に対してドライブシャーシの嵌合孔を弾性的に嵌合させており、例え一方の押さえ片が上方に塑性変形しても、前記テーパ状押さえ面と嵌合孔内周縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができる。
【0050】
請求項5に記載の発明によれば、ドライブシャーシを上動させスピンドルモータによりターンテーブルを介してディスクを高速回転させる際に、両押さえ片またはその一方に付加した防振機能とドライブシャーシの前部との弾性的係合状態を維持して、スピンドルモータの高速回転によるドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができ、これによって、光ピックアップによるトラックの追従を精密に行わせて、例えばノイズの発生が無い高品質の画面を再生することができる。
【0051】
また、押さえ片に若干の加工を施して防振機能を付加するだけでよく、その加工に手間がかからず部品点数も増加しないから、経済的である。
【0052】
請求項6に記載の発明によれば、ドライブシャーシを上動させスピンドルモータによりターンテーブルを介してディスクを高速回転させる際に、押さえ片の側方に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状押さえ面にドライブシャーシの前部側縁を弾性的に接触させており、例え傾斜状押さえ面を有する押さえ片が上方に塑性変形しても、前記傾斜状押さえ面とドライブシャーシの前部側縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができ、これによって、光ピックアップによるトラックの追従を精密に行わせて、例えばノイズの発生が無い高品質の画面を再生することができる。
【0053】
また、押さえ片に若干の加工を施すだけで、傾斜状押さえ面を形成することができ、その加工に手間がかからず部品点数も増加しないから、経済的である。
【0054】
請求項7に記載の発明によれば、ドライブシャーシを筐体内に組み込む際に、該ドライブシャーシの前縁により突起部の傾斜状ガイド面が弾性的に押し上げられ、該突起部がドライブシャーシの前進を阻害することがないので、そのドライブシャーシの組み込み作業を迅速容易に行うことができる。
【0055】
請求項8に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明と同様の効果を得ることができ、特に、押さえ片の上すぼまり状に傾斜させた両傾斜状押さえ面に対してドライブシャーシのカム軸を弾性的に接触させており、例え押さえ片が上方に塑性変形しても、前記両傾斜状押さえ面とドライブシャーシのカム軸との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができ。
【0056】
請求項9に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明と同様の効果を得ることができ、特に、押さえ片のテーパ状押さえ面に対してドライブシャーシの嵌合孔を弾性的に嵌合させており、例え押さえ片が上方に塑性変形しても、前記テーパ状押さえ面と嵌合孔内周縁との弾性的接触状態が維持されるので、そのドライブシャーシの振動を長期にわたって確実に押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態であるディスクプレーヤの水平断面図である。
【図2】 同縦断面図である。
【図3】 図2のA−A矢視図である。
【図4】 (a)は要部の横断面図、(b)はB−B矢視図、(c)は同要部の斜視図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態であるディスクプレーヤの要部の横断面図である。
【図6】 (a)は本発明の第3の実施の形態であるディスクプレーヤの要部の横断面図、(b)はC−C矢視図、(c)は同要部の斜視図である。
【図7】 (a)は本発明の第4の実施の形態であるディスクプレーヤの要部の横断面図、(b)はD−D矢視図、(c)は同要部の斜視図である。
【図8】 従来例を示す平面図である。
【図9】 (a)はローディング状態の縦断面図、(b)はアンローディング状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 トレイ
2 筐体
3 ターンテーブル
4 スピンドルモータ
5 光ピックアップ
6 ドライブシャーシ
6a 枢支軸
7a〜7c カム軸
8 カム板
8a カム孔
14 左側押さえ片(一方の押さえ片)
15 右側押さえ片
23 突起部
23a 傾斜状押さえ面(防振機能)
23b 傾斜状ガイド面
25 凹部
25a 傾斜状押さえ面(防振機能)
26 テーパ状押さえ面(防振機能)
27 嵌合孔
a 前進
b 後進
c 左方向
d 右方向
e 下動
f 上動

Claims (9)

  1. トレイを前後進可能に支持する筐体が設けられ、ターンテーブル付きスピンドルモータ及び光ピックアップを搭載したドライブシャーシの基端部に突設した左右一対の枢支軸を筐体の後部に設けた軸受に嵌入させると共に、該ドライブシャーシの先端部に突設したカム軸を筐体の前部に前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカム板のカム孔に嵌入させており、アンローディング信号に基づいて、カム板を一方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで下動させた後にトレイを前進させ、ローディング信号に基づいて、トレイを後進させた後にカム板を他方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで上動させるようにしたディスクプレーヤにおいて、上動するドライブシャーシの前部を押さえるための左右一対の押さえ片が筐体の前部に一体突設され、該両押さえ片のうちの一方が弾性変位可能に形成されてその先端に突起部が突設され、該突起部の内側面が側方に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状押さえ面とされており、上動するドライブシャーシの前部側縁をその傾斜状押さえ面に弾性的に接触させるように形成し、突起部の後端面が前進方向に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状ガイド面とされており、筐体に組み込んだドライブシャーシの前縁によりその傾斜状ガイド面を弾性的に押し上げるようにしたことを特徴とするディスクプレーヤ。
  2. トレイを前後進可能に支持する筐体が設けられ、ターンテーブル付きスピンドルモータ及び光ピックアップを搭載したドライブシャーシの基端部に突設した左右一対の枢支軸を筐体の後部に設けた軸受に嵌入させると共に、該ドライブシャーシの先端部に突設したカム軸を筐体の前部に前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカム板のカム孔に嵌入させており、アンローディング信号に基づいて、カム板を一方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで下動させた後にトレイを前進させ、ローディング信号に基づいて、トレイを後進させた後にカム板を他方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで上動させるようにしたディスクプレーヤにおいて、上動するドライブシャーシの前部を押さえるための左右一対の押さえ片が筐体の前部に一体突設され、該両押さえ片が弾性変位可能に形成されてその先端に突起部が突設され、該各突起部の内側面が側方に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状押さえ面とされており、上動するドライブシャーシの前部両側縁をその両傾斜状押さえ面に弾性的に接触させるように形成し、前記各突起部の後端面が前進方向に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状ガイド面とされており、筐体に組み込んだドライブシャーシの前縁によりその傾斜状ガイド面を弾性的に押し上げるようにしたことを特徴とするディスクプレーヤ。
  3. トレイを前後進可能に支持する筐体が設けられ、ターンテーブル付きスピンドルモータ及び光ピックアップを搭載したドライブシャーシの基端部に突設した左右一対の枢支軸を筐体の後部に設けた軸受に嵌入させると共に、該ドライブシャーシの先端部に突設したカム軸を筐体の前部に前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカム板のカム孔に嵌入させており、アンローディング信号に基づいて、カム板を一方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで下動させた後にトレイを前進させ、ローディング信号に基づいて、トレイを後進させた後にカム板を他方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで上動させるようにしたディスクプレーヤにおいて、上動するドライブシャーシの前部を押さえるための左右一対の押さえ片が筐体の前部に一体突設され、該両押さえ片の一方が弾性変位可能に形成されてその先端に突起部が突設され、該突起部の下面にカム軸に対向して凹部が形成されると共に、該凹部の両内側面が上すぼまり状の傾斜状押さえ面とされており、上動するドライブシャーシのカム軸を凹部に嵌入させて、該カム軸の外周面を両傾斜状押さえ面に接触させるように形成したことを特徴とするディスクプレーヤ。
  4. トレイを前後進可能に支持する筐体が設けられ、ターンテーブル付きスピンドルモータ及び光ピックアップを搭載したドライブシャーシの基端部に突設した左右一対の枢支軸を筐体の後部に設けた軸受に嵌入させると共に、該ドライブシャーシの先端部に突設したカム軸を筐体の前部に前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカム板のカム孔に嵌入させており、アンローディング信号に基づいて、カム板を一方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで下動させた後にトレイを前進させ、ローディング信号に基づいて、トレイを後進させた後にカム板を他方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで上動させるようにしたディスクプレーヤにおいて、上動するドライブシャーシの前部を押さえるための左右一対の押さえ片が筐体の前部に一体突設され、該両押さえ片の一方が弾性変位可能に形成されてその先端に突起部が突設され、該突起部の外周面が下すぼまりテーパ状のテーパ状押さえ面とされ、その突起部に対向してドライブシャーシの上面に嵌合孔が形成されており、上動するドライブシャーシの嵌合孔を突起部に嵌入させて、該嵌合孔の内周縁を突起部のテーパ状押さえ面に接触させるように形成したことを特徴とするディスクプレーヤ。
  5. トレイを前後進可能に支持する筐体が設けられ、ターンテーブル付きスピンドルモータ及び光ピックアップを搭載したドライブシャーシの基端部に突設した左右一対の枢支軸を筐体の後部に設けた軸受に嵌入させると共に、該ドライブシャーシの先端部に突設したカム軸を筐体の前部に前後進方向とは直交する左右方向にスライド可能に配置したカム板のカム孔に嵌入させており、アンローディング信号に基づいて、カム板を一方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで下動させた後にトレイを前進させ、ローディング信号に基づいて、トレイを後進させた後にカム板を他方向にスライドさせてドライブシャーシを両枢支軸回りで上動させるようにしたディスクプレーヤにおいて、上動するドライブシャーシの前部を押さえるための左右一対の押さえ片が筐体の前部に一体突設され、該両押さえ片またはその一方が弾性変位可能に形成されてその先端に突起部が突設されると共に、該突起部に防振機能が付加されており、上動するドライブシャーシの前部を防振機能を介して前記突起部に係合させるようにしたことを特徴とするディスクプレーヤ。
  6. 前記防振機能が、突起部の内側面を側方に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜させて形成した傾斜状押さえ面からなり、上動するドライブシャーシの前部側縁をその傾斜状押さえ面に弾性的に接触させるようにしたことを特徴とする請求項5に記載のディスクプレーヤ。
  7. 前記突起部の後端面が前進方向に向かって所定角度で下向き外広がり状に傾斜する傾斜状ガイド面とされており、筐体に組み込んだドライブシャーシの前縁によりその傾斜状ガイド面を弾性的に押し上げるようにしたことを特徴とする請求項5または6に記載のディスクプレーヤ。
  8. 前記防振機能が、突起部の下面にカム軸に対向して凹部を形成し該凹部の両内側面を上すぼまり状に傾斜させて形成した傾斜状押さえ面からなり、上動するドライブシャーシのカム軸を凹部に嵌入させて、該カム軸の外周面を両傾斜状押さえ面に接触させるようにしたことを特徴とする請求項5に記載のディスクプレーヤ。
  9. 前記防振機能が、突起部の外周面を下すぼまりテーパ状に形成したテーパ状押さえ面と、その突起部に対向してドライブシャーシの上面に形成した嵌合孔とからなり、上動するドライブシャーシの嵌合孔を突起部のテーパ状押さえ面に嵌合させるようにしたことを特徴とする請求項5に記載のディスクプレーヤ。
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