JP3782691B2 - 画像形成装置用の弾性ブレード、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式或いは静電記録方式を用いた複写機、プリンタなどの画像形成装置にて用いられる弾性ブレード、これを備えた現像装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、電子写真方式を用いた複写機などの画像形成装置は、像担持体としてドラム型などとされる電子写真感光体(感光体ドラム)を帯電、露光することによりその上に静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置が現像剤を用いて、所謂、トナー像として現像する。その後、感光体に形成したトナー像を記録材に転写、定着して記録画像を得る。
【0003】
図11は、従来の現像装置の一例の概略断面を示す。現像装置4は、現像剤Tを収容する現像容器(現像装置本体)41、感光体ドラム1と所定距離だけ離間した位置で現像容器41に枢支され、その外周面に現像剤Tを吸着しつつ回転する現像剤担持体としての現像スリーブ42などを備えている。
【0004】
画像形成作業が開始されて感光体ドラム1上に静電潜像が形成されると、現像スリーブ42がその外周面に現像剤Tを吸着して回転する。そして、現像スリーブ42に担持された現像剤Tが感光体ドラム1に形成された静電潜像に対向した時点で、現像スリーブ42に現像バイアス電圧が印加され、現像スリーブ42上の現像剤Tは感光体ドラム1側に飛翔して静電潜像をトナー像として顕像化する。
【0005】
ここで、従来、現像装置4においては、現像スリーブ42上の現像剤量を規制する現像剤規制手段145が設けられている。現像剤規制手段145としては、一般に、現像剤規制部材としてゴム部材、金属部材などの弾性体で構成される弾性ブレード150を、回転体である現像スリーブ42の外周面に当接させたものが用いられる。
【0006】
弾性ブレード150は、それ自身が所定量変位した場合に生じる弾性力の作用により、現像スリーブ42に加圧状態で当接しつつ、現像スリーブ42の回転に伴って現像スリーブ42を摺擦する。これにより、弾性ブレード150は、現像スリーブ42の外周面に磁力の作用などで吸着保持された現像剤Tの層厚を均一に規制して薄層に形成すると共に、現像剤Tを摩擦してこれを摩擦帯電させる働きを有する。弾性ブレード150により現像スリーブ42上に薄層に形成された現像剤Tは、現像スリーブ42の回転に伴って感光体ドラム1側に移動される。
【0007】
図12により詳しく示すように、現像剤規制手段145は、弾性ブレード150の一端部側を金属製の支持板153及び押さえ部材154と、ビス155とによってプラスチック製の現像容器41の支持部44に固定して構成される。そして、弾性ブレード150は、他端部側(自由端側)において、現像スリーブ42に対して面接触にて当接される。
【0008】
このような弾性ブレード150は、現像スリーブ42と弾性ブレード150との間で、現像スリーブ42上の現像剤Tを強制的に摩擦するため、現像剤Tに安定した高い帯電電荷量(トリボ)を常に与えることができ、濃度の高い画像が得られる。
【0009】
ところが、斯かる弾性ブレード150は、ある程度の時間使用することで永久変形すると共に、現像スリーブ42への当接面が摩耗してしまう。このため、弾性ブレード150の現像スリーブ42側への加圧力が変化し、現像スリーブ42上の現像剤Tの層厚が不均一となって画像不良を生じることがある。又、弾性ブレード150の摩耗の影響によって画像にスジなどが生じてしまうことがある。従って、弾性ブレード150は、所定時間使用した後、新たなものと交換する必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、弾性ブレード150を所定時間使用した後に新たなものと交換する場合、実際には弾性ブレード150の耐久時間は比較的短く、その都度弾性ブレード150を新たなものと交換するか、現像装置4そのものを交換しなければならない。そのため、画像形成装置の運転コストの増加を招くという問題があった。
【0011】
一方、弾性ブレード150の耐久性を向上させるために、図12に示すように、ゴム部材151に、ステンレススチールなどの金属製の補強板152を持たせた弾性ブレード150が提案されている。
【0012】
しかし、従来のこのような提案においては、ゴム部材151と補強板152とを、全面又は一部で接着し一体化しているため、弾性ブレード150のゴム部材151の表面が波うちなどを起こし、平滑な面を得ることが難しかった。このため、現像剤規制手段(ブレードユニット)145のコストアップに繋がる。特に、現像スリーブ42と当接する弾性ブレード150の表面上に平滑な面が得られない場合、弾性ブレード150の長手方向で現像スリーブ42への加圧力にムラが生じ、画像不良を発生する虞がある。又、当接圧にムラが生じることにより現像スリーブ42の寿命が不均一になり、長寿命時の安定化が得られなくなる虞がある。
【0013】
又、弾性ブレード150を構成するゴム部材として従来一般に用いられているシリコンゴムを用いる場合、ネガトナーはポジトナーに比べて濃度の立ち上がりが悪いが、ウレタンゴムはシリコンゴムよりもネガトナーでの濃度の立ち上がりが良い。シリコンゴムを用いる場合は、弾性ブレード150の長寿命化のために、弾性ブレード150のゴム部材151の現像スリーブ42との当接面と反対側になるように、ステンレススチールの補強板152を一体成型していた。
【0014】
しかし、ゴム部材151としてウレタンゴムを用い、これと補強板152とを一体成型すると、弾性ブレード150のゴム部材151の表面の波うちが発生し易い。又、ゴム部材151と補強板152とを接着により張り合わせると、ゴム部材151と補強板152との間に気泡が発生するため、弾性ブレード150の表面に平滑な面を得ることは極めて困難であった。このため、ウレタンゴムを用いた弾性ブレード150では長寿命での安定化が図れなかった。
【0015】
以上、特に、現像剤規制部材として用いられる弾性ブレードについての問題点を挙げたが、画像形成装置内の回転体に当接された弾性ブレードの全てについて同様の問題、即ち、使用時間による加圧力の変化、弾性ブレードの当接部位の加圧力にムラが生じるといった問題が存在する。
【0016】
従って、本発明の目的は、一般には、長期間使用しても加圧力の変化がなく、又常に均一な加圧力を得ることのできる画像形成装置用の弾性ブレード、これを備えた現像装置及び画像形成装置を提供することである。
【0017】
本発明の他の目的は、負帯電性の現像剤を用いる場合にも濃度の立ち上がりがよく、又現像剤規制部材の現像剤担持体への加圧力のムラの発生を防止して現像剤担持体上に現像剤の塗布ムラを防止し、長期に亘り現像剤担持体上に安定した均一な現像剤層を形成して高品位な画像を長期に亘り安定して形成することを可能とする弾性ブレード、これを備えた現像装置及び画像形成装置を提供することである。
【0018】
本発明の更に他の目的は、上記各目的を達成し、且つ、組み立て性の向上、コストダウンをも図ることのできる画像形成装置用の弾性ブレード、これを備えた現像装置及び画像形成装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置用の弾性ブレード、現像装置及び画像形成装置にて達成される。要約すれば、第1の本発明は、画像形成装置内の回転体に当接し、前記回転体の回転に伴い前記回転体を摺擦する画像形成装置用の弾性ブレードであって、前記回転体に当接する第1の弾性体と、該第1の弾性体の前記回転体に当接する面と反対の面に重なるように設けられる第2の弾性体と、を備え、前記第1、第2の弾性体は、少なくとも前記第1の弾性体と前記回転体との当接部付近で摺動可能であることを特徴とする画像形成装置用の弾性ブレードである。
【0020】
第2の本発明によれば、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接し、前記現像剤担持体の回転に伴って前記現像剤担持体に担持する現像剤量を規制する現像剤規制部材と、を有する現像装置であって、前記現像剤規制部材は、前記現像剤担持体に当接する第1の弾性体と、該第1の弾性体の前記現像剤担持体に当接する面と反対の面に重なるように設けられる第2の弾性体と、を備え、前記第1、第2の弾性体は、少なくとも前記第1の弾性体と前記現像剤担持体との当接部付近で摺動可能であることを特徴とする現像装置が提供される。
【0021】
更に、第3、第4の本発明によれば、上記本発明の弾性ブレードを備えた画像形成装置、上記本発明の現像装置を備えた画像形成装置がそれぞれ提供される。
【0022】
上記各本発明において、一実施態様によると、前記第1の弾性体はゴム材料により作製され、前記第2の弾性体は金属材料により作製される。前記ゴム材料としては、ウレタンゴムを好適に用いることができる。又、前記金属材料としては非磁性金属材料を好適に用いることができ、非磁性金属材料としては、ステンレススチールを好適に用いることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置用の弾性ブレード、現像装置及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0024】
実施例1
先ず、本実施例の画像形成装置の全体構成、動作を説明する。図10は、本実施例の画像形成装置100の概略構成を示す。本実施例において、画像形成装置100は、電子写真方式を用いた複写機或いはプリンタである。
【0025】
画像形成装置100は、大別して画像形成部A、原稿読み取り部Bを有する。画像形成部Aは、像担持体として、ドラム形状の導電性基体上に光導電層を被着した感光体ドラム1を有する。感光体ドラム1の周囲に、感光体ドラム1を所定の極性に帯電させる帯電手段である帯電ローラ2、感光体ドラム1上に静電潜像を形成するための光学手段たる露光装置3、感光体ドラム1上に形成された静電潜像を可視像(トナー像)として現像する現像装置4、感光体ドラム1に形成されたトナー像を記録材Pに転写する転写手段としての転写ローラ5、感光体ドラム1上の残留トナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレード6などが配設されている。
【0026】
又、画像形成部Aは、転写されたトナー像を記録材Pに定着する定着手段7、記録材Pを収容するための記録材カセット8、記録材Pの搬送手段としての送り出しローラ9、搬送ローラ10、レジストローラ11、排出ローラ12を備えている。これにより、一次帯電、露光、現像、転写、定着、クリーニングなどの緒工程により、所要の画像を記録材Pに形成する。
【0027】
原稿読み取り部Bは、詳しくは図示しないが、原稿載置ガラス上に載置された原稿を走査露光した際の原稿からの反射光をCCDに結像させ、電気信号として画像情報を画像形成部Aのコントローラ(図示せず)に送信する。
【0028】
尚、本実施例では、画像形成装置100が単色画像を形成する場合を例として説明するが、当業者には周知のように、例えば上述の感光体ドラム1、帯電ローラ2、露光装置3、現像装置4、転写ローラ5を備えた画像形成部を複数有し、各画像形成部から記録材Pに順次トナー像を転写して、例えばフルカラーの画像を得る画像形成装置がある。或いは、単一の感光体ドラム1に複数の現像装置4により複数色のトナー像を順次形成し、これを記録材担持体(例えば、誘電体シート若しくはベルト)に担持された記録材Pに順次重ねて転写したり、若しくは中間転写体(例えば、誘電体シート若しくはベルト)に順次重ねて転写した後記録材Pに一括転写して、例えばフルカラーの画像を得る画像形成装置がある。本発明は、このようなカラー画像の形成が可能な画像形成装置においても当然適用可能である。
【0029】
又、本発明は、現像装置8がユニット化されて画像形成装置本体に対して着脱可能とされた画像形成装置、或いは電子写真感光体と、電子写真感光体に作用する、帯電手段、現像手段、クリーニング手段といったプロセス手段のうち少なくとも1つを、プロセスカートリッジとして一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して着脱可能とした画像形成装置においても同様に適用可能である。
【0030】
上述の構成の画像形成装置100において、画像形成動作が開始すると、先ず感光体ドラム1が図中矢印方向に回転した状態で、帯電ローラ2により感光体ドラム1を一様に帯電する。次いで、露光装置3が画像情報に応じてレーザビームLにより感光体ドラム1を走査露光し、感光体ドラム1上に静電潜像を形成する。この静電潜像は現像装置4により現像される。
【0031】
一方、記録材カセット8に積載された記録材P、例えば、記録用紙、OHPシートなどを送り出しローラ9が回転して送り出す。そして、記録材カセット8から送り出された1枚の記録材Pを搬送ローラ10などによりレジストローラ11まで搬送する。レジストローラ11は、感光体ドラム1の回転と露光装置3のスキャンのタイミングとを同期させて、記録材Pを感光体ドラム1と転写ローラ4との対向部(転写域)へ搬送する。
【0032】
こうして、転写域に搬送された記録材Pに、転写ローラ5の作用によって感光体ドラム1上のトナー像が転写される。その後、記録材Pは感光体ドラム1から分離され、定着手段7に搬送される。そして、定着手段7で熱、圧力により記録材P上に転写された未定着のトナー像を記録材Pに定着させる。その後、永久画像が形成された記録材Pは、排出ローラ12などにより、装置外部のトレー13へ排出される。
【0033】
又、トナー像の転写後に感光体ドラム1に残留した現像剤は、クリーニングブレード6によって除去され、感光体ドラム1は繰り返し画像形成に供される。
【0034】
次に、図1、図2を参照して、本実施例の現像装置を更に詳しく説明する。現像装置4は、現像剤Tを収容する現像剤収容部を有する現像容器(現像装置本体)41、現像容器41の内部の現像剤Tをその外周面に吸着保持しつつ回転し、この現像剤Tを感光ドラム1に供給する現像剤担持体としての現像スリーブ42、現像スリーブ42上の現像剤Tを均一な薄層に規制すると共に、現像剤Tに摩擦電荷を与えるための現像剤規制手段45などを備えている。現像スリーブ42の内部には、円柱状の磁石(マグネットローラ)43が設けられており、この磁石は現像容器41に対して固定配置されている。現像スリーブ42は、感光体ドラム1と所定距離だけ離間した位置で、その長手方向両端近傍を現像容器41により枢支されている。
【0035】
現像スリーブ42の内部に配設されるマグネットローラ43の作用によって現像スリーブ42上に吸着保持された現像剤Tは、現像スリーブ42の回転により現像剤規制手段50の方へ移動し、詳しくは後述する現像剤規制手段50が備えた現像剤規制部材としての弾性ブレード50により摩擦帯電されると共に、均一な薄層に規制され、感光体ドラム1の方へ移動する。
【0036】
そして、感光体ドラム1側に移動した現像剤Tは、感光体ドラム1に形成された静電潜像が現像域に到達するのとタイミングを合せて現像スリーブ42に印加される、AC電圧にDC電圧を重畳した現像バイアス電圧によって、感光体ドラム1側に飛翔し、静電潜像をトナー像として現像する。
【0037】
本実施例では、現像容器41に収容する現像剤Tとして、主に樹脂と磁性体とで構成される、絶縁性の、所謂、磁性一成分現像剤(トナー)を用いた。又、本実施例では、現像剤Tは負帯電性(ネガトナー)であり、負極性に帯電された感光体ドラム1の露光により電位が減衰した部分を反転現像により現像する。
【0038】
続いて、現像剤規制手段(ブレードユニット)45について詳しく説明する。現像剤規制手段45は、現像剤規制部材として弾性ブレード50を有する。弾性ブレード50は、ゴム部材などの弾性体で作製される第1の弾性体(以下、「ゴム部材」と呼ぶ。)51を備えている。ゴム部材51は、弾性変形することにより現像スリーブ42に加圧状態で当接している。ゴム部材51の材料としては、ウレタンゴム、シリコンゴムなどを用いることができる。本実施例では、ゴム部材51は、断面略矩形の板状部材とされる。
【0039】
本実施例では、ゴム部材51として、ウレタンゴムを使用した。上述のように、ネガトナーはポジトナーに比べて濃度の立ち上がりが悪いが、ウレタンゴムはシリコンゴムよりもネガトナーでの濃度の立ち上がりが良い。
【0040】
ゴム部材51は、エッジ部をはずれた面で現像スリーブ42に当接する。即ち、ゴム部材51は、その自由端側の先端51a(図3)の近傍において現像スリーブ42の外周面に面接触にて当接するように設けられている。その当接方向は、現像スリーブ42の回転方向に対してカウンター方向である。つまり、ゴム部材51の自由端51aが現像スリーブ42の回転方向と逆向きになるようにして、ゴム部材51は現像スリーブ42に当接される。
【0041】
このとき、例えば図11に示すように、弾性ブレード50としてゴム部材51のみを用いた場合、エッジ部51aの変位量がゴム部材51の厚さより大きいと、所定時間の使用により、ゴム部材51には、ゴム部材51を支持する支持板53の下端部53a(図3)に応力が集中する。そして、支持板53の下端部53a側に大きな屈曲部が生じた状態で、ゴム部材51は永久変形する。このため、ゴム部材51の現像スリーブ42側への加圧力が変化し、現像スリーブ42上の現像剤Tの層厚規制が十分できなくなると共に、ゴム部材51と現像剤Tとの摺擦も不十分となり、現像剤Tの摩擦帯電も十分にできなくなる。
【0042】
そこで、本実施例では、ゴム部材51の変形による現像スリーブ42上の現像剤Tの層厚規制能力を所定時間以上に保つために、ゴム部材51の現像スリーブ42に当接する面と反対側に、弾性ブレード50を構成する第2の弾性体として、第1の弾性体の弾性力を補助する補強板52を設ける。補強板52としては、例えば、ばね弾性を有するステンレススチール、リン青銅などの非磁性金属材料を好適に用いることができる。本実施例では、補強板52は非磁性のステンレススチールにて作製した。特に、ステンレススチールは寿命の点で好ましい。
【0043】
この補強板52により、弾性ブレード50の現像スリーブ42側への加圧力が安定し、現像スリーブ42上のトナーの層厚規制が十分に行える。これによって、現像剤Tの摩擦帯電も十分にできるようになる。
【0044】
一方、上述したように、弾性ブレード50を構成するゴム部材51としてウレタンゴムを用いる場合、従来のシリコンゴムを用いた弾性ブレードのようにゴム部材とステンレス製の補強板とを全面又は一部で一体化すると、弾性ブレード50のゴム部材51の表面が波うちなどを起こし易く、平滑な面を得ることが難しくなる。
【0045】
特に、現像スリーブ42と当接する弾性ブレード50の表面上に平滑な面が得られないと、弾性ブレード50の長手方向で、現像スリーブ42への加圧力にムラが生じ、画像不良を発生する虞がある。又、当接圧にムラが生じることにより現像スリーブ42の寿命が不均一になり、長寿命時の安定化が得られなくなる虞がある。
【0046】
そこで、本実施例では、弾性ブレード50のゴム部材51の現像スリーブ42との当接面の反対側に、補強板52を摺動可能に重ねる。これにより、現像スリーブ42と当接する弾性ブレード50の表面上に平滑な面を得ることが可能となる。
【0047】
図3をも参照して更に説明すると、現像剤規制手段(ブレードユニット)45は、ゴム部材51と補強板52とを接着せずに重ねて、第1の支持体としての支持板(ブレード台)53、第2の支持体としての押さえ部材(ブレード押さえ部材)54、ビス55によって、プラスチック製の現像容器41の支持部44に固定して構成する。
【0048】
ところで、補強板52を形成するステンレススチールとしては、厚さ0.06mm程度のステンレススチールが用いられる。そのため、例えば図4に示すように、補強板52として単に板状(断面矩形)のものを用いると、組み立て時に平滑な面を保つのが困難である。特に、長手方向に対して平滑な面が保ち難く、弾性ブレード50のゴム部材51の表面が波うちを起こすことによって、弾性ブレード50の長手方向で現像スリーブ42への加圧力にムラが生じ、画像不良を発生する虞がある。又、当接圧にムラが生じることにより、現像スリーブ42の寿命が不均一になり、長寿命時の安定化が得られなくなる虞がある。
【0049】
そこで、本実施例では、補強板52の長手方向に沿って曲げを設けている。つまり、図3に示すように、補強板52には、その長手方向に沿って断面略直角となるように屈曲部52bを設ける。又、本実施例では、支持板53、押さえ部材54は、補強板52の屈曲部52bと適合するように、それぞれ長手方向に沿う屈曲部53b、54bを有する。
【0050】
従って、現像剤規制手段50の組み付けの際には、支持板53の屈曲形状に補強板52を重ね、更に、ゴム部材51を、押さえ部材54の屈曲部54bより下方に延在する部分54cと、補強板52の屈曲部52bより下方に延在する部分52c及び支持板53の屈曲部53bより下方に延在する部分53cとで挟持するように押さえ部材54を重ねる。そして、補強板52、支持板53、押さえ部材54に設けられたビス穴52d、53d、54dを通してビス55により現像容器41の支持部44に締結固定する。本実施例では、支持板53、押さえ部材54は、非磁性の金属材料にて作製した。支持板53、押さえ部材54の材料として、非磁性の金属材料は寿命の点で好ましい。
【0051】
尚、上述の屈曲部52b以外に、図5、図6に示すように、補強板52の先端(自由端側)52aの近傍に屈曲部52eを設けてもよい。図5は補強板52の先端52aが現像スリーブ42とは反対側に向かうような屈曲を設けた例、又図6は補強板52の先端52aが現像スリーブ42に向かうような屈曲を設けた例を示す。
【0052】
上述のように、ゴム部材51と補強板52とを、支持板53と押さえ部材54との間に挟み込む構成とすることにより、弾性ブレード51と補強板52との一体化を行わずに、弾性ブレード51に、その弾性力補助する補強板52を持たせることができる。
【0053】
これにより、現像スリーブ42と当接する弾性ブレード50のゴム部材51の表面を平滑な面とすることができ、又長期に亘り現像スリーブ42上に現像剤Tのコートムラが生じることなく、高品位な画像を長期に亘って安定して形成できる。
【0054】
尚、補強板52を挟み込む際に、補強板52を押さえ部材54に接着などで固定してもよく、同様の効果が得られる。又、ゴム部材51を押さえ部材54に接着してもよく、同様の効果を得ることができる。
【0055】
以上の構成により、本発明効果を十分得ることを確認したが、更に以下に説明するような構成とすることにより、現像剤規制手段45の信頼性を増すことができる。
【0056】
先ず、現像剤規制手段45の弾性ブレード50を現像スリーブ42に当接させる際、ステンレススチールのような金属製の補強板52により、現像スリーブ42の表面が傷つけられることが考えられる。
【0057】
そこで、図7に示すように、補強板52の自由端側の端部52aを、ゴム部材51の自由端側の端部51aからはみ出さないように設定する。これにより、組み立て時、或いは動作時における現像スリーブ42の現像剤コート層を補強板52の端部52aによって傷つけることを防止し、画像不良などの発生を未然に防ぐことができる。
【0058】
又、補強板52、支持板53、押さえ部材54をビス55で締結固定する際、補強板52と押さえ部材54とを長手方向全面で接触させると、支持板53、押さえ部材54の補強板52を挟持する面の平面度を適切に出すことことが難しいため、補強板52の面を平滑にできないことが考えられる。
【0059】
そこで、図8に示すように、接触は2つの面で行う。つまり、本実施例では、押さえ部材54の長手方向において2点設けられた締結用のビス穴54dの近傍を凹(支持板53、補強板52に向かって凸)形状とし、この2点の接触面54eのみで補強板52に接触するようにする。そして、この2点の接触面54eにおいて押さえ部材54、補強板52、支持板53をビスで直接固定する。これにより、支持板53と押さえ部材54の締結によるそり、たわみを防止することができる。
【0060】
更に、現像剤規制手段50の組み立て時に、ゴム部材51と補強板52との間に隙間が生じる可能性がある。これを防止するために、図9に示すように、押さえ部材54に設けるビス穴54dを、押さえ部材54の長手方向と略直交する方向に延在させる。これにより、組み立て時にゴム部材51と補強板52との接触面を、長手方向で均一に接触させるよう調整することができ、弾性ブレード51の表面を平滑にすることができる。
【0061】
以上、本実施例によれば、弾性ブレード50のゴム部材51の現像スリーブ42との当接面の反対側に、ゴム部材51の弾性力を補助する補強板52を摺動可能に重ねることにより、弾性ブレード50の現像スリーブ42との当接面を平滑にし、弾性ブレード50の長手方向で現像スリーブ42への加圧力にムラが生じず、現像スリーブ42上に現像剤Tのコートムラが生じることがなく、又長期に亘り現像スリーブ42上に安定した均一な現像剤コート層を形成して、高品位な画像を長期に亘って安定して形成できる。
【0062】
又、本実施例によれば、簡単な構成で、特別な冶工具が無くても現像剤規制手段45の組み立てができ、組み立て性も向上する。そして、ゴム部材51と補強板52の一体成型が無いことにより、製造上の難しい加工、成型が不必要であり、部品のコストを削減することができる。
【0063】
更に、簡単な構成であること、製造上の難しい加工成型が不必要であることから、現像剤規制部材の信頼性が向上し、現像剤規制部材が長寿命であることから、現像剤規制部材若しくは現像装置の交換回数を減らすことができ、画像形成装置の運転コストを削減できる。
【0064】
上記実施例では、本発明の原理を現像装置が備えた現像剤規制部材に適用したが、これに限定されるものではない。つまり、上記実施例で説明したブレードユニットは、例えば、クリーニングブレードなど、画像形成装置内の回転体に当接された任意の弾性ブレードに適用することができる。本発明の原理をクリーニングブレードに適用することによって、使用時間による加圧力の変化、当接部位の加圧力のムラなどを防止し得るといった本発明の効果を同様に得ることができる。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置用の弾性ブレードは、長期間使用しても加圧力の変化がなく、又常に均一な加圧力を得ることができる。又、本発明の原理を現像装置が備えた現像剤規制部材に適用することで、負帯電性の現像剤を用いる場合にも濃度の立ち上がりがよく、又現像剤規制部材の現像剤担持体への加圧力にムラの発生を防止して、現像剤担持体上に現像剤の塗布ムラが防止し、長期に亘り現像剤担持体上に安定した均一な現像剤層を形成して高品位な画像を長期に亘って安定して形成することができる。更に、本発明によれば、弾性ブレード、現像剤規制部材の組み立て性の向上、コストダウンをも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置の一実施例の概略構成を示す断面図である。
【図2】図1の現像装置の現像スリーブ近傍の拡大断面図である。
【図3】本発明に従うブレードユニットの一例の(a)組立分解断面図、(b)断面図である。
【図4】本発明に従うブレードユニットの他の例の(a)断面図、(b)使用状態を示す断面図である。
【図5】本発明に従うブレードユニットの他の例の(a)断面図、(b)使用状態を示す断面図である。
【図6】本発明に従うブレードユニットの他の例の(a)断面図、(b)使用状態を示す断面図である。
【図7】本発明に従うブレードユニットの更に他の例の(a)断面図、(b)使用状態を示す断面図である。
【図8】本発明に従う現像剤規制部材の支持板、押さえ部材の締結部の一例を説明するための平面図及び部分断面図である。
【図9】本発明に従う現像剤規制部材の支持板、押さえ部材の締結部の一例を説明するための平面図及び部分拡大図である。
【図10】本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略構成を示す断面図である。
【図11】従来の現像装置の一例の概略構成を示す断面図である。
【図12】図10の現像装置の現像スリーブ近傍の拡大断面図である。
【図13】従来の現像装置の他の例の現像スリーブ近傍の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(像担持体、電子写真感光体)
2 帯電ローラ(帯電手段)
3 露光装置(光学手段)
4 現像装置
5 転写ローラ(転写手段)
6 クリーニングブレード(クリーニング手段)
7 定着手段
41 現像容器(現像装置本体)
42 現像スリーブ(現像剤担持体)
45 現像剤規制手段(ブレードユニット)
50 弾性ブレード(現像剤規制部材)
51 ゴム部材(第1の弾性体)
52 補強板(第2の弾性体)
53 支持板(ブレード台、第1の支持体)
54 押さえ部材(ブレード押さえ部材、第2の支持体)
Claims (20)
- 画像形成装置内の回転体に当接し、前記回転体の回転に伴い前記回転体を摺擦する画像形成装置用の弾性ブレードであって、前記回転体に当接する第1の弾性体と、該第1の弾性体の前記回転体に当接する面と反対の面に重なるように設けられる第2の弾性体と、を備え、前記第1、第2の弾性体は、少なくとも前記第1の弾性体と前記回転体との当接部付近で摺動可能であることを特徴とする画像形成装置用の弾性ブレード。
- 前記第1の弾性体はゴム材料により作製され、前記第2の弾性体は金属材料により作製されることを特徴とする請求項1の画像形成装置用の弾性ブレード。
- 前記ゴム材料はウレタンゴムであることを特徴とする請求項2の画像形成装置用の弾性ブレード。
- 前記金属材料は非磁性金属材料であることを特徴とする請求項2の画像形成装置用の弾性ブレード。
- 前記非磁性金属材料はステンレススチールであることを特徴とする請求項4の画像形成装置用の弾性ブレード。
- 現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体に当接し、前記現像剤担持体の回転に伴って前記現像剤担持体に担持する現像剤量を規制する現像剤規制部材と、を有する現像装置であって、前記現像剤規制部材は、前記現像剤担持体に当接する第1の弾性体と、該第1の弾性体の前記現像剤担持体に当接する面と反対の面に重なるように設けられる第2の弾性体と、を備え、前記第1、第2の弾性体は、少なくとも前記第1の弾性体と前記現像剤担持体との当接部付近で摺動可能であることを特徴とする現像装置。
- 前記第1の弾性体はゴム材料により作製され、前記第2の弾性体は金属材料により作製されることを特徴とする請求項6の現像装置。
- 前記ゴム材料はウレタンゴムであることを特徴とする請求項7の現像装置。
- 前記金属材料は非磁性金属材料であることを特徴とする請求項7の現像装置。
- 前記非磁性金属材料はステンレススチールであることを特徴とする請求項9の現像装置。
- 前記第2の弾性体は長手方向に沿う屈曲部を有することを特徴とすることを特徴とする請求項6〜10のいずれかの項に記載の現像装置。
- 前記第1、第2の弾性体は、第1、第2の支持体で挟持されて保持されることを特徴とする請求項6〜11のいずれかの項に記載の現像装置。
- 前記第1、第2の支持体は、締結固定されることを特徴とする請求項12の現像装置。
- 前記第1、第2の支持体の少なくとも一方は、前記締結固定部分においてのみ前記第1、第2の弾性体のいずれかと接触することを特徴とする請求項13の現像装置。
- 前記締結固定部は、前記第2の弾性体の長手方向に対して2点設けられることを特徴とする請求項13又は14の現像装置。
- 前記第1、第2の支持体の少なくとも1つに設けられる前記締結固定用の穴は、前記第1、第2の弾性体の長手方向と略直交する方向に延在していることを特徴とする請求項13、14又は15の現像装置。
- 前記第1、第2の支持体は非磁性金属により作製されることを特徴とする請求項12〜16のいずれかの項に記載の現像装置。
- 前記第2の弾性体の自由端側先端は、前記弾性体の自由端側先端より突出しないことを特徴とする請求項6〜17のいずれかの項に記載の現像装置。
- 請求項1〜5のいずれかの項に記載の弾性ブレードを有することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項6〜18のいずれかの項に記載の現像装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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