JP3782462B2 - キー捕捉機能を有する錠装置 - Google Patents
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Description
発明の背景
(1)発明の分野
本発明は、ドアを経てアクセスする領域に対するセキュリティを向上させることに係り、特に不適合のキーがドアに組み込まれた錠を作動させることの困難性を増大させることに係る。更に詳細には、本発明は機械的錠装置に係り、特にアクセスの制御を行う新規な錠及びキーであって、錠はその錠を破ろうとして使用される不適合のキーを捕捉するよう構成された新規な錠及びキーに係る。従って本発明の一般的な目的は上述の特徴を有する新規にして改良された方法及び装置を提供することである。
(2)従来技術の説明
一つ又はそれ以上の直線的な列のピンタンブラスタックが組込まれた機械的錠は勿論当技術分野に於いてよく知られている。かかる錠のピンタンブラスタックは、キーがプラグ、即ちコアに設けられたキー溝に挿入されることに応答してコアの回転軸線に対し相対的に半径方向へ変位可能である。ピンタンブラスタックは少なくともコアの回転軸線へ向けてばね付勢された上側ピン、即ち駆動ピンと、下側ピン、即ち従動ピンとを含んでいる。適正に切り込みが形成されたキーはピンタンブラスタックを変位させ、これにより軸線に沿って互いに整合された駆動ピンと従動ピンとの間の界面がコアの外周面により郭定された剪断線と一致せしめられる。かくして適正に切り込みが形成されたキーはコアを従動ピンと共にシェル内にて回転させる。コアが回転すると、コアに接続されたカム、即ち尾片の作用を介してラッチ機構が作動される。
上述の型式の錠は当技術分野に於いてシリンダ錠として知られている。シリンダ錠を破ろうとする最も一般的な方法は不認可のキーを製造することである。ただ単に複雑なキー溝を設計したり種々の構成のピンタンブラスタックを使用することによってはキーが破られることを防止することはできない。従って高いセキュリティを与える錠、特に不適合のキー、より詳細には錠を破ろうとしてパターン化された部分的に形成されたキーを捕捉する錠が従来より長年に亘り必要とされている。キーを捕捉することに加えて、高いレベルのセキュリティを確保するためには、錠及びキーのユニークな組合せ、即ち錠製造業者が錠装置の重要な部分の唯一の供給源であることによってキーを制御することを可能にする錠装置が必要である。
発明の概要
本発明は従来技術の上述の及び他の欠陥や欠点を解消すると共に、セキュリティ上のユニークな特徴を有するキーを使用することを特徴とする新規な錠装置であって、シェルに対し相対的にコアを回転させることができる位置へピンタンブラを変位させるよう切り込みが形成されているがセキュリティ上のユニークな特徴を有しない不適合なキーを捕捉、即ち機能的に拘束するよう構成された新規な錠装置を提供する。
本発明による錠装置は少なくとも一つのピンタンブラスタックが設けられた長手方向位置に於いて実質的に円弧状の切欠きが設けられたコアを有するシリンダ錠を含んでいる。錠が施錠された状態にあるときには、即ちコアがシェルに対し相対的に回転される前の状態に於いては、円弧状の切欠きはピンタンブラスタックとは整合していない状態にある。切欠きはキー溝の側面に設けられた孔を経てキー溝と連通している。切欠きにはプレート部材が挿入されており、プレート部材は切欠き内にてコアに対し相対的に限られた範囲の運動が可能である大きさ及び形状を有し、かかるプレート部材の運動はシェルの内周面により案内される。プレート部材の運動はセキュリティ上のユニークな特徴、即ち適合するキーの側面に設けられたカム突起により生起せしめられる。カム突起はキー溝の側面に設けられた孔を貫通して延在している。このカム突起はキーを構成する素材の側面の平面を越えて円弧状の切欠き内へ外方へ突出する大きさ及び形状を有している。プレート部材は適合するキーに設けられたカム突起と接触することに応答してシェルの内周面により郭定された経路に沿って移動せしめられると、コアの延長部として機能し、エッジが剪断線に実質的に整合した状態になる。かくして適合するキーがキー溝に挿入されると、コアは切欠きの位置に於いてピンタンブラスタックの駆動ピンに対し間断のない状態になる。これに対し不適合のキーの場合には、コアの回転によりプレート部材の外周部が剪断線よりも低い位置へ変位せしめられ、シェルに設けられたピン受け入れ室がコアに設けられた切欠きと完全に整合する位置までコアがシェルに対し相対的に回転せしめられると、駆動ピンが入り込む孔が部分的に郭定される。従って駆動ピンはコアの回転軸線へ向けて半径方向へ移動し、これにより剪断線を跨いでコアがそれ以上時計廻り方向又は反時計廻り方向へ回転することを阻止する。かくして錠は作動不能の状態になり、不適合のキーはキー溝内に捕捉される。
【図面の簡単な説明】
本発明は添付の図面を参照することにより良好に理解され、またその種々の目的及び利点が当業者に明らかとなる。尚幾つかの図に於いて、同一の符号は同一の部材を示している。
図1は本発明による錠を一部断面にて示す側面図である。
図2a及び図2bは不適合のキーにて錠を操作しようとしている状況を示す図1の錠の断面図であり、特に図2aはキーを挿入した状態を示し、図2bはキーが部分的に回転され捕捉された状態を示す図1の線2b−2bに沿う断面図である。
図3a及び図3bはそれぞれ図2a及び図2bに対応する断面図であり、適合するキーにて錠を操作しようとしている状況を示している。
図4a及び図4bはそれぞれ本発明によるキー素材の正面図及び背面図である。
図5は図4a及び図4bに示されたキー素材を示す図4bの線5−5に沿う断面図である。
図6a及び図6bは図4a及び図4bに示されたキー素材の斜視図である。
実施形態の説明
図1乃至図4に於いて、本発明によりシリンダ錠が符号10にて全体的に示されている。錠10はシェル14に対し回転軸線の周りに回転されるコア12を含んでいる。シェル14は延長部、即ちバイブル(bible)16を含んでいる。図示の実施形態に於いては、ピン受け入れ室18の如き直線的な一列のピン受け入れ室がバイブル16に設けられている。錠が図2a及び図3aに示されている如く施錠された状態にあるときには、ピン受け入れ室18はコア12に設けられたピン受け入れ室20と整合された状態になる。図示の実施形態に於いては、上側ピン、即ち駆動ピン22と下側ピン、即ち従動ピン24とを含むピンタンブラスタックが整合されたピン受け入れ室内に配置されている。駆動ピン22は圧縮ばね26によりコア12の回転軸線へ向けて半径方向に付勢されている。尾片、即ちカム(図示せず)が図1で見て右側に位置するコア12の端部に接続される。錠が組み込まれたドアの一方の側の空間に対するアクセスを阻止したり許可したりするために錠を使用し得るよう、尾片はラッチ機構などに連結される。
上述の錠は従来の構造のものである。かくしてピン受け入れ室やピンタンブラスタックの形態及び位置が本発明の範囲内にて変更されてよいことは当業者にとって明らかであろう。例えば互いに半径方向にオフセットされた複数列のピン受け入れ室が設けられてよく、またスタックは任意の数のピンを含んでいてよい。
また従来の構造によれば、キー溝28にはコア12が設けられており(図2a)、キー溝は平面を郭定している。図示の実施形態に於いては、ピン受け入れ室18の軸線はこの平面内に位置している。キー溝はコアに設けられたピン受け入れ室20と連通しており、ユニークな輪郭、即ち錠製造業者により選定された固有の断面形状を有している。従来のキー溝はその断面形状を部分的に郭定する複数個の突起を含んでいる。錠10を作動させるキー、即ちキー溝に挿入されるキーは、これらの突起に対し補形をなすよう切り込まれた側面を有するブレードを有していなければならない。かくしてブレードの断面形状がキー溝の断面形状に対応するよう、互いに平行な側面を有するキー素材に対し長手方向の切り込みが形成されなければならない。更に一例として図示の錠、即ち直線的な一列のピンタンブラスタックを有する錠に於いては、キーがキー溝内に挿入されると、キーの不規則な上側エッジと下側ピンとの接触によりばね26の付勢力に抗して図2及び図3に示されている如くピンタンブラスタックが駆動され、これにより駆動ピンと従動ピンとの間の界面がコア12とシェル14との間の剪断線の位置に位置決めされるよう、キーブレードの一方のエッジに切り込み(噛合い部)が形成されなければならない。かくして従来のシリンダ錠に於いては、コアとシェルとの間の相対回転が可能であるよう、キー素材にはキー溝の断面形状に対応する輪郭を郭定するよう側面に長手方向の切り込みが設けられなければならず、また適正な輪郭を有するキー素材の一つのエッジには各ピンタンブラスタックを郭定する可変長さのピンの端部により郭定される解錠位置のパターンに従って切り込みが形成されなければならない。
本発明によれば、コア12には少なくとも一つのピンタンブラスタックの位置に円弧状の切欠きが形成されている。この切欠きはコア12の壁30により郭定されており、壁30は後述の例外を除き剪断線との二つの交点の間に直線的に且つ連続的に延在している。図示の実施形態に於いては、キー溝28と壁30との間の間隔は、キー溝の下端に隣接する壁30の第一の端部よりコア12に設けられたピン受け入れ室20の外端に隣接する壁30の他端まで増大している。壁30に設けられた孔32がキー溝と円弧状の切欠きにより形成された空間との間を連通接続している。図示の実施形態に於いては、孔32はキー溝の輪郭の一部を郭定する半円形の溝により形成されている。換言すれば、円弧状の切欠きの領域に於いては、部分的にキー溝を郭定する溝の半径はキー溝より切欠きを分離する壁の厚さよりも大きく、これにより円弧状の側壁を有する孔32が形成されている。孔32は、コアの回転軸線を通りピン受け入れ室20の軸線を横切って延在する平面に対しピン受け入れ室20とは反対の側に位置している。
壁30により郭定される円弧状の切欠きと同様であるがこの切欠きとは異なる形状を有する可動のプレート部材34が切欠きに挿入されている。プレート部材34は壁30に面する第一の直線的な側面36を有している。側面36には孔32内へ延在するカムフォロア突起38が設けられている。またプレート部材34は側面36の第一の端部より延在する円弧状の側面40を有しており、側面40の半径は実質的にコア12の半径と同一である。円弧状の側面40は第二の側面42にて終り、これに接続されており、第二の側面42は直線的であってもよくまた図示の如く湾曲していてもよく、側面36の第二の端部、即ち図2及び図3で見てキー溝の上端の平面よりも上方に位置する側面36の端部まで延在している。プレート部材34の幅は図1に最もよく示されている如くバイブル16に設けられたピン受け入れ室18の直径よりも小さい。コア12には部分的に壁30内へ延在する盲孔、即ちリセス44が設けられている。盲孔44は駆動ピン22の下端に対応する大きさ及び形状を有している。盲孔44の軸線は円弧状の切欠きと交差している。従ってプレート部材34は盲孔44内に延在し、効果的に盲孔を跨ぐ。盲孔44に対するピン22のアクセスはプレート部材34の位置に応じて許容され阻止される。プレート部材34の位置は後述の要領にて制御される。
本発明によるキーが図3に於いて符号46にて示されている。キー46を形成する素材が図4及び図6に於いて符号48にて示されている。キー素材48の符号64にて全体的に示されたブレード部は把持部49より延在し、一対の平坦な側面50及び52と上側エッジ54と下側エッジ56とを有している。キー素材48が従来のものと異なる点は、ブレードの側面50にカム突起58が設けられていることである。カム突起58は図4a及び図6aに示されている如く細長く形成されていることが好ましく、実質的に孔32を郭定する溝の断面形状に対応する断面形状を有している。図4乃至図6に示されている如く、ブレード部64の反対側の側面には突起58に整合してリセス58′が形成されている。リセス58′は実質的に突起58の大きさ及び形状に対応する大きさ及び形状を有している。また突起58はブレードの中心線よりも下方に位置している。また素材48にはキー溝に設けられた突起により必要とされる長手方向の切欠き60が素材の側面に沿って設けられている。錠10を作動させるキーは、キーがキー溝内に完全に挿入された状態に於いてピンタンブラスタックに整合する平坦部、即ち噛合い部を郭定するよう、素材48の上側エッジ54を切り込むことにより製造され、これらの平坦部は錠の解錠状態を充足する位置に各ピンタンブラスタックを変位させる高さ位置に設けられている。キー素材48の一つの特にユニークな特徴は、図5及び図6aに最もよく示されている如く突起58が側面50の平面を越えて延在していることである。
図2に於いて、カム突起58を除き錠の解錠状態を充足する不適合のキー66がキー溝28に挿入されると、全てのピンタンブラスタックがシェル14内に於けるコア12の回転を許容する位置へ変位される。コアが時計廻り方向へ回転されると、コアによりプレート部材34が移動される。図2bに示されている如くプレート部材が僅かな角度回転すると、プレート部材はフロップ運動し、これによりその側面36が壁30に当接し、このフロップ運動はばね付勢された駆動ピン22とプレート部材34との間の相互作用及び重力の影響の何れか又は両者により生じる。盲孔44がピン受け入れ室18に整合する位置までプレート部材34が更に回転すると、駆動ピン22がばね26の影響により盲孔44内へ駆動され、ピン22はプレート部材34の上端、即ち側面42に当接する。この状態に於いては、駆動ピン22が剪断線を跨ぐので、コアが更に時計廻り方向又は反時計廻り方向へ回転することが阻止される。更に移動不可能な従動ピンとキーブレードの上側エッジとの相互作用により、不適合のキー66はキー溝内に捕捉され、キーを引き抜くことができなくなる。
図2a及び図3aに示された位置よりコア12が時計廻り方向及び反時計廻り方向の何れの方向についても上述の捕捉作用が必要とされる場合には、第二のプレート部材34′(図示せず)が設けられ、キーブレードの突起58とは反対の側の側面に第二のカム突起が形成される。
図3より解る如く、キー溝28内に適合するキーが挿入されると、カム突起58とプレート部材34に設けられた突起38とが接触する。この接触によりプレート部材34がコア12に対し相対的に時計廻り方向へ回転せしめられる。即ち突起38はカムフォロアとして機能し、これにより突起38が一体的に設けられたプレート部材34を駆動する。この運動はシェル14の内周面により案内され、これによりプレート部材34は側面36及び42の接続部が壁30の上端と当接するよう上方へ駆動される。かかる当接によりプレート部材の側面42は盲孔44を跨ぐ。従ってコア12がシェル14内にて回転されると、まずプレート部材34の側面42によって駆動ピン22が盲孔44へ進入することが確実に阻止され、コアが更に図3bに示された位置まで回転すると、円弧状の側面40が駆動ピン22の下端に接触して駆動ピンをばね26の付勢力に抗して駆動し、これによりコアが解錠位置へ回転する。
以上に於いては好ましい実施形態について説明したが、本発明の範囲内にて種々の修正例及び置換が可能である。従って本発明は例示の目的で説明されたのであり、限定の目的で説明されたのではない。
(1)発明の分野
本発明は、ドアを経てアクセスする領域に対するセキュリティを向上させることに係り、特に不適合のキーがドアに組み込まれた錠を作動させることの困難性を増大させることに係る。更に詳細には、本発明は機械的錠装置に係り、特にアクセスの制御を行う新規な錠及びキーであって、錠はその錠を破ろうとして使用される不適合のキーを捕捉するよう構成された新規な錠及びキーに係る。従って本発明の一般的な目的は上述の特徴を有する新規にして改良された方法及び装置を提供することである。
(2)従来技術の説明
一つ又はそれ以上の直線的な列のピンタンブラスタックが組込まれた機械的錠は勿論当技術分野に於いてよく知られている。かかる錠のピンタンブラスタックは、キーがプラグ、即ちコアに設けられたキー溝に挿入されることに応答してコアの回転軸線に対し相対的に半径方向へ変位可能である。ピンタンブラスタックは少なくともコアの回転軸線へ向けてばね付勢された上側ピン、即ち駆動ピンと、下側ピン、即ち従動ピンとを含んでいる。適正に切り込みが形成されたキーはピンタンブラスタックを変位させ、これにより軸線に沿って互いに整合された駆動ピンと従動ピンとの間の界面がコアの外周面により郭定された剪断線と一致せしめられる。かくして適正に切り込みが形成されたキーはコアを従動ピンと共にシェル内にて回転させる。コアが回転すると、コアに接続されたカム、即ち尾片の作用を介してラッチ機構が作動される。
上述の型式の錠は当技術分野に於いてシリンダ錠として知られている。シリンダ錠を破ろうとする最も一般的な方法は不認可のキーを製造することである。ただ単に複雑なキー溝を設計したり種々の構成のピンタンブラスタックを使用することによってはキーが破られることを防止することはできない。従って高いセキュリティを与える錠、特に不適合のキー、より詳細には錠を破ろうとしてパターン化された部分的に形成されたキーを捕捉する錠が従来より長年に亘り必要とされている。キーを捕捉することに加えて、高いレベルのセキュリティを確保するためには、錠及びキーのユニークな組合せ、即ち錠製造業者が錠装置の重要な部分の唯一の供給源であることによってキーを制御することを可能にする錠装置が必要である。
発明の概要
本発明は従来技術の上述の及び他の欠陥や欠点を解消すると共に、セキュリティ上のユニークな特徴を有するキーを使用することを特徴とする新規な錠装置であって、シェルに対し相対的にコアを回転させることができる位置へピンタンブラを変位させるよう切り込みが形成されているがセキュリティ上のユニークな特徴を有しない不適合なキーを捕捉、即ち機能的に拘束するよう構成された新規な錠装置を提供する。
本発明による錠装置は少なくとも一つのピンタンブラスタックが設けられた長手方向位置に於いて実質的に円弧状の切欠きが設けられたコアを有するシリンダ錠を含んでいる。錠が施錠された状態にあるときには、即ちコアがシェルに対し相対的に回転される前の状態に於いては、円弧状の切欠きはピンタンブラスタックとは整合していない状態にある。切欠きはキー溝の側面に設けられた孔を経てキー溝と連通している。切欠きにはプレート部材が挿入されており、プレート部材は切欠き内にてコアに対し相対的に限られた範囲の運動が可能である大きさ及び形状を有し、かかるプレート部材の運動はシェルの内周面により案内される。プレート部材の運動はセキュリティ上のユニークな特徴、即ち適合するキーの側面に設けられたカム突起により生起せしめられる。カム突起はキー溝の側面に設けられた孔を貫通して延在している。このカム突起はキーを構成する素材の側面の平面を越えて円弧状の切欠き内へ外方へ突出する大きさ及び形状を有している。プレート部材は適合するキーに設けられたカム突起と接触することに応答してシェルの内周面により郭定された経路に沿って移動せしめられると、コアの延長部として機能し、エッジが剪断線に実質的に整合した状態になる。かくして適合するキーがキー溝に挿入されると、コアは切欠きの位置に於いてピンタンブラスタックの駆動ピンに対し間断のない状態になる。これに対し不適合のキーの場合には、コアの回転によりプレート部材の外周部が剪断線よりも低い位置へ変位せしめられ、シェルに設けられたピン受け入れ室がコアに設けられた切欠きと完全に整合する位置までコアがシェルに対し相対的に回転せしめられると、駆動ピンが入り込む孔が部分的に郭定される。従って駆動ピンはコアの回転軸線へ向けて半径方向へ移動し、これにより剪断線を跨いでコアがそれ以上時計廻り方向又は反時計廻り方向へ回転することを阻止する。かくして錠は作動不能の状態になり、不適合のキーはキー溝内に捕捉される。
【図面の簡単な説明】
本発明は添付の図面を参照することにより良好に理解され、またその種々の目的及び利点が当業者に明らかとなる。尚幾つかの図に於いて、同一の符号は同一の部材を示している。
図1は本発明による錠を一部断面にて示す側面図である。
図2a及び図2bは不適合のキーにて錠を操作しようとしている状況を示す図1の錠の断面図であり、特に図2aはキーを挿入した状態を示し、図2bはキーが部分的に回転され捕捉された状態を示す図1の線2b−2bに沿う断面図である。
図3a及び図3bはそれぞれ図2a及び図2bに対応する断面図であり、適合するキーにて錠を操作しようとしている状況を示している。
図4a及び図4bはそれぞれ本発明によるキー素材の正面図及び背面図である。
図5は図4a及び図4bに示されたキー素材を示す図4bの線5−5に沿う断面図である。
図6a及び図6bは図4a及び図4bに示されたキー素材の斜視図である。
実施形態の説明
図1乃至図4に於いて、本発明によりシリンダ錠が符号10にて全体的に示されている。錠10はシェル14に対し回転軸線の周りに回転されるコア12を含んでいる。シェル14は延長部、即ちバイブル(bible)16を含んでいる。図示の実施形態に於いては、ピン受け入れ室18の如き直線的な一列のピン受け入れ室がバイブル16に設けられている。錠が図2a及び図3aに示されている如く施錠された状態にあるときには、ピン受け入れ室18はコア12に設けられたピン受け入れ室20と整合された状態になる。図示の実施形態に於いては、上側ピン、即ち駆動ピン22と下側ピン、即ち従動ピン24とを含むピンタンブラスタックが整合されたピン受け入れ室内に配置されている。駆動ピン22は圧縮ばね26によりコア12の回転軸線へ向けて半径方向に付勢されている。尾片、即ちカム(図示せず)が図1で見て右側に位置するコア12の端部に接続される。錠が組み込まれたドアの一方の側の空間に対するアクセスを阻止したり許可したりするために錠を使用し得るよう、尾片はラッチ機構などに連結される。
上述の錠は従来の構造のものである。かくしてピン受け入れ室やピンタンブラスタックの形態及び位置が本発明の範囲内にて変更されてよいことは当業者にとって明らかであろう。例えば互いに半径方向にオフセットされた複数列のピン受け入れ室が設けられてよく、またスタックは任意の数のピンを含んでいてよい。
また従来の構造によれば、キー溝28にはコア12が設けられており(図2a)、キー溝は平面を郭定している。図示の実施形態に於いては、ピン受け入れ室18の軸線はこの平面内に位置している。キー溝はコアに設けられたピン受け入れ室20と連通しており、ユニークな輪郭、即ち錠製造業者により選定された固有の断面形状を有している。従来のキー溝はその断面形状を部分的に郭定する複数個の突起を含んでいる。錠10を作動させるキー、即ちキー溝に挿入されるキーは、これらの突起に対し補形をなすよう切り込まれた側面を有するブレードを有していなければならない。かくしてブレードの断面形状がキー溝の断面形状に対応するよう、互いに平行な側面を有するキー素材に対し長手方向の切り込みが形成されなければならない。更に一例として図示の錠、即ち直線的な一列のピンタンブラスタックを有する錠に於いては、キーがキー溝内に挿入されると、キーの不規則な上側エッジと下側ピンとの接触によりばね26の付勢力に抗して図2及び図3に示されている如くピンタンブラスタックが駆動され、これにより駆動ピンと従動ピンとの間の界面がコア12とシェル14との間の剪断線の位置に位置決めされるよう、キーブレードの一方のエッジに切り込み(噛合い部)が形成されなければならない。かくして従来のシリンダ錠に於いては、コアとシェルとの間の相対回転が可能であるよう、キー素材にはキー溝の断面形状に対応する輪郭を郭定するよう側面に長手方向の切り込みが設けられなければならず、また適正な輪郭を有するキー素材の一つのエッジには各ピンタンブラスタックを郭定する可変長さのピンの端部により郭定される解錠位置のパターンに従って切り込みが形成されなければならない。
本発明によれば、コア12には少なくとも一つのピンタンブラスタックの位置に円弧状の切欠きが形成されている。この切欠きはコア12の壁30により郭定されており、壁30は後述の例外を除き剪断線との二つの交点の間に直線的に且つ連続的に延在している。図示の実施形態に於いては、キー溝28と壁30との間の間隔は、キー溝の下端に隣接する壁30の第一の端部よりコア12に設けられたピン受け入れ室20の外端に隣接する壁30の他端まで増大している。壁30に設けられた孔32がキー溝と円弧状の切欠きにより形成された空間との間を連通接続している。図示の実施形態に於いては、孔32はキー溝の輪郭の一部を郭定する半円形の溝により形成されている。換言すれば、円弧状の切欠きの領域に於いては、部分的にキー溝を郭定する溝の半径はキー溝より切欠きを分離する壁の厚さよりも大きく、これにより円弧状の側壁を有する孔32が形成されている。孔32は、コアの回転軸線を通りピン受け入れ室20の軸線を横切って延在する平面に対しピン受け入れ室20とは反対の側に位置している。
壁30により郭定される円弧状の切欠きと同様であるがこの切欠きとは異なる形状を有する可動のプレート部材34が切欠きに挿入されている。プレート部材34は壁30に面する第一の直線的な側面36を有している。側面36には孔32内へ延在するカムフォロア突起38が設けられている。またプレート部材34は側面36の第一の端部より延在する円弧状の側面40を有しており、側面40の半径は実質的にコア12の半径と同一である。円弧状の側面40は第二の側面42にて終り、これに接続されており、第二の側面42は直線的であってもよくまた図示の如く湾曲していてもよく、側面36の第二の端部、即ち図2及び図3で見てキー溝の上端の平面よりも上方に位置する側面36の端部まで延在している。プレート部材34の幅は図1に最もよく示されている如くバイブル16に設けられたピン受け入れ室18の直径よりも小さい。コア12には部分的に壁30内へ延在する盲孔、即ちリセス44が設けられている。盲孔44は駆動ピン22の下端に対応する大きさ及び形状を有している。盲孔44の軸線は円弧状の切欠きと交差している。従ってプレート部材34は盲孔44内に延在し、効果的に盲孔を跨ぐ。盲孔44に対するピン22のアクセスはプレート部材34の位置に応じて許容され阻止される。プレート部材34の位置は後述の要領にて制御される。
本発明によるキーが図3に於いて符号46にて示されている。キー46を形成する素材が図4及び図6に於いて符号48にて示されている。キー素材48の符号64にて全体的に示されたブレード部は把持部49より延在し、一対の平坦な側面50及び52と上側エッジ54と下側エッジ56とを有している。キー素材48が従来のものと異なる点は、ブレードの側面50にカム突起58が設けられていることである。カム突起58は図4a及び図6aに示されている如く細長く形成されていることが好ましく、実質的に孔32を郭定する溝の断面形状に対応する断面形状を有している。図4乃至図6に示されている如く、ブレード部64の反対側の側面には突起58に整合してリセス58′が形成されている。リセス58′は実質的に突起58の大きさ及び形状に対応する大きさ及び形状を有している。また突起58はブレードの中心線よりも下方に位置している。また素材48にはキー溝に設けられた突起により必要とされる長手方向の切欠き60が素材の側面に沿って設けられている。錠10を作動させるキーは、キーがキー溝内に完全に挿入された状態に於いてピンタンブラスタックに整合する平坦部、即ち噛合い部を郭定するよう、素材48の上側エッジ54を切り込むことにより製造され、これらの平坦部は錠の解錠状態を充足する位置に各ピンタンブラスタックを変位させる高さ位置に設けられている。キー素材48の一つの特にユニークな特徴は、図5及び図6aに最もよく示されている如く突起58が側面50の平面を越えて延在していることである。
図2に於いて、カム突起58を除き錠の解錠状態を充足する不適合のキー66がキー溝28に挿入されると、全てのピンタンブラスタックがシェル14内に於けるコア12の回転を許容する位置へ変位される。コアが時計廻り方向へ回転されると、コアによりプレート部材34が移動される。図2bに示されている如くプレート部材が僅かな角度回転すると、プレート部材はフロップ運動し、これによりその側面36が壁30に当接し、このフロップ運動はばね付勢された駆動ピン22とプレート部材34との間の相互作用及び重力の影響の何れか又は両者により生じる。盲孔44がピン受け入れ室18に整合する位置までプレート部材34が更に回転すると、駆動ピン22がばね26の影響により盲孔44内へ駆動され、ピン22はプレート部材34の上端、即ち側面42に当接する。この状態に於いては、駆動ピン22が剪断線を跨ぐので、コアが更に時計廻り方向又は反時計廻り方向へ回転することが阻止される。更に移動不可能な従動ピンとキーブレードの上側エッジとの相互作用により、不適合のキー66はキー溝内に捕捉され、キーを引き抜くことができなくなる。
図2a及び図3aに示された位置よりコア12が時計廻り方向及び反時計廻り方向の何れの方向についても上述の捕捉作用が必要とされる場合には、第二のプレート部材34′(図示せず)が設けられ、キーブレードの突起58とは反対の側の側面に第二のカム突起が形成される。
図3より解る如く、キー溝28内に適合するキーが挿入されると、カム突起58とプレート部材34に設けられた突起38とが接触する。この接触によりプレート部材34がコア12に対し相対的に時計廻り方向へ回転せしめられる。即ち突起38はカムフォロアとして機能し、これにより突起38が一体的に設けられたプレート部材34を駆動する。この運動はシェル14の内周面により案内され、これによりプレート部材34は側面36及び42の接続部が壁30の上端と当接するよう上方へ駆動される。かかる当接によりプレート部材の側面42は盲孔44を跨ぐ。従ってコア12がシェル14内にて回転されると、まずプレート部材34の側面42によって駆動ピン22が盲孔44へ進入することが確実に阻止され、コアが更に図3bに示された位置まで回転すると、円弧状の側面40が駆動ピン22の下端に接触して駆動ピンをばね26の付勢力に抗して駆動し、これによりコアが解錠位置へ回転する。
以上に於いては好ましい実施形態について説明したが、本発明の範囲内にて種々の修正例及び置換が可能である。従って本発明は例示の目的で説明されたのであり、限定の目的で説明されたのではない。
Claims (26)
- 前端と、該前端より長手方向に隔置された後端と、前記前端と前記後端との間に延在する長手方向軸線とを有するシェルであって、前記シェルは前記長手方向軸線に対し同軸に設けられたコア受け入れ室を郭定する内面を有し、前記シェルは更に少なくとも第一の長手方向列のピンタンブラ受け入れ室を有し、前記ピンタンブラ受け入れ室は軸線を有し前記内面に接続されており、前記ピンタンブラ受け入れ室の前記軸線及び前記長手方向軸線は互いに共働して第一の平面を郭定するシェルと、
前記長手方向軸線の周りに回転可能に前記シェルの前記コア受け入れ室内に配置されたコアであって、前記コアは両側面を有し長手方向に延在するキー溝を含み、前記コアは少なくとも第一の列のピンタンブラ受け入れ室を含み、前記コアの前記ピンタンブラ受け入れ室はそれぞれ軸線を有し、前記シェルの対応する前記ピンタンブラ受け入れ室と軸線に沿って整合可能であり、前記コアは前記シェルと共働して前記シェルとの間に第一の剪断線を郭定する実質的に円筒形の外面を有し、前記コアの前記タンブラ受け入れ室は前記キー溝と前記コアの前記外面との間に延在しており、前記コアは更に前記コアの一つのピンタンブラ受け入れ室が設けられた長手方向位置に切欠きを有し、前記切欠きは前記キー溝の一方の側に於いて前記円筒形の外面より前記コア内へ延在しており、前記切欠きは前記キー溝の側面に設けられた孔を介して前記キー溝と連通しており、前記切欠きは前記長手方向位置に於いて前記コアの前記外面に少なくとも部分的にリセスを郭定しており、前記リセスは前記コアの前記ピンタンブラ受け入れ室の軸線より角方向にオフセットされており、前記リセスは前記シェルに対する前記コアの相対回転により前記シェルの一つのピンタンブラに受け入れ室と整合可能であり、前記リセスは前記長手方向位置に於いて前記シェルの前記一つのピンタンブラ受け入れ室の断面の大きさ及び形状と同一の断面の大きさ及び形状を有するコアと、
複数個のピンタンブラであって、前記ピンタンブラはそれぞれ少なくとも下側ピンと駆動ピンとを有し、前記ピンタンブラの前記下側ピン及び前記駆動ピンは前記シェルの前記ピン受け入れ室が前記コアの前記ピンタンブラ受け入れ室と整合しているときには軸線に沿って互いに整合し、前記ピンタンブラはそれぞれ前記キー溝の方向に前記ピンを付勢するばねを含み、これにより前記下側ピンは前記キー溝内へ延在し、各ピンタンブラの一方のピンは前記剪断線を横切って延在し、これにより前記コア及び前記シェルと共働して前記シェルに対する前記コアの相対回転を阻止する複数個のピンタンブラと、
前記コアに設けられた前記切欠き内に配置されたプレートであって、前記プレートは第一の位置と第二の位置との間に前記コアに対し相対的に運動可能であり、前記プレートは前記第一の位置にあるときには前記剪断線より変位した位置に位置し且つ前記第二の位置にあるときには前記剪断線の位置に位置する第一の外面部を有し、これにより前記プレートの前記第一の外面部は前記コアの前記外面の不連続部を郭定したり前記外面の実質的に連続部を郭定し、前記プレートは前記第二の位置へ移動されると前記コアの前記外面に設けられた前記リセスを跨ぎ、前記プレートは前記孔を介して前記キー溝内へ延在する位置に設けられた突起を有し、これにより前記プレートを移動させる力が前記キー溝に挿入されたキーより前記突起に与えられるプレートと、
を含んでいることを特徴とするシリンダ錠。 - 前記コアに設けられた前記切欠きは実質的に円の一部の形状を有していることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠。
- 前記孔及び前記リセスは第二の平面の両側に配置されており、前記第二の平面は実質的に前記第一の平面に垂直であり且つ前記長手方向軸線を通って延在していることを特徴とする請求項2に記載のシリンダ錠。
- 前記プレートは更に前記シェルの内面と共働して前記コアに対する前記プレートの相対運動を案内する第二の外側支持面を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠。
- 前記プレートは更に前記シェルの内面と共働して前記コアに対する前記プレートの相対運動を案内する第二の外側支持面を含んでいることを特徴とする請求項2に記載のシリンダ錠。
- 前記孔及び前記リセスは第二の平面の両側に配置されており、前記第二の平面は実質的に前記第一の平面に垂直であり且つ前記長手方向軸線を通って延在していることを特徴とする請求項5に記載のシリンダ錠。
- 前記プレートの前記突起は前記プレートが前記第一の位置にあるときには前記キー溝内に延在し、前記突起は前記プレートが前記第二の位置にあるときには前記キー溝より実質的に変位されることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠。
- 前記プレートの前記突起は前記プレートが前記第一の位置にあるときには前記キー溝内に延在し、前記突起は前記プレートが前記第二の位置にあるときには前記キー溝より実質的に変位されることを特徴とする請求項2に記載のシリンダ錠。
- 前記プレートの前記突起は前記プレートが前記第一の位置にあるときには前記キー溝内に延在し、前記突起は前記プレートが前記第二の位置にあるときには前記キー溝より実質的に変位されることを特徴とする請求項4に記載のシリンダ錠。
- 前記コアに設けられた前記切欠きは前記コアの前記一つのピンタンブラ受け入れ室の直径よりも小さい幅を有し、前記コアの前記外面に設けられた前記リセスは一部には前記切欠きと交差する盲孔により郭定されていることを特徴とする請求項1に記載のシリンダ錠。
- 前記コアに設けられた前記切欠きは前記コアの前記一つのピンタンブラ受け入れ室の直径よりも小さい幅を有し、前記コアの前記外面に設けられた前記リセスは一部には前記切欠きと交差する盲孔により郭定されていることを特徴とする請求項5に記載のシリンダ錠。
- 前記プレートの前記突起は前記プレートが前記第一の位置にあるときには前記キー溝内に延在し、前記突起は前記プレートが前記第二の位置にあるときには前記キー溝より実質的に変位されることを特徴とする請求項11に記載のシリンダ錠。
- 把持部と該把持部より長手方向に延在するブレードとを含むキーであって、前記ブレードは一対の互いに隔置された側面を有し、前記一対の側面は少なくとも部分的に実質的に互いに平行であり且つ前記一対の側面の間に延在する一対のエッジにより互いに接続されており、前記エッジの少なくとも一方にはキーの噛合い部を郭定する表面凹凸が設けられており、前記キーは更に前記側面の一方より横方向に延在するカム突起を含むキーと、
長手方向軸線と内部を横断する係合面とを有するシェルを含むシェル手段であって、前記シェル手段は少なくとも第一の長手方向列の受け入れ室を郭定するシェル手段と、
前記シェル手段の前記長手方向軸線の周りに回転可能に前記シェル手段内に配置されたコア手段であって、前記コア手段は外面を有し、長手方向に延在するキー溝と、前記シェル手段の前記受け入れ室と整合可能な少なくとも一つの第一の列の受け入れ室と、前記シェル手段の前記受け入れ室の少なくとも一つよりオフセットされ且つ少なくとも前記一つの受け入れ室と整合可能な第一の盲孔とを郭定しており、前記シェル手段の前記係合面と前記コア手段の前記外面との間に第一の剪断線が郭定されたコア手段と、
前記コア手段及び前記シェル手段の前記受け入れ室内に往復可能に配置された複数個のピンタンブラ手段であって、各ピンタンブラ手段は通常時には前記キー溝内へ付勢された下側ピンと、通常時には前記下側ピンに隣接して配置され前記下側ピンとの間にタンブラ剪断線を郭定する駆動ピンとを有し、前記ピンタンブラ手段は通常時には前記コア手段及び前記シェル手段と共働して前記シェル手段に対する前記コア手段の相対回転を阻止する複数個のピンタンブラ手段と、
第一の位置と第二の位置との間に運動可能に前記シェル手段内に配置されたキー捕捉用プレート手段であって、前記プレート手段は前記第一の位置に於いては前記駆動ピンの少なくとも一つが前記第一の剪断線を横切って延在し前記盲孔内へ進入することを許し、前記第二の位置に於いては前記駆動ピンが前記第一の線断線を横切って延在することを阻止するキー捕捉用プレート手段と、
を含み、前記キーが前記キー溝内へ挿入されると、前記カム突起がプレート手段を前記第一の位置より前記第二の位置へ移動させ、前記タンブラ剪断線が前記第一の剪断線と整合して前記シェル手段に対する前記コア手段の相対回転を許容するよう、前記キーの前記ブレードの前記表面凹凸が前記ピンタンブラ手段を往復動させるよう構成されていることを特徴とするシリンダ錠装置。 - 前記コア手段の前記外面は実質的に円筒形をなし、前記コア手段は前記シェル手段の前記一つの受け入れ室と少なくとも部分的に整合可能な切欠きを郭定しており、前記プレート手段は前記切欠き内に運動可能に配置されていることを特徴とする請求項13に記載のシリンダ錠装置。
- 前記プレート手段は該プレート手段が前記第二の位置にあるときには実質的に前記コア手段の前記外面の剪断線延長部を構成する形状であって、前記プレート手段が前記第一の位置にあるときには前記第一の剪断線の下方に位置する形状に形成された支持面を含んでいることを特徴とする請求項13に記載のシリンダ錠装置。
- 前記プレート手段は該プレート手段が前記第二の位置にあるときには実質的に前記コア手段の前記外面の剪断線延長部を構成する形状であって、前記プレート手段が前記第一の位置にあるときには前記第一の剪断線の下方に位置する形状に形成された支持面を含んでいることを特徴とする請求項14に記載のシリンダ錠装置。
- 前記切欠きは前記キー溝内へ延在し、前記プレート手段は該プレート手段が前記第一の位置にあるときには少なくとも部分的に前記キー溝内に延在する突起を含み、前記プレート手段の前記突起は前記プレート手段が前記第二の位置にあるときには実質的に前記キー溝内に延在しないことを特徴とする請求項14に記載のシリンダ錠装置。
- 前記切欠きは前記キー溝内へ延在し、前記プレート手段は該プレート手段が前記第一の位置にあるときには少なくとも部分的に前記キー溝内に延在する突起を含み、前記プレート手段の前記突起は前記プレート手段が前記第二の位置にあるときには実質的に前記キー溝内に延在しないことを特徴とする請求項16に記載のシリンダ錠装置。
- 前記切欠きは前記シェルの前記長手方向軸線に対し前記コア手段の前記受け入れ室とは反対側に位置する部分に於いて前記キー溝内へ延在していることを特徴とする請求項17に記載のシリンダ錠装置。
- 前記切欠きは前記シェルの前記長手方向軸線に対し前記コア手段の前記受け入れ室とは反対側に位置する部分に於いて前記キー溝内へ延在していることを特徴とする請求項18に記載のシリンダ錠装置。
- 前記キーの前記突起は前記ブレードの長手方向に沿って延在する細長い突起であることを特徴とする請求項13に記載のシリンダ錠装置。
- 前記キーの前記突起は前記ブレードの長手方向に沿って延在する細長い突起であることを特徴とする請求項14に記載のシリンダ錠装置。
- 前記キーの前記突起は前記ブレードの長手方向に沿って延在する細長い突起であることを特徴とする請求項15に記載のシリンダ錠装置。
- 前記キーの前記突起は前記プレート手段の前記突起に係合して前記プレート手段を前記第一の位置より前記第二の位置へ移動させることを特徴とする請求項17に記載のシリンダ錠装置。
- 前記キーの前記突起は前記プレート手段の前記突起に係合して前記プレート手段を前記第一の位置より前記第二の位置へ移動させることを特徴とする請求項19に記載のシリンダ錠装置。
- 前記キーの前記ブレードの前記側面は実質的に前記ブレードの長さに亘り延在し、一対の実質的に互いに平行な平面を郭定しており、前記互いに平行な平面の間の間隔は前記ブレードの最大厚さを郭定しており、前記カム突起は前記互いに平行な平面の一方を越えて延在しており、前記キーブレードは更に前記カム突起と整合する位置に設けられたリセスを有し、前記リセスは前記一方の平面とは反対側の前記ブレードの平面に設けられていることを特徴とする請求項13に記載のシリンダ錠装置。
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