JP2005505709A - 対応する鍵と係合する横方向に押圧されたバーを組み込んだシリンダを持つ錠 - Google Patents
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Abstract
錠及び鍵の組において、錠は、ラッチを作動するためにバレル内で回転自在のシリンダを含み、このシリンダには、ばねで横方向に押圧されたバーが組み込まれ、このバーはスロット又は突出部を含み、これらのスロット又は突出部は、バーの端部がシリンダの直径内にある位置又はバーのいずれか一方の端部がシリンダを越えて突出し、バレルと係合する位置の最大三つの位置のうちの一つの位置でバーを整合できるように、鍵に設けられた対応するスロット又は突出部と係合するようになっている。これは、ピンタンブラー錠及びラッチエレメントの関連したスロットを通して作動部材を移動することによってラッチ手段を作動する、エレメントの各組のスロットが整合したときに作動部材を通すことができるように二組のラッチエレメントが設けられている種類の錠に適用できる。ラッチエレメントの一方の組は、設定鍵によって位置決めされ、他方の組は対応するアクセス鍵によって位置決めされる。
Description
【技術分野】
【0001】
本発明は改良錠に関し、更に詳細にはマスターシリンダを本締めできる錠に関する。
【背景技術】
【0002】
錠の望ましい特徴は、錠を交換せずに鍵を付け替えること(rekey)ができるということである。別の望ましい特徴は、親鍵及び従属鍵を持ち、これらの鍵の一つを交換する必要がある場合に新たな錠機構を必要としない錠である。
【0003】
米国特許第4,741,188号には、錠を交換せずに鍵を交換できるピンタンブラー錠が開示されている。この錠は、更に、親鍵及び従属鍵を含んでもよい。ピンタンブラー錠と関連した一つの問題点は、製造費用である。これは、高度な機械加工及び複雑な組み立てを必要とするためである。
【0004】
米国特許第4,898,011号には、ピンタンブラー錠に対する変形例の錠が開示されている。この錠もまた、錠の交換を必要としない。鍵でピンを整合させてシリンダを回転できるようにする代わりに、鍵でピンをスロットと整合させ、細長い部材を通してラッチを作動できるようにする。各鍵は、ピンの一方の組を所定位置に設定する関連したビスケット(biscuit)を有し、ピンの第2の組の鍵整合スロットを第1の組のスロットと適合する。ピン毎に一つ以上のスロットを使用することにより、親鍵を使用することが可能であった。
【0005】
国際公開WO98/40589号公報には、一つ又はそれ以上のレベルの親鍵を持つことができ、リキー可能なプログラム可能なシリンダ錠が開示されている。このような錠の製造費用及び製造に必要な機械類の資本は非常に高い。
【0006】
本締めボルトを持つ錠は、扉の両側から本締めされた場合に危険である。更に、多鍵環境において、扉を親鍵に対して本締めする性能を制限するのが望ましい。ナイトラッチでも、一つの鍵ホルダだけでラッチを二重施錠できるように同様の利点が望ましい。かくして、異なる鍵で幾つかの機能を実施できる錠を提供することが必要とされている。
【0007】
米国特許第4,506,530号には、ボルトを第1位置に置くこと及び開錠できる従業員用鍵を持つ錠及びボルトを本締め位置に置くことができる親鍵を持つが開示されている。これは、従業員用鍵の回転を制限するが親鍵によって変位されるドッギングスライドが設けられていることにより達成される。
【0008】
米国特許第4,704,884号には、回転プラグ、制御プラグ、及び定置プラグを持つピンタンブラーシリンダ錠が開示されている。第1鍵は、回転プラグを反時計廻り方向に90°回転でき、第2鍵は制御プラグ及び回転プラグを時計廻り方向に90°回転でき、親鍵は、回転プラグ、制御プラグ、及び親プラグをいずれかの方向に360°回転できる。かくして、三つの異なる機能を三つの異なる鍵で作動できる。適当な鍵を挿入するだけで、所与の方向に回転して所望の機能を得ることができる。この構成は、製造用工具及び機械加工の費用に関し、製造に費用がかかる。
【特許文献1】
米国特許第4,741,188号
【特許文献2】
米国特許第4,898,011号
【特許文献3】
WO98/40589
【特許文献4】
米国特許第4,506,530号
【特許文献5】
米国特許第4,704,884号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、同じ錠について様々な機能を別々の鍵で実行できるようにする機構を提供する安価な錠を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的のため、本発明は、錠及び鍵の組において、錠は、ラッチを作動するためにバレル内で回転自在のシリンダを含み、シリンダには、横方向に押圧されたバーが組み込まれ、このバーはスロット又は突出部を含み、これらのスロット又は突出部は、バーの端部がシリンダの直径内にある位置又はバーの各端の一方がシリンダを越えて突出し、バレルと係合する位置の最大三つの位置のうちの一つの位置でバーを整合できるように、鍵に設けられた対応するスロット又は突出部と係合するようになっている、錠及び鍵の組を提供する。
【0011】
このことは、利用可能な機能が三つの異なる鍵に割り振られており、これらの各々が横バーを異なる機能と対応する別の位置に置くということを意味する。異なる二つの鍵だけを必要とする場合には、横バーは、二つの位置、即ちシリンダ周囲と同時に終端する位置及び一方の側だけから延びる位置しかないように寸法を定めることができる。
【0012】
横バーがシリンダの直径と同時に終端する場合には、シリンダをバレルから取り外すことができ、これによりシリンダを調節したり交換したりできる。本発明は、特に、錠が、細長い部材をラッチエレメントの関連したスロットに通すことができる場合にラッチ手段を作動できる種類の錠であり、ラッチエレメントは、鍵によって位置決めされる、錠装置に適用できる。
【0013】
この種の鍵は、米国特許第4,898,011号に記載されており、一つ以上のレベルで親鍵を使用できる。同特許に触れたことにより、この特許に開示された内容は本明細書中に含まれたものとする
横バーの端部がシリンダの一端を越えて延びている場合には、シリンダを回転させることによりラッチを作動できる。これは、全ての鍵ホルダに共通した機能である。
横バーの端部が反対方向に延びている場合には、適当な鍵でシリンダを回転させることにより、本締めボルト又はナイトラッチを掛けるといった別の錠機能を作動できる。親鍵にもこの機能がある。かくして横バーを最大三つの位置のうちの一つの位置に移動できる。横バーの端部がシリンダ周囲を越えて延びる二つの位置の各々により、シリンダ内での鍵の回転方向に応じて二つの可能な機能を実行できる。かくして、横バーについて可能な三つの位置から、実行可能な五つの機能があると考えられる。これは、シリンダを電子作動式の錠で使用した場合に容易に達成される。
【0014】
この構成は、ピンタンブラー錠のシリンダで使用できる。好ましくは、細長い部材をラッチエレメントの関連したスロットに通すことができる場合にラッチ手段を作動できる種類の錠で使用され、ラッチエレメントは二組設けられており、そのため、エレメントの各組のスロットが整合したとき、作動部材を通すことができ、ラッチエレメント一方の組は、錠を効果的にプログラムするセッター(setter)によって位置決めされ、他方の組は、各組の対応するエレメントのスロットを整合するため、セッターと対応する形状の鍵によって位置決めされる。これは、米国特許第4,898,011号に記載された種類の錠である。シリンダを取り外したとき、ビスケット即ちプログラム可能なセッターを交換できる。このことは、シリンダの取り外しに使用できる鍵がコード変更鍵であるということを意味する。
【0015】
本発明の別の特徴では、錠及び鍵において、錠は鍵溝を有し、この鍵溝のベースは、鍵のベースと平行な長さ方向に延びる直立したリブを持つプレートによって形成され、鍵のベース及び長さ方向に延びるリブは、相補的にかみ合う長さ方向に延びる突出部及び凹所を有し、ベースプラグを錠から取り外すことができる、錠及び鍵が提供される。これは、リキー作業の部分として交換できる錠の交換可能な構成要素を提供する。これは、ラッチエレメントの構成によって提供される組み合わせに加えて新たな組み合わせ範囲を提供する。
【0016】
米国特許第4,898,011号に開示されたコーディングシステムを使用する本発明の好ましい実施例を添付図面を参照して説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
[実施例]
図1及び図3の二つの錠のラッチ機構は従来の機構であり、商業的に入手できる錠機構に基づいており、そのため、シリンダ及びその構成要素を使用して現存のシリンダと交換できる。
【0018】
鍵コードシリンダは、ばね上プレート130及び底プレート135によって互いに保持された端プレート40及び50によって画成され、これらは全てバレル60内に嵌着する。このバレルは、図1の本体10又は図3に示すコーン156に嵌着する。底プレート135は、端プレート40及び50を固定するように機能するばかりでなく、セッター(setter)及び鍵用の鍵溝のフロアとしても作用する。バレル60は固定され、ばね65の周囲が以下に説明するようにラッチ機構の部分として機能する。鍵コードシリンダは、爪70及びピン配置側プレート90が画成するコーディング区分を含む。爪の外面には楔突出部71が組み込まれており、この突出部は、シリンダが中立位置にあるとき、バレル60のウィンドウ62を通って突出する。コーディング区分は、ラッチピン120の二つの列32及び33で形成されている。これらのラッチピンは、分離プレート34によって分離されており、ピン配置プレート90と100との間に保持される。プレート100には、Tバー110を通すための細長いスロット102が設けられている。ピン120は、図12でわかるように、Tバースライド即ちガイド80の溝85内に保持され、ピン配置プレート100の細長いスロット102を通過するTバー110を通すためのコーディングスロット122を各々有する。Tバースライド80(図8参照)にはばね84が組み込まれる。これらのばね84は、Tバースライド80の側アーム81の溝82に嵌着される。これらのばね84は、ねじ132の端部に当接する。これらのねじは、上プレート130をコードシリンダ端40及び50に取り付けるのにも役立つ。ばね84はスライド80をピン配置プレート90から遠ざかる方向に押圧する。Tバースライドには、Tバー110を案内するための溝85が設けられている。Tバー110(図11参照)の端部には、錠の開錠及び不正開錠(ピッキング)を困難にするため、Vスロット111でノッチが形成されている。錠を不正開錠しようとすると、ピンが上方に押圧され、図12に示すように、Vスロットによって形成されたノッチがコーディングスロット122の真上及び真下にある溝128の一つと係合する。これにより、錠が固着し、不正開錠を行う者を苛々させる。
【0019】
ピン120(図12参照)は、各ピンの円筒形ばねチャンバ124に各々嵌着され且つばね上プレート130に当接したばね123によって下方に押圧される。ピン120の押圧に一枚のリーフばねを使用することは本発明の範疇に含まれる。図示のように、コーディングスロット122は各ピンの壁に形成されている。これらのピンは次のピンと当接し、Tバーを通すための包囲された溝を形成する。これにより各ピンの幅及び各ピン列の長さが小さくなる。しかしながら、完全に包囲された穴を受け入れるために一つ又はそれ以上の広幅のピンを含むことは本発明の範疇に含まれる。
【0020】
鍵穴41に入れた鍵28(図2参照)で端プレート40及び50を回すことにより、爪70(図7参照)の楔状突出部71の傾斜面を固定されたバレル60の円筒形の壁と係合させ、Tバー110をピン配置プレート90に向かって押すことができる。ピン120の列32及び33のスロット122が整合している場合には、Tバーがこれらのスロットを通って移動し、プレート90に当接し、かくしてコーディングシリンダを回転させることができる。駆動部材として機能する端プレート50を回転させることにより、ラッチアクチュエータ152(図1参照)のスロット153と係合したタング150を介してラッチ機構を作動させる。
【0021】
鍵28用の鍵溝は、ピン列32と対応し、コードプログラム用のセッター(図示せず)の鍵溝はピン列33と対応する。鍵及びセッターは、米国特許第4,898,011号に記載の方法で漸次位置と適合するため、列32及び33の各ピンを持ち上げる適合スロットを有する。鍵を一杯に挿入すると、コーディングシリンダを回転できる。セッターは、端プレート50のセッタースロット52を介して挿入され、コーディングシリンダを取り外すことによってしかアクセスできない。セッターは、前プレート41に設けられたスロットを介して挿入できるが、安全性を追加するため、コーディングシリンダを取り外すことによってしかアクセスできない端プレート50を介するアクセスを設けるのが好ましい。
【0022】
鍵28及びセッター用の鍵溝を画成する底プレート135は、鍵とセッターとの間に入る直立リブ136を有する。このリブ136には、長さ方向リブ又は溝が設けられており、これらのリブ又は溝は、鍵28及びセッターの相補的なリブ又は溝と係合し、鍵及びセッターが正しいことを保証する別の手段として作用する。ブローチ設計が異なり、直立リブ136に設けられた長さ方向リブ及び溝の構成が異なるということは、全ての新たなセッター及び鍵が相補的ブローチ構成を備えていなければならないということを意味する。これは、ピンの配置によって提供されるのに加えて新たな範囲の組み合わせを提供し、錠の様々なモデルに使用できる。随意であるが、底プレートは、錠の交換自在の構成要素を提供するため、取り外し自在であってもよく、リキー作業の部分として交換できる。
【0023】
鍵28が行うことができる機能は、図2に示すように、機能スライド20との相互作用で決まる。スライド20には、ばね21を収容する溝22が設けられている。ばね21は、溝22の端部内に着座した爪70(図7参照)のフランジ73によって押圧される。スライド20に切り込んだスロット25、26、及び27は、図2に示すように、鍵28A、28B、及び28Cに設けられた対応するスロットに着座する。鍵28がひとたび挿入されると、スライド20は、端面40に対し、スライドの端部が端面40の周囲にくるように、又はその端部23、24の一方が端面40の周囲を越えて延びるように位置決めされる。スロット25を持つ鍵28Aは、フランジ23がコーディングシリンダの周囲を越えて突出しラッチ機構に設けられたストップと係合するように、スライド20を位置決めする。鍵が挿入されていない場合には、ばね21がスライド20を押圧し、スライド20のフランジ23が同じ位置で突出し、シリンダの取り外しを阻止する。図1のナイトラッチ又は図3の本締まり錠について、鍵28Aによりラッチをそのラッチ位置で開閉できる。図1を参照すると、鍵28Aは、端部23がバレル60に装着したばね65のフランジ66と係合するため、シリンダを時計廻り方向にしか回転できない。鍵28Aは、進入に使用される一般的な鍵である。
【0024】
スロット26を持つ鍵28Bは、スライドの端部23及び24がコーディングシリンダの周囲で同時に終端するようにスライドを位置決めする。これにより、主にセッターを交換するためにシリンダを取り外すのにこの鍵を使用できる。
【0025】
スロット27が設けられた鍵28Cは、フランジ24がコーディングシリンダの周囲を越えて突出するようにスライド20を位置決めする。このフランジ24は、ナイトラッチ(図1参照)のラッチノブが作動しないようにするラッチ機構のストップと係合するか或いは、本締めボルトをその一杯に延ばした位置(図3参照)に置く。このことは、一つの鍵で本締めボルトの投入ができるということを意味する。
【0026】
図14には、部品点数が少ない変形例の機構が開示されている。鍵201を錠本体210の鍵穴205に挿入する一方、本体210の鍵溝205とは反対側の面にある鍵溝にセッター202を挿入する。
【0027】
図1に示す実施例と比較した相違点は、
上プレート230が、ばね223及びピン列232及び233を良好に収容するように形成されているということ、
Tバーガイド280が図1の爪70及びTバースライド80と等価であること、
Tバーガイド280がTバー310を支持し、プレート300とともにTバー310の移動を案内すること、
上プレートが長さ方向ピン240で所定位置に固定されることである。図14の実施例は、この他は、他の実施例と同様に機能する。
【0028】
本発明の教示から逸脱することなく、この他の変更を行うことができる。例えば、図1及び図3を参照すると、上プレート130、分離プレート34、及び底プレート135は、中空本体区分に嵌着する一つの部品として形成されていてもよい。
【0029】
以上から、本発明は、様々な鍵で錠内の様々な機能を作動できる鍵装置を提供するということがわかるであろう。セッターにより、コードシリンダを交換する必要なしに錠をリキーできる。コードシリンダ用のセッター、シリンダ取り外し鍵、親鍵、及び必要とされる多くの共通鍵を含む鍵の新たな組によって錠をリキーできる。これらの鍵の各々は、セッターと同じコードを持っていてもよいが、機能スライド20と相互作用する溝に関して異なっている。錠の可動部品の数が、上文中に説明したように、従来のピンタンブラー錠におけるよりも少ないため、組み立てが容易である。更に、構成要素の大部分を型成形で形成できる。型成形は、ピンタンブラー錠で必要とされる機械加工よりも費用がかからない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の一実施例によるナイトラッチ用シリンダ−バレル装置の分解斜視図である。
【図2】本発明で有用な鍵及び横バーの形体を示す概略図である。
【図3】本発明の別の実施例による本締めボルト錠の分解斜視図である。
【図4】鍵プレートの一組の図である。
【図5】鍵シリンダの内端プレートの一組の図である。
【図6】シリンダ本体の一対の図である。
【図7】シリンダ本体内で回転する爪の図である。
【図8】Tピン用ガイドの一組の図である。
【図9】Tピン案内装置の端部での側プレートの一組の図である。
【図10】ピン配置プレートの一組の図である。
【図11】Tピンの一対の図である。
【図12】二組のコーディングピンの一つのピンの図である。
【図13】二組のピンをカバーするばね上プレートの図である。
【図14】錠機構の別の実施例の図である。
【符号の説明】
【0031】
10 本体 28 鍵 32、33 列
34 分離プレート 40、50 端プレート 41 鍵穴
50 端プレート 52 セッタースロット 60 バレル
62 ウィンドウ 65 ばね 70 爪
71 楔突出部 80 Tバースライド 81 側アーム
82 溝 84 ばね 85 溝
90、100 ピン配置側プレート 102 スロット
110 Tバー 120 ラッチピン
122 コーディングスロット 123 ばね
124 円筒形ばねチャンバ 128 溝
130 ばね上プレート 132 ねじ
135 底プレート 140 タング
152 ラッチアクチュエータ 153 スロット
156 コーン
【0001】
本発明は改良錠に関し、更に詳細にはマスターシリンダを本締めできる錠に関する。
【背景技術】
【0002】
錠の望ましい特徴は、錠を交換せずに鍵を付け替えること(rekey)ができるということである。別の望ましい特徴は、親鍵及び従属鍵を持ち、これらの鍵の一つを交換する必要がある場合に新たな錠機構を必要としない錠である。
【0003】
米国特許第4,741,188号には、錠を交換せずに鍵を交換できるピンタンブラー錠が開示されている。この錠は、更に、親鍵及び従属鍵を含んでもよい。ピンタンブラー錠と関連した一つの問題点は、製造費用である。これは、高度な機械加工及び複雑な組み立てを必要とするためである。
【0004】
米国特許第4,898,011号には、ピンタンブラー錠に対する変形例の錠が開示されている。この錠もまた、錠の交換を必要としない。鍵でピンを整合させてシリンダを回転できるようにする代わりに、鍵でピンをスロットと整合させ、細長い部材を通してラッチを作動できるようにする。各鍵は、ピンの一方の組を所定位置に設定する関連したビスケット(biscuit)を有し、ピンの第2の組の鍵整合スロットを第1の組のスロットと適合する。ピン毎に一つ以上のスロットを使用することにより、親鍵を使用することが可能であった。
【0005】
国際公開WO98/40589号公報には、一つ又はそれ以上のレベルの親鍵を持つことができ、リキー可能なプログラム可能なシリンダ錠が開示されている。このような錠の製造費用及び製造に必要な機械類の資本は非常に高い。
【0006】
本締めボルトを持つ錠は、扉の両側から本締めされた場合に危険である。更に、多鍵環境において、扉を親鍵に対して本締めする性能を制限するのが望ましい。ナイトラッチでも、一つの鍵ホルダだけでラッチを二重施錠できるように同様の利点が望ましい。かくして、異なる鍵で幾つかの機能を実施できる錠を提供することが必要とされている。
【0007】
米国特許第4,506,530号には、ボルトを第1位置に置くこと及び開錠できる従業員用鍵を持つ錠及びボルトを本締め位置に置くことができる親鍵を持つが開示されている。これは、従業員用鍵の回転を制限するが親鍵によって変位されるドッギングスライドが設けられていることにより達成される。
【0008】
米国特許第4,704,884号には、回転プラグ、制御プラグ、及び定置プラグを持つピンタンブラーシリンダ錠が開示されている。第1鍵は、回転プラグを反時計廻り方向に90°回転でき、第2鍵は制御プラグ及び回転プラグを時計廻り方向に90°回転でき、親鍵は、回転プラグ、制御プラグ、及び親プラグをいずれかの方向に360°回転できる。かくして、三つの異なる機能を三つの異なる鍵で作動できる。適当な鍵を挿入するだけで、所与の方向に回転して所望の機能を得ることができる。この構成は、製造用工具及び機械加工の費用に関し、製造に費用がかかる。
【特許文献1】
米国特許第4,741,188号
【特許文献2】
米国特許第4,898,011号
【特許文献3】
WO98/40589
【特許文献4】
米国特許第4,506,530号
【特許文献5】
米国特許第4,704,884号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、同じ錠について様々な機能を別々の鍵で実行できるようにする機構を提供する安価な錠を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的のため、本発明は、錠及び鍵の組において、錠は、ラッチを作動するためにバレル内で回転自在のシリンダを含み、シリンダには、横方向に押圧されたバーが組み込まれ、このバーはスロット又は突出部を含み、これらのスロット又は突出部は、バーの端部がシリンダの直径内にある位置又はバーの各端の一方がシリンダを越えて突出し、バレルと係合する位置の最大三つの位置のうちの一つの位置でバーを整合できるように、鍵に設けられた対応するスロット又は突出部と係合するようになっている、錠及び鍵の組を提供する。
【0011】
このことは、利用可能な機能が三つの異なる鍵に割り振られており、これらの各々が横バーを異なる機能と対応する別の位置に置くということを意味する。異なる二つの鍵だけを必要とする場合には、横バーは、二つの位置、即ちシリンダ周囲と同時に終端する位置及び一方の側だけから延びる位置しかないように寸法を定めることができる。
【0012】
横バーがシリンダの直径と同時に終端する場合には、シリンダをバレルから取り外すことができ、これによりシリンダを調節したり交換したりできる。本発明は、特に、錠が、細長い部材をラッチエレメントの関連したスロットに通すことができる場合にラッチ手段を作動できる種類の錠であり、ラッチエレメントは、鍵によって位置決めされる、錠装置に適用できる。
【0013】
この種の鍵は、米国特許第4,898,011号に記載されており、一つ以上のレベルで親鍵を使用できる。同特許に触れたことにより、この特許に開示された内容は本明細書中に含まれたものとする
横バーの端部がシリンダの一端を越えて延びている場合には、シリンダを回転させることによりラッチを作動できる。これは、全ての鍵ホルダに共通した機能である。
横バーの端部が反対方向に延びている場合には、適当な鍵でシリンダを回転させることにより、本締めボルト又はナイトラッチを掛けるといった別の錠機能を作動できる。親鍵にもこの機能がある。かくして横バーを最大三つの位置のうちの一つの位置に移動できる。横バーの端部がシリンダ周囲を越えて延びる二つの位置の各々により、シリンダ内での鍵の回転方向に応じて二つの可能な機能を実行できる。かくして、横バーについて可能な三つの位置から、実行可能な五つの機能があると考えられる。これは、シリンダを電子作動式の錠で使用した場合に容易に達成される。
【0014】
この構成は、ピンタンブラー錠のシリンダで使用できる。好ましくは、細長い部材をラッチエレメントの関連したスロットに通すことができる場合にラッチ手段を作動できる種類の錠で使用され、ラッチエレメントは二組設けられており、そのため、エレメントの各組のスロットが整合したとき、作動部材を通すことができ、ラッチエレメント一方の組は、錠を効果的にプログラムするセッター(setter)によって位置決めされ、他方の組は、各組の対応するエレメントのスロットを整合するため、セッターと対応する形状の鍵によって位置決めされる。これは、米国特許第4,898,011号に記載された種類の錠である。シリンダを取り外したとき、ビスケット即ちプログラム可能なセッターを交換できる。このことは、シリンダの取り外しに使用できる鍵がコード変更鍵であるということを意味する。
【0015】
本発明の別の特徴では、錠及び鍵において、錠は鍵溝を有し、この鍵溝のベースは、鍵のベースと平行な長さ方向に延びる直立したリブを持つプレートによって形成され、鍵のベース及び長さ方向に延びるリブは、相補的にかみ合う長さ方向に延びる突出部及び凹所を有し、ベースプラグを錠から取り外すことができる、錠及び鍵が提供される。これは、リキー作業の部分として交換できる錠の交換可能な構成要素を提供する。これは、ラッチエレメントの構成によって提供される組み合わせに加えて新たな組み合わせ範囲を提供する。
【0016】
米国特許第4,898,011号に開示されたコーディングシステムを使用する本発明の好ましい実施例を添付図面を参照して説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
[実施例]
図1及び図3の二つの錠のラッチ機構は従来の機構であり、商業的に入手できる錠機構に基づいており、そのため、シリンダ及びその構成要素を使用して現存のシリンダと交換できる。
【0018】
鍵コードシリンダは、ばね上プレート130及び底プレート135によって互いに保持された端プレート40及び50によって画成され、これらは全てバレル60内に嵌着する。このバレルは、図1の本体10又は図3に示すコーン156に嵌着する。底プレート135は、端プレート40及び50を固定するように機能するばかりでなく、セッター(setter)及び鍵用の鍵溝のフロアとしても作用する。バレル60は固定され、ばね65の周囲が以下に説明するようにラッチ機構の部分として機能する。鍵コードシリンダは、爪70及びピン配置側プレート90が画成するコーディング区分を含む。爪の外面には楔突出部71が組み込まれており、この突出部は、シリンダが中立位置にあるとき、バレル60のウィンドウ62を通って突出する。コーディング区分は、ラッチピン120の二つの列32及び33で形成されている。これらのラッチピンは、分離プレート34によって分離されており、ピン配置プレート90と100との間に保持される。プレート100には、Tバー110を通すための細長いスロット102が設けられている。ピン120は、図12でわかるように、Tバースライド即ちガイド80の溝85内に保持され、ピン配置プレート100の細長いスロット102を通過するTバー110を通すためのコーディングスロット122を各々有する。Tバースライド80(図8参照)にはばね84が組み込まれる。これらのばね84は、Tバースライド80の側アーム81の溝82に嵌着される。これらのばね84は、ねじ132の端部に当接する。これらのねじは、上プレート130をコードシリンダ端40及び50に取り付けるのにも役立つ。ばね84はスライド80をピン配置プレート90から遠ざかる方向に押圧する。Tバースライドには、Tバー110を案内するための溝85が設けられている。Tバー110(図11参照)の端部には、錠の開錠及び不正開錠(ピッキング)を困難にするため、Vスロット111でノッチが形成されている。錠を不正開錠しようとすると、ピンが上方に押圧され、図12に示すように、Vスロットによって形成されたノッチがコーディングスロット122の真上及び真下にある溝128の一つと係合する。これにより、錠が固着し、不正開錠を行う者を苛々させる。
【0019】
ピン120(図12参照)は、各ピンの円筒形ばねチャンバ124に各々嵌着され且つばね上プレート130に当接したばね123によって下方に押圧される。ピン120の押圧に一枚のリーフばねを使用することは本発明の範疇に含まれる。図示のように、コーディングスロット122は各ピンの壁に形成されている。これらのピンは次のピンと当接し、Tバーを通すための包囲された溝を形成する。これにより各ピンの幅及び各ピン列の長さが小さくなる。しかしながら、完全に包囲された穴を受け入れるために一つ又はそれ以上の広幅のピンを含むことは本発明の範疇に含まれる。
【0020】
鍵穴41に入れた鍵28(図2参照)で端プレート40及び50を回すことにより、爪70(図7参照)の楔状突出部71の傾斜面を固定されたバレル60の円筒形の壁と係合させ、Tバー110をピン配置プレート90に向かって押すことができる。ピン120の列32及び33のスロット122が整合している場合には、Tバーがこれらのスロットを通って移動し、プレート90に当接し、かくしてコーディングシリンダを回転させることができる。駆動部材として機能する端プレート50を回転させることにより、ラッチアクチュエータ152(図1参照)のスロット153と係合したタング150を介してラッチ機構を作動させる。
【0021】
鍵28用の鍵溝は、ピン列32と対応し、コードプログラム用のセッター(図示せず)の鍵溝はピン列33と対応する。鍵及びセッターは、米国特許第4,898,011号に記載の方法で漸次位置と適合するため、列32及び33の各ピンを持ち上げる適合スロットを有する。鍵を一杯に挿入すると、コーディングシリンダを回転できる。セッターは、端プレート50のセッタースロット52を介して挿入され、コーディングシリンダを取り外すことによってしかアクセスできない。セッターは、前プレート41に設けられたスロットを介して挿入できるが、安全性を追加するため、コーディングシリンダを取り外すことによってしかアクセスできない端プレート50を介するアクセスを設けるのが好ましい。
【0022】
鍵28及びセッター用の鍵溝を画成する底プレート135は、鍵とセッターとの間に入る直立リブ136を有する。このリブ136には、長さ方向リブ又は溝が設けられており、これらのリブ又は溝は、鍵28及びセッターの相補的なリブ又は溝と係合し、鍵及びセッターが正しいことを保証する別の手段として作用する。ブローチ設計が異なり、直立リブ136に設けられた長さ方向リブ及び溝の構成が異なるということは、全ての新たなセッター及び鍵が相補的ブローチ構成を備えていなければならないということを意味する。これは、ピンの配置によって提供されるのに加えて新たな範囲の組み合わせを提供し、錠の様々なモデルに使用できる。随意であるが、底プレートは、錠の交換自在の構成要素を提供するため、取り外し自在であってもよく、リキー作業の部分として交換できる。
【0023】
鍵28が行うことができる機能は、図2に示すように、機能スライド20との相互作用で決まる。スライド20には、ばね21を収容する溝22が設けられている。ばね21は、溝22の端部内に着座した爪70(図7参照)のフランジ73によって押圧される。スライド20に切り込んだスロット25、26、及び27は、図2に示すように、鍵28A、28B、及び28Cに設けられた対応するスロットに着座する。鍵28がひとたび挿入されると、スライド20は、端面40に対し、スライドの端部が端面40の周囲にくるように、又はその端部23、24の一方が端面40の周囲を越えて延びるように位置決めされる。スロット25を持つ鍵28Aは、フランジ23がコーディングシリンダの周囲を越えて突出しラッチ機構に設けられたストップと係合するように、スライド20を位置決めする。鍵が挿入されていない場合には、ばね21がスライド20を押圧し、スライド20のフランジ23が同じ位置で突出し、シリンダの取り外しを阻止する。図1のナイトラッチ又は図3の本締まり錠について、鍵28Aによりラッチをそのラッチ位置で開閉できる。図1を参照すると、鍵28Aは、端部23がバレル60に装着したばね65のフランジ66と係合するため、シリンダを時計廻り方向にしか回転できない。鍵28Aは、進入に使用される一般的な鍵である。
【0024】
スロット26を持つ鍵28Bは、スライドの端部23及び24がコーディングシリンダの周囲で同時に終端するようにスライドを位置決めする。これにより、主にセッターを交換するためにシリンダを取り外すのにこの鍵を使用できる。
【0025】
スロット27が設けられた鍵28Cは、フランジ24がコーディングシリンダの周囲を越えて突出するようにスライド20を位置決めする。このフランジ24は、ナイトラッチ(図1参照)のラッチノブが作動しないようにするラッチ機構のストップと係合するか或いは、本締めボルトをその一杯に延ばした位置(図3参照)に置く。このことは、一つの鍵で本締めボルトの投入ができるということを意味する。
【0026】
図14には、部品点数が少ない変形例の機構が開示されている。鍵201を錠本体210の鍵穴205に挿入する一方、本体210の鍵溝205とは反対側の面にある鍵溝にセッター202を挿入する。
【0027】
図1に示す実施例と比較した相違点は、
上プレート230が、ばね223及びピン列232及び233を良好に収容するように形成されているということ、
Tバーガイド280が図1の爪70及びTバースライド80と等価であること、
Tバーガイド280がTバー310を支持し、プレート300とともにTバー310の移動を案内すること、
上プレートが長さ方向ピン240で所定位置に固定されることである。図14の実施例は、この他は、他の実施例と同様に機能する。
【0028】
本発明の教示から逸脱することなく、この他の変更を行うことができる。例えば、図1及び図3を参照すると、上プレート130、分離プレート34、及び底プレート135は、中空本体区分に嵌着する一つの部品として形成されていてもよい。
【0029】
以上から、本発明は、様々な鍵で錠内の様々な機能を作動できる鍵装置を提供するということがわかるであろう。セッターにより、コードシリンダを交換する必要なしに錠をリキーできる。コードシリンダ用のセッター、シリンダ取り外し鍵、親鍵、及び必要とされる多くの共通鍵を含む鍵の新たな組によって錠をリキーできる。これらの鍵の各々は、セッターと同じコードを持っていてもよいが、機能スライド20と相互作用する溝に関して異なっている。錠の可動部品の数が、上文中に説明したように、従来のピンタンブラー錠におけるよりも少ないため、組み立てが容易である。更に、構成要素の大部分を型成形で形成できる。型成形は、ピンタンブラー錠で必要とされる機械加工よりも費用がかからない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の一実施例によるナイトラッチ用シリンダ−バレル装置の分解斜視図である。
【図2】本発明で有用な鍵及び横バーの形体を示す概略図である。
【図3】本発明の別の実施例による本締めボルト錠の分解斜視図である。
【図4】鍵プレートの一組の図である。
【図5】鍵シリンダの内端プレートの一組の図である。
【図6】シリンダ本体の一対の図である。
【図7】シリンダ本体内で回転する爪の図である。
【図8】Tピン用ガイドの一組の図である。
【図9】Tピン案内装置の端部での側プレートの一組の図である。
【図10】ピン配置プレートの一組の図である。
【図11】Tピンの一対の図である。
【図12】二組のコーディングピンの一つのピンの図である。
【図13】二組のピンをカバーするばね上プレートの図である。
【図14】錠機構の別の実施例の図である。
【符号の説明】
【0031】
10 本体 28 鍵 32、33 列
34 分離プレート 40、50 端プレート 41 鍵穴
50 端プレート 52 セッタースロット 60 バレル
62 ウィンドウ 65 ばね 70 爪
71 楔突出部 80 Tバースライド 81 側アーム
82 溝 84 ばね 85 溝
90、100 ピン配置側プレート 102 スロット
110 Tバー 120 ラッチピン
122 コーディングスロット 123 ばね
124 円筒形ばねチャンバ 128 溝
130 ばね上プレート 132 ねじ
135 底プレート 140 タング
152 ラッチアクチュエータ 153 スロット
156 コーン
Claims (8)
- 錠及び鍵の組において、前記錠は、ラッチを作動するためにバレル内で回転自在のシリンダを含み、前記シリンダには、ばねで横方向に押圧されたバーが組み込まれ、このバーはスロット又は突出部を含み、これらのスロット又は突出部は、前記バーの端部が前記シリンダの直径内にある位置又は前記バーのいずれか一方の端部が前記シリンダを越えて突出し、前記バレルと係合する位置の最大三つの位置のうちの一つの位置でバーを整合できるように、鍵に設けられた対応するスロット又は突出部と係合するようになっている、錠及び鍵の組。
- 請求項1に記載の錠及び鍵の組において、前記錠は、細長い部材をラッチエレメントの関連したスロットに通すことができる場合にラッチ手段を作動できる種類の錠であり、前記ラッチエレメントは、鍵によって位置決めされる、錠及び鍵の組。
- 請求項1又は2に記載の錠及び鍵の組で使用できる一組の鍵。
- 請求項2に記載の錠及び鍵の組において、前記錠は、細長い部材をラッチエレメントの関連したスロットに通すことができる場合にラッチ手段を作動できる種類の錠であり、前記ラッチエレメントは二組設けられており、そのため、エレメントの各組のスロットが整合したとき、作動部材を通すことができ、ラッチエレメント一方の組は、錠を効果的にプログラムするセッターによって位置決めされ、他方の組は、各組の対応するエレメントのスロットを整合するため、前記セッターと対応する形状の鍵によって位置決めされる、錠及び鍵の組。
- 請求項4に記載の錠及び鍵の組で使用可能な鍵及びセッターの組。
- 錠及び鍵において、前記錠は鍵溝を有し、この鍵溝のベースは、前記鍵の前記ベースと平行な長さ方向に延びる直立したリブを持つプレートによって形成され、前記鍵の前記ベース及び長さ方向に延びるリブは、相補的にかみ合う長さ方向に延びる突出部及び凹所を有する、錠及び鍵。
- 請求項6に記載の錠及び鍵の組において、前記錠は、細長い部材をラッチエレメントの関連したスロットに通すことができる場合にラッチ手段を作動できる種類の錠であり、前記ラッチエレメントは鍵によって位置決めされる、錠及び鍵の組。
- 請求項6に記載の錠及び鍵の組で使用されるようになった取り外し自在の鍵溝ベースプレート。
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