JP3777706B2 - 表示装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は絶縁基板上にトランジスタ素子及び容量素子を集積形成した薄膜半導体装置からなる表示装置に関する。より詳しくは、容量素子の電極構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
薄膜半導体装置はアクティブマトリクス型表示装置の駆動基板などに応用でき、現在盛んに開発が進められている。図14にアクティブマトリクス型表示装置の一般的な構成を示す。この表示装置は画素アレイ部54と周辺回路部とを絶縁基板上に一体的に形成した例である。画素アレイ部54には互いに交差するゲート配線X及び信号配線Yが形成されている。両配線の交差部には薄膜トランジスタTrが形成されている。そのゲート電極は対応するゲート配線Xに接続され、ソース電極は対応する信号配線Yに接続され、ドレイン電極は対応する液晶画素LC及び補助容量Csに接続されている。各信号配線YはスイッチSWを介してビデオライン59に接続されており、外部から映像信号Vsigの供給を受ける。一方、周辺回路部は垂直駆動回路55及び水平駆動回路56を含む。垂直駆動回路55はレベルシフタ55aと垂直シフトレジスタ55bとに分かれている。垂直シフトレジスタ55bの各段は対応するゲート配線Xに接続されている。レベルシフタ55aは外部からクロック信号VCKやスタート信号VSTの供給を受け、これを昇圧して垂直シフトレジスタ55bに供給する。垂直シフトレジスタ55bはクロック信号VCKに応答して垂直スタート信号VSTを順次転送し、各ゲート配線Xを線順次で選択する。これに対し、水平駆動回路56はレベルシフタ56aと水平シフトレジスタ56bとに分かれている。水平シフトレジスタ56bの各出力段は対応するスイッチSWの開閉を制御する。レベルシフタ56aは外部からクロック信号HCK及び水平スタート信号HSTの供給を受け、これを昇圧して水平シフトレジスタ56b側に出力する。水平シフトレジスタ56bはクロック信号HCKに応じて水平スタート信号HSTを順次転送し、スイッチSWを開閉制御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
画素アレイ部54において、液晶画素LCに並列接続される補助容量Csには種々の構造が提案されており、例えば特開平3−334046号公報や特開平4−256765号公報に開示されている。これらに開示された補助容量はゲート配線Xに使用している金属材料を一方の電極とし、信号配線Yに使用している金属材料を他方の電極とし、両者の間に保持された絶縁膜に電荷を蓄積する構造である。しかしながら、この構造では補助容量として使用したくない部分でも両方の電極が互いに重なっている箇所で寄生容量が発生し、薄膜トランジスタTrの駆動負荷が大きくなってしまうという欠点がある。これを避ける為には、寄生容量を発生させたくない部分と補助容量を発生させたい部分との切り離しが必要となり、作成工程の増加もしくは回路サイズの増大を引き起こす。又、この従来構造では電極間の短絡を防ぐ為、両者の間に介在する絶縁膜の厚みを大きくしてピンホール対策を施す必要があった。膜厚が厚くなる分所望の補助容量を得る為には電極面積を大きく取る必要があった。
【0004】
駆動回路部内蔵型の表示装置では、画素アレイ部54に形成される補助容量に加えて、周辺駆動回路部にも薄膜型の容量素子が形成されている。図15は垂直シフトレジスタ55bや水平シフトレジスタ56bに形成される容量素子3Nを示している。(A)に示す様に、容量素子3Nはシフトレジスタの各段を構成するフリップフロップの出力端子に接続されている。(B)に示す様に、フリップフロップに含まれるクロックドインバータはNチャネル薄膜トランジスタ(nch)とPチャネル薄膜トランジスタ(pch)を用いたCMOS構造となっている。又、(C)に示す様に、フリップフロップに含まれるインバータもCMOS構造となっている。これらの薄膜トランジスタはボトムゲート構造を有し、絶縁基板上に下からゲート電極、ゲート絶縁膜及び半導体薄膜を積層したものである。ボトムゲート型の薄膜トランジスタを用いると、例えば400℃以下の低温で絶縁基板上に駆動回路部を形成することができる。従来、容量素子3NとしてNチャネル薄膜トランジスタが代用されていた。この容量素子3Nはゲート電極と同一の金属材料を一方の電極とし、薄膜トランジスタの活性層となる半導体薄膜を他方の電極としている。しかしながら、半導体薄膜は低抵抗化されておらず完全な導電体として機能しない。寧ろ、薄膜トランジスタと同様に動作し、電極電位が閾値Vth以下になると急激にキャパシタンスが低下する。この為、電極電位が大きく変化するシフトレジスタなどの回路には不適当である。従来の容量素子3Nでは片方の電極として使用している半導体層が真性状態であり、加わる電位により電導率が変動してしまう。この様な状態では容量素子としてのキャパシタンスが変動する可能性がある。この影響は、シフトレジスタに要求される次のクロック信号CKが来るまでの電位保持能力の変動をもたらしたり、駆動周波数に悪影響を与える。これを防止する為には、フリップフロップの出力端子と電源VDDとの間にPチャネル薄膜トランジスタ3Pを追加する構成も考えられる。しかしながら、これでは一対の容量素子3N,3Pの占有面積が増え、回路の高集積化ができない。
【0005】
図16は、図15に示した容量素子3Nの電圧/キャパシタンス特性を示すグラフである。このグラフは、横軸に印加電圧を取り、縦軸にキャパシタンスを取ってある。又、駆動周波数を10KHz、100KHz及び1MHzにそれぞれ変えて測定し、周波数依存性も同時に調べたものである。グラフから明らかな様に、印加電圧が負側に変化すると、Nチャネル薄膜トランジスタ型の容量素子3Nのキャパシタンスは急激に低下する。
【0006】
図17は、図15に示したフリップフロップの入力波形INと出力波形OUTを示したものである。フリップフロップの出力段に接続された容量素子3Nがキャパシタンス変動を起こさない場合には、入力波形INを所定時間だけ保持した後正常波形が出力される。しかしながら、容量素子3Nにキャパシタンス変動があると、出力波形OUTは異常波形となってしまう。
【0007】
容量素子は垂直シフトレジスタ55bや水平シフトレジスタ56bの他、レベルシフタ55a,56aにも組み込まれる。その例を図18に示す。図示する様に、レベルシフタは例えば5Vの電圧を有する入力信号INを15Vの電圧を有する出力信号OUTに昇圧する。この場合、昇圧用の容量素子3Nとして例えばNチャネル薄膜トランジスタが代用されている。即ち、レベルシフタでは、低電圧入力に対して高い電圧を発生させる為、内部にその電位昇圧を行なう回路が必要となる。この昇圧処理では内部に電位変換用の容量素子3Nを用いている。しかしながら、この容量素子3Nのキャパシタンス変動は入力信号INから出力信号OUTへの変換効率を左右してしまう。これを防ぐ為には、容量素子3Nは安定したキャパシタンスを持つ必要があるにも係わらず、従来の構造では必ずしもキャパシタンス変動を完全に抑制することは難しい。なお、図18に示したレベルシフタは、入力信号INが印加される前に、プリチャージスイッチPCSWを閉じ、B点を閾値までプルアップしておく。このプリチャージを行なった後、入力信号INが容量素子3Nの一方の電極に印加される。この時点では、プリチャージスイッチPCSWはオフとなる。
【0008】
図19は、図18に示したレベルシフタの入力信号IN及び出力信号OUTを示す波形図である。容量素子3Nのキャパシタンス変動がない場合には、15Vの電圧を有する正常波形が出力される。しかしながら、容量素子3Nにキャパシタンス変動が生じた場合には、15Vに達しない異常波形が出力される。
【0009】
【課題を解決する為の手段】
上述した従来の技術の課題を解決する為に以下の手段を講じた。
【0010】
即ち、本発明に係る表示装置は基本的に、所定の間隙を介して互いに接合した一対の絶縁基板と、該間隙に保持された電気光学物質とを備え、一方の絶縁基板に画素電極を設け、他方の絶縁基板に対向電極を設けたものである。該一方の絶縁基板には、画素電極を駆動するトランジスタ素子及び周辺回路に含まれるシフトレジスタを構成するトランジスタ素子と、これらの動作に必要な容量素子とが集積形成されている。画素電極を駆動するトランジスタ素子及びシフトレジスタを構成するトランジスタ素子はいずれも下から順にゲート電極、ゲート絶縁膜及び半導体薄膜を積層したボトムゲート構造を有し、半導体薄膜にチャネル領域とソース/ドレイン領域を形成した薄膜トランジスタである。該容量素子は、画素電極を駆動するトランジスタ素子の補助動作に用いられる容量素子と、シフトレジスタの電位保持動作に用いられる容量素子を含み、該補助動作用の容量素子と該電位保 持用の容量素子はいずれも下から順に該ゲート電極と同一の導電体層からなる下部電極、該ゲート絶縁膜と同一の絶縁体層からなる誘電膜、及び該半導体薄膜と同一の半導体層からなる上部電極を積層した薄膜容量である。特徴事項として、前記上部電極は該ソース/ドレイン領域の形成と同時に不純物を注入して形成する。
又本発明にかかる表示装置は、所定の間隙を介して互いに接合した一対の絶縁基板と、該間隙に保持された電気光学物質とを備え、一方の絶縁基板に画素電極を設け、他方の絶縁基板に対向電極を設けた表示装置であって、該一方の絶縁基板には、画素電極を駆動するトランジスタ素子及び周辺回路として含まれるレベルシフタを構成するトランジスタ素子と、これらの動作に必要な容量素子とが集積形成されており、画素電極を駆動するトランジスタ素子及びシフトレジスタを構成するトランジスタ素子はいずれも下から順にゲート電極、ゲート絶縁膜及び半導体薄膜を積層したボトムゲート構造を有し、半導体薄膜にチャネル領域とソース/ドレイン領域を形成した薄膜トランジスタであり、該容量素子は、画素電極を駆動するトランジスタ素子の補助動作に用いられる容量素子と、レベルシフタの電圧変換動作に用いられる容量素子を含み、該補助動作用の容量素子と該電圧変換動作用の容量素子はいずれも下から順に該ゲート電極と同一の導電体層からなる下部電極、該ゲート絶縁膜と同一の絶縁体層からなる誘電膜、及び該半導体薄膜と同一の半導体層からなる上部電極を積層した薄膜容量であり、前記上部電極は該ソース/ドレイン領域の形成と同時に不純物を注入して形成することを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、絶縁基板上にトランジスタ素子及び容量素子を同時に集積形成した薄膜半導体装置からなる表示装置において、トランジスタ素子はボトムゲート構造を採用した薄膜トランジスタである。即ち、この薄膜トランジスタはゲート電極が下方に位置し、半導体薄膜が上方に位置し、両者の間にゲート絶縁膜が介在している。又、容量素子も基本的に薄膜トランジスタと同一の積層構造を有する薄膜容量からなり、下部電極がゲート電極と対応し、上部電極が半導体薄膜と対応し、中間の誘電膜がゲート絶縁膜と対応している。特徴事項として、上部電極は従来のように真性半導体層ではなく、薄膜トランジスタのソース/ドレイン領域と同様に不純物が高濃度で注入されており良好な電気伝導性を具備している。この様に低抵抗化された半導体層を上部電極として用いることにより、容量素子のキャパシタンスの変動を抑制している。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明に係る薄膜半導体装置の基本的な構造を示す模式的な部分断面図である。図示を容易化し且つ理解を高める為、トランジスタ部を(A)に、容量部を(B)に分けて表わしている。実際には、トランジスタ部及び容量部は同一基板上に集積形成されるものである。図示する様に、本薄膜半導体装置はガラスなどからなる絶縁基板1上にトランジスタ素子及び容量素子を集積形成したものである。(A)に示す様に、トランジスタ素子はボトムゲート構造の薄膜トランジスタ2であり、下から順にゲート電極21、ゲート絶縁膜22及び半導体薄膜23を積層したものである。ゲート電極21は例えば金属などの導電体層からなる。ゲート絶縁膜22は例えばシリコン窒化膜とシリコン酸化膜を重ねた絶縁体層からなる。半導体薄膜23は例えばレーザアニールにより結晶化された多結晶シリコンなどの半導体層からなる。この半導体薄膜23にはチャネル領域Chとソース領域S及びドレイン領域Dが形成されている。チャネル領域ChはSiO2 などからなるストッパ24により被覆されており、基本的に真性半導体である。一方、ソース領域S及びドレイン領域Dには不純物が高濃度で注入されており低抵抗化されている。この不純物は例えばP,B,As又はSbから選択可能であり、半導体層中における不純物濃度は1×1018〜1×1021/cm3 の範囲に制御されている。係る構成を有するボトムゲート型の薄膜トランジスタ2はSiO2 などからなる層間絶縁膜4により被覆されている。この層間絶縁膜4の上には金属アルミニウムなどからなる配線5が形成されている。この配線5は層間絶縁膜4に開口したコンタクトホールを介して薄膜トランジスタ2のソース領域Sやドレイン領域Dと電気接続している。
【0013】
一方(B)に示す様に、容量素子は基本的に薄膜トランジスタ2と同一の積層構造を有する薄膜容量3である。薄膜容量3は下から順にゲート電極21と同一の導電体層からなる下部電極31、ゲート絶縁膜22と同一の絶縁体層からなる誘電膜32、及び半導体薄膜23と同一の半導体層からなる上部電極33を重ねたものである。係る構成を有する薄膜容量3は層間絶縁膜4により被覆されている。この層間絶縁膜4の上には配線5が形成されており、コンタクトホールを介して上部電極33に電気接続している。特徴事項として、上部電極33はソース領域S及びドレイン領域Dの形成と同時に不純物を注入して形成する。換言すると、上部電極33を構成する半導体層には不純物が高濃度で注入されており十分に低抵抗化が図られている。従来の真性半導体層を用いた構造と異なり、不純物半導体層を上部電極33として用いることにより、薄膜容量3のキャパシタンスを安定化させることが可能になる。
【0014】
以上の様に、本発明によれば上部電極33に印加される電位によってキャパシタンスが変動することのない薄膜容量3を安定して提供することが可能になる。薄膜トランジスタ2はボトムゲート構造を有し、ゲート電極21がゲート絶縁膜22を介して半導体薄膜23の下部に位置する。このボトムゲート型の薄膜トランジスタ2に用いる半導体薄膜23はレーザアニール法によって結晶化された多結晶シリコンなどからなり、優れた特性を有している。又、半導体薄膜23に注入された不純物は更にレーザアニールを施すことにより効率良く活性化される。このように、レーザアニール法を駆使することにより、400℃以下のプロセス温度で薄膜トランジスタ2を通常のガラス板などからなる絶縁基板1に作成できる。薄膜容量3の上部電極33は薄膜トランジスタ2と同一の半導体層を用いており、不純物注入によって意図的に低抵抗化されている。この為、上部電極33は優れた電気伝導性を具備している。上部電極33を低抵抗化する為の不純物は、前述した様にP,B,As,Sbなどを用いることができ、その濃度は1×1018〜1×1021/cm3 程度である。不純物の注入を行なう場合には、ボトムゲート構造の利点を活用して、上方に露出した半導体層に対しイオンプラズマドーピングを用いた低エネルギーでの不純物注入を行なっている。加えて、ゲート絶縁膜22や誘電膜32を構成する絶縁体層としてSiNx 及びSiO2 を積層した複合構造を採用することで、半導体表面に蓄積するイオンの電荷による絶縁体層の破壊を防止している。これにより、耐圧は顕著に向上した。又、イオンプラズマドーピング工程では薄膜容量3の上部電極33の低抵抗化と薄膜トランジスタ2のソース領域S及びドレイン領域Dの形成を同時に行なうことで、思い切った工程短縮が可能となった。
【0015】
図2は、図1の(B)に示した薄膜容量3の電圧/キャパシタンス特性を示すグラフである。比較の為、従来の薄膜容量の電圧/キャパシタンス特性も示してある。グラフから明らかな様に、従来の薄膜容量では印加電圧が0Vに近づくとキャパシタンスが急激に低下していた。これに対し、本発明に係る薄膜容量3では電極に加わる電位が変化してもキャパシタンスはほとんど変化しないことが分かる。
【0016】
図3は、本発明に係る薄膜容量の耐圧特性を示したグラフである。比較の為、従来の薄膜容量の耐圧特性も示してある。このグラフでは横軸に耐圧を示す破壊電圧を表わし、縦軸に耐圧破壊の生じた薄膜容量の発生個数を取ってある。グラフから明らかな様に、薄膜容量の上部電極に不純物を注入した発明品と不純物を注入しない従来品では両者の間にほとんど耐圧の差は生じていない。
【0017】
次に図4〜図6を参照して、図1に示した薄膜半導体装置の製造方法を詳細に説明する。各図を通して、左半分にトランジスタ部を示し、右半分に容量部を示してある。まず図4の工程(A)に示す様に、ガラスなどからなる絶縁基板1の上に導電体層Xを形成する。本例では、Mo/Taをスパッタで成膜した。工程(B)に進み、導電体層Xをゲート電極21及び下部電極31のパタンに加工する。工程(C)に進み、ゲート電極21及び下部電極31の表面を陽極酸化する。更に、絶縁体層Yを成膜する。本例ではCVDによりSiNx 及びSiO2 を連続成膜して絶縁体層Yとしている。この結果、ゲート電極21の上にはゲート絶縁膜22が形成され、下部電極31の上には誘電膜32が形成されたことになる。更にCVDにより半導体層Zを成膜する。本例では、PE−CVDにより非晶質シリコンを例えば50nmの厚みで成膜した。工程(D)に進み、レーザ光を照射して半導体層Zを非晶質シリコンから多結晶シリコンに結晶化する。レーザ光としては例えばエキシマレーザパルスを用いることができる。工程(E)に進み、半導体層Zの上にSiO2 からなる絶縁膜24aを成膜する。工程(F)に進み、絶縁膜24aの上にレジスト24bを塗布する。
【0018】
図5の工程(G)に進み、絶縁基板1の裏面から露光処理を行ない、ゲート電極21及び下部電極31をマスクとしてセルフアライメントによりレジスト24bをパタニングする。工程(H)に進み、マスク24cを用いて絶縁基板1の表面側から露光処理を行ない、下部電極31の上部のみから不要なレジスト24bを除去する。本工程(H)は本発明を実施する為に特に追加された工程である。続いて工程(I)に進み、レジスト24bを介して絶縁膜24aのウェットエッチングを行ない、ストッパ24に加工する。図から明らかな様に、ストッパ24はゲート電極21の直上のみに形成される。工程(J)に進み、ストッパ24をマスクとしてイオンドーピングによりAsイオンを高濃度で半導体層Zに注入する。この結果、トランジスタ部側の半導体薄膜23には低抵抗化されたソース領域S及びドレイン領域Dが形成される一方、ストッパ24の直下には真性の半導体層が残されチャネル領域Chとなる。この工程により、ボトムゲート構造の薄膜トランジスタ2の基本構造が得られる。同時に、下部電極31の直上に位置する半導体層Zにも不純物Asが高濃度で注入され、低抵抗化された上部電極33が形成される。この結果、容量部に薄膜容量3が形成される。以上のように、本発明ではイオンドーピングを施すことにより、容量部における低抵抗領域の作成とトランジスタ部における拡散領域の形成を同時に行なうことで思い切ったプロセス短縮が可能になった。
【0019】
図6の工程(K)に進み、再びエキシマレーザ光を照射して、半導体層Zに注入された不純物の活性化を図る。工程(L)に進み、半導体層Zの上にレジストRを塗布し、所定の形状にパタニングする。工程(M)に進み、レジストRをマスクとして半導体層Zをエッチングし素子分離を行なう。この結果、薄膜トランジスタ2の素子領域に半導体薄膜23が残され、薄膜容量3の素子領域に上部電極33が電気的に分離された状態で残されることになる。更に、互いに素子分離された薄膜トランジスタ2及び薄膜容量3を被覆する様にSiO2 などの層間絶縁膜4を成膜する。工程(N)に進み、層間絶縁膜4にコンタクトホールを開口する。最後に工程(O)に進み、層間絶縁膜4の上に金属アルミニウムを成膜し、所定の形状にパタニングして配線5に加工する。この結果、配線5は薄膜トランジスタ2のソース領域Sやドレイン領域Dに接続するとともに、薄膜容量3の上部電極33に接続することになる。
【0020】
図7〜図10は、図1に示した薄膜半導体装置の製造方法の参考例を示す工程図である。図4〜図6に示した製造工程と対応する工程には同一の参照符号を付して理解を容易にしている。まず図7の工程(A)に示す様に、絶縁基板1の上に導電体層Xを成膜する。工程(B)に進み、導電体層Xをゲート電極21及び下部電極31にパタニングする。工程(C)に進み、ゲート電極21及び下部電極31の表面を陽極酸化した後、絶縁体層Yを成膜する。この結果、ゲート電極21の直上にはゲート絶縁膜22が形成され、下部電極31の直上には誘電膜32が形成されたことになる。更に、絶縁体層Yの上に半導体層Zを成膜する。工程(D)に進み、レーザアニールを行なって半導体層Zを非晶質から多結晶に転換する。工程(E)に進み、半導体層Zの上に絶縁膜24aを成膜する。工程(F)に進み、絶縁膜24aの上にレジスト24bを塗布する。
【0021】
図8の工程(G)に進み、裏面露光によりレジスト24bをパタニングする。工程(I)に進み、レジスト24bを介して絶縁膜24aをエッチングし、ストッパ24に加工する。この結果、ゲート電極21及び下部電極31の直上にそれぞれストッパ24が形成されたことになる。工程(J1)に進み、各ストッパ24を介してイオンドーピングによりAsイオンを注入し、薄膜トランジスタ2及び薄膜容量3を形成する。
【0022】
図9の工程(J2)に進み、薄膜トランジスタ2及び薄膜容量3をレジストRで被覆する。更にこのレジストRをマスク24dを用いて露光する。この結果、レジストRは容量部のみから除かれる。工程(J3)に進み、残されたレジスト24dをマスクとしてエッチングを行ない、薄膜容量3の上部からストッパ24を選択的に除去する。工程(J4)に進み、再びイオンドーピングを行ない容量部のみに選択的にAsイオンを注入する。この結果、容量部に露出した半導体層Zに選択的に不純物が注入され、上部電極33となる。以上の様に、この参考例ではトランジスタ部に対する不純物注入と容量部に対する不純物注入を別工程としてイオンドーピングを打ち分けている。この分工程数の増加を招く。一方、図4〜図6に示した製造工程では、トランジスタ部及び容量部に対する不純物注入を一括で行なっており、工程短縮化が図れる。この後工程(K)に進み、レーザアニールを行ない、半導体層Zに打ち込まれた不純物を活性化する。
【0023】
図10の工程(L)に進み、薄膜トランジスタ2及び薄膜容量3を被覆する様にレジストRを塗布する。更に、このレジストRを所定の形状にフォトリソグラフィでパタニングする。工程(M)に進み、レジストRを介してエッチングを行ない、半導体層Zを素子分離する。更に、素子分離された薄膜トランジスタ2及び薄膜容量3を被覆する様にSiO2 からなる層間絶縁膜4を成膜する。工程(N)に進み、層間絶縁膜4を選択的にエッチングしてコンタクトホールを開口する。最後に工程(O)に進み、層間絶縁膜4の上に金属アルミニウムをスパッタリングする。この金属アルミニウムを所定の形状にパタニングして配線5に加工する。
【0024】
図11は本発明に係る薄膜半導体装置をアクティブマトリクス型表示装置の駆動基板に用いた応用例を表わしている。(A)は1画素分の等価回路を示し、(B)は同じく1画素分の断面図を表わしている。(A)に示す様に、ゲート配線Xと信号配線Yの交差部に薄膜トランジスタTrが形成されている。この薄膜トランジスタTrは図1の(A)に示したボトムゲート構造を有している。この薄膜トランジスタTrのゲート電極はゲート配線Xに接続し、ソース電極は信号配線Yに接続し、ドレイン電極は液晶画素LC及び補助容量Csに接続している。液晶画素LCの一方の電極は画素電極からなり、他方の電極は対向電極COMからなる。補助容量Csは図1の(B)に示した構造を有しており、上側の電極が薄膜トランジスタTrのドレイン電極に接続するとともに、下側の電極が補助配線CSに接続している。
【0025】
(B)に示す様に、絶縁基板1にはボトムゲート型の薄膜トランジスタTrが形成されている。この薄膜トランジスタTrはMo/Taなどからなるゲート電極21、SiO2 /SiNx などからなるゲート絶縁膜22、多結晶シリコンなどからなる半導体薄膜23を下から順に重ねたものである。なお、ゲート電極21の表面はTaOx などの陽極酸化膜により被覆されている。又、ゲート電極21の直上において半導体薄膜23の部分(チャネル領域)はストッパ24により被覆されている。半導体薄膜23は不純物が高濃度で注入されたソース領域S及びドレイン領域Dと、不純物が比較的低濃度で注入されたLDD領域とに分かれている。一方、補助容量Csは下から順に下部電極31、誘電膜32及び上部電極33を順に重ねた積層構造を有している。下部電極31はゲート電極21と同一の導電体層からなり、誘電膜32はゲート絶縁膜22と同一の絶縁体層からなり、上部電極33はドレイン領域Dから延設されている。係る構成を有するボトムゲート型の薄膜トランジスタTr及び補助容量Csは第1層間絶縁膜4により被覆されている。その上にはMo又はAlからなる配線5が形成されており、第1層間絶縁膜4に開口したコンタクトホールを介して、薄膜トランジスタTrのソース領域S及びドレイン領域Dに電気接続している。これらの配線5はPSGなどからなる第2層間絶縁膜6により被覆されている。この第2層間絶縁膜6の上には遮光性を有するTiなどからなる金属膜7がパタニング形成されている。この遮光機能を有する金属膜7はSiO2 などからなる第3層間絶縁膜8により被覆されている。その上にはITOなどからなる画素電極9がパタニング形成されている。画素電極9は金属膜7及び配線5を介して薄膜トランジスタTrのドレイン領域Dに電気接続している。
【0026】
図12は、図11に示した表示用薄膜半導体装置の変形例を表わしている。基本的には同一の構造を有しており、対応する部分には対応する参照番号を付して理解を容易にしている。異なる点は、第2層間絶縁膜6が除かれており、金属膜7と配線5が直接接触していることである。
【0027】
最後に図13は、本発明に係る薄膜半導体装置を駆動基板として用いたアクティブマトリクス型表示装置の構成を示す模式的な斜視図である。本表示装置は下側の絶縁基板1と上側の絶縁基板52と両者の間に保持された電気光学物質53とを備えている。電気光学物質53としては液晶材料などが広く用いられている。絶縁基板1は大面積化が可能であり且つ比較的低コストのガラス板を用いることができる。絶縁基板1には画素アレイ部54と駆動回路部とが集積形成されており、モノリシック構造を採用できる。即ち、画素アレイ部54に加え周辺の駆動回路部を一体的に内蔵することができる。駆動回路部は垂直駆動回路55と水平駆動回路56とに分かれている。図14に示した構造と同様に、垂直駆動回路55はレベルシフタと垂直シフトレジスタとを備えている。又、水平駆動回路56もレベルシフタと水平シフトレジスタを備えている。絶縁基板1の周辺部上端には外部接続用の端子部57が形成されている。端子部57は配線58を介して垂直駆動回路55及び水平駆動回路56に接続している。一方、上側の絶縁基板52の内表面には対向電極(図示せず)が全面的に形成されている。画素アレイ部54には行状のゲート配線Xと列状の信号配線Yが形成されている。ゲート配線Xは垂直駆動回路55に接続し、信号配線Yは水平駆動回路56に接続する。両配線の交差部には画素電極9とこれを駆動する薄膜トランジスタTrが集積形成されている。又、垂直駆動回路55及び水平駆動回路56にも薄膜トランジスタが集積形成されている。加えて、これらには薄膜容量も集積形成されている。この薄膜容量は、例えば上述した垂直駆動回路55又は水平駆動回路56に含まれるシフトレジスタの電位保持動作に用いられる。その接続例は図15に示した通りである。あるいは、この薄膜容量は周辺の垂直駆動回路55又は水平駆動回路56に含まれるレベルシフタの電圧変換動作に用いられる。その接続例は図18に示した通りである。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、容量素子は下から順にゲート電極と同一の導電体層からなる下部電極、ゲート絶縁膜と同一の絶縁体層からなる誘電膜、及び半導体薄膜と同一の半導体層からなる上部電極を積層した薄膜容量であり、上部電極はソース/ドレイン領域の形成と同時に不純物を注入して形成している。これにより、薄膜容量の上部電極は十分に低抵抗化され、電圧変動に対して安定したキャパシタンスを示すことができる。この為、本発明に係る薄膜容量はシフトレジスタに組み込むことができ再現性よく動作可能である。あるいは、レベルシフタに組み込むことができ同じく再現性よく動作可能である。更には、画素電極を駆動する薄膜トランジスタの補助容量に用いることができ薄膜トランジスタの信号電圧保持能力が安定化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜半導体装置の基本的な構成を示す断面図である。
【図2】本発明に係る薄膜半導体装置に集積形成される薄膜容量の電圧/キャパシタンス特性を示すグラフである。
【図3】本発明に係る薄膜容量の耐圧特性を示すグラフである。
【図4】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法を示す工程図である。
【図5】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法を示す工程図である。
【図6】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法を示す工程図である。
【図7】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法の参考例を示す工程図である。
【図8】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法の参考例を示す工程図である。
【図9】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法の参考例を示す工程図である。
【図10】本発明に係る薄膜半導体装置の製造方法の参考例を示す工程図である。
【図11】本発明に係る薄膜半導体装置を表示装置の駆動基板に応用した例を示す等価回路図及び断面図である。
【図12】図11に示した実施形態の変形例を示す断面図である。
【図13】本発明に係る薄膜半導体装置を駆動基板として組み立てたアクティブマトリクス表示装置の一例を示す斜視図である。
【図14】従来のアクティブマトリクス表示装置の一例を示す回路図である。
【図15】従来のアクティブマトリクス表示装置に内蔵されるシフトレジスタの構成例を示す回路図である。
【図16】図15に示したシフトレジスタに組み込まれる薄膜容量の電圧/キャパシタンス特性を示すグラフである。
【図17】図15に示したシフトレジスタの入力/出力特性を示すグラフである。
【図18】図14に示した表示装置に内蔵されるレベルシフタの一例を示す回路図である。
【図19】図18に示したレベルシフタの入力/出力特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・・絶縁基板、2・・・薄膜トランジスタ、3・・・薄膜容量、4・・・層間絶縁膜、5・・・配線、21・・・ゲート電極、22・・・ゲート絶縁膜、23・・・半導体薄膜、24・・・ストッパ、31・・・下部電極、32・・・誘電膜、33・・・上部電極

Claims (2)

  1. 所定の間隙を介して互いに接合した一対の絶縁基板と、該間隙に保持された電気光学物質とを備え、一方の絶縁基板に画素電極を設け、他方の絶縁基板に対向電極を設けた表示装置であって、
    該一方の絶縁基板には、画素電極を駆動するトランジスタ素子及び周辺回路として含まれるシフトレジスタを構成するトランジスタ素子と、これらの動作に必要な容量素子とが集積形成されており、
    画素電極を駆動するトランジスタ素子及びシフトレジスタを構成するトランジスタ素子はいずれも下から順にゲート電極、ゲート絶縁膜及び半導体薄膜を積層したボトムゲート構造を有し、半導体薄膜にチャネル領域とソース/ドレイン領域を形成した薄膜トランジスタであり、
    該容量素子は、画素電極を駆動するトランジスタ素子の補助動作に用いられる容量素子と、シフトレジスタの電位保持動作に用いられる容量素子を含み、
    該補助動作用の容量素子と該電位保持用の容量素子はいずれも下から順に該ゲート電極と同一の導電体層からなる下部電極、該ゲート絶縁膜と同一の絶縁体層からなる誘電膜、及び該半導体薄膜と同一の半導体層からなる上部電極を積層した薄膜容量であり、
    前記上部電極は該ソース/ドレイン領域の形成と同時に不純物を注入して形成することを特徴とする表示装置。
  2. 所定の間隙を介して互いに接合した一対の絶縁基板と、該間隙に保持された電気光学物質とを備え、一方の絶縁基板に画素電極を設け、他方の絶縁基板に対向電極を設けた表示装置であって、
    該一方の絶縁基板には、画素電極を駆動するトランジスタ素子及び周辺回路として含まれるレベルシフタを構成するトランジスタ素子と、これらの動作に必要な容量素子とが集積形成されており、
    画素電極を駆動するトランジスタ素子及びシフトレジスタを構成するトランジスタ素子はいずれも下から順にゲート電極、ゲート絶縁膜及び半導体薄膜を積層したボトムゲート構造を有し、半導体薄膜にチャネル領域とソース/ドレイン領域を形成した薄膜トランジスタであり、
    該容量素子は、画素電極を駆動するトランジスタ素子の補助動作に用いられる容量素子と、レベルシフタの電圧変換動作に用いられる容量素子を含み、
    該補助動作用の容量素子と該電圧変換動作用の容量素子はいずれも下から順に該ゲート電極と同一の導電体層からなる下部電極、該ゲート絶縁膜と同一の絶縁体層からなる誘電膜、及び該半導体薄膜と同一の半導体層からなる上部電極を積層した薄膜容量であり、
    前記上部電極は該ソース/ドレイン領域の形成と同時に不純物を注入して形成することを特徴とする表示装置。
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