JP3775950B2 - 自動販売機の設定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動販売機の設定装置に関し、特に、選択ボタンと同種類の商品が収納されているコラムと商品を収納するストッカーとを、それぞれ対応させて設定する設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機には、商品を選択する多数の選択ボタンと商品収納列としての多数のストッカーとが設けられており、同一種類の商品を複数の選択ボタンに割り当てたり、同一種類の商品を複数のストッカーに割り当てたりすることが行われている。この割り当て設定を行うに際し、同一種類のストッカーを論理的に1つにまとめたコラムを想定し、外扉裏面などに設けられている入力手段としてのキーボードと表示部とを用いながら、選択ボタンとコラムとの対応関係の設定と、ストッカーとコラムとの対応関係の設定とをそれぞれ個別に行っている。
【0003】
例えば、図4(a)〜(c)は、15個の選択ボタン1と、30箇所のストッカー2と、5種類の商品(牛乳、バナナ飲料、オレンジ飲料、コーヒー、カフェオレ)を扱うための5つのコラム3とを互いに関連付けるために設定する場合を示している。なお、4は、接客面において各選択ボタン1に対応して設置されているダミー商品で、サンプル棚5上に装着される。
【0004】
選択ボタン1とコラム3との対応関係の設定は以下のようにして行う。
例えば、コーヒーを販売する4番の選択ボタン1に4番のコラム3を設定する場合には、まず所定のキー操作を行って、図5(a)に示すように、選択ボタン1とコラム3との対応関係を設定できるモードにした状態で、表示部の入力位置が選択ボタン番号を示している場所まで移動させた後に、選択ボタン1の番号である「4」を入力し、その後、表示部の入力位置がコラム番号を示している場所まで移動させた後に、コラム3の番号である「4」を入力し、この4番の選択ボタン1と4番のコラム3とが対応していることを確認して設定ボタンを押すことで行っていた。そして、この入力操作を各選択ボタン1の番号毎に繰り返していた。
【0005】
ストッカー2とコラム3との対応関係の設定は以下のようにして行う。
例えば、20番のストッカー2に4番のコラム3を設定する場合には、まず所定のキー操作を行って、図5(b)に示すように、ストッカー2とコラム3との対応関係を設定できるモードにした状態で、表示部の入力位置がストッカー番号を示している場所まで移動させた後に、ストッカー2の番号である「20」を入力し、その後、表示部の入力位置がコラム番号を示している場所まで移動させた後に、コラム3の番号である「4」を入力し、この20番のストッカー2と4番のコラム3とが対応していることを確認して設定ボタンを押すことで行っていた。そして、この入力操作を各ストッカー2の番号毎に繰り返していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の設定方法では、選択ボタン1とコラム3との対応関係の設定と、ストッカー2とコラム3との対応関係の設定とをそれぞれ分けて行っているため、操作が複雑となり、理解し難いのが実状であった。また、各選択ボタン1毎ならび各ストッカー2毎に設定しなければならないため、多くの手間や時間がかかる。さらに、それぞれの番号を入力して設定するためにこの際の入力番号を間違えたり、一部のストッカー2を残したままの状態で終了したりして、入力ミスや設定ミスが発生しやすかった。
【0007】
本発明は上記課題を解決するもので、選択ボタンとコラムとストッカーとの対応関係を分かり易く正確に設定でき、かつ多くの手間や時間がかかったり、入力ミスや設定ミスを生じたりすることなく設定できる自動販売機の設定装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために請求項1記載の発明は、商品を選択する複数の選択ボタンと商品を収納する複数のストッカーと同種類の商品が収納されている複数のコラムとの設定をそれぞれ対応させて行う自動販売機の設定装置であって、表示部にコラムの番号を表示させた状態で、該当する選択ボタンを少なくとも1つ選択し、該当するストッカーの数を入力部から入力することで、コラムと選択ボタンとの対応関係ならびにコラムとストッカーとの対応関係を同時に設定させるように制御する制御部を備えたものである。
【0009】
上記構成により、各コラムに対応する選択ボタンおよびストッカーの設定を選択ボタン近傍のダミー商品を見て設定内容を理解しながら行うことができるとともに、番号などの入力が不要であるため操作も容易である。また、コラムに対応する選択ボタンとストッカーとの設定を同時に行うことができ、かつ、この際に選択ボタンやストッカーを複数設定できるため、この際の手間や操作時間を最小限に抑えることができる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の自動販売機の設定装置において、制御部は、表示部に、コラムの番号を表示させた状態で、まだ設定していないストッカーの残数を表示させるものである。
この構成により、設定していないストッカーの残数が表示されるため、未設定のストッカーが残ったままとなるような設定ミスが発生し難くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかる自動販売機の設定装置を図面に基づき説明する。なお、従来の自動販売機と同機能のものには同符号を付してその説明は省略する。
図1、図2、図4に示すように、外扉6を開閉自在に支持する自動販売機本体7内には、商品が収容されている商品収容部としての複数列のストッカー2が設けられている。一方、外扉6には、サンプル棚5上に装着された複数のダミー商品4に対応してそれぞれ選択ボタン1が設けられ、各選択ボタン1には販売可ランプ1aと売切ランプ1bとが内蔵されている。外扉6の裏面近傍箇所には表示部8aとキーボード8bとを有する表示入力部8が配設されている。
【0012】
この自動販売機の制御部10は記憶部11などを備えており、選択ボタン1とコラム3とストッカー2との対応関係を設定する際に、以下のような制御動作を行う。
まず、予め、サンプル棚5上にダミー商品4を装着した状態で、キーボード8bを操作して、この設定モードにする。この段階で表示部8aにはコラム番号「1」と、今回未設定のストッカー2との数「30」とが表示される(図3(a)参照)。次に、表示されている番号「1」のコラム3に対応する選択ボタン1を押してその内蔵ランプ(例えば販売可ランプ1a)を点灯させる。この際、番号「1」のコラム3に対応する選択ボタン1が複数ある場合は、その複数の選択ボタン1を全て押して点灯させる。図4(a)〜(c)に示す例においては、番号「1」のコラム3に牛乳を設定する場合に、牛乳のダミー商品4が陳列されている3つの選択ボタン1を押すことで、これらの選択ボタン1が点灯する。また、この状態で、未設定のストッカー2の数「30」が点滅しており、この番号「1」のコラム3に対して7つのストッカー2を割り当てる場合には、「7」をキー入力する。この段階で、キーボード8bに設けられている設定/順送りキー(図示せず)を押すと、番号「1」のコラム3に番号「1」から「7」のストッカー2が割り当てられ、同時に上記で押した3つの選択ボタン1が番号「1」のコラム3に割り当てられる。
【0013】
次に、引き続き、コラム3の番号「2」が表示部8aに表示され、このコラム3に対応する設定モードに移る。図4(c)に示すように、番号「2」のコラム3にバナナ飲料を設定する場合には、バナナ飲料のダミー商品4が陳列されている2つの選択ボタン1を押すことで、これらの選択ボタン1が点灯する。また、この状態で、未設定のストッカー2の数「23」が点滅しており(図3(b)参照)、この番号「2」のコラム3に対して4つのストッカー2を割り当てる場合には、「4」をキー入力する。この段階で、キーボード8bに設けられている設定/順送りキーを押すと、番号「2」のコラム3に番号「8」から「11」のストッカー2が割り当てられ、同時に上記で押した2つの選択ボタン1が番号「2」のコラム3に割り当てられる。
【0014】
このようにして、順次、各コラム3に対応する選択ボタン1の設定とストッカー2との設定を行うことで、表示部8aには設定完了を示すメッセージが表示され、このメッセージが表示された時点で、これまでの設定内容が記憶部11に記憶されてデータが更新される。
これによれば、各コラム3に対応する選択ボタン1およびストッカー2の設定をダミー商品4を見て設定内容を理解しながら行うことができるとともに、番号などの入力が不要であるため操作が容易である。また、1つのコラム3に対応する選択ボタン1とストッカー2との設定を同時に行うことができ、さらに、この際に選択ボタン1やストッカー2を複数設定できるため、この際の手間や時間も最小限に抑えることができ、作業能率が向上する。また、この際に、設定していないストッカー2の残数が表示されるため、未設定のストッカー2が残ったままとなるような設定ミスも発生し難くなる。
【0015】
なお、上記実施の形態においては、ホット商品やコールド商品が混在していない場合を述べたが、ホット商品やコールド商品が混在しており、断熱構造の庫室が複数設けられている自動販売機においても適用可能である。この場合は、例えば、同じ商品が加温側の庫室のストッカー2と冷却側の庫室のストッカー2とにまたがって設定されようとした場合は、警告音を鳴らすなどの必要に応じた処置を講じてもよい。また、加温側の庫室のストッカー2の残数と冷却側の庫室のストッカー2の残数とを並行して表示することも可能である。
【0016】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、表示部にコラムの番号を表示させた状態で、該当する選択ボタンを少なくとも1つ選択し、該当するストッカーの数を入力部から入力することで、コラムと選択ボタンとの対応関係ならびにコラムとストッカーとの対応関係を同時に設定させるように構成することで、設定内容を理解しながら容易に行えるとともに、この際の手間や時間も最小限に抑えることができて作業能率が向上する。
【0017】
また、表示部に、コラムの番号を表示させた状態で、まだ設定していないストッカーの残数を表示させることにより、未設定のストッカーが残ったままとなるような設定ミスが発生し難くなり、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる自動販売機の設定装置のブロック図である。
【図2】同自動販売機の外扉を開けた状態の斜視図である。
【図3】(a)、(b)はそれぞれ同自動販売機の設定表示例を示す図である。
【図4】(a)はそれぞれ自動販売機の接客面における選択ボタン箇所を概略的に示す正面図、(b)はストッカーの箇所を概略的に示す平面図、(c)はコラムの設定を概略的に示す図である。
【図5】(a)、(b)はそれぞれ従来の自動販売機の設定表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 選択ボタン
2 ストッカー
3 コラム
4 ダミー商品
8 表示入力部
8a 表示部
8b キーボード
10 制御部
11 記憶部
Claims (2)
- 商品を選択する複数の選択ボタンと商品を収納する複数のストッカーと同種類の商品が収納されている複数のコラムとの設定をそれぞれ対応させて行う自動販売機の設定装置であって、表示部にコラムの番号を表示させた状態で、該当する選択ボタンを少なくとも1つ選択し、該当するストッカーの数を入力部から入力することで、コラムと選択ボタンとの対応関係ならびにコラムとストッカーとの対応関係を同時に設定させるように制御する制御部を備えた自動販売機の設定装置。
- 制御部は、表示部に、コラムの番号を表示させた状態で、まだ設定していないストッカーの残数を表示させる請求項1記載の自動販売機の設定装置。
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- 1999-08-18 JP JP23096299A patent/JP3775950B2/ja not_active Expired - Fee Related
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