JP2007018419A - 自動販売機 - Google Patents

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一嘉 的場
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Abstract

【課題】同一コラム番号が付与される複数のラックの割り振り設定が任意で、自動販売機設置者のニーズに応じた柔軟な対応が可能な自動販売機を提供する。
【解決手段】同一商品を収納して同一コラム番号が付与されることにより該コラム番号の指示入力時には所定の商品排出順で交互販売し該同一コラム番号で売上管理される任意位置の複数のラックをグループ化して設定可能とすることで、いわゆるシースルー型の自動販売機において、同一コラム番号、例えばコラム番号“2”,“4”が付与される複数のラックの割り振りを陳列外観上の販売促進効果等を考慮して任意に設定することができ、自動販売機設置者のニーズに応じた柔軟な対応が可能になるようにした。
【選択図】 図6

Description

本発明は、自動販売機、特に商品を収納したラックが外部から透視可能なシースルー型の自動販売機に関するものである。
従来、パック商品、缶飲料又はゼリー状食品などの各種商品を複数のラックにそれぞれ収納しておき、購買者が所望の商品に割り当てられた商品番号(コラム番号)を入力すると、該当する商品をラックから取り出して商品取出口に排出する自動販売機が知られている。このような自動販売機では、その内部に複数のラックを複数段、複数列に亘って縦横に配設するとともに、ラック毎に固定的な番号(コラム番号)を割り当てておき、購買者が該番号を入力したならば、この番号と一致するラックを特定し、特定したラックから該当する商品を取り出して商品取出口に搬送する。
この際、商品によって売上量が異なることから、例えば売れ筋商品に関しては、1つのコラム番号に対して複数のラックを割付け、該コラム番号についての販売指令があった場合には、割付けられた複数のラックから所定の順番で商品を交互に販売させるOCM(One Column To Multi Racks)機能を持たせたものがある(例えば、特許文献1等参照)。ここで、コラム番号は、商品毎の売上管理の単位を意味し、自動販売機本体内部に配列されたラックの配列位置に応じた連続番号として付与することを原則としている。
また、近年では、自動販売機の外部から商品販売機構、すなわち、商品の収納状態及び販売動作が見えるように、外部から透視可能なラックを備えるシースルー型の自動販売機も出現してきている。
特開2001−56882号公報
ここで、従来のOCM機能は、コラム別ラック数設定方式として構成されている。この方式を、図9を参照して簡単に説明する。図9は複数個、例えば8個のラックが横一列に配列されている場合において、OCM設定前後の様子を示す模式図である。図9(a)はラック番号“01”〜“08”に対してOCM機能が特に設定されておらず、コラム番号“1”〜“8”がラックの配列順(ラック番号順)に連番として設定されている様子を示す。これに対して、一例として、OCM機能に従い、コラム番号“2”,“3”に対してそれぞれラック数を3に設定すると、図9(b)に示すように、ラック番号“01”のラックにはコラム番号“1”が割り振られたままであるが、ラック番号“02”〜“04”の3つのラックに対してはコラム番号“2”なる同一コラム番号が付与され、同様に、ラック番号“05”〜“07”の3つのラックに対してはコラム番号“3”なる同一コラム番号が付与され、ラック番号“08”のラックに対してはコラム番号“4”が割り振られる。
そして、例えば、コラム番号“2”について販売指示がある度に、ラック番号“03”→ラック番号“04”→ラック番号“02”→ラック番号“03”→…といった所定の商品排出順でラック番号“02”〜“04”の複数のラックから交互販売するように制御し、その売上管理は同一コラム番号“02”で管理する。
ところが、このような従来のOCM機能は、コラム番号が必ず連番となるように設定するため、同一コラム番号に属する複数のラックは特定の法則に従い連続する番号順にしか配列できないという制約を受け、実情にそぐわないことも多い。特に、ラックの配列位置がそのまま外部から透視可能で商品選択位置に対応することとなるシースルー型の自動販売機にあっては顕著となる。
例えば、図9(b)に示したようなOCM設定例を、後述する図1に示すようなシースルー型の自動販売機の上から2段目或いは3段目等のラック列に適用した場合を考える。シースルー型といえども、一般には、正面右下付近等に操作パネル部等による出っ張り構造部分を有し、一般成人等であれば透視可能な全てのラックを支障なく見ることができるものの、子供や背の低い人にとっては、該構造部分の上部側が邪魔になって図9(b)に示す例でラック番号“05”〜“08”付近のラックが見えにくい場合がある。この結果、OCM機能を利用して複数のラック番号“05”〜“07”に同一コラム番号“3”を割り当てて販売増を意図したにも関わらず、該コラム番号“3”として販売対象となっているこれらのラック番号“05”〜“07”のラック中の商品の売上げが伸びないこととなってしまう。
また、一般に、自動販売機にあっては、硬貨投入口付近に配列させた商品が売れやすい等の傾向があるが、従来のOCM機能によると、OCM設定したラックは必ず横並びに連続していなければならない制約があるため、このような売れやすい箇所等をOCM機能に活かすことができず、全体的な販売促進効果を図る上で不十分である。さらには、シースルー型の自動販売機では、各ラックの真下部分に該ラック中の商品を示すコラム番号が表示され、操作パネルでのコラム番号入力に供されるが、ラックは複数段存在するため、コラム番号表示は真下のラックの真上部分に位置することとなり、利用者によっては該コラム番号表示が上下いずれのラック(商品)を指しているのか判らない場合もあり、押し間違え(コラム番号の入力間違え)てしまうこともある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、同一コラム番号が付与される複数のラックの割り振り設定が任意で、自動販売機設置者のニーズに応じた柔軟な対応が可能な自動販売機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、外部から透視可能に本体内部に配列されて配列位置に応じた連続番号からなるコラム番号により売上管理される複数のラックを備え、所定の指示部からのコラム番号の指示入力に応じて該当する前記ラックに収納した商品を取り出して排出する自動販売機において、前記本体内部に配列される複数の前記ラック中から、同一商品を収納して同一コラム番号が付与されることにより該コラム番号の指示入力時には所定の商品排出順で交互販売し該同一コラム番号で売上管理される任意位置の複数のラックをグループ化して設定する設定手段と、グループ化設定により同一コラム番号となるラック位置を参照して前記本体内部に配列された複数の前記ラックに対して同一コラム番号の付与を含みコラム番号を割り振り直してコラム番号とラック位置とを対応付けたコラム番号状態を記憶する記憶手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る自動販売機は、請求項1において、前記記憶手段に記憶されたコラム番号状態に応じたコラム番号をラック毎にラック近傍位置に表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る自動販売機は、請求項1又は2において、前記設定手段によりグループ化設定されるラック位置は、グループ化設定しようとする複数のラックの配列位置を示すラック番号であることを特徴とする。
本発明に係る自動販売機によれば、同一商品を収納して同一コラム番号が付与されることにより該コラム番号の指示入力時には所定の商品排出順で交互販売し該同一コラム番号で売上管理される任意位置の複数のラックをグループ化して設定可能としたので、いわゆるシースルー型の自動販売機において、同一コラム番号が付与される複数のラックの割り振りを陳列外観上の販売促進効果等を考慮して任意に設定することができ、自動販売機設置者のニーズに応じた柔軟な対応が可能になるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態は、外部から商品を視認できるように構成したいわゆるシースルー型の自動販売機への適用例を示す。なお、本実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明に係る自動販売機1の外観構成例を示す正面図であり、図2は、外扉を開放させた状態の自動販売機1の概略内部構成例を示す斜視図である。図1及び図2において、101は外扉、102は透明板、103は操作パネル構造部分をそれぞれ示している。操作パネル構造部分103は、商品取出口104、硬貨返却口105、紙幣挿入口106、硬貨投入口107、返却レバー108等を備えている他、表示器109、テンキー110、決定ボタン111、訂正ボタン112等を有するテンキー形操作部113を備えている。
本実施の形態の自動販売機1は、図1及び図2に示すように、本体121の内部に商品122を収納するラック123を複数段、複数列に配列して収納し、透明板102を介して外部から商品122を直接透視可能なシースルー型構成とした自動販売機である。124は、各ラック123に収納された商品が属するコラム番号をラック123毎にラック近傍位置で表示するための表示部である。また、係る自動販売機1の利用者が、紙幣投入口106又は硬貨投入口107から紙幣又は硬貨を挿入又は投入してテンキー110を用いて表示部124上に表示されている該当する商品122の商品番号(コラム番号)を入力すると、入力された商品番号に対応するラック123から商品122が図示しない搬送機構によって商品取出口104に搬送され、釣り銭が硬貨返却口105から払い出される。
次に、自動販売機1が採用するコラム制御機構について図3を参照して説明する。図3は、本実施の形態の自動販売機1が採用するコラム制御機構の構成例を示す概略ブロック図である。本実施の形態の自動販売機1は、ラックユニット201とバケットユニット202と搬送機構203とコイン機構204とリモコン205と表示器109及びテンキー110等を備えるテンキー形操作部113と制御部207とを備える。
ラックユニット201は、商品122を収納する複数段、複数列に配列した複数のラック123からなるユニットである。個々のラック123は、それぞれの段を構成する商品棚に対して着脱自在に設けられている。バケットユニット202は、ラック123から前方に向けて押し出される先頭商品122を受け取って搬送機構203に受け渡すユニットである。具体的には、利用者がテンキー110から商品番号(コラム番号)を入力すると、該商品番号に対応するラック123の位置までバケット125(図2参照)を移動し、該当するラック123から押し出される商品122を受け取る。ここで、特に図示しないが、バケット113は各ラック123が前面側所定位置に備える所定形状の反射面を検出する光学的センサを搭載しており、本体121内部に配列されているラック123の数の検出、位置検出等に用いられる。
搬送機構203は、バケットユニット202がラック123から受け取った商品122を商品取出口104まで搬送するための機構であり、バケット125を水平方向、垂直方向に移動させる機構からなる。コイン機構204は、硬貨投入口107からの硬貨の受付け、偽造硬貨/正当硬貨の認識並びに釣り銭硬貨の硬貨返却口105への払い出しなどを行う機構である。紙幣に関わる機構も同様である。
リモコン205は、この自動販売機1の管理者等がOCM機能によるコラム構成の変更などの各種作業を行う場合の入力部であり、通常は、図2に示すように、外扉101の操作パネル機構部分103部分の背面側に装備されている。本実施の形態では、OCM機能による同一コラム番号が付与される複数のラックの割り振り設定等の設定操作時にはこのリモコン205のキー操作やテンキー110操作等により行う。
制御部207は、本体121内に設けられてラックユニット201、バケットユニット202、搬送機構203等の負荷系の制御を受け持つ本体制御部(本体スレーブ)208と、外扉101に設けられて本体制御部208を含む自動販売機1の全体制御を受け持つ主制御部(マスタ)209とからなり、分散制御方式で制御する。より詳細には、本体制御部208は、ROM及びRAMを備えるマイクロコンピュータ構成からなり、売り切れの変化状態を入力データとして主制御部209に送信したり、主制御部209からの販売指令に従い、バケットユニット202、搬送機構203等の制御を行い、所望の商品販売を実行したりする。また、主制御部209は、ROM及びRAMを備えるマイクロコンピュータ構成からなり、各スレーブの制御を集中管理する他、各種設定データの記憶や、各種売上データの演算処理及び記憶を行う管理機能、並びにテンキー(押釦)110、表示器109、リモコン205等の入出力制御機能を有する。
本実施の形態の主制御部209は、1つのコラム番号に対して複数のラック123を割付け、そのコラム番号の商品販売時には割付けられた複数のラック123から所定の順序で商品122を交互に排出させていく機能を実行させるためのラック設定を行うOCM設定部210を有する。このOCM設定部210は、従来のラック数設定方式のOCMモードと、本実施の形態の特徴とするマルチ設定方式のマルチOCMモードとを選択切換え自在に有し、いずれのモードによる設定時も、例えば主制御部209が備えるRAM中のコラム状態記憶部211中にその設定内容を格納設定する処理部である。
コラム状態記憶部211は、現時点でのコラム番号構成の状態を記憶する記憶部であり、電源オフ時もデータを維持する必要があり、かつ、新たな変更状態の記憶が必要なため、フラッシュメモリなどの書換え可能な不揮発性メモリで構成される。また、主制御部209は、コラム状態記憶部211に記憶されているコラム番号状態に基づいて本体制御部208側の動作を制御する。
次に、リモコン205の構成例について図4を参照して説明する。図4は、リモコン205の構成例を示す平面図である。このリモコン205は、モードキー301、テストキー302、アップキー304、ダウンキー305、書込みキー306、終了キー307、クリアキー308等の各種キーを備える他、設定操作時の内容等を表示する液晶表示部311を備える。
このような構成において、本実施の形態の特徴とするマルチ設定方式のマルチOCM設定モードによる設定処理例について、図5を参照して説明する。図5はマルチOCM設定モード時にOCM設定部210により処理される設定処理例を示す概略フローチャートである。リモコン205のモードキー301、書込みキー306などの操作に伴いOCMモード中のマルチOCM設定モードが選択設定されると(ステップS101:Yes)、マルチ設定方式のマルチOCM設定モードに入り、マルチOCM設定に用いるグループ番号nを1として(ステップS102)、設定すべきマルチOCMグループ番号oG nを表示器109や液晶表示部311に表示する(ステップS103)。ここでは、例えばoG 1と表示される。ここで、“oG”は同一コラム番号で売上管理するOCMグループを意味する。
当該マルチOCMグループ番号oG nの表示に従い、該マルチOCMグループ番号oG nのグループに設定したい所望位置のラック番号の入力待ち状態となり、テンキー110によるラック番号の指定が可能となる(ステップS104)。所望位置のラック番号がテンキー110により入力されると(ステップS104:Yes)、入力されたラック番号が表示されるとともに、決定キー111又は訂正キー112が押下されたか判断する(ステップS105,S106)。決定キー111が押下された場合には(ステップS105:Yes)、入力されたラック番号の当該マルチOCMグループ番号oG nへのグループ化設定が確定し、両者を対応付けてメモリに記憶する(ステップS107)。一方、訂正キー112が押下された場合には(ステップS106:Yes)、ラック番号の再入力に待機する(ステップS104)。
その後、アップキー304、ダウンキー305、クリアキー308、終了キー307等が押下されたかを判断し(ステップS108,S109,S110,S111)、これらのキーがいずれも押下されていない場合には、テンキー110による他のラック番号の入力待ち状態となる(ステップS104)。すなわち、同一グループに対して他のラック番号指定がある場合には、同様に、テンキー110及び決定キー111の操作を繰り返す(ステップS104:Yes,S105:Yes)。これにより、oG nのグループに設定したい任意位置の複数のラックのグループ化設定が行われる。
一方、あるラック番号のグループ化設定確定後に、アップキー304が押下された場合には(ステップS108:Yes)、グループ番号nが+1インクリメントされ(ステップS112)、グループ番号が変更され(ステップS103)、次のグループに対する設定が可能となる。この際、インクリメントされたグループ番号nが設定可能な最大グループ数Nを超える場合には(ステップS113:Yes)、設定不可を示すエンド表示を行い(ステップS114)、終了キー307の押下を待つ(ステップS115)。
同様に、あるラック番号のグループ化設定確定後に、ダウンキー305が押下された場合には(ステップS109:Yes)、グループ番号nが−1デクリメントされ(ステップS116)、グループ番号が変更され(ステップS103)、前のグループに対する設定が可能となる。この際、デクリメントされたグループ番号nが0となった場合には(ステップS117:Yes)、設定不可を示すエンド表示を行い(ステップS114)、終了キー307の押下を待つ(ステップS115)。
さらに、いずれのグループのマルチOCM設定時であっても、クリアキー308が押下された場合には(ステップS110:Yes)、マルチOCM設定がクリアされる(ステップS118)。また、終了キー307(又は返却レバー110)が押下された場合には(ステップS111:Yes)、マルチOCM設定モードの設定処理が終了する。
このようなマルチOCM設定モードによる設定が終了すると、主制御部209は、本体制御部208に所定のテストモードを実行させ、実際に本体121内部に配列されている全てのラック123の配列位置に関するデータ(ラック番号)を取得する。図2中の矢印は、ラック(所定の反射面)の検出動作におけるバケット125の移動経路の一例を示している。例えば管理者がリモコン205のテストキー302を押下し所定のテストモードに設定すると、右下等の待機位置にあったバケット125が電動モータ駆動により垂直移動、水平移動、及び対角移動することにより実現される。
OCM設定部210は、このような所定のテストモード等により取得された本体121内部のラック配列位置を示すラック番号テーブル及び上記のグループ化設定により同一コラム番号となるラック番号を参照して、本体121内部に配列されている複数のラック123に対して部分的な同一ラック番号の付与を含みコラム番号を割り振り直してコラム番号とラック番号とを対応付け、割り振り直しによりコラム番号とラック番号とを対応付けたコラム番号状態をコラム状態記憶部211に記憶する。なお、各コラム番号に対して各商品の商品銘柄は別途対応付けられて記憶される。また、表示部124にはこのようにして割り振り直して得られたコラム番号状態に応じたコラム番号がラック123毎に表示され、選択操作に供される。
ここで、本実施の形態のマルチOCM方式のコラム番号の割り振りについて図6を参照して説明する。図6は説明を簡単にするため、複数個、例えば8個のラックが横一列に配列されている場合において、マルチOCM設定前後の様子を示す模式図である。図6(a)はラック番号“01”〜“08”に対してマルチOCM機能が特に設定されておらず、コラム番号“1”〜“8”がラックの配列順(ラック番号順)に連番として設定されている様子を示す。これに対して、一例として、上述したようなマルチOCM機能に従い、oG01グループにラック番号“04”,“07”を設定し、oG02グループにラック番号“02”,“06”を設定すると、図6(b)に示すようなコラム番号の割り振り結果となる。すなわち、ラック123の配列位置に応じた小さい順の連番をベースとし、ラック番号“01”にはコラム番号“1”が割り振られ、ラック番号“02”にはコラム番号“2”が割り振られるが、同時に、ラック番号“06”も同一グループとしてグループ化設定されているので同一コラム番号“2”が割り振られ、ラック番号“03”にはコラム番号“3”が割り振られ、ラック番号“04”にはコラム番号“4”が割り振られるが、同時に、ラック番号“07”も同一グループとしてグループ化設定されているので同一コラム番号“4”が割り振られ、ラック番号“05”にはコラム番号“5”が割り振られる。
なお、マルチOCM設定モードによる設定内容の確認は、前述した如く、当該マルチOCM設定モードに設定した上で、ステップS206に相当するラック番号設定項目表示状態で、決定キー111を押下する毎に表示中のOCMグループに設定されているラック番号を順次表示させることにより行う。この際、OCMグループはグループ番号を固定する必要はないので、OCMグループ設定されているラック番号の小さい順に並び替えて表示を行う。すなわち、上例のoG01グループにラック番号“04”、“07”を設定し、oG02グループにラック番号“02”,“06”を設定した場合であれば、確認時には、oG01グループ→ラック番号“02”,“06”、oG02グループ→ラック番号“04”、“07”の如く表示となる。
このようにマルチOCM機能を利用して設定された本実施の形態のコラム番号設定状態において、グループ化設定されているコラム番号がテンキー110操作により指示された場合には、同一コラム番号が付与されている複数のラック123からあらかじめ設定されている所定の商品排出順で交互販売するように制御され、かつ、同一コラム番号で売上管理される。
例えば、図7に略図的に示すように、ラック番号“01”,“03”のラック123がコラム番号“1”に設定され、ラック番号“02”,“04”,“05”のラック123がコラム番号“2”に設定されている状況を考える。このような状況下で、コラム番号“1”からの販売が指示された場合には、指示される度に、ラック番号“03”→ラック番号“01”→ラック番号“03”→…のような商品排出順で交互販売され、コラム番号“2”からの販売が指示された場合には、指示される度に、ラック番号“04”→ラック番号“05”→ラック番号“02”→ラック番号“04”…のような商品排出順で交互販売される。なお、交互販売の順序を2番目に小さいラック番号から開始させるのは、一般に、同一グループ(同一コラム番号)内の各ラックには同数ずつの商品122が収納され、交互販売により均等に減っていくものであるが、最後の1個が1番小さいラック番号のラック123に残るようにするためである。
また、同一コラム番号が付与されたラック123に関するこのような所定の商品排出順の交互販売において、既に売り切れのラックや故障中のラックがあった場合には、これらのラックを飛ばした商品排出順に従い交互販売を継続する。したがって、売り切れランプ点灯制御も、同一コラム番号が付与されたラック123に関して、全てのラック123で売り切れとなり、又は、故障となって、販売できなくなった状態で、初めて当該同一コラム番号の商品の売り切れランプを点灯させ、販売可能なラック123が存在する間は売り切れランプを点灯させないように制御する。
このように、本実施の形態の自動販売機1によれば、同一商品を収納して同一コラム番号が付与されることにより該コラム番号の指示入力時には所定の商品排出順で交互販売し該同一コラム番号で売上管理される任意位置の複数のラック123をグループ化して設定可能としたので、いわゆるシースルー型の自動販売機1において、同一コラム番号が付与される複数のラック123の割り振りを陳列外観上の販売促進効果等を考慮して任意に設定することができ、自動販売機設置者のニーズに応じた柔軟な対応が可能になる。
例えば、図9(b)に示した例のようにラック番号“05”〜“08”付近のラックが操作パネル構造部分103によって見えにくい場合には、ラック番号“01”〜“08”に関して、コラム番号が、図8に示すように、“1”,“2”,“3”,“4”,“2”,“3”,“2”,“3”の如くなるように、ラック番号“02”,“05”,“07”を同一グループ化し、ラック番号“03”,“06”,“08”を同一グループ化し、それぞれ交互販売させるようにすれば、ラック番号“02”“03”“04”部分の商品は支障なく見ることができるので、ラック番号“05”〜“08”部分が見えにくいことによる販売への影響を軽減することができる。なお、“1”,“2”,“3”,“4”,“2”,“2”,“3”, “3”の如き設定であってもよい。
同様に、コイン投入口107付近等の売れやすい箇所には、同一商品(同一コラム番号)が集中しないように各コラム番号(したがって、各商品)を分散させて設定することもでき、販売促進を図ることができる。あるいは、上下に位置するラックを同一グループ化して同一コラム番号を付与するようにすれば、少なくとも同一商品を販売する上下ラック間に該コラム番号表示がなされることとなり、押し間違え(コラム番号の入力間違え)を極力回避させることもできる。
本発明の実施の形態に係る自動販売機の外観構成例を示す正面図である。 外扉を開放させた状態の自動販売機の概略内部構成例を示す斜視図である。 本実施の形態のコラム制御機構の構成例を示す概略ブロック図である。 リモコンの構成例を示す平面図である。 マルチOCM設定モード時にOCM設定部により処理される設定処理例を示す概略フローチャートである。 マルチOCM設定前後のコラム番号の様子を示す模式図である。 マルチOCM機能によるコラム番号設定例を示す模式図である。 マルチOCM機能によるコラム番号設定例を示す模式図である。 従来のコラム別ラック数設定方式のOCM設定前後のコラム番号の様子を示す模式図である。
符号の説明
110 テンキー
121 本体
122 商品
123 ラック
124 表示部
205 リモコン
211 コラム状態記憶部

Claims (3)

  1. 外部から透視可能に本体内部に配列されて配列位置に応じた連続番号からなるコラム番号により売上管理される複数のラックを備え、所定の指示部からのコラム番号の指示入力に応じて該当する前記ラックに収納した商品を取り出して排出する自動販売機において、
    前記本体内部に配列される複数の前記ラック中から、同一商品を収納して同一コラム番号が付与されることにより該コラム番号の指示入力時には所定の商品排出順で交互販売し該同一コラム番号で売上管理される任意位置の複数のラックをグループ化して設定する設定手段と、
    グループ化設定により同一コラム番号となるラック位置を参照して前記本体内部に配列された複数の前記ラックに対して同一コラム番号の付与を含みコラム番号を割り振り直してコラム番号とラック位置とを対応付けたコラム番号状態を記憶する記憶手段と、
    を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記記憶手段に記憶されたコラム番号状態に応じたコラム番号をラック毎にラック近傍位置に表示する表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記設定手段によりグループ化設定されるラック位置は、グループ化設定しようとする複数のラックの配列位置を示すラック番号であることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動販売機。
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