JP3774085B2 - 収穫機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大根、人参、玉葱等の根菜類の収穫機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来根菜類の収穫機として、例えば、大根を圃場から引き抜く大根収穫機があり、この収穫機としては、走行体と収穫装置とを一体的に備えている専用機と、トラクタの後部に着脱自在に装着されるもの(インプル)とがあるが、専用機では大型すぎ、格納等に不便であることから、インプル式のものがよい。
このインプル式の収穫機として、大根の葉部を挟持して後上方に搬送するベルトコンベヤ式の根部搬送装置を備えていて、大根を後上方に搬送することで圃場から大根を引き抜くと共に、根部搬送装置の終端で大根を圃場に放出するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のものにあっては、引き抜いた大根をそのままの状態で圃場に放出するようにしているので、圃場に放出した大根を回収した後、出荷するに際して、余分な葉部を除去する作業が必要とされ、この余分な葉部の除去作業は手間がかかり煩雑であるという問題がある。
また、圃場に放出された大根を回収する作業も手間がかかり面倒なものである。
【0004】
そこで、本発明は前記問題点に鑑みて、作物の引き抜き時に余分な葉部を根部と分離することで収穫後に余分な葉部の除去作業を別途行わなくてもよい収穫機を提供することを主目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、葉部と根部とからなる作物の収穫機であって、トラクタの後部に装着される収穫機において、
根部を後上方に搬送することで作物を圃場から引き抜く根部搬送装置と、この根部搬送装置よりも上方側に配置されていて葉部を把持して後上方に搬送する葉部搬送装置とを備え、葉部搬送装置はトラクタの一側方側に後方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜状に配置され、根部搬送装置は前後方向中途部まで葉部搬送装置に沿うように配置され、且つ中途部において搬送方向がトラクタの左右方向中央部側に移行するように屈曲されており、根部搬送装置と葉部搬送装置との間に、根部搬送装置の屈曲部分よりも前方側で葉部を切断する切断手段を備えていることを特徴とする。
【0006】
また、根部搬送装置の終端側に、収穫した作物を収容する収容手段を載置する台車が配置されているのがよい。
また、台車の前方側にゲージ輪が配置されているのがよい。
また、台車は、該台車上の収容手段を後方に向かうにしたがって葉部搬送装置配置側と反対側の側方に移行する斜め方向にダンプ可能に構成されているのがよい。
また、台車に作業者が配置される配置部が設けられているのがよい。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜3において、1は作物(根菜類)の収穫機を示しており、トラクタ2の後部に着脱自在に装着され、作物として大根を収穫するのに使用される。
この収穫機1は、トラクタ2に三点リンク3を介して連結されるメインフレーム4と、大根を引き抜く引抜き装置5と、大根と土とを分離させ大根の抜き取りの容易化を図る掘削装置6と、引き抜いた大根を収容する収容手段7を載置する台車8と、引抜き装置5等の高さを一定に保つゲージ輪9等とを備えてなり、トラクタ2を走行させながら、順次大根を引き抜き、この引き抜いた大根を根部と余分な葉部とに分離し、葉部は圃場に放出すると共に根部は作業者によって台車8上の収容手段7に収容していくようにしたものである。
【0008】
メインフレーム4は、図4及び図11等に示すように、パイプ材等で構成されていて左右方向に配置された主枠材10を有する。この主枠材10の左側(左右方向一側)には、連結部材15によって相互に連結された左右一対のロワーリンクブラケット11と、このロワーリンクブラケット11間の中央部に位置するトップリンクブラケット12とが固定されており、このロワーリンクブラケット11に固定のピン13に三点リンク3のロワーリンク14の後端側が枢支連結されており、トップリンクブラケット12に固定のピン16に三点リンク3のトップリンク17の後端側が枢支連結されている。
【0009】
したがって、トラクタ2の車体(ミッションケース)後部に搭載された油圧装置18のリフトアーム19を上下に回動させることによって、リフトロッド20を介して上下揺動され、メインフレーム4が昇降自在とされている。
また、メインフレーム4には、引抜き装置5、掘削装置6、台車8、ゲージ輪9等が連結されており、油圧装置18によって三点リンク3を介して収穫機1全体が昇降可能とされている。
図1〜3、図6〜8に示すように、引抜き装置5は、圃場に在る大根22の葉部22Bの基部側を挟持(把持)して根部22Aを後上方に搬送することにより大根22を圃場から引き抜く根部搬送装置23と、この根部搬送装置23よりも上方側に配置されていて葉部22Bを挟持(把持)して後上方に搬送する葉部搬送装置24と、これら根部搬送装置23と葉部搬送装置24とを支持する引抜きフレーム25と、この引抜きフレーム25に支持されていて根部搬送装置23によって葉部22Aを挟持する前に葉部22Bを引き起こして姿勢を整える引起し装置26等を備えて主構成されている。
【0010】
葉部搬送装置24は、トラクタ2の右側(左右方向他側)の側方(トラクタ2の後輪21よりも左右方向外方側)に平面視前後方向に略直線状に配置されている。この葉部搬送装置24は、左右一対の無端状ベルト27を有し、左右各ベルト27は、上方に向かうにしたがって前方に移行する傾斜状の軸心回りに回転自在に支持された前後一対のメインプーリ28A,28B間に亘って掛け渡されていて、葉部搬送装置24が後方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜状に配置されている。
【0011】
左右のベルト27は左右方向内側部分が相互に接触されていると共に、該内側部分が後方側(図3の矢示A側)に移動するように左右ベルト27が循環回走されることで、左右ベルト27間で葉部22Bを挟んで後上方へと移送する(したがって、前端側が始端とされ、後端側が終端とされている)。
なお、前後プーリ28間には、左右のベルト27の内側部分(対向部分)を相互に接触させるガイドプーリ29が、左右のベルト27の内側部分を挟むように適宜位置に設けられ、これら左右のガイドプーリ29は左右方向対向状ではなく、搬送方向に位置ズレさせて配置されている。
【0012】
根部搬送装置23は、側面視において、葉部搬送装置24と略同様の傾斜角度で全体として後方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜状に配置されている。この根部搬送装置23も、葉部搬送装置24と同様に左右一対の無端状ベルト31を有し、これら左右各ベルト31は、上方に向かうにしたがって前方に移行する傾斜状の軸心回りに回転自在に支持された前後及び中間のメインプーリ32A,32B,32Cに亘って掛け渡されており、また、左右のベルト27は左右方向内側部分(対向部分)が相互に接触されていると共に、該内側部分が後方側(図3の矢示A側)に移動するように左右ベルト31が循環回走されることで、左右ベルト27間で葉部22Bの基部を挟んで根部22Aを後上方へと移送することにより、圃場に在る大根22が引き抜かれる(したがって、前端側が始端とされ、後端側が終端とされている)。
【0013】
この根部搬送装置23の、前側メインプーリ32Aから中間メインプーリ32C(前部から前後方向中途部)までは、葉部搬送装置24の下方側に該搬送装置24に沿って配置されていて、平面視前後方向直線状に配置されている。
また、前側メインプーリ32Aは葉部搬送装置24の前側メインプーリ28Aの前方且つ下方に位置していて、根部搬送装置23は葉部搬送装置24から傾斜方向前方側に突出されると共に、前側メインプーリ32Aから中間メインプーリ32Cまでの間の後部側は、葉部搬送装置24の前部側と上下方向において重合状とされている。
【0014】
また、後側メインプーリ32Bは、葉部搬送装置24の後側メインプーリ28Bよりもトラクタ2の左右方向中央部寄りに位置していて、根部搬送装置23は中途部において搬送方向がトラクタ2の左右方向中央部側に徐徐に移行するように屈曲されている(換言すると、根部搬送装置23の中間メインプーリ32Cから後側メインプーリ32Bまでは、後方に向かうにしたがって上方及び左方(左右方向トラクタ中央部側)に移行するように傾斜状とされている。)
また、前後メインプーリ32A,32B間には、左右のベルト31の内側部分を相互に接触させるガイドプーリ33が、左右のベルト31の内側部分を挟むように適宜位置に設けられ、これら左右のガイドプーリ33は左右方向対向状ではなく、搬送方向に位置ズレさせて配置されている。
【0015】
根部搬送装置23と葉部搬送装置24の前記重合部分には、該搬送装置23,24間に位置する切断手段34が配置されている。
したがって、根部搬送装置23で圃場の大根22が引き抜かれると共に、搬送途中において、根部搬送装置23による挟持部分と、葉部搬送装置24による挟持部分との間で葉部22Bが切断手段34によって切断され、切断後は根部22Aと、切断された葉部22Bとは別々のルートで搬送され、すなわち、葉部22Bは葉部搬送装置24によってそのまま後方に搬送されて、葉部搬送装置24の終端部で圃場上に放出され、根部22Bは左斜め後方に搬送され、作業者によって台車8上の収容手段7内に収容される。
【0016】
なお、切断された葉部22Bは、葉部搬送装置24の終端部において、シュート上又は受け台上に放出されるようにしてもよい。
前記構成のものにあっては、切断された葉部22Bの放出位置と、根部22Aの放出位置とが位置ズレしているので、切断された葉部22Bが根部22Aの収納作業等の邪魔物とならない。また、根部搬送装置23の後部が後方に向かうにしたがって左右方向トラクタ中央部側に移行するように傾斜状とされているので、左右方向のバランスがよいという利点がある。
【0017】
前記切断手段34は、本実施の形態では、引抜きフレーム25に取付固定された固定刃で構成されているが、回転刃、往復駆動刃であってもよい。また、切断手段34は、引抜きフレーム25に、根部搬送装置23と葉部搬送装置24との間で位置調整自在に取付固定されていて、葉部22Bの切断位置が調整自在とされている。
葉部搬送装置24の終端部において、切断された葉部22Bの放出がし易いように、葉部搬送装置24の終端側では、左右ベルト27間に隙間が生じるように構成されている。また、葉部搬送装置24の終端部において、切断された葉部22Bが後側メインプーリ28B等に巻き付くのを防止する巻付き防止部材36が、葉部搬送装置24の終端側に設けられている。
【0018】
また、根部搬送装置23の前部上方側には、大根22の葉部22Bの左右両側に位置していて、該葉部22Bの垂れ下がりを防止しながら葉部22Bを根部搬送装置23及び葉部搬送装置24の始端側へと案内する左右一対のガイド部材37が設けられている。
また、根部搬送装置23の終端側下方には、根部搬送装置23から放出された大根22を受ける受け台38が設けられ、この受け台38は引抜きフレーム25に高さ調整可能に取り付けられる。したがって、作業者が根部搬送装置23から放出された大根22の受け取りに間に合わない場合は、この受け台38に大根22が放出される。
【0019】
根部搬送装置23の左右各前側メインプーリ32Aの上側には、大根22の葉部22Bを左右の前側メインプーリ32A間へと掻き込む掻込ホイール39が設けられている。
前記根部搬送装置23は、本実施の形態では、葉部22Bの基部を挟持するように高さ調整されるが、大根22の生育状態や圃場の状態(地面の凹凸)等によって、根部22Aの上部が挟持位置に位置するような場合がある。このような場合に対処するために、前側メインプーリ32Aの一方は他方から離反する方向に逃げ得るように構成されていて、大根22の根部22Aの通過が許容可能とされている。また、終端部のガイドプーリ33及びその他適宜箇所のガイドプーリ33も大根22の根部22Aの通過を許容するように逃げ得るように構成されている。また、前述した逃げ得るように構成されているプーリはバネによって元の位置に復帰されるように付勢されている。
【0020】
なお、根部搬送装置23によって積極的に根部22Aを挟持して搬送するようにしてもよい。
引抜きフレーム25の後部の上部には、伝動ケース40が設けられており、この伝動ケース40内には、図9に示すように、根部搬送装置23の左右各後側メインプーリ32Bと同行回転自在とされた左右一対の第1のプーリ41と、葉部搬送装置24の後側メインプーリ28Bと同行回転自在とされた左右一対の第2のプーリ42と、油圧モータ43の出力軸に取付固定された駆動プーリ44と、テンションプーリ45とが設けられている。
【0021】
これらプーリ41,42,44,45には伝動ベルト46が掛け渡されていて、この伝動ベルト46を油圧モータ43によって矢示B方向に駆動することにより、図6及び図9に示すように、根部搬送装置23の左右各後側メインプーリ32Bが矢示C1,C2方向に回転駆動され、葉部搬送装置24の後側メインプーリ28Bが矢示D1,D2方向に回転駆動されるように構成されている。
前記引起し装置26は、抜き取る大根22の左右両側に位置する左右一対の引起し体47を有し、各引起し体47は左右一対の支持板51間に配置された引起しベルト48を備えている。
【0022】
この引起しベルト48は、支持板51に左右方向の軸心回りに回転自在に支持された上下一対のプーリ49に亘って掛け渡されたベルト本体48Aと、このベルト本体48Aから外方に突出するタイン48Bとから主構成されており、後方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜状に配置されている。
左右の引起し体47の上側のプーリ49は同行回転するように連動されており、左側の引起し体47の上側のプーリ49を油圧モータ50によって回転駆動することにより、左右の引起しベルト48が、図7及び図8の矢示E方向に循環回走され、タイン48Bによって大根22の葉部22Bがすくい上げられて引き起こされる。
【0023】
左右の各引起し体47は連結部材52によって連結され、この連結部材52に固定の取付ステー53は、引抜きフレーム25の前部に固定されたブラケット54に、引起しベルト48の傾斜方向に位置調節自在に取り付けられていて、左右の引起し体47が引抜きフレーム25に対して引起しベルト48の傾斜方向に位置調節自在とされている。
左右各引起し体47の外側の支持板51の前部側には葉部22Bが絡み付くのを防止するパイプ材からなる絡付き防止体55が設けられている。
【0024】
また、支持板51は上方に向かうにしたがって漸次幅広となるように形成されていて、タイン48Bが、前部側において上方に移動するにつれて支持板51に徐徐に隠れるように構成されている。
なお、タイン48Bは支持板51の上部において徐徐に隠れるようになっていればよい。
前記引抜きフレーム25は、図6及び図7に示すように、メインフレーム4の主枠材10に固定のブラケット56と引抜きフレーム25に固定のブラケット57との間に介装された上下一対のリンク58A,58Bからなる左右一対の平行リンク58と、主枠材10に固定のブラケット59と引抜きフレーム25に固定のブラケット60との間に介装された油圧シリンダ61とによって上下位置調整自在にメインフレーム4の主枠材10の右側に連結されている。
【0025】
図4及び図5に示すように、トップリンクブラケット12の下方側には、トラクタ2のPTO軸64に自在継手を備えたドライブシャフトを介して連動連結されるPIC軸62が配置され、このPIC軸62はメインフレーム4に取付固定された軸受けケース63に回転自在に支持されており、軸受けケース63の後部側には伝動ケース65が固定され、伝動ケース65の上部には油圧ポンプ66が設けられている。
伝動ケース65内にはベルト巻掛け伝動機構67が収納され、このベルト巻掛け伝動機構67によってPIC軸62から油圧ポンプ66の入力軸に動力が伝達されて油圧ポンプ66が駆動され、この油圧ポンプ66によって前述した油圧機器に圧油が供給される。
【0026】
削装置6は、図1から図5に示すように、メインフレーム4の主枠材10の下方側に左右方向に配置されたパイプ材等からなる支持フレーム68と、この支持フレーム68の右側に取り付けられた掘り取りビーム69と、支持フレーム68の左側に取り付けられた抵抗体70とから主構成されている。
支持フレーム68には、左右のロワーリンクブラケット11の外側方に位置するブラケット72が前方突出状に固定され、このブラケット72の前部がロワーリンクブラケット11に枢軸73を介して左右方向の軸心回りに揺動自在に枢支連結されている。
【0027】
また、支持フレーム68には、左右ブラケット72間に位置する揺動枠74が後方突出状に固定されており、この揺動枠74の後端側は前記軸受けケース63に、枢軸73の軸心回りに所定範囲揺動可能に支持されている。
掘り取りビーム69及び抵抗体70は支持フレーム68の端部に固定のブラケット75に上下位置調整可能に取り付けられている。
そして、掘り取りビーム69及び抵抗体70の下部を地中に没入させて支持フレーム68を枢軸73回りに往復揺動させることにより、掘り取りビーム69及び抵抗体70の下部が前後に振動し、掘り取りビーム69によって大根22と土との分離が図れ、大根22の抜き取りが容易となる。
【0028】
図1〜図3及び図10に示すように、ゲージ輪9は、台車8の前方で且つ主枠材10の右側後方に配置されており、支持枠76に支軸77を介して左右方向の軸心回りに回転自在に支持されていて、メインフレーム4、引抜き装置5、削装置6等を支持して圃場を転動する。
支持枠76は、主枠材10に固定されたブラケット78に支軸79を介して左右方向の軸心回りに回動自在に枢着されていて、支持枠76及びゲージ輪9が支軸79回りに上下揺動自在とされている。
【0029】
また、その軸心回りの回動によって伸縮自在な調整体82が、主枠材10に固定のブラケット80と支持枠76に固定のブラケット81とに亘って介装されており、ハンドル83を操作して調整体82を伸縮させることで、支持枠76及びゲージ輪9が支軸79回りに上下に揺動し、メインフレーム4と共に引抜き装置5、削装置6等が上下動し、これらの高さが調整可能とされている。
なお、前記支持枠76の側部にはスタンド部材71A(図2参照)を取付固定するための取付部材71Bが固定されており、このスタンド部材71Aと掘り取りビーム69及び抵抗体70とで、収穫機1をトラクタ2から離脱させたときに、その姿勢を保持させることができる。
【0030】
図1、図2、図11〜図15に示すように、台車8は、根部搬送装置23の終端側に位置しており、収容手段7を載置する載置台84と、この載置台84を支持する支持フレーム85と、この載置台84及び支持フレーム85を支持して圃場を転動する左右一対の車輪86とを備えてなり、連結部材87を介してメインフレーム4に連結されて牽引される。
連結部材87は、前後方向に配置されていて、前端側が主枠材10に固定のブラケット88に支軸89を介して左右方向の軸心回りに回動自在に且つ着脱自在に枢支連結され、後端側に支持フレーム85が連結されている。
【0031】
支持フレーム85は後方に向かうにしたがって右方(引抜き装置5側)に移行する傾斜状(本実施の形態では前後方向に対して45°の角度で傾斜)に配置された主枠材91を備えている。この主枠材91には、主枠材91から前方突出状とされると共に連結部材87後部の左右両側に配置されて該連結枠材87に連結された左右一対の補強枠材92が設けられている。
また、支持フレーム85には、主枠材91の右端側から前方に向かうにしたがって右方に移行する傾斜方向に突出する第1枠材93Aとこの第1枠材93Aの前端側と右側の補強枠材92の前後方向中途部とを連結する第2枠材93Bとから構成された第1の車輪支持枠材93と、左側の補強枠材92の前後方向中途部から後方に向かうにしたがって左方に移行する傾斜状に突出され且つ主枠材91の左端側に固定された第2の車輪支持枠材94とが備えられている。
【0032】
第1の車輪支持枠材93の、第1枠材93Aと第2枠材93Bとの連結部分及び第2の車輪支持枠94の突出端部に、車輪保持部材96が上下方向の軸心回りに回動自在に支持されており、各車輪保持部材96に車輪86が左右方向の軸心回りに回転自在に支持されている。
載置台84はフレーム98上に板材を張ってなる。フレーム98は前後枠部99,100と左右側枠部101,102とから構成された外枠材103を有し、前枠部99の左側部分99aは後方に向かうにしたがって左方に移行する傾斜状とされ、後枠部100の右側部分100aは前方に向かうにしたがって左方に傾斜状とされ、左側部分は100bは前方に向かうにしたがって左方に傾斜状とされている。
【0033】
また、前枠部99の左側部分99aと後枠部100の右側部分100aとは第1連結枠104で連結され、この第1連結枠104と、前枠部99と右側枠部102との連結部分とは第2連結枠105で連結され、第1連結枠104と後枠部100の左側部分100bとは第3連結枠106で連結されている。
第1連結枠104は後方に向かうにしたがって右方に移行する傾斜状(本実施の形態では前後方向に対して45°の角度で傾斜)に配置されていて、前記支持フレーム85の主枠材91上に載置されている。
【0034】
主枠材91には左右一対のブラケット107が固定され、第1連結枠104には前記ブラケット107の近傍に位置するブラケット108が固定され、これらブラケット107,108に亘って支軸109が挿通されていて、載置台84が支持フレーム85に対して支軸109の軸心回りに回動自在に枢着されている。 前記支軸109は後方に向かうにしたがって右方に移行する傾斜状(本実施の形態では前後方向に対して45°の角度で傾斜)の軸心を有し、載置台84のフレーム98が支持フレーム85に接当することで載置台84の支軸109回りの前側への回動が規制されると共に、図14に仮想線で示すように、前記支軸109の軸心回りに後ろ側に向けて載置台84が傾斜可能とされていて、載置台84上の収容手段7が、後方に向かうにしたがって左方(葉部搬送装置配置側と反対側の側方)に移行する方向にダンプ可能とされている(なお、台車8には、載置台84の後ろ側への回動動作を規制する手段が設けられ、この規制手段は本実施の形態では、支持フレーム85と載置台84との間に介装されたガススプリング113によって構成されている)。
【0035】
このように、収容手段7を真後ろに落とすのではなく、左斜め後方(収穫している側とは反対側の斜め後方)に収容手段7を降ろすようにすることで、次の条の大根22を収穫するのに、降ろした収容手段7が邪魔にならない(したがって、真後ろに収容手段7を降ろすと、次の条の収穫作業の邪魔になる)という効果を奏する。
載置台84の前部には、該載置台84の後側への回動を規制するロック装置115が設けられている。このロック装置115は、図13に示すように、ロックレバー116とロックピン117とを有する。
【0036】
ロックレバー116は、下部側が連結部材87側に固定された支軸118に左右方向の軸心回りに回動自在に支持されており、上部には後方側に開放状の係合凹部119が形成されている。
ロックピン117は載置台84の前部に固定のブラケット120に固定されていて、左右方向に配置されており、このロックピン117にロックレバー116の係合凹部119が嵌合することで、載置台84の後側への回動が規制されるようになっている。
【0037】
なお、121は、係合凹部119がロックピン117に係合する方向にロックレバー116を付勢するバネであり、122は、バネ121の付勢力によるロックレバー116の回動を規制するストッパであり、123は、ロックレバー116を操作する操作ハンドルであり、124は、係合凹部119がロックピン117に係合した状態でロックレバー116とブラケット120とに亘って挿脱自在に挿通されてロックレバー116の支軸118回りの回動を規制する係止ピンである。
【0038】
台車8の前方には、前記ゲージ輪9が配置されていて、台車8の車輪86はゲージ輪9によって鎮圧された跡を通過するので、台車8の走行が安定する(台車8の揺れが少ない)という効果を奏する。
また、台車8には、根部搬送装置23から放出される大根22を収容手段7に詰める作業者が位置する配置部110が、載置台84の右側(葉部搬送装置配置側)に配置されている。この配置部110を設けることにより、収穫される大根22の状態や切断された葉部22Bの絡み付き等を監視することができ、例えば、生育不良の大根22を排除できる。この配置部110は座席と111とステップ112とを備えてなるが、ステップ112のみで構成されていてもよい。
【0039】
また、配置部110は載置台84の前側等に設けてもよく、また、複数設けてもよい。
また、右側の車輪86は、左側の車輪86に比して、載置台84の左右方向中央部からの距離が大とされていて、配置部110側に寄せられており、台車8の安定化が図られている。
載置台84の後枠部100の左側部分100bには、あおり部材126が設けられている。このあおり部材126は、図1、図12、図14及び図15に示すように、枠体127上に板材128を張ってなる。
【0040】
枠体127は一対の側枠材129とこれら側枠材129を連結する一対の連結部材130,131とからなり、各側枠材129の端部には、一対のブラケット132が固定され、ブラケット132には長孔133が形成されている。
また、後枠部100の左側部分100bには、該左側部分100bに固定の一対のブラケット134を介して、前記長孔133を挿通する支軸135が設けられている。
このあおり部材126は、図14及び図15に実線で示す起立状態では、長孔133は上下方向とされ、この長孔133の上端部に支軸135が位置すると共に、ブラケット132の下部が載置台84に接当していて、あおり部材126の支軸135回りの回動が規制されている。
【0041】
この状態から、支軸135が長孔133の下端側に位置するようにあおり部材126を引き上げると、ブラケット132の前部下部側が円弧状とされているので、あおり部材126の支軸135回りの後ろ側への回動が許容される。
そして、図14及び図15に仮想線で示すように、あおり部材126を、支軸135回りに回動させて後ろ側に倒すと、あおり部材126側のブラケット132に設けた当たり136が、載置台84側に設けたブラケット134に設けた当たり137に接当した時点で、あおり部材126の前記回動が規制されて倒伏状態となり、この倒伏状態において、あおり部材126は収容手段7を載置台84上から降ろす場合のシュートとして機能する。
【0042】
また、台車8をメインフレーム4に連結する連結部材87は支軸89を介して左右方向の軸心回りに回動自在にメインフレーム4に連結されているので、図11に仮想線で示すように、三点リンク3によってメインフレーム4を上昇させても、連結部材87,載置台84及び支持フレーム85が後ろ下がりに傾斜状態となり、車輪86は接地したままである。
したがって、削装置6の掘り取りビーム69及び抵抗体70が地中から抜け出るまでメインフレーム4を上昇させて圃場を移動する際等において、台車8を牽引することができる。このとき、あおり部材126を起立状態にしておくことで、台車8上に載置される収容手段7の後方側への移動を規制することができる。
【0043】
また、前記状態よりもさらにメインフレーム4を上昇させると、図示省略の規制手段によって連結部材87の支軸89回りの回動が規制され、台車86も持ち上げることが可能とされている。
なお、収穫作業時においても、あおり部材126を起立状態としておくことが好ましい。
前記収容手段7としては、通常袋が採用されるが、コンテナ等であってもよい。
【0044】
前記載置台84の左右両側には、支柱部材138が設けられている。この支柱部材138は収容手段7として袋が採用される場合、袋の下部側に大根22がたまってきた場合に、袋に設けたロープ等を引っ掛けることにより、袋の上部を保形させるのに使用されるものである。
前記構成の実施の形態のものにおいて、収穫機1を構成する各構成部材は左右逆に配置してもよい。また、根部搬送装置23の終端部を、載置台84の前部上方又は前方側上方に位置させるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、葉部と根部とからなる作物の収穫機であって、トラクタの後部に装着される収穫機において、根部を後上方に搬送することで作物を圃場から引き抜く根部搬送装置と、この根部搬送装置よりも上方側に配置されていて葉部を把持して後上方に搬送する葉部搬送装置とを備え、葉部搬送装置はトラクタの一側方側に後方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜状に配置され、根部搬送装置は前後方向中途部まで葉部搬送装置に沿うように配置され、且つ中途部において搬送方向がトラクタの左右方向中央部側に移行するように屈曲されており、根部搬送装置と葉部搬送装置との間に、根部搬送装置の屈曲部分よりも前方側で葉部を切断する切断手段を備えていることにより、大根の掘り取り作業時において、余分な葉部を根部から分離でき、収穫作業の簡素化が図れると共に、根部搬送装置は前後方向中途部まで葉部搬送装置に沿うように配置され、且つ中途部において搬送方向がトラクタの左右方向中央部側に移行するように屈曲されているので、葉部を切断した後は、根部と切断された葉部とは別々のルートに分かれて搬送され、根部の放出部に切断された葉部が放出されることがなく、しかも左右方向に関するバランスがよい。
【0046】
また、根部搬送装置の終端側に、収穫した作物を収容する収容手段を載置する台車を配置することにより、一端圃場に放出した大根を回収するのに比べ、収穫作業を簡素化できる。
また、台車の前方側にゲージ輪を配置することにより、ゲージ輪によって鎮圧された跡を台車が走行するように構成でき、これによって、台車の走行安定化が図れるという効果を奏する。
また、台車上から収容手段をダンプさせ得るように構成する場合、収容手段を真後ろにダンプさせると、次の条の作物を収穫する際において、圃場に降ろした収容手段が収穫作業の邪魔物となるが、台車を、該台車上の収容手段を後方に向かうにしたがって葉部搬送装置配置側と反対側の側方に移行する斜め方向にダンプ可能に構成することにより、次の条の作物を収穫する際において、圃場に降ろした収容手段が収穫作業の邪魔物とならない。
【0047】
また、台車に作業者が配置される配置部を設けることにより、引き抜いた作物の状態等を監視でき、例えば、不良の作物を収容手段に収容する前に排除できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 収穫機の全体平面図である。
【図2】 収穫機の全体側面図である。
【図3】 収穫機の主要構成部分の配置を示す平面図である。
【図4】 メインフレーム等の平面図である。
【図5】 削装置及び油圧ポンプ等を示す側面図である。
【図6】 引抜き装置の平面図である。
【図7】 引抜き装置の側面図である。
【図8】 引抜き装置の概略側面図である。
【図9】 根部搬送装置と葉部搬送装置の動力伝達系統を示す平面図である。
【図10】 ゲージ輪の側面図である。
【図11】 台車等の側面図である。
【図12】 台車の平面図である。
【図13】 載置台のロック装置の側面断面図である。
【図14】 台車の斜め方向からみた側面断面図である。
【図15】 あおり部材の側面断面図である。
【符号の説明】
1 収穫機
2 トラクタ
7 収容手段
8 台車
9 ゲージ輪
22 大根(作物)
22A 根部
22B 葉部
23 根部搬送装置
24 葉部搬送装置
34 切断手段
110 配置部

Claims (5)

  1. 葉部と根部とからなる作物の収穫機であって、トラクタの後部に装着される収穫機において、
    根部を後上方に搬送することで作物を圃場から引き抜く根部搬送装置と、この根部搬送装置よりも上方側に配置されていて葉部を把持して後上方に搬送する葉部搬送装置とを備え、葉部搬送装置はトラクタの一側方側に後方に向かうにしたがって上方に移行する傾斜状に配置され、根部搬送装置は前後方向中途部まで葉部搬送装置に沿うように配置され、且つ中途部において搬送方向がトラクタの左右方向中央部側に移行するように屈曲されており、根部搬送装置と葉部搬送装置との間に、根部搬送装置の屈曲部分よりも前方側で葉部を切断する切断手段を備えていることを特徴とする収穫機。
  2. 根部搬送装置の終端側に、収穫した作物を収容する収容手段を載置する台車が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の収穫機。
  3. 台車の前方側にゲージ輪が配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の収穫機。
  4. 台車は、該台車上の収容手段を後方に向かうにしたがって葉部搬送装置配置側と反対側の側方に移行する斜め方向にダンプ可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の収穫機。
  5. 台車に作業者が配置される配置部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の収穫機。
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