JP3771805B2 - 防曇防塵性表カバー及び防曇防塵性車載メータ - Google Patents

防曇防塵性表カバー及び防曇防塵性車載メータ Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農機、産機、建設用車両等に搭載される各種メータの表カバー及びこのような表カバーを有する車載メータに関し、特に、防曇性及び防塵性を有する表カバー及びこのような表カバーを有する防曇防塵性車載メータに関する。
【0002】
【従来の技術】
農機、産機、建設用車両等には、スピードメータ、タコメータ、ウォーニング表示器、或いはこれらが一体化されたコンビネーションメータが搭載されている。そして、これらのメータには表示部保護のため、透明もしくは半透明の表カバー、或いは樹脂からなる表カバーが装着されている。ところが、経年変化により表カバー又はメータ本体部の構成部品にソリ、変形等が発生し、それによる隙間から、洗車時、雨天時等に水分がメータの表カバーの裏側に侵入し、表カバー裏面を曇らせることがある。また、農機、産機、建設用車両等は構造上、上記メータの下方にエンジンが配置されていることが多くエンジン風の吹き上げ等により、塵、埃等がメータの表カバーの裏側に侵入し、表カバー裏面を汚すことも多い。そして、一旦、曇ったり、汚れたりした表カバー裏面は長期間に渡り、或いは場合によっては分解掃除等をしない限り、もとの状態には戻らないという問題があった。この問題を図4〜図6を用いて以下に追加説明する。
【0003】
図4は、従来の車載メータの表カバーの一例を示す平面図である。但し、この平面図は後述の図5(A)の矢印Dで示す方向、すなわち、表カバー1aを裏側から見たものである。図5(A)は、図4に示した従来例におけるBB断面図である。図5(B)は、図5(A)のb部を拡大した断面図である。図6は、図4に示した従来例による通気の状態を示す説明図である。
図4に示すような表カバー1aが取り付けられる車載メータは、基本的に、農機、産機、建設用車両等に用いられる。この種の車両では、構造的な観点等から、その車載メータは車載エンジンの上方に配置されている。そして、車載メータは、スピードメータ、タコメータ、ウォーニング表示器、或いはこれらが一体化されたコンビネーションメータ等である。
【0004】
表カバー1aは、指示計器を収納するメータ本体部の前面開口部を覆うように、このメータ本体部に固着される透明材料で形成された透視板である。この表カバー1aは、その外縁のやや内側のカバー裏面を連続的に周回するように形成された所定幅の接触平面部20aを有している。この接触平面部20aは、図5でも説明するが、組立時に見返し5に接触する。
【0005】
また、表カバー1aの外縁の一部には、表カバー1aをメータ本体部に固着する複数の固定片21〜24が形成されている。これら固定片21〜24は共に、表カバー1aのメータ本体部への固着時に利用されるネジ止め用の孔31〜34を有している。更に表カバー1aの外縁の一部には、表カバー1aをメータ本体部に固着する複数の係止片11〜14も形成されている。
更に、表カバー1aには中央下部に半円状のアナログメータ部41、その上部に長方形状のLCD部44、これらの両隣に2つのウォーニング及びウインカ部42が割り当てられている。上記アナログメータ部41は、メータ本体部側に配設されたタコメータやスピードメータ等のアナログ系メータの文字板、指針を覆う。ウォーニング及びウインカ部42は、メータ本体部側に配設された方向指示パネル、各種ウォーニングパネルを覆う。LCD部44は、メータ本体部側に配設された時刻等のディジタルデータを表示する液晶表示部を覆う。
【0006】
また、図5(A)及び(B)の断面図に示すように、表カバー1aは、上述の接触平面部20aが見返し5に接触部T20で線接触するようにして固着されている。なお、この接触部T20については、図6で追加説明する。更に、メータ本体部の主要部分を構成するケース2の内側底面には、文字板4上の表示意匠を照明するための光源3が配設されている。この文字板4は、ケース2と見返し5とにより、挟持されている。
【0007】
上述のような構成の従来例における通気の状態を図6を用いて説明する。この図6は図4に示した平面図に対応するものである。
図6に示すように、表カバー1aがメータ本体部に取り付けられる際、上述した接触平面部20aと見返し5とによって、斜線で示す接触面T20が形成される。すると、組立直後又は組立後初期には表カバー1a、文字板4及び見返し5で形成される空間は、メータ外部に対して、図6における矢印で示すようにほぼ通気は遮断されるので、この空間に外部から水分、塵等が侵入することはほとんどない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、経年変化や熱等により表カバー1a又は見返し5にソリ、変形等が発生することがある。上述したように表カバー1aと見返し5とは、T20に示すように面接触するように固着されるのでその固着力が分散的であり、上記ソリ、変形等に対抗して表カバー1aと見返し5とが初期状態のように固着されない状態になる。すなわち、表カバー1aと見返し5との間に隙間が発生し、この隙間から、洗車時、雨天時等に水分がメータの表カバー1aの裏側に侵入し、表カバー裏面を曇らせることがある。また、農機、産機、建設用車両等は構造上、上記メータの下方にエンジンが配置されていることが多くエンジン風の吹き上げ等により、塵、埃等がメータの表カバー1aの裏側に侵入し、表カバー裏面を汚すことも多い。そして、一旦、表カバー裏面が曇ったり、汚れたりすると、図6に示すように従来のメータでは特に通気構造がないため、長期間に渡り、或いは場合によっては分解掃除等をしない限り、もとの状態には戻らないことになる。すなわち、メータの視認性が低下した状態が継続することになり、美観、更には安全性も低下させるという問題があった。
【0009】
よって本発明は、上述した現状に鑑み、表カバー及びメータ本体部間の隙間発生を防止しつつ、通気性も改善することにより、美観及び安全性を高めた防曇防塵性表カバー及び防曇防塵性車載メータを提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の防曇防塵性表カバーは、図1〜図3に示すように、指示計器を収納するメータ本体部の前面開口部を覆うように、このメータ本体部に固着される透明材料で形成された表カバー1であって、前記表カバー1の外縁のやや内側のカバー裏面に周回するように形成された等高状のリブR1〜R10と、前記リブR1〜R10により形成された迷路状の通気用のギャップG1〜G10と、R形状に形成された前記リブR1〜R10の先端部と、前記外縁の一部に形成された、前記表カバー1を前記メータ本体部に固着する固着手段11〜14、21〜24とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、本防曇防塵性表カバーは、透明材料で形成され、指示計器を収納するメータ本体部の前面開口部を覆うように、このメータ本体部に固着される。そして、表カバー1の外縁のやや内側のカバー裏面には、周回するように等高状のリブR1〜R10が形成されている。リブR1〜R10は迷路状の通気用のギャップG1〜G10を形成しており、更にリブR1〜R10の先端部はR形状に形成されている。更に、表カバー1の外縁の一部に形成された固着手段11〜14、21〜24により、表カバー1がメータ本体部に固着される。このように、リブR1〜R10は先端部がR形状にかつ等高状に形成されているので、表カバー1とメータ本体部とは図3のT1〜T10に示すように線接触により固着される。すなわち、表カバー1がメータ本体部に固着される際に、その固着力は線接触部T1〜T10に集中的に加わることになり、図6で示す面接触に比べて強力な固着力が得られるようになる。この結果、従来の問題点であった表カバー1又はメータ本体部の構成部品によるソリ、変形等を起因とするガタ付きを低減し、表カバー1及びメータ本体部の接触部からの水分、塵等の侵入を防止する。更に、リブR1〜R10に形成された迷路状のギャップG1〜G10により、必要最低限の通気性、及びメータ外部と対流が確保され、表カバー裏面の曇りを効果的に防止する。特に、ギャップG1〜G10は迷路状であるので、雨天や洗車時にも直接的に、水分が侵入してくることもない。
【0012】
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の防曇防塵性表カバーは、図1〜図3に示すように、請求項1記載の防曇防塵性表カバーにおいて、前記リブR1〜R10及び前記ギャップG1〜G10は、分散的に複数形成されていることを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、リブR1〜R10及びギャップG1〜G10は、分散的に複数形成されているので、更に表カバー1及びメータ本体部の固着が安定的になり、また通気性も向上する。
【0014】
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の防曇防塵性表カバーは、図1〜図3に示すように、請求項1又は2記載の防曇防塵性表カバーにおいて、前記固着手段11〜14、21〜24は、前記表カバー1の前記メータ本体部への固着時に利用されるネジ止め用の孔31〜34が設けられた固定片21〜24と、前記固着時に利用される係止片11〜14とを有することを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、固着手段11〜14、21〜24は、ネジ止め用の孔31〜34が設けられた固定片21〜24と、固着時に利用される係止片11〜14とから構成されるので、表カバー1のメータ本体部への固着が更に強力で確実になる。またこの固着も容易になる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す平面図である。但し、この平面図は後述の図2(A)の矢印Bで示す方向、すなわち、表カバー1を裏側から見たものである。
この表カバー1が取り付けられる車載メータは、基本的に、農機、産機、建設用車両等に用いられる。この種の車両では、スペース的な観点等から、車載メータは車載エンジンの上方に配置されている。そして、車載メータは、スピードメータ、タコメータ、ウォーニング表示器、或いはこれらが一体化されたコンビネーションメータ等である。
【0019】
表カバー1は、指示計器を収納するメータ本体部の前面開口部を覆うように、このメータ本体部に固着される透明材料で形成された透視板である。この材質は、例えば、暗色透明系のアクリル樹脂である。この表カバー1は、図1の平面図では、曲面角を有する台形状をしている。
この表カバー1は、その外縁のやや内側のカバー裏面を周回するように形成された複数の等高状のリブR1〜R10を有している。各リブR1〜R10は、正面から見ると端部付近がカギ型に形成されており、このカギ型形状により各リブR1〜R10は、迷路状の通気用のギャップG1〜G10を形成している。これら各リブR1〜R10及び各ギャップG1〜G10は、分散的に複数形成されている。分散的に複数形成することにより、表カバー1及びメータ本体部の固着が安定的になり、また通気性もより向上する。そして、これら各リブR1〜R10は、図2でも説明するが、表カバー1の裏面の一部から突起し、メータ本体部の一部である見返し5に接触する。そして、各リブR1〜R10の先端部は、R形状に形成されている。なお、本発明の要旨からすると、リブ及びギャップは少なくとも一つあればよいが、上記の理由で複数の方がより好ましい。
【0020】
また、表カバー1の外縁の一部には、表カバー1をメータ本体部に固着する複数の固定片21〜24が形成されている。これら固定片21〜24は共に、表カバー1のメータ本体部への固着時に利用されるネジ止め用の孔31〜34を有している。更に表カバー1の外縁の一部には、表カバー1をメータ本体部に固着する複数の係止片11〜14も形成されている。このような構成により、表カバー1のメータ本体部への固着が更に強力で確実になる。また固着も容易になる。上記係止片11〜14及び固定片21〜24は、請求項の固着手段に相当する。
【0021】
更に、表カバー1には中央下部に半円状のアナログメータ部41、その上部に長方形状のLCD部44、これらの両隣に2つのウォーニング及びウインカ部42が割り当てられている。上記アナログメータ部41には、メータ本体部側に配設されたタコメータやスピードメータ等のアナログ系メータの文字板、指針を覆う。ウォーニング及びウインカ部42は、メータ本体部側に配設された方向指示パネル、各種ウォーニングパネルを覆う。LCD部44は、メータ本体部側に配設された時刻等のディジタルデータを表示する液晶表示部を覆う。
【0022】
また、図2(A)及び(B)を用いて上記表カバー1について説明を加える。図2(A)は、図1に示した実施形態におけるAA断面図である。なお、この図2(A)の断面図は、表カバー1が取り付けられるメータ本体部の断面図も含む。図2(B)は、図2(A)のa部を拡大した断面図である。
【0023】
図2(A)及び(B)の断面図に示すように、表カバー1は、そのリブR5のR形状に形成された先端部が、見返し5に接触部T5で線接触するようにして固着されている。なお、この図2には示していないが、リブR1〜R4、及びR6〜R10も表カバー1の裏面から同様の高さを有しており、表カバー1は、接触部T1〜T4、T6〜T10で線接触して、見返し5に固着されている。この接触部については、図3で追加説明する。
また、メータ本体部の主要部分を構成するケース2の内側底面には、文字板4上の表示意匠を照明するための光源3が配設されている。光源3はこの図では、1つだけ記載しているが、通常ケース2の内側底面には、複数の光源3が、分散的に配設されている。また、文字板4は、ケース2と見返し5とにより、挟持されている。上記ケース2及び見返し5は、請求項のメータ本体部に相当する。
【0024】
更に、図3を用いて、上述のような構成の本実施形態の作用について説明する。図3は、図1に示した実施形態による通気の状態を示す説明図である。この図3の構成は、図1に示した平面図と同等のものである。
図1で説明したように、表カバー1は、その外縁のやや内側に複数のリブR1〜R10を有しており、また、各リブR1〜R10は、迷路状の通気用のギャップG1〜G10を形成している。すなわち、表カバー1とメータ本体部とは、複数の迷路状の通気用のギャップG1〜G10を形成しつつ、これらのギャップG1〜G10以外の部分は、接触部T1〜T10で示すように線接触するようにして固着される。換言すれば、表カバー1とメータ本体部とは、接触部T1〜T10のみを介して、固着されている。
【0025】
図3における矢印で示すように、表カバー1、文字板4及び見返し5で形成される空間は、メータ外部に対して、上記のように形成された迷路状の通気用のギャップG1〜G10を介して、必要最低限の通気が促される。なお、参照番号41〜44も図1のそれらと同等のものであるので、ここでは説明を省略する。
【0026】
以上のように本実施形態によれば、リブR1〜R10は先端部がR形状にかつ等高状に形成されているので、表カバー1とメータ本体部とは上記図3のT1〜T10に示すように線接触により固着される。すなわち、表カバー1がメータ本体部に固着される際に、その固着力は線接触部T1〜T10に集中的に加わることになり、図6で示す従来の面接触に比べて強力な固着力が得られるようになる。この結果、従来の問題点であった表カバー1又はメータ本体部の構成部品によるソリ、変形等を起因とするガタ付きを低減し、表カバー1及びメータ本体部の接触部からの水分、塵等の侵入を防止する。更に、図3で示すようにリブR1〜R10に形成された迷路状のギャップG1〜G10により、必要最低限の通気性、及びメータ外部と対流が確保され、表カバー裏面の曇りを効果的に防止する。特に、ギャップG1〜G10は迷路状であるので、雨天や洗車時にも直接的に、水分が侵入してくることもない。この結果、本実施形態によれば、美観及び安全性を高めた防曇防塵性表カバー及び防曇防塵性車載メータが得られるようになる。
【0027】
なお、各部41〜43、及び固着手段21〜24、11〜14の形状は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、リブR1〜R10は先端部がR形状にかつ等高状に形成されているので、表カバー1とメータ本体部とは図3のT1〜T10に示すように線接触により固着される。すなわち、表カバー1がメータ本体部に固着される際に、その固着力は線接触部T1〜T10に集中的に加わることになり、図6で示す面接触に比べて強力な固着力が得られるようになる。この結果、従来の問題点であった表カバー1又はメータ本体部の構成部品によるソリ、変形等を起因とするガタ付きを低減し、表カバー1及びメータ本体部の接触部からの水分、塵等の侵入を防止する。更に、リブR1〜R10に形成された迷路状のギャップG1〜G10により、必要最低限の通気性、及びメータ外部と対流が確保され、表カバー裏面の曇りを効果的に防止する。特に、ギャップG1〜G10は迷路状であるので、雨天や洗車時にも直接的に、水分が侵入してくることもない。この結果、請求項1記載の発明によれば、美観及び安全性を高めた防曇防塵性表カバーが得られるようになる。
【0029】
請求項2記載の発明によれば、リブR1〜R10及びギャップG1〜G10は、分散的に複数形成されているので、更に表カバー1及びメータ本体部の固着が安定的になり、また通気性も向上する。この結果、請求項2記載の発明によれば、美観及び安全性をより高めた防曇防塵性表カバーが得られるようになる。
【0030】
請求項3記載の発明によれば、固着手段11〜14、21〜24は、ネジ止め用の孔31〜34が設けられた固定片21〜24と、固着時に利用される係止片11〜14とから構成されるので、表カバー1のメータ本体部への固着が更に強力で確実になる。またこの固着も容易になる。この結果、請求項3記載の発明によれば、美観及び安全性を更に高め、かつ組み付けを容易にした防曇防塵性表カバーが得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図2(A)は、図1に示した実施形態におけるAA断面図である。図2(B)は、図2(A)のa部を拡大した断面図である。
【図3】図1に示した実施形態による通気の状態を示す説明図である。
【図4】従来の車載メータの表カバーの一例を示す平面図である。
【図5】図5(A)は、図4に示した従来例におけるBB断面図である。図5(B)は、図5(A)のb部を拡大した断面図である。
【図6】図4に示した従来例による通気の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 表カバー
2 ケース(メータ本体部)
3 光源
4 文字板
5 見返し(メータ本体部)
11〜14 係止片(固着手段)
21〜24 固定片(固着手段)
31〜34 孔
41 アナログメータ部
42、43 ウォーニング及びウインカ部
44 LCD部
R1〜R10 リブ
G1〜G10 ギャップ
T1〜T10 接触部

Claims (3)

  1. 指示計器を収納するメータ本体部の前面開口部を覆うように、このメータ本体部に固着される透明材料で形成された表カバーであって、
    前記表カバーの外縁のやや内側のカバー裏面に周回するように形成された等高状のリブと、
    前記リブにより形成された迷路状の通気用のギャップと、
    R形状に形成された前記リブの先端部と、
    前記外縁の一部に形成された、前記表カバーを前記メータ本体部に固着する固着手段と、
    を有することを特徴とする防曇防塵性表カバー。
  2. 請求項1記載の防曇防塵性表カバーにおいて、
    前記リブ及び前記ギャップは、分散的に複数形成されている
    ことを特徴とする防曇防塵性表カバー。
  3. 請求項1又は2記載の防曇防塵性表カバーにおいて、
    前記固着手段は、
    前記表カバーの前記メータ本体部への固着時に利用されるネジ止め用の孔が設けられた固定片と、
    前記固着時に利用される係止片と、
    を有することを特徴とする防曇防塵性表カバー。
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