JP3770808B2 - ディスク反転投入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、コンパクトディスク(CD)、コンパクトディスクレコーダブル(CD−R)、DVD等のディスクメディアを袋体に挿入するために用いるディスク反転投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種装置は、ディスクを水平状態で搬送し、対面する方向から水平状態で搬送されてくる袋体にディスクをプッシャーにより押して挿入していた。これは、ディスクが通常ポールに水平状態で積層されているため、このままの状態で取り扱う方がハンドリングが容易であると考えられていたためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなものであると次のような欠点があった。まず、ディスクを袋体に挿入する際、ディスクの両側を案内するガイドレールが必要であるため、ディスクに損傷を与えるおそれがある。ディスクへの損傷は、その性質上致命傷となる。
【0004】
またガイドレールに案内されて挿入するため、処理速度を早くすることができない。
【0005】
本願発明は、上記欠点を解消し、袋体へのディスク挿入に当たりディスクへの損傷防止、処理速度の迅速化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本願発明によるディスク反転投入装置は、ワークを水平状態で搬送する第1アーム及びワークを袋体に入れる第2アームからなる揺動アームを上下動自在かつ揺動自在の昇降軸に設け、上記第2アームの先端部にワークを吸着する反転ヘッドを設け、該反転ヘッドは第1支点部を介して上記第2アームに回動自在に枢着され、上記反転ヘッドの他端部に設ける第2支点部が所定長に設定された連結ロッドに連結され、上記連結はユニバーサルジョイントからなる第3支点部を介してなされ、さらに上記第3支点部と上記第2支点部の間には弾性材が介装され、上記揺動アームが反転位置まで揺動したとき上記反転ヘッドが回動しワークを垂直状態にして袋体に入れることを特徴とする。
また、請求項記載のディスク反転投入装置において、上記反転ヘッドの吸着はエアによることを特徴とする。
また、請求項1記載のディスク反転投入装置において、上記揺動アームが単一のアームからなることを特徴とする。
また、請求項1記載のディスク反転投入装置において、上記ワークが板状のものであることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
次に、実施の形態を示す図面に基づき本願発明によるディスク反転投入装置をさらに詳しく説明する。なお、便宜上同一の機能を奏する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0008】
揺動アーム1は所定の角度(図示実施例60°)をつけて拡開した2本のアーム1A、1Bからなり、上下動自在かつ揺動自在の昇降軸3に固着される。第1アーム1Aの先端部にはエアによりディスク7を吸着する吸着ヘッド5を設ける。第2アーム1Bの先端部1bにはクランク状に形成されたレバーからなる反転ヘッド9が矢印A方向(図4に示す)に回動するように設けてある。上記ディスク7はインデックステーブル8に水平状態で積層・収納されている。該インデックステーブル8は円周方向に5ヶ所の収納部8aを設け、図1の矢印方向に間欠回転し、第1アーム1Aの原点位置Aにて吸着ヘッド5によるディスク7の取出しを待機する。上記昇降軸3の上部にはステイ11が軸線Pから所定の角度(図示実施例30°)をつけて固着されている。該ステイ11には連結ロッド13がユニーバーサルジョイント(図示省略)を介して連結される。
【0009】
上記反転ヘッド9は、基端部9aに、エアによりディスク7を吸着する吸着部10を設ける。10aは上記吸着部10の吸込口、12は上記吸着部10にエアの吸排をするホースである。該吸着部10と上記先端部1bとは第1支点部15により矢印A方向(図4に示す)に回動自在に枢着される。
【0010】
上記反転ヘッド9の先端部9bには第2支点部16が設けられ、該第2支点部16と上記連結ロッド13とは、ユニーバーサルジョイント17aからなり全方位に自在に回動するようになっている第3支点部17により連結される。第3支点部17と上記第2支点部16との間はゴム材の如き弾性材14が介装されている。
【0011】
18は昇降軸3を上下動及び旋回駆動させるオシレータ、19は固定カムであり、上記ステイ11に固着されている。該ステイ11は、上記オシレータ18の旋回駆動力が伝達されないようベアリング20を介して上記昇降軸3に連結される。
【0012】
21は袋体であり、ベルトコンベヤからなる袋体供給装置23により袋体取出部25に送給され、他のベルトコンベヤからなる袋体搬送装置27によりディスク7の反転位置Cまで搬送されて開口され、ディスク7を挿入後、他のベルトコンベヤからなる排出装置29にて排出される。
【0013】
本願発明装置においては、まず、揺動アーム1が下降し、第1アーム1Aが原点位置Aにあるディスク7を吸着し上昇する。
【0014】
次いで揺動アーム1が時計回りに揺動し、第1アーム1Aに吸着されたディスク7を第2アーム1Bの原点位置Bに下降し載置する。このとき第2アーム1Bは反転位置Cまで揺動している。
【0015】
次いで揺動アーム1が上昇後反時計回りに回動し、第1アーム1A及び第2アーム1Bが各原点位置に戻る。
【0016】
2回目以降の揺動アーム1の揺動下降において、第2アーム1Bは吸着したディスク7を反転位置Cまで搬送する。
【0017】
この反転位置まで搬送されたとき、第2アーム1Bの反転ヘッド9は、一定長の連結ロッド13に引張られて図5の矢印方向に回動するため、反転ヘッド9は垂直状態に反転動作する。よって、水平状態で搬送されてきたディスク7はここで垂直状態に向きを変える(図6)。
【0018】
またこの反転位置まで搬送されたとき、反転されたディスク7の直下には連続的に供給されている袋体21が開口された状態で停止している。
【0019】
この状態で揺動アーム1が下降し、同時に反転ヘッド9の吸着部10による吸着が開放される。これによりディスク7が重力により袋体21に落下する。
【0020】
上記落下において、ディスク7を吸着している吸着部10の開放は、エアの出入れをする電磁弁の伝達遅れやエアの切断遅れ等により、機械的な遅れがある。一方揺動アーム1自体はかかる遅れにかかわらず下降し始めるため、ディスク7は揺動アーム1の下降により初速がついてから吸着の開放となる。
【0021】
第2アーム1Bが反転位置Cに揺動したとき、第1アーム1Aは次のディスク7を吸着した状態で原点位置Bに揺動している。
【0022】
反転ヘッド9の反転動作をさらに詳しくみてみる。連結ロッド13は上記揺動動作に連動しないステイ11に固着されて反転ヘッド9に連結している。このため揺動アーム1の回動により反転ヘッド9がC’(図3に示す)に位置しようとすると、連結ロッド13は第1支点部15、第2支点部16及び第3支点部17を各回動せしめることにより一定の長さを保持しようとする。これにより反転ヘッド9が垂直状態に反転動作するのである。
【0023】
かくして揺動アーム1及び反転ヘッド9は上記動作を繰り返すことになる。袋詰めされたディスク7は袋体排出装置29を経て取り出されることになる。
【0024】
このように本実施の形態によれば、ディスク7を袋体21に挿入する際、ディスク7の両側を案内するガイドレールが不要であるため、ディスク7に損傷を与えるおそれがなく、また処理速度を迅速にすることができる。
【0025】
ディスク7の挿入動作において、ディスク7を保持する吸着部10の開放は上記の如く初速がついてからとなるから、その分落下速度が早くなり、迅速処理に資する。
【0026】
また、ディスク7の挿入動作において、プッシャやアクチュエータといった装置を不要とするため、構造が単純化し、コストの低減に寄与する効果がある。
【0027】
また第3支点部17と第2支点部16とは弾性材14を介して連結してあるため、ディスク7の水平状態及び垂直状態が一層安定する。
【0028】
また、揺動アーム1は第1アーム1Aと第2アーム1Bからなるため、ディスク7の取出し及び反転動作が一層容易である、即ち、インデックステーブル8に水平状態で積層・収納されているディスク7は、インデックステーブル8のスタックポール8bとディスク7の芯穴とのギャップにより、吸着位置にバラ付きが生ずる。一方吸着ヘッド5は2枚取りできないような構造としてあるため、形状が複雑であり反転動作には向かない。そこで、第1アーム1Aの吸着ヘッド5にてディスク7の取出しを行ない、第2アーム1Bの反転ヘッド9にて反転動作を行うこととしたのである。
【0029】
本願発明によるディスク反転投入装置は上記実施の形態に限定されない。例えば、揺動アーム1は単一のアームから構成することもできる。
【0030】
また反転ヘッド9の反転機構を図7又は図8の如く構成することもできる。図7の場合、反転ヘッド31はクランク状に形成されたレバーからなり、揺動アーム1の先端部1bに、(B)に示す矢印方向に回動自在に設けた第1支点部33により回動自在に設ける。該反転ヘッド31は、先端部にカムフォロア35を設け、固定されたカム37に追従するようになっている。そして揺動アーム1が2点鎖線で示す位置に揺動したとき、これに追従して上方に反転動作し、水平状態のディスク7を垂直状態にする。
【0031】
図8の場合、反転ヘッド41はラック43と、該ラック43に噛合するラックピニオン44からなる。該ラック43の先端部にはカムフォロア45を設け、該カムフォロア45を固定カム37に追従するようになっている。そして揺動アーム1が2点鎖線で示す位置に揺動したとき、ラック43が追従して左右方向に摺動し、この移動により、ラックピニオン44に連結された吸着部10が反転動作する。
【0032】
【発明の効果】
このように、本願発明によるディスク反転投入装置によれば、袋体へのディスク挿入に当たりディスクの損傷防止を図ることができ、また、袋体へのディスク挿入の処理速度を迅速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明によるディスク反転投入装置の実施の形態を示す概略平面図である。
【図2】図1の概略正面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【図4】図3の正面図で、反転ヘッドの水平時の状態を示す図である。
【図5】(A)は図4のV部拡大図、(B)は(A)の要部断面図である。
【図6】図3の正面図で、反転ヘッドの反転時の状態を示す図である。
【図7】(A)は本願発明による他の実施の形態を示す要部概略平面図、(B)は(A)の正面図である。
【図8】本願発明によるさらに他の実施の形態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 揺動アーム
1A 第1アーム
1B 第2アーム
1b 先端部
3 昇降軸
5 吸着ヘッド
7 ディスク
8 インデックステーブル
8a 収納部
8b スタックポール
9 反転ヘッド
9a 基端部
9b 先端部
10 吸着部
10a 吸込口
11 ステイ
12 ホース
13 連結ロッド
14 弾性材
15 第1支点部
16 第2支点部
17 第3支点部
17a ユニバーサルジョイント
18 オシレータ
19 固定カム
20 ベアリング
21 袋体
23 袋体供給装置
25 袋体取出部
27 袋体搬送装置
29 排出装置
31 反転ヘッド
33 第1支点部
35 カムフォロア
37 カム
41 反転ヘッド
43 ラック
44 ラックピニオン
45 カムフォロア

Claims (4)

  1. ワークを水平状態で搬送する第1アーム及びワークを袋体に入れる第2アームからなる揺動アームを上下動自在かつ揺動自在の昇降軸に設け、上記第2アームの先端部にワークを吸着する反転ヘッドを設け、該反転ヘッドは第1支点部を介して上記第2アームに回動自在に枢着され、上記反転ヘッドの他端部に設ける第2支点部が所定長に設定された連結ロッドに連結され、上記連結はユニバーサルジョイントからなる第3支点部を介してなされ、さらに上記第3支点部と上記第2支点部の間には弾性材が介装され、上記揺動アームが反転位置まで揺動したとき上記反転ヘッドが回動しワークを垂直状態にして袋体に入れることを特徴とするディスク反転投入装置。
  2. 請求項記載のディスク反転投入装置において、上記反転ヘッドの吸着はエアによることを特徴とするディスク反転投入装置。
  3. 請求項1記載のディスク反転投入装置において、上記揺動アームが単一のアームからなることを特徴とするディスク反転投入装置。
  4. 請求項1記載のディスク反転投入装置において、上記ワークが板状のものであることを特徴とするディスク反転投入装置。
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