JP3769466B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サブ制御部で不正検出があった場合にはメイン制御部に不正信号のみを入力可能とするパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機(例えば、パチンコ遊技機)においては、遊技に関する制御を主体的に行うメイン制御部と、メイン制御部の指令に従って従属的に遊技装置(例えば、球払出装置)等の制御を行うサブ制御部を備えたものが広く知られている。そして、遊技機においては制御信号等の送信はメイン制御部からサブ制御部への一方通行とされており、サブ制御部からメイン制御部への信号の入力を不可能にしていた。この構成により、サブ制御部側から行われる不正行為による被害を受け難くなるという効果を奏するものであった。
【0003】
しかしながら、このような遊技機においては、単に不正行為の抑制ができるのであって、様々な不正行為に対応するためにサブ制御部で不正信号を受ける、あるいは不正信号を検出する構成にしたとしても、サブ制御部のみで対応処置を行わなければならず、メイン制御部に送信できないため対応能力に欠けるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、不正行為を抑制しつつも、サブ制御部で不正検出があった場合にはメイン制御部に不正信号を入力可能とするパチンコ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るパチンコ機は、データ転送可能に接続されたメイン制御部とサブ制御部とを備え、常態においては前記メイン制御部から前記サブ制御部への一方向のみのデータ転送が行われ、前記サブ制御部が不正検出した場合には、不正検出信号のみを前記サブ制御部から前記メイン制御部に送られるように構成されたことを特徴とする。
【0006】
請求項係るパチンコ機は、請求項1に記載のものにおいて、前記メイン制御部が、前記不正検出信号に応じて飾りランプ或いは飾りLEDを点灯させることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、実施形態のパチンコ機の正面図である。パチンコ機1は、パチンコ機本体2とパチンコ機本体2の左側に並設されているカードユニット3により構成されている。
【0008】
パチンコ機本体2の外枠(図示されていない)にはヒンジ等により内枠4が図面の手前方向に開閉可能に設けられ、内枠4の内部には中央から上部に亘って遊技盤5が設けられている。内枠4には遊技盤5の周囲を囲むようにして金枠6が設けられ、金枠6にはガラス扉7が開閉自在に取り付けられている。金枠6の下方には、パチンコ球を整列待機させるための上受け皿8が設けられ、上受け皿8の下方には下受け皿9が設けられ、下受け皿9の右方には打球ハンドル10が設けられ、上受け皿の内部にはスピーカ11が配備されている。
【0009】
また、内枠4の上縁には枠飾り部12が設けられ、枠飾り部12の内部には中央に左右2灯の枠飾りランプA1,A1が配備され、左側に枠飾りランプA2及び枠飾りランプA3が配備され、右側に枠飾りランプA2及び枠飾りランプA3が配備されている。さらに、内枠4の右側縁の上部には、鍵飾り部13が設けられ、鍵飾り部13の内部には、上下2灯の鍵飾りランプB1,B1が配備されている。
【0010】
図2は、パチンコ機1の遊技盤5面を示す正面図である。図2に示すように、遊技盤5面には、略中央に図柄表示ユニット14が配備され、図柄表示ユニット14の下部の左方と右方とにそれぞれ左ゲート15,右ゲート16が設けられ、図柄表示ユニット14の下方にソレノイド等により拡開駆動されるチューリップー式の始動入賞口17が設けられ、遊技盤5面の下部には、役物ユニット18が配設されている。
【0011】
さらに、遊技盤5面には、図柄表示ユニット14の上部の左方と右方とにそれぞれランプ付き風車19,19が設けられ、役物ユニット18の左側上方と右側上方との遊技盤5の袖部にそれぞれ普通入賞口20,21が設けられている。また、遊技盤5の上部左隅に払出表示部22が設けられ、遊技盤5の上部右隅に球切れ表示部23が設けられている。なお、遊技盤5には、アウト口24、風車25、内レール26及び外レール27等が配設されているが、これらの要素は従来と同様の周知のものである。
【0012】
図3は遊技盤5面における各種ランプ及びLEDの配置を示す図であり、図4は図柄表示ユニット14の拡大正面図であり、図5は役物ユニット18の拡大正面図である。図3に示すように、遊技盤5において、上部左隅の払出表示部22の内部に払出LED(P1)が配備され、上部右隅の球切れ表示部23の内部に球切れLED(P2)が配備されている。また、外レール27の外側上部に外レール27に沿ってレール飾り部28が設けられ、レール飾り部28の内部に飾りLED(Q1)及び飾りLED(Q2)が交互に配置されている。
【0013】
また、ランプ付き風車19,19の背後に、飾りランプC1,C1がそれぞれ設けられ、左ゲート15及び右ゲート16の背後に、飾りランプD1,D1がそれぞれ設けられ、普通入賞口20,21の背後に、飾りランプE1,E1がそれぞれ設けられ、始動入賞口17を備えた電動チューリップ29の背後に飾りランプF1が設けられている。
【0014】
また、図2に示すように、図柄表示ユニット14は、中央にカラー液晶表示装置により構成された特別図柄表示装置30と、特別図柄表示装置30を組み込んで支えるためのフレーム31を備える。フレーム31の上部にはアーチ状の張出部32が設けられ、張出部32の頂部と張出部32の左右側部には、通過入口33,33,33がそれぞれ設けられている。図4に示すように、張出部32には、中央部にセグメント形式の表示器からなる普通図柄表示器34が配設され、普通図柄表示器34の左右側方に2個ずつ普通図柄用の記憶数表示LED35,35,35,35が配設されている。また、張出部32の左右両側には、飾りLED(J1,J1)が設けられている。
【0015】
図4に示すように、フレーム31の張出部32の下部両側方には、左右側方に張り出す装飾部材36,36がそれぞれ設けられ、左右の装飾部材36,36の下側に装飾部材37,37がそれぞれ設けられ、さらにこれらの下側に装飾部材38,38がそれぞれ設けられ、張出部32の下側となるフレーム31の中央に凹部39が設けられ、凹部39には特別図柄表示装置30が配設されている。
【0016】
そして、左右の装飾部材36,36の背後には2個ずつ特別図柄用の記憶数表示LED41,41,41,41が配設され、装飾部材37,37の内部には、飾りLED(K1,K1)が設けられ、装飾部材38,38の内部とこれらの上部となるフレーム31の側壁内部に3個ずつ飾りLED(H1,H2,H3)がそれぞれ設けられている。
【0017】
さらに、フレーム31の下部の左右側部には、球出口40、40がそれぞれ設けられ、フレーム31の下部には球出口40、40に臨んで誘導部材42,42がそれぞれ設けられ、誘導部材42,42の間には、パチンコ球を下方に落下させるための切欠部43が形成されている。
【0018】
特別図柄表示装置30の表示部44は、上部の図柄表示部45と下部の動画表示部46に区分され、さらに図柄表示部45は、左図柄表示部47と、中図柄表示部48と右図柄表示部49との3つに区分される。
【0019】
図5に示すように、役物ユニット18には、中央に開閉扉51により開成される大入賞口50が設けられ、左右に普通入賞口52,52並びに装飾用の飾りLED(M1〜M8),飾りLED(N1〜N8)が集約して配備されている。大入賞口50の内部の一部には、特別入賞領域である特定領域53が設けられている。
【0020】
なお、大入賞口50は15個払出し口に設定され、普通入賞口21は8個払出し口に設定され、それ以外の始動入賞口17、普通入賞口20、普通入賞口52,52は、6個払出し口に設定されている。
【0021】
以上、遊技盤5面に配設されている各要素について説明したが、図2の左ゲート15並びに右ゲート16は、図柄表示ユニット14の普通図柄表示器34における図柄変動開始のための始動口に設定されている。なお、普通図柄表示器34に関わる当りの抽選確率は、5/10に設定されている。
【0022】
また、図2の始動入賞口17は、図柄表示ユニット14の特別図柄表示装置30における左、中、右図柄に関する図柄変動開始のための始動口に設定されている。なお、特別図柄に関わる大当りの抽選確率は、通常確率1/337と高確率5/337との2種類に設定されている。
【0023】
特別図柄表示装置30における左図柄表示部47及び右図柄表示部49の各々に停止表示される図柄の種類は、いずれも「1」,「2」,「3」,「4」,「5」,「6」,「7」,「8」,「9」,「X」,「Y」,「Z」の12種類である。また、中図柄表示部48に停止表示される図柄の種類は、「1」,「2」,「3」,「4」,「5」,「6」,「7」,「8」,「9」,「X」,「Y」,「Z」,「L」の13種類である。
【0024】
図6は、図2に示す遊技盤5の裏面図である。遊技盤裏面5aには、図1に示す通過入口33,33,33に入ったパチンコ球を球出口40a、40bに誘導するための誘導路54,55が左右にそれぞれ設けられ、左ゲート15に入ったパチンコ球を球出口40aに誘導するための誘導路56が誘導路54に連通して設けられ、右ゲート16に入ったパチンコ球を球出口40bに誘導するための誘導路57が誘導路55に連通して設けられている。
【0025】
遊技盤裏面5aの下部には、始動入賞口17、普通入賞口20、普通入賞口21、普通入賞口52,52及び大入賞口50を覆うようにして、各入賞口17,20,21,52,52,50に入賞したパチンコ球を集合するための集合樋58が設けられ、集合したパチンコ球を1列に整列させるセーフ球誘導樋59が集合樋58の下方に配設されている。
【0026】
そして、始動入賞口17に対応して始動口入賞検出スイッチSW1が配備され、左右ゲート15,16にそれぞれ対応してゲート通過を検出するゲート用スイッチSW2,SW3がそれぞれ配備され、大入賞口50に対応して大入賞口入賞検出スイッチSW4が配備され、大入賞口50の内部の特定領域53への入賞を検出する特定領域通過検出スイッチSW5が配備され、8個払出し口である普通入賞口21に対応して入賞検出スイッチSW6が配備されると共に、始動入賞口17を拡開させるための普通電動役物開放ソレノイド60、開閉扉51を開放させるための大入賞口開放ソレノイド61、特定領域53を閉鎖する扉(図示せず)をパチンコ球が入賞可能となるように開成させるための特定領域扉開放用ソレノイド62、誘導部材42,42を上下動させるための誘導部材駆動用モータMTが配備されている。
【0027】
さらに、セーフ球誘導樋27の末端には、セーフ球検出スイッチ63が設けられると共に、セーフ球を1球毎に排出するためのセーフ球排出ソレノイド64が設けられている。
【0028】
次に、本実施形態のパチンコ機に配備された制御系統について説明する。図7はメイン制御部の要部ブロック図であり、図8は、メイン制御部におけるランプ及びLEDを制御ための回路のブロック図であり、図9はサブ制御部の要部ブロック図である。なお、図7乃至図9において電源供給のためのラインついては図示を省略する。
【0029】
メイン制御部65は、遊技状況に応じて遊技に関する実質的な制御を行うCPUと、CPUが行う各制御プログラムを格納したROMと、随時データの読み出し並びに書き込みが可能なRAMとにより構成されている。なお、メイン制御部65の内部構成については図示を省略する。
【0030】
メイン制御部65には、スイッチ検出回路66、ソレノイド駆動回路67、LED駆動回路68、モータ駆動回路69、ランプ駆動回路70、ランプ駆動回路71、LED駆動回路72、情報出力回路73及びサブ制御部74が接続されている。
【0031】
スイッチ検出回路66には、始動入賞口17に入賞したパチンコ球を検出するための始動口入賞検出スイッチSW1、遊技球が左ゲート15を通過したことを検出するための左ゲート用スイッチSW2、遊技球が右ゲート16を通過したことを検出するための右ゲート用スイッチSW3、役物ユニット18の大入賞口50に入賞したパチンコ球を検出するための大入賞口入賞検出スイッチSW4、大入賞口50内の特定領域53に入賞したパチンコ球を検出するための特定領域通過検出スイッチSW5、8個払出口に設定された普通入賞口21に入賞したパチンコ球を検出するための入賞検出スイッチSW6が接続され、各スイッチSW1〜SW4の状態が同時にメイン制御部65に入力されるよう構成されている。
【0032】
ソレノイド駆動回路67には、始動入賞口17を拡開する普通電動役物開放ソレノイド60と、役物ユニット18の開閉扉51を開閉駆動するための大入賞口開放ソレノイド61と、特定領域53を閉鎖する扉を開成駆動するための特定領域扉開放用ソレノイド62とに接続されている。ソレノイド駆動回路67は、メイン制御部65からの指令信号に応答して、所定のタイミングでソレノイド60〜62を個別に作動させる。
【0033】
LED駆動回路68は、メイン制御部65からの制御信号に従って、普通図柄表示器34を表示駆動するとともに、普通図柄用の記憶数表示LED35並びに特別図柄用の記憶数表示LED41を点灯駆動するための回路である。
【0034】
モータ駆動回路69は、誘導部材42,42を上下動させるための誘導部材駆動用モータMTに接続されている。なお、誘導部材駆動用モータMTはステッピングモータで構成されている。モータ駆動回路69は、メイン制御部65からの制御信号に従って、誘導部材42,42を1分間に15.3回上下動するよう誘導部材駆動用モータMTを回転駆動する。
【0035】
特別図柄表示装置30は、図柄表示用CPU(図示せず)及びメモリ等(図示せず)を備えるもので、メイン制御部65から特別図柄表示装置30への1方向のデータ送信可能に接続され、メイン制御部65から転送された表示用コマンドデータに応じて表示部44に左図柄、中図柄、右図柄と動画を表示するものである。
【0036】
ランプ駆動回路70には、図1に示す枠飾りランプA1、枠飾りランプA2及び枠飾りランプA3が接続されている。ランプ駆動回路70は、メイン制御部65からの制御信号に従って、枠飾りランプA1〜A3を点灯制御する。
【0037】
ランプ駆動回路71には、図3に示す飾りランプC1,D1,E1,F1が接続されている。ランプ駆動回路71は、メイン制御部65からの制御信号に従って、飾りランプC1,D1,E1,F1を個別に点灯制御する。
【0038】
LED駆動回路72には、図3に示す飾りLED(Q1),(Q2)と、飾りLED(J1),(K1),(H1),(H2),(H3)と、飾りLED(M1〜M8)及び飾りLED(N1〜N8)が接続されている。LED駆動回路72は、メイン制御部65からの制御信号に従って、飾りLED(Q1),(Q2)と、飾りLED(J1),(K1),(H1),(H2),(H3)と、飾りLED(M1〜M8)及び飾りLED(N1〜N8)とを個別に点灯制御する。
【0039】
サブ制御部74は、主としてパチンコ球の貸し出しと賞品球の払出しに関する制御を行うものである。サブ制御部74は、パチンコ球の貸し出し並びに賞品球の払い出しに関する実質的な制御を行うCPUと、CPUが行う各制御プログラムを格納したROMと、随時データの読み出しならびに書き込みが可能なRAMとにより構成されている。なお、サブ制御部74の内部構成については図示を省略する。
【0040】
サブ制御部74は、メイン制御部65とデータ転送可能に接続されており、常態においては、メイン制御部65からサブ制御部74への一方向のみのデータ転送が行われるが、サブ制御部74が不正検出した時には、不正検出信号がサブ制御部74からメイン制御部65に送られる。また、サブ制御部74には、LED駆動回路75、ランプ駆動回路76、スイッチ検出回路77、音駆動回路78、ソレノイド駆動回路79、情報出力回路73、賞品球排出装置80、打球発射装置81、カードインタフェース82が接続されている。
【0041】
メイン制御部65からサブ制御部74へ転送されるデータは、パチンコ機の遊技状態に応じた音声出力用データ及びパチンコ球の入賞に応じた賞品球の払い出し個数データである。
【0042】
LED駆動回路75は、サブ制御部74からの指令信号を受けて、図1の払い出しLED(P1)と球切れLED(P2)を点灯制御する。ランプ駆動回路76は、サブ制御部74からの指令信号を受けて、鍵飾りランプB1を点灯制御する。
【0043】
スイッチ検出回路77は、金枠6の開放を検出するための金枠開放検出スイッチ84、球タンクの球切れを検出するための補給球切れ検出スイッチ85及びセーフ球を検出するためのセーフ球検出スイッチ63(図6参照)の検出信号をサブ制御部74に入力する。
【0044】
音駆動回路78は、音声合成回路及び音増幅回路を含み、サブ制御部74から出力された指令信号に応答して音声データを生成し、音声データを増幅してスピーカ9から効果音として出力する。
【0045】
賞品球排出装置80は、サブ制御部74から出力された払出し制御信号に応答して球貸に応じた個数のパチンコ球の排出と、賞品球の6個払出し、8個払出し、15個払出しをそれぞれ行う。打球発射装置81は、サブ制御部74から出力された駆動信号に応じて作動し、パチンコ球を遊技盤5面に向けて弾発する。なお、打球発射装置81の作動状態はサブ制御部74に入力される。
【0046】
カードインタフェース82は、図1のカードユニット3及び上受け皿8の前面に設けられた球貸操作部83と接続され、カードユニット3から送られる金額情報と球貸操作部83から入力される球貸情報をサブ制御部74に出力するとともに、サブ制御部74から送られた球貸完了信号をカードユニット3に出力する。
【0047】
情報出力回路73は、メイン制御部65から出力された情報データ並びにサブ制御部74から出力された情報データをホストコンピュータであるホールコンピュータ等に対して出力するための回路である。
【0048】
メイン制御部65から出力される情報データは、大当り開始から大当り終了までの大当り状態を表わす情報(大当り開始から大当り終了までの間ハイレベル)、大当り開始から大当り終了までの大当り状態及び高確率中を表わす情報(大当り開始から通常確率に戻るまでの期間ハイレベル)、特別図柄の確定を表わす情報(特別図柄の確定停止毎に所定時間の間ハイレベル)、特定領域53への入賞を表わす情報(特定領域53への入賞検出毎に所定時間の間ハイレベル)、普通図柄の確定を表わす情報(普通図柄の確定停止毎に所定時間の間ハイレベル)である。
【0049】
サブ制御部74から出力される情報データは、球切れ発生を表わす情報(補給球切れ検出スイッチ85が球切れ状態を検出している期間ハイレベル)、金枠6の不正開放を表わす情報(金枠開放検出スイッチ84が金枠6の開放状態を検出している期間ハイレベル)、賞品球払出しを表わす情報(賞品球を10個排出する毎に所定時間の間ハイレベル)、球貸しを表わす情報(球貸操作に対応して行われる賞品球の25個排出毎に所定時間の間ハイレベル)であり、ホールコンピュータ側からは、打球発射装置81の作動停止信号が転送されてサブ制御部74に入力される。
【0050】
次に、実施形態のパチンコ機1の稼動状態に応じた各種ランプ及びLEDの表示動作ついて説明する。図10乃至図15は、パチンコ機1の稼動状態と特別図柄、特別図柄用記憶数表示LED41、普通図柄表示器34、普通図柄用記憶数表示LED35、各種ランプ及び各種LEDの表示動作との対応関係を示す図である。
【0051】
パチンコ機1の電源投入時には、特別図柄表示装置30の左、中、右図柄は、それぞれ「3」,「5」,「7」を表示し、動画表示部46には電源投入時の所定の絵を表示し、普通図画表示器34は「0」を表示する。また、記憶数表示LED35及び41、枠飾りランプA1〜A3、飾りランプC1,D1,E1,F1、飾りLED(J1),(K1),(H1),(H2),(H3)、飾りLED(M1〜M8)、飾りLED(N1〜N8)、払出LED(P1)及び球切れLED(P2)のすべてが消灯している。なお、誘導部材駆動用モータMTが回転駆動し、誘導部材42,42が1分間に15.3回上下動する。
【0052】
遊技者によりカードユニット3のカード挿入口3aにプリペイドカードを挿入し、球貸操作部83を操作すると、操作に応じた所定個数のパチンコ球が賞品球排出装置80から排出されて上受け皿8に貸し出される。そして、遊技者が打球ハンドル10を回動操作すると、打球発射装置81が作動してパチンコ球を遊技盤5面に向けて弾発する。打球発射装置81が作動すると、作動状態がサブ制御部74により検出され、鍵飾りランプB1が点灯する。なお、鍵飾りランプB1は、打球発射装置81が作動中に常に点灯される。
【0053】
遊技球が左右ゲート15,16のいずれかを通過すると、左ゲート用スイッチSW2及び右ゲート用スイッチSW3のいずれかにより遊技球の通過が検出される。なお、左右ゲート15,16に入ったパチンコ球は、各々の球出口40a,40bから遊技盤5面に戻る。
【0054】
パチンコ球の左右ゲート15,16への通過が検出されると、普通図柄表示器34の図柄が変動を開始し、約6.0秒経過すると図柄の変動が停止する。普通図柄表示器34の図柄変動中に、新たにパチンコ球の左右ゲート15,16への通過が検出されると、ゲート通過が最高4個まで記憶されると共に、その記憶数が普通図柄用の記憶数表示LED35a〜35dにより個数点灯表示される。なお、点灯順序は、LED35a、LED35b、LED35c、LED35dの順である。
【0055】
そして、変動を停止した普通図柄が「1」,「3」,「5」,「7」,「9」のいずれかの時、普通電動役物開放ソレノイド60が作動し、その入賞口(始動入賞口)17が所定時間の間拡開する。なお、始動入賞口17の拡開時間は、始動入賞口17に関わる大当りの抽選確率が通常確率の時は、0.3秒間の拡開を行い、始動入賞口17に関わる大当りの抽選確率が高確率の時は、1.7秒間の拡開を3回行うが、拡開動作中に始動入賞口17にパチンコ球が入賞した時点で拡開動作が終了となる。なお、始動入賞口17に関わる大当りの抽選確率については後述する。
【0056】
遊技球が始動入賞口17に入賞すると、始動口入賞検出スイッチSW1によりパチンコ球の始動口入賞が検出される。パチンコ球の始動口入賞が検出されると、特別図柄表示装置30の図柄が左図柄、右図柄、中図柄の順に変動を開始する。なお、特別図柄の図柄変動中に、新たにパチンコ球の始動入賞口17への入賞が検出されると、始動口入賞が最高4個まで記憶されると共に、その記憶数が特別図柄用の記憶数表示LED41a〜41dにより個数点灯表示される。なお、点灯順序は、LED41a、LED41b、LED41c、LED41dの順である。
【0057】
なお、特別図柄表示装置30の図柄の変動表示結果において、大当りを発生させるか否かを事前に決定するためにランダムカウンタRND1が用いられている。このランダムカウンタRND1の値は、0乃至336の範囲で所定のタイミングで1つずつカウントアップされる。そして、始動口入賞の検出時にランダムカウンタRND1の値が読み出されて記憶され、図柄の変動開始から左図柄の停止までの期間において所定のタイミングで記憶されたカウンタ値が読み出され、予め定めた大当り用の値と比較されて大当りか否かが判定される。読み出されたカウンタ値が大当りである場合、図柄の変動中に大当りの予告を表示する。
【0058】
大当りの予告は、予告1〜予告4までの4種類あり、これらのうちの1つを選択するためにランダムカウンタRND2が用いられる。このランダムカウンタRND2の値は、0乃至3の範囲で所定のタイミングで1つずつカウントアップされる。そして、大当りと判定した時点でのランダムカウンタRND2の値により予告の種別が決定される。
【0059】
特別図柄変動中、大当りの予告の予告1、予告3、予告4が発生しない時は、始動入賞口17に関わる大当りの抽選確率が通常確率の時(以下、通常確率の時という)であれば、飾りLED(K1)及び飾りランプC1と、飾りランプE1とが251msの周期で交互に点滅し、飾りLED(H1〜H3)が251msの周期で、H1、H2、H3、消灯の順序で循環的に点灯する。
【0060】
また、特別図柄変動中、かつ大当りの予告の予告1、予告3、予告4が発生しない時で、始動入賞口17に関わる大当りの抽選確率が高確率の時(以下、高確率の時という)には、飾りLED(J1),飾りLED(K1),飾りランプC1,飾りランプF1,飾りLED(Q1),飾りLED(Q2)及び枠飾りランプA1と、飾りランプE1とが251msの周期で交互に点滅し、飾りLED(H1〜H3)が251msの周期で、H1、H2、H3、消灯の順序で循環的に点灯する。
【0061】
さらに、特別図柄変動中、大当りの予告の予告1、予告3、予告4が発生する時は、通常確率の時であれば、飾りランプC1,飾りランプD1,飾りランプE1,飾りLED(Q1),飾りLED(Q2)が、126msの周期で同時に点滅し、飾りLED(H1〜H3)が251msの周期で、H1、H2、H3、消灯の順序で循環的に点灯する。
【0062】
また、特別図柄変動中、大当りの予告の予告1、予告3、予告4が発生する時は、高確率の時であれば、通常確率の場合の表示態様に加えて、さらに飾りLED(J1),飾りLED(K1),飾りランプF1,枠飾りランプA1が251msの周期で同時に点滅する。
【0063】
特別図柄の図柄変動開始から約5.3秒以上経過すると、左図柄、右図柄、中図柄の順に図柄が停止されて図柄が確定するが、この過程において中図柄の変動停止前、右図柄の確定停止時に、確定停止された左図柄と右図柄が一致すると、リーチ発生となる。
【0064】
なお、特別図柄表示装置30の動画表示部46において、動画表示されるキャラクタの種別や動きの相違(ストーリ展開の相違)により46種類のリーチパターンが設定されており、この46種類のリーチパターンを、ランプ並びにLEDの表示と効果音の種類が同じとなるグループ毎に分けてリーチ区分a〜リーチ区分hの8つに区分してある。
【0065】
そして、これらのリーチ区分うちの1つを選択するためにランダムカウンタRND3が用いられている。このランダムカウンタRND3の値は、0乃至7の範囲で所定のタイミングで1つずつカウントアップされる。そして、右図柄の確定停止時にリーチ発生と判定した時点でのランダムカウンタRND3の値によりリーチ区分の種別が決定される。
【0066】
リーチ発生時、リーチパターンがリーチ区分aである場合、通常確率の時であれば、飾りLED(K1),飾りランプD1,飾りLED(M8),飾りLED(N8)と、飾りランプC1,飾りランプE1,飾りLED(M2〜M7),飾りLED(N2〜N7)とが126msの周期で交互に点滅し、飾りランプQ1及び飾りランプQ2が251msで同時に点滅する。さらに、飾りLED(H1〜H3)が251msの周期で、H1、H2、H3、消灯の順序で循環的に点灯する。
【0067】
リーチ発生時、リーチパターンがリーチ区分aである場合、高確率の時であれば、飾りLED(K1),飾りランプD1,飾りLED(M8),飾りLED(N8)と、飾りランプC1,飾りランプE1,飾りLED(M2〜M7),飾りLED(N2〜N7)とが126msの周期で交互に点滅する。さらに、飾りLED(H1〜H3)が251msの周期で、H1、H2、H3、消灯の順序で循環的に点灯する。
【0068】
また、リーチ発生時、リーチパターンがリーチ区分b〜hである場合、通常確率の時及び高確率の時のいずれの場合も、飾りLED(J1),飾りLED(K1),飾りランプD1,飾りランプF1,飾りLED(M8),飾りLED(N8),飾りLED(Q1),飾りLED(Q2)と、飾りランプC1,飾りランプE1,飾りLED(M2〜M7),飾りLED(N2〜N7)とが126msの周期で交互に点滅する。さらに、飾りLED(H1〜H3)が251msの周期で、H1、H2、H3、消灯の順序で循環的に点灯する。
【0069】
確定停止された左,中,右図柄の組み合わせが大当りの組み合わせとなった場合には、すなわち、「111」,「222」,「333」,「444」,「555」,「666」,「777」,「888」,「999」,「XXX」,「YYY」,「ZZZ」,「1L1」,「2L2」,「3L3」,「4L4」,「5L5」,「6L6」,「7L7」,「8L8」,「9L9」,「XLX」,「YLY」,「ZLZ」となった場合には、大入賞口50が約20秒間に亙って開成される。また、大入賞口50の開放と同時に特定領域53の扉が開放する。
【0070】
大当りが発生すると、大当り動作の終了までの間、通常確率の時、飾りLED(J1),飾りLED(K1),飾りランプC1,飾りランプD1,飾りランプF1,飾りLED(M1),飾りLED(M8),飾りLED(N1),飾りLED(N8),枠飾りランプA1,枠飾りランプA3と、飾りランプE1,飾りLED(M2〜M7),飾りLED(N2〜N7),枠飾りランプA2とが251msの周期で交互に点滅する。さらに、飾りLED(H1〜H3)が251msの周期で、H1、H2、H3、消灯の順序で循環的に点灯する。
【0071】
また、高確率の時には、飾りLED(J1),飾りランプF1,飾りLED(Q1),飾りLED(Q2),枠飾りランプA1が251msの周期で同時に点滅する。
【0072】
また、大入賞口50の開成中に、遊技球が10個入賞した場合には、10個目の入賞をもって大入賞口50が閉成する。大入賞口50の開成中に、遊技球が特定領域53を1個通過した場合には、特定領域53の扉が閉成し、大入賞口50が閉成後、再び大入賞口50が繰り返し開成する。なお、大入賞口50の繰り返し開成動作は、大当りとなった図柄の組み合わせが、「111」,「222」,「333」,「444」,「555」,「666」,「777」,「888」,「999」,「XXX」,「YYY」,「ZZZ」の時には、最初の開成を含めて最高14回であって、大当りとなった図柄の組み合わせが、「1L1」,「2L2」,「3L3」,「4L4」,「5L5」,「6L6」,「7L7」,「8L8」,「9L9」,「XLX」,「YLY」,「ZLZ」の時には、最初の開成を含めて最高16回である。
【0073】
次に、始動入賞口17に関わる大当りの抽選確率について説明する。大当りとなった図柄の組み合せが、「111」,「222」,「333」,「444」,「555」,「666」,「777」,「888」,「999」,「XXX」,「YYY」,「ZZZ」のいずれかの特定図柄の組み合せである場合、今回の大当り動作の終了から次回の大当り発生までの間、始動入賞口17への入賞に関わる大当りの抽選確率が高確率に移行する。また、高確率中に、再び上記の特定図柄で大当り発生となると、新たに大当り動作の終了から次回の大当り発生までの間、始動入賞口17への入賞に関わる大当りの抽選確率が高確率に移行する。ただし、大当り発生が、上記の高確率を発生させる特定図柄の組み合せで4回連続して大当り発生となると、次回の大当り動作の終了から次回の大当り発生までの間の始動入賞口17への入賞に関わる大当りの抽選確率が通常確率に戻る。
【0074】
また、不正行為によって金枠6が開放されると、金枠6の開放が金枠開放検出スイッチ84により検出され、金枠開放検出スイッチ84の検出信号がサブ制御部74に入力される。応じてサブ制御部74は、メイン制御部65に不正検出信号を出力する。メイン制御部65は、不正検出信号に応じて飾りLED(Q1)及び飾りLED(Q2)を点灯する。なお、始動入賞口17に関する大当りの抽選確率が高確率である場合には、飾りLED(Q1)及び飾りLED(Q2)の点灯に加えて、さらに枠飾りランプA1,枠飾りランプA3と枠飾りランプA2とを251msの周期で交互に点滅する。
【0075】
遊技盤裏面に配備されている球タンク内のパチンコ球が不足すると、補給球切れ検出スイッチ85により球切れが検出され、検出信号がサブ制御部74に入力され、球切れLED(P2)が点灯する。さらに、賞品球排出装置80の作動と同時にサブ制御部74により排出LED(P1)が点灯する。
【0076】
なお、このパチンコ機には少なくとも、特定図柄で大当りの時にリーチフラグカウンタの値によりリーチ動作、大当り予告、アニメーションを設定する大当り設定テーブルと、リーチ動作時にリーチ動作を順次実行させていくためにリーチフラグ2値によりリーチ動作設定テーブルを選択する為のリーチ動作移行用テーブルと、リーチ動作時、リーチ動作の別に応じて必要なデータを設定するリーチ動作設定テーブルと、特別図柄が変動を開始し、図柄の背景色が変化しない時、特別図柄制御番号のデータ値によりランプ、LEDデータテーブルを選択するランプ、LEDデータ選択テーブル1と、特別図柄待機中に飾りカウンタのデータ値により飾りバッファ1、飾りバッファ2に設定するランプ、LEDデータを選択する、ランプ、LEDデータテーブル1と、特別図柄変動停止時の飾りLEDのセグメントデータを選択するためのセグメントデータ選択テーブルアドレスを格納するコモン選択テーブル1と、普通図柄表示LEDのコモン出力データ、セグメントデータ作成用の選択データの下位アドレス、セグメントデータテーブルアドレス、テーブル終了判定のチェックデーターを格納するセグメントデータ選択テーブル1と、普通図柄用記憶表示LED、特別図柄用記憶表示LEDのコモン出力データ、セグメントデータ作成用の選択データの下位アドレス、セグメントデータテーブルアドレス、テーブルの終了判定のチェックデータを格納するセグメントデータ選択テーブル3と、普通図柄用表示データ作成時に選択する為のセグメントデータデータテーブルである普通図柄用表示データテーブルと、外れ時、外れリーチ時で大当り予告をするとき、表示制御フラグ2に設定するデータを格納し、大当たり予告選択カウンタにより大当たり予告動作を選択する大当たり予告選択テーブル1と、外れ時、外れリーチ時に、選択する為のリーチ動作選択テーブルと停止図柄とする図柄バッファのアドレスを格納し、外れ又は外れリーチと判定された時点で判定されたデータによりリーチ動作選択をするテーブルと停止図柄とする図柄バッファのアドレスを選択するリーチ動作選択テーブル選択用テーブルと、大当り図柄を格納しているデータテーブルと大当たり判定時に大当り図柄選択データにより左中右の各停止図柄データを選択する大当り図柄データテーブルと、普通図柄が当り図柄かどうかを判定するためのデータを格納し、普通表示図柄の値とテーブルの値を比較する事により当りかどうかを判定する普通図柄当たり図柄判定テーブルと、普通図柄の当たり判定時に選択する為の停止図桶を格納し、当たり乱数記憶領域に格納されている当たり乱数により昔通図柄の停止図柄を選択する普通図柄停止図柄選択テーブルと、賞球払出制御基板に送信する払出しデータを格納する払出しデータテーブルと、パテンコ球を誘導する誘導装置駆動用モータ制御データを格納し、誘導装置駆動用モータ制御カウンタにより制御データを選択する誘導装置駆動用モータデータテーブル等の複数の各表示制御記憶手段によって、既述の特別図柄表示装置、普通図柄表示器、各ランプ、各LEDの制御動作設定用のデータ処理の制御設定が行なわれる。
【0077】
上記複数の表示制御記憶手段等により記憶設定された情報に基づいて、少なくとも、表示図柄の制御に使用する大当り乱数、リーチ乱数、大当り図柄乱教、特別図柄乱数等の乱教作成処理モジュールと、特別図柄乱数に対応した内容の図柄データを設定する図柄格納処理モジュールと、カウント用スイッチ、特定領域用スイッチ、第1種始動口用スイッチ、ゲート用スイッチの動作データを入力するスイッチデータ入カモジュールと、飾りLEDのデータやセグメントデータを取り込み、また、飾リランプ、飾りLEDの駆動データを設定してポートバッファに格納し、あるいは誘導装置駆動用モータや特別図柄確定回数情報、始動口情報、特定領域情報、普通図柄確定回数情報、不正検出情報、大当り情報、確率変動制御用のデータ(情報)、等に関する複数種のポートバッファ格納モジュールと、各ランプ各LEDの選択や駆動時間に係わるデータを作成するランプLEDデータ作成処理モジュールと、各スイッチに関するデータをポートより入カし、記憶エリアに格納し、スイッチデータの異常を検出するスイッチ入カサブルーチンモジュールと、払出し個数の切り替え、払出し球の演算データ処理等を行なう払出し制御チェックモジュールと、大入賞口入賞数に関して設けられたカウント用スイッチのデータ処理を行うカウント用スイッチモジュールと、不正処理を含めて特定領域用スイッチの動作を処理する特定領域用スイッチモジュールと、主として第1種始動口用スイッチの動作処理を行なう第1種始動口用モジュールと、ゲートの動作、普通図柄作動記憶個数に関する処理を行なうゲート用スイッチモジュールと、普通図柄の初期設定、表示停止、当り判定に関する処理を行なう普通図柄待機、停止判定モジュールと、普通電動役物の開放動作の制御をする普通電動役物開放モジュールと、特別図柄の表示動作待機と停止と判定等を処理する特別図柄待機、停止、判定モジュールと、大入賞口の開放を処理する大入賞口開放モジュールと、大入賞口を特定領域に関するデータと確率変動に関するデータと特別図柄記憶個数に関するデータ等に基づいた大入賞口の休止動作を処理する大入賞口休止モジュールと、不正検出に関して各ランプ各LEDに関する処理を行なう不正検知処理モジュールと、確率変動処理データ等にもとづいて各ランプ、各LEDについての処理データーを選択し格納するランプ、LEDデータ選択格納モジュールと、異常な回路の断線や短絡についての処理を行なう断線短絡異常チェックモジュールと、賞品球の更新処理を行なう賞球カウンタ更新モジュールと、大入賞口ヘの入賞数を演算する大入賞口入賞数更新モジュールと、普通図柄の内容と表示時間処理する普通図柄変動処理制御タイマモジュールと、普通図柄における当り判定を行なう当り判定モジュールと、普通図柄の変動に関する回数データ処理を行なう普通図柄記憶個数更新処理モジュールと、特別図柄の表示動作時問などを制御する特別図柄制御タイマチェックモジュールと、特別図柄により設定する大当り動作の判定と変動を処理する大当り判定、変動モジュールと、特別図柄において出現するリーチの動作種別などを設定するリーチ動作設定モジュールと、特別図柄の初期設定や記憶数の処理を行なう特別図柄記憶個数更新処理モジュールと、大当り動作における初期設定をする大当り時初期設定モジュールと、大入賞口の開放動作に関連する処理を行なう大入賞口開放設定モジュールと、大入賞口の開放回数が16となった場合に大入賞口休止データを設定して関運する処理を設定する大入賞口休止設定モジュールと、普通図柄変動開始時に初期設定を行なう普通図柄変動開姶時初期化処理モジュ一ルと、確率変動に関するデータやリーチ動作に関するデータに係わって大当り図柄の選択士よりを行なう大当り図柄選択用乱数モジュールと、大当り乱数リーチ乱数データから外れ図柄を選択する外れ図柄選択モジュールと、各種表示制御データに基づいて停止図柄の格納処理を行なう停止図柄格納モジュールと、特別図柄の変動処理を行なう特別表示図柄変動処理モジュールと、特別図柄表示装置で現わされる図柄を設定状態で停止する為の図柄一致チェックモジュールと、左図柄と右図柄の各図柄番号を比較するリーチチェックモジュールと、大当りチェック用のデータにより大当り表示をチェックする大当りチェックモジュールと、特別図柄変動初期化処理を行なう特別図柄変動開始時初期化処理モジュールと、確率の状態を判定処理する確率変動フラグチェックモジュールとをパチンコ機の動作検出結果や状況や遊技判定結果に基いて選択処理し、特別図柄表示装置と、普通図柄表示器と、各飾りLEDと、各飾りランプとを、図16乃至図33において表わした各制御手段(モジュール)より駆動制御する構成にある。
【0078】
なお、当該パチンコ機のゼネラルフローを図34において示す。
【0079】
【発明の効果】
請求項1に係るパチンコ機によれば、データ転送可能に接続されたメイン制御部とサブ制御部とが、常態においてはメイン制御部からサブ制御部への一方向のみのデータ転送が行われるので、従来と同様に、サブ制御部側から行われる不正行為を抑制でき、サブ制御部が不正検出した場合には、不正検出信号のみをサブ制御部からメイン制御部に送られるように構成されているので、メイン制御部において不正検出に応じた対応処置を行うことができる。
【0080】
請求項2に係るパチンコ機によれば、メイン制御部が、不正検出信号に応じて飾りランプ或いは飾りLEDを点灯させるので、メイン制御部において不正検出に応じた飾りランプ或いは飾りLEDを点灯処置により、不正行為による不正発生を報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のパチンコ機の正面図
【図2】パチンコ機の遊技盤面の正面図
【図3】遊技盤面に配設された各種ランプ及びLEDの配置を示す正面図
【図4】図柄表示ユニットの拡大正面図
【図5】役物ユニットの拡大正面図
【図6】各検出スイッチの配置を示す遊技盤の裏面図
【図7】実施形態のパチンコ機に配備された制御系統のメイン制御部分のブロック図
【図8】実施形態のパチンコ機に配備されたランプ駆動部並びにLED駆動部のブロック図
【図9】実施形態のパチンコ機に配備された制御系統のサブ制御部分のブロック図
【図10】パチンコ機の稼動状態と、特別図柄および特別図柄用記憶数表示LEDの表示動作との対応関係を示す図
【図11】パチンコ機の稼動状態と、普通図柄表示器及び普通図柄用記憶数表示LEDの表示動作との対応関係を示す図
【図12】パチンコ機の稼動状態と、各種ランプ及び各種LEDの表示動作との対応関係を示す図
【図13】パチンコ機の稼動状態と、各種ランプ及び各種LEDの表示動作との対応関係を示す図
【図14】パチンコ機の稼動状態と、各種ランプ及び各種LEDの表示動作との対応関係を示す図
【図15】パチンコ機の稼動状態と、各種ランプ及び各種LEDの表示動作との対応関係を示す図
【図16】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図17】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図18】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図19】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図20】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図21】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図22】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図23】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図24】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図25】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図26】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図27】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図28】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図29】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図30】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図31】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図32】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図33】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのモジュールの一部を示すモジュール構成図
【図34】実施形態のパチンコ機に搭載されたプログラムのゼネラルフローチャート
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 パチンコ機本体
3 カードユニット
4 内枠
5 遊技盤
6 金枠
7 ガラス扉
8 上受け皿
9 下受け皿
10 打球ハンドル
11 スピーカ
12 枠飾り部
13 鍵飾り部
14 図柄表示ユニット
15 左ゲート
16 右ゲート
17 始動入賞口
18 役物ユニット
19 ランプ付き風車
20 普通入賞口
21 普通入賞口
22 払出表示部
23 球切れ表示部
24 アウト口
25 風車
26 内レール
27 外レール
28 レール飾り部
29 電動チューリップ
30 特別図柄表示装置
31 フレーム
32 張出部
33 通過入口
34 普通図柄表示器
35 記憶数表示LED(普通図柄用)
36 装飾部材
37 装飾部材
38 装飾部材
39 凹部
40 球出口
41 記憶数表示LED(特別図柄用)
42 誘導部材
43 切欠部
44 表示部
45 図柄表示部
46 動画表示部
47 左図柄表示部
48 中図柄表示部
49 右図柄表示部
50 大入賞口
51 開閉扉
52 普通入賞口
53 特定領域
54 誘導路
55 誘導路
56 誘導路
57 誘導路
58 集合樋
59 セーフ球誘導樋
60 普通電動役物開放ソレノイド
61 大入賞口開放ソレノイド
62 特定領域扉開放ソレノイド
63 セーフ球検出スイッチ
64 セーフ球排出ソレノイド
65 メイン制御部
66 スイッチ検出回路
67 ソレノイド駆動回路
68 LED駆動回路
69 モータ駆動回路
70 ランプ駆動回路
71 ランプ駆動回路
72 LED駆動回路
73 情報出力回路
74 サブ制御部
75 LED駆動回路
76 ランプ駆動回路
77 スイッチ検出回路
78 音駆動回路
79 ソレノイド駆動回路
80 賞品球排出装置
81 打球発射装置
82 カードインタフェース
83 球貸操作部
84 金枠開放検出スイッチ
85 補給球切れ検出スイッチ
A1〜A3 枠飾りランプ
B1 鍵飾りランプ
C1 飾りランプ
D1 飾りランプ
E1 飾りランプ
F1 飾りランプ
H1〜H3 飾りLED
J1 飾りLED
K1 飾りLED
M1〜M8 飾りLED
N1〜N8 飾りLED
P1 払出LED
P2 球切れLED
Q1〜Q2 飾りLED
SW1 始動口入賞検出スイッチ
SW2 左ゲート用スイッチ
SW3 右ゲート用スイッチ
SW4 大入賞口入賞検出スイッチ
SW5 特定領域通過検出スイッチ
SW6 入賞検出スイッチ
MT 誘導部材駆動用モータ

Claims (2)

  1. データ転送可能に接続されたメイン制御部とサブ制御部とを備え、常態においては前記メイン制御部から前記サブ制御部への一方向のみのデータ転送が行われ、前記サブ制御部が不正検出した場合には、不正検出信号のみを前記サブ制御部から前記メイン制御部に送られるように構成されたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記メイン制御部が、前記不正検出信号に応じて飾りランプ或いは飾りLEDを点灯させることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
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