JP3767655B2 - キャブチルトステー - Google Patents

キャブチルトステー

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キャブオーバタイプの車両において手動操作によりキャブをチルト位置に支持するキャブチルトステーに関する。
【0002】
【従来の技術】
キャブオーバタイプの車両においては、キャブの下方に配置されているエンジン等の保守、点検等を行う際にキャブをチルトし、キャブチルトステーによりチルト位置に支持する。従来の手動式のキャブチルトステーとしては、図14に示すように作業者がフレーム1に対してキャブ2を矢印方向に押し上げてチルトし、キャブチルトステー3によりチルト位置に支持する。キャブチルトステー3は、フレーム1とキャブ2の下部との間に設けられており、キャブ2をチルトするとこれに伴いステー3a、3bが起立し、ロックラッチ3cによりロックされてキャブ2を支持する。
【0003】
キャブ2を下ろすときには、作業者は、キャブ2を一方の手で支えながら、他方の手で図15(a)に矢印で示すようにキャブチルトステー3のロックラッチ3cを指先で押し下げてロックを解除し、同図(b)に矢印で示すようにステー3aと3bとの連結部を指先で車両の後方向に屈曲させ、両手でキャブ2を支えて徐々に下ろすようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の手動式のキャブチルトステー3は、ロックを解除してステー3a、3bの連結部分を車両の後方向に屈曲させる操作が必要であるために、作業者がどうしても一旦キャブ2の下方に入り込み、片手でキャブ2を支えることとなり、キャブ2が重い場合には片手で支えることが困難である。
【0005】
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、キャブチルト時に伸長してロックされ、キャブを更にチルト方向に持ち上げたときにロックが解除されて収縮可能とされ、キャブチルト操作のみでロック操作とロック解除操作とを行うことができるキャブチルトステーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1では、キャブチルトステーは、キャブをチルトするに伴い筒体が伸長し、キャブチルトが完了するとロック機構により前記筒体内部のロックギヤが係止部に係合してロックされて前記キャブを支持する。筒体は、前記ロックされた状態においてキャブが更にチルト方向に持ち上げられて伸長すると、ロックギヤが係止部から外れてロックが解除されて収縮可能となる。これにより、キャブを下ろすことができる。キャブチルトステーは、キャブをチルト方向に持ち上げる操作のみでロックと、ロック解除が行われる。これにより作業者は、常に両手でキャブを支えてキャブを下ろすことができる。
【0007】
請求項2の発明では、キャブチルト時に内筒と外筒からなる筒体が伸長し、ロックギヤと駆動ギヤが噛合したままガイドに沿って内筒内を開口端側に移動する。そして、ロックギヤがガイドから外れると、駆動ギヤにより回転されてガイドの係止部と係合してロックされる。これによりキャブチルトステーは、内筒と外筒とがロックギヤとガイドの係止部とによりロックされて収縮が禁止され、キャブを支持する。
【0008】
キャブを下ろすときには、キャブを更にチルト方向に持ち上げると、ロックギヤがガイドの係止部から外れ、駆動ギヤにより回転されてロックが解除される。これにより、ロックギヤはガイドに沿って内筒内への移動が可能となり、キャブを下ろすに伴い筒体が短縮する。ロック機構は、キャブをチルト方向に操作するのみで、ロック操作とロック解除操作とが可能となる。これにより作業者は、キャブを両手で支えた状態で、キャブを下ろすことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。
図1は、本発明に係るキャブチルトステーを適用したキャブオーバ車両の要部を示す。図1において、フレーム1とキャブ2の下部との間にはキャブチルトステー(以下単に「ステー」という)5が介在されている。ステー5は、伸縮自在な筒体としての内筒6と外筒7とを有し、内筒6の基端(下端)の取付部6aがフレーム1に、外筒7の基端(上端)の取付部7aがキャブ2の下部に夫々回動可能に連結されている。ステー5は、2点鎖線で示すようにキャブ2をチルトしていないときには収縮してフレーム1とキャブ2の下部との間に収納され、実線で示すチルト時には伸長し、且つロックされてキャブ2を支持する。
【0010】
図2は、ステー5の断面図を示す。ステー5は、内筒6と、内筒6に外嵌され軸方向に摺動自在な外筒7と、内筒6と内筒7内に設けられたロック機構8により構成されている。ロック機構8は、内筒6の内面に軸方向に沿って形成されたガイド10と、ステー5が収縮時に内筒6内をガイド10に沿って軸方向に摺動可能に収納されるロックギヤ16と、ロックギヤ16をロック位置又はロック解除位置に回転駆動する駆動ギヤ17と、外筒7にロックギヤ16を支持する支持軸18と、ロックギヤ16に駆動ギヤ17を圧接噛合させるスプリング19等により構成されている。
【0011】
図4は、図2に示す内筒6の平面図であり、図8は、図4に示すガイド10を内筒6の外側から透かして見た展開図である。
図4及び図8に示すように、ガイド10は、スプライン形状とされており、内筒6の内面に、溝11、凸条12、溝13、凸条14が周方向に所定の角度例えば、30°の角度をなして順次配列されている。凸条12と14との間の溝13は、溝11よりも径方向の溝の深さが浅く形成され、溝13の深さhは、溝11の深さHの略半分程度とされている。即ち、ガイド10は、深い溝11と浅い溝13とが凸条12または14を挟んで交互に配列されて形成されている。深い溝11、浅い溝13は、夫々周方向に60°の間隔で配置されている。このガイド10は、図2に示すように内筒6の基端(下端)からロックギヤ16の高さ分以上を残し上部まで形成されている。
【0012】
図8に示すようにガイド10は、凸条12の上端面12a、溝13の開口端面13a、凸条14の上端面14aが周方向に沿って一方向に所定の角度で傾斜する傾斜面とされている。溝13の開口端面(以下「傾斜面」という)13aは、凸条12の上端面(以下「傾斜面」という)12aと連続する傾斜面とされ、凸条14は、溝13側の端面14bが傾斜面13aの下端から軸方向に沿って真っ直ぐ立ち上がり、上端面(以下「傾斜面」という)14aが傾斜面12aと同じ高さ位置において当該傾斜面12aと平行に傾斜している。
【0013】
図2に戻り、内筒6の壁部には直径上の両側に下端近傍からガイド10の上部まで軸方向に沿ってスリット6b、6bが、上端近傍には直径方向にストッパピン用の孔6c、6cが設けられている。これらのスリット6c、6cは、例えば、図4に示す1つの直径上の両端に位置する溝11と溝13に設けられている。支持軸18は、外筒7の中心に軸方向に沿って配置され、基端(上端)が当該外筒7の基端内面に固定されている。また、支持バー20は、内筒6の上記スリット6b、6bを貫通しその両端が外筒7の開口端に固定されている。これにより外筒7は、外筒6に対して相対回転不能に、且つ軸方向にスリット6b、6bの長さ分だけ摺動可能(伸縮可能)とされる。そして、外筒7及び支持軸18の先端近傍には内筒6のストッパピン用の孔6c、6cと対応してストッパピン用の孔7c、7c及び18cが設けられいる。
【0014】
図5は、図2に示すロックギヤ16と駆動ギヤ17との拡大図を示す。ロックギヤ16と駆動ギヤ17は、対向する端面に夫々噛合する歯16d、17dが形成されて端面ギヤ(フェイスギヤ)とされている。図5及び図6に示すようにロックギヤ16は、円柱状の基部16aの外周面に凸条16bが前記ガイド10の各深い溝11と対応して周方向に120°の間隔で軸方向に沿って形成されており、基部16aの中心に軸孔16cが形成されている。基部16aの外径は、内筒6の凸条12の内径よりも僅かに小径とされ、凸条16bの外径は、内筒6の溝11の内径よりも僅かに小径、且つ当該溝11の幅よりも僅かに狭く形成されており、溝11内を軸方向に移動可能とされている。
【0015】
基部16aの下端面には図5及び図6に示すように歯16dが形成されており、凸条16bの上面には歯16dと半径方向外方に連続する歯16eが形成されている。この歯16eは、ガイド10の傾斜面12a、13a、14aと係合可能な傾斜面とされている。そして、凸条16bは、端面16fの先端が図8に示す内筒6の凸条14の端面14bに当接可能とされている。尚、図6において、歯16dの谷部は、分かり易くするために太線で描いてある。また、図9は、図5に示すロックギヤ16を外側から見た展開図である。
【0016】
ロックギヤ16は、図6に示すように各凸条16bが内筒6の内面に120°の間隔で形成されている深い溝11に嵌合されたときにのみ軸方向に移動可能とされ、後述するように溝11から外れて矢印方向に60°回転したときに各凸条16bの歯16eが各スリット13の傾斜面13aと係合し、且つ端面16fの先端が凸条14の端面14bに係止されてロックされ、軸方向への移動が阻止されるようになっている。このロックギヤ16は、図5及び図6に示すように軸孔16cを介して支持軸18の先端18aに回転可能に支持されている。
【0017】
図5及び図7に示すように駆動ギヤ17は、ロックギヤ16のガイド10とのロック及びロックを解除するためのギヤで、円柱状の基部17aの外周面に凸条17bが周方向に60°の間隔で軸方向に沿って形成されている。基部17aの外径は、ロックギヤ16の基部16aと同径とされ、凸条17bの外径は、内筒6の溝13の内径よりも僅かに小径、且つこれらの溝11、13の幅よりも僅かに狭く形成されている。図5、図7及び図10に示すように基部17aの上端面には、ロックギヤ16の歯16dと噛合可能な歯17dが形成されている。尚、図7において、歯17dの谷部は、分かり易くするために太線で描いてある。また、図10は、駆動ギヤ16を外側から見た展開図である。
【0018】
駆動ギヤ17は、各凸条17bが内筒6に形成されている各溝11、13に夫々嵌合されて当該内筒16内を軸方向に沿って回転不能、且つ移動可能とされている。そして、駆動ギヤ17は、図2に示すように支持バー20上にスプリング19を介して載置支持され、当該スプリング19のばね力によりロックギヤ16に常時圧接噛合する。
【0019】
尚、駆動ギヤ16は、ガイド10に沿って内筒6内を軸方向に移動可能、且つ回転不能とされればよく、従って、各溝11、13に夫々凸条17bを嵌合させる必要はなく、溝11又は13に嵌合させれば十分である。従って、溝11だけに嵌合させるようにすることで、溝13、及びこの溝13に嵌合させる凸条を省くことができる。これにより、ガイド10、駆動ギヤ16の形状を簡単にすることができる。
【0020】
以下に図11〜13を参照して動作を説明する。
図11は、内筒6のガイド10と、内筒6内をガイド10に沿って軸方向に移動するロックギヤ16及び駆動ギヤ17を、図8、図9及び図10の展開図に基づいて表したものである。尚、図11〜13において符号の煩雑、及び説明の煩雑を避けるために一部の部材に符号を付して説明する。
【0021】
図1に2点鎖線で示すようにキャブ2がチルトしていないときにはステー5は、図2示すように収縮しており、ロックギヤ16、駆動ギヤ17が共に内筒6の下端近傍に位置し、ロックギヤ16の凸条16bがガイド10の溝11に嵌合し、駆動ギヤ17の凸条17bが溝11、13に嵌合している。そして、図11(a)に示すように駆動ギヤ17の歯17dがスプリング19のばね力によりロックギヤ16の歯16dに圧接して各歯面の略半分程度が噛合している。作業者が図1の実線のようにキャブ2を押し上げてチルト操作をすると、これに伴い外筒7が内筒6に対して上方に移動し、駆動ギヤ17がロックギヤ16と噛合した状態でガイド10に沿って矢印A上方に移動する。
【0022】
そして、外筒7の下端の支持バー20が内筒6のスリット6b、6b(図2)の上端に係止されると、図11(b)に2点鎖線で示すように、ロックギヤ16がガイド10から上方に引き出されて外れ、凸条16bが溝11から外れて回転可能とされる。一方、駆動ギヤ17は、凸条17bが溝11、13に嵌合されて回転不能とされている。ロックギヤ16と駆動ギヤ17の噛合する歯16dと歯17dは、周方向に沿う傾斜面とされ、且つ駆動ギヤ17がスプリング19によりロックギヤ16に圧接していることで、当該駆動ギヤ17がロックギヤ16に矢印B方向の回転力を付与する。この結果、図12(a)に示すようにロックギヤ16は、歯16dが駆動ギヤ17の歯17dを摺動しながら約15°回転し、歯16dが歯17dと歯面全体に亘り噛合する。そして、ロックギヤ16は、凸条16bの歯16eの歯面の略半分がガイド10の凸条12の傾斜面12aの上方に僅かな間隙を存して位置する。
【0023】
作業者がキャブ2を下げると、これに伴い外筒7が下降し、図12(b)に矢印Cで示すようにロックギヤ16、駆動ギヤ17が下降し、駆動ギヤ17がガイド10内に入り込む。一方、ロックギヤ16は、凸条16bの歯16eが傾斜面12a、13a上を摺動しながら矢印D方向に更に約45°回転し、その回転方向前側の端面16fの先端が凸条14の対向する端面14bに当接して係止される。これにより、ロックギヤ16は、軸方向への移動及び回転が禁止されてロックされる。このときロックギヤ16の歯16dと駆動ギヤ17の歯17dは、各歯面の略半分が噛合している。
【0024】
次いで、作業者は、図3に示すように外筒7、内筒6及び支持軸18のストッパピン用の各孔17c、16c及び18cにストッパピン22を挿通する。これによりステー5が伸長位置に固定され、図1に実線で示すようにキャブ2がチルト位置に保持される。尚、ストッパピン22は、必ずしも必要ではないが、確実に支持するために使用することが好ましい。
【0025】
キャブ2をチルト位置から元の位置に下ろすときには、作業者は、ステー5からストッパピン22を引き抜いた後、両手でキャブ2をチルト方向に持ち上げると、図13(a)の矢印Aで示すように再びロックギヤ16がガイド10の上方に引き出されて外れ、凸条16bの歯16eの端面16fの先端と凸条14の端面14bとの係合が解除される。同時にロックギヤ16は、駆動ギヤ17により矢印E方向に回転力を付与されて約15°回転する。このときロックギヤ16の凸条16bの歯16eは、歯面の略半分がガイド10の凸条14の傾斜面14aと僅かな間隙を存して対向する。
【0026】
次いで、作業者がキャブ2を下降させると、外筒7、ロックギヤ16、駆動ギヤ17が下降し、図13(b)の矢印Fで示すように駆動ギヤ17がガイド10内に入り込む。一方、ロックギヤ16は、凸条16bの歯16eが凸条14の傾斜面14a上を摺動しながら矢印G方向に更に15°回転して溝11に入り込む。これによりロックギヤ16は、ガイド10の溝11に沿って軸方向に移動(下降)可能となる。ステー5は、キャブ2の下降に伴い図2に示す位置まで短縮する。これにより、作業者は、図1に実線で示すキャブ2を両手で支えながらステー5のロックを解除し、且つ2点鎖線で示す元の位置まで下ろすことができる。
【0027】
このようにステー5は、キャブチルトが完了して伸長したところで短縮が禁止されてキャブをチルト位置に支持し、このチルト位置からキャブを更にチルト方向に持ち上げるとロックが解除されて短縮が可能となる。即ち、ステー5は、キャブチルト方向の操作のみでロック操作と、ロック解除操作とを交互に行うことが可能となる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、キャブチルトステーは、キャブをチルト方向に持ち上げる操作をすることで、ロックギヤが係止部に係合してロック操作を行うことができるとともにロックギヤが係止部から外れてロック解除操作を行うことができ、作業者は、チルト位置から常に両手でキャブを支えた状態でロックを解除して下ろすことが可能となり、キャブの下側に入ることなくキャブを下ろすことができ、作業性の向上が図られる。
【0029】
請求項2の発明では、キャブチルトステーは、キャブチルトじに伸長してロックされてキャブを支持し、更にチルト方向に持ち上げることでロックが解除されることで、簡単な構造で容易に且つ確実にキャブを支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャブチルトステーを使用したキャブオーバ車両の説明図である。
【図2】本発明に係るキャブチルトステーの収縮した状態を示す断面図である。
【図3】図2に示すキャブチルトステーの伸長した状態を示す図である。
【図4】図2に示すキャブチルトステーの内筒の平面図である。
【図5】図2のロックギヤと駆動ギヤの拡大図である。
【図6】図2の矢線VI−VIに沿う断面図である
【図7】図2の矢線VII−VIIに沿う断面図である。
【図8】図4の内筒を外側から透かして見たガイドの展開図である。
【図9】図5のロックギヤを外側から見た展開図である。
【図10】図5の駆動ギヤを外側から見た展開図である。
【図11】図2に示すロック機構のガイドとロックギヤと駆動ギヤとの関係を示す展開図である。
【図12】図11に示すロック機構のロック操作の説明図である。
【図13】図12に示すロック機構のロック解除操作の説明図である。
【図14】従来の手動式のキャブチルトステーを使用したキャブオーバ車両の説明図である。
【図15】図14に示す手動式のキャブチルトステーのロック解除操作の説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム
2 キャブ
5 キャブチルトステー
6 内筒
7 外筒
8 ロック機構
10 ガイド
11、13 溝
12、14 凸条
12a、13a、14a 傾斜面
16 ロックギヤ
17 駆動ギヤ
16b、17b 凸条
16d、16e、17d 歯
18 支持軸
19 スプリング
20 支持バー
22 ストッパピン

Claims (2)

  1. 一端部が車体フレームに、他端部がキャブに連結されキャブチルト時に前記キャブを支持し、内部にロックギヤ及び該ロックギヤに係合される係止部とを有する伸縮自在な筒体と、
    キャブチルトが完了して前記筒体が伸長したところで、前記ロックギヤが前記係止部に係合してロックされて前記筒体の縮みを禁止し、前記キャブを更にチルト方向に持ち上げて前記筒体が更に伸長すると、前記ロックギヤが前記係止部から外れて前記ロックが解除されて前記筒体の縮みを可能とするロック機構と
    を備えたことを特徴とするキャブチルトステー。
  2. 前記筒体は、内筒と、この内筒に外嵌され軸方向に摺動自在な外筒から成り、
    前記ロック機構は、
    前記内筒の内面に軸方向に基端部から開口端部近傍まで凸条と溝とから成るスプライン形状をなし、前記凸条の開口端面に前記係止部が形成されたガイドと、
    前記外筒の開口端部近傍に回転可能に支持され、前記内筒内を前記ガイドの溝に沿って移動可能とされ前記キャブがチルト方向に持ち上げられて前記ガイドから外れたときに回転して前記係止部に係止されてロックされ、前記キャブが更にチルト方向に持ち上げられたときに前記ロックされた位置から更に回転してロックが解除される前記ロックギヤと、
    前記外筒の開口端部近傍に支持されて前記ロックギヤと噛合し、前記内筒内を前記ガイドの溝に沿って移動可能とされ、前記キャブがチルト方向に持ち上げられて前記ロックギヤが前記ガイドから外れたときに前記ロックギヤを回転させてロックさせ、前記キャブが更にチルト方向に持ち上げられたときに前記ロックギヤを更に回転させて前記ロックを解除させる駆動ギヤと
    により構成されていることを特徴とする請求項1記載のキャブチルトステー。
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