JP3766163B2 - 浴槽 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴槽の底面に廃棄用排水孔の他に、排水を中水として再利用する為の排水孔を設けた浴槽は、例えば、特開平6−319662号公報に示されているように、公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような浴槽に於いては、中水用排水孔が廃棄用排水孔と同様に浴槽の底面に設けられているので、砂塵等の不溶の沈殿物が排水中に混入して中水用配管路中に蓄積されるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記従来の問題点を解消し、砂塵等の不溶の沈殿物が中水用配管路中に蓄積されるのを防止出来る浴槽を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の浴槽は、底面の全周に側壁が立設されており、底面に排水孔が穿設された浴槽に於いて、側壁に凹陥部が形成され、この凹陥部の底面に第2排水孔が穿設されていることを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明の浴槽は、更に、第2排水孔に塵捕集網が付設されていることを特徴とする。
【0007】
請求項1及び2の発明の浴槽の材質は、特に限定されず、例えば、硝子繊維強化不飽和ポリエステル樹脂(FRP)、人造大理石、琺瑯、アルミニウム、ステンレススチール等の金属等が挙げられる。
【0008】
浴槽は、洗い場と一体成形されたものであっても、洗い場と一体成形された額縁状の浴槽釣支部に吊設されるものであっても、洗い場と一体成形された浴槽載置部に載置されるものであっても、何れでもよい。
【0009】
浴槽の側壁に穿設された第2排水孔の位置は、排水孔の下端が底面より上方となされていれば特に限定されないが、出来るだけ多くの排水を中水として再利用出来るよう、可能な限り底面近くに穿設されるのが好ましく、底面より3〜5cm程度上方とされるのが、上記目的から好ましい。
【0010】
請求項2の発明に於いて、第2排水孔には、排水中に毛髪等の浮遊物が混入されるのを防止する為に、塵捕集網が付設されているが、第2排水孔の開閉及び塵捕集網の清掃の為の塵捕集網の脱着が容易なように、側壁の一部に略三角柱状の凹陥部を設け、該凹陥部の底面に第2排水孔を穿設すると共に、凹陥部に透水性合成繊維織布等からなる袋状塵捕集網を嵌着するのが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の浴槽の実施例を図面に基いて説明する。
図1は本発明の浴槽の1例を示す要部斜視図、図2は図1に示されている浴槽の第2排水孔からの廃水の排水状態を示す断面図、図3は同じく排水孔からの廃水の排水状態を示す断面図である。
【0012】
図1に於いて、1はFRP製の浴槽であって、略矩形状の底面2の全周に側壁3が立設されており、側壁3の上端は略コ字状に折り返されて鍔縁4が周設されている。
【0013】
浴槽1の底面2には円形の排水孔5が穿設されており、一方の短手方向の側壁3には略三角柱状の凹陥部31が設けられており、該凹陥部31の底面に第2排水孔6が穿設されている。
【0014】
使用後、浴槽1から排水する際には、図2に示されているように、先ず、第2排水孔6を開放すると、第2排水孔6より上方に存在する不溶の沈殿物を含まない排水が中水用配管路7に排出される。
次いで、図3に示されているように、排水孔5を開放すると、不溶の沈殿物を含む排水が、廃棄用排水路8に排出される。
【0015】
【発明の効果】
請求項1の発明の浴槽は、叙上の通り構成されているので、砂塵等の不溶の沈殿物が中水用配管路中に蓄積されるのを防止することが出来る。
請求項2の発明の浴槽は、叙上の通り構成されているので、砂塵等の不溶の沈殿物が中水用配管路中に蓄積されるのを防止することが出来ると共に、排水中に毛髪等の浮遊物が混入されるのを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1の発明の浴槽の1例を示す要部斜視図。
【図2】 図1に示されている請求項1の発明の実施例の第2排水孔を開放した状態を示す要部断面図。
【図3】 図1に示されている請求項1の発明の実施例の排水孔を開放した状態を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 浴槽
2 底面
3 側壁
5 排水孔
6 第2排水孔
Claims (2)
- 底面の全周に側壁が立設されており、底面に排水孔が穿設された浴槽に於いて、側壁に凹陥部が形成され、この凹陥部の底面に第2排水孔が穿設されていることを特徴とする浴槽。
- 第2排水孔に塵捕集網が付設されていることを特徴とする請求項1記載の浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03766697A JP3766163B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03766697A JP3766163B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 浴槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10234602A JPH10234602A (ja) | 1998-09-08 |
JP3766163B2 true JP3766163B2 (ja) | 2006-04-12 |
Family
ID=12503966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03766697A Expired - Fee Related JP3766163B2 (ja) | 1997-02-21 | 1997-02-21 | 浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3766163B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-21 JP JP03766697A patent/JP3766163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10234602A (ja) | 1998-09-08 |
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Legal Events
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