JP3766062B2 - 浴室テレビ - Google Patents

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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室の壁面に取り付けられる浴室テレビに関する。
【従来の技術】
浴室の壁面に取り付ける浴室テレビでは、液晶表示部やその他の電子回路基板を本体部と蓋体部とで水密状体に密閉する必要がある。蓋体部には液晶表示部が臨むほか、スイッチ類やスピーカが取り付けられており、これらの電子部品についても水密状態を保つ必要がある。スイッチのように可動部を有する電子部品を水密状態にするめには表面を樹脂フィルムで覆うなどの処理が必要であり、このような処理を施した部分は外観上美しくない場合が生じる。そのため、蓋体部と本体部とを結合した状態で更に蓋体部を覆うカバーを着脱自在に取り付けて外観を美しくすることが望まれる。
一方、デザイン上や機能上の理由から液晶表示部の周囲は黒色になるように処理されている(例えば、特許文献1参照)。そのため蓋体に液晶表示部を取り付けた状態で液晶表示部を囲う部分も同様に黒色にしなければデザインが損なわれる。例えば、図4(a)に示すように、本体部Bと蓋体部Lとで水密状態が形成される内部には、液晶表示部Dが内蔵されている。この液晶表示部Dは蓋体部Lに水密状態に固定された透明な窓板Wを介して前方に臨んでいる。
窓板Wが取り付けられている部分Vは液晶表示部Dの画面を囲む部分であるため黒色でなければならない。一方、蓋体部Lは本体部BTの結合部分で外方に露出するが、このような浴室テレビの外壁は白などの薄い色が好まれる。そのため蓋体部L自体は白色等の薄い色の樹脂で成形する必要がある。そのため、液晶表示体Dを囲む部分Vは窓板Wを固定する前に黒色に着色する必要がある。
なお、同図(b)に示すように、液晶表示部Dを囲む部分を別部材である囲繞部材Pとして、この囲繞部材Pを黒色の樹脂で成形することも考えられる。
【特許文献1】
特開平10−319860号公報
【発明が解決しようとする課題】
上記図4(a)に示したものでは、液晶表示体Dを囲む部分Vを黒色に着色しなければならないが、この着色作業は一般に手作業で行われている。そのため、塗装面が乾燥硬化する前に塗装面に塵埃が付着し、あるいは作業者の指紋が付きいやすい。このように塗装面に塵埃が付着したり指紋が付くと商品性が大幅に低下するため不良品として製品に用いることができない。このため多くの不良品が生じ、歩留まりが低下しコスト高を招くという不具合が生じる。
また、同図(b)に示したものでは囲繞部材Pを別部材として成形し、蓋体部Lに結合する工程が必要となり、やはりコスト高を招くという不具合が生じる。そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、上記不具合の生じない浴室テレビを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明による浴室テレビは、液晶表示部が取り付けられた蓋体部と、この蓋体部に対して水密に結合される本体部と、蓋体部と本体部とが水密状体に結合された状態で蓋体部側に着脱自在に取り付けられるカバーとからなる浴室テレビにおいて、本体部の内側に蓋体部をはめ込んだ状態で両者を結合し、本体部で蓋体部の外側に段部を形成すると共に、カバーを取り付けた状態で、カバーの開口端部がこの本体部で形成された段部に当接し、蓋体部を露出させないようにしたことを特徴とする。
蓋体部がカバーによって覆われて露出しないので、蓋体部全体を液晶表示部の色に合わせた色にしてもよい。そのため、蓋体部の一部に塗装を施したり、あるいは別部材を成形して蓋体部に結合するという作業を一切行う必要が無い。
なお、液晶表示部の表示画面の周囲は黒色であることが多く、その場合には、上記蓋体部を黒色の樹脂で成形すると共に、本体部とカバーとを黒色以外の樹脂で成形すればよい。
また、上記本体部とカバーとを互いに同じ色の樹脂で成形してもよい。
【発明の実施の形態】
図1および図2を参照して、1は本発明による浴室テレビである。この浴室テレビ1は浴室内の壁面に取り付けられる。そのため、ひんぱんに湯水がかかり、あるいは高湿度の雰囲気に長時間さらされる。この浴室テレビ1内には多くの電子部品が内蔵されているため、内部に湯水や湿気が侵入しないように水密状態に密閉されなければならない。
この浴室テレビ1は浴室の壁面に位置する本体部2とこの本体部2に対して水密状態に結合される蓋体部3とを備えている。そして、本体部2と蓋体部3とが結合した状態で蓋体部3を覆うカバー4が着脱自在に取り付けられている。
本体部2と蓋体部3とが形成する内部空間には液晶表示部5を備えた回路基板51が格納されている。また蓋体部3の正面部分には液晶表示部5が取り付けられる窓穴が形成されており、その窓穴は透明な窓板30で閉塞されている。この窓板30は窓穴から湯水等が内部に侵入しないように水密状態で取り付けられている。
また、カバー4の正面は開口41が形成されており、カバー4を取り付けると蓋体部3の窓板30がこの開口41に嵌り、液晶表示部5は窓板30を介して前方から見ることができる状態になる。
図3を参照して、蓋体部3には全周にわたって連続した結合突起31が形成されている。一方、本体部2にはこの結合突起31が挿入される結合溝21が同じく全周にわたって形成されている。そして、この結合溝21の底部に発熱線6をセットした状態で結合突起31を結合溝21に挿入し、発熱線6を発熱させた状態で蓋体部3を反対部2側に加圧する。すると、結合突起31の先端と結合溝21の底部とが発熱線6の発熱により溶融し、両者が一体になる。その後発熱線6の発熱を停止させ、溶融した部分を冷却し硬化させると、結合突起31と結合溝21とが全周にわたって連続して一体に結合される。これにより内部が水密状態になる。
この余蘊時本体部2に蓋体部3を結合した状態で、蓋体部3が本体部2の上端縁22の内側に位置するようにした。そして、カバー4の開口端縁42がこの上端縁22に当接するようにカバー4をセットすると、図示のように、外側からは本体部2とカバー4としか見えず、蓋体部3はカバー4により完全に隠されるようにした。
本実施の形態では、液晶表示部5の表示部分の周囲は黒色に着色されている。そのため、蓋体部3も同色である黒色の樹脂で成形した。ただし、液晶表示部の表示部分の周囲の色が黒色以外の場合にはその色に合わせて蓋体部3の色を選択すればよい。また、蓋体部2およびカバー4を共に白色の樹脂で形成したが、ベージュ、ピンク、その他の色の樹脂で成形してもよい。また、本実施の形態では、蓋体部2とカバー4との境界線が浴室テレビ1の側面に位置するので、本体部2とカバー4とを互いに異なる色の樹脂で成形し、浴室テレビ1の外観がいわゆるツートーンになるようにしてもよい。
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、本体部と蓋体部とが結合した浴室テレビで、着脱自在のカバーによって蓋体部を覆い隠すので、蓋体部の色を黒色にすることができ、そのため、従来蓋体部の一部を黒色に塗装していた工程を省略することができる。これにより、作業工数が減少するばかりか、塗装工程での不良品の発生が無くなるので、蓋体部の歩留まりがよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】浴室テレビの分解斜視図
【図3】本体部と蓋体部との結合部の拡大図
【図4】従来の構成の断面図
【符号の説明】
1 浴室テレビ
2 本体部
3 蓋体部
4 カバー
5 液晶表示部

Claims (3)

  1. 液晶表示部が取り付けられた蓋体部と、この蓋体部に対して水密に結合される本体部と、蓋体部と本体部とが水密状体に結合された状態で蓋体部側に着脱自在に取り付けられるカバーとからなる浴室テレビにおいて、本体部の内側に蓋体部をはめ込んだ状態で両者を結合し、本体部で蓋体部の外側に段部を形成すると共に、カバーを取り付けた状態で、カバーの開口端部がこの本体部で形成された段部に当接し、蓋体部を露出させないようにしたことを特徴とする浴室テレビ。
  2. 上記蓋体部を黒色の樹脂で成形すると共に、本体部とカバーとを黒色以外の樹脂で成形したことを特徴とする請求項1に記載の浴室テレビ。
  3. 上記本体部とカバーとを互いに同じ色の樹脂で成形したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の浴室テレビ。
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