JP3765289B2 - 多層配線間の空洞形成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空洞形成用熱分解性有機系ポリマーを用いて多層金属配線間に容易に空洞構造を形成させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体素子などにおける層間絶縁膜として、CVD法などの真空プロセスで形成されたシリカ(SiO2 )膜が多用されている。また、主に平坦化を目的として、SOG(Spin on Glass)膜と呼ばれるテトラアルコキシランの加水分解生成物を主成分とする塗布型の絶縁膜も使用されている。
近年、半導体素子などの高集積化に伴い、配線相互間の寄生容量を低減して配線遅延を改善することを目的に、低誘電率の層間絶縁膜に対する要求が高まっている。
しかしながら、CVD法では比較的緻密な膜が得られるため、誘電率2.5以下の低誘電率を得ることが難しい。また、SOGの多孔質化では、多孔質化に伴う吸湿性の増加により誘電率が上昇するため、膜密度低下による低誘電率化の効果が相殺され、低誘電率膜を得ることが難しい。また、有機SOGと呼ばれるポリオルガノシロキサンを主成分とする低誘電率の層間絶縁膜が開発されているが、誘電率2.3以下の低誘電率を得ようとした場合、半導体素子形成加工時に必要な膜強度が得られないという課題がある。
そこで配線相互間の寄生容量を低減させる方法として、例えば特開平9−172068公報や特開平8−83839公報、特開2001−85519公報に記載されているような配線間に空洞のある半導体装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来の方法では、まず金属配線の間が有機レジストやシリカ化合物で埋められた構造を作成した後、エッチングもしくはアッシングにより有機レジストやシリカ化合物を除去し金属配線間に空洞を形成させており、操作が煩雑で有るという問題点が有った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、特定の耐熱温度と特定の熱分解温度を有し、エッチングやアッシングなどの操作が必要なく簡便な熱処理のみで除去することが可能であり、かつ耐熱温度以下では配線加工プロセスに十分対応可能な機械的強度を持つ空洞形成用熱分解性有機系ポリマーを 用い、金属配線間に容易に空洞構造を形成させることが可能となるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は、半導体基板上に形成された第一の絶縁膜の表面を不活性ガス雰囲気中または真空雰囲気中、350℃で1時間加熱した際の重量減少が5重量%以下、かつ500℃で1時間加熱した際の重量減少が80重量%以上である空洞形成用熱分解性有機系ポリマーで被覆する工程と、前記空洞形成用熱分解性有機系ポリマーをパターニングする工程と、前記空洞形成用熱分解性有機系ポリマーに形成されたパターン中に金属配線を形成する工程と、金属配線を含有する前記空洞形成用熱分解性有機系ポリマー上に第二の絶縁膜を形成する工程と、加熱により前記空洞形成用熱分解性有機系ポリマーを除去する工程により金属配線間に空洞を形成する事を特徴とする、多層配線間の空洞形成方法を提供するものである。
本発明において、不活性ガスとしてはヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン等の希ガス類の他、窒素等を挙げることができる。使用する不活性ガスとしては、純度99.9容量%以上のものが通常用いられ、99.99容量%以上のものが好ましく、99.999容量%以上のものが特に好ましい。用いられる不活性ガスとしては、窒素、アルゴン、ヘリウムが好ましい。また、真空雰囲気としては、通常100Torr以下、好ましくは10Torr以下、特に好ましくは1Torr以下が用いられる。
【0006】
本発明で用いられる空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは、不活性ガス雰囲気中または真空雰囲気中350℃で1時間加熱された際の重量減少が通常5重量%以下、好ましくは3重量%以下、特に好ましくは1重量%以下である。本発明の空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは、通常半導体素子の金属配線等の加工が行われる350℃以下の温度で熱的に安定であり、半導体素子形成加工用の材料として好ましい。
また、本発明の空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは、不活性ガス雰囲気中または真空雰囲気中500℃で1時間加熱された際の重量減少が通常80重量%以上、好ましくは90重量%以上、さらに好ましくは95重量%以上、特に好ましくは99重量%以上である。
【0007】
本発明で用いられる空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは500℃以下での良好な熱分解性を有し、半導体素子形成加工時に通常用いられるエッチングやアッシングなどの煩雑な操作が必要なく簡便な熱処理のみで除去することが可能であり、半導体素子などにおける金属配線間に容易に空洞構造を形成させることを可能とするものである。
さらに、本発明で用いられる空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは通常300℃、好ましくは310℃、特に好ましくは320℃以上のガラス転移温度を有する。本発明の空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは、前記のような高いガラス転移温度を有するため、半導体素子中の金属配線形成時等に高温にさらされた際にも相転移に伴う大きな体積変化を示すことが無く、配線形状の安定性を保つ点で好ましい。
また、本発明で用いられる空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは、半導体素子形成加工に耐えうる十分な機械的強度を有している。具体的には、本発明の空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは通常0.2GPa以上、好ましくは0.3GPa以上、特に好ましくは0.4GPa以上の硬度と、通常2.0GPa以上、好ましくは3.0GPa以上、特に好ましくは4.0GPa以上の弾性率を有するため、CMP等の半導体素子形成加工に適応することが可能である。
【0008】
本発明で用いられる空洞形成用熱分解性有機系ポリマーとしては種々のポリマー種が使用でき、例えばポリオレフィン、ポリアリーレン、ポリエーテル、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリウレタン、ポリウレア、ポリイミン、ポリスルフィド、等を挙げることができる。また、本発明の空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは種々の方法で合成することができ、例えば、重縮合、重付加、等の逐次反応や、ラジカル付加重合、カチオン重合、アニオン重合、開環重合、等の連鎖反応で合成することができる。
【0009】
本発明で用いられる空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは、ポリマー骨格中の芳香族成分の量が通常50重量%以下、好ましくは35重量%以下、特に好ましくは25重量%以下である。ポリマー骨格中の芳香族成分の量が50重量%を越える場合には、十分な熱分解性が得られない場合がある。ここで芳香族成分とはベンゼンおよびその誘導体であり、例えばビフェニルのように2個以上のベンゼン環が各独立に離れているものや、例えばナフタリン、アントラセン等のように縮合環式構造のものも含む。また、これらのベンゼンおよびその誘導体に結合している水素原子は他の置換基、例えばアルキル基、水酸基、エーテル基、カルボニル基、カルボキシル基、エステル基、アミノ基、アミド基、ニトロ基、イソシアナト基、ハロゲノ基、メルカプト基、チオール基、チオニル基、スルフォニル基、シリル基等と置換されていても良い。これらベンゼンおよびその誘導体は単独でまたはおのおの異なる2種類以上を組み合わせて用いることができる。
【0010】
また、本発明で用いられる空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは、ポリマー骨格中に環状脂肪族成分を通常30重量%以上、好ましくは40重量%以上、特に好ましくは50重量%以上含む。ポリマー骨格中の環状脂肪族成分量が30重量%に満たない場合は、耐熱性と熱分解性が前記請求項1の範囲を外れる場合がある。ここで環状脂肪族成分とは炭素原子が環状に結合した構造を持つ炭素環式化合物のうち前記芳香族成分に属さないもので有り、例えばシクロプロパン環、シクロブタン環、シクロペンタン環、シクロヘキサン環、シクロヘプタン環、シクロオクタン環、シクロノナン環、シクロデカン環、シクロウンデカン環、シクロドデカン環等の環状構造が単独もしくは2個以上組合わさった構造を指す。この環状脂肪族成分は、芳香族性を示さない範囲で炭素−炭素二重結合および炭素−炭素三重結合構造をその一部に含有することもできる。また、この環状脂肪族成分は、環構造を形成している炭素原子の一部、好ましくは50%未満、特に好ましくは30%未満が酸素、窒素、珪素、りん、いおうから選ばれる少なくとも1種類以上の元素で置き換えられていても良い。さらに、この環状脂肪族成分中の環構造上の水素原子は他の置換基、例えばアルキル基、水酸基、エーテル基、カルボニル基、カルボキシル基、エステル基、アミノ基、アミド基、ニトロ基、イソシアナト基、ハロゲノ基、メルカプト基、チオール基、チオニル基、スルフォニル基、シリル基等と置換されていても良い。これら環状脂肪族成分は単独で用いることも、おのおの異なる2種以上を組み合わせて用いることもできる。
【0011】
本発明で用いられる空洞形成用熱分解性有機系ポリマーは必要に応じて膜の形状に加工して用いることができる。本発明の空洞形成用熱分解性有機系ポリマーの膜は、本発明の空洞形成用熱分解性有機系ポリマーおよび/またはその前駆体を単独でまたは必要に応じて有機溶剤などで希釈した後、スピンコート法、ディップコート法、ロールコート法、フローコート法、スプレーコート法、ホットプレス法等の種々の方法で膜の形状とし、さらに必要に応じて前記熱分解温度以下の温度に加熱することにより不要な有機溶剤を除去する事により得ることができる。
【0012】
本発明で用いられる空洞形成用熱分解性有機系ポリマーを用いることで半導体素子などにおける金属配線間に容易に空洞構造を形成させることが可能となる。具体的には、例えば半導体基板の所定の第一の絶縁膜の表面を本発明の空洞形成用熱分解性有機系ポリマーで被覆する(図1(a)参照)。次に、前記ポリマーを通常のリソグラフィ技術およびエッチング技術を用いて金属配線を形成するための空間をパターニングする(図1(b)参照)。さらに、前記ポリマーに形成されたパターン中に通常のメッキやCVD等の方法でCu、Al、W、Mo等の金属を埋め込む(図1(c)参照)。なお、金属を埋め込む際に金属の拡散を防止する目的でTaNやTiN等の層を前記ポリマーと金属の間に形成することもできる。また、金属を埋め込んだ後CMPにより表面を平坦化する事ができる。次に、前記金属を埋め込んだポリマー上に第二の絶縁膜を通常のスピンコートやCVD法等により形成する(図1(d)参照)。最後に、加熱により前記ポリマーを除去することで金属配線間に空洞を形成することができる(図1(e)参照)。ポリマーの除去は多層金属配線の各層ごとに行うことも、図1(a)から図1(d)までの工程を繰り返したのち何層かをまとめて行うこともできる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明を実施例を挙げてさらに具体的に説明する。ただし、以下の記載は、本発明の態様例を概括的に示すものであり、特に理由なく、かかる記載により本発明は限定されるものではない。
なお、実施例および比較例中の部および%は、特記しない限り、それぞれ重量部および重量%であることを示している。
また、各種の評価は、次のようにして行なった。
重量減少
熱重量測定法(TG)により、窒素雰囲気中、任意の温度で1時間加熱した際
の重量変化を測定した。
ガラス転移温度
示差走査熱量測定法(DSC)により測定した。
弾性率および硬度
ナノインデンテーション法により測定した。
【0014】
実施例1
窒素雰囲気下、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン14.2g(0.1mol)をN−メチル−2−ピロリドン(NMP)200mLに溶解し、攪拌しながら25℃で2,3,5−トリカルボキシ−シクロペンタン−アセチックアシッド(TCA)二無水物22.4g(0.1mol)を添加し、懸濁させた後、50℃に昇温して3時間反応させた。その後、この反応溶液をアセトン中に投入して凝固し、乾燥させてポリマー粉末33gを得た。次に、このポリマー粉末をN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)に溶解し、シリコンウエハ上にスピンコート法により塗布した後、350℃で30分間加熱処理をして、透明な塗膜を得た。この塗膜の重量減少、ガラス転移温度、弾性率および硬度を前記方法により測定したところ、表1に記載の結果を得た。
【0015】
実施例2
ジアミノジフェニルエーテル(DDE)20.48g(0.102mol)をN,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)247.5gに溶解した後、TCA二無水物23.15g(0.103mol)を粉末のまま加えて攪拌しながら25℃で24時間反応させた。次いで、前記反応溶液にさらにDMAcを加えてポリマー濃度を6.1%とした溶液30gを100mLのフラスコに移し、この溶液に無水酢酸1.32gおよびピリジン1.02gを順次加えて混合、攪拌した後、135℃で2時間反応させた。次いで、反応生成物を大量のメタノールに注いでポリマーを凝固し回収した後、80℃で一晩乾燥した。得られたポリマーを再度DMAcに溶解し、シリコンウエハ上にスピンコート法により塗布した後、350℃で30分間加熱処理をして、透明な塗膜を得た。この塗膜の重量減少、ガラス転移温度、弾性率および硬度を前記方法により測定したところ、表1に記載の結果を得た。
【0016】
実施例3
100mLのガラス製耐圧ビンに窒素雰囲気下で、脱水したトルエン56mL、ビシクロ[2,2,1]ヘプト−5−エン−2−スピロ−無水コハク酸0.89g(5mmol)、ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン8.93g(95mmol)、分子量調整剤として、1−ヘキセン84.2mg(1mmol)、1,5−シクロオクタジエン4.33mg(0.04mmol)を仕込んだ。耐圧ビンの口をゴムパッキン付き穴あき王冠でキャップしてシールした。さらに、予め六フッ化アンチモン酸で変性したオクタン酸ニッケル[HSbF6/Ni = 1 (モル比)で−30℃で反応させたもの]を0.04mol、三フッ化ホウ素エチルエーテル錯体0.36mmol、トリエチルアルミニウム0.40mmolの順に触媒成分を仕込み、30℃、3時間重合を行った。このポリマー溶液を脱水された塩化メチレン300mL中に注ぎ、ポリマーを凝固した。このポリマーをトルエンに溶解し、再び塩化メチレン中に注ぎ、再沈精製した。このポリマーを80℃、17時間、減圧下で乾燥した。得られたポリマーをトルエンに溶解し、シリコンウエハ上にスピンコート法により塗布した後、350℃で30分間加熱処理をして、透明な塗膜を得た。この塗膜の重量減少、ガラス転移温度、弾性率および硬度を前記方法により測定したところ、表1に記載の結果を得た。
【0017】
比較例1
9,9−ビス(4−ヒドロキシフェニル)フロオレン35.04gと50%水酸化ナトリウム水溶液16.00gをDMAc100gと共にフラスコに入れ、窒素雰囲気下で140℃で5時間加熱を行った。この際、発生する水蒸気を系外に除去した。この溶液に2,4−ジクロロトルエン16.03gと塩化第一銅2.2gを加え、160℃で8時間反応を行った。反応液を冷却した後、溶液中の不溶物を濾過で除去し、メタノール中に再沈殿を行った。この沈殿したポリマーをイオン交換水で十分洗浄した後、シクロヘキサノンに溶解させ、不溶物を除去し、さらにアセトン中で再沈殿させた。この沈殿したポリマーを60℃の真空オーブン中で24時間乾燥させた。得られたポリマーをシクロヘキサノンに溶解し、
シリコンウエハ上にスピンコート法により塗布した後、350℃で30分間加熱処理をして、透明な塗膜を得た。この塗膜の重量減少、ガラス転移温度、弾性率および硬度を前記方法により測定したところ、表1に記載の結果を得た。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】
本発明は、エッチングやアッシングなどの操作が必要なく簡便な熱処理のみで除去することが可能であり、かつ耐熱温度以下では配線加工プロセスに十分対応可能な機械的強度を持つ特定の耐熱温度と特定の熱分解温度を有する空洞形成用熱分解性有機系ポリマーを用いた多層配線間の空洞形成方法であって、容易に空洞構造を形成させることが可能となるものである。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層配線間空洞形成方法のプロセスを示す模式図。
【符号の説明】
1; 絶縁膜1
2; ポリマー
3; 金属
4; 絶縁膜2
5; 空洞
Claims (4)
- 半導体基板上に形成された第一の絶縁膜の表面を不活性ガス雰囲気中または真空雰囲気中、350℃で1時間加熱した際の重量減少が5重量%以下、かつ500℃で1時間加熱した際の重量減少が80重量%以上である空洞形成用熱分解性有機系ポリマーで被覆する工程と、前記空洞形成用熱分解性有機系ポリマーをパターニングする工程と、前記空洞形成用熱分解性有機系ポリマーに形成されたパターン中に金属配線を形成する工程と、金属配線を含有する前記空洞形成用熱分解性有機系ポリマー上に第二の絶縁膜を形成する工程と、加熱により前記空洞形成用熱分解性有機系ポリマーを除去する工程により金属配線間に空洞を形成する事を特徴とする、多層配線間の空洞形成方法。
- 空洞形成用熱分解性有機系ポリマーのガラス転移温度が300℃以上である請求項1記載の多層配線間の空洞形成方法。
- 空洞形成用熱分解性有機系ポリマーが25℃における硬度が0.2GPa以上かつ弾性率が2GPa以上である請求項1記載の多層配線間の空洞形成方法。
- 空洞形成用熱分解性有機系ポリマー中の芳香族成分が50重量%以下である請求項1記載の多層配線間の空洞形成方法。
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