JP3765102B2 - 傾斜地における工事の施工方法 - Google Patents

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この発明は、山腹などの傾斜地におこる各種工事、例えば、削孔、土留柵の施行、アンカーの施行、杭の施行および補強鉄筋の施行、等の工事の施行方法に関し、特に、急傾斜地に適用して好適な施行方法に関する。
傾斜地(例えば、山腹)における削孔、土留柵の施行、アンカーの施行、杭の施行および補強鉄筋の施行、等の工事(以下、総称して単に「傾斜地工事」と称する。)においては、資材、機器、削孔機及びクレーン等(以下、「資材等」と称する。)を必要とするが、傾斜地工事現場が山腹などの傾斜地の上方(高所)であると、これらの資材等の荷揚げ、荷降ろしは大変で困難な仕事である。これが急傾斜地となると一層困難となる。
そこで、従来、山腹などの傾斜地の上方に資材等を荷揚げおよび荷降ろしする場合には、
(1)移動式(走行式)クレーン(大型・小型を含む)を使用する。
(2)索道式ケーブルクレーンを使用する
(3)簡易ケーブルを使用する。
(4)仮設道を設置する。
等の方法で行っていた。
例えば、図15は、クレーン21で傾斜地G上方の足場Fまで資材等22を荷揚げしている様子を示している。このように資材等22をクレーン21を使用して運び揚げると容易に荷揚げすることができるし、荷揚げする時間も短くて済む。また、図15に示すように傾斜地では施行位置に沿って水平方向に足場Fが設置されるが、この場合でも足場用の資材の運搬にクレーンが使用できることとなる。
しかし、移動式クレーンを使用する方法は、到達する高さに限界があるためにクレーンが届かないような高所への荷揚げは不可能であり、また、クレーンが進入できない場所では使用できない。
また、索道式ケーブルクレーンや簡易ケーブルを使用する方法は、公道が横断していたり山裾に民家等があるときは、全く使用できない問題点がある。更に、仮設道を設置する方法は、急傾斜地ではほとんど設置できない。
また、従来、削孔装置をクレーン等で吊り下げて傾斜地に削孔する方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。この削孔工法は、傾斜地に足場を仮設しないで能率的かつ安全に削孔を行うことができるものであるが、重量のある削孔装置を吊り下げて施行するためクレーンが必要不可欠であり、クレーンが入れないような場所やクレーンが届かないような高所での施行は不可能となる課題がある。
実公平7−21679号公報
このように従来の資材等を荷揚げしての傾斜地工事における施工法は、一長一短である。特に、山腹などの急傾斜地の上方での工事においては、好ましい施行方法が提案されていないし、高所への足場には小型のクレーンも運び揚げられないので、足場上での資材等の移動も大変となる課題がある。
この発明は、このような課題に鑑み提案されたものであり、その目的は、傾斜地の上方への資材等の荷揚げ及び荷降ろしが容易にできると共に、足場上で作業できるクレーンの運び揚げも容易にできる傾斜地工事の施工方法を提供することにある。
前記課題を解決するため、この発明の傾斜地における工事の施工方法は、少なくとも2台のクレーンを用意し、傾斜地に、そのクレーンのブームの到達距離の間隔で水平の足場を複数段に設置し、
いずれか一方のクレーンで直上の足場に他方のクレーンを持ち上げ、この持ち上げられた他方のクレーンで直下の足場の一方のクレーンを直上の足場に持ち上げるように相取りして上方の足場に移動させると共に、該クレーンを使用して少なくとも資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしをすることを特徴とする。
これによりクレーンは、傾斜地の上方に際限なく移動できると共に、そのクレーンを使用して傾斜地の上方へ際限なく荷揚げ及び/又は荷降ろしすることが可能となるし、足場上では資材等の運搬も行うことができる。従って、この発明によれば傾斜地工事を容易に行うことができるし、どんな上方の足場上でもクレーンにより資材等の運搬もできるので、工事は一層容易となる。ここでのクレーンは載置式でも移動(走行式)でもよいが、足場上での安定性を考慮すると載置式が好ましい。
また、この発明の傾斜地における工事の施工方法は、少なくとも1台の主クレーンと2台の補助クレーンを用意し、傾斜地の主クレーンのブームの到達地点までは主クレーンで資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしを行い、
それより上方の傾斜地においては、補助クレーンのブームの到達距離の間隔で水平の足場を複数段に設置し、主クレーンを使用して2台の補助クレーンを主クレーンのブームの到達するいずれかの段の足場まで持ち上げた後、いずれか一方の補助クレーンで直上の足場に他方の補助クレーンを持ち上げ、この持ち上げられた他方の補助クレーンで直下の足場の一方の補助クレーンを直上の足場に持ち上げるように相取りして上方の足場に移動させると共に、該補助クレーンを使用して主クレーンのブームの到達地点より上方の少なくとも荷揚げ及び/又は荷降ろしをすることを特徴とする。
これにより主クレーンのブームの到達地点までは、主クレーンで資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしを行い、作業効率を向上させ、それより上方の傾斜地においては、補助クレーンは傾斜地の上方に際限なく移動できると共に、その補助クレーンを使用して傾斜地の上方へ際限なく荷揚げ及び/又は荷降ろしすることが可能となるし、上方の傾斜地の足場上でも補助クレーンで資材等の運搬も行うことができる。従って、傾斜地工事を容易に効率的に行うことが出来る。
なお、この発明で「少なくとも資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしをする」とは、クレーンは資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろし以外の使用、例えば、足場上での資材等の運搬に使用可能であるが、この発明では荷揚げ及び/又は荷降ろしに使用すれば、技術的範囲となることを意味する。
また、この発明の足場は、予め全ての足場を設置したものでもよいし、足場を建設しつつこの発明を実施してもよい。
この発明の傾斜地における工事の施工方法によれば、次のような効果を奏する。
(1)この発明では、少なくとも2台のクレーンを用意し、いずれか一方のクレーンで直上の足場に他方のクレーンを持ち上げ、この持ち上げられた他方のクレーンで直下の足場の一方のクレーンを直上の足場に持ち上げるように相取りして上方の足場に移動させるので、クレーンは、傾斜地の上方に際限なく移動できる。また、同様にしてクレーンでは、到達した足場毎に、直下の足場に運ばれた資材等を直上の足場に運び揚げることができるので、クレーンを使用して傾斜地の上方へ際限なく資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしすることが可能となるし、足場上ではクレーンで資材等の運搬も行うことができる。
従って、傾斜地工事を容易に実施することができるし、どんな上方の傾斜地でも資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしが可能であるし、傾斜地のどんな上方の足場でもクレーンにより資材等の運搬が可能であるので、傾斜地工事を容易に施工できる。
(2)また、この発明では、少なくとも1台の主クレーンと2台の補助クレーンを用意し、傾斜地の主クレーンのブームの到達地点までは主クレーンで資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしを行い、それより上方の傾斜地においては、2台の補助クレーンで前記と同様にして補助クレーン及び資材等を傾斜地の上方に際限なく運び揚げることができる。従って、主クレーンを組み入れることによって作業効率の向上が図れるとともに、前記と同様の効果を奏する。
(3)大型クレーン等のブームの到達地点より上方であってもクレーンを運び揚げて使用できる。
この発明の傾斜地における工事の施工方法は、図1の工程説明図に示すように、少なくとも2台の小型クレーン1、2を用意し、傾斜地Gに、その小型クレーン1、2のブーム1a、2aの到達距離の間隔で水平の足場F1、F2、F3、F4を複数段に設置し、いずれか一方の小型クレーン1で直上の足場F2に他方の小型クレーン2を持ち上げ、この持ち上げられた他方の小型クレーン2で直下の足場F1の一方の小型クレーン1を直上の足場F3に持ち上げるように相取りして上方の足場に移動させると共に、到達した足場において、少なくともその直下の足場上に運ばれてある資材等を直上の足場上に荷揚げする施行方法である。この時、小型クレーン1または小型クレーン2は、到達した足場上で資材等の運搬や削孔機等の組立てに使用してもよい。
また、この発明の傾斜地における工事の施工方法は、図1に示すように少なくとも1台の主クレーン11と2台の小型クレーン(補助クレーン)1、2を用意し、傾斜地Gの主クレーン11のブーム11aの到達地点までは主クレーン11で資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしを行い、それより上方の傾斜地Gにおいては、小型クレーン1、2のブーム1a、2aの到達距離の間隔で水平の足場F1、F2、F3、F4を複数段に設置し、主クレーン11を使用して2台の小型クレーン1、2を主クレーン11のブーム11aの到達する段の足場、図1では最下段の足場F1、まで持ち上げた後、いずれか一方の小型クレーン1で直上の足場F2に他方の小型クレーン2を持ち上げ、この持ち上げられた他方の小型クレーン2で直下の足場F1の一方の小型クレーン1を直上の足場F3に持ち上げるように相取りして上方の足場に移動させると共に、到達した足場において、少なくとも直下の足場上に運ばれてある資材等を直上の足場上に荷揚げする施行方法である。この時、小型クレーン1または2は到達した足場上で資材等の運搬や削孔機等の組立てに使用してもよい。
以下、この発明を図面に示す実施の形態について更に詳細に説明する。図2乃至図10は、この発明の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法を工程順に示す工程説明図である。
この傾斜地における工事の施行方法は、まず、図2に示すように傾斜地Gに、使用する小型クレーン1、2のブーム1a、2aの到達距離の間隔で水平の足場を下方より上方に亘って複数段F1、F2、F3、F4に設置する。図2おいては足場F1側が傾斜地Gの下方となっており、足場F4側が上方となっている。例えば、傾斜地Gが山腹とすれば、足場F1側が裾側であり、足場F4側が山頂側となる。なお、傾斜地における工事とは、例えば、法面工事を指し、削孔、土留柵の工事、アンカー工事、杭工事等を例示することができる。
次に、図3に示すように2台の小型クレーン1、2を用意する。この2台の小型クレーン1および2は、同型であっても異なってもよい。2台の小型クレーン1および2でブーム1aおよび2aの到達距離が異なる場合には、それに対応し前記足場の間隔は異なってもよい。しかし、それに対応し足場の間隔が異なる場合には、足場毎に使用するクレーン1または2が特定されるので、小型クレーン1および2は同じものが好ましい。2台の小型クレーン1、2は、トラック等で搬入するが、分解した部品として搬入し現場で組み立ててもよい。
ここで、小型クレーンとは、足場F1、F2、F3、F4上に設置して作業できる範囲のものを指し、載置式(定置式)でも走行式でもよい。安定性では載置式がよいが、足場上で移動できないため、足場が水平方向に長い場合には資材等の運搬範囲に制限を受ける。しかし、どちらかのクレーン1または2で吊り上げて移動させることができるので、大きな不利にはならない。走行式は足場上で走行できる利点がある。
次に、図4に示すようにいずれか一方のクレーン1で他方のクレーン2を最下段の足場F1上に持ち上げる(吊り上げる)。次に、この持ち上げられた足場F1上の他方のクレーン2を使用して、地上に用意してある資材等(図示省略)を足場F1上に持ち上げる。この最初の段階では一方のクレーン1は、まだ地上にあり、このクレーン1でも足場F1に資材等を持ち上げることができるのでこの地上のクレーン1で資材等を足場F1に持ち上げてもよい。
次に、図5に示すように足場F1上に持ち上げられた他方のクレーン2を使用して、地上にあった一方のクレーン1を直上の足場F2上に持ち上げる。そして、クレーン1または2を使用して足場F1上の資材等を足場F2上に持ち上げる。この足場F1上の他方のクレーン2を使用して、地上の一方のクレーン1を足場F2上に持ち上げるには、前記したように直接足場F2上に持ち上げてもよいし、図6に示すように一端足場F1上に持ち上げ、それから足場F2上に持ち上げてもよい。この後者の場合、即ち、一方のクレーン1を足場F1上に一端持ち上げ、それから足場F2に持ち上げる場合には、一方のクレーン1で他方のクレーン2を足場F1から足場F2上に持ち上げることができるので、一方のクレーン1で他方のクレーン2を足場F2上に持ち上げてもよい。しかし、このようにすると、吊り上げる作業を交換しなければならないので、作業効率が低下し好ましくない。
次に、図7に示すように足場F2に運ばれた一方のクレーン1を使用して足場F1上の他方のクレーン2を足場F3上に持ち上げる。そして、クレーン1または2を使用して足場F2上の資材等を足場F3上に持ち上げる。この工程では、図8に示すように他方のクレーン2を足場F2上に一旦持ち上げてから足場F3上に移動してもよいことは、前記と同様である。
次に、図9に示すように足場F3に運ばれた他方のクレーン2を使用して足場F2上の一方のクレーン1を足場F4上に持ち上げる。そして、クレーン1または2を使用して足場F3上の資材等を足場F4上に持ち上げる。この工程では、図10に示すように一方のクレーン1を足場F3上に一旦持ち上げてから足場F4上に移動してもよいことは前記と同様である。
しかして、この施行方法によれば、傾斜地Gであってもクレーン1および2は、相取りして際限なく上方に移動できるし、資材等も際限なく上方に運搬することができ、かつ、到達した足場上ではクレーン1または2により資材等の運搬や削孔機等の組立てをすることができる。従って、傾斜地における各種工事を容易に作業能率よく実施することができる。例えば、急傾斜地の法面に、削孔、土留柵、アンカーおよび杭、等を施行するには削孔機や柵、アンカーおよび杭用の資材が必要となるが、この発明によれば、これらの資材等を容易に運び揚げて工事を能率的に施行することができる。
なお、前記説明では、クレーン1および2や資材等の荷揚げについて説明したが、逆に工事が終了すると上方より下方に資材等を荷降ろししなければならない。この場合は、前記と逆の工程によって荷降ろしできることはいうまでもない。この場合は、使用済となった足場を解体し、その足場材をクレーン1または2を使用して荷降ろしすることもできる。
図11は、この発明の他の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法を示す工程説明図である。この実施の形態は、図11に示すように1台の主クレーン11と、2台の小型クレーン(補助クレーン)1、2を用意し、傾斜地Gの主クレーン11のブーム11aの到達地点までは主クレーン11で資材等の荷揚げを行い、それより上方の傾斜地Gにおいては、小型クレーン1、2のブーム1a、2aの到達距離の間隔で水平の足場を複数段F1、F2、F3、F4に設置し、主クレーンを使用して2台の小型クレーン1、2を主クレーン11の到達するいずれかの段の足場まで持ち上げた後、前記実施の形態と同様に実施するものである。図11では最下段の足場F1まで主クレーン11で運び揚げている場合を示しているが、これは例示であってブーム11aが到達すればそれより上方の足場であってもよいことはもちろんである。なお、この施行方法で、主クレーン11のブーム11aの到達地点より下方の傾斜地Gに足場を設置することは自由である。他は前記実施の形態と同様であるので他の詳細な説明は省略する。
この実施の形態によれば、前記実施の形態と同様の効果を奏する他に、主クレーンを組み入れることによって作業効率の向上を図ることができる。
図12乃至図14は、この発明の更に他の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法を工程順に示す工程説明図であり、傾斜地Gに直上に位置する足場を設置しつつ、上方に運び揚げる点に特徴がある。
即ち、この施行方法は、まず、図12に示すように傾斜地Gに最下段に位置する足場F1を設置し、その足場F1上に小型クレーン1を運び揚げる。この足場F1上への運び揚げは、図12に示すような主クレーン11を使用してもよいし、前記図3から図4に示すように2台の小型クレーン1および2を用意し、その一方のクレーン1または2で行ってもよい。
次に、図13に示すように足場F1の直上の足場F2を設置する。この足場F2の設置および足場材の運び揚げは、足場F1上のクレーン1を使用できるので作業が容易となる。足場F2の設置が完了したらクレーン1を使用して足場F2上に資材等を運び揚げる。そこで、図14に示すように足場F2上に足場F1上のクレーン1を使用してクレーン2を持ち上げる。
次に、図14に示すように足場F2の直上の足場F3を設置する。このような工程を繰り返すことによって、傾斜地Gの下方より上方にクレーンや資材等を運び揚げて、工事を施工することができる。他は前記実施の形態と同様であるので、他の詳細な説明は省略する。本例によれば、直上の足場の築造に直下の足場上のクレーンを使用できるし、足場を組み付ける足場材もクレーンを使用して運び揚げることができるので作業が容易となる効果を奏する。
なお、前記実施の形態は、この発明を制限するものではなく、この発明は要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が許容される。
この発明は、傾斜地(急傾斜地も含む)における各種工事の施行に利用できるものであり、例えば、傾斜地における削孔、土留柵の施行、アンカーの施行、杭の施行および補強鉄筋の施行、等の工事の施行に利用可能である。
この発明の傾斜地における工事の施行方法の全体を示す工程説明図である。 この発明の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法を示す工程説明図である。 この発明の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法の次の工程を示す工程説明図である。 この発明の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法の更に次の工程を示す工程説明図である。 この発明の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法の更に次の工程を示す工程説明図である。 この発明の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法の変形工程を示す工程説明図である。 この発明の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法の更に次の工程を示す工程説明図である。 この発明の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法の変形工程を示す工程説明図である。 この発明の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法の更に次の工程を示す工程説明図である。 この発明の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法の変形工程を示す工程説明図である。 この発明の他の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法を示す工程説明図である。 この発明の更に他の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法を示す工程説明図である。 この発明の更に他の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法の次の工程を示す工程説明図である。 この発明の更に他の実施の形態に係る傾斜地における工事の施行方法の更に次の工程を示す工程説明図である。 従来例を示す一部断面の側面図である。
符号の説明
1、2 小型クレーン(補助クレーン)
1a、2a ブーム
F1、F2、F3、F4 足場
11 主クレーン
11a ブーム
G 傾斜地

Claims (2)

  1. 少なくとも2台のクレーンを用意し、傾斜地に、そのクレーンのブームの到達距離の間隔で水平の足場を複数段に設置し、
    いずれか一方のクレーンで直上の足場に他方のクレーンを持ち上げ、この持ち上げられた他方のクレーンで直下の足場の一方のクレーンを直上の足場に持ち上げるように相取りして上方の足場に移動させると共に、該クレーンを使用して少なくとも資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしをすることを特徴とする傾斜地における工事の施工方法。
  2. 少なくとも1台の主クレーンと2台の補助クレーンを用意し、傾斜地の主クレーンのブームの到達地点までは主クレーンで資材等の荷揚げ及び/又は荷降ろしを行い、
    それより上方の傾斜地においては、補助クレーンのブームの到達距離の間隔で水平の足場を複数段に設置し、主クレーンを使用して2台の補助クレーンを主クレーンのブームの到達するいずれかの段の足場まで持ち上げた後、いずれか一方の補助クレーンで直上の足場に他方の補助クレーンを持ち上げ、この持ち上げられた他方の補助クレーンで直下の足場の一方の補助クレーンを直上の足場に持ち上げるように相取りして上方の足場に移動させると共に、該補助クレーンを使用して主クレーンのブームの到達地点より上方の少なくとも荷揚げ及び/又は荷降ろしをすることを特徴とする傾斜地における工事の施工方法。
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