JPH0827903A - 全天候型建方工法 - Google Patents
全天候型建方工法Info
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- JPH0827903A JPH0827903A JP18295794A JP18295794A JPH0827903A JP H0827903 A JPH0827903 A JP H0827903A JP 18295794 A JP18295794 A JP 18295794A JP 18295794 A JP18295794 A JP 18295794A JP H0827903 A JPH0827903 A JP H0827903A
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- Japan
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- temporary support
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- erection
- erected
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 雨に関係なく作業ができる全天候型建方工法
を提供する。 【構成】 基礎部及び1階床スラブ2を施工した後、地
上にて上部仮設用支柱5の建方を行ない、この上部仮設
用支柱5上に本設用小屋組6の建方を行ない屋根7を施
工し、さらに本設用小屋組6の陸梁8にクレーンレール
9を介してサスペンションクレーン10を設置し、上部
仮設用支柱を引上装置13により持ち上げ、上部仮設用
支柱の下部にさらに下部仮設用支柱17を継ぎ足し、下
部仮設用支柱の脚部を1階床スラブ上の受土台21に支
持させて1階のPC部材22の建方に必要な高さまで本
設用小屋組を持ち上げ、サスペンションクレーンにより
1階のPC部材の建方を行ない、建方完了後2階の床ス
ラブ25を施工し、2階の床スラブ上に引上装置をセッ
トし、同様な方法で2階のPC部材の建方を行なう。同
様な方法でPC部材の建方を最上階迄繰り返す。
を提供する。 【構成】 基礎部及び1階床スラブ2を施工した後、地
上にて上部仮設用支柱5の建方を行ない、この上部仮設
用支柱5上に本設用小屋組6の建方を行ない屋根7を施
工し、さらに本設用小屋組6の陸梁8にクレーンレール
9を介してサスペンションクレーン10を設置し、上部
仮設用支柱を引上装置13により持ち上げ、上部仮設用
支柱の下部にさらに下部仮設用支柱17を継ぎ足し、下
部仮設用支柱の脚部を1階床スラブ上の受土台21に支
持させて1階のPC部材22の建方に必要な高さまで本
設用小屋組を持ち上げ、サスペンションクレーンにより
1階のPC部材の建方を行ない、建方完了後2階の床ス
ラブ25を施工し、2階の床スラブ上に引上装置をセッ
トし、同様な方法で2階のPC部材の建方を行なう。同
様な方法でPC部材の建方を最上階迄繰り返す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、PC部材の建方を行
う全天候型建方工法に関するものである。
う全天候型建方工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、壁式プレキャスト鉄筋コンクリ
ートの構造物は、耐震要素である壁と床からなる壁式鉄
筋コンクリートの構造物を、各構造要素ごとにPC部材
化して現場で組み立てるものであり、基礎部及び1階床
スラブを施工した後、クレーン等でPC部材を吊り上げ
て建方を行なっている。
ートの構造物は、耐震要素である壁と床からなる壁式鉄
筋コンクリートの構造物を、各構造要素ごとにPC部材
化して現場で組み立てるものであり、基礎部及び1階床
スラブを施工した後、クレーン等でPC部材を吊り上げ
て建方を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、壁式鉄筋
コンクリートの構造物は、各構造要素ごとにPC部材化
しており、このPC部材は工場で製造されるため製品管
理や製造が容易になっている。ところが、建設現場は雨
により工程が左右される場合が非常に多く、特に雨季等
は工程管理が難しく、工期が大幅に遅れる原因ともなっ
ている。
コンクリートの構造物は、各構造要素ごとにPC部材化
しており、このPC部材は工場で製造されるため製品管
理や製造が容易になっている。ところが、建設現場は雨
により工程が左右される場合が非常に多く、特に雨季等
は工程管理が難しく、工期が大幅に遅れる原因ともなっ
ている。
【0004】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、雨に関係なく作業ができ、雨でも工程管理が容易
で、工期の遅れを防止することができる全天候型建方工
法を提供することを目的としている。
ので、雨に関係なく作業ができ、雨でも工程管理が容易
で、工期の遅れを防止することができる全天候型建方工
法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明の全天候型建方工法は、基礎部
及び1階床スラブを施工した後、地上にて上部仮設用支
柱の建方を行ない、この上部仮設用支柱上に本設用小屋
組の建方を行ない屋根を施工し、さらに前記本設用小屋
組の陸梁にクレーンレールを介してサスペンションクレ
ーンを設置し、前記上部仮設用支柱をそれぞれの引上装
置により同時に持ち上げ、前記上部仮設用支柱の下部に
さらに下部仮設用支柱を継ぎ足し、下部仮設用支柱の脚
部を前記1階床スラブ上の受土台に支持させて1階のP
C部材の建方に必要な高さまで前記本設用小屋組を持ち
上げ、前記サスペンションクレーンにより1階のPC部
材の建方を行ない、この1階のPC部材の建方完了後2
階の床スラブを施工し、2階の床スラブ上に前記引上装
置をセットし、前記下部仮設用支柱をそれぞれの引上装
置により同時に持ち上げて、前記1階のPC部材の交差
部上に設置した受土台に支持させて2階のPC部材の建
方に必要な高さまで前記本設用小屋組を持ち上げ、2階
のPC部材の建方を行ない、同様な方法で前記PC部材
の建方を最上階迄繰り返し、この最上階のPC部材の建
方完了後、前記サスペンションクレーン、クレーンレー
ル、上部及び下部仮設用支柱を解体し、前記本設用小屋
組を最上階の屋根スラブ上にセット固定して躯体の施工
を完了することを特徴としている。
に、請求項1記載の発明の全天候型建方工法は、基礎部
及び1階床スラブを施工した後、地上にて上部仮設用支
柱の建方を行ない、この上部仮設用支柱上に本設用小屋
組の建方を行ない屋根を施工し、さらに前記本設用小屋
組の陸梁にクレーンレールを介してサスペンションクレ
ーンを設置し、前記上部仮設用支柱をそれぞれの引上装
置により同時に持ち上げ、前記上部仮設用支柱の下部に
さらに下部仮設用支柱を継ぎ足し、下部仮設用支柱の脚
部を前記1階床スラブ上の受土台に支持させて1階のP
C部材の建方に必要な高さまで前記本設用小屋組を持ち
上げ、前記サスペンションクレーンにより1階のPC部
材の建方を行ない、この1階のPC部材の建方完了後2
階の床スラブを施工し、2階の床スラブ上に前記引上装
置をセットし、前記下部仮設用支柱をそれぞれの引上装
置により同時に持ち上げて、前記1階のPC部材の交差
部上に設置した受土台に支持させて2階のPC部材の建
方に必要な高さまで前記本設用小屋組を持ち上げ、2階
のPC部材の建方を行ない、同様な方法で前記PC部材
の建方を最上階迄繰り返し、この最上階のPC部材の建
方完了後、前記サスペンションクレーン、クレーンレー
ル、上部及び下部仮設用支柱を解体し、前記本設用小屋
組を最上階の屋根スラブ上にセット固定して躯体の施工
を完了することを特徴としている。
【0006】
【作用】請求項1記載の発明は、1階のPC部材の建方
から最上階のPC部材の建方完了まで、本設用小屋組の
屋根により雨に関係なく作業ができ、雨でも工程管理が
容易で、工期の遅れを防止することができる。
から最上階のPC部材の建方完了まで、本設用小屋組の
屋根により雨に関係なく作業ができ、雨でも工程管理が
容易で、工期の遅れを防止することができる。
【0007】
【実施例】次に、この発明の全天候型建方工法の実施例
を図面に基づいて説明する。図1乃至図13は全天候型
建方工法の工程を示す立面図、図14は下部仮設用支柱
をそれぞれの引上装置により同時に持ち上げて壁の交差
部の床スラブ面上に設置した受土台に支持させた状態を
示す平面図である。
を図面に基づいて説明する。図1乃至図13は全天候型
建方工法の工程を示す立面図、図14は下部仮設用支柱
をそれぞれの引上装置により同時に持ち上げて壁の交差
部の床スラブ面上に設置した受土台に支持させた状態を
示す平面図である。
【0008】図1は地上にて上部仮設用支柱の建方を行
なう工程の立面図である。この実施例の壁式プレキャス
ト鉄筋コンクリート構造物では、地盤1に基礎部及び1
階床スラブ2を施工する。この基礎部及び1階床スラブ
2を施工した後、地上にて図示しないトラッククレーン
により第1柱3及び第2柱4により構成される上部仮設
用支柱5の建方を行なう。上部仮設用支柱5は、少なく
とも2柱分の高さを確保し、後記する引上装置13が本
設用小屋組6につかえることを防止している。
なう工程の立面図である。この実施例の壁式プレキャス
ト鉄筋コンクリート構造物では、地盤1に基礎部及び1
階床スラブ2を施工する。この基礎部及び1階床スラブ
2を施工した後、地上にて図示しないトラッククレーン
により第1柱3及び第2柱4により構成される上部仮設
用支柱5の建方を行なう。上部仮設用支柱5は、少なく
とも2柱分の高さを確保し、後記する引上装置13が本
設用小屋組6につかえることを防止している。
【0009】図2は本設用小屋組の建方を行なう工程の
立面図である。上部仮設用支柱5の第1柱3上に本設用
小屋組6の建方を行ない屋根7を施工し、さらに本設用
小屋組6の陸梁8にクレーンレール9を取り付け、この
クレーンレール9にサスペンションクレーン10を設置
する。サスペンションクレーン10はクレーンレール9
に沿って走行機構50により建物の桁行方向に移動す
る。また、サスペンションクレーン10は仮設用支柱の
外側まで伸びるようになっており、このサスペンション
クレーン10にはホイストクレーン11が移動可能に設
けられ、このホイストクレーン11のフック12でPC
部材を吊り上げて建方を行なう。
立面図である。上部仮設用支柱5の第1柱3上に本設用
小屋組6の建方を行ない屋根7を施工し、さらに本設用
小屋組6の陸梁8にクレーンレール9を取り付け、この
クレーンレール9にサスペンションクレーン10を設置
する。サスペンションクレーン10はクレーンレール9
に沿って走行機構50により建物の桁行方向に移動す
る。また、サスペンションクレーン10は仮設用支柱の
外側まで伸びるようになっており、このサスペンション
クレーン10にはホイストクレーン11が移動可能に設
けられ、このホイストクレーン11のフック12でPC
部材を吊り上げて建方を行なう。
【0010】図3は仮設用支柱をそれぞれの引上装置に
より同時に持ち上げる工程の立面図である。基礎部及び
1階床スラブ2上に、上部仮設用支柱5に対応してそれ
ぞれの引上装置13をセットする。引上装置13はウイ
ンチ14、滑車15、ワイヤロープ16を有している。
ワイヤロープ16の先端部を上部仮設用支柱5の第2柱
4の下部に巻き付けて取り付け、ウインチ14の操作に
よりワイヤロープ16が巻かれ、これにより上部仮設用
支柱5をそれぞれの引上装置13により同時に持ち上げ
る。
より同時に持ち上げる工程の立面図である。基礎部及び
1階床スラブ2上に、上部仮設用支柱5に対応してそれ
ぞれの引上装置13をセットする。引上装置13はウイ
ンチ14、滑車15、ワイヤロープ16を有している。
ワイヤロープ16の先端部を上部仮設用支柱5の第2柱
4の下部に巻き付けて取り付け、ウインチ14の操作に
よりワイヤロープ16が巻かれ、これにより上部仮設用
支柱5をそれぞれの引上装置13により同時に持ち上げ
る。
【0011】図4は上部仮設用支柱の第2柱4の下端に
さらに下部仮設用支柱の第3柱18を継ぎ足す工程の立
面図である。上部仮設用支柱5の第2柱4をそれぞれの
引上装置13により同時に持ち上げ、この状態で上部仮
設用支柱5の第2柱4の下端に、さらに下部仮設用支柱
17の第3柱18を継ぎ足す。下部仮設用支柱17の第
3柱18の上端には、連結部材18aが設けられ、この
連結部材18aにより上部仮設用支柱5の第2柱4の下
端に、下部仮設用支柱17の第3柱18の上端が連結さ
れる。
さらに下部仮設用支柱の第3柱18を継ぎ足す工程の立
面図である。上部仮設用支柱5の第2柱4をそれぞれの
引上装置13により同時に持ち上げ、この状態で上部仮
設用支柱5の第2柱4の下端に、さらに下部仮設用支柱
17の第3柱18を継ぎ足す。下部仮設用支柱17の第
3柱18の上端には、連結部材18aが設けられ、この
連結部材18aにより上部仮設用支柱5の第2柱4の下
端に、下部仮設用支柱17の第3柱18の上端が連結さ
れる。
【0012】図5は上部仮設用支柱の第2柱4の下端に
下部仮設用支柱の第3柱18を継ぎ足した状態を示す工
程の立面図である。上部仮設用支柱5の第2柱4の下端
に、下部仮設用支柱17の第3柱18の上端が連結さ
れ、この下部仮設用支柱17の第3柱18の継ぎ足しが
完了すると、引上装置13のワイヤロープ16を、上部
仮設用支柱5の第2柱4から外して下部仮設用支柱17
の第3柱18の下部に取り付ける。
下部仮設用支柱の第3柱18を継ぎ足した状態を示す工
程の立面図である。上部仮設用支柱5の第2柱4の下端
に、下部仮設用支柱17の第3柱18の上端が連結さ
れ、この下部仮設用支柱17の第3柱18の継ぎ足しが
完了すると、引上装置13のワイヤロープ16を、上部
仮設用支柱5の第2柱4から外して下部仮設用支柱17
の第3柱18の下部に取り付ける。
【0013】図6は下部仮設用支柱の第3柱18の下端
にさらに第4柱19を継ぎ足す工程の立面図である。下
部仮設用支柱17の第3柱18をそれぞれの引上装置1
3により同時に持ち上げ、この状態で第3柱18の下端
に、さらに第4柱19を継ぎ足す。下部仮設用支柱17
の第4柱19の上端には、連結部材19aが設けられ、
下端にはベースプレート21が設けられており、この連
結部材19aにより第3柱18の下端に、第4柱19の
上端が連結される。
にさらに第4柱19を継ぎ足す工程の立面図である。下
部仮設用支柱17の第3柱18をそれぞれの引上装置1
3により同時に持ち上げ、この状態で第3柱18の下端
に、さらに第4柱19を継ぎ足す。下部仮設用支柱17
の第4柱19の上端には、連結部材19aが設けられ、
下端にはベースプレート21が設けられており、この連
結部材19aにより第3柱18の下端に、第4柱19の
上端が連結される。
【0014】図7は下部仮設用支柱の第3柱18の下端
にさらに第4柱19を継ぎ足した状態を示す工程の立面
図である。このように、下部仮設用支柱17の第4柱1
9の脚部のベースプレート21を、1階床スラブ2に支
持させて1階のPC部材22の建方に必要な高さまで本
設用小屋組6を持ち上げる。
にさらに第4柱19を継ぎ足した状態を示す工程の立面
図である。このように、下部仮設用支柱17の第4柱1
9の脚部のベースプレート21を、1階床スラブ2に支
持させて1階のPC部材22の建方に必要な高さまで本
設用小屋組6を持ち上げる。
【0015】図8は1階のPC部材の建方を示す工程の
立面図である。サスペンションクレーン10を仮設用支
柱の外側まで伸ばし、ホイストクレーン11のフック1
2をPC部材22の吊り上げワイヤ23に掛け、トラッ
ク24に載置されたPC部材22を吊り上げて建方を行
なう。
立面図である。サスペンションクレーン10を仮設用支
柱の外側まで伸ばし、ホイストクレーン11のフック1
2をPC部材22の吊り上げワイヤ23に掛け、トラッ
ク24に載置されたPC部材22を吊り上げて建方を行
なう。
【0016】図9は1階のPC部材の建方完了及び2階
の床スラブの施工完了を示す工程の立面図である。この
ように、サスペンションクレーン10により1階のPC
部材22の建方を行ない、この1階のPC部材22の建
方が終わったら2階の床スラブ25を施工する。この2
階の床スラブ25上に引上装置13をセットし、ワイヤ
ロープ16の先端部を下部仮設用支柱17の第4柱19
の下部に巻き付けて取り付ける。
の床スラブの施工完了を示す工程の立面図である。この
ように、サスペンションクレーン10により1階のPC
部材22の建方を行ない、この1階のPC部材22の建
方が終わったら2階の床スラブ25を施工する。この2
階の床スラブ25上に引上装置13をセットし、ワイヤ
ロープ16の先端部を下部仮設用支柱17の第4柱19
の下部に巻き付けて取り付ける。
【0017】図10は仮設用支柱をそれぞれの引上装置
により同時に持ち上げる工程の立面図である。引上装置
13のウインチ14の操作によりワイヤロープ16を巻
き上げ、これにより下部仮設用支柱17の第4柱19を
それぞれの引上装置13により同時に持ち上げる。
により同時に持ち上げる工程の立面図である。引上装置
13のウインチ14の操作によりワイヤロープ16を巻
き上げ、これにより下部仮設用支柱17の第4柱19を
それぞれの引上装置13により同時に持ち上げる。
【0018】図11は2階のPC部材の建方に必要な高
さまで本設用小屋組が持ち上げられた状態を示す工程の
立面図である。このように、2階のPC部材22の建方
に必要な高さまで本設用小屋組6を持ち上げ、図14及
び図15に示すように、1階のPC部材22により構成
される壁の交差部26上に載置された受土台27上に下
部仮設用支柱17の第4柱19が載せられる。この壁の
交差部26には配筋及びコンクリート打設を行なう。
さまで本設用小屋組が持ち上げられた状態を示す工程の
立面図である。このように、2階のPC部材22の建方
に必要な高さまで本設用小屋組6を持ち上げ、図14及
び図15に示すように、1階のPC部材22により構成
される壁の交差部26上に載置された受土台27上に下
部仮設用支柱17の第4柱19が載せられる。この壁の
交差部26には配筋及びコンクリート打設を行なう。
【0019】図8乃至図11に示す工程を繰り返して、
2階のPC部材22の建方を行ない、このPC部材22
の建方を最上階迄繰り返す。
2階のPC部材22の建方を行ない、このPC部材22
の建方を最上階迄繰り返す。
【0020】図12は最上階のPC部材の建方完了を示
す工程の立面図である。最上階のPC部材22の建方が
終わったら、下部仮設用支柱17の第3柱18及び第4
柱19を解体し、壁の交差部26に設置した受土台27
に上部仮設用支柱5の第2柱4を載せて支持する。
す工程の立面図である。最上階のPC部材22の建方が
終わったら、下部仮設用支柱17の第3柱18及び第4
柱19を解体し、壁の交差部26に設置した受土台27
に上部仮設用支柱5の第2柱4を載せて支持する。
【0021】図13は本設用小屋組を最上階の屋根スラ
ブ上にセット固定して躯体の施工の完了を示す工程の立
面図である。最上階のPC部材22の建方の完了後、さ
らにホイストクレーン11、サスペンションクレーン1
0、クレーンレール9を解体する。その後上部仮設用支
柱5の第1柱3及び第2柱4を解体し、本設用小屋組6
を最上階の屋根スラブ28上にセットして固定し、躯体
の施工を完了する。
ブ上にセット固定して躯体の施工の完了を示す工程の立
面図である。最上階のPC部材22の建方の完了後、さ
らにホイストクレーン11、サスペンションクレーン1
0、クレーンレール9を解体する。その後上部仮設用支
柱5の第1柱3及び第2柱4を解体し、本設用小屋組6
を最上階の屋根スラブ28上にセットして固定し、躯体
の施工を完了する。
【0022】このように、1階のPC部材22の建方か
ら最上階のPC部材22の建方完了まで、本設用小屋組
6の屋根により雨に関係なく作業ができ、雨でも工程管
理が容易で、工期の遅れを防止することができる。
ら最上階のPC部材22の建方完了まで、本設用小屋組
6の屋根により雨に関係なく作業ができ、雨でも工程管
理が容易で、工期の遅れを防止することができる。
【0023】
【発明の効果】前記したように、請求項1記載の発明
は、1階のPC部材の建方から最上階のPC部材の建方
完了まで、本設用小屋組の屋根により雨に関係なく作業
ができ、雨でも工程管理が容易で、工期の遅れを防止す
ることができる。
は、1階のPC部材の建方から最上階のPC部材の建方
完了まで、本設用小屋組の屋根により雨に関係なく作業
ができ、雨でも工程管理が容易で、工期の遅れを防止す
ることができる。
【図1】地上にて上部仮設用支柱の建方を行なう工程の
立面図である。
立面図である。
【図2】本設用小屋組の建方を行なう工程の立面図であ
る。
る。
【図3】仮設用支柱をそれぞれの引上装置により同時に
持ち上げる工程の立面図である。
持ち上げる工程の立面図である。
【図4】上部仮設用支柱の第2柱の下端にさらに下部仮
設用支柱の第3柱を継ぎ足す工程の立面図である。
設用支柱の第3柱を継ぎ足す工程の立面図である。
【図5】上部仮設用支柱の第2柱の下端に下部仮設用支
柱の第3柱を継ぎ足した状態を示す工程の立面図であ
る。
柱の第3柱を継ぎ足した状態を示す工程の立面図であ
る。
【図6】下部仮設用支柱の第3柱の下端にさらに第4柱
を継ぎ足す工程の立面図である。
を継ぎ足す工程の立面図である。
【図7】下部仮設用支柱の第3柱の下端にさらに第4柱
を継ぎ足した状態を示す工程の立面図である。
を継ぎ足した状態を示す工程の立面図である。
【図8】1階のPC部材の建方を示す工程の立面図であ
る。
る。
【図9】1階のPC部材の建方完了及び2階の床スラブ
の施工完了を示す工程の立面図である。
の施工完了を示す工程の立面図である。
【図10】仮設用支柱をそれぞれの引上装置により同時
に持ち上げる工程の立面図である。
に持ち上げる工程の立面図である。
【図11】2階のPC部材の建方に必要な高さまで本設
用小屋組が持ち上げられた状態を示す工程の立面図であ
る。
用小屋組が持ち上げられた状態を示す工程の立面図であ
る。
【図12】最上階のPC部材の建方完了を示す工程の立
面図である。
面図である。
【図13】本設用小屋組を最上階の屋根スラブ上にセッ
ト固定して躯体の施工完了を示す工程の立面図である。
ト固定して躯体の施工完了を示す工程の立面図である。
【図14】下部仮設用支柱をそれぞれの引上装置により
同時に持ち上げて壁の交差部に設置した受土台に支持さ
せた状態を示す平面図である。
同時に持ち上げて壁の交差部に設置した受土台に支持さ
せた状態を示す平面図である。
【図15】図14のXV-XV線に沿う断面図である。
1 地盤 2 基礎部及び1階床スラブ 5 上部仮設用支柱 6 本設用小屋組 7 屋根 8 陸梁 9 クレーンレール 10 サスペンションクレーン 13 引上装置 17 下部仮設用支柱 21 ベースプレート 22 PC部材 25 床スラブ 26 壁の交差部 27 受土台
Claims (1)
- 【請求項1】 基礎部及び1階床スラブを施工した後、
地上にて上部仮設用支柱の建方を行ない、この上部仮設
用支柱上に本設用小屋組の建方を行ない屋根を施工し、
さらに前記本設用小屋組の陸梁にクレーンレールを介し
てサスペンションクレーンを設置し、前記上部仮設用支
柱をそれぞれの引上装置により同時に持ち上げ、前記上
部仮設用支柱の下部にさらに下部仮設用支柱を継ぎ足
し、下部仮設用支柱の脚部を前記1階床スラブ上の受土
台に支持させて1階のPC部材の建方に必要な高さまで
前記本設用小屋組を持ち上げ、前記サスペンションクレ
ーンにより1階のPC部材の建方を行ない、この1階の
PC部材の建方完了後2階の床スラブを施工し、2階の
床スラブ上に前記引上装置をセットし、前記下部仮設用
支柱をそれぞれの引上装置により同時に持ち上げて、前
記1階のPC部材の交差部上に設置した受土台に支持さ
せて2階のPC部材の建方に必要な高さまで前記本設用
小屋組を持ち上げ、2階のPC部材の建方を行ない、同
様な方法で前記PC部材の建方を最上階迄繰り返し、こ
の最上階のPC部材の建方完了後、前記サスペンション
クレーン、クレーンレール、上部及び下部仮設用支柱を
解体し、前記本設用小屋組を最上階の屋根スラブ上にセ
ット固定して躯体の施工を完了することを特徴とする全
天候型建方工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18295794A JPH0827903A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 全天候型建方工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18295794A JPH0827903A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 全天候型建方工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0827903A true JPH0827903A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16127304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18295794A Pending JPH0827903A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 全天候型建方工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0827903A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102080384A (zh) * | 2010-12-28 | 2011-06-01 | 山东万鑫建设有限公司 | 地下车库顶板上安装升降机施工方法 |
CN105668410A (zh) * | 2014-11-17 | 2016-06-15 | 蔡夏莲 | 一种整体平移式吊车梁的安装方法 |
JP2024113523A (ja) * | 2023-02-09 | 2024-08-22 | 大成建設株式会社 | 橋桁撤去用の仮設構造体と橋桁撤去装置 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP18295794A patent/JPH0827903A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102080384A (zh) * | 2010-12-28 | 2011-06-01 | 山东万鑫建设有限公司 | 地下车库顶板上安装升降机施工方法 |
CN105668410A (zh) * | 2014-11-17 | 2016-06-15 | 蔡夏莲 | 一种整体平移式吊车梁的安装方法 |
JP2024113523A (ja) * | 2023-02-09 | 2024-08-22 | 大成建設株式会社 | 橋桁撤去用の仮設構造体と橋桁撤去装置 |
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