JPH02503582A - スラブを持上げることによって建物を構築する方法および装置 - Google Patents

スラブを持上げることによって建物を構築する方法および装置

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JPH02503582A JP88504474A JP50447488A JPH02503582A JP H02503582 A JPH02503582 A JP H02503582A JP 88504474 A JP88504474 A JP 88504474A JP 50447488 A JP50447488 A JP 50447488A JP H02503582 A JPH02503582 A JP H02503582A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スラブを持上げることによって建物を 構築する方法および装置 本発明は建築工業に関し、特に建物の重ね合せ床を数次に建造する方法に関する 。
構築せんとする建物の集合体を地面の上で次々に組立て、かつ前もって立てた建 物の骨組の柱の土に支持されたジヤツキにより、床の積重ねを持上げ、該積重ね の下方の床を持上げ位置に応じて次々にその最終位置にtき、かつ前記骨組の柱 に固定するようになった第1の方法は周知である。
この構築方法は種々の欠点を有している。特に非常に強力なかつ11の大なる物 上げ装置を使用する必要があり、該物上げ装置は骨組の柱の伸びに応じて下降せ しめかつ再び位置決めせねばならぬ。持上げ点の数は建物を形成する骨組の柱の 数によって制限され、たとえば床はそれが組立てられるや否や、骨組の柱によっ て担持される部分の間に直ちに強さが生じる必要があり、かつ該骨組の柱との連 結がWINであるために非常に高価となる。
ざらに各床をその下のすでに形成された床の上で組立て、次いでこの組立てられ た床を物上げ装置によってその最終位置に持上げる二つの異なる方2fは周知で ある。
これら二つの技術は主として組立てられた床をその最終位置に巻上げるための実 11MB様によって異なる。
これら方法の第1のもの(US−A−3,052,449)によれば、床は先ず 持上げを行う前、護床の上方部分にコン2リートを打込む時に補強梁とその中に 挿入されたボルトとによってボルト締めを行うことにより補強され、続いてこの 床はねじジヤツキを備えた柱によってその最終位置に引上げられ、この時柱の安 定性は支索だけによって得られる。
この方法の欠点は、 一持上げを行う時に配置する仮持上げ構造物の部材はその数が多くかつ長いもの であるが、作業面を保護するために使用することができす、特に安定化に対して 役に立たない、 一持上げ柱は不安定であり、かつ支索が配置されている間地面によって保持され るようにする必要があり、−支索によって安定性を得るには広い場所を要し、多 層建物の場合は使用しにくく、しかも各床の作業を行う場合に全材料を取外して これを再び取付ける必要があり、−持上げられた床の表面はじゃまになり、かつ 補強梁のある限り利用し得ない。
この方法の第2のもの(FR−A−2,538,428)によれば、最後に組立 てられた床は、作業面の上方に前もって設8されかつ周囲に配置された柱によっ て担持されている上部張出し構造物に装着された物上げ装Uにより、その最終位 置に持上げられ、この上部張出し淘漬物は普通は建造物の最終屋根によって構成 される。この場合、上部張出し構造物は周囲柱に荷重を移すクレーンのように作 動する。したがってこの構造物は持上げ床に曲りを発生させないように剛直なも のでなければならぬ。したがってまた垂直力(重蛋)および水平力(安定)はす べて上部張出し構造物と柱とによって伝達され、最終屋根に関して言えば、この 一時的使用に対して特別の補強が必要である。
本発明の目的は特に前述の欠点を消除し、かつ建物の重ね合わされた床の#l築 を、技術および材料の強さと、費用との見地から特に簡単にかつ有利に実施する 方法を供することである。
本発明の方法によれば、各床は前に処理した床の真下の水平面上において全体的 にまたは部分的に組立て、次いで前記床に連結されかつ護床を横切って予め立て られた柱によって支持される物上げ装置により、前記下方水平面から離れたその 最終位置に持上げられる。この方法は組立てられた新しい床をその最終位置に持 上げる前に、柱の少なくともあるものの上方部分が、床の組立て面および持上げ 面の上方に配置された剛直な構造物に固定されると言う事実に注目すべきである 。
本発明の方法は、作業が常に適当な柱によって支持された上部張出し構造物の下 で行われ、かつこの構造物には床持上げ柱の頂端が固定されており、この柱によ って支持された持上げ装置が垂直力を直接伝達し、−力士部張出し構造物が水平 力の全部または一部を吸収して持上げ作業を安定させるようになっていると言う ことによって有利でありかつ前述の方法とは異っている。
本発明による方法の新規な利点は、 −スラブの持上げ柱の配置が容易であり、かつそのiii!Itを行う時に柱が 作業員の上に落下する危険がない、−上部張出し構造物の荷を軽くすることがで き、−スラブ持上げ柱を上部張出し構造物に連結することによって水平力の全部 または一部を吸収し、かつ持上げ装置組立体を安定させることができ、 −前述の有利な性能によって上部張出し構造に自動物上げ能力を与えることがで き、 一スラブの持上げ作業を行う時に、柱によって支持された物上げ@諏を上部張出 し構造物に装置することができ、かつ建物の建てEげに応じて、取外しを行うこ となく、上部張出し構造物を上昇させることができ、−上部張出し構造物を待避 所として構成することができることである。
本発明の他の特有の配置によれば、前記柱の少なくともあるものは、前記組立て られた床の最終支持部材となるようにされている。
本発明の他の特有の配置によれば、前記柱の少なくともあるものは後述の如く前 記組立てられた床の仮説支持部となるようにされている。
本発明による方法はなお組立てられた床の相次ぐ設置に応じて前記剛直な構″j M物を再び持上げる段階を有するものとなすことができる。
変型実施例によれば本発明による方法は、前記剛直な構造物を、前記組立てられ た床の外部に配設される建物のjil終支持部材によって支持する段階を有(る ものとなすことができる。
他の変型実施例によれば、前記剛直な構造物を、前記組立てられた床の外部に配 置された、最終的には取外される取外し自在の仮設マストによって支持する段階 を有するものとなすことができる。
本発明によれば前記持上げ装置はなるべくは前記剛直な構造物によって支持され る。
本発明の方法の他の特有な配置によれば、前記剛直な構造物は建造せんとする建 物の頂部構造物、特にその屋根によって構成される。
本発明による方法の他の発展によれば、前記剛直な構造物は、該構造物に対する 固定部材と、ttJ記柱の頭部を位置決めしかつこれを保持する部材と、持上げ HMおよびこのIIの部分との緊密な集合体を含む装置を有している。
本発明によれば前記方法はさらに前記下方に位置する床の上において少なくとも 二つの床を組立て、次にこの二つの組立てられた床を持上げ、それぞれ前記下方 の床と前記剛直な構造物との間の最終位置に移す段階を有するものとなすことが できる。
本発明によれば前記方法はさらに前記組立てられた床をその最終位置に動かす前 記柱を通すための凹所に支持部材を配置し、組立てられた床の次のものを引上げ るための柱の下端を受入れるようになすことができる。
本発明の特有の配置によれば、前記支持部材は円錐台形の密実なプラグにして、 上向きに開きかつ組立てられた床の中に残された補合円錐台形の通路の中に係合 するプラグよりなり、該プラグはその大きな上表面に、柱の下端を受入れるよう な凹所を有している。
下方に位置する床または組立てられた床を確実に持上げかつ静止させるための上 部張出し構造物の支持体との間に立てる柱は、該上部張出し構造物を支持するも のではなく、逆に前記柱およびこの柱が支持する荷重を保持しかつ安定させるの はこの上部張出し#1造物とその支持体である。
前述の在来技術による方法の第1の部類のものに比し、本発明の方法によれば、 組立式作業を行う場所が分散していると言う不利な点がなければ、型枠工事およ び組立式作業の時間を相当節約することができる。事実資材の輸送技術は著しく 進歩しており、たとえば大きな建造物の床に使用するコンクリートの輸送は、道 路の場合とほぼ同じような価格に減少し、10分の1程度となった。
在来技術による方法の第2の部類に比して本発明の方法は、一般に持上げマスト に頼る必要のある持上げを行った後に、汎用仮設支柱を使用することにより資材 に対する投資を適性化することができる。このことによっても資材は軽くなり、 その配置は容易になる。
本発明による方法は、次の添付図面によって説明する建物構築方法の非制限的な 実施例を検討することによりさらに良く理解することができる。
第1図はla図的鋼而面により、建物を本発明の方法を使用して建造する過程に おいて示すもので、その上部張出し構造物が水平部材上の最終屋根組みによって 形成され、かつ該部材の下方に持上げ装Bおよび柱の支持装置が固定され、前記 屋根組みは持上げ装置を備えたマストによって支持されている。右手分の図は下 の床にコンクリートを打込む詩に6ける床を示し、一方左半分の図は柱および物 上げ装置の配置と、該物−ヒげ装置をプレハブ床に掛止する状態を示す。
第2図は同じ建物を次の位相、すなわちプレハブ床をその最終位置に持上げる段 階において示した図。
第3図は特別の剛直構造物によって覆う過程を立面図によって示したもので、該 構造物には持上げ装置および柱の支持部材が固定されており、この構造物は同様 に物上げ装置を備えたマストによって支持されている。
第4図は本発明の変型方法を使用してw4真構逃により一時的に上方に張出した 建物を示すもので、この特殊の実施態様は前記構造物がクレーンによって移動せ しめられていることであり、該クレーンはその吊り上げフックだけが図示されて いる。
第5図は本発明による実M態様の別の例を示す立面図で、この例においては二つ の床をその下の水平面において次々に組立て、続いてこれらを対応する最終位置 に持上げるようになっている。
第6図は床の中に残された通路を塞ぐプラグ支持体と、前記床を支持するだめの 柱の頂部装置とを示す拡大断面図である。
第7図は柱の頂部を含み、かつ上方に位置する剛直構造物に連結された物上げ装 置の正面図である。
本発明による方法を理解するために前記図面を参照して次の非制限的な実施例を 説明する。
本方法によれば各床1.1a、lb−・・は前に組立てられた具下のまたは下方 に位置する水平面ia、1b、・・・の上で組立てられ、次いで前記床に連結さ れかつあらかじめこの床を横切って立てられた柱3により支持されている物上げ 装置2によって前記下方に位置する水平面から離れたその所定の位ηに引き上げ られる。この方法は新しく組立てた床をその所定の位置に引き上げる前に、#2 柱の少なくともあるものの上方部分が、床の組立ておよび引き上げ面の上方にピ ロされた剛直II構造物に固定されると言う特色を有している。
剛直構造物4はたとえば周囲マストの如き仮設支持体により、場合によっては一 定の担持8tl材、柱、壁等によっても担持することができる。前記剛直構造物 は物上げ装dを担持し、柱の頭部を抱持するようになすことができ、これによっ て作業は簡単になる。
剛直構造物に前記柱のMflJを連結することによって強さが得られ、かつig の安定性に対して必要な応力の全体および一部分を吸収することができる。なお 剛りm漬物からその支持体に伝達される水平応力に関してもこのような安定性が 全体的にまたは部分的に確保される。
本発明による方法の実施例を説明する前に、本方法と在来技術における方法との 本質的な違いについて注意して置く。すなわち本発明によれば、上部張出しII 4造物4持上げようとする床の垂直荷重を支持したり伝達したりするものではな く、この荷重は実際には柱によって引受けられ、かつ下部構造部材に直接伝達さ れる。
第1図は本発明の方法の第1実施例による新規な床の組立てと配置とのi初の二 つの位相を示すものである。
上方スラブ1aは下方床1bの上において組立てられた後持上げられ、かつ該ス ラブを持上げる時に使用された仮設柱3の頂部に固定されている支持体5の上に 載置される。次に周囲壁6が新規な床の組立てが始まる前に装架される。
スラブ1aをその所定の位置に安定せしめた後に、上部張出し剛直構造物4を、 前に使用した仮設柱または木柱3の高さに対応する距離だけ前記スラブから離れ た、第1図および第2図に示されたような位置に持上げる。
このようにして新規な床1を組立てる時に使用した作業面を釈放することができ る。
第1図の右半分には前もって組立てられかつ配置された床1aの上にコンクリー トの打込まれた床1が示されている。この床は他のすべての床と同様に普通の技 術にしたがって鉄筋コンクリートによって形成され、かつ残留部分7を有し、該 部分は床をその厚さの方向に対して横に延びかつ柱3を通し得るようになってい る。この通路7に近接した床の上表面に、前記スラブの中に埋設された1部分を 有する碇着装置8が置かれている。
左半分には仮設柱3が配置されている。この柱の下端は通路7によって6決めさ れ、かつ下方スラブ1aの上に肩かれ、一方その上方部分は上gll張出し剛直 構造物4に連結されており、該構造物は本例の場合は完成屋根の骨組によって構 成されている。図示の実施例によれば、前記骨組は普通の結構よりなり、かつこ の構造物の堅い水平部材、たとえばろく梁4aの上には締16WI9が固定され 、これによって一方においては柱3の上方部分を前述の堅い水平部月4aに連結 することができ、他方においては組立てようとする床1を引上げることができる 。
第7図は前記の如きコンパクトな集合体を示すもので、この集合体は上部張出し 構造物に容易にかつ堅く¥R看するための取付は部材10、柱の頭部に対する保 持装置、たとえばスリーブ11、物上げ装置、発動機または伝動装置を集合した ものであり、該伝動装置は図示の実施例においてはそれぞれ中間プーリー28お よびケーブル2bよりなっている。
ケーブル2bの端部にはフック2Cが取付けられ、組立てられた床の上面に出た 掛金8に掛止し得るようになっている。
物上げ装置2を作動すれば、前記組立てられた床1をその所定の位置に持上げる ことができ、護床は上昇運動を行う時に柱3のまわりを摺動する(第2図)。
所定の位置に持上げられた床は取外し可能柱3の上において静止上しめられ、該 柱の頂部に支持体5が設(プられているために、護床に十分な強さが生じかつこ の床を下方床1aに連結する周囲担持壁を建造するに要する時間の門前記法を支 持することができる。
支持体5を形成する方法は第6図に示されている。この実施例によれば支持体は 受入れクラウン12aを有し、該クランクは腕12bによって、柱3の頭部を囲 繞する取付はスリーブ12Cに連結され、このスリーブの上には、図示のように 直径的に相対するオリフィスを横切るビン12dによってそれぞれ前記スリーブ および頭部が固定される。
取外し可能仮設柱を使用することによって特に次のような利点が得られる。
一支持の問題を解決するために現在使用されている材nに比して軽い材料を使用 することができ、−柱の位置決めを、たとえば床の固さに応じ、または定位置に ある床の下における仕切または壁の形成を妨げないような方法で自由に行うこと ができる。
床の据付けが完了した時にはこの床の持上げに使用した柱3を取外し、かつ剛直 構造物4を再び持上げ、新規な床の組立てを行い得るようにする。
第1図、第2図、第3図および第5図に示された実施例によれば、剛直構造物4 は建物の周囲に立てられたマスト13によって担持され、かつ周知の掛止装置1 3bによって該マストに連結される。このマストは物上げ装置13aを有し、剛 直構造物4に確実な垂直運動を行わせるようになっている。
第3図に示された本発明の方法の実施例によれば、上部張出し剛直構造物4は裏 込めと称される作業を行うために特別に組立てられた構造物である。この41! 造物も建物の周囲に立てられたマスト13によって担持され、かつ掛止装ff1 3bによって該マストに連結され、このマストは同様に物上げ装2t13aを備 え、前記剛直構造物の垂直連動を確実に行わせるようになっている。
この図は下方に位置する床1aの上で組立てを行わんとする上方床1の持上げを 可能にする据付Cプ装胃を示す。
仮設柱3は剛直構造物の下方水平部材によって担持された継手部材またはスリー ブ11に固定され、該柱は周知の入れ子式装置を有し、その取付けおよび取外し を容易に行わせるようになっている。物上げ装置2は柱3の支持と直角をなすよ うに剛直構造物4に固定される。
床1aがその所定位置において安定した後、w4に構造物4は前記床から、使用 した仮設柱3の高さにほぼ対応する距離のところまで持上げられる。このように して床1aの上に、周知の適当な方法で新規な床1の組立てを行い得るような作 業面が解放される。
図示のVi置の安定性は部分的には上部張出し構造物の力がそのマスト13に伝 達され、かつ部分的にはスリーブ11が埋込みにより前記構造物に連結されてい ることによって確実に得られ、柱3の基部は埋込む必要はない。
最終位置に設置された床の中に残された凹欠品分または通路7はなるべくは円錐 台形を呈し、その大きな方の底部が^さの方に位置するようにされ、かつこの場 合支持部材は該通路の形に対応する円錐台形プラグによって形成される(第6図 )。このプラグは高さの方向に開いた円錐台形によって担持されるようになる特 色を有している。
仮設柱3の底部に適合する形を有し、かつプラグ14の大きな上表面の中央に位 置する凹所15はなるべくは該プラグの上方部分に設けられ、前記柱の足の不測 の横すべりを閉止するようになっている。
支持部材は同様に継手スリーブによって構成し、重ねられた二つの床の通路7を 横切り、下方の柱とそれに重ねられた柱とを堅く連結するようになすことができ る。
スラブ1を組立てた後、仮設柱3を前述のように立て、該柱が一方においては担 持プラグ14の凹所15の底部に置かれたその基部によって把持されかつ安定化 され、他方においてはその頂部、すなわちその中または上にスリーブを有する頂 部によって、前記剛直構造物4に固定されている物上げ装置および安定装置9と 一体化される。
組立てられた床の持上げ準備が終了した時、物上げ装置2を作動し、前記床を第 3図の点線によって示されるようなその所定装置に動かす。
本発明の方法の変型実施例は第4図に示されている。
この場合はj71i構造物4は、吊上げフック16だけが示されているクレーン によって移動せしめられる。前述の物上げ装置および安定装29を備えたこのm i#R造物は漬物に全体的にまたは部分的に、建物の前もって組立てられた完成 骨組の支持部06、すなわち壁または柱の上に置くことができる。
このような移動可能システムの利点は、たとえば壁によって空間を、スラブたと えば鉄筋コンクリートによって覆われたu至に分割するような作業を行う時に、 何回も占用し得ると言うことである。剛直構造物4を過大にすることなく、持上 げ荷重を区分しかつ分割するために仮設柱を使用することは、これら仮設柱が持 上げ後まだ若いコンクリートを支持するに不可欠な時間の大部分にわたって働く とさうことから考えて適切である。
第5図には第1図および第2図に示した本発明の方法の発展した実施例が示され ている。この場合は前に図示、説明した装Uが上下に位?する二つの組立てられ た床1゜1aを次々に持上げるために使用され、上部張出しjN直構造物4は組 立て作業を行う時と同じ位置に止まっている。このような実施例は下方の床1a が衛生設備空間の上に配設されるーl!!建での建物を建造する場合に有利であ る。この場合柱3の端部を埋設することによって部分的に得られるRflの安定 性は、持上げ作業の前にサンアンドレ十字または他の抗J!l設備を配置するこ とによって全うされる。
第5図には下方床1aを点線によって線図的に示されたその最終位置に動すため に、物上げ装置i12を2回目に作動する時に、最終位置にありかつ安定化され ている上方床1が示されている。
建物の完成柱を使用して本発明の方払を実施するためには、建物の全高さと等し い長さの柱を使用する方が有利である。柱II4造のこの特殊技術は、床の相次 ぐ作業が行われる時に柱に加わる荷重が、該柱の座屈を発生させる危険のある自 由長さに逆比例するようになっておれば本方法とは矛盾しないで実施することが できる。
特表平2−503582 (7) Fig 8 巳19夕 国際調査報告 PCT/FR88100243国際調査報告 FR&BOO243 S^   22502

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 床を持上げることによって建物を建造する方法にして、各床(1,1a, 1b)が前もって形成された真下のまたは下方に位置する水平面(1a,1b) の上で、全体的にまたは部分的に組立てられ、続いて物上げ装置(2,2a,2 b)により、前記下方に位置する水平面から離れたその最終位置に持上けられる ようになっており、前記物上げ装置が前記床に連結され、かつ該床を横切って前 もって立てられた柱(3)により支持されるようになっている方法において、組 立てられた新規な床(1)をその最終位置まで引上げる前に、少なくともある柱 (3)の上方部分を、床の組立ておよび持上げ面の上方に配設された剛直構造物 (4)に固定するようになっていることを特徴とする方法。 2. 前記柱(3)の少なくともあるものが組立てられた床(1)の最終担持部 材を構成するようになっていることを特徴とする請求項1記載の方法。 3. 物上げ装置(2)を支持する柱(3)の少なくともあるものが、前記組立 てられた床(1)が持上げられた後に、この床の仮設担持部材として使用され、 かつ該床が所要の強さを得るようになった時に取外されるようになっていること を特徴とする請求項1記載の方法。 4. 組立てられた床(1b,1a,1)の相次ぐ設置に応じて剛直構造物(4 )をさらに持上げるようになっていることを特徴とする請求項1記載の方法。 5.剛直構造物(4)を、柱または壁の如さ建物の最終担持部材(6)によって 支持するようになっていることを特徴とする請求項1から4までの何れか一つに 記載されている方法。 6. 剛直構造物4を、組立てられた床(1b,1a,1)の外部に配設され、 かつ後で取外せるマストの如き仮設担持部材(13)によって支持するようにな っていることを特徴とする請求項1から4までの何れか一つに記載されている方 法。 7.物上げ装置(2)を剛直構造物(4)の上に恒久的に固定し、かつ前記物上 げ装置を、容易に取外し得るように仮設柱(3)の頂部に固定するようになって いることを特徴とする請求項1から4までの何れか一つに記載されている方法。 8. 上部張出し剛直構造物(4)を構成するために、担持骨組みにして、建造 せんとする建物の頂部構造物、特にその屋根を構成する骨組みを使用することを 特徴とする請求項1から7までの何れか一つに記載されている方法。 9. 下方に位置する水平面(1b)の上で、重ねられた二つの床(1a,1) を次々に組立て、組立てられたこの二つの床が次に物上げ装置にして、定位置に ありかつ同じ位置で2回使用される物上げ装置により、その最終位置に次々に持 上げられるようになっていることを特徴とする請求項1から8までの何れか一つ に記載されている方法。 10.組立てられた床(1,1a,1b)の中に残された通路(7)の中に、前 記床がその最終位置に動かされる時に、該床が柱(3)に沿って摺動し得るよう に支持部材(14)が配置され、該支持部材が前記柱(3)の下端を受入れ、形 成すべき重ねられた床(1a,1…)の引上げを可能にするようになっているこ とを特徴とする請求項1から8までの何れか一つに記載されている方法。 11.請求項1から10までの何れか一つに記載されている方法によって床(1 b,1a,1…)を持上げることにより建物を建造する装置において、−剛直な 構造物(4)にして、建物の最終屋根の少なくとも担持骨組を含み、該骨組が地 面の上で組立てられた後に、地面に碇着されかつ(または)建造物の下方部分に 固く装着された引上げマスト(13)上の所要の高さに持上げられかつ安定する ように構築される剛直な構造物と、 −前記屋根の担持骨組(4a)に固定されまたは固定されるようになった持上げ および安定化のための密実な集合体(9)と、 −仮設柱(3)にして、たとえば普通の支持管によって形成され、その上端が前 記持上げおよび安定化のための密実な集合体(9)の一つに、取外し可能に連結 し得るように形成され、該持上げおよび安定化のための密実な集合体(9)自体 が前記仮の集合を可能にするように形成されかつ装置されている仮設柱よりなっ ていることを特徴とする装置。 12.持上げおよび安定化のための密集な各集合体(9)が、−剛直な担持構造 物(4)に対する固定部材(10)、一組立てられた床(1a,1…)を持上げ る柱(3)の上方部分を接続する部材、一および前記床を引上げる力の発生装置 (2)よりなっていることを特徴とする請求項12記載の装置。 13.重ねられた未完成の床(1a,1…)を持上げ得る柱(3)の下方部分を 受入れるようになった支持部材(14)を有し、該支持部材が組立てられた床( 1,1a,1b)の中に残された通路(7)の中に位置し、前2床がその最終位 置に動かされる時に前記柱(3)に沿って摺動し得るようになっていることを特 徴とする請求項11記載の装置。 14.前記支持部材(14)が組立てられた床(1,1a,1b)の高さの方に 開いた円錐台状の通路(7)の中に係合する固い円錐台状のブラグよりなり、該 円錐台状ブラグ(14)がその大きな上面に柱(3)の下端を受入れるに適した 凹所(15)を有していることを特徴とする請求項13記載の装置。
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