JP3761991B2 - リモートコントロール装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の扉の鍵を開錠するリモートコントロール装置に関するもので、詳細には車両トランク等に適した施錠装置の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より車両の扉(ドア)および車両トランクのロック、アンロックを遠隔操作により制御可能としたリモートコントロール装置が実用化されている。そこで、従来の車両トランクのリモートコントロール装置を図6を用いて説明する。
図6は従来の車両トランクのリモートコントロール装置を示すブロクック図である。
【0003】
車両のドアおよび車両トランク(以下トランクと言う)のリモートコントロール装置は、車両側に設置された車載装置60と、小型の携帯送信器(以下リモコンと言う)75により構成されている。
車載装置60はリモコン70より発信される識別信号を受信する受信機61と受信した信号を解読し、制御信号を出力する制御部(マイクロコンピュータ)62等により構成されている。
【0004】
リモコン70には、リモートコントロール装置を警戒中のモードと待機中のモードとに切り替えるモード切替信号を発信させる押釦スイッチ(ドアの開閉信号送信用の兼用)71とトランク63の開閉信号を発信させる押釦スイッチ72および送信部等により構成されている。
次に、リモートコントロール装置を説明する。
【0005】
トランクを開錠するには、先ずリモコン70の押釦スイッチ71を押し、警戒中から待機中への切り替え信号を発信する。リモコン70より発信されたモード切替信号が、車両側の受信機61により受信されれば、制御部62で受信された信号がモード切替信号と解読され、リモートコントロールシステムのモードが警戒中から待機中へ切り替えられる。この状態で、リモコン70の押釦スイッチ72を押し、トランク63の開錠信号を発信すれば、リモコン70より発信された開閉信号が、車両側の受信機61により受信されれば、制御部62で受信された信号が開閉信号と解読され、トランク63の開錠信号が出力されて、車両本体とトランク蓋との施錠が開錠される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のリモートコントロール装置では、トランク63の開錠のためには、押釦スイッチ71、72を順番に押さねばならず、特に荷物を持っている時や、降雨時には不便である。この不便さを解決する方法として1個の押釦スイッチの操作でトランク63を開錠する方法がある。しかし、この方法では、リモコン65の誤操作または不意の接触などにより発信される電波を車両側の受信機61が受信し、受信した信号により制御部62がトランク63の開錠信号を出力し開錠されることがある。この状態のままで気付かずに放置した場合には、トランク63内の物品の盗難やトランク63より車内へ侵入されるなどの問題が発生するおそれがある。
【0007】
そこで、本発明は上述の問題を解決するもので、リモコンを意識的に操作した時にのみ、トランク開閉装置が開錠し、また操作が簡単なリモートコントロール装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の目的を達成するもので、携帯送信と車載受信機からなり、該送信機から送信される信号を該受信により受信、解読し、車両の扉の鍵を錠するリモートコントロール装置において、第1の扉の鍵がロック中かアンロック中かに応じて、第2の扉の鍵の錠判断条件を切換える条件切換え手段を設けたことを特徴とするものである。
【0009】
また、前記解錠判断条件は、アンロック中のときは、操作部材への第1の操作により発信される第1種の信号を受信することであり、ロック中のときは、前記操作部材への前記第1の操作とは異なる第2の操作により発信される第2種の信号を受信することであることを特徴とする。
【0010】
また、前記第2の操作は、前記操作部材を所定期間以上にわたって操作するものであり、当該所定期間未満の操作を前記第2の操作としないことを特徴とする。
さらに、前記第2の操作は、前記操作部材を第1の期間以上、第2の期間未満にわたって操作するものであり、当該第1の期間未満の操作と当該第2の期間以上の操作を前記第2の操作としないことを特徴とする。
【0011】
【実施例】
本発明の第1実施例を図1、図2及び図3を用いて説明する。
図1は本発明の第1実施例の車両トランクのリモートコントロール装置の構成を示すブロック図である。
車両の扉(ドア)およびトランクのリモートコントロール装置は、携帯型リモコン20と車両側に設置された車載装置30により構成されている。
【0012】
21は車両のドアの開閉信号、およびトランクの開錠制御のモードを警戒中と待機中に切り換える切替信号を送信するために操作するモード切替スイッチである。22はトランクの開閉信号を送信するために操作する開錠スイッチである。つまり、モード切替スイッチ21を操作すると、モードが警戒中であれば待機中に変わり、またモードが待機中であれば警戒中に変わる。なお、モードが警戒中であればドアはロック(施錠)状態、モードが待機中であればドアはアンロック(開錠)状態となっている。すなわち、モードとドアのロック状態は、対応して変化する。
【0013】
24はEEPROM(Electrical Erasable Programmable ROM)で、リモートコントロール装置特有のコードが認識コードとして記憶されている。25はROM,RAM等からなるメモリで、処理内容を示したプログラムやデータが記憶されており、またプログラムの実行に伴って必要に応じてデータ等が一時的に記憶される。26はデータを送信する送信部で、送信するデータを変調し、アンテナより送信する。尚、データの送信は電波、赤外線等を用いて行うことが可能である。
【0014】
23は各種入出力処理(周辺装置の制御)、演算処理等の制御を行うマイクロコンピュータ(マイコン)で、例えばモード切替スイッチ21および開錠スイッチ22の操作状態を入力し、その操作状態に応じてEEPROM24、メモリ25から必要なデータを読み込み、そして送信部26に出力して送信部26からこれらデータを送信する制御等を行う。
【0015】
そして、これらモード切替スイッチ21、開閉スイッチ22、マイコン23、EEPROM24、メモリ25、送信部26によりリモコン20が構成される。31はリモコン20からの信号を受信する受信部で、受信信号を復調したデータを出力する。33はROM,RAM等からなるメモリで、処理内容を示したプログラムやデータが記憶されており、またプログラムの実行に伴って必要に応じてデータ等が一時的に記憶される。24はEEPROMで、リモートコントロール装置特有のコード(EEPROM24と同じデータ)が認識コードとして記憶されている。
【0016】
35はトランクの施錠装置を駆動するアクチュエータで、電磁プランジャ等により構成される。36はドアの施錠装置を駆動するアクチュエータで、電磁プランジャ等により構成される。
32は各種入出力処理(周辺装置の制御)、演算処理等の制御を行うマイクロコンピュータ(マイコン)で、例えば受信部31により受信したデータの解読(認識コードが一致しているかどうかの判断、制御の種類の判別等)を行い、その解読結果に応じてアクチュエータ35,36の制御を行う。
【0017】
そして、これら受信部31、メモリ33、EEPROM34、アクチュエータ35,36により車載装置30が構成される。
次に本発明の第1実施例に係るリモートコントロール装置の動作について説明する。
先ずリモコン20の動作について説明する。モード切替スイッチ21を操作するとリモコン20からは認識コードとモード切替およびドアの施錠状態の切替を指示するデータが、スイッチの操作中は繰り返し送信される。また、開錠スイッチ22を操作するとリモコン20からは認識コードとトランクの施錠状態の切替を指示するデータが、スイッチの操作1回について1回送信される(例えば、開閉スイッチ22の操作を止めた時点、つまり開閉スイッチ22が押ボタンの場合指を開閉スイッチ22から離した時点でデータが送信される)。
【0018】
次に車載装置30の動作について説明する。車載装置30では、リモコン20からの信号を受信すると、受信信号中の認識コードがEEPROM34に記憶された認識コードと比較して、一致するかどうか、つまり対応する正規の信号かどうか判断し、正規の信号であればどのような指示信号かを解読する。そして、モードの切替指示を示すモード切替信号であれば、モードの切替が行われる(待機中であれば警戒中に、警戒中であれば待機中となる)。また、トランクの開錠指示を示す開錠信号であれば、モードを検知し、モードが待機中の時にはトランクの施錠が開錠され、またモードが警戒中の時には開錠信号が所定時間範囲(3秒以上20秒以内)連続した時のみトランクの施錠が開錠される。尚、トランクにおいては、施錠が一旦開錠されると、トランクが半開き状態となるため、人が改めて閉めない限り再び施錠されることはない。
【0019】
次にリモコン20が上述の動作を実現するために、マイコン23が行う処理について説明する。図2はマイコン23の行う処理を示すフローチャートである。この処理はリモコン20の電源が入ると開始される(例えば電源スイッチの投入、あるいは電池の装着等により開始される)。
ステップS31では、モード切替スイッチ21が操作されたかどうか判断し、操作されていればステップS32へ移り、操作されていなければステップS33へ移る。ステップS32では、EEPROM24に記憶された識別コードとモード切替のデータを送信し、ステップS35に移る。ステップS33では開錠スイッチ22の状態がオンからオフになったかどうか判断し、オンからオフになっていればステップS34に移り、なっていなければステップS35に移る。
【0020】
ステップS34では、EEPROM24に記憶された識別コードとトランクの施錠の開錠を示すデータを送信し、ステップS35に移る。ステップS35では、0.5秒待機しステップS31に戻る。つまり、この処理により、開錠スイッチ22が操作されれば、トランクの開錠を指示する開錠信号が0.5秒間隔で連続して送信され、モード切替スイッチ21が操作されれば、モード切替を指示するモード切替信号がモード切替スイッチ21の操作の都度送信される。
【0021】
次に車載装置30が上述の動作を実現するために、マイコン32が行う処理について説明する。図3はマイコン32の行う処理を示すフローチャートである。この処理は、運転者が自動車から離れた時点、例えば自動車のイグニッションキーがキーシリンダから抜かれた状態で、ドアが施錠された時点から開始される。ステップS40では、モード切替信号を受信したかどうか判断し、モード切替信号を受信していればステップS41に移り、モード切替信号を受信していなければステップS50に移る。具体的には、受信した信号の認識データが正規の認識データであり、データがモード切替を示すデータである場合に、モード切替信号を受信したと判断される。
【0022】
ステップS41では、ドアが施錠状態かどうか判断され、施錠状態であればステップS42に移り、施錠状態でなければステップS44に移る。この判断は、ドアの施錠状態を記憶するメモリを設け、施錠状態を切り替える毎にこのメモリの記憶内容を書き換えるようにし、そしてこのメモリを監視することにより、あるいは施錠機構により動作するスイッチ等を設け、このスイッチの状態を監視することにより、行うことができる。
【0023】
ステップS42ではアクチュエータ36に開錠信号を送ってドアを開錠状態としてステップS43に移る。ステップS42ではリモートコントロール装置のモードを待機中としてステップS40に戻る。ステップS44ではアクチュエータ36に施錠信号を送ってドアを施錠状態としてステップS45に移る。ステップS45ではリモートコントロール装置のモードを警戒中としてステップS40に戻る。
【0024】
ステップS50では、トランクの開錠信号を受信したかどうか判断し、開錠信号を受信していればステップS51に移り、開錠信号を受信していなければステップS40に戻る。具体的には、受信した信号の認識データが正規の認識データであり、データがトランクの開錠を示すデータである場合に、トランクの開錠信号を受信したと判断される。ステップS51では、モードが警戒中かどうか判断し、警戒中であればステップS53に移り、警戒中でなければステップS52に移る。この判断は、モードを記憶するメモリを設け、モードを切り替える毎にこのメモリの記憶内容を書き換えるようにし、そしてこのメモリを監視することにより行うことができる。ステップS52では、アクチュエータ35にトランクの開錠を指示する信号を出力し、トランクを開錠してステップS40に戻る。
【0025】
ステップS53では時間を計測するタイマを起動し、ステップS54に移る。ステップS54では、トランクの開錠信号を受信したかどうか判断し、開錠信号を受信していればステップS54に戻り、開錠信号を受信していなければステップS55に移る。ステップS55では、タイマの計測時間が3秒以上かどうか判断し、3秒以上であればステップS57に移り、3秒未満であればステップS56に移る。ステップS57では、タイマの計測時間が20秒以上かどうか判断し、20秒以上であればステップS58に移り、20秒未満であればステップS56に移る。ステップS58ではトランクを開錠し、ステップS56に移る。ステップS56では、タイマをリセット(初期状態、計測時間0)して、ステップS40に戻る。
【0026】
以上のような処理により、モード切替信号が受信されれば、ドアの施錠状態が反転するとともにモードが待機中、警戒中で切り替わる。また、モードが待機中の場合には、トランクの開錠信号が受信されれば直ぐにトランクが開錠状態となり、逆にモードが警戒中の場合にはトランクの開錠信号が3秒以上20秒以下連続して受信されない限りトランクは開錠されない。
【0027】
従って、警戒中の場合には、意識的に操作しない限りはトランクの開錠条件は成立しないため、リモートコントロール装置の防犯性能は維持され、また警戒中にトランクを開錠したい場合には所定時間開錠スイッチ22を操作し続ければ開錠されるので、開錠の意識があれば比較的容易に、つまり単一の操作でトランクの開錠を実現できる。
【0028】
次に本発明の第2実施例に係るリモートコントロール装置の動作について説明する。尚、ハード構成については第1実施例(図1)と同様のため説明を省略する。
先ずリモコン20の動作について説明する。モード切替スイッチ21を操作するとリモコン20からは認識コードとモード切替およびドアの施錠状態の切替を指示するデータが、スイッチの操作1回について1回送信される(例えば、モード切替スイッチ21の操作を止めた時点、つまりモード切替スイッチ21が押ボタンの場合指をモード切替スイッチ21から離した時点でデータが送信される)。また、開錠スイッチ22を操作するとリモコン20からは認識コードとトランクの施錠状態の切替を指示するデータが、スイッチの操作1回について1回送信される(例えば、開閉スイッチ22の操作を止めた時点、つまり開閉スイッチ22が押ボタンの場合指を開閉スイッチ22から離した時点でデータが送信される)。
【0029】
次に車載装置30の動作について説明する。車載装置30では、リモコン20からの信号を受信すると、受信信号中の認識コードがEEPROM34に記憶された認識コードと比較して、一致するかどうか、つまり対応する正規の信号かどうか判断し、正規の信号であればどのような指示信号かを解読する。そして、モードの切替指示を示すモード切替信号であれば、モードの切替が行われる(待機中であれば警戒中に、警戒中であれば待機中となる)。また、トランクの開錠指示を示す開錠信号であれば、モードを検知し、モードが待機中の時にはトランクの施錠が開錠され、またモードが警戒中の時には開錠信号が所定時間以内(5秒以内)に所定回数以上受信された時のみトランクの施錠が開錠される。尚、トランクにおいては、施錠が一旦開錠されると、トランクが半開き状態となるため、人が改めて閉めない限り再び施錠されることはない。
【0030】
次にリモコン20が上述の動作を実現するために、マイコン23が行う処理について説明する。図4はマイコン23の行う処理を示すフローチャートである。この処理はリモコン20の電源が入ると開始される(例えば電源スイッチの投入、あるいは電池の装着等により開始される)。
ステップS61では、モード切替スイッチ21の状態がオンからオフになったかどうか判断し、オンからオフになっていればステップS62に移り、なっていなければステップS63に移る。ステップS62では、EEPROM24に記憶された識別コードとモード切替のデータを送信し、ステップS65に移る。ステップS63では開錠スイッチ22の状態がオンからオフになったかどうか判断し、オンからオフになっていればステップS64に移り、なっていなければステップS65に移る。
【0031】
ステップS64では、EEPROM24に記憶された識別コードとトランクの施錠の開錠を示すデータを送信し、ステップS65に移る。ステップS65では、0.5秒待機しステップS61に戻る。つまり、この処理により、操作したスイッチに応じた信号が、操作の都度送信される。
次に車載装置30が上述の動作を実現するために、マイコン32が行う処理について説明する。図3はマイコン32の行う処理を示すフローチャートである。この処理は、運転者が自動車から離れた時点、例えば自動車のイグニッションキーがキーシリンダから抜かれた状態で、ドアが施錠された時点から開始される。
【0032】
ステップS70では、モード切替信号を受信したかどうか判断し、モード切替信号を受信していればステップS71に移り、モード切替信号を受信していなければステップS80に移る。具体的には、受信した信号の認識データが正規の認識データであり、データがモード切替を示すデータである場合に、モード切替信号を受信したと判断される。
【0033】
ステップS71では、ドアが施錠状態かどうか判断され、施錠状態であればステップS72に移り、施錠状態でなければステップS74に移る。この判断は、ドアの施錠状態を記憶するメモリを設け、施錠状態を切り替える毎にこのメモリの記憶内容を書き換えるようにし、そしてこのメモリを監視することにより、あるいは施錠機構により動作するスイッチ等を設け、このスイッチの状態を監視することにより、行うことができる。
【0034】
ステップS72ではアクチュエータ36に開錠信号を送ってドアを開錠状態としてステップS73に移る。ステップS73ではリモートコントロール装置のモードを待機中としてステップS70に戻る。ステップS74ではアクチュエータ36に施錠信号を送ってドアを施錠状態としてステップS75に移る。ステップS75ではリモートコントロール装置のモードを警戒中としてステップS70に戻る。
【0035】
ステップS80では、トランクの開錠信号を受信したかどうか判断し、開錠信号を受信していればステップS81に移り、開錠信号を受信していなければステップS70に戻る。具体的には、受信した信号の認識データが正規の認識データであり、データがトランクの開錠を示すデータである場合に、トランクの開錠信号を受信したと判断される。ステップS81では、モードが警戒中かどうか判断し、警戒中であればステップS83に移り、警戒中でなければステップS82に移る。この判断は、モードを記憶するメモリを設け、モードを切り替える毎にこのメモリの記憶内容を書き換えるようにし、そしてこのメモリを監視することにより行うことができる。ステップS82では、アクチュエータ35にトランクの開錠を指示する信号を出力し、トランクを開錠してステップS70に戻る。
【0036】
ステップS83では時間を計測するタイマを起動し、ステップS84に移る。ステップS84ではトランクの開錠信号の受信回数を計数するカウンタの値n(以下カウンタ値nと称する)を0としステップS85に移る。ステップS85では、トランクの開錠信号を受信したかどうか判断し、開錠信号を受信していればステップS86に移り、開錠信号を受信していなければステップS89に移る。ステップS86ではカウンタ値nに1加算しステップS87に移る。ステップS87では、カウンタ値nの値が5を超えているかどうか判断し、5を超えていればステップS88に移り、超えていなければステップS89に移る。ステップS88ではトランクを開錠し、ステップS90に移る。ステップS89では、タイマの計測時間が5秒以上かどうか判断し、5秒以上であればステップS90に移り、5秒未満であればステップS85に移る。ステップS90では、タイマをリセット(初期状態、計測時間0)して、ステップS70に戻る。
【0037】
以上のような処理により、モード切替信号が受信されれば、ドアの施錠状態が反転するとともにモードが待機中、警戒中で切り替わる。また、モードが待機中の場合には、トランクの開錠信号が受信されれば直ぐにトランクが開錠状態となり、逆にモードが警戒中の場合には約5秒以内に7回以上開錠信号が受信されない限りトランクは開錠されない。
【0038】
従って、警戒中の場合には、意識的に操作しない限りはトランクの開錠条件は成立しないため、リモートコントロール装置の防犯性能は維持され、また警戒中にトランクを開錠したい場合には所定時間開錠スイッチ22を所定時間(約5秒)以内に、7回操作すれば開錠されるので、開錠の意識があれば比較的容易に、つまり単一の操作でトランクの開錠を実現できる。
【0039】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、警戒状況に応じて、鍵の開錠条件(条件成立の困難さ)を変えるようにしたため、操作性の向上と防犯性能の向上を両立することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の車両トランクのリモートコントロール装置の構成を示すブロクック図である。
【図2】第1実施例に係るマイコン23の行う処理を示すフローチャートである。
【図3】第1実施例に係るマイコン32の行う処理を示すフローチャートである。
【図4】第2実施例に係るマイコン23の行う処理を示すフローチャートである。
【図5】第2実施例に係るマイコン32の行う処理を示すフローチャートである。
【図6】従来の車両トランクのリモートコントロール装置を示すブロクック図である。
【符号の説明】
20・・・・・リモコン
21・・・・・モード切替スイッチ(WS1)
22・・・・・開錠スイッチ(WS2)
23、32・・マイコン
24、34・・EEPROM
25、33・・メモリ
26・・・・・送信部
30・・・・・車載装置
31・・・・・受信部
35・・・・・アクチュエータ(トランク施錠装置駆動用)
36・・・・・アクチュエータ(ドア施錠装置駆動用)

Claims (4)

  1. 携帯送信と車載受信機からなり、該送信機から送信される信号を該受信により受信、解読し、車両の扉の鍵を錠するリモートコントロール装置において、
    第1の扉の鍵がロック中かアンロック中かに応じて、第2の扉の鍵の錠判断条件を切換える条件切換え手段を設けたことを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 前記解錠判断条件は、
    アンロック中のときは、操作部材への第1の操作により発信される第1種の信号を受信することであり、
    ロック中のときは、前記操作部材への前記第1の操作とは異なる第2の操作により発信される第2種の信号を受信することである
    ことを特徴とする請求項1に記載のリモートコントロール装置。
  3. 前記第2の操作は、前記操作部材を所定期間以上にわたって操作するものであり、当該所定期間未満の操作を前記第2の操作としない
    ことを特徴とする請求項2に記載のリモートコントロール装置。
  4. 前記第2の操作は、前記操作部材を第1の期間以上、第2の期間未満にわたって操作するものであり、当該第1の期間未満の操作と当該第2の期間以上の操作を前記第2の操作としない
    ことを特徴とする請求項2に記載のリモートコントロール装置。
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