JP3761548B2 - Dc−dcコンバータ及び圧電振動子駆動回路 - Google Patents

Dc−dcコンバータ及び圧電振動子駆動回路 Download PDF

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本発明は、DC−DCコンバータ及び圧電振動子駆動回路に関するものである。
霧化器(加湿器、吸入器、噴霧器、燃焼器など)用振動子、超音波加工機用振動子などの圧電振動子を駆動する圧電振動子駆動回路においては、一般的にDC−DCコンバータが搭載されている(例えば、特許文献1を参照)。DC−DCコンバータは、電池等の電源から供給される入力電圧を昇圧し、その昇圧した電圧を後段の発振回路に供給して圧電振動子を振動させる。
図3を参照して、従来のDC−DCコンバータの一例を説明する。このDC−DCコンバータ100は、入力端子VINから入力された電源101の電圧を昇圧し、それを出力端子V0UTから出力して負荷に供給するものである。電源101としては例えば電池が使用され、負荷としては例えば上記の圧電振動子を振動する発振回路が挙げられる。
DC−DCコンバータ100においては、入力端子VINと出力端子V0UTの間には、電源101からの入力電圧をエネルギとして蓄積するインダクタL101、及び、整流素子としてのダイオードD101が直列に接続されている。入力端子VIN側には、平滑コンデンサC101が接続され、出力端子V0UT側には、出力コンデンサC102が接続されている。出力コンデンサC102に蓄積された電荷が、出力電圧として負荷に供給されることになる。
また、インダクタL101とダイオードD101との接続点には、スイッチング素子Q101が接続されている。スイッチング素子Q101はトランジスタであり、コレクタがインダクタL101とダイオードD101との間に接続され、エミッタはアース電位にされている。
インダクタL101の入力端子VIN側には、npn型トランジスタであるスイッチング素子Q102が接続されており、更にこれにpnp型トランジスタであるスイッチング素子Q103が直列されている。スイッチング素子Q102及びスイッチング素子Q103の接続点は、抵抗器R101を介してスイッチング素子Q101のベースに接続されている。抵抗器R101とスイッチング素子Q101のベースとの間には抵抗器R102の一端が接続され、抵抗器R102の他端はアース電位にされている。
出力端子V0UT側には、出力コンデンサC102と並列に抵抗器R103,R104が接続されており、抵抗器R103と抵抗器R104の接続点には制御回路110が接続されている。制御回路110は、抵抗器R103,R104で分圧された出力コンデンサC102の電圧値に基づいて、スイッチング素子Q102,Q103のオンオフを制御する。
次に、このような構成のDC−DCコンバータ100の動作を説明する。まず、制御回路110がスイッチング素子Q102をオンにしてスイッチング素子Q103をオフにすると、スイッチング素子Q101に駆動電力であるベース電流が入力されて、コレクタ電流が流れる。これにより、インダクタL101、スイッチング素子Q101の経路に電流が流れ、インダクタL101にエネルギが蓄積される。この際、出力コンデンサC102には、電荷は蓄積されない。
次いで、制御回路110がスイッチング素子Q103をオンにしてスイッチング素子Q102をオフにすると、スイッチング素子Q101のベース電流が遮断され、コレクタ電流も停止する。これにより、インダクタL101、ダイオードD101、出力コンデンサC102を流れる電流経路に切り換えられ、電源101の入力電圧に加えて、インダクタL101に蓄積されたエネルギが出力コンデンサC102に供給される。このため、電源101からの入力電圧を昇圧し、負荷に供給することができる。また、制御回路110は、スイッチング素子Q102,Q103のオンオフを調制御することで、出力コンデンサC102に蓄積される電荷量を略一定にする。
特許第3115618号
しかしながら、上記従来のDC−DCコンバータには、次のような問題があった。すなわち、スイッチング素子Q101の駆動電力であるベース電流は電源101から供給されているため、電源として電池等のように入力電圧が低いものを使用する場合は、スイッチング素子Q101を駆動するための電力が不足するという問題があった。スイッチング素子の駆動力が不足すると、昇圧が不充分になり、所望の出力電圧を得られないという事態が起こってしまう。
本発明の課題は、入力電圧が低い場合でもスイッチング素子に充分な駆動電力が供給されるDC−DCコンバータ及び圧電振動子駆動回路を提供することにある。
本発明のDC−DCコンバータは、入力電圧を昇圧して出力電圧を生成するDC−DCコンバータであって、インダクタと、負荷に供給される電荷を蓄積する出力コンデンサと、駆動電力の入力に伴って、入力電圧をインダクタにエネルギとして蓄積するモードと、インダクタに蓄積したエネルギを出力コンデンサに供給するモードとを切り換えるスイッチング素子と、DC−DCコンバータの出力電圧が目標電圧に安定化されるように昇圧を制御する第1の制御部と、負荷からDC−DCコンバータに流れる電流値が目標電流に安定化されるように昇圧を制御することで、DC−DCコンバータの出力電圧を目標電圧よりも低い電圧に調整する第2の制御部と、出力コンデンサからの駆動電力を所定の時比率でスイッチング素子へ供給するマルチバイブレータと、マルチバイブレータを制御し、駆動電力の供給をオンオフする第2のスイッチング素子と、マルチバイブレータの電源端子に出力コンデンサに蓄積された電荷を供給すると共に、定電圧制御を行う制御部と、を備え、第1の制御部は、第2のスイッチング素子と、出力コンデンサと並列に接続されたツェナーダイオードとを含み、第2のスイッチング素子は、ツェナーダイオードに流れる逆方向電流が入力された場合に、マルチバイブレータを制御してスイッチング素子への駆動電力の供給をオフにし、第2の制御部は、第2のスイッチング素子と、負荷からの電流が流れる抵抗器とを含み、第2のスイッチング素子は、抵抗器における電圧降下が所定値以上のときに、マルチバイブレータを制御してスイッチング素子への駆動電力の供給をオフにし、制御部は、互いに直列に接続されると共に出力コンデンサと並列に接続された抵抗器及びツェナーダイオードと、トランジスタと、一端がアース電位とされたコンデンサとを含み、トランジスタは、ベースが出力コンデンサと並列に接続された抵抗器とツェナーダイオードとの接続点に接続され、コレクタが出力コンデンサに接続され、エミッタが電源端子及びコンデンサの他端に接続されており、出力コンデンサからスイッチング素子に、駆動電力を供給することを特徴とする。
本発明に係るDC−DCコンバータでは、出力コンデンサからスイッチング素子に駆動電力が供給されるようになっている。出力コンデンサには、入力電圧による電荷に加えて、インダクタに蓄積されたエネルギが供給されるため、入力電圧が小さい場合であってもスイッチング素子に充分な駆動電力を供給することができる。尚、駆動電力とは、スイッチング素子が例えばトランジスタの場合はベース電流であり、FETの場合はゲート電圧である。
また、上記のDC−DCコンバータは、DC−DCコンバータの出力電圧が目標電圧に安定化されるように昇圧を制御する第1の制御部と、負荷からDC−DCコンバータに流れる電流値が目標電流に安定化されるように昇圧を制御することで、DC−DCコンバータの出力電圧を目標電圧よりも低い電圧に調整する第2の制御部とを備える。
この制御回路では、第1の制御部により定電圧制御が実行され、第2の制御部により定電流制御が実行される。これにより、負荷に供給する電圧を安定化させることができる。また、第2の制御部による定電流制御では、DC−DCコンバータの出力電圧を上記目標電圧よりも低い電圧に調整するため、定電圧制御で目標電圧に安定化させた後に、定電流制御によりそれよりも低い電圧値に安定化させるという制御を実行することができる。
また、上記のDC−DCコンバータは、更に、出力コンデンサからの駆動電力を所定の時比率でスイッチング素子へ供給するマルチバイブレータと、マルチバイブレータを制御し、駆動電力の供給をオンオフする第2のスイッチング素子と、を備え、第1の制御部は、第2のスイッチング素子と、出力コンデンサと並列に接続されたツェナーダイオードとを含み、第2のスイッチング素子は、ツェナーダイオードに流れる逆方向電流が入力された場合に、マルチバイブレータを制御してスイッチング素子への駆動電力の供給をオフにし、第2の制御部は、第2のスイッチング素子と、負荷からの電流が流れる抵抗器とを含み、第2のスイッチング素子は、抵抗器における電圧降下が所定値以上のときに、マルチバイブレータを制御してスイッチング素子への駆動電力の供給をオフにする。
このように、ツェナーダイオード及び抵抗器を利用することで、定電圧制御及び定電流制御を容易且つ簡易な構成で実現することができる。
また、上記のDC−DCコンバータは、更に、マルチバイブレータの電源端子に出力コンデンサに蓄積された電荷を供給すると共に定電圧制御を行う制御部を備え、制御部は、互いに直列に接続されると共に出力コンデンサと並列に接続された抵抗器及びツェナーダイオードと、トランジスタと、一端がアース電位とされたコンデンサとを含み、トランジスタは、ベースが出力コンデンサと並列に接続された抵抗器とツェナーダイオードとの接続点に接続され、コレクタが出力コンデンサに接続され、エミッタが電源端子及びコンデンサの他端に接続されている。
これにより、マルチバイブレータの電源端子に供給される電圧が所定値を超えないように制御され、マルチバイブレータの故障を防止することができる。
本発明の圧電振動子駆動回路は、入力電圧を昇圧して出力電圧を生成するDC−DCコンバータと、DC−DCコンバータの出力電圧によって圧電振動子を駆動する発振回路とを備える圧電振動子駆動回路であって、DC−DCコンバータは、インダクタと、負荷に供給される電荷を蓄積する出力コンデンサと、駆動電力の入力に伴って、入力電圧をインダクタにエネルギとして蓄積するモードと、インダクタに蓄積したエネルギを出力コンデンサに供給するモードとを切り換えるスイッチング素子と、DC−DCコンバータの出力電圧が目標電圧に安定化されるように昇圧を制御する第1の制御部と、負荷からDC−DCコンバータに流れる電流値が目標電流に安定化されるように昇圧を制御することで、DC−DCコンバータの出力電圧を目標電圧よりも低い電圧に調整する第2の制御部と、出力コンデンサからの駆動電力を所定の時比率でスイッチング素子へ供給するマルチバイブレータと、マルチバイブレータを制御し、駆動電力の供給をオンオフする第2のスイッチング素子と、マルチバイブレータの電源端子に出力コンデンサに蓄積された電荷を供給すると共に、定電圧制御を行う制御部と、を備え、第1の制御部は、第2のスイッチング素子と、出力コンデンサと並列に接続されたツェナーダイオードとを含み、第2のスイッチング素子は、ツェナーダイオードに流れる逆方向電流が入力された場合に、マルチバイブレータを制御してスイッチング素子への駆動電力の供給をオフにし、第2の制御部は、第2のスイッチング素子と、負荷からの電流が流れる抵抗器とを含み、第2のスイッチング素子は、抵抗器における電圧降下が所定値以上のときに、マルチバイブレータを制御してスイッチング素子への駆動電力の供給をオフにし、制御部は、互いに直列に接続されると共に出力コンデンサと並列に接続された抵抗器及びツェナーダイオードと、トランジスタと、一端がアース電位とされたコンデンサとを含み、トランジスタは、ベースが出力コンデンサと並列に接続された抵抗器とツェナーダイオードとの接続点に接続され、コレクタが出力コンデンサに接続され、エミッタが電源端子及びコンデンサの他端に接続されており、出力コンデンサからスイッチング素子に、駆動電力を供給することを特徴とする。
本発明に係る圧電振動子駆動回路では、DC−DCコンバータの出力コンデンサからスイッチング素子に駆動電力が供給されるようになっている。出力コンデンサには、入力電圧による電荷に加えて、インダクタに蓄積されたエネルギが供給されるため、入力電圧が小さい場合であってもスイッチング素子に充分な駆動電力を供給することができる。
本発明に係るDC−DCコンバータ及び圧電振動子駆動回路によれば、入力電圧が低い場合でもスイッチング素子に充分な駆動力を供給することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るDC−DCコンバータの好適な実施形態について詳細に説明する。尚、同一要素には同一符号を用いるものとし、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態のDC−DCコンバータを示す回路図である。DC−DCコンバータ10は、入力端子VINから入力された電源11の電圧を昇圧し、それを出力端子V0UTから出力して負荷に供給するものである。電源11としては例えば電池が使用され、負荷としては例えば圧電振動子を振動する発振回路等が挙げられる。
DC−DCコンバータ10においては、入力端子VINと出力端子V0UTの間には、電源11からの入力電圧をエネルギとして蓄積するインダクタL1、及び、整流素子としてのダイオードD1が直列に接続されている。
入力端子VIN側には、平滑コンデンサC1が接続され、出力端子V0UT側には、出力コンデンサC2がインダクタL1及びダイオードD1と直列に接続されている。出力コンデンサC2に蓄積された電荷が、出力電圧として負荷に供給されることになる。
また、インダクタL1とダイオードD1との接続点には、スイッチング素子Q1が接続されている。スイッチング素子Q1はトランジスタであり、コレクタがインダクタL1とダイオードD1との間に接続され、エミッタはアース電位にされている。
ダイオードD1のカソード側には、スイッチング素子としてnpn型のトランジスタQ2が接続されており、更にこれにスイッチング素子としてpnp型のトランジスタQ3が直列接続されている。トランジスタQ2及びトランジスタQ3の接続点は、抵抗器R1を介してスイッチング素子Q1のベースに接続されている。つまり、スイッチング素子Q1のベースは、抵抗器R1及びトランジスタQ2を介して、出力コンデンサC2に接続されている。また、抵抗器R1とスイッチング素子Q1のベースとの間には抵抗器R2の一端が接続され、抵抗器R2の他端はアース電位にされている。
出力コンデンサC2の出力端子V0UT側には、出力コンデンサC2と並列に抵抗器R3,R4が接続されており、抵抗器R3と抵抗器R4の接続点には制御回路12が接続されている。制御回路12は、出力電圧に応じた値、より詳しくは、出力コンデンサC2の電圧値を抵抗器R3,R4の抵抗値に応じて分圧した値に基づいて、トランジスタQ2,Q3のオンオフのタイミングを制御する。
次に、このような構成のDC−DCコンバータ10の動作を説明する。まず、制御回路12がトランジスタQ2をオンにする一方、トランジスタQ3をオフにすると、スイッチング素子Q1に駆動電力であるベース電流が供給され、インダクタL1、スイッチング素子Q1の経路に電流が流れる。この際、電源11からの入力電圧がインダクタL1にエネルギとして蓄積される。また、上記のスイッチング素子Q1のベース電流は、出力コンデンサC2からトランジスタQ2を介して供給されるようになっている。
次いで、制御回路12がトランジスタQ2をオフにする一方、トランジスタQ3をオンにすると、スイッチング素子Q1のベース電流は遮断され、インダクタL1、ダイオードD1、出力コンデンサC2の経路を電流が流れる。この際、出力コンデンサC2には、電源11からの入力電圧に加えて、インダクタL1に蓄積されたエネルギが供給されるため、DC−DCコンバータ10は、結果として入力電圧を昇圧することができる。尚、上記のようにスイッチング素子Q1は、駆動電力であるベース電流の入力に伴って、入力電圧をインダクタL1にエネルギとして蓄積するモードと、この蓄積したエネルギを出力コンデンサC2に供給するモードとを切り換える役割を果たしている。
本実施形態のDC−DCコンバータによれば、次のような効果が得られる。すなわち、DC−DCコンバータ10は上記のように昇圧型であるため、出力コンデンサC2には、電源11からの入力電圧による電荷に加えて、インダクタL1に蓄積されたエネルギが供給される。そして、このような出力コンデンサC2からスイッチング素子Q1に駆動電力が供給されるため、入力電圧が小さい場合であっても、スイッチング素子Q1に充分な駆動電力を供給することができる。これにより、DC−DCコンバータ10は、適切な出力電圧を生成することができる。
次に、図2を参照して、本発明に係る圧電振動子駆動回路の一実施形態を説明する。
本実施形態の圧電振動子駆動回路40は、例えば霧化器等に搭載されるものであり、入力電圧を昇圧して出力電圧を生成するDC−DCコンバータ20と、この出力電圧によって圧電振動子TDを駆動する発振回路30とを備えている。
まず、DC−DCコンバータ20について説明する。DC−DCコンバータ20は、入力端子VINから入力された電源11の電圧を昇圧し、それを出力端子V0UTから出力して負荷に供給するものである。電源11としては例えば電池が使用される。
DC−DCコンバータ20においては、入力端子VINと出力端子V0UTの間には、電源11からの入力電圧をエネルギとして蓄積するインダクタL11、及び、整流素子としてのダイオードD12が直列に接続されている。
入力端子VIN側には、平滑コンデンサC11が接続され、出力端子V0UT側には、出力コンデンサC14がインダクタL11及びダイオードD12と直列に接続されている。出力コンデンサC14に蓄積された電荷が、出力電圧として負荷である発振回路30に供給されることになる。
また、DC−DCコンバータ20は、スイッチング素子Q11、マルチバイブレータ25、定電圧制御を行う第1の制御部26、定電流制御を行う第2の制御部27、マルチバイブレータ25の電源端子VDDに電圧を印加するための制御部28を備えている。
スイッチング素子Q11は、入力電圧をインダクタL11にエネルギとして蓄積するモードと、そのエネルギを出力コンデンサC14に供給するモードとを切り換えるものである。このモードの切り換えを繰り返すことで、入力電圧が昇圧される。本実施形態では、スイッチング素子Q11としてFETを利用している。スイッチング素子Q11のドレイン側がインダクタL11とダイオードD12との接続点に接続され、ソース側がアース電位にされている。
スイッチング素子Q11のゲートには、適宜の時比率でスイッチング素子Q11の駆動電力を供給するマルチバイブレータ25が接続されている。スイッチング素子Q11は、駆動電力がゲートに入力されることで、電源11からの入力電圧をスイッチングする。
マルチバイブレータ25は、4個のNAND回路N1〜N4を有している。各NAND回路は、二つの入力端子と一つの出力端子を有している。NAND回路N1とNAND回路N2は、並列に接続されている。NAND回路N3の出力端子は、NAND回路N1,N2の二つの入力端子に短絡されている。NAND回路N3の第1の入力端子は、トランジスタQ12(第2のスイッチング素子)のコレクタに短絡されており、NAND回路N3の第2の入力端子は、NAND回路N4の出力端子に短絡されている。NAND回路N1,N2の入力端子とNAND回路N3の出力端子との間には、コンデンサC12の一端が接続されている。NAND回路N3の第2入力端子とNAND回路N4の出力端子との間には、抵抗器R12およびダイオードD13の一端が接続されている。NAND回路N4の二つの入力端子には、抵抗器R14の一端が接続されている。抵抗器R12とダイオードD13は、互いに並列に接続されている。ダイオードD13には抵抗器R13が直列に接続されている。ダイオードD13および抵抗器R13は、時比率設定回路を構成している。NAND回路N3の出力信号は、この時比率設定回路によって決定される時比率を有する。この結果、NAND回路N1,N2の出力信号、すなわちマルチバイブレータ25によって生成されるパルス電圧信号も同じ時比率を有することになる。
また、マルチバイブレータ25には、端子VDDと接続された電源用端子25aが設けられている。端子VDD及び電源用端子25aを通じて供給された電圧が、スイッチング素子Q11に駆動電力(ゲート電圧)として入力される。
上記のトランジスタQ12(第2のスイッチング素子)は、マルチバイブレータ25を制御し、スイッチング素子Q11への駆動電力の供給をオンオフするものである。トランジスタQ12のエミッタは、アース電位にされている。
第1の制御部26は、上記のように定電圧制御を行うものである。第1の制御部26は、出力コンデンサC14と並列に接続されたツェナーダイオードZD11、ツェナーダイオードZD11のアノード側に接続された抵抗器R16、及び、ツェナーダイオードZD11と抵抗器R16との接続点にベースが接続された上記トランジスタQ12を含んでいる。定電圧制御の動作については後述する。
第2の制御部27は、抵抗器R15、抵抗器R16、及びトランジスタQ12を含んでいる。抵抗器R15の一端は、DC−DCコンバータ10の出力端子に接続され、負荷である発振回路30からの電流が流れ込むようになっている。抵抗器R15の他端は、アース電位にされている。尚、トランジスタQ12のベースには、コンデンサC13の一端が接続されており、該コンデンサC13の他端はアース電位にされている。定電流制御の動作については後述する。
制御部28は、端子VDDに出力コンデンサC14に蓄積された電荷を供給するものである。また、この制御部28は、端子VDDに過度の電圧が印加されないようにするために、定電圧制御も行う。制御部28は、抵抗器R17、ツェナーダイオードZD12、トランジスタQ13、コンデンサC15を備えている。抵抗器R17とツェナーダイオードZD12は互いに直列に接続され、出力コンデンサC14と並列になっている。トランジスタQ13は、ベースが抵抗器R17とツェナーダイオードZD12の接続点に接続され、コレクタが出力コンデンサC14に接続され、エミッタが端子VDD及びコンデンサC15に接続されている。
また、入力端子VINと端子VDDとの間には、ダイオードD11が接続されている。ダイオードD11のアノードは入力端子VINに接続され、カソードは後述する端子VDDに接続されている。また、ダイオードD11のアノードは、抵抗器R11を介してNAND回路N3の第1の入力端子にも接続されている。
以上がDC−DCコンバータ20の構成である。次に、発振回路30の構成を説明する。
発振回路30は、インダクタL12、トランジスタQ14、帰還同調用トランスTR11、ダイオードD14、ダイオードD15、抵抗器R18、及びコンデンサC17を有している。
インダクタL12は、圧電振動子TDに直列に接続されている。また、インダクタL12は、トランジスタQ14のコレクタにも接続されている。トランジスタQ14のエミッタは、トランスTR11の1次側インダクタに接続されている。また、該エミッタはダイオードD15を介してトランジスタQ14のベースに接続されている。ダイオードD15は、トランジスタQ14を保護するための素子である。トランスTR11の2次側インダクタの一端は、トランジスタQ14のベース及び抵抗器R18に接続されている。トランスTR11の2次側インダクタの他端は、コンデンサC17を介して接地されている。ダイオードD14は、圧電振動子TDに並列に接続されている。ダイオードD14は、圧電振動子TDを保護するための素子である。
インダクタL12と圧電振動子TDは第1の同調回路を構成し、トランスTR11の2次側インダクタとコンデンサC17は第2の同調回路を構成する。DC−DCコンバータ20の出力電圧が発振回路30に印加されると、第2同調回路の共振周波数で振動する交流電圧が圧電振動子TDに印加される。この結果、圧電振動子TDは、第2の同調回路の共振周波数と等しい周波数で振動する。
以上が本実施形態の圧電振動子駆動回路40の構成である。次に、圧電振動子駆動回路40の動作を説明する。
まず、DC−DCコンバータ10によって電源11からの入力電圧を昇圧する過程を説明する。端子VDD及び電源用端子25aを通じてマルチバイブレータ25に電圧が印加されている間は、NAND回路N1〜N4が作動し、スイッチング素子Q11に駆動電力としてのゲート電圧を印加できる状態になる。電源用端子25aに印加される電圧に応じた値が、スイッチング素子Q11のゲート電圧の値となる。
また、第1の制御部26及び第2の制御部27が作動していない状態では、トランジスタQ12にはゲート電圧が印加されておらず、マルチバイブレータ25におけるNAND回路N3の第1の入力端子には、抵抗器R11を通じてハイレベルの信号が入力される。そして、時比率設定回路(ダイオードD13及び抵抗器R13)によってNAND回路N3の第2の入力端子にハイレベルの信号が入力される場合は、NAND回路N3の出力はローレベルの信号になる。このローレベルの信号がNAND回路N1,N2の第1の入力端子及び第2の入力端子それぞれに入力されると、各NAND回路N1,N2からの出力信号はハイレベルの信号になり、スイッチング素子Q11に駆動電力であるゲート電圧が印加される。これにより、インダクタL11、スイッチング素子Q11の経路に電流が流れる。この際、電源11からの入力電圧がインダクタL11にエネルギとして蓄積される。
一方、時比率設定回路(ダイオードD13及び抵抗器R13)によってNAND回路N3の第2の入力端子にローレベルの信号が入力されている場合は、NAND回路N3の出力はハイレベルになり、NAND回路N1,N2の出力はローレベルになる。このため、スイッチング素子Q11のゲート電圧は遮断され、インダクタL11、ダイオードD12、出力コンデンサC14の経路を電流が流れる。この際、出力コンデンサC14には、電源11からの入力電圧に加えて、インダクタL11に蓄積されたエネルギが供給される。
そして、時比率設定回路により定められる所定の時比率で上記のようなスイッチング素子Q11のオンオフ動作を繰り返すことにより、DC−DCコンバータ20は徐々に入力電圧を昇圧することができる。出力コンデンサC14の両端の電圧値が出力電圧となり、これが発振回路30に入力される。尚、上記のようにスイッチング素子Q11は、駆動電力であるゲート電圧の入力に伴って、入力電圧をインダクタL11にエネルギとして蓄積するモードと、この蓄積したエネルギを出力コンデンサC14に供給するモードとを切り換える役割を果たしている。
次に、制御部28による定電圧制御について説明する。マルチバイブレータ25の端子VDDには出力コンデンサC14の電圧が印加されるが、この定電圧制御により、マルチバイブレータ25に過度の電圧が印加されるのを防止することができる。出力コンデンサC14に印加されると電圧が向上し、ツェナーダイオードZD12に印加される電圧がツェナー電圧に達すると、逆方向電流が流れ出す。ツェナー電圧は一定であるため、出力コンデンサC15及びトランジスタQ13のベース−エミッタ間の電圧値も一定に保持される。これにより、トランジスタQ13を通じて端子VDDに供給される電圧は所定値を超えないように制御され、マルチバイブレータ25の故障を防止することができる。
尚、上記ダイオードD11は、昇圧動作の初期段階においてもマルチバイブレータ25をスムーズに動作させるための素子である。昇圧開始時は出力コンデンサC14に蓄積された電荷量が少ないため、インダクタL11、ダイオードD12、トランジスタQ13を流れる電流が端子VDDに供給される。ところが、この経路では、複数の素子が介在するため電圧降下が大きくなり、端子VDDに供給される電圧値が小さくなってしまう。このため、本実施形態のようにダイオードD11を通じて端子VDDに供給することで電圧降下が抑えられ、出力コンデンサC14の電荷量が少ない場合でもマルチバイブレータ25に作動電圧を印加することができる。
次に、第1の制御部26による定電圧制御について説明する。上記のようにスイッチング素子Q11のオンオフを繰り返すことで入力電圧が昇圧されるが、第1の制御部26は、定電圧制御によって出力電圧が目標電圧に安定化されるようにその昇圧動作を制御する。出力コンデンサC14の電圧が向上し、これと並列接続されたツェナーダイオードZD11に印加される電圧がツェナー電圧に達すると、ツェナーダイオードZD11に逆方向電流が流れ、トランジスタQ12にベース電流が供給される。すると、抵抗器R11を経由してNAND回路N3の第1の入力端子に流入していた電流は、トランジスタQ12(第2のスイッチング素子)に流れ込み、NAND回路N3の第1の入力端子には、ローレベルの信号が入力されることになる。これにより、NAND回路N1,N2の出力はローレベルになり、マルチバイブレータ25の出力が停止する。このようにマルチバイブレータ25が停止している間は、スイッチング素子Q11への駆動電力の供給が停止されるため、入力電圧の昇圧も行われない。この結果、DC−DCコンバータ20の出力電圧を目標電圧に安定化させることができる。
そして、DC−DCコンバータ20の出力電圧が発振回路30に印加されると、第2同調回路(トランスTR11の2次側インダクタ及びコンデンサC17)の共振周波数で振動する交流電圧が圧電振動子TDに印加される。この結果、圧電振動子TDは、第2の同調回路の共振周波数と等しい周波数で振動する。
尚、発振回路30が作動すると、出力コンデンサC14に蓄積されていた電荷が減少するため、ツェナーダイオードZD11に流れる逆方向電流が停止し、マルチバイルレータ25が作動し始める。ところが、発振回路30からDC−DCコンバータ20側に所定量以上の電流が流れ込むことにより、第2の制御部27の定電流制御が行われ、DC−DCコンバータ20の出力電圧は上記定電圧制御における目標値よりも低い電圧に調整される。
ここで、第2の制御部27による定電流制御について説明する。発振回路30からDC−DCコンバータ20に供給される電流は、抵抗器R15を流れる。そして、この電流量が多くなって抵抗器R15における電圧降下が所定値以上になると、トランジスタQ12(第2のスイッチング素子)は、マルチバイブレータ25を制御してスイッチング素子Q11へのゲート電圧(駆動電力)の供給をオフにする。より詳しくは、DC−DCコンバータ20に流れる電流値が目標電流になって抵抗器R15における電圧降下が所定値に達すると、トランジスタQ12のゲートにハイレベルの信号が入力される。これにより、マルチバイブレータ25におけるNAND回路N3の第1の入力端子にはローレベルの信号が入力され、NAND回路N1,N2の出力はローレベルの信号になる。一旦この定電流制御が開始された後は、スイッチング素子Q11におけるスイッチング動作を実施しつつも、抵抗器R15を流れる電流が目標電流値になるようにトランジスタQ12によって適宜スイッチング素子Q11の動作を停止させることにより、DC−DCコンバータ20の出力電圧を略一定に保持することができる。これにより、発振回路30に安定した電力供給を行える。尚、定電圧制御における目標電圧は例えば20Vとされ、この定電流制御によって出力電圧は例えば7Vとされる。
本実施形態のDC−DCコンバータ20及び圧電振動子駆動回路40によれば、次のような効果が得られる。上記のように、本実施形態では、出力コンデンサC14からスイッチング素子Q11に駆動電力(ゲート電圧)が供給されるようになっている。DC−DCコンバータ20は昇圧型であるため、出力コンデンサC14には、入力電圧による電荷に加えて、インダクタL11に蓄積されたエネルギが供給される。このため、電源11による入力電圧が小さい場合であっても、スイッチング素子Q11に充分な駆動電力を供給することができる。これにより、DC−DCコンバータ20は適切な昇圧動作を実施することができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、スイッチング素子は、如何なる素子で構成してもよい。具体例を挙げると、図2で示したスイッチング素子Q11は、FETに代えてトランジスタにしてもよいし、第2のスイッチング素子であるトランジスタQ12をFETにしてもよい。
本発明に係るDC−DCコンバータの一実施形態を示す回路図である。 本発明に係る圧電振動子駆動回路の一実施形態を示す回路図である。 従来のDC−DCコンバータを示す回路図である。
符号の説明
10,20…DC−DCコンバータ、11…電源、12…制御回路、25…マルチバイブレータ、25a…電源用端子(マルチバイブレータ)、26…第1の制御部、ZD11…ツェナーダイオード(第1の制御部)、27…第2の制御部、R15…抵抗器(第2の制御部)、28…制御部、30…発振回路、40…圧電振動子動回路、C2,C14…出力コンデンサ、Q1,Q11…スイッチング素子、Q12…トランジスタ(第2のスイッチング素子)、TD…圧電振動子、TR11…帰還同調用トランス、VDD…電源端子、VIN…入力端子、VOUT…出力端子。

Claims (2)

  1. 入力電圧を昇圧して出力電圧を生成するDC−DCコンバータであって、
    インダクタと、
    負荷に供給される電荷を蓄積する出力コンデンサと、
    駆動電力の入力に伴って、前記入力電圧を前記インダクタにエネルギとして蓄積するモードと、前記インダクタに蓄積したエネルギを前記出力コンデンサに供給するモードとを切り換えるスイッチング素子と、
    前記DC−DCコンバータの前記出力電圧が目標電圧に安定化されるように前記昇圧を制御する第1の制御部と、
    前記負荷から前記DC−DCコンバータに流れる電流値が目標電流に安定化されるように前記昇圧を制御することで、前記DC−DCコンバータの前記出力電圧を前記目標電圧よりも低い電圧に調整する第2の制御部と、
    前記出力コンデンサからの前記駆動電力を所定の時比率で前記スイッチング素子へ供給するマルチバイブレータと、
    前記マルチバイブレータを制御し、前記駆動電力の供給をオンオフする第2のスイッチング素子と、
    前記マルチバイブレータの電源端子に前記出力コンデンサに蓄積された電荷を供給すると共に、定電圧制御を行う制御部と、を備え、
    前記第1の制御部は、前記第2のスイッチング素子と、前記出力コンデンサと並列に接続されたツェナーダイオードとを含み、前記第2のスイッチング素子は、前記ツェナーダイオードに流れる逆方向電流が入力された場合に、前記マルチバイブレータを制御して前記スイッチング素子への前記駆動電力の供給をオフにし、
    前記第2の制御部は、前記第2のスイッチング素子と、前記負荷からの電流が流れる抵抗器とを含み、前記第2のスイッチング素子は、前記抵抗器における電圧降下が所定値以上のときに、前記マルチバイブレータを制御して前記スイッチング素子への前記駆動電力の供給をオフにし、
    前記制御部は、互いに直列に接続されると共に前記出力コンデンサと並列に接続された抵抗器及びツェナーダイオードと、トランジスタと、一端がアース電位とされたコンデンサとを含み、前記トランジスタは、ベースが前記出力コンデンサと並列に接続された前記抵抗器と前記ツェナーダイオードとの接続点に接続され、コレクタが前記出力コンデンサに接続され、エミッタが前記電源端子及び前記コンデンサの他端に接続されており、
    前記出力コンデンサから前記スイッチング素子に、前記駆動電力を供給することを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 入力電圧を昇圧して出力電圧を生成するDC−DCコンバータと、
    前記DC−DCコンバータの出力電圧によって前記圧電振動子を駆動する発振回路とを備える圧電振動子駆動回路であって、
    前記DC−DCコンバータは、
    インダクタと、
    負荷に供給される電荷を蓄積する出力コンデンサと、
    駆動電力の入力に伴って、前記入力電圧を前記インダクタにエネルギとして蓄積するモードと、前記インダクタに蓄積したエネルギを前記出力コンデンサに供給するモードとを切り換えるスイッチング素子と、
    前記DC−DCコンバータの前記出力電圧が目標電圧に安定化されるように前記昇圧を制御する第1の制御部と、
    前記負荷から前記DC−DCコンバータに流れる電流値が目標電流に安定化されるように前記昇圧を制御することで、前記DC−DCコンバータの前記出力電圧を前記目標電圧よりも低い電圧に調整する第2の制御部と、
    前記出力コンデンサからの前記駆動電力を所定の時比率で前記スイッチング素子へ供給するマルチバイブレータと、
    前記マルチバイブレータを制御し、前記駆動電力の供給をオンオフする第2のスイッチング素子と、
    前記マルチバイブレータの電源端子に前記出力コンデンサに蓄積された電荷を供給すると共に、定電圧制御を行う制御部と、を備え、
    前記第1の制御部は、前記第2のスイッチング素子と、前記出力コンデンサと並列に接続されたツェナーダイオードとを含み、前記第2のスイッチング素子は、前記ツェナーダイオードに流れる逆方向電流が入力された場合に、前記マルチバイブレータを制御して前記スイッチング素子への前記駆動電力の供給をオフにし、
    前記第2の制御部は、前記第2のスイッチング素子と、前記負荷からの電流が流れる抵抗器とを含み、前記第2のスイッチング素子は、前記抵抗器における電圧降下が所定値以上のときに、前記マルチバイブレータを制御して前記スイッチング素子への前記駆動電力の供給をオフにし、
    前記制御部は、互いに直列に接続されると共に前記出力コンデンサと並列に接続された抵抗器及びツェナーダイオードと、トランジスタと、一端がアース電位とされたコンデンサとを含み、前記トランジスタは、ベースが前記出力コンデンサと並列に接続された前記抵抗器と前記ツェナーダイオードとの接続点に接続され、コレクタが前記出力コンデンサに接続され、エミッタが前記電源端子及び前記コンデンサの他端に接続されており、
    前記出力コンデンサから前記スイッチング素子に、前記駆動電力を供給することを特徴とする圧電振動子駆動回路。
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