JP3761494B2 - 毛髪の房に毛髪製品を塗布するための装置と毛髪のトリートメントの方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、製品、特に、液体状あるいは粘性体状の製品を毛髪の房に塗布する装置、及び当該装置を使用した毛髪のトリートメント方法に関する。本発明は、毛染剤を房ごとに塗布する場合に特に適している。本発明の装置は、ヘアパーマ等、いかなる他の毛髪トリートメントに対しても利用できる。本発明は、比較的液体状の製品を清潔な状態で塗布する場合に特に好適である。しかし、製品がクリーム、ゲル又は比較的高い粘性を有する液体状の製品についても利用することができる。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
毛染剤の場合、典型的には、毛染剤はボールから取り出される。そのような毛染剤は、「全頭」使用と言われる全体的な使用を目的して利用され、この場合、染色剤を毛髪に完全に浸透させて毛髪全体の色を修正する。又は、「房ごとの」使用と言われる部分的使用を目的として利用され、この場合、毛髪の特定の房にしか製品を吸収させず、トリートメントが完了すると不均一な色彩効果が得られるため、毛髪の通常又は全体的な色に比べて明るい又は暗い色の濃さが生じた毛髪の動きを強調することができる。
【0003】
FR−A−2589337号には、第一に、塗布する製品のためのリザーバと、第二に、リザーバに嵌合した塗布ヘッドを有する、毛染剤を塗布するための装置が記載されている。塗布ヘッドは、製品を供給するためのオリフィスを有し、その自由端部に、2つの歯状突起を有するフォークであって、毛髪の一部に製品を塗布するために、その2つの歯状突起の間に毛髪の一部の他端を配置したとき、使用者がその一端から他端へ案内することができるフォークを有する。2つの歯状突起を隔離する空間は、その基部で、製品が貯蔵される開口したキャビティに向かって直接開いており、このキャビティに向かって供給オリフィスが現れる。当該キャビティは、塗布ヘッドを簡単に清掃するために当該キャビティを露出させることが可能な可動フラップによってその開口面において境界付けられている。
【0004】
毛髪製品を断片的に塗布するための他の装置がFR−A−2764488号に記載されている。この装置は、毛髪の任意の房を分離する手段と、毛髪製品を充填することが可能な塗布手段を有する。毛髪製品は、分離された房の任意のポイントに塗布手段を接触させ、当該房の自由端に向かって当該ポイントから当該房に対して相対的に塗布手段を移動させることによって、当該房に塗布される。塗布手段の移動中、塗布手段と接触して当該房の塗布を維持するための維持手段が設けられている。
【0005】
毛髪製品を部分的に塗布するための他の装置は、内側に製品リザーバと通じた供給チャネルを有する櫛の形状をしている。これらの供給チャネルは、櫛の歯状突起の先端又は歯状突起を分離する空間へ開口している。
【0006】
そのような装置は、一般的に、特にそれらが開放構造であるために、同様の欠点を有する。結果的に、この構造のため、塗布手段に保持された製品は、特に、製品が比較的液状である場合には流れる傾向がある。更に、処理される毛髪は平面構造ではないため、使用者はしばしば処理範囲に応じて塗布装置の向きを変えなければならなかった。そのような操作により、望まない毛髪範囲に製品が流れる恐れが増すことになる。更に、この種の製品のアプリケータは、自由に使用することは比較的困難であるという欠点がある。
【0007】
部分染め型のアプリケータの更なるタイプは、US−A−4942893に記載されている。このタイプのアプリケータによると、染色される毛髪の房が、染色剤を含む密封カプセルに導入される。房は、染色剤が作用するのに必要な時間カプセルに保持される。このタイプのアプリケータは、一定の留置時間が必要な製品には適しているが、上記のような部分染めには全く適していない。
【0008】
本発明の目的の1つは、従来の装置を参照しながら上記に記述した欠点を有さない、房ごとに毛染剤を塗布するための装置を提供することである。
【0009】
特に本発明の目的の1つは、清潔で対象範囲以外に毛染剤が塗布されない態様で、毛染剤を塗布することが可能な装置を提供することであり、塗布される製品の粘性がどのような場合であってもよい。更に、本発明の目的は、製造費が有利な装置を提供することである。
【0010】
本発明の他の目的は、毛髪製品を、簡単に、毛髪の房の根元からその自由端まで、又はその逆に、当該房の全長に渡って、所望の染色を可能とするに足る分量で、塗布することが可能な装置を供給することである。本発明の塗布装置は、購入者本人又は毛染めに特に経験を有するわけではない第三者のいずれかによって、特に家庭で使用される場合に適している。
【0011】
本発明の更なる目的を、以下の記載により詳細に示す。
【0012】
【課題を解決するための手段】
これらの目的は、毛髪製品例えば染色剤を毛髪に部分的に塗布するための装置を製造することによって得られ、当該装置は、少なくとも1つの弾性的に変形可能な材料からなり少なくとも部分的に製品リザーバを画定する構成要素を有し、当該構成要素は、製品リザーバと通じ、装置の外側に向かって開口しているスロットを少なくとも部分的に画定し、当該スロットは、使用されない状態では、シールが形成されるようにスロットの少なくとも一部に渡って実質的に隣接している少なくとも2つの端部によって境界が形成されており、スロットを通過する毛髪の一房は、装置と当該房との間の当該房に対して縦方向の相対的な動きに応じて、製品を被覆することができ、スロットは、第一の面に形成された第一の部分と、当該第一の面とは異なる第二の面に形成された少なくとも1つの第二の部分を有する。
【0013】
当然のことながら、当該出願で対象とされるシールは、任意の組成物に関連するシール又はシールに準じるものを意味すると理解される。そのようなシールを得るための条件(特に、弾性材料の密度、スロットを画定する端部の相対的な位置)は、製品の粘性に応じて多様なものとなることは明らかである。同様に、そのようなシールは、特に装置の寿命に関して、通常の使用状態下でのシールと同じである。
【0014】
この配置により、担体が、全長又は一部に渡って、予測されるようなリザーバからの製品の流出もなく、製品に接触しつづけることが可能となる。この目的のために、使用者は、可能な限り少量であってもよい、適切な房を取り、それをスロットの中に配置する。移動は簡単であり、正確に行えば、毛髪の房を全長又は部分的に所望のとおり迅速に染色することができる。塗布の間、塗布装置がいかなる状態にあろうが、シールを設けることができる。スロットを画定する弾性的に変形可能な構成要素を適切に選択した場合、製品が流出する事故はほとんど起きない。更に、製品が使用者の手に接触する恐れも著しく減少する。
【0015】
更に、スロットを画定する構成要素を房に沿って相対的に移動させる一方で、当該構成要素によって、当該構成要素がトリートメントする間に毛髪の房の全長又は一部と接触しないような動作を回避できる。このようにして、房がスロットの中に留まる。このような構成により、硬く把持しすぎることなく、房を装置の両部分の間に「締め付ける」ため、房に沿ってその一端から他端へ装置を滑らせることができる。このように、装置を移動させる間、製品が毛髪の房の一部に浸透する。
【0016】
更に、スロットは、異なる平面に形成された複数の部分を有するため、スロットの一部を画定する構成要素は、コンパクトなブロックではなく、様々なスロットの部位が形成されていることにより軟化した領域を有する。これらの軟化した領域があることにより、毛髪の房が構成要素を通過する際に、構成要素の抵抗力を弱めることができるため、房とスロットの相対移動の際に、毛髪の房によって構成要素が若干変形させられる。したがって、髪の房はスロットで強く締め付けられることが無く、構成要素と髪の房との摩擦は所定の強度以上にはならない。このような作用により、房がスロットを通過する間に製品を充分拭取ることができるが、但し、その量は、所望の染色を得るために充分な製品を房に残す程度である。
【0017】
弾性的に変形可能な構成要素は、房がスロットを通過する際に製品リザーバをも通過するように設計することが有利である。
【0018】
特に単純な実施態様によると、スロットを画定する2つの端の1つは、製品に不浸透性の材料からなり、弾性的に変形可能な材料からなる構成要素が内側に設けられる筺体の一部から形成され、筺体は、スロットの一部と少なくとも逆に位置する開口部を有する。筐体の開口部の境界部は、房を装置へ容易に挿入可能な構造であることが好ましい。
【0019】
他の特に好適な実施態様によると、スロットの2つの端部は、弾性的に変形可能な材料からなる構成要素によって形成されている。この場合、スロットの第一の端部は、第一の弾性的に変形可能な材料からなる構成要素の一部によって形成されてもよい。スロットの第二の端部は、第二の弾性的に変形可能な材料からなる構成要素の一部によって形成される。塗布装置の状態がいかなる場合であれ、リザーバは、外側に対してシールをすることができ、大量の房を伴う場合でも、製品をリザーバの外に流出する恐れはない。この目的のために、構成要素の2つの部分は、有利には、積層され、第一と第二の端部の間の適当な圧縮力を吸収する。従って、スロットは、実質的に隣接するように形成される。更に、比較的広範囲の房を塗布手段の間に保持することができる。
【0020】
この配置には、スロットの第一と第二の端部の間で吸収される弾性的な圧縮力に基づき、トリートメントの間に房を拭取ることができるという更なる利点がある。このように、房がスロットを出るまでに、リザーバ内で房に分与され過ぎた製品を留まらせる一方で、所望の染色を得るために必要な量の製品を施すことができる。従って、既に製品を浸透させた房が未処理の毛髪部分と接触することによって当該部分を染色してしまう心配はない。
【0021】
更に、所望のとおり染色するために充分な製品を房に残すために、拭取りが過度になされてはならない。この目的のために、スロットは、トリートメント中の房の拭取りを制限することができるような様々な構成を有することができる。
【0022】
一般的に、スロットの第二の部分は、第一の部分が位置する第一の面に端部を有する。弾性的に変形可能な材料からなる構成要素のそのような部分があるので、房が通過する間の構成要素の抵抗力を弱めることができる。
【0023】
ある特定の構成によると、スロットは複数の第二の部分を有し、各第二の部分は、第一の端部を当該第一の面に有する。有利には、当該第二の部分は相互に平行している。
【0024】
有利には、スロットは、第一の面の一方の側に位置する少なくとも1つの第二の部分と、第一の面の他方の側に位置する少なくとも1つの第二の部分を有する。第一の面の一方の側に位置する1又は複数の第二の部分は、第一の面の他方の側に位置する1又は複数の第二の部分と直列していてもよく、そうでない場合は、第一の面の他方の側に位置する1又は複数の第二の部分に対してオフセットである。
【0025】
第一の面は第二の面に垂直であることが更に有利である。
【0026】
この構造によると、房は、第一のスロット部分に保持され、この部分を画定する2つの端部の間で「締め付けられた」状態になっている。第二のスロット部分により、弾性的に変形可能な構成要素は、房の通過の際に湾曲することによって変形可能な部分に小さく分割される。第二のスロット部分は、好適には、第一のスロット部分における房の相対的移動の軸に平行な面に位置し、これにより、弾性的に変形可能な構成要素が房によって容易に変形する。
【0027】
他の構成要素によると、スロットの構造は鋸歯状、小鈍鋸歯状又は波状の形を有する。このように、房は、スロットを画定し平面状ではない2つの端部の間で「締め付けられた状態で」スロットに保持される。ここで再び、弾性的に変形可能な構成要素は、スロットを画定するその表面上で、房の通過の際に湾曲して変形可能な複数の小さな部分に分割される。
【0028】
有利には、弾性的に変形可能な1又は複数の材料は、エチレン−プロピレン コポリマー;ポリエーテル−ブロック−アミド;ポリビニル;エチレン−プロピレン−ジエン ターポリマー(EPDM);スチレン−ブタジエン−スチレン ブロック コポリマー(SBS);スチレン−エチレン ブチレン−スチレン/スチレン−イソプレン−スチレン ブロック コポリマー(SEBS−SIS);熱可塑性プラスチック ポリウレタン;ポリプロピレンと以下のエラストマーの1つとの混合:スチレン−エチレン ブチレン−スチレン/スチレン−イソプレン−スチレン ブロック コポリマー(SEBS−SIS);エチレン−プロピレン−ジエン ターポリマー(EPDM);スチレン−ブタジエン−スチレンブロック コポリマー(SBS)から構成されるエラストマーのグループから選択される。
【0029】
好適には、スロットは、20度から320度、好適には120度から200度の範囲に渡って延びる。スロットは、弾性変形可能な材料を、例えば、(ナイフによる)機械的な切開や(レーザによる)熱切開等によって部分的に切断することによって形成することができる。当該スロットは、約1mmから約20mmの範囲、好ましくは、約3mmから約8mmの範囲で形成するのが好ましい。
【0030】
スロットの2つの端部は、お互いに対して張り出し、弾性的に変形可能な材料からなる構成要素の外側に向かって開口しているのが有利である。このようにして、房をスロットに挿入するのは容易となっている。
【0031】
一つの実施態様によると、製品リザーバは、少なくとも部分的に、弾性的に変形可能な材料からなる構成要素の空洞化された部分によって境界付けられている。このように、弾性的に変形可能な材料からなる構成要素は、例えば、中心部が空洞化され製品リザーバを形成するシリンダを形成することができる。
【0032】
他の実施態様によると、製品リザーバは、弾性的に変形可能な構成要素を形成する材料の実際の構造の内側に、特に多方向に通じ合う開放気泡又は半開放気泡によって、形成される。この場合、弾性的に変形可能な構成要素を、中空でない円筒形状に製造することができる。
【0033】
好適には、弾性的に変形可能な構成要素は、スポンジ又は発泡体からなってもよく、その開放気泡又は半開放気泡の大きさは、約0.1mmと約2.5mmの間であってもよい。
【0034】
好適には、発泡体又はスポンジは、ポリウレタン、ビスコース、又はポリエステル等の親水性スポンジ又は発泡体である。従って、スロットの両端の間に毛髪の房を穏やかに滑り込ませることができる。ある場合には、塗布される材料と担体の性質に応じて、ポリエチレン、ポリプロピレン又はポリエステルのスポンジ等、疎水性の発泡体又はスポンジを使用するのが有利である。
【0035】
塗布装置は、製品をリザーバに充填できるように、特に可逆的に閉じることができる穴を含むのが有利である。特に、穴は筐体に形成するのが好ましい。
【0036】
特に、筐体は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリビニルクロリド、ポリエチレン テレフタレート等から選択した比較的硬い熱可塑性プラスチックを成形することによって作られてもよい。他の材料も使用することができる。そのような筐体は、有利には逆テーパなしに、2又は3の断片から成形される。有利には、それは、製品のリザーバへの充填量をチェックできるように、透明材料から作られる。
【0037】
有利には、本発明の塗布装置は、更に、楕円形のハンドル等の把持手段を有することができる。
【0038】
弾性的に変形可能な材料を筐体の内側に固定するための手段を具備してもよい。弾性的に変形可能な材料からなる構成要素は、筐体を閉じる1(又は2)の嵌合した1又は複数の蓋によって締め付け、筐体内側に固定するのが有利である。例えば、蓋上に位置する1又は複数のノッチ又は鋭い端部、又は蓋部に接触する筐体の一部によって、上記の締め付けが可能である。蓋は、固定されて又は取り外し可能に載設されている。
【0039】
本発明の塗布装置は、装置を収容器に載せるための手段を更に含む。この載設手段は、特に比較的大量の製品を収容する附属リザーバを形成することができる。この場合、収容器は、常時又は選択的に製品リザーバと繋がることができる。収容器は、変形可能な壁を有し、圧縮されると、用量分の製品を製品リザーバに運ぶことができる。附属収容器は、筐体に固定されている場合は、把持手段として機能する。
【0040】
本発明の好適な実施態様によると、装置の断面は、幅が一端に向かうほど小さくなる。最も狭い断面を有する端部を通じて処理される毛髪を容易に出入りさせることができる。例えば、ほぼ三角形の断面を有する装置が使用される。
【0041】
本発明の更なる目的は、毛髪の房に、毛髪製品、特に染色製品を塗布する方法に関し、
a)製品を塗布する毛髪の房を分離させる過程と;
b)少なくとも1つの弾性的に変形可能な材料からなる構成要素によって少なくとも部分的に境界付けられたスロットであって、当該構成要素は、当該スロットに浸透する製品のためのリザーバを少なくとも部分的に画定し、当該スロットは、当該装置の外側に向かって開口し、使用されない状態では、当該スロットの少なくとも一部に渡ってほぼ隣接することによってシールを形成する少なくとも2つの端部によって境界付けられ、第一の面に形成された第一の部分と第一の面と異なる第二の面に形成された少なくとも1つの第二の部分から構成されている、当該スロットへ上記の分離した房を通過させる過程と、
c)当該毛髪の房に対して縦方向に、弾性的に変形可能な構成要素を当該房に対して移動させる過程からなる方法に関する。
【0042】
本発明は、上述した構成に加えて、添付図面を参照して記載された非限定的な実施形態について以下に説明する多数の他の構成からなる。
【0043】
【発明の実施の形態】
これから参照する図1から5は、本発明に係る塗布装置1の第一の実施態様の様々な図を示す。
【0044】
図1及び2は、塗布装置1が具備するスロットQの両端4と4´の間を通過する分離された毛髪の房Mを示す。両端部4、4´は、それぞれ、開放気泡又は半開放気泡を有するセルラフォームからなるシリンダの横断部分から形成されている。シリンダは軸Xについて軸対称である。シリンダは、その中心部が空洞化されており、2つのブロック4a及び4bが軸Xに沿って積重されてなる。当該図示された実施例では、2つの発泡体ブロック4a及び4bのそれぞれは、同じタイプの弾性的に変形可能な発泡体からなる。
【0045】
発泡体シリンダを形成する2つのブロック4a及び4bは、軸Xに垂直であって開口角が180度を若干超えるスロット部Qaによって接触面において分離している。スロットQaはほぼ接しており、2つの端Q1及びQ2がその境界を形成しているため、スロットの当該端部を結ぶ弦Cは、リザーバ2のほぼ中心を通過する。発泡体シリンダ4a、4bは、例えば、平均サイズがほぼ1.5mmのセルを有するポリウレタン発泡体等の親水性発泡体からなる。シリンダの空洞化された中心部は、液体粘度の、特に毛染め組成物からなる製品Pのためのリザーバ2を形成する。
【0046】
有利には、メインスロットQaに垂直なスロットQbは、メインスロットQaのいずれかの側であって、発泡体ブロック4aと4bのそれぞれに形成される。各スロットQbは、同一の発泡体ブロックの両端41及び42によって境界が形成されている。各スロットQbの一端は、メインスロットQaによって画定された平面上に位置する。好適には、メインスロットQaの各ブロックの各端部Q1及びQ2に、つまり毛髪の房が通過する範囲に、3つのスロットが設けられる。発泡体ブロックのうちの1つのブロックの3つのスロットQbは、他方の発泡体ブロックの3つのスロットと直列して並んでいる。各Qbが各ブロックの全横断幅に渡って形成され、当該ブロックの軸方向の高さの少なくとも一部に渡って形成されている。小さな発泡体ブロック部分40a及び40bは、このように、スロットQbによって境界付けられている。好適には、各スロットQbは、メインスロットQaの両端Q1及びQ2を結ぶ弦Cにほぼ平行である。このように、スロットQbは、毛髪の房の移動軸にほぼ平行である。
【0047】
発泡体シリンダ4a及び4bは、全体的な形状が円筒状で、閉じた底部を有する容器を形成する部分20aと蓋20bからなる、硬い筐体又はカプセル20に配置されている。蓋は、容器20aの開口端に対して、例えばスナップ留めによって固定されている。
【0048】
カプセル20は、楕円形状の開口部22を有し、これによりスロットQを露出させ、端部Q1から端部Q2までを画定している。このように、開口部22は、軸Xに対して垂直な面に位置している。開口部22には若干張り出した誘導リップ部24が隣接し、これは、毛髪の房MをスロットQへ容易に導入し、毛髪が塗布装置を移動する際に損傷するのを防止するために設けられている。
【0049】
カプセル20は、可動プラグ28によって閉じることができる注入穴26を具備する。プラグ28は、喪失防止のため、柔軟なストリップ29によってカプセル20本体に連結されている。
【0050】
注入穴26は、大量の製品が収容された外側の附属リザーバの分与ノズルをカプセル20に嵌入させるために使用され、これにより適当な分量の製品をリザーバ2に導入することができる。外部のリザーバは、常時又は一時的に穴26に嵌入することができる。
【0051】
有利には、カプセル20と蓋20bは、成形によって、特に、ポリエチレン又はポリプロピレン等の比較的強固な熱可塑性材料を成形することによって形成されてもよい。この材料は、透明であってもよく、そうすることによってリザーバ2に充填している製品の量をチェックすることができる。
【0052】
図3及び4においては、単純化のため、装置1の注入穴は図示されていない。これらの図は、上記に記載の実施態様の様々な面をより詳細に示している。
【0053】
図3及び4は、図1の装置の側面図と正面図をそれぞれ図示する。これらの図においては、スロットQaの周縁部は若干張り出しており、これにより、トリートメントする毛髪の房をリザーバ2へ容易に導入することができる。リザーバ2の回りのスロットの当該部分においてスロットQaはほぼ接している。カプセル20に形成された開口部22の境界は、突出した誘導リップ部24によって形成されている。このリップ部24の構造はスロットQaの中央に位置している。リップ部24は、中央部24aを有し、これにより、幅の広いより好ましい導入領域が画定される。
【0054】
図5は、カプセル20の円筒形の外壁と同軸のスカート部25a及び25bによって、カプセル20に発泡体シリンダ4a、4bが保持されている状態が図示されている。これらのスカート部25a及び25bは、容器20aと蓋部20bによりそれぞれ保持されている。スカート部は、環状空間が形成される程度の高さを有し、これにより、リザーバに収容された製品を発泡体と接触させることができる。
【0055】
発泡体シリンダは、軸方向に弾性的に圧縮することができる。圧縮の程度は、製品がリザーバから流出するのを防ぐのにちょうど充分な程度スロットが閉じるように選択される。これと同時に、製品を塗布したい毛髪の房の一部を容易に導入できなくてはならない。トリートメント後、毛髪の房部分は、毛髪の当該房部分の染色に必要な量を残しつつ、適切に拭取られ、スロットから出る。
【0056】
上記に記載した装置を使用するためには、トリートメントされる毛髪の房Mを毛髪の残余部分から分離する。そして、使用者は、予め製品Pが充填された装置1を片手に保持する。
【0057】
次に、カプセルの開口部22を通過することによって、房Mの一部がスロットQaに導入され、当該部分は、スロットを画定する発泡体の端部4、4´によってサンドイッチされる。このようにして、当該毛髪の房部分は、弦Cの近く、スロットの両端Q1とQ2の間に実質的に延びる領域に配置される。そして、端部4、4´の間に弾性的に捕らえられた房Mの当該部分は、リザーバ2を通過し、製品Pと接触する。使用者は、房の根元Rから自由端Eまで矢印Fの方向に沿って塗布装置1を移動させることによって房の全体又は一部に、そして深さの点においても同様に、製品Pを浸透させることができる。スロットQbによって境界が画定された発泡体ブロック40a及び40bは、房が通過する際に少し湾曲するので、房に対する発泡体の摩擦が制限される。このようにして、毛髪の房上には所望の染色を得るために充分な製品が残される。この操作を逆方向に実施することもできる。このプロセスは、房ごとに、希望する限り何度でも繰り返す。全操作は、清潔な状態で実施される。
【0058】
このように、本発明の塗布装置によると、トリートメントの間、処置が施された房Mを完全に調整しながら保持することができる。移動の最後には、つまり、アプリケータが房の自由端に到達すると、当該房の自由端を毛髪の残り部分の上に載せる。染色製品の場合、その粘性は、未処理の他の毛髪部分に製品が実質的に浸透せず、塗布された部分の美的外観を台無しにすることがない程度の粘性であると有利である。
【0059】
低い粘性の製品であっても、トリートメントの間に使用者が装置をどのような位置に保持しようと、それがリザーバから漏れるおそれがない点に気付くであろう。これは、所望の染色を得るのに充分な程度の製品を房に残しつつ、房が適切に拭取られてスロットから表れるように端部4、4´の間の圧力を選択しているためである。
【0060】
図6は、図1ないし図5の実施態様と類似の実施態様101を示す。図6のカプセル20は、図1ないし図5のものと同一である。図6における実施態様は、特に発泡ブロック4aと4bが異なるタイプである点で図1ないし図5の実施態様と相違する。このように、部位4aは、セルの大きさ及び/又は圧縮率及び/又は構成材料が部位4bを構成する発泡体とは異なる発泡体から形成されている。
【0061】
本実施態様は、発泡ブロック4a、4bが中空でないシリンダを形成する点で、図1ないし5における実施態様と相違する。更に、両端4及び4´によって境界が形成されたスロットQは、鋸歯状の形をしている。スロットQは、このように、第一の部分Qaと複数の第二の部分Qbが相互に鋸歯を形成するように配置されてなる。各歯の端は、好適にはカプセルの開口部22の反対に位置し、毛髪の房がスロットに導入されるのを容易にしている。各ブロック4a及び4bの各歯40a及び40bは、房の通過の際に少し湾曲する性質を有し、房と発泡体の摩擦が制限される。当該実施態様によると、ブロック4a及び4bは、それぞれ異なるタイプの発泡体から形成されている。塗布される製品を収容するリザーバは、この場合、ブロック4a及び4bの開放気泡によって形成されている。
【0062】
図7は、図1ないし5に図示されたカプセルと同様のカプセル20を有する塗布装置1aが図示されている。図示された実施態様によると、外側の附属製品リザーバ30は、カプセル20の注入穴26に嵌入している。外側リザーバ30は、例えばポリエチレン等の適当な熱可塑性プラスチックからなる圧縮可能なボトルから形成されており、大量の製品を収容している。リザーバ30には、注入穴26に通じることができるアダプタ34を具備した分与ノズル32が載設されている。図示された構成では、外側リザーバ30と(発泡体ブロック4aと4bを具備した)カプセル20は、使用者がいつでも製品を供給できる固定されたアプリケーション・アゼンブリを形成する。従って、外側のリザーバ30を圧縮することにより、使用者は、カプセルに用量を注入し、スロットの端部4、4´が含浸されるように補充することができる。この場合、外側のリザーバ30は、製品を塗布する間、把持要素としても利用できる。更に、当該実施態様のスロットQは、メインスロットQaと、メインスロットQaが形成せれた面と垂直な平面上に位置する複数のスロットQbによって形成されている。それぞれのスロットQbは、同一の発泡体ブロックの2つの端部41及び42によって境界が形成されている。各スロットQbの一端は、メインスロットQaが画定する平面に位置する。例えば、3つのスロットQbがスロットQaのそれぞれの側に、つまり、各ブロック4aと4bの、それぞれの各端部Q1及びQ2に設けられている。この実施態様では、発泡体ブロック4aのスロットQbは発泡体ブロック4bのスロットQbと正反対に位置せず、相互にオフセットとなっている。
【0063】
図8には、図1ないし5において図示されたものと同様のカプセル20を含む塗布装置1bが図示されている。当該実施態様では、把持ハンドル40がカプセル20の注入穴26に嵌入している。ハンドル40は、カプセル20に製品の用量を注入穴を通じて導入することができるように、取り外し可能である。注入後、ハンドル40はカプセルに取り付けられ、注入穴26を閉じる。スロットQは、図7に関して記載されたものと同一である。
【0064】
図9には、非常に容易に理解できる、塗布装置201の実施態様が図示されている。この実施態様によると、カプセル220は、ボール状の容器底部220cと蓋部220bから形成されている。容器220cは、図1ないし5のカプセル20の下半分と実質的に同一の構造を有する。中央が空洞の発泡体シリンダ4aが1つカプセル220の内側に配置されている。発泡体シリンダ4aは、蓋の硬い部分4´´と弾性的且つ密閉された状態で接触し、塗布表面を形成する。このように、発泡体表面4と蓋部220bの端の部分4´´との間に、隣接的なスロットQが形成される。発泡体シリンダ4aは、例えば3つのスロットQbを有し、その一端はスロットQaによって画定された平面に位置する。スロットQbは、例えばスロットQaに対して垂直である。蓋部の内部形状は、外側に向かって膨らんでいるのが有利である。
【0065】
カプセルの容器220cの一部222aが、蓋部220bの対応領域222bと共に、軸Xに対して直角に向く楕円形の開口部22を形成するためにくり抜かれている。開口部22の境界は、その周縁全体の辺りで、誘導リップ部の2つの部分によって形成されており、その第一の部分24は、容器220cと一体であり、第二の部分24´は蓋部220bと一体である。
【0066】
従って、房部分がスロットQaに導入されると、リザーバ2を通過し、リザーバに含まれた製品を房部分に均一に浸透させることができる。
【0067】
図10は、装置301について、2つの部分4a、4bで形成された発泡体シリンダをカプセル320の内側に嵌め込んだ状態の部分投影図である。カプセル320は、各端が開口した円筒状の本体20aを有し、各端は、同一形状の対応した蓋部20b、20cによって閉じている。蓋部20b(20c)は、環状のシーリングスカート23を有し、その外径は本体20aの内径より若干小さい。本体20aの各自由端は、厚みがより小さな環状部分を有し、内側の突起部21を画定している。内側の突起部21は、対応する蓋部の方向に配置された鋭い環状端21aを有する。鋭い環状端21aのそれぞれは、連続していても不連続であってもよい。
【0068】
カプセル320の取り付けの際には、発泡体4a、4bが本体20aの内側に配置される。次に、蓋20b及び20cのそれぞれを、例えばスナップ留め、接着、又は圧力嵌めによって本体20aの対応端部に装着し、鋭い端部21aと環状スカート部23との間に環状発泡体部分304a、304bを締め付ける。
【0069】
もちろん、発泡体シリンダ4a、4bが一片として形成された場合は、その端部の一つを装着すれば充分である。この場合、発泡体を装着するために使用される蓋部と正反対の第二の蓋部を除去することができる。このように、第二の蓋部は、リザーバ2に製品を導入するため除去され、充填後に再度設置されるプラグとして機能する。
【0070】
上記のカプセルは、図1ないし8に関して記載されたものと同様に、スロットQを画定する発泡体ブロックとともに使用することができる。
【0071】
図11ないし17に図示された本発明の好適な実施態様によると、塗布装置1は、円筒状ではなく、楕円形である。その断面は、断面幅が端Eに向かって減少するような、例えばほぼ三角形の断面である。当該実施態様により、装置の端が比較的狭くなるため、毛髪の根元に容易に到達することができる。この特定形状以外では、図11ないし17に図示された装置は、図1に関して記載されたものとほぼ同一である。この実施態様によると、スロットQaは、カプセル20にそれぞれ保持されている独立の発泡体ブロックによって画定されている。
【0072】
図11ないし13に記載の構成によると、端部41及び42によって境界が形成された3つのスロット部分Qbは、メインスロットQaに、つまりメインスロットQaのそれぞれの側に現れる。一方のブロックのスロット部分Qbは、他方のブロックのスロット部分と対向し、好ましくは、三角形の底辺の方に、つまり毛髪の房が装置を通過する領域に配置される。これらのスロットは、房が通過すると湾曲する小さな2つの発泡体ブロック部分40aと40bをそれぞれの発泡体ブロックに形成するように形成される。
【0073】
図14において図示した構成においては、スロットQbは、各ブロック4aと4bにおいて形成され、この場合、お互いに対してオフセットである。
【0074】
図15は、図11の実施態様の更なる構成を図示し、ここでスロットQbは、メインスロットQaの一方の側、つまりブロック4aにのみ形成されている。
【0075】
図16に図示したスロットは、鋸歯状の断面図を有する。ここでもまた、各スロット部QaとQbによって画定された歯40aと40bは、房が装置を通過する際に湾曲する。
【0076】
最後に、図17は、図11の実施態様の更なる構成を図示し、ここで、スロットQは、小鈍鋸歯状の断面を有する。
【0077】
上記の詳細な説明では、本発明の好適な実施形態について説明した。特許請求の範囲に記載した発明の精神を逸脱しないでこれらの実施形態に変更を施すことができることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る塗布装置の第一の実施態様であり、使用中のものを図示した斜視図である。
【図2】 図1に記載の装置の概略断面図である。
【図3】 図1及び2に記載の実施態様を様々に図示した図である。
【図4】 図1及び2に記載の実施態様を様々に図示した図である。
【図5】 図1及び2に記載の実施態様を様々に図示した図である。
【図6】 本発明に係る装置の更なる実施態様の軸方向断面図である。
【図7】 本発明に係る装置の他の実施態様の斜視図である。
【図8】 本発明に係る装置の他の実施態様の斜視図である。
【図9】 本発明の更に他の軸方向断面図である。
【図10】 本発明の更に他の軸方向断面図である。
【図11】 本発明に係る塗布措置の更なる実施態様の斜視図である。
【図12】 図11に記載の装置の断面図である。
【図13】 図11に記載の装置の軸方向断面図である。
【図14】 図11に記載の実施態様の様々な構造の軸方向断面図である。
【図15】 図11に記載の実施態様の様々な構造の軸方向断面図である。
【図16】 図11に記載の実施態様の様々な構造の軸方向断面図である。
【図17】 図11に記載の実施態様の様々な構造の軸方向断面図である。
【符号の説明】
1 塗布装置
4、4´、4´´ 端部
4a、4b 構成要素
20 筐体
20a、20b 蓋
22 開口部
24 リップ部
30 収容器
32 分与ノズル
34 アダプタ
Q スロット
M 毛髪の房
Claims (31)
- 毛髪製品(P)、例えば毛染製品を毛髪の房に塗布するための装置(1、1a、1b、101、201、301)であって、当該装置は、弾性的に変形可能な少なくとも1つの材料からなり、当該製品のリザーバ(2)を少なくとも部分的に画定するブロック(4a、4b)を有し、当該ブロックはさらに、製品リザーバ(2)と通じて当該装置の外側に開口するスロット(Q)を少なくとも部分的に画定し、当該スロット(Q)は、使用されない状態では、スロットの少なくとも一部に渡って実質的に接することによりシールを形成する少なくとも2つの端部(4、4´、4´´)により境界付けられており、毛髪の房(M)が当該スロット(Q)を通過すると、当該装置と当該房の間の相対的な移動に応じて、当該房に当該製品が塗布され、当該スロット(Q)は、第一の面に形成された第一の部分(Qa)と、当該第一の面と異なる第二の面に形成された少なくとも1つの、第一の面に端部を有する第二の部分(Qb)からなる装置。
- 前記弾性的に変形可能な構成要素(4a、4b)は、房(M)がスロットを通過する際に上記製品リザーバ(2)をも通過するように設計されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- スロットを画定する2つの端部の1つ(4´´)は、弾性的に変形可能な材料からなる上記構成要素(4a)が内側に設けられ、製品に対し不浸透性の材料からなる筐体(20、220)の一部から形成されており、ここで当該筐体の開口部(22)は、上記スロット(Q)の少なくとも一部に対して少なくとも逆向きに位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
- 上記開口部(22)の境界を形成する端部(24)が、装置に房(M)を容易に挿入できるような形状であることを特徴とする請求項3に記載の装置。
- スロット(Q)の上記端部(4、4´)は、弾性的に変形可能な材料からなる上記構成要素(4a、4b)によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
- スロット(Q)の第一の端部(4)が、弾性的に変形可能な材料からなる上記の構成要素の一部(4a)から形成されており、スロットの第二の端部(4´)が、第二の弾性的に変形可能な材料からなる上記構成要素の一部(4b)から形成されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 上記スロットの少なくとも1つの第二の部分(Qb)の端部が上記第一の面に位置することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の装置。
- スロット(Q)は、複数の第二の部分(Qb)を有し、当該それぞれの第二の部分の端部は、上記第一の面に位置することを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 上記第二の部分(Qb)は、相互に平行であることを特徴とする請求項8に記載の装置。
- 上記スロット(Q)は、上記第一の面の一方の側に、少なくとも1つの第二の部分(Qb)を有し、上記第一の面の他方の側に少なくとも1つの第二の部分(Qb)を有することを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載の装置。
- 上記第一の面の一方の側に位置する、上記の少なくとも1つの第二の部分(Qb)は、上記第一の面の他方の側に位置する、上記の少なくとも1つの第二の部分(Qb)と一列に並んでいることを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 上記第一の面の一方の側に位置する、上記の少なくとも1つの第二の部分(Qb)は、上記第一の面の他方の側に位置する、上記の少なくとも1つの第二の部分(Qb)に対してオフセットとなっていることを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 上記第一の面は、上記第二の面に対して垂直であることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の装置。
- 上記スロット(Q)の形状は、鋸歯状、小鈍鋸歯状、又は波状であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の装置。
- 少なくとも1つの弾性的に変形可能な1又は複数の材料は、エチレン−プロピレン コポリマー;ポリエーテル−ブロック−アミド;ポリビニル;エチレン−プロピレン−ジエン ターポリマー(EPDM);スチレン−ブタジエン−スチレン ブロック コポリマー(SBS);スチレン−エチレン ブチレン−スチレン/スチレン−イソプレン−スチレン ブロック コポリマー(SEBS−SIS);熱可塑性プラスチック ポリウレタン;ポリプロピレンと以下のエラストマーの1つとの混合:スチレン−エチレン ブチレン−スチレン/スチレン−イソプレン−スチレン ブロック コポリマー(SEBS−SIS);エチレン−プロピレン−ジエン ターポリマー(EPDM);スチレン−ブタジエン−スチレン ブロック コポリマー(SBS)から構成されるエラストマーのグループから選択されることを特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載の装置。
- スロット(Q)は、20度から320度、好適には120度から200度の範囲に渡って延びていることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載の装置。
- 上記端部(4、4´、4´´)は、毛髪の房(M)をスロット(Q)へ容易に挿入できるように、お互いに対して張り出した状態で、弾性的に変形可能な材料からなる構成要素(4a、4b)の外側に向かって開口していることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1項に記載の装置。
- 製品リザーバ(2)は、少なくとも部分的に、弾性的に変形可能な材料からなる上記構成要素(4a、4b)の空洞化された部分によって境界付けられていることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1項に記載の装置。
- 弾性的に変形可能な材料からなる上記構成要素(4a、4b)は、中央部が空洞化して上記の製品リザーバ(2)を形成するシリンダを形成することを特徴する請求項18に記載の装置。
- 製品リザーバ(2)は、弾性的に変形可能な構成要素を形成する材料の実際の構造の内側に、特に、多方向に相互に通じ合う開放気泡又は半開放気泡により形成されることを特徴とする請求項1ないし17のいずれか1項に記載の装置。
- 開放気泡又は半開放気泡の大きさは、0.1mmと2.5mmの間であることを特徴とする請求項20に記載の装置。
- 弾性的に変形可能な材料からなる構成要素は、中空でないシリンダを形成する請求項20又は21に記載の装置。
- 上記製品をリザーバ(2)に充填するために、好適には可逆的に閉じることが可能な穴(26)を有することを特徴とする請求項1ないし21のいずれかに記載の装置。
- 把持手段(30、40)を有することを特徴とする請求項1ないし23のいずれか1項に記載の装置。
- 弾性的に変形可能な材料からなる構成要素(4a、4b)を上記筐体(20、220)の内側に固定するための手段(21a、23)を具備することを特徴とする、請求項3に係る請求項4、7、13ないし18、20、23又は24のいずれかに記載の装置。
- 弾性的に変形された材料からなる構成要素(4a、4b)は、上記筐体(20、220)を閉じる嵌合された蓋(20b、220b)に締め付けられることによって、上記筐体の内側に固定されていることを特徴とする請求項25に記載の装置。
- 上記筐体(20、220)は透明な材料からなることを特徴とする請求項25又は26に記載の装置。
- 上記製品リザーバ(2)と常時または選択的に通じている収容器(30)であって、附属リザーバを形成することができる収容器の上に載設されるための手段(26、34)を有する請求項1ないし27のいずれか1項に記載の装置。
- 上記収容器(30)は、変形可能な壁を有することを特徴とする請求項28に記載の装置。
- 一端(E)に向かうにつれてその幅が狭くなる断面を有する、請求項1ないし29のいずれか1項に記載の装置。
- 毛髪製品、特に毛染製品を毛髪の房に塗布するための方法であって、
a)製品を塗布する毛髪の房を分離させる過程と;
b)少なくとも1つの弾性的に変形可能な材料からなるブロック(4a、4b)によって少なくとも部分的に境界付けられたスロット(Q)であって、当該ブロックは、当該スロットに浸透する製品のためのリザーバ(2)を少なくとも部分的に画定し、当該スロットは、当該装置の外側に向かって開口し、使用されない状態では、当該スロットの少なくとも一部に渡ってほぼ隣接することによってシールを形成する少なくとも2つの端部(4、4´、4´´)によって境界付けられ、第一の面に形成された第一の部分(Qa)と第一の面と異なる第二の面に形成された少なくとも1つの、第一の面に端部を有する第二の部分(Qb)から構成されている、当該スロットへ上記の分離した房を通過させる過程と、c)当該毛髪の房に対して縦方向に、弾性的に変形可能な構成要素を当該房に対して移動させる過程からなる方法。
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