JP3761422B2 - 低温環境下で使用される油圧加温システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に油圧システムに関し、より詳しくは、低温環境下で使用される油圧加温システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
航空機油圧システムの操作は、広範囲な低温環境下、一般的には0°F〜−65°Fにおいて安定したシステム性能を必要とする。最先端スラット作動システム,後縁フラップ作動システム,水平スタビライザートリム作動システム,及び傾斜ローターパイロン転換作動システム等のピストン型(インライン又はベント軸)の油圧モータを使用する必要がある航空機システムにおいて、油圧システム製造業者が直面する重大な問題の1つが、低温環境下におけるモータ操作において、乗物特定レベルの油圧モータ性能を維持することである。高い高度(一般的には10,000フィート以上),アラスカ等の低温地帯,又は長時間に亘って飛行する場合等の航空機の油圧モータにとっては通常の操作環境であるが、周囲温度が低下すると、モータを流れる油圧流体の粘度が急激に上昇する。もし斯かる油圧流体の粘度上昇に対して対策が取られていない場合には、油圧モータ性能が大幅に劣化し、最終的には航空機全体に深刻な影響を与えることになる。
【0003】
この問題に対しては、従来から長年に亘り種々の解決法が提供されてきたが、限られた成功しか収めていない。例えば、Heinrichに付与された米国特許第4,129,986号には、低温環境下における油圧モータの温度影響を防止すべく、使用前に温油がモータを通って循環するように構成された方法及び手段が開示されている。該方法は、モータを通った後の温油をタンクへ戻すステップを含でおり、所望の場合には、温油が油圧モータを通る前に該温油の圧力を低下させる予備ステップを含む。この特別な解決法は、モータ自体の変更を必要とすると共に、基本油圧回路に対して数種類の構成要素を加える必要があり、それ故、システム全体のコストが上昇してしまう。従って、該解決法は、殆どの油圧システム製造業者にとっては適切な解決法とは言えない。
【0004】
他の解決法としては、Kubikに付与された米国特許第4,972,762号が例示される。該米国特許明細書には、油圧パイロット制御システム用の昇温回路の使用が開示されている。該昇温回路においては、アイドリングポンプによって加熱された流体が、パイロット制御システム内の油圧流体を加温する為に使用されている。該昇温回路は、通常はパイロット圧力ポンプの高圧側に接続され、且つ、それぞれが流れ制限手段を介して一次方向制御バルブのパイロットに接続される一対の分岐コンジットを備えている。流体は、分岐コンジットから、パイロット及び中央央パイロットバルブを通って、パイロットポンプの低圧側に流れ、これにより、制御バルブは中央に位置させたまま、パイロット回路全体に流体を加温循環させることが可能となっている。しかしながら、該解決法は、複雑且つ非効率な油圧モータの昇温機構を必要として、従って、油圧システム全体のコストを押し上げる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
低温環境下における油圧流体の粘度上昇を防止する為の種々の特許が存在するが、何れも、同様にコスト高を招く油圧モータ昇温アプローチの変形例である。従って、油圧モータの非作動時に該油圧モータの内部回転部材を連続的に加温する為の新規で且つコスト効率の良い方法及びシステムが望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
斯かるシステムには、組み込まれた流量制限手段を有する2段階ジェットパイプ流れ制御電磁油圧式制御弁によって駆動されるピストン型油圧モータを使用し得る。前記流量制限手段は、該手段内を流れる油圧流体を自動的に加熱する。該新規で且つコスト効率の良い方法は、2段階ジェットパイプ流れ制御電磁油圧式制御弁におけるリーク流体流路を介して供給される加熱油圧流体を連続的に取り出し、且つ、加熱油圧流体を連続的に油圧モータへ通すように構成され、これにより、油圧モータの内部回転部材の温度を低周囲温度より上げ且つ維持し得るようになっている。
該新規な手段を採用することによって、全体として油圧システムの市場性を大幅に向上させることができ、且つ、油圧システム製造業者及びユーザに対して実現可能な低コスト解決法を提供し得る。
【0007】
本発明は、低温環境下で使用される油圧加温システムであって、2段階ジェットパイプ流れ制御電磁油圧式制御弁を有し、油圧流体供給源からの油圧流体を複数の油圧駆動用油路へ供給する為の油圧制御弁手段と、前記複数の油圧駆動用油路内の加圧油圧流体の流れを制御する為の流れ制御手段と、前記流れ制御手段と油圧システムへの戻し油路との間に配設され、且つ、前記複数の油圧駆動用油路を流れる前記油圧制御弁手段からの加圧油圧流体によって駆動される油圧モータであって、内部回転部材を有する油圧モータと、前記油圧モータの非作動時に、該油圧モータの前記内部回転部材を連続的に加熱して、低温環境下における前記油圧モータの性能及び効率を改良する為の加熱手段とを備えた油圧加温システムを提供する。
前記2段階ジェットパイプ流れ制御電磁油圧式制御弁は、前記油圧流体供給源からの油圧流体を受け入れるべく該油圧流体供給源に接続された入口ポートと、前記複数の油圧駆動用油路にそれぞれ接続された複数の出口ポートと、戻し油路を介して、前記制御弁から低流量で内部油圧リーク流体を放出する為の流量制限手段及び戻しポートとを備え、前記低流量内部油圧リーク流体は、前記流量制限手段を通って流れることによって加温される。
また、前記流れ制御手段は、プレロード戻しばねと、前記複数の油圧駆動用油路のそれぞれに連通され且つ前記戻し油路に連通された複数の入口ポートと、複数の出口ポートとを有するスプール・スリーブ型切換弁を備えている。前記切換弁のスプールは、該切換弁に連結された電磁弁によって、第1状態と第2状態との間で線状に摺動され、前記スプールが第1状態にある際には、前記油圧モータが非作動状態とされており、前記制御弁からの加熱低流量油圧リーク流体は、該油圧モータの内部回転部材を連続的に加熱する為に利用され、前記スプールが第2状態にある際には、前記油圧モータが作動状態とされており、前記制御弁からの加熱低流量油圧リーク流体は、該油圧モータの内部回転部材をバイパスして、前記油圧システム戻し油路へ直接流されており、前記制御弁には、前記圧力流体供給源からの加圧流体が入口ポートを介して常時供給されている。
【0009】
本発明の他態様においては、前記油圧モータは、油圧加温システム回路を終焉すべく、前記油圧システム戻し油路に連通された戻しポートと、それぞれが、複数の油圧モータ用油路を介して前記切換弁における複数の出力ポートの少なくとも一つに連通された複数の入力ポートとを備えたケースドレンキャビティを有しており、前記切換弁のスプールが前記第2状態にある際に、前記油圧モータは、前記複数の油圧モータ用油路を流れる加圧流体によって駆動され、該駆動されている油圧モータは、該加圧流体を高流量で前記油圧システム戻し油路へ戻し、且つ、前記切換弁からの加温低流量油圧リーク流体は前記油圧モータからの高流量加圧流体に合流されるように構成され得る。
【0010】
本発明のさらに他の態様においては、前記加熱手段は、前記制御弁における前記流量制御手段と、前記油圧モータに設けられた加熱流体入力ポートと、前記切換弁のスプールが第1状態にあり、前記油圧モータが非作動状態とされている際に、前記制御弁からの低流量油圧リーク油を該油圧モータの内部回転部材へ連続的に流すべく、前記切換弁の出力ポートの一つと前記加熱流体入力ポートとの間を接続する油圧モータ加熱用油路とを備え、前記油圧モータは、前記ケースドレンキャビティにおける前記戻しポートを介して、加熱低流量油圧リーク流体を前記油圧システム戻し油路へ戻すように構成されているものとし得る。
【0011】
本発明のさらに他の態様においては、前記油圧加温システムは、前記油圧駆動用油路と、前記切換弁戻し油路と、前記油圧モータ用油路と、前記油圧モータ加熱用油路とが一体的に設けられた油圧流体分流手段をさらに備えることができる。
前記油圧流体分流手段は、前記油圧流体供給源に接続された入力ポートと、前記制御弁入力ポートと該入力ポートとの間を接続する制御弁供給油路と、前記油圧システム戻し油路に接続された出力ポートとを有するバルブマニホールドとされており、前記制御弁は、前記バルブマニホールドに作動的に連結され得る。
前記バルブマニホールドは、前記制御弁に近接させて前記油圧モータを組み込む為のリセスを、さらに備え、前記油圧モータにおける前記ケースドレンキャビティは該リセス内に設けられているものとし得る。
本発明におけるこれらの及び他の構成は、添付の図面及び後述する本発明の好ましい実施の態様の説明により、明らかになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明に係る好ましい実施の形態について、図1及び図2を参照しつつ説明する。本発明の他の実施の形態,特徴及び/又は効果は、下記説明から明らかとなり、又、本発明を実施することによって理解される。
【0013】
なお、下記説明は、本発明を実施するためのベストモードの一つである。即ち、該下記説明は、単に本発明の原理を説明する為のものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
【0014】
本発明は、航空機利用等の低温環境下(例えば、0°F〜−65°F)において操作される油圧システムに関する。該油圧システムは、バルブマニホールドに組み込まれた油圧モータを備えている。該油圧モータは、バルブマニホールドの一端部に装着された2段階ジェットパイプ流れ制御電動油圧式制御弁(two-stage jet pipe flow control electro-hydraulic servovalve)によって制御される油圧流体によって駆動される。油圧流体用の油路を開閉すべく、前記制御弁と油圧モータとの間には、スリーブ内に配設されたスプールを備えた2位置多ポート切換弁(two-position multi-port lapped spool-sleeve bypass-shutoff valve)が配置されている。該切換弁は保有弾性を有するように予め弾性変形された戻しばねを備えており、スプールは、バルブマニホールドに装着され且つ該切換弁に接続された3方向2位置電磁弁によって駆動されるようになっている。該油圧システムは、油圧モータの非作動時に、該油圧モータの内部回転部材を昇温する手段を備えている。該昇温手段は、前記制御弁に使用されるジェットパイプの絞りオリフィスを含む。
【0015】
ここで、図1及び2を詳細に参照すると、全体として参照符号2が付される油圧システムが、本発明の一般原理に従って使用され得るように図示されている。該油圧システム2は、ジェットパイプ6と、第1油圧フィルタ8と、スプール12と、フィードバックワイヤアセンブリ14とを有する一般的な2段階ジェットパイプ流れ制御電動油圧式制御弁4を備えている。該制御弁4には、油圧システム供給機構から供給口24(図1)を介して加圧油圧流体を受け取るための入口ポートPと、一対の出口ポートM1’,M2’と、内部油圧リーク流体を低流量でシステム戻し口26を介して油圧システム戻し機構へ戻す為の戻しポートRと、前記ジェットパイプの出口に設けられた,固定オリフィス10の形態をなす内部流体流量制限部材とが備えられている。ジェットパイプ6は、スプール12によって画される2つの端部チャンバに対する制御信号として、受取ポート5、7を介した圧力の油圧流体を提供する。スプール12が往復すると、当業者に周知のように、高圧油圧流体が、油圧システム供給口24からスプール12及び出口ポートM1’又はM2’を通って油圧モータ18へ流れ、且つ、該油圧モータ18から出口ポートM1’又はM2’を通って戻る。固定オリフィス10から流れる油圧流体は低圧で且つ比較的高い流量を有し、オリフィス10を通る結果として加熱されている。例えば、油圧システムから供給される油圧流体が3000psigであり、且つ、定量オリフィスの直径が約0.008”〜0.010”である場合、入ってくる油圧流体の温度とオリフィス10から出ていく油圧流体の温度との間の温度差(ΔT)は、約16°Fであり、且つ、加熱された内部油圧リーク流体は50psigの圧力でポートRから排出され、約0.1〜0.2gpmの速度で流れる。
【0016】
前記制御弁4は、好ましくは、一般的なアルミニウム合金バルブマニホールド16の一端部に4つのボルト(図示せず)を介して装着される。該バルブマニホールド16は、他端部に、油圧モータ18が組み込まれている。該バルブマニホールド16には、さらに、一端側が油圧システム供給機構に接続され且つ他端側が2つの分岐路34a,34bに分岐された入力通路34に接続されたシステム入口ポート24が設けられている。前記分岐路34aは制御弁4の入口ポートPに接続され、且つ、前記分岐路34bは電磁弁70の入力ポートP1に接続されている。前記バルブマニホールド16には、さらに、一端側が油圧システム戻し機構に接続され、且つ、他端側が出力通路(油圧システムへの戻し油路)36に接続されたシステム戻しポート26が設けられている。
【0017】
油圧モータ18は、図1及び2に示されるように、好ましくは、バルブマニホールド16のリセス3に組み込まれる。該油圧モータ18は、時計回り及び反時計回りの両方向に360度回転可能な出力軸を備えた内部回転部材28を有するベントアキシャススピストン型とされ得る。前記リセス3にはケースドレンキャビティ30が設けられている。該キャビティ30は、一体的に形成されたケースドレン戻し通路37に連通された戻しポート32を有している。前記戻し通路37は、モータ18のモータピストン及びシリンダブロックからのリーク流体を油圧システム戻し機構へ戻すべく、一体形成されたバルブマニホールド出力通路36に連通されている。油圧モータ18は、油圧加温システムの製造コストを低減し、且つ、使用中における構造的負荷をバルブマニホールド16へ移すべく、該バルブマニホールド16に一体的に組み込まれている。なお、本発明は、組み込まれた油圧モータの使用に限定されず、バルブマニホールドへの適切な連結機構を備えた独立型の油圧モータも同様に使用され得る。制御弁4の独立型油圧モータへの連結手段は、本発明の趣旨から逸脱しない限り、種々の態様が使用され得る。本発明の範囲から逸脱しない限り、例えば、インライン型油圧モータ等の他の油圧モータを使用することもできる。
【0018】
ベントアキシャル油圧モータ18は制御弁4によって圧力制御された油圧流体によって駆動される。より詳しくは、2位置多ポート切換弁50が、サーボバルブ4とモータ18との間においてバルブマニホールド16に組み込まれており、該切換弁50によって制御弁4から油圧モータ18への油圧流体制御が行われる。
【0019】
前記切換弁50は、好ましくは、スリーブ内に摺動自在に内挿されたスプールを備えたスプール・スリーブ型とされており、該スプールを一方向へ付勢するプレロード戻しばね71を有している。該切換弁50には、制御弁4の出口ポートM1’及びM2’から、それぞれ、一体的に形成された負荷駆動通路33、35を介して、加圧油圧流体を受け取る為の一対の入口ポート53,55が設けられている。さらに、該切換弁50には、制御弁4から、内部リーク流体用油路11及び戻し油路39(図1及び2)を介して、昇温された低流量内部リーク流体を受け取る為の追加ポート57が設けられている。さらに、該切換弁50は、反対側に、入口ポート53,55を介して供給された加圧油圧流体を油圧モータ18へ送る為の一対の出口ポート58,60と、(後述するように)追加ポート57を介して供給された昇温リーク流体を油圧モータ18及び油圧システム戻し機構の何れかへ送る為の一対の出口ポート62,64と、一対の相互接続ポート66,68と、圧力バランス入口ポート69とを有している。
【0020】
双方向に回転する出力軸を備えた前記油圧モータ18には、内部回転部材28を駆動する為の加圧油圧流体を受け取る一対のモータ入口ポートM1,M2が設けられている。該モータ入口M1,M2ポートは、それぞれ、切換弁50の出口ポート58,60に連通された一対の油圧負荷駆動油路20,22に接続されている。例えば、前記油路20が加圧されると、モータ18の出力軸は時計回りに回転し、他方、前記油路22が加圧されると、モータ18の出力軸は反時計回りに回転する。公知のように、油路20が加圧された場合には、モータ18からの戻り油圧流体は油路22を通り、油路22が加圧された場合には、モータ18からの戻り油圧流体は油路20を通る。該油圧モータ18は、本発明の好ましい実施の形態に従った低温環境下での使用を意図されており、それ故、該油圧モータ18には、さらに、一体的に形成された加温流体油路38が設けられている。該加温流体油路38は、切換弁50の出口ポート62と油圧モータ18の加温流体モータ入口ポート40との間を接続している。該加温流体油路38は、好ましくは、内部回転部材28の加温領域を最適化する為に、モータ18のボール軸受領域の最外端部分に開口するように、(バルブマニホールド16に)穿孔される(図1及び2)。
【0021】
前記切換弁50は、スリーブ54内を線状に動くスプール52有している。該スプール52は、バルブマニホールド16の一側面に装着された3方向2位置電磁弁70によって駆動される(図1、2)。該電磁弁70は、電磁コイル(図示せず)と、供給側の分岐油路34bに連通された供給ポートP1と、排出油路36に連通された戻しポートR1と、制御弁4が常時加圧された状態で、該電磁弁に電圧が印加されるか遮断されるかに応じて、前記スプール52を線状に沿って前後(後述される状態1及び状態2の位置)に駆動し得るように、前記切換弁50(図1、2)に連通された制御ポートCとを有している。
【0022】
ここで、図1に示す状態1について説明する。
状態1においては、電磁コイルは磁化されておらず、供給ポートP1は閉鎖され、且つ、制御ポートCと戻しポートR1とは相互に連通されている(制御ポートC及び戻しポートR1は共にバランス戻し圧力とされている)。その結果、制御ポートCの圧力は圧力バランスポート69の圧力と平衡化される。従って、図1に示されるように、スプール52は、プレロードばね71の付勢力によって、出口ポート58,60を閉塞し、出口ポート64を閉塞し、且つ、出口ポート62を開口するように位置する(なお、制御弁4は非作動であるが、常時加圧されている)。その結果、制御弁4からの加温内部リーク流体は、出口ポート62から低流量で、加温流体油路38及び加温流体モータ入口ポート40を介して、油圧モータ18へ絶えず送られることになる。前記制御弁4からの加温低流量内部リーク流体は、ケース排水ポート32を介して、油圧システムへ継続的に戻される。このように、油圧モータ18の非作動時において、該油圧モータ18を連続的に加熱する連続加温流体循環ループが確立される。斯かる循環ループによって、油圧モータ18の内部回転部材の温度は、モータ18の非作動時における低周囲温度よりもかなり高く維持される。該油圧モータの昇温は、(油圧モータの非作動時に、加温流体を油圧モータへ向けることなく)制御弁からの内部リーク流体を油圧システムへ直接戻すタイプの従来の油圧システムとの大きな相異点であり、これにより、油圧モータの内部摩擦を低減して、制御弁/油圧モータ作動効率を増加させるという特有の効果を奏する。このように、予め組み込まれた「自由な」熱源(固定ジェットパイプオリフィス10)を使用し、且つ、一般的なバルブマニホールドを修正して、1つの加温用油路38及び1つのモータ加温流体入口ポート40を追加することにより、本発明は、実現可能な低コスト油圧モータ加温解決手段の要望を完全に満足させている。
【0023】
本発明の効果を理解すべく前記例示に戻ると、油圧モータ18が25,000フィートで飛行する航空機内において−65°Fの周囲温度状態下にさらされ、且つ、油圧流体が+20°Fの低操作温度の場合、加熱された制御弁内部リーク流体及び後続の油圧モータ18の温度は、−65°Fの周囲温度よりも高い約−33°F又は32°Fとなる。なお、油圧モータの昇温レベルは、バルブマニホールド16に形成された油圧流体油路の形状や、周囲温度環境下にさらされるマニホールド16の油圧モータケース排水キャビティ30の内表面形状によって、変動する。即ち、これらの形状を適宜設定することによって、内部油圧モータの加熱温度を大幅に上昇させることができる。さらに、加温された制御弁内部リーク流体は比較的低流量で流れており、該加温リーク流体の低流量流れは、油圧モータ18の非作動時において該油圧モータの内部回転部材をより均一に加温することを可能としている。該均一な加温は、従来技術の加温システムに対して、さらに他の効果となる。
【0024】
次に、図2に示す状態2について説明する。
状態2においては、電磁コイルは磁化され、供給ポートP1は制御ポートCに接続される。該制御ポートCを介して切換弁50に供給される油圧流体によって、スプール52は前記プレロード戻しばね71の付勢力に抗して、図2において左側へ押動され、これにより、相互接続ポート66,68を閉鎖し、加圧された油圧流体がモータ18を駆動し得るように出口ポート58、60を開口し、且つ、制御弁4からの加温低流量油圧リーク流体をバルブマニホールド出力通路36へ直接分流すべく、出口ポート62をブロックすると共に出口ポート64を開口する(なお、制御弁4は作動状態であり、且つ、絶えず加圧されている)。結果として、油圧モータ18が、それぞれ、油圧負荷駆動用油路20,22及びモータ入口ポートM1,M2を介して供給される油圧流体によって駆動されている状態で、制御弁4からの加温低流量油圧リーク流体は、出口ポート64を介してバルブマニホールド出力通路36へ連続的に送られ、その後、システム戻しポート26を介して油圧システムへ戻る高流量油圧流体と組み合わされる。斯かる状態においては、油圧モータ18の内部回転部材28に対する予備加熱と該油圧モータ18の作動との組み合わせによって、モータの回転部材回りのケース排水キャビティ30内は(低周囲温度よりも)十分に高い温度に維持され、これにより、低周囲温度環境によるモータ性能の劣化が防止される。
【0025】
好ましい実施の形態を用いて本発明を詳細に説明したが、本発明は該実施の形態に限定されるものではない。即ち、本発明の範囲又は趣旨から逸脱することなく、種々の変形又は変更を行えることは理解されるであろう。様々の態様が可能であり、本発明を実施するに際し前記実施の形態に限定されるものではないことに留意すべきである。本発明が意図する目的から逸脱しない限り、他の多くの用途及び/又は代替態様が使用され得る。
【0026】
特定の一実施の形態の一部として図示又は説明された構成が、他の実施の形態に適用され、これにより、さらに別の実施の形態が提供され得ることは、当業者によって容易に理解され得るであろう。即ち、特定の一実施の形態の一部分は、該特定の一実施の形態のみに限定されるものではない。従って、本発明は、特許請求の範囲及びその均等範囲に属する種々の変形,修正又は改良態様を包含するものである。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構成であり且つ低コストでありながら、低温環境下における前記油圧モータの性能及び効率を改良することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態に従って使用される油圧システムの概略図であり、油圧モータ非作動状態を示している。
【図2】図2は、図1に示す概略図であり、油圧モータ作動状態を示している。
【符号の説明】
4 制御弁
6 ジェットパイプ
10 流量制限手段(固定オリフィス)
18 油圧モータ
28 内部回転部材
30 ケースドレンキャビティ
32 油圧モータの戻しポート
33,35 油圧駆動用油路
36 油圧システム戻し油路
40 油圧モータ入力ポート
50 切換弁
52 スプール
54 スリーブ
53,55 切換弁の入口ポート
58,60 切換弁の出口ポート
70 電磁弁
71 プレロード戻しばね
P 入口ポート
M1',M2' 出口ポート
R 戻しポート
Claims (6)
- 低温環境下で使用される油圧加温システムであって、
(a)2段階ジェットパイプ流れ制御電磁油圧式制御弁を有し、油圧流体供給源からの油圧流体を複数の油圧駆動用油路へ供給する為の油圧制御弁手段と、
(b)前記複数の油圧駆動用油路内の加圧油圧流体の流れを制御する為の流れ制御手段と、
(c)前記流れ制御手段と油圧システムへの戻し油路との間に配設され、且つ、前記複数の油圧駆動用油路を流れる前記油圧制御弁手段からの加圧油圧流体によって駆動される油圧モータであって、内部回転部材を有する油圧モータと、
(d)前記油圧モータの非作動時に、該油圧モータの前記内部回転部材を連続して加熱して、低温環境下における前記油圧モータの性能及び効率を改良する為の加熱手段と、
を備え、
前記2段階ジェットパイプ流れ制御電磁油圧式制御弁は、前記油圧流体供給源からの油圧流体を受け入れるべく該油圧流体供給源に接続された入口ポートと、前記複数の油圧駆動用油路にそれぞれ接続された複数の出口ポートと、戻し油路を介して、前記電磁油圧式制御弁から低流量で内部油圧リーク流体を放出する為の流量制限手段及び戻しポートとを備え、
前記低流量内部油圧リーク流体は、前記流量制限手段を通って流れることによって加温され、
前記流れ制御手段は、プレロード戻しばねと、前記複数の油圧駆動用油路のそれぞれに連通され且つ前記戻し油路に連通された複数の入口ポートと、複数の出口ポートとを有するスプール・スリーブ型切換弁を備え、前記切換弁のスプールは、該切換弁に連結された電磁弁によって、第1状態と第2状態との間で線状に摺動され、前記スプールが第1状態にある際には、前記油圧モータが非作動状態とされており、前記制御弁からの加熱低流量油圧リーク流体は、該油圧モータの内部回転部材を連続的に加熱する為に利用され、前記スプールが第2状態にある際には、前記油圧モータが作動状態とされており、前記制御弁からの加熱低流量油圧リーク流体は、該油圧モータの内部回転部材をバイパスして、前記油圧システム戻し油路へ直接流されており、前記制御弁には、前記圧力流体供給源からの加圧流体が入口ポートを介して常時供給されている、
ことを特徴とする油圧加温システム。 - 前記油圧モータは、油圧加温システム回路を終焉すべく、前記油圧システム戻し油路に連通された戻しポートと、それぞれが、複数の油圧モータ用油路を介して前記切換弁における複数の出力ポートの少なくとも一つに連通された複数の入力ポートとを備えたケースドレンキャビティを有しており、
前記切換弁のスプールが前記第2状態にある際に、前記油圧モータは、前記複数の油圧モータ用油路を流れる加圧流体によって駆動され、該駆動されている油圧モータは、該加圧流体を高流量で前記油圧システム戻し油路へ戻し、且つ、前記切換弁からの加温低流量油圧リーク流体は前記油圧モータからの高流量加圧流体に合流されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の油圧加温システム。 - 前記加熱手段は、前記制御弁における前記流量制御手段と、前記油圧モータに設けられた加熱流体入力ポートと、前記切換弁のスプールが第1状態にあり、前記油圧モータが非作動状態とされている際に、前記制御弁からの低流量油圧リーク油を該油圧モータの内部回転部材へ連続的に流すべく、前記切換弁の出力ポートの一つと前記加熱流体入力ポートとの間を接続する油圧モータ加熱用油路とを備え、
前記油圧モータは、前記ケースドレンキャビティにおける前記戻しポートを介して、加熱低流量油圧リーク流体を前記油圧システム戻し油路へ戻すように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の油圧加温システム。 - 前記油圧駆動用油路と、前記切換弁戻し油路と、前記油圧モータ用油路と、前記油圧モータ加熱用油路とが一体的に設けられた油圧流体分流手段を、さらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の油圧加温システム。
- 前記油圧流体分流手段は、前記油圧流体供給源に接続された入力ポートと、前記制御弁入力ポートと該入力ポートとの間を接続する制御弁供給油路と、前記油圧システム戻し油路に接続された出力ポートとを有するバルブマニホールドとされており、
前記制御弁は、前記バルブマニホールドに作動的に連結されていることを特徴とする請求項4に記載の油圧加温システム。 - 前記バルブマニホールドは、前記作動的に連結された制御弁に近接した位置に前記油圧モータを組み込む為のリセスを、さらに備え、
前記油圧モータにおける前記ケースドレンキャビティは該リセス内に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の油圧加温システム。
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