JP3761413B2 - ブレーキ抑えアセンブリ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ピンとバネとの間の係合を果たす新規な構成に係り、特に、車両ブレーキ等のブレーキ機構のためのブレーキ抑えアセンブリに関するものである。又、本発明は、ブレーキ機構の組立及び取外しの作業中にバネにかかる過大応力を極力小さくするとともに不用意にバネが外れることを阻止する構成のバネ及び該バネを適用したブレーキ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
ブレーキ機構の組立及び取外しの作業を容易にするために、従来から種々のブレーキ抑え装置ないしアセンブリが提案されている。このような従来のブレーキ抑えアセンブリの1つが図1(A),(B),(C)に示されている。図1において、10はブレーキ抑えアセンブリであり、U字形のバネ1と保持ピン3を備える。バネ1は保持ピン3を挿通させるための一対のスロット5,7を有する。このバネ1の脚部9に設けられたスロット5の長手方向に沿って凹所13が形成されている。保持ピン3の一端にはキャップ15が設けられ、他端にはストッパ17が設けられている。このストッパ17は、保持ピン3が第1の向きにあるときにスロット5のより狭い寸法部分に挿着される長さ及び幅を有するとともに該ピン3が第1の向きから90度回転した第2の向きになると凹所13と係合する。保持ピン3が第2の向きにあるとき、バネ1と保持ピン3は、相互にロック状態となる。これは、上側の脚部9を一端においてストッパ17に対して押圧するとともに他端において裏当て板23に対して押圧するバネ力による。従って、このバネアセンブリによって、ブレーキシュー21が裏当て板23に対してその位置が保持される。ブレーキシュー21はバネ1と保持ピン3との係合を解除することにより取り外される。これは、バネ1を圧縮状態に押圧して保持ピン3と相対的に回転させストッパ17をスロット5に整合させることにより行われる。
【0003】
図1(A),(B)に示した公知のブレーキ抑えアセンブリの構成は次のような欠点を有する。すなわち、図1(C)に示すように、バネ1には、円弧状部27が脚部9をつなぐ部位25で過大応力が作用する。この構成では、両脚部9,12の端部どうしが相互に接触するのみである。従って、脚部9の殆どの領域が支持されないので、保持ピン3にかかる負荷が過大の場合に永久ひずみを受け易い弱点がある。更に、上述の過大応力によってバネ及びブレーキ機構の損傷を招く恐れがある。
【0004】
その他の一般に用いられるブレーキ抑えアセンブリは、コイルバネと保持ピンを有する。図1に示すアセンブリと同様、このようなコイルバネを含むアセンブリにおいては、アセンブリの取外し作業時にバネ又は保持ピンを回転させる必要がある。更に、コイルバネは、取外しのために把持して回転させるのが困難である。又、この種の型式のバネの取付け、取外しの作業を常時行なうブレーキ作業技術者に手根管症候群などの健康障害を引き起こす恐れがある等の問題もあった。
【0005】
発明者ルドケ(Ludtke)等に与えられた米国特許第5,540,310号には、ブレーキ構成部を保持するための他の形式のバネ及びピンの組合せ構成が示されている。この米国特許において、バネは図1(A)に示されたものと同様にU字形であるが、バネの取付け、取外しの作業を容易にするためにバネの一方の脚部にスロットが設けられている。又、上記米国特許では、バネ及びピンの端部との係合を維持するために溝又は凹所が採用されている。しかし、もし、ピンの端部がこの溝又は凹所から持ち上ると、バネがピンから外れ、ブレーキ機構の正常動作を損なう恐れがある。
【0006】
従って、上述した従来のブレーキ機構に用いられている公知のブレーキ抑えアセンブリの諸問題を解消したブレーキ抑えアセンブリの開発が要望されていた。
【0007】
本発明は、確実にロック可能な機構を有し、公知のバネによって経験したごとき過大応力を解消し、バネの圧縮動作の間に降伏現象や永久ひずみの発生の可能性を最小化することのできるブレーキ抑えアセンブリを提供することによって、上述の要望を満足させることを意図するものである。
【0008】
よって、本発明の目的は、抑えバネと保持ピンとの間の係合が不用意に外れるのを確実に阻止し得るロック機能を有するブレーキ抑えアセンブリを提供するにある。
又、本発明の他の目的は、アセンブリ中のバネ構成部分に対して取付け、取外しの作業中に過大応力が作用するのを解消し得るブレーキ抑えアセンブリを提供するにある。
又、更なる本発明の目的及び利点は、以下の記載からも理解されるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するために、本発明においては、好ましくはP字形をなすバネの対向する脚部の間の新規な係合構成が提案される。すなわち該バネは保持ピンを受け入れための一端開放のスロットを有し、該保持ピンはスロットの形状と相互に対応するように形成された肩部ないしヘッドを有する。保持ピンの本体部の各端部にはキャップが設けられる。肩部の幅はピンの本体部の幅よりも大きいが、しかし隣接するキャップの幅よりは小さい寸法である。バネの対向する脚部の一方はスロットの内方の終端位置に開口を有し、この開口の幅は肩部より大となっている。従って肩部はピンがスロットを介して開口内にスライドして挿着された後、該開口内に受け入れられる。ピンがスロットを通して移動し、肩部が開口に係合すると、肩部と開口の側部との間の係合によって、保持ピンがスロットから抜け出ることが阻止され、その結果、保持ピンとバネとの係合が不用意に外れることが確実に阻止される。
【0010】
本発明の更なる特徴は、ブレーキ機構に用いられるP字形のバネと保持ピンとの組合せ構成にある。P字形をなすバネは、互いに平行をなす2つの対向する脚部と、これら脚部をつなぐ円弧状部よりなる構成が好ましい。バネは、対向する脚部が圧縮状態に押圧されたときに、側方から見て、ないしは断面形において、おおむねP字形をなす構成であり、これによって、圧縮動作時にバネにかかる過大応力を最小限に抑えることができる。
【0011】
本発明は、従来のブレーキ抑えアセンブリには見られない利点を有するものである。第1に、本発明のアセンブリは、バネと保持ピンとの間の独特で、かつ確実なロック係合構成を備え、従来のアセンブリに見られたようなバネが保持ピンから不用意に外れるなどの問題点を解消するものである。更に、本発明の構成によれば、公知のアセンブリにおけるバネ構成部にかかる過大応力を除去ないしは大幅に減少させることができる。
【0012】
本発明におけるバネとピンとの組合せ構成は、公知構成に比して、より低いバネ定数を採用できるので、その組立作業が容易である。又、組立に際しては、機械作業による回転操作を必要としないので、作業者に手根管症候群などの健康障害を引き起こしたり悪化させる危険性を解消でき、作業能率の向上も果たし得るものである。又更に、バネ中に永久ひずみを発生させる恐れも大幅に減少させることができる。これは、バネ自体に従来のバネと異なり過大な負荷がかからないからである。従って、バネの耐久性向上ならびにアセンブリ全体の動作の安定化、信頼性向上を果たすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図2ないし8には第1の実施例において、図2ないし6には、本発明のブレーキ抑えアセンブリ30が示されている。このアセンブリ30は、バネ31及び保持ピン33を有する。
【0014】
図2及び4において、バネ31は一対の脚部35,37を有する構成が望ましい。これら両脚部35,37は円弧状部39によって相互に一体に連結されている。両脚部35,37の各々は一端開放のスロット40,42をそれぞれ有する。これらスロット40,42によって、保持ピン33は以下に詳述のようにバネ31と係合することができる。図4に示すバネ31の形状は、休止状態ないし自然解放状態時の形状を示し、この状態において両脚部35,37は相互に離れた位置を占める。
【0015】
一方の脚部37は、参照番号44で示す位置で円弧状部39に対して、おおむね整合して小さな角度をもって延出した構成であるが、他方の脚部35は参照番号46で示す位置において円弧状部39に対して相当に大きな角度をもって折曲され延出する構成である。バネ31の円弧状部39は、約270度の円弧によって形成されている。これは、両脚部35,37の中間に位置する円弧状部39の占める角度であり、図1(A)に示す従来構成のバネの角度、約180度と明らかに相違する構成である。なお、円弧状部39の角度は、270度が望ましいが、約250度から約270度までの範囲の角度のバネも用い得る。
【0016】
図2,3及び6において、本発明における保持ピン33は、長尺の本体部41とその本体部の一端及び他端に一体に設けられたピンヘッドをなすキャップ43,45を有する。その一方のキャップ45に隣接して、ピン33には本体部41と段状をなす肩部47が一体に設けられている。ピンの本体部41、肩部47及び一方のキャップ45のそれぞれの幅、すなわち外径寸法を図6に、"X","Y","Z"で示してある。幅"Y"は幅"X"より大であるが幅"Z"よりも小さい。これら各幅の相違構成によって、保持ピン33を対応するスロット40,42内に保持して確実なロック係合構成を達成することについては以下に説明する。
【0017】
図2,3,5において、脚部35内のスロット40の内側の終端は開口48に連通し、その開口48の幅、すなわち内径の寸法は図において"Q"で示してある。この幅"Q"はスロットの幅"P"よりも大に設定されている。又、開口48の幅"Q"は肩部47の幅"Y"におおむね相当するが、幅"Y"よりも若干大に設定されている。従って、開口48は肩部47を受入れように係合可能である。
【0018】
スロット40の幅"P"は、ピンの本体部41の幅"X"よりもわずかに大であるので、本体部41はスロット40内をスライド自在に挿通される。これにより、肩部47が開口48との係合から外れたときに、本体部41をスロット40を介して挿脱して、ピン33をバネ31に対して取付け、取外しをなし得る。図3及び5に示すように、スロット40の開放端部51は脚部35の自由端のところでフレア状に外側に向って開いた拡大端部に構成されている。この構成が案内となり、ピンの本体部41はピン33の組付けに際してスロット40内に容易に挿通させることができる。
【0019】
図2には、バネ31が圧縮状態に押圧されて、ピン33により保持されたときの態様が示されている。この状態において、バネ31の両脚部35,37は、保持ピン33のキャップ45の下側とブレーキ構成部の一部をなす板55の上面との間に保持される。図示の板55はブレーキシューの一部をなし、ブレーキシューはライニング基板59に取付けられたライニング57を有する。バネの脚部37は板55を裏当て板23に対して押圧し、他方、脚部35はキャップ45の下側に対してバネ力を付与した状態で図示の位置に保持されている。キャップ45は脚部35の拡張ないしはね上がりを阻止し、他方のキャップ43がその面61のところで裏当て板23に当接することにより、脚部35にバネ力が付与されるが、キャップ45はそのバネ力に抗して図示のごとく保持されている。
【0020】
保持ピン33は、肩部47と開口48との係合によって脚部35に対してロック状態に保持されている。肩部47の幅"Y"はスロット40の幅"P"よりも大、すなわち"Q">"P"の関係になっているので、保持ピン33は、バネ31が図2に示す位置状態においてはバネ31とのロック係合から離脱することが確実に阻止される。
【0021】
肩部47はキャップ45に一体に隣接した状態で図示してあるが、保持ピン33がキャップ45と裏当て板23との間で付勢されるときに、脚部35又は37の一方が肩部47の移動を阻止する構成であれば、該肩部47はピンの本体部41上のどこに設けてもよい。
【0022】
図9(A),(B)に示す本発明の変形例において、ピンの本体部41'上の肩部47'はキャップ45の下面に対してそれから離間した位置に設けられ、脚部35'は該脚部35'の底面73から下方に延出した突起71を有する。スロット40'は肩部47'を受入れるに十分な大きさに設定されている。図9(B)に示すように、脚部35'の圧縮方向への押圧により、肩部47'は、方向"R"に沿ってスロット40'からスライドして外れることができ、バネを方向"S"に沿って移動させることにより保持ピンを係合状態から離脱させることができる。もし、両脚部35',37を圧縮方向への押圧時に相互に接触させるようにするには、脚部37に突起71を受入れる凹所を設けておけばよい。
【0023】
本発明の構成の主要な利点は、肩部47と脚部35内の開口48との係合構成にある。この係合によって、保持ピン33がバネ31との係合から離脱するのが確実に阻止される。これは、該肩部47を大きく形成して、幅狭のスロット40内を通り得ない構成としたことにより達成される。肩部47はキャップ45に隣接して設けられる構成においては、キャップ45に対する脚部35からのバネ力によって肩部47が開口48内に保持される。
【0024】
本発明のブレーキ抑えアセンブリは、バネ31の取外し作業をも容易にする。図7及び8に示すように、バネ31は、一方の脚部35を他方の脚部37に向かって押圧することにより取外すことができる。この押圧により、肩部47が開口48から外れ、図8に示すように、より細いピンの本体部41がスロット40を通るからである。スロット40の幅"P"は、その中をピンの本体部41が移動可能なように十分大きく設定されている。脚部35を押圧することにより、バネ31は方向"D"に沿ってスライドし、ピンの本体部41は方向"E"に沿って移動して、両脚部35,37のスロット40,42から外れることができる。このブレーキ抑えバネ31と保持ピン33の相互係合が外されると、ブレーキ構成部を取外して交換することができる。
【0025】
バネ31の円弧状部39は、従来のものよりも、より大きな円弧長さを有し、一方の脚部35は図4に示す46の位置で円弧状部39に対して角度をもって連接する構成のため、バネ31には圧縮状態においてかかる応力が小さくなる。図1(C)に示す従来のバネでは、より強い応力が作用するのでバネ内に永久ひずみを生じさせる恐れがある。これに対して、本発明のバネ構成では、バネにかかる過大応力を減少させることができる。図2に示す構成において、両脚部35,37は、互いに平行状態に対応し、図7に示すように十分に圧縮されたときに、両脚部がその全長にわたって相互に接触ないし係合する。従って、バネの取付け、取外しの作業時にバネ31内に永久ひずみが発生するのを回避することができる。両脚部35,37が圧縮状態に押圧される間、バネ又は保持ピンを取外しのために回転させる必要がないので、作業者に手根管症候群等の障害を引起こしたり、悪化させたりする恐れがない。
【0026】
上記の作業によって取外したブレーキ構成部を新しいものと交換する場合には、この新しいブレーキ構成部を前述の作業と逆の手順に従って取付けることができる。もし、保持ピン33が完全に取外された場合には、まず、ピン33を裏当て板23の開口65及び板55の開口67に挿通させる。次いで、バネの脚部35を圧縮方向に押圧してバネ31を保持ピン33に向かってスライドさせ、ピンの本体部41を両スロット40,42に係合させる。その後、脚部35に対する押圧を解放すると、バネ31の圧縮が部分的に解放され、これによって肩部47が脚部35内の開口48と係合する。そして、バネ31は、肩部47と開口48との間の係合によってピン33上にロック状態で保持される。このロック状態は、脚部35がバネ取外しのために再度、押圧されるまで維持される。
【0027】
実施例においては、断面形状において肩部47はシリンダ状で、開口48は円形状のものを示したが、これに代えて、両者共に円形状ないしシリンダ状でない形状のものも可能である。例えば、肩部47を四角形あるいは八角形とし、開口48はこれに対応した孔形状とし、これによって、バネが緊張して両者が係合した際に、相互にロック状態の係合を行い得る。尚、ピンの本体部41の断面形状は、円形状、矩形状、その他の多角形状等、任意に設定し得る。
【0028】
バネ31は、ブレーキ構成部を裏当て板上に抑えるために必要な強度及びバネ定数を有するものであれば、任意の材質のものを選択し得る。これと同様に、保持ピン33は、バネ31によって付与されたバネ力に抵抗し得るものであれば、任意の材質のものを選択し得る。
【0029】
図2〜8から明らかなように、本発明の抑えアセンブリは、ブレーキシューを採用したブレーキ機構に特に好適である。しかし、本発明のアセンブリは、ブレーキ機構がブレーキシュー、パッド、あるいはその他の形式のブレーキ構成部の如何に拘わらず、抑えバネと保持ピンとに必要ないずれの形式のブレーキ機構にも採用し得る。
【0030】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態の構成に限定されるものでなく、種々の変形構成をも含み得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のブレーキ抑えアセンブリを例示するもので、(A)はその概略縦面図、(B)は上面図、(C)はバネを圧縮状態に押圧した動作説明図である。
【図2】本発明のブレーキ抑えアセンブリ示す概略縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿って見た部分図である。
【図4】図2に示すアセンブリ中のバネを取出して示す側面図である。
【図5】図4に示すバネの自由端部の上面図である。
【図6】図2に示すアセンブリ中の保持ピンを取出して示す側面図である。
【図7】図2に示すアセンブリにおいて、バネを十分に圧縮状態に押圧した状態で示す動作説明図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿って見た部分図である。
【図9】バネと保持ピンとの相互係合構成部分の変形例を示すもので、(A)はその概略側面図、(B)はバネを圧縮した状態の動作説明図である。
【符号の説明】
30 ブレーキ抑えアセンブリ
31 バネ
33 保持ピン
35,37 脚部
39 円弧状部
40,42 スロット
41 本体部
43,45 キャップ
47 肩部
48 開口

Claims (3)

  1. 以下の構成によりなるブレーキ抑えアセンブリ、
    a)円弧状部によって相互に連結された対向する脚部を有するバネを備え、各脚部が一端開放のスロットを有し、そのスロットの少なくとも1つは第1の幅を有することと、
    b)本体部と、該本体部の各端部に設けられたキャップと、一方のキャップの近傍に設けられた肩部とよりなる保持ピンを備え、前記肩部が前記一方の脚部のスロットの第1の幅よりも大きい第2の幅を有することと、該一方の脚部は第1の幅を有するスロットの内側の終端に開口を有し、該開口は該一方の脚部に貫通して形成された孔形状とし、前記肩部の前記第2の幅より大で、かつ、該一方のキャップの幅よりも小さい第3の幅を有し、該肩部が該開口に係合すると、該肩部によって該保持ピンが該スロットから取り外されて該バネとの係合から離脱することが阻止されることと、
    c)前記バネ及び保持ピンは、該バネが一方のキャップとブレーキ構成部との間に配置された状態で、該ブレーキ構成部を裏当て板に対して保持すること。
  2. 前記肩部は、シリンダ状であり、前記開口は、円形状である請求項1に記載のブレーキ抑えアセンブリ。
  3. 前記バネはP字形をなす請求項1に記載のブレーキ抑えアセンブリ。
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