JP3760342B2 - 高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム - Google Patents

高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム Download PDF

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隆司 吉村
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、高架道路の桁下裏面(以下、高架道路裏面という。)の美観を向上し、且つ高架下を走行する車や電車などが発する騒音が高架道路の裏面に反射して周辺に拡散することを防止し、また、高架上を走行する車輛が発する振動が床板を通じて伝わる二次伝播音を低減する吸音機能を働く吸音板用ユニットの技術分野に属する。更に云えば、背面板と端部板とで下面開放の箱形容器を形成し、前記容器内に吸音材を充填し、開放された下面側に複数のルーバーを配置した、複数部材統合のユニットであり、背面板の背面部を吊り手段によって高架道路裏面の下地材へ吊り支持可能に構成した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高架道路裏面を見上げた際の美観を向上し、且つ高架下を走行する車や電車などが発する騒音が高架道路裏面に反射して周辺に拡散することを防止し、また、高架上を走行する車輛が発する振動が床板を通じて伝わる二次伝播音を低減する吸音機能を働き、高架道路等の桁下部分の保守点検のための歩廊を提供する手段として、例えば、
【0003】
(1)本出願人が所有する特許第3196138号公報(平成10年4月20日出願、平成13年8月6日発行)に開示された「桁下裏面側の足場兼用吸音システム」は、桁下裏面に吊り下げた小梁に吸音材を歩廊材と共に水平方向に敷設して構成されている。前記小梁は一定の間隔をあけて水平に設置し、該小梁の下側フランジの下面に複数の金属製ルーバーを一定の間隔をあけて平行にボルト止めし、前記ルーバーの上に吸音材を載置する。吸音材の上面は小梁の上側フランジの上面と同等レベルとなし、小梁の上側フランジの上面に歩廊材として波形プレートを敷設した構成である(主に請求項1記載の発明)。
要するに、桁下裏面側の足場兼用吸音システムを構成する各部材は、桁下裏面へ吊り下げた小梁に対して順に組み上げてゆく方法で構築される。
【0004】
(2) 次に、特許第2953989号公報(平成7年5月9日出願、平成11年9月27日発行)に開示された「吸音パネル」は、周側壁を形成する枠材を枠組みして上下面を開放されたパネル枠を形成し、このパネル枠の下面側に複数のルーバーを一定の間隔をあけて取り付け、同パネル枠内の前記ルーバーの上に吸音材を充填し、同パネル枠の上面側に遮蔽板(背面板)を取り付けて閉塞した構成である。
要するに複数部材を統合しユニット化した構成が注目される。前記遮蔽板が歩廊材を兼ねる旨の記載も認められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来技術(1)の「桁下裏面側の足場兼用吸音システム」は、同システムを構成する各部材を、桁下裏面へ吊り下げた小梁に対して順に組み上げてゆく方法で構築されるから、現場での組立作業が中心となり、現場への搬入部材の種類と数量が多く、その管理が面倒であるばかりでなく、現場での組み立て作業の工数が多く、手間が多く掛かって工期が長引くという問題点がある。
【0006】
その点、上記(2)の「吸音パネル」は、必要な複数部材を統合しユニット化した構成であるから、工場加工が増える。その分だけ現場への搬入部材の種類と数量を節減でき、現場での組立工数を減らし、工事期間を短縮できる利点が認められる。
【0007】
しかしながら、上記(2)の吸音パネルの構成は、パネルの周側壁を形成する、横断面が溝形鋼状の枠材を矩形状に枠組みして上下面を開放されたパネル枠(周側壁)を形成するから、枠組み作業に多くの手間がかかる。パネル枠の下面側に複数のルーバーを一定の間隔をあけて取り付ける手段に関しては、ルーバーの両端部を相対向する枠材の表面(下面)にそれぞれ係止させるとのみ説明しているだけで、図面にも具体的記載が見当たらない。パネル枠内の前記ルーバーの上に吸音材を充填し、同パネル枠の上面側に遮蔽板(背面板)を取り付けて閉塞した構成と認められるが、同公報中図7の吸音パネルを桁下裏面側へ取り付けた例を示す図9によれば、下地材へ取り付けるとの説明があるだけで、具体的な構造は不明である。一方、図8の吸音パネルは、パネル枠の上部に矩形断面の厚肉部を設け、その上面部に、上向きに倒立させたボルトの軸部及び頭をスライドさせることが可能な凸形断面の溝を長手方向に設け、その溝へ通した上向きのボルトで下地材へ取り付けるのであろうことを推定できる。これは一見合理的な構成に思われるが、パネル枠の上部に矩形断面の厚肉部を設け、凸形断面の溝を長手方向に設けるということは、このパネル枠を特注品として製作することになるから、不経済で高コストな構成と云わねばならない。
【0008】
要するに、上記従来技術(2)の「吸音パネル」の構成は、全体として未だ具体性に乏しい構成であるし、技術的完成度が低いというほかない。
【0009】
本発明の目的は、上記した従来技術(2)の欠点、問題点をことごとく解決した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムを提供することである。
【0010】
本発明の更に具体的な目的は、本出願人が所有する上記従来技術(1)の特許第3196138号公報に開示した「高架道路等の桁下裏面側の足場兼用吸音システム」の技術的思想を基礎として、その構成要素である歩廊材(背面板)と端部板とで下面開放の箱形容器を形成し、前記容器内に吸音材を充填し、開放された下面に複数のルーバーを配置した、複数部材統合のユニットであり、背面板の背面部を吊り手段によって高架道路裏面の下地材へ吊り支持可能に構成した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムは、
背面板はその背面部の長手方向の両側辺に下方へ折り曲げて形成した側壁部を有し、短手方向の辺には側壁がないか又は側壁の一部分が小さな幅寸に折り曲げて形成され、全体として下向きの溝形状に形成されていること、
前記背面板の短手方向の辺の側壁を形成する端部板は、同短手方向の辺と同等な長さで、前記背面板の長手方向の両側辺に形成された側壁部と同等な高さに形成されており、背面板との接合箇所を一体的に結合されていること、
前記背面板と端部板とで形成された下面開放の箱形容器の中へ吸音材が充填されていること、
前記背面板と端部板とで形成された下面開放の箱形容器の下面部へ止着した複数のルーバー保持材を介して複数のルーバーが取付られていること、
前記背面板の背面部が、高架道路裏面の下地材へ、吊り手段によって吊り支持されることをそれぞれ特徴とする。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
背面板の背面部に下方へ膨らむように屈曲して1乃至複数個の溝形部が形成されており、背面板と端部板とで形成された箱形容器の中へ充填した吸音材はその上面を前記溝形部の下底面へ接触させて同吸音材の上面と背面部との間に空隙が確保されていること、
前記溝形部の溝内に吊り金具が設置され、前記吊り金具に頭を支持された上向きのボルトを吊り手段として高架道路裏面の下地材へ吊り支持が行われること、
背面板の溝形部の両端は端部板によって閉鎖されていることを特徴とする。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
背面板の平坦な背面部に吊り金具が設置され、前記吊り金具に頭を支持された上向きのボルトを吊り手段として高架道路裏面の下地材へ吊り支持が行われることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明は、請求項2又は3に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
吊り金具は、その下半部に形成した空洞部を利用して背面板の溝形部の底面とボルト止めされており、上半部には上向きとしたボルトの軸部及び頭をスライド可能に支持する断面が凸型のスライド溝を有する構成であることを特徴とする。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
背面板の背面部の上面に、落下防止用ワイヤーを通す孔を備えた吊り金具がヒンジを介して起伏自在に設置されていることを特徴とする。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
ルーバー保持材であるアングルの水平辺にルーバーの上部がボルト止めされ、上記背面板と端部板とで形成された下面開放の箱形容器の下面部へ前記アングルを止着することによってルーバーが吊り支持されており、同箱形容器の中へ充填された吸音材は前記ルーバー等により支持されていることを特徴とする。
【0017】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
背面板の長手方向の両側辺に形成した側壁部の下縁を内方へほぼ水平に折り曲げてリップ部が形成されており、ルーバー保持材の両端部は前記リップ部の上に載せて止着されており、吸音材もリップ部の上に載せて支持されていることを特徴とする。
【0018】
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
ルーバーは、上面に開口を有する中空部材であり、その上面部の中央に下向きに短く折り曲げてほぼ平行に形成したリップの間が吹き抜け開口部に形成されており、該ルーバーの前記両側のリップの下縁へ引っ掛けて止めた吊り具、及び同吊り具の中央部に上向きに設けられ前記吹き抜け開口部を通じて上方へ立ち上がらせたボルトをルーバー保持材のボルト孔へ通し、上方からナットを締め込んでルーバー保持材へ取り付けられていることを特徴とする。
【0019】
請求項9記載の発明は、請求項1〜8のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
ルーバーは、横断面形状が上面に開口を有する倒立台形状の中空部材であり、その上面部は両側壁部の上端をほぼ水平に内向きへ屈曲して形成され、上面部の中央長手方向に下向きに短く折り曲げてほぼ平行に形成したリップの間が吹き抜け開口部に形成されていることを特徴とする。
【0020】
請求項10記載の発明は、請求項1〜9のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
ルーバーの上面部を除く各面に、所定の開口率となるように吸音孔があけられていることを特徴とする。
【0021】
請求項11記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
背面板と端部板とで形成された下面開放の箱形容器の長手方向の中間部位に、背面板の長手方向の両側辺に形成された側壁部の下端同士を連結する平板状の中間幅止め材が設けられていることを特徴とする。
【0022】
請求項12記載の発明は、請求項1〜11のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
背面板の長手方向の両端部、及び中間部にルーバー保持材が止着されており、吸音材は中間部のルーバー保持材の位置で分断された複数個から成り、背面板と端部板とで形成された下面開放の箱形容器の中に充填されていることを特徴とする。
【0023】
請求項13記載の発明は、請求項1〜12のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
中間部のルーバー保持材は、断面がZ形状をなし、その下側フランジにルーバーが取り付けられ、上側フランジは背面板の背面部と止着されていることを特徴とする。
【0024】
請求項14記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムにおいて、
背面板の側壁部と端部板とを結合するボルト、及び端部板とルーバー保持材とを結合するボルトを通す端部板のボルト孔は、同端部板の外側面から内方へすぼまるテーパー形状に形成した皿座を有し、ボルトの頭は前記の皿座へ収まって止まり、且つ端面は端部板の外側面とほぼ面一となる平坦形状の皿頭に形成されており、このボルトを前記ボルト孔へ内向きに通し内側からナットを締め込み結合が行われていることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施形態】
以下に、図面を参照して、請求項1〜14に記載した発明に係る高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムの実施形態を説明する。
【0026】
歩廊材を兼ねる背面板1は、板厚が1mm程度の亜鉛メッキ鋼板(鋼製波板を含む)で構成され、図1に示したように、背面部1aの長手方向の両側辺に、下方へほぼ直角に折り曲げて形成した側壁部1bを有する。同側壁部1bの下縁を内方へほぼ水平に(直角に)折り曲げてリップ部1dも形成されている(請求項7記載の発明)。
【0027】
背面板1は、吸音板用ユニットの通例の大きさとして、背面部1aの長手方向の長さが約2mの場合と約3mの場合とがある。短手方向は約70cmで共通し、側壁部1bの高さは約110mm程度に形成されている。背面板1の短手方向の辺には側壁がなくても支障ないが、図示例の場合は、側壁の一部分1cが幅寸を約30mm程度に折り曲げて小さく形成され、全体としては下向きの溝形状に形成されている。因みに、図1は吸音板用ユニットの長手方向長さが約2mと短い場合の実施形態を示したもので、中間幅止め材9が使用されている。
【0028】
上記背面板1の短手方向の辺の側壁は、別途用意した平板状(帯板状)の端部板2によって形成される。端部板2は、背面板1の短手方向の辺と同等な長さで、同背面板1の長手方向の両側辺に形成した側壁部1bと同等な高さに形成されており、背面板1との接合箇所を後述するリベット止めなどで一体的に結合して下面開放の箱形容器が形成される。端部板2の両端には背面板1との接合用として、両側壁部1bの内側へ差し込むフランジ部2aが直角に折り曲げて形成されている。このフランジ部2aを各側壁部1bの内側へ差し込み、図1に小さな点で示した位置をリベット止め等で結合される。同様に、端部板2と、背面板1の短手方向の辺に形成した側壁の一部分1cとの接合部分も、図3に示したように、ボルト止め手段3(又はリベット止め)により結合して強固な箱形容器が形成される。
【0029】
なお、上記ボルト止め手段3に関しては、場所は異なるが、図4の左下隅部分に示したように実施することが好ましい。即ち、ボルト4を通す端部板2のボルト孔は、同端部板2の外側面から内方へすぼまるテーパー形状の皿座を有する構成とする。ボルト4の頭4aは前記の皿座へ収まって止まり、且つ外端面は端部板2の外側面とほぼ面一となる平坦形状の皿頭に形成する。同ボルト4を前記ボルト孔へ内向きに通し内側からナット5を締め込んだ構成で結合を行う(請求項14記載の発明)。かくすると、端部板2の外側面に突き出る邪魔物が発生しないから、この吸音板用ユニットを高架道路裏面へ隣接するもの同士を密接な関係で敷設する際、ぴったり密着させることができ好都合である。
【0030】
上記したようにして背面板1と端部板2とで形成された下面開放の箱形容器の中へ吸音材6が充填される。
【0031】
その上で、背面板1と端部板2とで形成された下面開放の箱形容器の下面部に、複数のルーバー7…が長手方向へ一定の間隔で平行な配置に取付られ、同ルーバー7により上記吸音材6の支持が行われている(図2又は図7など参照)。図2で明らかなように、複数のルーバー7…が長手方向へ平行な配置で取付られた形態は、規則正しく整列された美観を発揮し、下から見上げた際の景観性に優れるのである。
【0032】
ルーバーの形態、特に横断面形状については近年種々公知であるが、いずれも中空部材である点で共通している。吸音孔を形成したものと形成しないものとに大別される。図示したルーバー7は、上記従来技術(1)に挙げた特許第3196138号公報に開示した通り、横断面が倒立台形状の中空部材で、しかも上面部中央の長手方向に開口を有する形態であることを特徴とする(図3)。
【0033】
該ルーバー7の上面部は、側壁部の上端をほぼ水平に内向きへ屈曲して形成されている。同上面部の中央には、下向きに短く折り曲げたリップ7a、7aがほぼ平行に形成され、該リップ7a、7aの間に幅が30mm程度の吹き抜け開口部が開放されている(図1も参照。請求項7、8及び9記載の発明)。更にルーバー7の下面から両側面にかけてほぼ全面に、吸音孔としてパンチング孔7bが開口率が51%程度になるように設けられている(請求項10記載の発明)。
【0034】
ルーバー7は、上記したように吸音孔7bを設けた上に、上面に吹き抜け開口部を開放しているので、音波がルーバーに反射することなく、直上の吸音材6へダイレクトに吸収される構造であり、高い吸音率(平均斜入吸音率0.95)を達成できる。
【0035】
このルーバー7を、上記したように背面板1と端部板2とで形成した下面開放の箱形容器の下面部へ取り付ける手段として、下面開放の箱形容器の下面部へ止着する複数のルーバー保持材8が使用される(請求項1記載の発明)。図1の実施形態では、ルーバー保持材8がルーバー7の両端部に2本使用され、各ルーバー保持材8、8は背面板1の長手方向の両端部の位置に止着される(請求項12記載の発明)。
【0036】
ルーバー7をルーバー保持材8へ取り付ける手段としては、ルーバー7の上記した上面部の形態が活用される。即ち、図3が分かりやすいように、両側のリップ7a、7aの下縁へ引っ掛けるV字形の凹部10aを左右対称形状に有する吊り具10、及び同吊り具10の中央部に上向きに設けられルーバーの前記吹き抜け開口部を通じて上方へ立ち上がるボルト11を一体化した構成の吊り金具が好適に使用される。吊り具10の凹部10aをルーバー7のリップ7aの下縁へ引っ掛けてボルト11を前記吹き抜け開口部を通じて上方へ立ち上がらせ、同ボルト11をルーバー保持材8のボルト孔へ通し、上方からナット12を締め込んで取り付けが行われている(請求項8、9記載の発明)。
【0037】
ルーバー保持材8は、背面板1と端部板2とで形成した下面開放の箱形容器の下面部へ次のように取り付ける。
【0038】
ルーバー保持材8には剛性が大きいアングルが使用されている。その水平辺の両端部が図3に示したように背面板1の側壁部1bの下端に内向きに形成したリップ部1dの上に載せられ、垂直片が端部板2の内側面に接触される(図4)。そして、同垂直片の複数箇所が図4に示した構成で端部板2とボルト4で止められている(請求項7記載の発明)。
【0039】
特に、前記ボルト4を通す端部板2のボルト孔は、外側面から内方へすぼまるテーパー形状の皿座を有する。ボルト4の頭4aは前記の皿座へ収まって止まり、且つ外端面は端部板2の外側面とほぼ面一となる平坦形状の皿頭に形成されている。このボルト4を前記ボルト孔へ内向きに通し、更にアングル8の垂直片に形成したボルト孔へも通し、内側からナット5を締め込んで結合されている(請求項14記載の発明)。したがって、端部板2の外側面に突き出る邪魔物は一切なく、この吸音板用ユニットを、高架道路裏面へ、隣接するもの同士を密接な関係で敷設する作業に好都合である。
【0040】
なお、図1に示したように、吸音部材ユニットの長さが約2mと短い場合、ルーバー7はその両端を2本のルーバー保持材8、8で支持されると、充分強固な取り付け状態となる。むしろ下面開放の箱形容器を構成する背面板1の両側壁部1b、1bが鉛直荷重を受けて両外方へ開くような変形を生ずる虞がある。そこで背面板1の両側壁部1b、1bの長手方向のほぼ中間位置に、両側壁部1b、1bの下端同士を連結する平板状の中間幅止め材9が設置されている(請求項11記載の発明)。中間幅止め材9には、図1に示したように、その両端に上向きに屈曲したフランジ部9aが形成されている。中間幅止め材9は、その両端を両側壁部1b、1bのリップ1d上に載せ、フランジ部9aを側壁内面へ接触させ、リベット止め等の手段で結合される。平板状の中間幅止め材9は、図4に示したように、ルーバー7の上面位置を横断している。
【0041】
一方、図9に示した実施形態のように、吸音板用ユニットの長さが約3mと長い場合には、ルーバー保持材8は、ルーバー7の両端部の他に、長手方向の中間位置にも1本(但し複数本でも可)使用される(請求項12記載の発明)。中間部のルーバー保持材8にも、通例アングルが使用される。中間部のアングル8には、図9に示したように、両端部に水平辺又は垂直片をほぼ直角に屈曲したフランジ8aが設けられ、このフランジ8aを背面板1の両側壁部1bの内面に接触させ、リベット止め等の手段で止着される。ルーバー7の支持を強固にして垂れ下がり等の不都合を防止するためである(図10を参照)。
【0042】
なお、中間部のルーバー保持材8が使用される場合、同ルーバー保持材8の存在が吸音材6の充填に障害物となる。そこで吸音材6は、図9、図10に示したようにアングル8の垂直片の位置で分断した2個(又は中間部のルーバー保持材の本数に比例して複数個)から成るものとし、それが背面板1と端部板2とで形成された下面開放の箱形容器の中へ一枚板状に並べて充填される(請求項12記載の発明)。
【0043】
上記中間部のルーバー保持材に関しては、図11、図12に示す実施形態のように、横断面がZ形状をなす所謂Z形鋼状材8’を使用することもできる。このZ形鋼状材8’を使用する場合は、図11に示したように、ウエブの両端をほぼ直角に屈曲して形成したフランジ8bが背面板1の両側壁部1bの内面とリベット止め等の手段で止着されるほか、上側フランジ8cが背面板1の背面部下面とリベット止め等の手段で止着される(請求項13記載の発明)。ルーバー7は下側フランジへボルト止め等の手段で取り付けられる(図12)。
【0044】
上記のように構成された吸音板用ユニットは、高架道路裏面の下地材へ以下に説明する吊り手段により吊り支持される。
【0045】
先ず、背面板1の背面部1aには、図3で明らかなように、下方へ倒立台形状に膨らむように屈曲した2個(但し、1乃至複数個で可)の溝形部13が、一例として深さ30mm前後、溝上面の開口幅が70mm程度の大きさに形成されている。この溝形部13は、歩廊材の働きを兼ねる背面部1aの強度、剛性を高める働きを有する。のみならず当該背面板1と端部板2とで形成された箱形容器の中へ充填した吸音材6の上面を、当該溝形部13の下底面13aへ接触させ押さえることによって、同吸音材6の上面と背面部1aとの間に、吸音作用に必要十分な空隙を確保することにも役立っている。
【0046】
前記溝形部13の溝内の両端部に、同溝の深さ(約70mm)と同程度の高さとし、背面部1aの上面よりも突き出ない高さとした吊り金具15が設置され、この吊り金具15に頭を支持され上向きとしたボルト24を吊り手段として高架道路裏面の下地材17(溝形材)への取り付け(吊り支持)が行われている(図4、請求項2記載の発明)。
【0047】
図示例の吊り金具15は、図8A、Bに拡大して示したように、その下半部の長手方向に貫通する構造(又は非貫通構造でも可)に形成した空洞部15aを利用して、背面板1の溝形部13の下底面13aとボルト止めされている。即ち、空洞部15aの中にナット20を予め挿入しておく。そして、同空洞部15aの下底部及び溝形部13の下底面13aに予め設けたボルト孔へボルト21を下方から上向きに共通に通し、前記ナット20へねじ込んで結合されている。このため空洞部15aは、ナット20を挿入しスライドさせることは可能であるが、回転はさせない形状と大きさに形成されている。
【0048】
吊り金具15の上半部には、上向きとしたボルト24の軸部24a及び頭24bをスライド可能で、回転はさせないように支持する、断面が凸型のスライド溝15bを有する。前記スライド溝15bへ通して支持させた上向きのボルト24を高架道路裏面の下地材17のボルト孔へ通し、上方からナット25をねじ込んで取り付け(吊り支持)が行わる(図4)。
【0049】
図6によれば、背面板1の2本の溝形部13左右両端の位置に合計4個に配置した吊り金具15の上向きボルト24をボルト止めすることにより、1台の吸音板用ユニットの取り付けを完了する。よって、現場作業はすこぶる簡単に迅速に能率良く行うことができ、工期の短縮を達成できるのである。
【0050】
なお、地上から数メートルに及ぶ高さの高架道路裏面の下地材17へ高所作業として吸音板用ユニットの取り付け作業が行われることを考慮して、図示例の場合、背面板1の溝形部13の両端は端部板2によって閉鎖されている(図8B、請求項2記載の発明)。取り付け作業中にボルト21、24或いはナット20、25が作業者の手からこぼれ落ち、溝形部13の両端から落下する事故を未然に防止する目的による。
【0051】
上記したボルト24による吊り支持を更に補完する安全対策として、背面板1の背面部1aの上面に、複数箇所(図6では2個)、落下防止用ワイヤー27を通す孔26aを備えた吊り金具26がヒンジ26b(図3)を介して起伏自在に設置されている(請求項5記載の発明)。各吸音板用ユニットは、下地材17へ上記した要領で吊り支持すると共に、落下防止用ワイヤー27を吊り金具26の孔26aへ通して不測の事故の防止が図られる。ヒンジ26bにより設置した吊り金具26は、この吸音板用ユニットの運搬や保管に際して、吊り金具26をヒンジ26bの位置で平たく倒すことにより、段積みすることが可能であり、効率が良い。
【0052】
なお、本発明の吸音板用ユニット式ルーバーシステムは、高架道路裏面への適用に限らず、同様な対策を必要とする高架鉄道、高架橋などの裏面へも全く同様に使用できる。
【0053】
【発明の効果】
請求項1〜14に記載した発明に係る高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステムは、構造が簡単で、構成部材に特注品がなく、比較的簡単な加工で容易に安価に製造できる。しかも、高架道路裏面の下地材への取り付けが、1ユニット当たり4本程度の少ないボルト数のボルト止めで目的を達成でき、現場作業の工数節減に寄与するところ大である。
現場での取り付け作業、及び供用期間中の安全性確保にも十分な配慮が成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸音板用ユニット式ルーバーシステムの各構成部材を分解して示した断面図である。
【図2】本発明に係る吸音板用ユニットを下から見上げて示した斜視図である。
【図3】図5のIII−III線矢視の拡大した断面図である。
【図4】図6のVI−VI線矢視の断面図である。
【図5】本発明に係る吸音板用ユニットの正面図である。
【図6】吸音板用ユニットの平面図である。
【図7】吸音板用ユニットの底面図である。
【図8】AとBは吊り金具の使用状態を拡大して示す側面図と正面方向の断面図である。
【図9】異なる吸音板用ユニット式ルーバーシステムの各構成部材を分解して示した断面図である。
【図10】上記吸音板用ユニットを図4と同じ視点で示した断面図である。
【図11】更に異なる吸音板用ユニット式ルーバーシステムの各構成部材を分解して示した断面図である。
【図12】上記吸音板用ユニットを図4と同じ視点で示した断面図である。
【符号の説明】
1 背面板
1a 背面部
1b 側壁部
1c 側壁の一部分
2 端部板
6 吸音材
7 ルーバー
8、8’ルーバー保持材
9 中間幅止め材
24 ボルト(吊り手段)
13 溝形部
13a 下底面
15 吊り金具
17 下地材
15a 空洞部
21 ボルト
15b スライド溝
27 落下防止用ワイヤー
26a 孔
26 吊り金具
26b ヒンジ
1d リップ部
7a リップ
10 吊り具
11 ボルト
12 ナット
4 ボルト
4a ボルトの頭
5 ナット

Claims (14)

  1. 背面板はその背面部の長手方向の両側辺に下方へ折り曲げて形成した側壁部を有し、短手方向の辺には側壁がないか又は側壁の一部分が小さな幅寸に折り曲げて形成され、全体として下向きの溝形状に形成されていること、
    前記背面板の短手方向の辺の側壁を形成する端部板は、同短手方向の辺と同等な長さで、前記背面板の長手方向の両側辺に形成された側壁部と同等な高さに形成されており、背面板との接合箇所を一体的に結合されていること、
    前記背面板と端部板とで形成された下面開放の箱形容器の中へ吸音材が充填されていること、
    前記背面板と端部板とで形成された下面開放の箱形容器の下面部へ止着した複数のルーバー保持材を介して複数のルーバーが取付られていること、
    前記背面板の背面部が、高架道路裏面の下地材へ、吊り手段によって吊り支持されることをそれぞれ特徴とする、高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  2. 背面板の背面部に下方へ膨らむように屈曲して1乃至複数個の溝形部が形成されており、背面板と端部板とで形成された箱形容器の中へ充填した吸音材はその上面を前記溝形部の下底面へ接触させて同吸音材の上面と背面部との間に空隙が確保されていること、
    前記溝形部の溝内に吊り金具が設置され、前記吊り金具に頭を支持された上向きのボルトを吊り手段として高架道路裏面の下地材へ吊り支持が行われること、背面板の溝形部の両端は端部板によって閉鎖されていることを特徴とする、請求項1に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  3. 背面板の平坦な背面部に吊り金具が設置され、前記吊り金具に頭を支持された上向きのボルトを吊り手段として高架道路裏面の下地材へ吊り支持が行われることを特徴とする、請求項1に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  4. 吊り金具は、その下半部に形成した空洞部を利用して背面板の溝形部の底面とボルト止めされており、上半部には上向きとしたボルトの軸部及び頭をスライド可能に支持する断面が凸型のスライド溝を有する構成であることを特徴とする、請求項2又は3に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  5. 背面板の背面部の上面に、落下防止用ワイヤーを通す孔を備えた吊り金具がヒンジを介して起伏自在に設置されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  6. ルーバー保持材であるアングルの水平辺にルーバーの上部がボルト止めされ、上記背面板と端部板とで形成された下面開放の箱形容器の下面部へ前記アングルを止着することによってルーバーが吊り支持されており、同箱形容器の中へ充填された吸音材は前記ルーバー等により支持されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  7. 背面板の長手方向の両側辺に形成した側壁部の下縁を内方へほぼ水平に折り曲げてリップ部が形成されており、ルーバー保持材の両端部は前記リップ部の上に載せて止着されており、吸音材もリップ部の上に載せて支持されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  8. ルーバーは、上面に開口を有する中空部材であり、その上面部の中央に下向きに短く折り曲げてほぼ平行に形成したリップの間が吹き抜け開口部に形成されており、該ルーバーの前記両側のリップの下縁へ引っ掛けて止めた吊り具、及び同吊り具の中央部に上向きに設けられ前記吹き抜け開口部を通じて上方へ立ち上がらせたボルトをルーバー保持材のボルト孔へ通し、上方からナットを締め込んでルーバー保持材へ取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  9. ルーバーは、横断面形状が上面に開口を有する倒立台形状の中空部材であり、その上面部は両側壁部の上端をほぼ水平に内向きへ屈曲して形成され、上面部の中央長手方向に下向きに短く折り曲げてほぼ平行に形成したリップの間が吹き抜け開口部に形成されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  10. ルーバーの上面部を除く各面に、所定の開口率となるように吸音孔があけられていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  11. 背面板と端部板とで形成された下面開放の箱形容器の長手方向の中間部位に、背面板の長手方向の両側辺に形成された側壁部の下端同士を連結する平板状の中間幅止め材が設けられていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  12. 背面板の長手方向の両端部、及び中間部にルーバー保持材が止着されており、吸音材は中間部のルーバー保持材の位置で分断された複数個から成り、背面板と端部板とで形成された下面開放の箱形容器の中に充填されていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  13. 中間部のルーバー保持材は、断面がZ形状をなし、その下側フランジにルーバーが取り付けられ、上側フランジは背面板の背面部と止着されていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
  14. 背面板の側壁部と端部板とを結合するボルト、及び端部板とルーバー保持材とを結合するボルトを通す端部板のボルト孔は、同端部板の外側面から内方へすぼまるテーパー形状に形成した皿座を有し、ボルトの頭は前記の皿座へ収まって止まり、且つ端面は端部板の外側面とほぼ面一となる平坦形状の皿頭に形成されており、このボルトを前記ボルト孔へ内向きに通し内側からナットを締め込み結合が行われていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一に記載した高架道路裏面吸音板用ユニット式ルーバーシステム。
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