JP3759516B2 - 綴じ具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、綴じ具に関し、特に、たとえば綴じ穴が形成された書類などをファイルに綴じるために用いられる綴じ具に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファイルに書類などを綴じるために、たとえば図55及び56に示すような綴じ具1が用いられる。綴じ具1は、長手方向を有する綴じ具本体2を含む。綴じ具本体2の長手方向の両側には、操作片3が取り付けられる。操作片3は、綴じ具本体2の長手方向に対して直立する位置と、綴じ具本体2の長手方向に沿った位置との間で、回動可能に取り付けられる。操作片3の近傍において、綴じ具本体2には開口部4が形成される。
【0003】
綴じ具1は、ファイル5に書類などを綴じるために用いられる。ファイル5は表紙6aを含み、その中央部に形成された折り畳み部6bには、綴じ具1の2つの開口部4に対応した間隔で、綴じ足7が取り付けられる。この綴じ足7が、書類に形成された綴じ穴に挿通される。そして、書類の上に、綴じ具1が載置される。このとき、綴じ具本体2の開口部4に、綴じ足7が挿通される。そして、操作片3を綴じ具本体2の長手方向に沿うように倒すことにより、綴じ足7が綴じ具本体2の長手方向に倒れた状態で、綴じ具本体2と操作片3との間に挟まれる。この状態で、操作片3が綴じ具本体2に固定され、書類がファイル5に綴じられる。
【0004】
このような綴じ具1において、操作片3が倒れた状態で固定されたとき、綴じ具本体2に対して直立する向きに力が働くような構造とすることが考えられている。このような綴じ具1では、操作片3が倒れた状態で固定されていないとき、常に綴じ具本体に対して起き上がるように力が働く。そのため、綴じ片3が起き上がって、開口部4が露出した状態が保たれる。したがって、開口部4が露出するように綴じ片3を指で支える必要がなく、綴じ足7を開口部4に挿通したり外したりする作業を容易に行うことができる(例えば、特許文献1参照)
【0005】
このような綴じ具1は、書類の綴じ量を調整することができるファイル5にも用いることができる。このファイル5では、図55及び56に示すように、表紙6aに袋状に形成された被覆用表紙8aが被せられる。この被覆用表紙8aには、折り畳み部6bに対応して、鍔状部8bが形成される。この鍔状部8bには、2つの綴じ足7に対応した間隔で、貫通孔が形成される。
【0006】
このファイル5では、表紙6aが袋状の被覆用表紙8aに嵌め込まれているため、表紙6aに対して被覆用表紙8aをスライドさせることにより、折り畳み部6bと鍔状部8bの間隔を調整することができる。これらの折り畳み部6bと鍔状部8bとの間に、書類が挟み込まれ、綴じ足7が書類の綴じ穴および鍔状部8bの貫通孔に挿通される。書類の反対側には、鍔状部8bに綴じ具10が取り付けられる。そして、綴じ具1の開口部4に綴じ足7を挿通し、操作片3を倒すことにより、書類をファイル5に綴じることができる。このように、表紙6aの折り畳み部6bと被覆用表紙8aの鍔状部8bとの間隔を調整することにより、これらの間に挟まれる書類の綴じ量を調整することができる。
【0007】
【特許文献1】
特開2003−11565号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、この綴じ具1では、操作片3が起きた状態を保つことができ、書類を綴じたり外したりすることが容易であるが、綴じ足7が綴じ具本体2の長手方向に沿うように曲がった状態のままである場合、綴じ具1が綴じ足7に引っ掛かって取り外しにくい。
【0009】
また、書類の綴じ量を調整できるファイル5では、表紙6aに対して被覆用表紙8aをスライドさせるときに、図55及び56に示すように、鍔状部8bが倒れやすく、この場合、綴じ足7が綴じ具1に対して斜めになる。そのため、綴じ足7が綴じ具1の開口部4に斜めに入った状態となり、綴じ足7が綴じ具1に引っ掛かった状態となって、表紙6aに対して被覆用表紙8aをスライドさせることができなくなる。したがって、表紙6aに対して被覆用表紙8aをスライドさせようとすれば、鍔状部8bを綴じ足7に対して直交する状態で持ち、被覆用表紙8aをスライドさせる必要があり、取り扱いが煩雑となる。
【0010】
それゆえに、この発明の主たる目的は、どのようなファイルに用いても、容易に書類を綴じたり外したりすることができる綴じ具を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、被綴じ物を綴じ足で綴じる綴じ具であって、綴じ足を通す開口部が形成されたベースと、綴じ足を通す筒状で中空部を有する綴じ片とを備え、前記綴じ片は、ベースに対して、ヒンジ部又は蝶番を介して一端側を中心として回動可能に取り付けられ、前記ベースの開口部から綴じ片の中空部に綴じ足を通すために、前記綴じ片が、前記ベースに対して起こされたときに、前記綴じ片の中空部と前記ベースの開口部とが連通するように形成され、綴じ足が通された綴じ片が綴じ足とともに、ヒンジ部又は蝶番を介して倒された状態で固定され、且つ、綴じ片が起こされたときに、中空部に通された綴じ足も共に起きて綴じ片から引き抜くことができるように形成された、綴じ具である。
このような綴じ具において、綴じ片がベースに対して直立したときに、綴じ片の中空部とベースの開口部との連通部に他の隙間が形成されないようにすることが好ましい。
また、綴じ片がベースに対して直立した状態を保持するためのストッパを形成することが好ましい。
また、綴じ足は、保持具に保持され、前記保持具は、綴じ片を倒した状態で、綴じ片に通された綴じ足とともに保持し、且つ、綴じ足の引き抜きが防止されるように形成されるようにすることが好ましい。
また、綴じ片は、綴じ足を固定するための保持具の凹凸部が嵌挿されるように、切込部が形成されるようにすることが好ましい。
【0012】
綴じ片の中空部とベースの開口部とが連通した状態で、開口部から綴じ片に向かって、ファイルに取り付けられた綴じ足が挿通される。そして、綴じ片を回動させて倒すことにより、綴じ足が綴じ片の中空部に挿通された状態で折り曲げられる。それにより、綴じ足がベースの開口部から外れることが防止される。また、綴じ片がベースに対して直立する位置に配置されたとき、綴じ足は連通した開口部と綴じ片の中空部とを通っているため、綴じ足が綴じ片の内部で直線状に配置される。したがって、綴じ片がベースに対して起き上がったとき、綴じ足が綴じ具に引っ掛かりにくい構造となっている。
このような綴じ具において、ベースに対して綴じ片が直立しているとき、綴じ片の中空部とベースの開口部との連通部に他の隙間が形成されないようにすることにより、綴じ足を挿通するときに、確実に連通した中空部と開口部に導き入れることができる。
また、ベースに対して綴じ片が直立した状態で固定するためのストッパを形成することにより、綴じ足の抜き差しを容易に行うことができ、書類を綴じたり外したりすることが簡単になる。
また、前記綴じ足は、保持具に保持され、前記保持具は、前記綴じ片を倒した状態で、綴じ片に通された綴じ足とともに保持し、且つ、綴じ足の引き抜きが防止されるように形成することにより、綴じ片が倒れた状態において保持され、書類を綴じた状態を維持することができる。
【0013】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の綴じ具の一例を示す平面図である。また、図2は図1の断面図であり、図3は図1に示す綴じ具を反対側からみた平面図である。綴じ具10は、長手方向を有する長尺帯状の比較的柔軟性を有する合成樹脂製ベース12を含む。ベース12の一方面側(表面側)は平面状に形成され、他方面側(裏面側)にはベース12の長手方向に沿って凹部14が形成される(図9参照)。
凹部14の長手方向の両側には、平面円形の貫通孔16が形成される。一方の貫通孔16と他方の貫通孔16は、用箋等の被綴じ物Aの綴じ穴の間隔に対応した間隔をおいて、ベース12の一方面側から一段低くなった円形の段差部18の中央部に形成される。
さらに、前記段差部18の内側(後記開口部28より内側)であってベース12の幅方向の両側には、4つの係止部20が突出するように形成される(図9及び図10参照)。
【0015】
前記係止部20の外側(段差部18の外側)であってベース12の長手方向の両側には、中間部22を介して、綴じ片24が形成される。中間部22は、ベース12と略同一の幅であって、ベース12の一方面(表面)から一段下がって形成され、さらに、中間部22の外側には、中間部22の下面側に続いて綴じ片24の下壁部24bとの間に縦断面V字状に凹んで折り曲げ可能な薄肉状のヒンジ部26が形成される(図8及び図10参照)。ヒンジ部26は、綴じ片24の下壁部24bとベース12と中間部22と一体的に連結され、ベース12及び中間部22と略同一の幅に形成されている。
【0016】
さらに、中間部22の段差部分の一部およびヒンジ部26に向かう傾斜部分の一部に、表面側から裏面側に亘って穿設された開口部28が形成される(図10参照)。
また、段差部18の外側(後記開口部28より内側)であってベース12の長手方向の両端側において、中間部22とは一定の間隔をあけてベース12の長手方向において外側に向かって突出する凸部30が形成される(図10参照)。
凸部30は、ベース12と略同一の幅であって、ベース12の幅方向に全域に亘って形成され、中間部22の上部において綴じ片24に向かって突出し、その先端が断面円弧状に形成されている。
【0017】
綴じ片24は、中空状、この実施の形態においては長手方向に中空部32が穿設された筒状(角筒状)に形成される(図7参照)。中空部32は、綴じ片24をヒンジ部26で折り曲げて起こしたとき、開口部28に連通するように形成される。
綴じ片24の一方面側(表面側)において、ヒンジ部26に近い端部に、凸部34が形成される。この凸部34は、綴じ片24のヒンジ部26側端縁において綴じ片24と同一の幅であって、綴じ片24の幅方向に全域に亘って形成され、綴じ片24の表面とは直角に交差する方向に向けて突出されている。そして、ヒンジ部26で折り曲げて綴じ片24をベース12側に起こしたとき、ベース12から突出する凸部30と中間部22との間に形成される凹部30aに嵌り込むように形成される。
【0018】
綴じ片24の先端側は、2叉状に形成され、その中央には、切込部36が形成される(図5参照)。
切込部36は、綴じ片24の先端側から内側に向かって徐々に幅が狭くなるように形成され、ある程度幅が狭くなったところで同一幅となるように形成され、同一幅の切込部36aは、後記する保持具50の凹凸部60が嵌挿する部位である(図3参照)。
切込部36が形成された部分の先端側において、綴じ片24の幅が大きくなるように左右一対の幅広部38が形成され、指で持ちやすくなっており、一対の幅広部38は切込部36側に向けて湾曲させることができるように形成されている。
幅広部38は、綴じ片24のベース12側より幅広く形成されているために、長手方向における後端側、すなわち、ベース12側に段差部38aが形成されている。
また、幅広部38の内側の近傍において、綴じ片24の幅方向の両側に突出する係止部40が形成される(図6参照)。
【0019】
この綴じ具10は、ベース12と段差部18と係止部20と中間部22と綴じ片24とヒンジ部26とが軟質合成樹脂で一体形成されている。
【0020】
綴じ具10は、図11、図12および図13に示すような、長尺帯状の保持具50に保持される。保持具50は、長手方向を有する平面部52と、平面部52の幅方向の両側に突出形成される側面部54とを含む。これらの一方の側面部54と他方の側面部54との間に、綴じ具10が嵌め込まれて保持される。保持具50は、綴じ具10の両端部に形成された幅広部38の間を保持する長さに形成され、幅広部38の段差部38aが保持具50の両端部に位置するように形成される。
【0021】
保持具50の平面部52には、綴じ具10の貫通孔16に対応する位置に、貫通孔56が形成される(図16(A)参照)。また、綴じ具10の開口部28に対応する位置に、開口部58が形成される(図15(B)参照)。
さらに、平面部52には、2つの開口部58の両側であって開口部58より外側に、鋸刃状の凹凸部60が形成される。
また、綴じ具10の係止部20に対応する位置において、保持具50の側面部54であって開口部58より内側(貫通孔56より内側)において、係止部20を嵌め込むための凹部62が形成される(図16(B)参照)。この凹部62に係止部20を嵌め込むことにより、綴じ具10が保持具50に固定される(図17参照)。
また、綴じ具10の係止部40に対応する位置において、保持具50の側面部54であって貫通孔56より外側において、係止部40を嵌め込むための凹部64が形成される(図15(A)参照)。この凹部64に係止部40を嵌め込むことにより、綴じ片24を倒した状態で保持することができる(図17参照)。
【0022】
この保持具10は、たとえば、書類等の被綴じ物Aの綴じ量を調整することができるファイルに取り付けられる。ファイル70は、図19及び図20に示すように、表紙72と、被覆用表紙74とを含む。表紙72および被覆用表紙74は、たとえば厚紙や合成樹脂などで形成されたシート材などを用いて形成される。表紙72は、シート材を折り曲げて形成される。そして、表紙72は、2つの平面部72a,72bを含み、その略中央部において平面部72a,72bの面上に突出する折り畳み部72cが形成される。
【0023】
また、被覆用表紙74は、シート材を袋状にすることにより形成される。袋状の被覆用表紙74の開口端部には、被覆用表紙74の面に対して突出する鍔状部74aが形成される。この被覆用表紙74には、表紙72の一方の平面部72aが挿入される。このとき、鍔状部74aが表紙72の折り畳み部72cと同じ向きで対向するように配置される。したがって、表紙72に対して被覆用表紙74を、表紙72及び被覆用表紙74の幅方向にスライドさせることにより、鍔状部74aと折り畳み部72cとの間の間隔を調整することができる。
【0024】
表紙72の折り畳み部72cには、被綴じ物Aの綴じ穴に対応する間隔をおいて、2本の綴じ足76が形成され、2本の綴じ足76は鍔状部74aに向かって延びるように取り付けられる。
綴じ足76は、たとえば1本の柔軟性を有する合成樹脂製帯状物の両端側を、被綴じ物Aの綴じ穴に対応する間隔をおいて折り畳み部72cに形成された孔に通すことにより形成される。これらの綴じ足76には、外面側にたとえば鋸刃状の凹凸部76aが形成される(図20参照)。
【0025】
また、被覆用表紙74の鍔状部74aには、綴じ具10と保持具50とが取り付けられる。この場合、鍔状部74a上に保持具50が配置され、さらに保持具50に綴じ具10が嵌め込まれる。このとき、綴じ具10の係止部20が保持具50の凹部62に嵌り込んで、綴じ具10が保持具50に保持される。
そして、綴じ具10の貫通孔16と保持具50の貫通孔56及び鍔状部74aの貫通孔74cにリベットが通され、鍔状部74aに固定される。このとき、綴じ具10の開口部28と保持具50の開口部58とが連通するように配置される。
さらに、鍔状部74aには、開口部28及び開口部58に連通するようにして貫通孔74bが形成される。なお、綴じ片24が倒れた状態においては、綴じ片24の係止部40が保持具50の凹部64に嵌り込んで固定される。
【0026】
このファィル70に書類を綴じるには、綴じ穴が形成された書類等の被綴じ物Aが、表紙72の折り畳み部72cと被覆用表紙74の鍔状部74aとの間に挟み込まれる。そして、折り畳み部72cから延びる綴じ足76が、被綴じ物Aの綴じ穴に挿通される。さらに、この綴じ足76は、鍔状部74aの貫通孔74bから保持具50の開口部58および綴じ具10の開口部28を通して、綴じ片24の中空部32に挿通される。このとき、綴じ片24は、ベース12に対して直交する状態、つまりベース12に対して起きた状態になっている。
【0027】
綴じ片24が起きた状態のとき、図20に示すように、綴じ片24に形成された凸部34が、ベース12の端部に形成された凸部30と中間部22との間に形成される凹部30aに嵌り込む。これらの凸部30,34などによってストッパが形成され、綴じ片24が起きた状態が保たれる。このとき、綴じ片24の中空部32は、開口部28,58に連通し、その他の隙間は形成されない。そのため、綴じ足76を確実に綴じ片24の中空部32に通すことができる。さらに、綴じ片24が起きた状態で保持されるため、綴じ足76の挿通を容易に行うことができる。
【0028】
この状態で、綴じ片24を倒し、係止部40が保持具50の凹部64に嵌め込まれる。それによって、綴じ足76の凹凸部76aが、保持具50の凹凸部60(綴じ具10の同一幅の切込部36aに嵌挿されている)に嵌り込んで、綴じ足76の引き抜きが防止される。このようにして、被綴じ物Aは綴じ込まれ、ファイル70に保持される。
【0029】
逆に、綴じた被綴じ物Aを外したり、さらに被綴じ物Aを追加するときには、綴じ片24の幅広部38を両側から手の指で挟むことにより、係止部40を保持具50の凹部64から外して、綴じ片24が起こされる。そして、表紙72に対して被覆用表紙74をスライドさせて引き抜くことにより、折り畳み部72cと鍔状部74aとが離れて、綴じ足76が綴じ片24から引き抜かれる。
【0030】
このとき、綴じ足76は角筒状の綴じ片24で摺動自在に覆われているため、綴じ足76がベース12に対して直交した状態が保持され、綴じ足76が綴じ具10に引っ掛かったりしない。そのため、綴じ足76をスムーズに綴じ片24から引き抜くことができる。また、表紙72に対して被覆用表紙74をスライドさせても、鍔状部74aが斜めに倒れたりせず、スムーズにスライドさせることができる。
【0031】
前記した綴じ具10は、図21ないし39に示すように変形してもよい。
図21は、この発明の綴じ具の一例を示す平面図である。また、図22は図21の断面図であり、図23は図21に示す綴じ具を反対側からみた平面図である。図24は図21に示す綴じ具の側面図である。図25は図21に示す綴じ具のN−N断面図である。図26は図21に示す綴じ具を保持するための保持具の一例を示す平面図である。図27は図26に示す保持具のR−R断面図である。図28は図26に示す保持具を反対側からみた平面図である。図29は図26に示す保持具の側面図である。
この綴じ具100は、前記図1図示例と略同様の構成であるが、保持具150をファイル70に固定するための構造が異なる。
すなわち、前記保持具50に形成された貫通孔56に代えて、この保持具150は、その平面部52の裏面側に、弾力性を有する固定部116が凸設されている。
固定部116は、凹凸部60が形成された位置の裏面側より突出された基部116aと、該基部116aよりベース12の裏面に突出された平面長方形状の押圧部116bと、押圧部116bの先端において弾発力を増しファイル70に係止されるように形成された凸部116cとが形成された略L字形である(図29及び図30参照)。
固定部116は、保持具150の平面部52の裏面との間にファイル70の表紙72の厚みに相当する間隔を形成するための基部116aにおいて固定されている。
そして、ファイル70の表紙72に穿設された孔174cに固定部116を嵌挿し、保持具150の平面部52と固定部116との間に挟持させて、保持具150を固定する(図39参照)。
【0032】
また、この綴じ具100は、保持具150に貫通孔56が形成されていないことに対応し、前記綴じ具10においてベース12に形成されていた貫通孔16及び段差部18は形成されていないが、それ以外の構成は、既に前記した図1図示例とほぼ同様の構成である。
【0033】
すなわち、次のように構成されている。
この綴じ具100は、長手方向を有する長尺帯状の比較的柔軟性を有する合成樹脂製ベース12を含む。ベース12の一方面側(表面側)は平面状に形成され、他方面側(裏面側)にはベース12の長手方向に沿って凹部14が形成される。
さらに、後記開口部28より内側であってベース12の幅方向の両側には、4つの係止部20が突出するように形成される。
【0034】
前記係止部20の外側であってベース12の長手方向の両側には、中間部22を介して、綴じ片24が形成される。中間部22は、ベース12と略同一の幅であって、ベース12の一方面(表面)から一段下がって形成され、さらに、中間部22の外側には、中間部22の下側面に続いて綴じ片24の下壁部24bとの間に縦断面V字状に凹んで折り曲げ可能な薄肉状のヒンジ部26が形成される。ヒンジ部26は、綴じ片24の下壁部24bとベース12と中間部22とは一体的に連結され、ベース12及び中間部22と略同一の幅に形成されている。
【0035】
さらに、中間部22の段差部分の一部およびヒンジ部26に向かう傾斜部分の一部に、表面側から裏面側に亘って穿設された開口部28が形成される。
また、後記開口部28より内側であってベース12の長手方向の両端側において、中間部22とは一定の間隔をあけてベース12の長手方向において外側に向かって突出する凸部30が形成される。
凸部30は、ベース12と略同一の幅であって、ベース12の幅方向に全域に亘って形成され、中間部22の上部において綴じ片24に向かって突出し、その先端が断面円弧状に形成されている。
【0036】
綴じ片24は、中空状、この実施の形態においては長手方向に中空部32が穿設された筒状(角筒状)に形成される。中空部32は、綴じ片24をヒンジ部26で折り曲げて起こしたとき、開口部28に連通するように形成される。
綴じ片24の一方面側(表面側)において、ヒンジ部26に近い端部に、凸部34が形成される。この凸部34は、綴じ片24のヒンジ部26側端縁において綴じ片24と同一の幅であって、綴じ片24の幅方向に全域に亘って形成され、綴じ片24の表面とは直角に交差する方向に向けて突出されている。そして、ヒンジ部26で折り曲げて綴じ片24をベース12側に起こしたとき、ベース12から突出する凸部30と中間部22との間に形成される凹部30aに嵌り込むように形成される。
【0037】
綴じ片24の先端側は、2叉状に形成され、その中央には、切込部36が形成される。
切込部36は、綴じ片24の先端側から内側に向かって徐々に幅が狭くなるように形成され、ある程度幅が狭くなったところで同一幅となるように形成され、同一幅の切込部36aは、後記する保持具150の凹凸部60が嵌挿する部位である(図23参照)。
切込部36が形成された部分の先端側において、綴じ片24の幅が大きくなるように左右一対の幅広部38が形成され、指で持ちやすくなっており、一対の幅広部38は切込部36側に向けて湾曲させることができるように形成されている。
幅広部38は、綴じ片24のベース12側より幅広く形成されているために、長手方向における後端側、すなわち、ベース12側に、段差部38aが形成されている。
また、幅広部38の内側の近傍において、綴じ片24の幅方向の両側に突出する係止部40が形成される。
【0038】
この綴じ具100は、ベース12と段差部18と係止部20と中間部22と綴じ片24とヒンジ部26とが軟質合成樹脂で一体形成されている。
【0039】
綴じ具100は、図26、図27および図28に示すような、長尺帯状の保持具150に保持される。保持具150は、長手方向を有する平面部52と、平面部52の幅方向の両側に突出形成される側面部54とを含む。これらの一方の側面部54と他方の側面部54との間に、綴じ具100が嵌め込まれて保持される。保持具150は、綴じ具10の両端部に形成された幅広部38の間を保持する長さに形成され、幅広部38の段差部38aが保持具50の両端部に位置するように形成される。
【0040】
保持具150の平面部52には、綴じ具100の開口部28に対応する位置に、開口部58が形成される(図31参照)。
さらに、平面部52には、2つの開口部58の両側であって開口部58より外側に、鋸刃状の凹凸部60が形成される(図30参照)。
また、綴じ具100の係止部20に対応する位置において、保持具150の側面部54であって開口部58より内側において、係止部20を嵌め込むための凹部62が形成される(図32参照)。この凹部62に係止部20を嵌め込むことにより、綴じ具100が保持具150に固定される。
また、綴じ具100の係止部40に対応する位置において、保持具150の側面部54であって開口部58より外側において、係止部40を嵌め込むための凹部64が形成される。この凹部64に係止部40を嵌め込むことにより、綴じ片24を倒した状態で保持することができる(図35参照)。
【0041】
この保持具150は、たとえば、書類等の被綴じ物Aの綴じ量を調整することができるファイルに取り付けられる。ファイル70は、図38及び図39に示すように、表紙72と、被覆用表紙74とを含む。表紙72および被覆用表紙74は、たとえば厚紙や合成樹脂などで形成されたシート材などを用いて形成される。表紙72は、シート材を折り曲げて形成される。そして、表紙72は、2つの平面部72a,72bを含み、その略中央部において平面部72a,72bの面上に突出する折り畳み部72cが形成される。
【0042】
また、被覆用表紙74は、シート材を袋状にすることにより形成される。袋状の被覆用表紙74の開口端部には、被覆用表紙74の面に対して突出する鍔状部74aが形成される。この被覆用表紙74には、表紙72の一方の平面部72aが挿入される。このとき、鍔状部74aが表紙72の折り畳み部72cと同じ向きで対向するように配置される。したがって、表紙72に対して被覆用表紙74を、表紙72及び被覆用表紙74の幅方向にスライドさせることにより、鍔状部74aと折り畳み部72cとの間の間隔を調整することができる。
【0043】
表紙72の折り畳み部72cには、被綴じ物Aの綴じ穴に対応する間隔をおいて、2本の綴じ足76が形成され、2本の綴じ足76は鍔状部74aに向かって延びるように取り付けられる。
綴じ足76は、たとえば1本の柔軟性を有する合成樹脂製帯状物の両端側を、被綴じ物Aの綴じ穴に対応する間隔をおいて折り畳み部72cに形成された孔に通すことにより形成される。これらの綴じ足76には、外面側にたとえば鋸刃状の凹凸部76aが形成される(図39参照)。
【0044】
また、被覆用表紙74の鍔状部74aには、綴じ具100と保持具150とが取り付けられる。この場合、鍔状部74a上に保持具150が配置され、さらに保持具150に綴じ具100が嵌め込まれる。このとき、綴じ具100の係止部20が保持具150の凹部62に嵌り込んで、綴じ具100が保持具150に保持される。
被覆用表紙74の鍔状部74aに穿設された平面方形の貫通孔174c間に保持具150の固定部116の押圧部116bを嵌め込み、押圧部116bの先端、すなわち、凸部116c側に保持具150を移動させて、被覆用表紙74の鍔状部74aを保持具150の平面部52と押圧部116bとの間に挟持させる。凸部116cは、鍔状部74aに穿設された貫通孔174dに嵌合され、鍔状部74aに係止される。
このとき、綴じ具100の開口部28と保持具150の開口部58とが連通するように配置される。
さらに、鍔状部74aには、開口部28及び開口部58に連通するようにして貫通孔74bが形成される。なお、綴じ片24が倒れた状態においては、綴じ片24の係止部40が保持具150の凹部64に嵌り込んで固定される。
【0045】
このファィル70に書類を綴じるには、綴じ穴が形成された書類等の被綴じ物Aが、表紙72の折り畳み部72cと被覆用表紙74の鍔状部74aとの間に挟み込まれる。そして、折り畳み部72cから延びる綴じ足76が、被綴じ物Aの綴じ穴に挿通される。さらに、この綴じ足76は、鍔状部74aの貫通孔74bから保持具150の開口部58および綴じ具100の開口部34を通して、綴じ片24の中空部32に挿通される。このとき、綴じ片24は、ベース12に対して直交する状態、つまりベース12に対して起きた状態になっている。
【0046】
綴じ片24が起きた状態のとき、図39に示すように、綴じ片24に形成された凸部34が、ベース12の端部に形成された凸部30と中間部22との間に形成される凹部30aに嵌り込む。これらの凸部30,34などによってストッパが形成され、綴じ片24が起きた状態が保たれる。このとき、綴じ片24の中空部32は、開口部28,58に連通し、その他の隙間は形成されない。そのため、綴じ足76を確実に綴じ片24の中空部32に通すことができる。さらに、綴じ片24が起きた状態で保持されるため、綴じ足76の挿通を容易に行うことができる。
【0047】
この状態で、綴じ片24を倒し、係止部40が保持具150の凹部64に嵌め込まれる。それによって、綴じ足76の凹凸部76aが、保持具150の凹凸部60(綴じ具10の同一幅の切込部36aに嵌挿されている)に嵌り込んで、綴じ足76の引き抜きが防止される。このようにして、被綴じ物Aは綴じ込まれ、ファイル70に保持される。
【0048】
逆に、綴じた被綴じ物Aを外したり、さらに被綴じ物Aを追加するときには、綴じ片24の幅広部38を両側から手の指で挟むことにより、係止部40を保持具50の凹部64から外して、綴じ片24が起こされる。そして、表紙72に対して被覆用表紙74をスライドさせて引き抜くことにより、折り畳み部72cと鍔状部74aとが離れて、綴じ足76が綴じ片24から引き抜かれる。
【0049】
このとき、綴じ足76は角筒状の綴じ片24で摺動自在に覆われているため、綴じ足76がベース12に対して直交した状態が保持され、綴じ足76が綴じ具10に引っ掛かったりしない。そのため、綴じ足76をスムーズに綴じ片24から引き抜くことができる。また、表紙72に対して被覆用表紙74をスライドさせても、鍔状部74aが斜めに倒れたりせず、スムーズにスライドさせることができる。
【0050】
なお、この発明に係る綴じ具10において、必ずしも綴じ片24が起きた状態を保つためのストッパを形成する必要はない。この場合、図40(A)(B)に示すように、ベース12や綴じ片24に凸部が形成されない。そのため、綴じ片24が起きた状態で保持されないが、開口部24と綴じ片24の中空部32が連通することにより、スムーズに綴じ足76を挿通することができる。
【0051】
また、図41(A)(B)に示すように、綴じ片24の上面側にヒンジ部26を形成してもよい。この場合、綴じ片24が倒れているときに、ベース12と綴じ片24とが上面側で連なった形状となるため、見た目にもすっきりしたものとすることができる。なお、綴じ片24を起こしたとき、保持具50の開口部58と綴じ片24の中空部32との連通部に他の隙間が形成されるため、綴じ足76が隙間から出る可能性がある。そのため、ヒンジ部26は、図2に示すように、ベース12や綴じ片24の下面側に形成されることが好ましい。
【0052】
また、ベース12や綴じ片24の上面側にヒンジ部26を形成する場合において、図42に示すように、ヒンジ部26の反対側において、ベース12に凹部80を形成し、綴じ片24に凸部82を形成してもよい。このような綴じ具10では、綴じ片24を倒したときに、凸部82が凹部80に嵌り込んで、ヒンジ部26にかかる負担を小さくすることができる。
【0053】
さらに、図43に示すように、綴じ片24を動作させるために、蝶番を用いてもよい。この場合、綴じ具24部分には、ベース12から延びるようにして、底面部84aと側面部84bとが形成される。そして、対向する側面部84b間に軸86が掛け渡され、この軸86に綴じ片24が支持される。この場合においても、綴じ片24が起きた状態において、開口部28と綴じ片24の中空部32とが連通するように形成される。
【0054】
このような蝶番タイプの綴じ具10において、図44(A)(B)に示すように、ベース12から突出するようにバネ部材88を形成し、綴じ片24にバネ部材88に引っ掛かる凸部90を形成してもよい。これらのバネ部材88と凸部90とでストッパが形成され、綴じ片24を起こしたときに、凸部90がバネ部材88に引っ掛かって、綴じ片24が保持される。このようにバネ部材88を形成することにより、簡単な操作で綴じ片24を起きた状態で保持することができる。
【0055】
さらに、図45(A)(B)に示すように、ベース12から延びる側面部84bに曲がった形状の凹部92を形成し、断面が楕円形の軸94を凹部92に嵌め込んで綴じ片24を支持してもよい。このような構造では、綴じ片24を起こしたとき、綴じ片24が倒れないように、断面楕円形の軸94が凹部92に嵌り込む。また、綴じ片24を少し持ち上げて、軸94を固定位置から外すことにより、綴じ片24を倒すことができる。
【0056】
また、図46に示すように、側面部84bから内側に突出する爪部96を形成し、爪部96で起こした綴じ片24を保持するようにしてもよい。このような爪部96によりストッパを形成すれば、確実に綴じ片24が起きた状態を保持することができる。
【0057】
前記した綴じ具10,100は、図47ないし54に示すように変形してもよい。
図47は、この発明の綴じ具の一例を示す平面図である。また、図48は、図47に示す綴じ具のM−M断面図であり、図49は、図47に示す綴じ具を保持するための保持具の一例を示す平面図である。図50は、図49に示す保持具のR−R断面図である。図51は、図47に示す綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す平面図解図でああり、図52は、図47に示す綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す縦断面図解図であり、図53は、図47に示す綴じ具の綴じ片に綴じ足を挿通する状態を示す図解図であり、(A)は綴じ片を倒した状態における図解図であり、(B)は綴じ片を直立した状態における図解図である。
この綴じ具200は、前記図21図示例と略同様の構成であるが、図41(A)(B)に示す形態と同様に、ヒンジ部の位置において相異する。
【0058】
すなわち、この実施の形態のヒンジ部226は、綴じ片24より中央寄りでベース12に連設された中間部22の上面側と綴じ片24の上壁部24aとの間に形成されている。
そして、ヒンジ部226と、それに続く綴じ片24の上壁部24aとは一体的に連結され、綴じ片24の上壁部24aには下壁部24bの近傍に穿設された開口部28に続く開口部が形成されていない。そのために、綴じ片24をベース12に対して倒したとき、綴じ片24の中空部32と前記開口部28との連通部に(下壁部24bから上壁部24aに向かう垂直直進方向に)他の隙間が形成されないように構成している。
【0059】
したがって、図53(A)に示すように、綴じ片24が倒れた状態においては、綴じ足76を開口部28より綴じ片24側に向けて挿通したとき、ヒンジ部226近傍の綴じ片24の上壁部24aに突き当たる。そのために、綴じ具200の利用者は、綴じ片24を倒れた状態から直立状態またはそれに近い状態にした上で、綴じ足76を中空部32に挿通するように促される。綴じ足76は、軟質材、例えば軟質プラスチックで形成されているので、綴じ片24の上壁部24aの内側面上を滑り、中空部32内に挿通される。
【0060】
すなわち、この実施の形態は、前記図27ないし図39に示す実施の形態と略同様の構成を備えているが、次のように構成されている。
この綴じ具200は、長手方向を有する長尺帯状の比較的柔軟性を有する合成樹脂製ベース12を含む。ベース12の一方面側(表面側)は平面状に形成され、他方面側(裏面側)にはベース12の長手方向に沿って凹部14が形成される。
さらに、開口部28より内側であってベース12の幅方向の両側には、4つの係止部20が突出するように形成される。
【0061】
前記係止部20の外側であってベース12の長手方向の両側には、ベース12を構成する中間部22を介して綴じ片24が形成される。ベース12と綴じ片24との間(この実施の形態においては、ベース12を構成する中間部22の上部と綴じ片24の上壁部24aとの間)には、縦断面V字状に凹んで折り曲げ可能な薄肉状のヒンジ部226が形成される。ヒンジ部226は、ベース12と略同一の幅に形成されている。
【0062】
さらに、ベース12の下端部及び綴じ片24の下壁部24bとの間において、表面側から裏面側に亘って穿設された開口部28が形成される。開口部28から上壁部24aに向かう垂直直進方向は、上壁部24aによって塞がれており、開口部28から挿通された綴じ足76の先端は、上壁部24aに突き当たる。
【0063】
綴じ片24は、中空状、この実施の形態においては長手方向に中空部32が穿設された筒状(角筒状)に形成される。中空部32は、綴じ片24をヒンジ部226で折り曲げて起こしたとき、開口部28に連通するように形成される。
【0064】
綴じ片24の先端側は、2叉状に形成され、その中央には、切込部36が形成される。
切込部36は、綴じ片24の先端側から内側に向かって徐々に幅が狭くなるように形成され、ある程度幅が狭くなったところで同一幅となるように形成され、同一幅の切込部36aは、後記する保持具150の凹凸部60が嵌挿する部位である(図51参照)。
切込部36が形成された部分の先端側において、綴じ片24の幅が大きくなるように左右一対の幅広部38が形成され、指で持ちやすくなっており、一対の幅広部38は切込部36側に向けて湾曲させることができるように形成されている。
幅広部38は、綴じ片24のベース12側より幅広く形成されているために、長手方向における後端側、すなわち、ベース12側に、段差部38aが形成されている。
また、幅広部38の内側の近傍において、綴じ片24の幅方向の両側に突出する係止部40が形成される。
【0065】
この綴じ具200は、ベース12(係止部20と中間部22を含めて)と綴じ片24とヒンジ部226とが軟質合成樹脂で一体形成されている。
【0066】
綴じ具200は、図49および図50に示すような、長尺帯状の保持具150に保持される。保持具150は、長手方向を有する平面部52と、平面部52の幅方向の両側に突出形成される側面部54とを含む。これらの一方の側面部54と他方の側面部54との間に、綴じ具200が嵌め込まれて保持される。保持具150は、綴じ具200の両端部に形成された幅広部38の間を保持する長さに形成され、幅広部38の段差部38aが保持具50の両端部に位置するように形成される。
【0067】
保持具150の平面部52には、綴じ具200の開口部28に対応する位置に、開口部58が形成される(図52参照)。
さらに、平面部52には、2つの開口部58の両側であって開口部58より外側に、鋸刃状の凹凸部60が形成される(図50及び52参照)。
また、綴じ具200の係止部20に対応する位置において、保持具150の側面部54であって開口部58より内側において、係止部20を嵌め込むための凹部62が形成される(図51参照)。この凹部62に係止部20を嵌め込むことにより、綴じ具200が保持具150に固定される。
また、綴じ具200の係止部40に対応する位置において、保持具150の側面部54であって開口部58より外側において、係止部40を嵌め込むための凹部64が形成される。この凹部64に係止部40を嵌め込むことにより、綴じ片24を倒した状態で保持することができる(図49及び51参照)。
【0068】
保持具150は、その平面部52の裏面側に、弾力性を有する固定部116が凸設されている。
固定部116は、凹凸部60が形成された位置の裏面側より突出された基部116aと、該基部116aよりベース12の裏面に突出された平面長方形状の押圧部116bと、押圧部116bの先端において弾発力を増しファイル70に係止されるように形成された凸部116cとが形成された略L字形である(図49及び図50参照)。
固定部116は、保持具150の平面部52の裏面との間にファイル70の表紙72の厚みに相当する間隔を形成するための基部116aにおいて固定されている。
そして、ファイル70の表紙72に穿設された孔174cに固定部116を嵌挿し、保持具150の平面部52と固定部116との間に挟持させて、保持具150を固定する(図53参照)。
【0069】
また、この綴じ具200は、保持具150に貫通孔56が形成されていないことに対応し、前記綴じ具200においてベース12に形成されていた貫通孔16及び段差部18は形成されていないが、それ以外の構成は、既に前記した図1図示例とほぼ同様の構成である。
【0070】
この保持具150は、たとえば、書類等の被綴じ物Aの綴じ量を調整することができるファイルに取り付けられる。ファイル70は、図53及び図54に示すように、表紙72と、被覆用表紙74とを含む。表紙72および被覆用表紙74は、たとえば厚紙や合成樹脂などで形成されたシート材などを用いて形成される。表紙72は、シート材を折り曲げて形成される。そして、表紙72は、2つの平面部72a,72bを含み、その略中央部において平面部72a,72bの面上に突出する折り畳み部72cが形成される。
【0071】
また、被覆用表紙74は、シート材を袋状にすることにより形成される。袋状の被覆用表紙74の開口端部には、被覆用表紙74の面に対して突出する鍔状部74aが形成される。この被覆用表紙74には、表紙72の一方の平面部72aが挿入される。このとき、鍔状部74aが表紙72の折り畳み部72cと同じ向きで対向するように配置される。したがって、表紙72に対して被覆用表紙74を、表紙72及び被覆用表紙74の幅方向にスライドさせることにより、鍔状部74aと折り畳み部72cとの間の間隔を調整することができる。
【0072】
表紙72の折り畳み部72cには、被綴じ物Aの綴じ穴に対応する間隔をおいて、2本の綴じ足76が形成され、2本の綴じ足76は鍔状部74aに向かって延びるように取り付けられる。
綴じ足76は、たとえば1本の柔軟性を有する合成樹脂製帯状物の両端側を、被綴じ物Aの綴じ穴に対応する間隔をおいて折り畳み部72cに形成された孔に通すことにより形成される。これらの綴じ足76には、外面側にたとえば鋸刃状の凹凸部76aが形成される(図54参照)。
【0073】
また、被覆用表紙74の鍔状部74aには、綴じ具200と保持具150とが取り付けられる。この場合、鍔状部74a上に保持具150が配置され、さらに保持具150に綴じ具200が嵌め込まれる。このとき、綴じ具200の係止部20が保持具150の凹部62に嵌り込んで、綴じ具200が保持具150に保持される。
被覆用表紙74の鍔状部74aに穿設された平面方形の貫通孔174c間に保持具150の固定部116の押圧部116bを嵌め込み、押圧部116bの先端、すなわち、凸部116c側に保持具150を移動させて、被覆用表紙74の鍔状部74aを保持具150の平面部52と押圧部116bとの間に挟持させる。凸部116cは、鍔状部74aに穿設された貫通孔174dに嵌合され、鍔状部74aに係止される。
このとき、綴じ具200の開口部28と保持具150の開口部58とが連通するように配置される。
さらに、鍔状部74aには、開口部28及び開口部58に連通するようにして貫通孔74bが形成される。なお、綴じ片24が倒れた状態においては、綴じ片24の係止部40が保持具150の凹部64に嵌り込んで固定される。
【0074】
このファィル70に書類を綴じるには、綴じ穴が形成された書類等の被綴じ物Aが、表紙72の折り畳み部72cと被覆用表紙74の鍔状部74aとの間に挟み込まれる。そして、折り畳み部72cから延びる綴じ足76が、被綴じ物Aの綴じ穴に挿通される。さらに、この綴じ足76は、鍔状部74aの貫通孔74bから保持具150の開口部58および綴じ具200の開口部34を通して、綴じ片24の中空部32に挿通される。このとき、綴じ片24は、ベース12に対して直交する状態かそれに近い状態、つまりベース12に対して起きた状態になっている。
【0075】
この状態で、綴じ片24を倒し、係止部40が保持具150の凹部64に嵌め込まれる。それによって、綴じ足76の凹凸部76aが、保持具150の凹凸部60(綴じ具200の同一幅の切込部36aに嵌挿されている)に嵌り込んで、綴じ足76の引き抜きが防止される。このようにして、被綴じ物Aは綴じ込まれ、ファイル70に保持される。
【0076】
逆に、綴じた被綴じ物Aを外したり、さらに被綴じ物Aを追加するときには、綴じ片24の幅広部38を両側から手の指で挟むことにより、係止部40を保持具50の凹部64から外して、綴じ片24が起こされる。そして、表紙72に対して被覆用表紙74をスライドさせて引き抜くことにより、折り畳み部72cと鍔状部74aとが離れて、綴じ足76が綴じ片24から引き抜かれる。
【0077】
このとき、綴じ足76は角筒状の綴じ片24で摺動自在に覆われているため、綴じ足76がベース12に対して直交した状態が保持され、綴じ足76が綴じ具10に引っ掛かったりしない。そのため、綴じ足76をスムーズに綴じ片24から引き抜くことができる。また、表紙72に対して被覆用表紙74をスライドさせても、鍔状部74aが斜めに倒れたりせず、スムーズにスライドさせることができる。
【0078】
このように、この綴じ具10,100,200を用いれば、綴じ片24を起こすことにより、綴じ足76を容易に綴じ片24の中空部32に挿通することができる。また、綴じ足76を綴じ片24の中空部32に通した状態で、綴じ具10,100,200を移動させるとき、綴じ足76が綴じ片24で囲まれているため、綴じ足76が綴じ片24の一部に引っ掛かったりしない。そのため、綴じ具10,100,200を容易に移動させることができ、書類の綴じ量を調整することができるファイルに用いれば、綴じ量の調整をスムーズに行うことができる。
【0079】
【発明の効果】
この発明によれば、綴じ片の中空部に綴じ足を容易に挿入することができ、綴じ足を綴じ片に挿通した状態で綴じ具をスムーズに移動させることができる。そのため、綴じ具をファイルに取り付けることにより、書類の綴じ込みや、書類の綴じ込み量の変更などを容易に行うことができる。
このような綴じ具において、綴じ片が起きた状態で、開口部と綴じ片の中空部との連通部に他の隙間が形成されないようにすることにより、確実に綴じ足を綴じ片に挿入することができる。
また、綴じ片が起きた状態で保持するためのストッパを形成することにより、綴じ足の挿入や綴じ具の移動を容易に行うことができる。
さらにまた、綴じ片を前記ベースに対して倒したときに、前記綴じ片の中空部と前記ベースの開口部との連通部に他の隙間が形成されないようにすることにより、綴じ片が倒れた状態においては、綴じ足を開口部より挿入したとき、突き当たり、更に綴じ足を挿通することができないことを使用者に理解させ、使用者に綴じ片を直立させて綴じ片の中空部に綴じ足を挿通するように促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の綴じ具の一例を示す平面図である。
【図2】図1に示す綴じ具のA−A断面図である。
【図3】図1に示す綴じ具を反対側からみた平面図である。
【図4】図1に示す綴じ具の側面図である。
【図5】図1に示す綴じ具のB−B断面図である。
【図6】図1に示す綴じ具のC−C断面図である。
【図7】図1に示す綴じ具のD−D断面図である。
【図8】図1に示す綴じ具のE−E断面図である。
【図9】図1に示す綴じ具のF−F断面図である。
【図10】図1に示す綴じ具のG−G断面図である。
【図11】図1に示す綴じ具を保持するための保持具の一例を示す平面図である。
【図12】図11に示す保持具のL−L断面図である。
【図13】図11に示す保持具を反対側からみた平面図である。
【図14】図11に示す保持具の側面図である。
【図15】(A)は、図11に示す保持具のH−H断面図であり、(B)は、図11に示す保持具のI−I断面図である。
【図16】(A)は、図11に示す保持具のJ−J断面図であり、(B)は、図11に示す保持具のK−K断面図である。
【図17】(A)は、綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す背面図解図であり、(B)は、綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す断面図解図である。
【図18】綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す側面図解図である。
【図19】図1に示す綴じ具をファイルに取り付けた状態を示す図解図である。
【図20】図19に示すファイルにおいて、綴じ片に綴じ足を挿通した状態を示す図解図である。
【図21】この発明の綴じ具の一例を示す平面図である。
【図22】図21に示す綴じ具のM−M断面図である。
【図23】図21に示す綴じ具を反対側からみた平面図である。
【図24】図21に示す綴じ具の側面図である。
【図25】図21に示す綴じ具のN−N断面図である。
【図26】図21に示す綴じ具を保持するための保持具の一例を示す平面図である。
【図27】図26に示す保持具のR−R断面図である。
【図28】図26に示す保持具を反対側からみた平面図である。
【図29】図26に示す保持具の側面図である。
【図30】図26に示す保持具のO−O断面図である。
【図31】図26に示す保持具のP−P断面図である。
【図32】図26に示す保持具のQ−Q断面図である。
【図33】図21に示す綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す平面図解図である。
【図34】図21に示す綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す正面図解図である。
【図35】図21に示す綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す背面図解図である。
【図36】図21に示す綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す側面図解図である。
【図37】図21に示す綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す縦断面図解図である。
【図38】図21に示す綴じ具をファイルに取り付けた状態を示す図解図である。
【図39】図38に示すファイルにおいて、綴じ片に綴じ足を挿通した状態を示す図解図である。
【図40】(A)はこの発明の綴じ具の他の例について綴じ片を倒した状態を示す図解図であり、(B)は綴じ片を起こした状態を示す図解図である。
【図41】(A)はこの発明の綴じ具のさらに他の例について綴じ片を倒した状態を示す図解図であり、(B)は綴じ片を起こした状態を示す図解図である。
【図42】図41に示す綴じ具の変形例を示す図解図である。
【図43】この発明の綴じ具の別の例を示す図解図である。
【図44】(A)は図43に示す綴じ具の変形例について綴じ片を起こした状態を示す図解図であり、(B)はその断面図解図である。
【図45】(A)は図43に示す綴じ具の他の変形例について綴じ片を倒した状態を示す図解図であり、(B)は綴じ片を起こした状態を示す図解図である。
【図46】図43に示す綴じ具のさらに他の例を示す図解図である。
【図47】この発明の綴じ具の一例を示す平面図である。
【図48】図47に示す綴じ具のM−M断面図である。
【図49】図47に示す綴じ具を保持するための保持具の一例を示す平面図である。
【図50】図49に示す保持具のR−R断面図である。
【図51】図47に示す綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す平面図解図である。
【図52】図47に示す綴じ具を保持具に取り付けた状態を示す縦断面図解図である。
【図53】図47に示す綴じ具の綴じ片に綴じ足を挿通する状態を示す図解図であり、(A)は綴じ片を倒した状態における図解図であり、(B)は綴じ片を直立した状態における図解図である。
【図54】図47に示す綴じ具をファイルに取り付けた状態を示す図解図である。
【図55】従来の綴じ具を用いた書類の綴じ量を調整できるファイルを示す図解図である。
【図56】従来の綴じ具を用いたファイルの一例を示す図解図である。
【符号の説明】
1,10,100,200 綴じ具
2 綴じ具本体
3 操作片
4 開口部
5 ファイル
6a 表紙
6b 折り畳み部
7 綴じ足
8a 被覆用表紙
8b 鍔状部
12 ベース
14 凹部
16 貫通孔
18 段差部
20 係止部
22 中間部
24 綴じ片
24a 上壁部
24b 下壁部
26,226 ヒンジ部
28 開口部
30 凸部
30a 凹部
32 中空部
34 凸部
36 切込部
36a 同一幅の切込部
38 幅広部
38a 段差部
40 係止部
50,150 保持具
52 平面部
54 側面部
56 貫通孔
58 開口部
60 凹凸部
62 凹部
64 凹部
70 ファイル
72 表紙
72a,72b 平面部
72c 折り畳み部
74 被覆用表紙
74a 鍔状部
74b,74c 貫通孔
76 綴じ足
76a 凹凸部
80 凹部
82 凸部
84a 底面部
84b 側面部
86 軸
88 バネ部材
90 凸部
92 凹部
94 軸
116 固定部
116a 基部
116b 押圧部
116c 凸部
174c,174d ファイルの表紙に穿設された貫通孔
A 被綴じ物

Claims (5)

  1. 被綴じ物を綴じ足で綴じる綴じ具であって、
    綴じ足を通す開口部が形成されたベースと、
    綴じ足を通す筒状で中空部を有する綴じ片とを備え、
    前記綴じ片は、
    ベースに対して、ヒンジ部又は蝶番を介して一端側を中心として回動可能に取り付けられ
    前記ベースの開口部から綴じ片の中空部に綴じ足を通すために、前記綴じ片が前記ベースに対して起こされたときに、前記綴じ片の中空部と前記ベースの開口部とが連通するように形成され、
    綴じ足が通された綴じ片が綴じ足とともに、ヒンジ部又は蝶番を介して倒された状態で固定され、且つ、綴じ片が起こされたときに、中空部に通された綴じ足も共に起きて綴じ片から引き抜くことができるように形成された、綴じ具。
  2. 前記綴じ片が前記ベースに対して直立したときに、前記綴じ片の中空部と前記ベースの開口部との連通部に他の隙間が形成されないようにした、請求項1に記載の綴じ具。
  3. 前記綴じ片が前記ベースに対して直立した状態を保持するためのストッパが形成された、請求項1または請求項2に記載の綴じ具。
  4. 前記綴じ足は、保持具に保持され、
    前記保持具は、前記綴じ片を倒した状態で、綴じ片に通された綴じ足とともに保持し、且つ、綴じ足の引き抜きが防止されるように形成された、請求項 1 ないし 3 のいずれかに記載の綴じ具。
  5. 前記綴じ片は、綴じ足を固定するための保持具の凹凸部が嵌挿されるように、切込部が形成された、請求項4に記載の綴じ具。
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