JP3758475B2 - エンジンルーム内の方形重量物支持構造 - Google Patents

エンジンルーム内の方形重量物支持構造 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンジンルーム内におけるフロントサイドメンバの上面部に、バッテリ等の方形重量物を支持する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、方形重量物であるバッテリ、ABSアクチュエータ、電子コントロールユニット等は、エンジンルーム内におけるフロントサイドメンバの上面部に支持されている(類似技術として、実公平7−28057号公報参照)。それは、フロントサイドメンバの上面部が平坦で支持しやすいからである。そして、このような方形重量物としては、その底面のなるべく広い領域を、フロントサイドメンバの上面部に支持して支持強度を高めるべく、上面部における車幅方向外側へ寄せた位置に支持するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、バッテリのようなサイズの大きい方形重量物を、フロントサイドメンバの上面部に対して、なるべく広い領域を占めるように支持していたため、その分、フロントサイドメンバの上面部に支持すべき他の機器、例えば、エアコンクリーナー、レゾネータ、タンク類の支持領域が狭くなり、それらの機器に関する配管・配線が密集し、設置作業が困難になる。
【0004】
また、サイズの大きな方形重量物が車幅方向外側寄りに位置していると、車体の先端を流線型(スラントノーズ)にするデザインが得にくくなり、車体造形上の自由度も低下する。
【0005】
そのため、方形重量物をフロントサイドメンバの上面部の車幅方向内側寄りにオフセット支持し、上面部をなるべく他の機器のために空ける構造が考えられるが、そうすると方形重量物の支持強度が低下するため、そのための何らかの対策が必要になる。
【0006】
この発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、方形重量物を車幅方向内側寄りにオフセット支持しても支持強度が低下しないエンジンルーム内の方形重量物支持構造を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、エンジンルーム内の左右両側で前後方向に配されているフロントサイドメンバの略平坦な上面部にトレイを取付けると共に、該トレイ上に方形重量物をフロントサイドメンバ上面部の車幅方向外側端から車幅方向内側へオフセットした状態で支持し、前記トレイの真下の範囲におけるフロントサイドメンバの内部空間内に、フロントサイドメンバの内部空間を長手方向で前後に分割すると共にフロントサイドメンバの上面部と下面部とを、略垂直に連結する補強ブレースを設け、前記トレイの底面部と、前記フロントサイドメンバの側面部とを支持部材で連結すると共に該支持部材と前記補強ブレースとが、フロントサイドメンバの側面部を介して共締めされている
【0008】
請求項1記載の発明によれば、トレイの真下範囲におけるフロントサイドメンバ内に補強ブレースを設けたため、方形重量物の取付部におけるフロントサイドメンバの断面変形が抑制される。従って、方形重量物を車幅方向内側寄りにオフセット支持しても、フロントサイドメンバによる方形重量物の支持強度が低下しない。そして、方形重量物を車幅方向内側寄りにオフセット支持することにより、フロントサイドメンバの上面部に支持される他の機器のレイアウトに余裕ができ、それらの設置作業が容易になる。また、方形重量物が車幅方向内側寄りに位置した分、車体造形上の自由度も向上する。更に、補強ブレースの設置によりフロントサイドメンバの剛性が向上することで、操縦安定性も向上する。また、前記トレイ16の底面部と、前記フロントサイドメンバ1の側面部5とを支持部材23で連結すると共に該支持部材23と前記補強ブレース11とが、フロントサイドメンバ1の側面部5を介して共締めされているため、トレイ16の底面部とフロントサイドメンバ1の側面部5の間を支持部材23で連結したことで、トレイ16に加わる方形重量物26の荷重をフロントサイドメンバ1の側面部5でも支持できるばかりか、支持部材23と補強ブレース11が共締めされているため、トレイ16に加わる方形重量物26の荷重を更に確実に支持することができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、トレイがフロントサイドメンバの上面部に対して上下方向での締結手段により締結されている。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、トレイがフロントサイドメンバの上面部に対して上下方向での締結手段により締結されているため、エンジンルーム内においてトレイの下部に位置する他の機器を組み付けた後に、トレイをフロントサイドメンバに対して締結し、その上に方形重量物を支持することができる。エンジンルーム側へ突出したトレイ及びバッテリを取付ける前に、それらの下方スペースに位置する機器を先に組み付けることができるため、組み付け作業が容易になる。また、締結手段が上下方向に沿ったものであるため、この締結手段によりトレイを上面部に対して押し付けた状態で締結することができ、方形重量物の支持強度を高めやすい。
【0011】
請求項3記載の発明は、トレイと補強ブレースとがフロントサイドメンバの上面部を介して共締めされている。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、トレイと補強ブレースが共締めされているため、方形重量物を荷重をトレイから補強ブレースを介してフロントサイドメンバへ伝達でき、方形重量物の支持強度が更に向上する。
【0013】
請求項4記載の発明は、フロントサイドメンバの下側にサスペンション支持ブラケットが取付けられ、補強ブレースがサスペンション支持ブラケットの真上範囲に位置している。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、補強ブレースがサスペンション支持ブラケットの真上範囲に位置しているため、方形重量物の荷重が補強ブレースを介してサスペンション支持ブラケットにも効率的に伝達され、方形重量物の支持強度が更に向上する。逆に、サスペンション支持ブラケットに加わるサスペンション入力を補強ブレースを介してフロントサイドメンバにも分散させることができる。
【0015】
請求項5記載の発明は、フロントサイドメンバの下面部に対するサスペンション支持ブラケットの取付部位と、補強ブレースの位置とが略一致している。
【0016】
請求項5記載の発明によれば、サスペンション支持ブラケットの取付部位と、補強ブレースの位置とが略一致しているため、両者間の荷重伝達がより効率的になる。
【0019】
請求項6記載の発明は、支持部材がフロントサイドメンバの側面部に対して水平方向での締結手段により締結されている。
【0020】
請求項6記載の発明によれば、支持部材がフロントサイドメンバの側面部に対して水平方向での締結手段により締結され、方形重量物の重さによる荷重が締結手段に対して剪断方向に働くため、荷重をより効果的に受け止めることができる。
【0023】
請求項7記載の発明は、トレイの車幅方向内側端から立ち上げ形成した縦壁の上端部にフューズボックスを取付けた。
【0024】
請求項7記載の発明によれば、トレイの車幅方向内側端から立ち上げ形成した縦壁の上端部にフューズボックスを取付けたため、方形重量物を車幅方向内側へオフセット支持した場合のロール方向の固有値を上げて、ダイナミックダンパ効果により、トレイの上下振動を抑制することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
この発明の実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。フロントサイドメンバ1は、エンジンルームEの左右両側位置において、それぞれ前後方向に沿った状態で配されている。尚、図1は、左側のフロントサイドメンバ1の前側部分だけを代表して図示しており、矢印Aが車幅方向外側(車外側)、矢印Bが車幅方向内側(エンジンルームEの中央側)を示している。
【0026】
フロントサイドメンバ1は、断面外向きコ字状で、その車幅方向外側は、図示せぬクロージングプレートを含む側壁2(図4参照)により塞がれ、結果として閉断面構造になっている。フロントサイドメンバ1の前端には、サスペンション支持ブラケット3が下側から取付けられ、フロントサイドメンバ1の下面部4と側面部5に対して溶接されている。そして、2階建て状態となったフロントサイドメンバ1の下面部4と、サスペンション支持ブラケット3の底面部との間に支持ピン6が固定されている。フロントサイドメンバ1の後方には、もう1つのサスペンション支持ブラケット及び支持ピンが設けられており、それらの間に図示せぬサスペンションメンバが取付けられる。
【0027】
フロントサイドメンバ1の内部空間内には、該内部空間に相応する形状で、フランジ7、8、9により、フロントサイドメンバ1の上面部10、側面部5、下面部4に対して、それぞれ溶接された補強ブレース11が設けられている。この補強ブレース11は、車幅方向に沿った向きで、前記サスペンション支持ブラケット3の取付部位である後端部3aの若干前側、つまり略一致する位置に設けられている。従って、この補強ブレース11は、サスペンション支持ブラケット3の真上範囲における後ろ寄りに位置した状態になる。
【0028】
この補強ブレース11により、フロントサイドメンバ1の上面部10と下面部4とが、略垂直に設けた状態となる。そして、この補強ブレース11の上側のフランジ7には、上面部10に連通した状態の取付孔12aが形成され、取付孔12aの下面側には溶接ナット12が設けられている。また、その溶接ナット12の後方の上面部10にも、貫通孔13aが形成され、貫通孔13aの下面側には溶接ナット13が設けられている。更に、補強ブレース11の側端のフランジ8にも、側面部5に連通した状態の取付孔14aが形成され、取付孔14aの外面側には溶接ナット14が設けられている。そして、この溶接ナット14の後方の側面部5にも、貫通孔15aが形成され、貫通孔15aの外面側には溶接ナット15が設けられている。
【0029】
フロントサイドメンバ1の上面部10は、平坦になっており、その上面部10上にトレイ16が固定されている。トレイ16は、外側縁の前後端にそれぞれ車幅方向外側へ延びる突出部17が形成され、その突出部17の間の縦フランジ部17fには、係止孔hが形成されている。突出部17の突出孔17h、17hは、それぞれ補強ブレース11及び上面部10の対応する溶接ナット12、13に対してボルト18により固定されている。特に、前側の突出部17は、上面部10を介して補強ブレース11のフランジ7に共締めされた状態となる。これらのボルト18と溶接ナット12、13とにより上下方向での締結手段が形成され、トレイ16の突出部17を上面部10に対して所定の締結力により押し付けている。そのため、トレイ16の支持強度を高めやすい。また、トレイ16の前側の突出部17を、補強ブレース11の上側のフランジ7に形成された溶接ナット12に締結することにより、該補強ブレース11は、トレイ16の真下範囲M(図3参照)における前寄りに位置した状態となる。尚、トレイ16の底面部には、3つのタップ孔20(図2参照)が形成されている。
【0030】
トレイ16の車幅方向内側端からは、縦壁21が立ち上げ形成され、その上端部の内側面に所定重量を有するフューズボックス22が取付けられている。尚、縦壁21の下方にも係止孔hが形成されている。
【0031】
トレイ16の底面部と、フロントサイドメンバ1の側面部5とは、支持部材23により連結されている。支持部材23は、垂直な板をU字形に曲折形成した形状で、開放された外側端の方が下側へ長く形成されている。そして、この支持部材23の上端及び外側端には、それぞれフランジが形成され、上側のフランジには、小径の取付孔24が形成され、内側のフランジには、取付孔24より大径のボルト孔25が形成されている。上側の取付孔24とトレイ16のタップ孔20とは、図示せぬネジにより締結される。内側のボルト孔25と対応する溶接ナット14、15とは、ボルト19により締結される。これらのボルト19と溶接ナット14、15とにより、水平方向での締結手段が形成される。特に、前側のボルト孔25は、側面部5を介して補強ブレース11のフランジ8における溶接ナット14に共締めされた状態となる。
【0032】
そして、トレイ16の上に「方形重量物」としてのバッテリ26が載せられ、そのバッテリ26をエンジンルームE内の熱から守るカバー27を上からかぶせた後、押さえ部材28によりカバー27の上面を押さえる。押さえ部材28の両端部には、下端がトレイ16と縦壁21の係止孔hに係合された連結ロッド29の上端が貫通し、その上端にナット30を固定することにより、カバー27を押さえ込む力が得られる。そして、バッテリ26及びカバー27は、フロントサイドメンバ1の上面部10の車幅方向外側端から車幅方向内側にオフセットした位置に支持された状態となる。
【0033】
このようにして支持されたトレイ16及びバッテリ26の下方スペースS(図4参照)には、エンジンルームE内の各種機器(エンジン補機等)が組み付けられるが、このような各種機器は、トレイ16及び支持部材23をフロントサイドメンバ1に取付ける前に行うことができる。そのため、邪魔なトレイ16等がないため、それらの機器の組み付け作業が容易である。そして、トレイ16及び支持部材23を、それらの機器の組み付け後に、予め図示せぬネジにより両者を一体化した後に、フロントサイドメンバ1に対して取付けられる。このような取付手順を採用できるのも、トレイ16及び支持部材23が「溶接」でなく、ボルト18、19等による締結手段でフロントサイドメンバ1に対して締結されているからである。
【0034】
フロントサイドメンバ1に取付けられたトレイ16上に、カバー27等によりバッテリ26を支持した状態では、トレイ16の真下範囲Mにおける前寄り位置のフロントサイドメンバ1内に補強ブレース11を設けたため、バッテリ26の取付部におけるフロントサイドメンバ1の断面変形が抑制される。従って、バッテリ26を車幅方向内側寄りにオフセット支持しても、フロントサイドメンバ1によるバッテリ26の支持強度が低下しない。特に、トレイ16と補強ブレース11が共締めされているため、バッテリ26の荷重をトレイ16から補強ブレース11を介してフロントサイドメンバ1へ伝達できるため、バッテリ26の支持強度が更に向上する。
【0035】
そして、このように、バッテリ26を車幅方向内側寄りにオフセット支持することにより、フロントサイドメンバ1の上に支持される他の機器(エアコンクリーナー、レゾネータ、タンク類)のレイアウトに余裕ができ、それらの設置作業が容易になる。また、バッテリ26が車幅方向内側寄りに位置した分、車体造形上の自由度も向上する。更に、補強ブレース11の設置によりフロントサイドメンバ1の剛性が向上することで、操縦安定性も向上する。
【0036】
そして、補強ブレース11を介して、トレイ16とサスペンション支持ブラケット3とが上下方向で設けた状態になっているため、バッテリ26の荷重が補強ブレース11を介してサスペンション支持ブラケット3にも効率的に伝達され、バッテリ26の支持強度が更に向上する。逆に、支持ピン6からサスペンション支持ブラケット3に加わるサスペンション入力を補強ブレース11を介してフロントサイドメンバ1に分散することもできる。
【0037】
また、トレイ16の底面部とフロントサイドメンバ1の側面部5の間が支持部材23で連結されているため、トレイ16に加わるバッテリ26の荷重をフロントサイドメンバ1の側面部5でも支持できる。特に、支持部材23が水平方向のボルト19により取付けられ、バッテリ26の重さによる下向きの荷重はボルト19に対して剪断方向に働くため、荷重をより効果的に受け止めることができる。
【0038】
更に、トレイ16の車幅方向内側端から立ち上げ形成した縦壁21の上端部にフューズボックス22が取付けられているため、バッテリ26を車幅方向内側へオフセット支持した場合のロール方向の固有値を上げて、ダイナミックダンパ効果により、トレイ16の上下振動を抑制することができる。
【0039】
尚、以上の説明では、断面外向きコ字状で、クロージングプレートにより閉断面化されるフロントサイドメンバ1を例にしたが、押し出し成形等により、元から閉断面構造になっている構造のものでも良い。
【0040】
【発明の効果】
この発明によれば、トレイの真下範囲におけるフロントサイドメンバ内に補強ブレースを設けたため、方形重量物の取付部におけるフロントサイドメンバの断面変形が抑制される。従って、方形重量物を車幅方向内側寄りにオフセット支持しても、フロントサイドメンバによる方形重量物の支持強度が低下しない。そして、方形重量物を車幅方向内側寄りにオフセット支持することにより、フロントサイドメンバの上面部に支持される他の機器のレイアウトに余裕ができ、それらの設置作業が容易になる。また、方形重量物が車幅方向内側寄りに位置した分、車体造形上の自由度も向上する。更に、補強ブレースの設置によりフロントサイドメンバの剛性が向上することで、操縦安定性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係るバッテリの支持構造を示す斜視図。
【図2】図1のバッテリの支持構造を示す分解斜視図。
【図3】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図4】図1中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 フロントサイドメンバ
3 サスペンション支持ブラケット
4 下面部
5 側面部
10 上面部
11 補強ブレース
12、13、14、15 溶接ナット(締結手段)
16 トレイ
18、19 ボルト(締結手段)
21 縦壁
22 フューズボックス
23 支持部材
26 バッテリ(方形重量物)
A 車幅方向外側
B 車幅方向内側
E エンジンルーム
M 真下範囲
S 下方スペース
h 係止孔

Claims (7)

  1. エンジンルーム内の左右両側で前後方向に配されているフロントサイドメンバの略平坦な上面部にトレイを取付けると共に、該トレイ上に方形重量物をフロントサイドメンバ上面部の車幅方向外側端から車幅方向内側へオフセットした状態で支持し、
    前記トレイの真下の範囲内におけるフロントサイドメンバの内部空間内に、フロントサイドメンバの内部空間を長手方向で前後に分割すると共にフロントサイドメンバの上面部と下面部とを、略垂直に連結する補強ブレースを設け、
    前記トレイの底面部と、前記フロントサイドメンバの側面部とを支持部材で連結すると共に該支持部材と前記補強ブレースとが、フロントサイドメンバの側面部を介して共締めされていることを特徴とするエンジンルーム内の方形重量物支持構造。
  2. 請求項1記載のエンジンルーム内の方形重量物支持構造であって、
    前記トレイが、前記フロントサイドメンバの上面部に対して、上下方向での締結手段により締結されていることを特徴とするエンジンルーム内の方形重量物支持構造。
  3. 請求項2記載のエンジンルーム内の方形重量物支持構造であって、
    前記トレイと前記補強ブレースとが、前記フロントサイドメンバの上面部を介して共締めされてなることを特徴とするエンジンルーム内の方形重量物支持構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエンジンルーム内の方形重量物支持構造であって、
    前記フロントサイドメンバの下側に、サスペンション支持ブラケットが取付けられ、前記補強ブレースが、サスペンション支持ブラケットの真上範囲に位置していることを特徴とするエンジンルーム内の方形重量物支持構造。
  5. 請求項4記載のエンジンルーム内の方形重量物支持構造であって、
    前記フロントサイドメンバの下面部に対するサスペンション支持ブラケットの取付部位と、補強ブレースの位置とが、略一致していることを特徴とするエンジンルーム内の方形重量物支持構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のエンジンルーム内の方形重量物支持構造であって、
    前記支持部材が、前記フロントサイドメンバの側面部に対して、水平方向での締結手段により締結されていることを特徴とするエンジンルーム内の方形重量物支持構造。
  7. 請求項6記載のエンジンルーム内の方形重量物支持構造であって、
    前記トレイの車幅方向内側端から立ち上げ形成した縦壁の上端部に、フューズボックスを取付けたことを特徴とするエンジンルーム内の方形重量物支持構造。
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