JP3757523B2 - 円筒部品の成形方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、円筒部品の成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動変速機のクラッチドラムなどの一端が開口し、その内周面に軸方向に沿った複数の凸条が形成された円筒部品の成形方法において、上記凸条の一部に例えばリテーナ溝等の周方向の溝を形成する場合、一般に当該円筒部品がホーミング加工される関係もあって、該ホーミング加工と同時に上記周方向の溝を形成することはできない。したがって、上記ホーミング加工によって円筒部品1の周壁に上記凸条を形成した後に、例えば図13の(a)〜(b)に示すように、凸状のパンチング凸部50aを有する下型50と凹状のパンチング凹部51aを有する上型51とを備えた押出成形装置(パンチング装置)によるパンチング加工により上記周方向の溝5,5・・・を形成する加圧加工方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、該加工方法の場合、例えば図13の(b)から明らかなように、下型50のパンチング凸部50aの押し方向の両側にカエリ41,41が発生する問題がある。これは次のような理由に基くものと考えられる。
【0004】
すなわち、下型50のパンチング凸部50aがワークである円筒部品1に接触した瞬間、同下型50のパンチング凸部50aの押し力に対してワークである円筒部品1内部の材料移動が押し方向からパンチング凸部50a周辺に押し返される形で盛り上がりが発生するものと思われる。パンチング時のパンチング凸部50aの押し力で押した部分の材料が全体に移動するのであれば盛り上がりは発生せず、むしろダレが出るはずである。通常ダレが発生する部位が逆に盛り上がるのは、例えば溝加工幅(3.1mm)に対して円筒部品1側材料の板厚が厚いため(4mm)、パンチング凸部50aが食い込んだ部分の材料が加圧初期の段階で加圧方向に移動せず、せん断面に沿って盛り上がるためだと考えられる。
【0005】
上記仮定が正しいとすれば、溝幅、板圧の仕様変更は困難なことから盛り上がりは防止できないことになる。そうだとすると、残される対策方法としては、盛り上がり量を少なくするか、又は盛り上がった部分をつぶす方法を検討する必要がある。
【0006】
また、パンチング方向に、盛り上りがより多く発生する現象は、パンチング時の押し力を上型51側で受けるが、クラッチドラム底部側に対してクラッチドラム先端部側開口縁の方が剛性が弱く、加工時の変形をより多く受けるためであることに起因するものと思われる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、以上のような問題を解決することを目的としてなされたもので、該目的を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構成されている。
【0008】
すなわち、先ず本願発明の円筒部品の成形方法は、一端部が開口し、内周面に軸方向に沿った複数の凸条が形成された円筒部品の成形方法であって、上記各凸条の一部に周方向の溝を形成すべく、先ず当該溝幅よりも小さな幅の第1の工具によって上記各凸条の一部を加圧加工し、次に該第1の工具により加圧加工した上記各凸条の一部を略上記溝幅と等しい幅の第2の工具によって加圧加工するようになっている。
【0009】
したがって、先ず上記第1の加圧加工工程で形成される周方向の溝の幅よりも小さい第1の工具両側のカエリは、続く上記周方向の溝幅と略等しい幅の第2の工具による第2の加圧加工工程で内側の加工溝のパンチング作用により、確実に内側に巻き込んだ状態で押圧されて、最終的にカエリのない所望幅の周方向の溝が形成されることになる。
【0010】
また、本願発明の円筒部品の成形方法は、上記構成の円筒部品が、車両用自動変速機のクラッチドラムに適用して構成され、該車両用自動変速機のクラッチドラムにおいて、上記と同様の作用が実現される。
【0011】
さらに、また本願発明の円筒部品の成形方法は、上記車両用自動変速機のクラッチドラムにおいて、上記構成の周方向の溝が、リテーナ溝として構成され、上記と同様の作用が実現される。
【0012】
【発明の効果】
以上の結果、本願発明の円筒部品の成形方法によると、従来のような溝部両側の凸条角部のカエリ(盛り上がり)を可及的に小さくした状態で周方向の溝を形成することができるようになり、加工工数を低減し、加工作業を容易かつ能率的にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態について、添付の図面(図1〜図12)に基づいて詳細に説明する。
【0014】
先ず、図1は本願発明の実施の形態に係る円筒部品の成形方法を、例えばプラネタリギヤを作動させる車両用自動変速機用クラッチドラム装置の内外のクラッチドラム1,2の内の外側クラッチドラム1のスナップリング装着用のリテーナ溝の成形に対して適用した場合について示している。該本願発明の成形方法を説明する前に、先ず当該クラッチドラム装置自体の概略的な構成について一応説明しておく。
【0015】
上記両外側クラッチドラム1と内側クラッチドラム2とは共に、全体として一端が開口する円筒形に成形された円筒部品であり、両者は互いにその開口部側を対向させて同軸状に嵌合配置されている。
【0016】
先ず上記外側クラッチドラム1の内周面には、図示のように複数本の凸条部3,3・・・が周方向に所定の間隔をあけてかつ開口端から他端側に亘って軸心方向に沿って一体に成形されており、これらの凸条部3,3・・・には、複数枚の薄いリング状の円板からなるクラッチ板4,4・・・がその外周に形成された複数の切欠部(図示せず)を嵌合させて周方向の動きが規制された状態で当該外側クラッチドラム1内に同軸上に配置されている。また、上記凸条部3,3・・・の開口縁部には凹溝としてのスナップリング装着用のリテーナ溝5,5・・がそれぞれ成形され、これらリテーナ装着溝5,5・・・にスナップリング6を嵌合させて装着し、上記各クラッチ板4,4・・・が抜けないようにリテーニングしている。
【0017】
また上記内側クラッチドラム2の外周面には、複数本の凸条部7,7・・・が周方向に所定の間隔をあけかつ開口端から他端側に亘って軸心方向に沿って一体に成形され、これらの凸条部7,7・・・にも、複数枚の薄いリング状の円板からなるクラッチ板8,8・・・がその外周に形成された複数の切欠部(図示せず)を嵌合させて周方向の動きが規制された状態で当該内側クラッチドラム2内に同軸上に配置されている。
【0018】
そして、上記外側クラッチドラム1側のクラッチ板4,4・・・と内側クラッチドラム2側のクラッチ板8,8・・・とは、1枚置きに交互に配置され、外側クラッチドラム1の他端側である閉塞側に配置されたピストン9を油孔10を経て導入される油圧により軸心方向に移動させ、上記クラッチ板4,8を押圧してその摩擦力によって回転を伝えるようになっている。
【0019】
上記外側クラッチドラム1の外周面は、凹凸のない平坦な円筒面になっており、その外側にはブレーキバンド11が配置され、上記外側クラッチドラム1の平坦な外周面をブレーキ面として上記ブレーキバンド11が接触することにより、外側クラッチドラム1の回転を制動するようになっている。
【0020】
そして、上記のクラッチドラム装置は次のようにして組み立てられる。
【0021】
先ず、外側クラッチドラム1に対しピストン9を組み付けた後、内側クラッチドラム2を上記外側クラッチドラム1に各々の開口を対向させて同軸状に配置する。
【0022】
次いで、複数枚のクラッチ板4及びクラッチ板8を外側クラッチドラム1と内側クラッチドラム2との間に交互に挿入し、上記各クラッチ板4の複数の切欠部を内側クラッチドラム2の各凸条部7にそれぞれ嵌合させ、これらのクラッチ板4,8を外側及び内側クラッチドラム1,2にそれぞれ取り付ける。
【0023】
その後、スナップリング6を上記外側クラッチドラム1の各凸条部3の装着溝5に装着し、クラッチ板4,8が抜けないようにリテーニングする。
【0024】
次に、図2に示すように、円筒部品素材、つまり外側クラッチドラム1の成形材料となる板材Pを主軸21と支持軸22との間に配置し、上記支持軸22先端に同軸状に装着されたマンドレル23と、該マンドレル23に対向するように上記主軸21先端に取り付けられた成形型24とで上記板材Pを両側から挟持する。上記マンドレル23の表面には、複数本の凸条部3,3・・・成形するための凹条溝23a,23a・・・が軸心方向に沿って形成されている。
【0025】
次いで、上記板材Pを凸条部成形工程に搬入して円筒形に塑性加工する。つまり、図3に示すように、上記板材Pを成形ローラ25で外側から押圧して上記マンドレル23の表面に沿って押し伸ばし、ロールフォーミング加工を行う。これにより、上記板材Pが円筒形に成形されて外側クラッチドラム1が得られる。
【0026】
この段階で得られた外側クラッチドラム1は、例えば図4に示すように、一端が開口しており、その内周面には複数本の凸条部3,3・・・が周方向に所定の間隔をあけて、かつ開口端から他端側に亘って軸心方向に沿って成形されているとともに、筒体周壁部1aの外周面は凹凸のない平坦な円筒面に成形されている。
【0027】
その後、このような形状の外側クラッチドラム1を周方向のリテーナ溝成形工程に搬送し、スナップリング6が装着されるリテーナ溝5を成形する。該成形工程では、例えば図5,図6及び図7,図8に示すように、上記外側クラッチドラム1を当該ドラムの周方向に若干位置をずらせて並設した第1,第2の押出成形装置26A,26Bの下型27,29と上型28,28との間にセットし、同第1,第2の押出成形装置26A,26Bの各上型28,28をその上方に配置されたシリンダ39,39の伸張作動により下降させて外側クラッチドラム1を回しながら、2工程により加圧成形する。
【0028】
すなわち、本願発明の場合、上記第1,第2の押出成形装置26A,26Bの下型27,29のパンチング凸部27a,29aは、各々その幅を異にしており、後述するような第1〜第4の4段階の工程により上記外側クラッチドラム1の周壁部1aをパンチング加工することによって、前述した従来の下型50のパンチング凸部50aの押し方向両側に発生していたカエリ41,41を抑制するようにしている。
【0029】
すなわち、該成形方法では、例えば図9の(a)〜(d)に示すように、第1の押出成形装置26Aを使用した第1,第2のプリ加工工程と第2の押出成形装置26Bを使用した第3,第4の最終成形工程とよりなっている。
【0030】
(1) 第1工程
該工程では、先ず図9の(a)に示すように、第1の押出成形装置26Aにおいて、最終的に形成すべきリテーナ溝5の溝幅Wよりも所定幅ΔWだけ小さい幅W1の第1のパンチング凸部27aを有する第1の下型27を上型28と対応させてセットする(図5、図6の状態に対応)。
【0031】
(2) 第2の工程
次に、該状態から、上型28を下降させて図9の(b)に示すように、外側クラッチドラム1の筒体部周壁1aを所定ストローク分加圧加工する。
【0032】
この時、第1の下型27の第1のパンチング凸部27aの両側には、少し小さいが従来同様のカエリ41,41が発生する。
【0033】
(3) 第3工程
次に、上記図9の(b)の状態から、一旦上記上型28を上昇させるとともに第1の下型27を若干下降させた後、上記外側クラッチドラム1を所定角回転させ、上記第1の下型27の第1のパンチング凸部27aよりも幅が大きい、最終的に形成されるリテーナ溝5の溝幅Wに対応した幅Wの第2のパンチング凸部29aを有する第2の下型29によって構成された第2の押出成形装置26Bの第2の下型29と上型28との間に、図9の(c)に示すようにセットする(図7、図8の状態に対応)。この状態では、上記幅の広い第2の下型29の第2のパンチング凸部29aの押圧面が上記カエリ部41,41を覆った状態で対面することになる。
【0034】
(4) 第4工程
その後、同図9の(c)の状態から、さらに第2の押出成形装置26Bの上型28を下降させて、上記第1の押出成形装置26Aによるプリ加工部を図9の(d)に示すように第2の下型29との間で加圧加工する。
【0035】
これにより、図10〜図12に示すように、上記外側クラッチドラム1の周壁部1aの各凸条部3の開口縁部が第2の下型29のパンチング凸部29aでドラム内方よりドラム外方に向かって加圧され、該各凸条部3に最終的なリテーナ溝5が成形されるとともに、この加圧された部分の肉が上記上型28の凹溝部28a内に押し出され、外側クラッチドラム1の周壁部1a外周面の上記リテーナ溝5に対応する箇所に突出部30として膨出される。
【0036】
以上の第1〜第4工程の操作を全ての凸条部3に対して行い、上記外側クラッチドラム1の各凸条部3,3・・・の内周面の開口近くに間欠的にリテーナ溝5,5・・・を周方向に成形する。なお、上記第1,第2の押出成形装置26A,26Bの各上型28の凹溝部28aは、例えば図6、図8に仮想線にて示すような溝形状でもよく、要は加圧により突出する肉を外部に逃がすことができるような形状であればよい。
【0037】
さらに、このようなリテーナ溝5,5・・・が成形された外側クラッチドラム1を突出部除去工程に搬入し、上記外側クラッチドラム1の周壁部1aの外周面に対して一般に行われている最終工程で、切削又は研削仕上げ加工を施し、同外側クラッチドラム1の周壁部1a外周面を研削仕上げ加工するとともに、上記突出部30を除去し、図1に示すような完成品としての外側クラッチドラム1を得る。
【0038】
本願発明の円筒部品の成形方法では、上述のように、一端部が開口し、内周面に軸方向に沿った複数の凸条部3,3・・が形成された外側クラッチドラム1等の円筒部品の成形方法において、上記各凸条部3,3・・の一部にスナップリング嵌合用リテーナ溝等の周方向の溝5,5・・・を形成すべく、先ず当該溝5,5・・・の溝幅よりも小さな幅の第1の工具27によって上記各凸条部3,3・・の一部を予備的に加圧加工し、次に該第1の工具27により予備的に加圧加工した上記各凸条部3,3・・の一部(プリ加工部)を略上記溝5,5・・・の幅と等しい幅の第2の工具29によって最終的に加圧加工するようになっている。
【0039】
したがって、先ず上記第1の工具27による予備的な加圧加工工程で形成される、最終的な周方向の溝5,5・・・の幅Wよりも小さい溝部両側(第1の工具27のパンチング凸部27a両側)のカエリ41,41は、続く最終的に形成される周方向の溝5,5・・・の幅Wと略等しい幅の第2の工具29のパンチング凸部29aによる最終的な加圧加工工程でのパンチング作用により、確実に内側に巻き込んだ状態で押圧されて、最終的にカエリのない所望幅の周方向の溝5,5・・・が形成されることになる。
【0040】
以上の結果、本願発明の円筒部品の成形方法によると、従来のような溝部両側の凸条角部のカエリ(盛り上がり)を可及的に小さくした状態で周方向の溝を形成することができるようになり、加工工数を低減し、加工作業を容易かつ能率的にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る円筒部品の成形方法が適用される円筒部品製品の一例である外側クラッチドラムを採用した自動変速機用クラッチドラム装置の全体構造を示す断面図である。
【図2】同クラッチドラム装置における上記外側クラッチドラムの板材から円筒状態への第1の成形工程を示す概略図である。
【図3】同円筒状態への第2の成形工程を示す概略図である。
【図4】同円筒状態への成形工程完了後の外側クラッチドラム成形部要部の構成を示す一部切欠状態の拡大斜視図である。
【図5】上記外側クラッチドラムのスナップリング装着用リテーナ溝を成形する第1の押出成形装置の全体構成を示す概略図である。
【図6】同図5の装置の成形加工部のワークとの対応関係を示す斜視図である。
【図7】上記外側クラッチドラムのスナップリング装着用リテーナ溝を成形する第2の押出成形装置の全体構成を示す概略図である。
【図8】同図7の装置の成形加工部のワークとの対応関係を示す斜視図である。
【図9】上記図5〜図8の装置を使用したリテーナ溝成形方法における第1〜第4の加工工程を示す要部の断面図である。
【図10】上記図9の成形加工方法によってスナップリング装着用のリテーナ溝が形成された外側クラッチドラムの要部の拡大斜視図である。
【図11】同外側クラッチドラムのスナップリング装着用リテーナ溝部のドラム部内側から見た斜視図である。
【図12】同外側クラッチドラムのスナップリング装着用リテーナ溝部のドラム部外側から見た斜視図である。
【図13】従来の外側クラッチドラム押出成形装置によるスナップリング装着用リテーナ溝の成形工程における問題点の説明図である。
【符号の説明】
1は外側クラッチドラム、2は内側クラッチドラム、3は凸条部、5はスナップリング装着用リテーナ溝、6はスナップリング、27は第1の下型、28は上型、29は第2の下型である。
Claims (3)
- 一端部が開口し、内周面に軸方向に沿った複数の凸条が形成された円筒部品の成形方法であって、上記各凸条の一部に周方向の溝を形成すべく、先ず当該溝幅よりも小さな幅の第1の工具によって上記各凸条の一部を加圧加工し、次に該第1の工具により加圧加工した上記各凸条の一部を略上記溝幅と等しい幅の第2の工具によって加圧加工するようにしたことを特徴とする円筒部品の成形方法。
- 円筒部品が、車両用自動変速機のクラッチドラムであることを特徴とする請求項1記載の円筒部品の成形方法。
- 周方向の溝が、リテーナ溝であることを特徴とする請求項2記載の円筒部品の成形方法。
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