JP3756099B2 - 豆類収穫機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、枝豆などの豆類を収穫対象とする収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】
豆類を収穫することのできる収穫機としては、例えば特公昭56−169515号公報に開示されているように、圃場に植わっている作物を左右一対のチェーンで挟持して後方上方に搬送することで作物を根ごと引抜いて搬送し、この搬送の途中で根を切り落とすよう構成したものが知られている。また、作物の引抜き収穫に利用できる技術として、特開平7−59424号公報に開示されているように、圃場に植わっている作物を左右一対のベルトで挟持して後方上方に搬送することで作物を根ごと引抜いて搬送するとともに、その後、搬送された作物を左右の螺旋ロール、あるいは、左右の突起付きの搬送ベルトの間に導いて後方上方へ搬送し、チョッパに投入して細断するよう構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前者(特公昭56−169515号)においては、引抜いた作物の根を切り落とすものであるために、回収した作物を脱莢処理に不都合となることがある。つまり、回収した作物を脱莢処理する手段としては、脱莢機に作物を挿入して、回転ドラムに突設した爪で叩くことで茎から莢を分離するのであるが、この場合、作物の根本部を掴んで脱莢機に挿入する必要があり、作物の根本部には莢がついていない掴み代部分が必要となる。ここで、豆類は根元から茎が分岐成長して根元近くまで莢がついているので、根を切り落としてしまうと莢のない掴み代部分がなくなってしまい、そのまま脱莢機にかけると作物の根元部分まで十分挿入できなくなって処理残しが発生することになり、残った莢を採るための別処理を必要とするものであった。
【0004】
また、後者(特開平7−59424号)は、作物を根ごと引抜き収穫するものであるが、引抜き後の回収処理までは考慮されておらず、豆類の収穫を可能にするには更なる工夫を必要とするものであった。
【0005】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、豆類の収穫を好適、かつ、能率よく行うことができるとともに、取扱い性にも優れた収穫機を提供することを主たる目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0007】
請求項1に係る発明の豆類収穫機は、圃場に植わっている作物の根部近くを左右の挟持搬送ベルトによって左右から挟持して後方上方に搬送することで作物を根ごと引抜く引抜き挟持搬送装置の複数を左右に並列して引抜き搬送部を構成するとともに、この引抜き搬送部の後方に、各引抜き挟持搬送装置の後端に搬送された作物を、上下複数段に支持して後方に搬送して合流した後、搬送出口から送出する回収用搬送部を配備し、前記搬送出口を機体後部の横一側方に偏位して設置するとともに、機体後部の横他側方に運転部を配備してあることを特徴とする。
【0008】
上記構成によると、圃場に植わっている複数条の作物(豆類)は引抜き搬送部に導入されて、各条ごとに根部近くを引抜き挟持搬送装置で挟持されて根ごと引抜かれて後方上方に搬送され、引き続き回収用搬送部に導かれる。回収用搬送部に導入された作物は各条ごとに上下複数段に支持されて後方に搬送されて合流され、搬送出口から送出される。
【0009】
搬送出口から送出された根付きの作物は、回収台に収集して所定量づつ地上に放出したり、連続して地上に放出することになり、その後、拾い集められる、この場合、搬送出口は機体後部の横一側方に偏在するとともに、機体後部の横他側方に運転部が位置してあるので、運転者は搬送出口からの送出具合を監視しながら運転することができる。
【0010】
従って、請求項1の発明によると、複数条の作物を、その後の脱莢処理に適した根付きのまま、能率よく引抜き収穫することができるとともに、その回収具合を見ながら適切に運転することができ、取扱い性にも優れたものとなる。
【0011】
〔請求項2に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0012】
請求項2に係る発明の豆類収穫機は、請求項1の発明において、前記回収用搬送部を構成するに、各引抜き挟持搬送装置の後方に、各引抜き挟持搬送装置から受取った豆類を上下複数段に支持して後方上方に搬送する後方搬送手段をそれぞれ配備し、前記搬送出口の偏在がわに位置する一方の後方搬送手段を機体前後方向に沿わせて配置するとともに、前記搬送出口の偏在がわと反対側に位置する他方の後方搬送手段を、後部ほど一方の後方搬送手段に接近するように平面視で斜めに配置してあるものである。
【0013】
上記構成によると、回収用搬送部における搬送出口の偏在がわに位置する後方搬送手段は、運転部の前方に位置することになるが、この後方搬送手段は後部ほど搬送出口側に位置するように斜めに配置されているので、位置の高い後方搬送手段後部が運転部の横方向に外れ、前方視界を妨げることが少ない。
【0014】
従って、請求項2の発明によると、運転部の前方に収穫部が位置しながら前方視界がよく、運転性に優れている。
【0015】
〔請求項3に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0016】
請求項3に係る発明の豆類収穫機は、請求項2の発明において、斜めに配置された他方の後方搬送手段を前後方向に沿って配置された一方の後方搬送手段よりも後方に延長配備し、斜めに配置された他方の後方搬送手段の搬送径路に一方の後方搬送機構の搬送径路を合流接続してあるものである。
【0017】
上記構成によると、傾斜配置された後方搬送手段は、本来の後方搬送機能を発揮するのみならず他方の後方搬送手段で搬送されてきた引抜き作物を合流して横一側方へ送る搬送手段の機能をも発揮することになる。
【0018】
なお、同様な性能をもたらすために、例えば、複数条の後方搬送手段を平行に後方上方に延出し、その終端に専用の横搬送手段を別途配備して、所望の合流と横搬送を行う構造を利用することも考えられるが、このような場合に比較して本発明では構造を簡素化して軽量化およびコスト低減を図ることができる。
【0019】
〔請求項4に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0020】
請求項4に係る発明の豆類収穫機は、請求項2または3の発明において、斜めに配置された前記後方搬送手段を下部挟持搬送装置と上部係止搬送装置とで構成するとともに、上部係止搬送装置の搬送速度を下部挟持搬送装置の搬送速度よりも速く設定してあるものである。
【0021】
上記構成によると、斜めに配置された後方搬送手段における上部係止搬送装置の搬送速度が下部挟持搬送装置の搬送速度よりも速く設定されていることで、この後方搬送手段で搬送される作物は上部が先行することになり、搬送出口からの横倒し放出が効果的に行われる。
【0022】
〔請求項5に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0023】
請求項5に係る発明の豆類収穫機は、請求項1〜4のいずれか1項の発明において、前記引抜き挟持搬送装置の上方に、該引抜き挟持搬送装置と平行あるいは略平行に、作物を係止爪で係止して後方に搬送する係止引上げ搬送装置を配備してあるものである。
【0024】
上記構成によると、引き抜かれて挟持搬送される作物の上部が係止引上げ搬送装置で係止搬送されることで、茎が広がった作物を安定した姿勢で後方上方に搬送することができ、その後の合流搬送を良好に行うことができる。
【0025】
〔請求項6に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0026】
請求項6に係る発明の豆類収穫機は、請求項5の発明において、前記係止引上げ搬送装置の前部を前記引抜き挟持搬送装置の始端よりも前方に突出配置してあるものである。
【0027】
上記構成によると、係止引上げ搬送装置は、引き抜いた作物の搬送姿勢を安定化する機能のみならず、引抜き挟持搬送装置に到達していない作物の掻き込み導入機能をも発揮し、作物を引抜き挟持搬送装置の始端部へもれなく案内して良好な引き抜きを発揮させることができる。
【0028】
〔請求項7に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0029】
請求項7に係る発明の豆類収穫機は、請求項6発明において、前記係止引上げ搬送装置の前端部を左右に位置調節可能に構成してあるものである。
【0030】
上記構成によると、作物の横方向への広がりや畝の幅、等に対応させて係止引上げ搬送装置の前端部を好適な位置で作用させることができ、もれなく作物を掻き込んで引抜き挟持搬送装置で引き抜き搬送することができる。
【0031】
〔請求項8に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0032】
請求項8に係る発明の豆類収穫機は、請求項6または7の発明において、左右の係止引上げ搬送装置の前方にサイド分草体を配備するとともに、このサイド分草体の左右位置、前後位置、すくい角度、および、横方向傾斜角度をそれぞれ調節可能に構成してあるものである。
【0033】
上記構成によると、各調節部位を操作することで、サイド分草体の左右位置、前後位置、すくい角度、および、横方向傾斜角度を、作物の広がり具合や畝の幅や畝肩の状況などに応じて調節でき、作物をもれなくすくい上げて確実に挟持引き抜きを行うことができる。
【0034】
〔請求項9に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0035】
請求項9に係る発明の豆類収穫機は、請求項1〜8のいずれか1項の発明において、前記回収用搬送部の搬送出口の横外側下方に、送出されてきた作物を受け止め収集する回収台を設置するとともに、この回収台の一部を回収用搬送部の下方に入り込ませて配置してあるものである。
【0036】
上記構成によると、回収台は運転部に近づけて配置されることになり、運転者による回収台上での収集状態の監視や、収集した作物の排出操作を容易に行うことができる。
【0037】
〔請求項10に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0038】
請求項10に係る発明は、請求項9の発明において、前記回収台を左右に伸縮可能に構成してあるものである。
【0039】
上記構成によると、作業時には回収台を伸ばして横幅広く作物の収集を容易に行えるものでありながら、非使用時には短縮して機体からの突出を少なくすることができ、移動走行や機体格納を行う上で有効となる。
【0040】
〔請求項11に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0041】
請求項11に係る発明の豆類収穫機は、請求項1〜10のいずれか1項の発明において、左右一対の後部駆動輪で走行可能に構成するとともに、前記搬送出口が設置される側と反対側に位置する一方の後部駆動輪の前方に、高さ調節可能な前部遊転輪を配置してあるものである。
【0042】
上記構成によると、前部遊転輪の高さを調節することで収穫部の高さを畝高さに合せることができるのであるが、前部遊転輪は運転部の偏在する側に位置するので運転部から見やすく、調節操作を適切かつ容易に行うことができる。
【0043】
〔請求項12に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0044】
請求項12に係る発明の豆類収穫機は、請求項1〜11のいずれか1項の発明において、左右に隣接する前記引抜き挟持搬送装置の間の前方に、接地追従して上下動する中間分草体を配備するとともに、この中間分草体に接地用の遊転ローラを備えてあるものである。
【0045】
上記構成によると、中間分草体が隣接する作物の間に分け入って地面に追従して上下に移動することで、地面近くに広がっている作物を確実にすくい上げることができる。この場合、中間分草体は遊転ローラを介して接地追従するので、マルチ掛けされている畝においても、マルチフィルムを引っ掛けることなく円滑にフィルム上を転動移動することになり、フィルムの引っ掛けトラブルによる作業中断をもたらすことなく円滑かつ能率よく作業を行う上で有効となる。
【0046】
〔請求項13に係る発明の構成、作用、および効果〕
【0047】
請求項13に係る発明の豆類収穫機は、圃場に植わっている作物を左右の挟持搬送ベルトによって左右から挟持して後方上方に搬送することで作物を根ごと引抜く引抜き挟持搬送装置を左右に2組並列して2条処理用の引抜き搬送部を構成するとともに、両引抜き挟持搬送装置における挟持搬送通路の横外方の上方に、該引抜き挟持搬送装置と平行あるいは略平行に、作物を係止爪で係止して後方に搬送する係止引上げ搬送装置を配備してあることを特徴とする。
【0048】
上記構成によると、左右の挟持搬送通路の上方には中央側に大きく開放された作物移動空間が形成されることになり、茎が大きく広がった作物でも左右両外側の係止引上げ搬送装置で囲まれた作物移動空間を無理なく通過してゆく。
【0049】
従って、請求項13の発明によると、2条の豆類の引き抜き収穫を円滑な作物搬送のもとで円滑に行うことができ、能率的な豆類の収穫が可能となる。
【0050】
【発明の実施の形態】
本発明を枝豆収穫機に適用した実施形態を図面に基づいて説明する。図1および図2に示すように、この枝豆収穫機は、マルチフィルムが掛けられた畝Uで栽培された2条の作物(枝豆)Wを根ごと抜取り収穫するよう構成されたものであり、3輪走行式の走行機体Aに2条堀り仕様の収穫部Bが装備されるとともに、ループ状の操縦ハンドル1を備えた運転部Cが機体後部の右側に片寄せて配置された構造となっている。
【0051】
前記走行機体Aは、畝Uをまたぐ左右一対の後部駆動輪2と右側の畝底を移動する一つの前部遊転輪3が備えられており、運転部Cの前部に搭載したエンジン4からの動力がミッションケース5で変速された後、チェーンケース6を介して左右の駆動輪2に伝達されるようになっている。そして、収穫部Bの対地高さを決めるゲージ輪として機能する遊転輪3は、手元ハンドル7を回転操作することで上下調節可能に構成されている。
【0052】
収穫部Bには、2条の枝豆Wを根ごと抜き上げて後方上方に搬送する引抜き搬送部10、引抜き搬送される作物Wの根に作用する土落し装置50、引抜き搬送された2条の作物Wを後方上方に搬送して合流して搬送出口Eから送出する回収用搬送部60、搬送出口Eから送出された作物Wを横倒し姿勢で受け止め収集する回収台70、等が備えられており、以下に各部の詳細な構造を説明する。
【0053】
〔引抜き搬送部10〕
【0054】
図3および図4に示すように、引抜き搬送部10には、圃場に植わっている作物Wの根本近くを左右から挟持して後方上方に搬送することで作物Wを根ごと引抜く2組の引抜き挟持搬送装置11が左右に並列配置されるとともに、各引抜き挟持搬送装置11の上方において作物Wを後方上方に係止搬送する係止引上げ搬送装置12が備えられている。
【0055】
引抜き挟持搬送装置11は、左右一対の挟持ベルト13を対向させて内向き回転駆動することで、両挟持ベルト13の間に挟持された作物Wを引抜き搬送するものであり、各搬送ベルト13は、図5および図6に示すように、Vベルト部13aの外周面にスポンジ状の幅広弾性ベルト部13bを連結して構成されたものが使用されており、各挟持ベルト13における引抜き搬送径路の背部には、Vベルト部13aの上下に位置する丸パイプ製のガイドレール14が配備されている。上下のガイドレールは、レール長手方向の2個所において共通の金具15に溶接固定されるとともに、前後の各金具15が、搬送フレーム16上に支点a,b周りに揺動自在に装着された前後一対のアーム17の遊端に枢支連結され、4本のガイドレール14が一体に平行横移動するよう構成され、かつ、アーム17が図示しないバネによって揺動付勢されることで、挟持ベルト13を背面から径路側に弾性押圧して、挟持ベルト13の上下へのずれ動きを阻止しながら径路側に弾性押圧して、対向する挟持ベルト13で引抜き抵抗に打ち勝つ挟持力を発揮するよう構成されている。なお、各アーム17はストッパピン18との接当によってその後退限界が規制されている。また、図7に示すように、各挟持ベルト13の戻り側径路においては、バネ19によって揺動付勢されたテンションローラ20が押圧作用して、挟持ベルト13に適度の緊張力が付与されている。また、背中合わせに配置された内側の挟持ベルト13に作用するテンションローラ20は共通のバネ19で揺動付勢されている。
【0056】
また、各挟持ベルト13を巻回した前部プーリ21の上部には、ゴム板材からなる星形の掻込み回転体22が前部プーリ21と一体回転可能に取付けられており、対をなす左右の挟持ベルト13の挟持開始部位に作物Wを洩れなく掻込み導入するよう構成されている。また、図10に示すように、2条の引抜き搬送径路の内側の前部には、先細り山形に屈曲された案内杆23が前方に突出して固設されており、植付け条の中間まで延びた茎を左右に押し分けて引抜き搬送径路の始端部に案内するようになっている。
【0057】
図2および図12に示すように、前記案内杆23の更に前方には先細り形状の中間分草体24が配備されている。この中間分草体24は、後部の収穫部フレーム25に支点c周りに上下揺動自在に支持された支持アーム26の前端に取付けられており、中間分草体24の下面には遊転ローラ27が備えられるとともに、中間分草体24の上面には左右一対の分草杆28が後方上方に向けて角状に延出されている。そして、この中間分草体24の遊転ローラ27はマルチフィルムFの上を転動移動するので、マルチフィルムFを引っかけて破るようなことなく中間分草体24を畝上面の凹凸に追従上下動させることができ、畝の上面近くまで延びた茎を掬い上げて左右に押し分けるよう構成されている。ここで、中間分草体24の支持アーム26は、山形に屈曲された前記案内杆23の上方を通過しており、方向転換等において、機体を後部駆動輪2周りに後傾斜させて収穫部Bを大きく振り上げると、支持アーム26は自重で下降揺動するが案内杆23に受け止められ、それ以上に下がることはない。
【0058】
図4,図8および図9に示すように、2条の引抜き搬送径路における左右両脇下方には、丸棒材からなる前後方向に長いフィルム案内体31がブラケット32を介して収穫部フレーム25に高さおよび前後傾斜角度が調節可能に取付けられている。このフィルム案内体31は、各条の枝豆Wの根本近くに位置し、作物Wが抜き上げられる際に、マルチフィルムFが持上げられてもフィルム案内杆31で押え込み、マルチフィルムFの大きい浮き上がりを抑制する。また、このフィルム案内体31は挟持ベルト13の前端よりも前方にまで延出されており、浮き上がったマルチフィルムFが挟持ベルト13の始端部に巻き込まれるのを未然に回避している。また、フィルム案内体31の前後中間部位から後方上方に向けて補助案内杆33が片持ち状に延出されるとともに、引抜き搬送径路の両脇の補助案内杆33は後方ほど互いの間隔が狭くなるよう傾斜されており、マルチフィルムFが左右のフィルム案内体31の間をすり抜けて引き上げられるを左右の補助案内杆33が受け止め阻止し、持上げ阻止されたマルチフィルムFを破って作物Wの根が通過してゆくようになっている。
【0059】
左右の前記引抜き挟持搬送装置11の上方に配置された前記係止引上げ搬送装置12は、図10に示すように、係止爪34を一体形成した爪付きベルト35を巻回張設して構成されており、各条の引抜き挟持搬送装置11における引抜き搬送径路の横外方の上方に、側面視で引抜き挟持搬送装置11と平行となる前下がり傾斜姿勢で配置されるとともに、この係止引上げ搬送装置12は、引抜き挟持搬送装置11の前端よりも前方に大きく延出されている。また、図11に示すように、この係止引上げ搬送装置12の前部は、支点dを中心にして左右に揺動調節固定自在に構成されており、畝Uの幅などに合わせて左右の係止引上げ搬送装置12の前端部の間隔を調節できるよう構成されている。
【0060】
山形に屈曲された前記案内杆23は後方上方に延出され、その延出部の上端から引き続き後方に延長され、この延長部分が係止引上げ搬送装置12の爪先端移動軌跡に沿う搬送ガイド23aに形成されている。そして、搬送ガイド23aが備えられない係止引上げ搬送装置12の前部は、引抜き挟持搬送装置11の始端部に至らない作物Wを掻き込んで後方上方に向けて掻き上げてゆく機能を発揮する。従って、畝上の作物Wは、先ず係止引上げ搬送装置12の前部によって掻き込まれて引抜き挟持搬送装置11の始端部に導かれ、根元近くを挟持されて後方上方に搬送される間に畝UおよびマルチフィルムFから抜き上げられてゆく。
【0061】
左右の係止引上げ搬送装置12の前部には、畝Uの肩部や畝底近くまで伸びた作物Wの茎を掬い上げて係止引上げ搬送装置12の始端部に導くサイド分草体41が配備されている。このサイド分草体41は、図13に示すように、丸棒材を後ろ上がりの片持ち状に構成したものであり、収穫部フレーム25から前方に延出された支持アーム42の先端に、横向き支点e周りに上下に角度調節固定自在に取付けられている。そして、支持アーム42自体は、収穫部フレーム25に縦向き支点f周りに横揺動調節固定可能に取り付けられた基部アーム部24aと、これの前部に前後伸縮および回動可能に差込み連結されてセットボルト43によって固定された前部アーム部24bとからなり、各調節部位を操作することで、サイド分草体41の左右位置、前後位置、すくい角度、および、横方向傾斜角度を、作物Wの広がり具合などに応じて、調節できるよう構成されている。
【0062】
また、収穫部Bの左右横外側には、未収穫側の作物Wを前部遊転輪3や後部駆動輪2によって踏みつけられるのを防止するための分草杆44が、前記支持アーム42の前端近くから後部駆動輪2の後方箇所にわたって配備されている。この分草杆44は、図2に示すように、前部遊転輪3および後部駆動輪2を横外側から囲む分草作用姿勢と、起立揺動された格納姿勢とに切換え揺動可能に構成されている。
【0063】
〔土落し装置50〕
【0064】
土落し装置50は、引抜き挟持搬送装置11の後部下方に配置されており、引き抜き搬送されてきた作物Wの根部通過経路の左右に位置する土落し具51を前後に往復駆動して、根部Wnにほぐし作用および振動を付与し、付着している土を落すよう構成されている。
【0065】
図15および図16に示すように、土落し具51は、棒材を波形に屈曲形成したものであり、収穫部フレーム25に水平横架した揺動支軸52から立設した左右一対の支柱材53に上下2本づつ、かつ、左右の土落し具51が互いに齟齬に対向するよう取付けられている。そして、機体後部に横架した駆動軸54の端部に備えた偏芯クランク部55から前方に延出された押し引きロッド56が、揺動支軸52の端部に備えた駆動アーム57に連結され、駆動軸54の回転に伴って揺動支軸52が往復揺動されることで、1条の根部Wnに対して4本の土落し具51が上下に幅広く接触作用して前後に往復移動し、効率よく土をほぐし落すよう構成されている。
【0066】
〔回収用搬送部60〕
【0067】
回収用搬送部60は、左右の前記引抜き挟持搬送装置11によって引き抜き搬送されてきた2条の作物Wを左右の後方搬送手段で合流搬送して、後述する回収台70に向けて送り込むものであり、左右の各後方搬送機構は、それぞれ下部挟持搬送装置61L,61Rと上部係止搬送装置62L,62Rとで構成されている。
【0068】
左右の後方搬送手段を構成する各下部挟持搬送装置61L,61Rは、樹脂製の突起付きチェーン63とこれに対向する挟持レール54とからなり、引抜き挟持搬送装置11の後端下部から側面視で該引抜き挟持搬送装置11と平行に配備されている。
【0069】
右側の上部係止搬送装置62Rは、係止爪65を一体形成した爪付きベルト66と、その爪先端移動軌跡に沿って配備された搬送ガイド67とからなり、右側の係止引上げ搬送装置12の終端部の直上部から側面視で該係止引上げ持搬送装置11と平行に配備されている。なお、搬送ガイド67は、右側の前記係止引上げ搬送装置12の搬送ガイド23aが延長されたものとなっている。これに対して、左側の上部係止搬送装置62Lは、左側の前記係止引上げ搬送装置12が直線的に後方に延長されたものとして構成されている。
【0070】
ここで、右側の下部挟持搬送装置61Rと上部係止搬送装置62Rは、その後部が左側の下部挟持搬送装置61Lと上部係止搬送装置62Lに近づくよう、平面視で傾斜して配備されるとともに、左側の下部挟持搬送装置61Lと上部係止搬送装置62Lの終端より後方に延出されており、これによって左側の下部挟持搬送装置61Lと上部係止搬送装置62Lによって搬送されてきた作物Wが、右側の下部挟持搬送装置61Rと上部係止搬送装置62Rによって搬送されてきた作物Wに合流されて、横向きに開放された前記搬送出口Eから搬出されるようになっている。
【0071】
回収用搬送部60の終端に設けられた前記搬送出口Eの前側には2本のガイド棒68が配備されるとともに、搬送出口Eの後側には1本のガイド棒69が配備されており、搬送出口Eから送出されてきた作物Wが、これらガイド棒68,69に案内されて、その根部Wnが運転部C側に向いた横倒れ姿勢で放出されるようになっている。
【0072】
また、右側の上部係止搬送装置62Rの搬送速度が右側の下部挟持搬送装置61Rの搬送速度よりも速く設定されており、これによって横倒れ姿勢での作物送出が助長されている。
【0073】
〔回収台70〕
【0074】
回収台70は、上記のように回収用搬送部60の搬送出口Eから横倒れ姿勢で放出された作物Wを受取り収集するためのものであり、回収用搬送部60の下方にもぐり込むように配置され、その前半部は前上がり姿勢に傾斜されて収集した作物Wが前方にこぼれるのを阻止するとともに、作物Wを載置する後半部は略水平に構成されている。そして、回収台70に適当量の作物Wが収集されると、運転者あるいは補助作業者が回収台70上の作物Wをまとめてで地上に放置してゆくことになる。この場合、回収台70の前半部が前上がり傾斜しているので、回収台70上の作物Wをまとめて前方から後方に掻き込むことが容易であり、かつ、後半部が略水平であるので、掻き込んだ作物Wを持上げることなくそのまま掻き出すだけで地上に放出することができる。
【0075】
また、この回収台70は、その左端側部分70aが左右にスライド伸縮可能に構成されており、作業を行わない時には幅狭く短縮格納しておくことができるようになっている。
【0076】
本発明に係る枝豆収穫機は以上のように構成されており、マルチ掛けされた畝Uを跨いで前進走行することで、植付けられた2条の作物(枝豆)Wをもれなく集めて根ごと引き抜き、抜き上げた作物Wを後方上方に搬送しながら根部Wnの土落しを行い、機体横一側(この例では左側)に合流して横倒し収集し、適当量づつまとめて地上に放置してゆくことができるようになっているのである。
【0077】
〔別実施形態〕
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
【0078】
(1) 図17に示すように、回収用搬送部60における左側の上部係止搬送装置62Lの終端部の上部に、係止爪81を備えた掻き出し回転体82を配備することで、合流されてきた作物Wを一層確実に横倒し送出することができるものとなる。
(2) 図18に示すように、回収用搬送部60における右側の上部係止搬送装置62Rを、下部挟持搬送装置61Rよりも搬送出口E側に張りだすように配備することによっても、作物Wを確実に横倒し送出することができるものとなる。
(3) 図19に示すように、左右の引抜き挟持搬送装置11と左右の係止引上げ搬送装置12とを、後側を中心にして左右に揺動調節して引抜き挟持搬送装置11における引抜き搬送径路の始端位置を左右に位置調節可能に構成することで、作物条の左右間隔に対応させることができる。この場合、後部駆動輪2および前部遊転輪3を左右位置調節可能に構成しておくことで、1条植えの畝を2畝跨ぎで走行して2条の収穫を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】枝豆収穫機の全体側面図
【図2】枝豆収穫機の全体平面図
【図3】収穫部の要部を示す平面図
【図4】収穫部の側面図
【図5】引き抜き挟持搬送装置単体の平面図
【図6】引き抜き挟持搬送装置における挟持部位を示す縦断正面図
【図7】引き抜き挟持搬送装置全体の平面図
【図8】引き抜き挟持搬送装置始端のフィルム案内体を示す平面図
【図9】フィルム案内体の作用状態を示す縦断正面図
【図10】係止引上げ搬送装置および上部係止搬送装置を示す平面図
【図11】係止引上げ搬送装置の前部を示す平面図
【図12】中間分草体の側面図
【図13】サイド分草体の側面図
【図14】収穫部における始端部の正面図
【図15】土落とし装置の平面図
【図16】土落とし装置の作用状態を示す正面図
【図17】別実施形態の係止引上げ搬送装置および上部係止搬送装置を示す平面図
【図18】別の実施形態における係止引上げ搬送装置の平面図
【図19】別の実施形態における収穫部の要部を示す平面図
【符号の説明】
2 後部駆動輪
3 前部遊転輪
10 引抜き搬送部
11 引抜き挟持搬送装置
12 係止引上げ搬送装置
13 挟持ベルト
24 中間分草体
27 遊転ローラ
34 係止爪
41 サイド分草体
A 走行機体
B 収穫部
C 運転部
E 搬送出口
W 作物

Claims (13)

  1. 圃場に植わっている作物の根部近くを左右の挟持搬送ベルトによって左右から挟持して後方上方に搬送することで作物を根ごと引抜く引抜き挟持搬送装置の複数を左右に並列して引抜き搬送部を構成するとともに、この引抜き搬送部の後方に、各引抜き挟持搬送装置の後端に搬送された作物を、上下複数段に支持して後方に搬送して合流した後、搬送出口から送出する回収用搬送部を配備し、前記搬送出口を機体後部の横一側方に偏位して設置するとともに、機体後部の横他側方に運転部を配備してあることを特徴とする豆類収穫機。
  2. 請求項1記載の豆類収穫機において、
    前記回収用搬送部を構成するに、各引抜き挟持搬送装置の後方に、各引抜き挟持搬送装置から受取った作物を上下複数段に支持して後方上方に搬送する後方搬送手段をそれぞれ配備し、前記搬送出口の偏在がわに位置する一方の後方搬送手段を機体前後方向に沿わせて配置するとともに、前記搬送出口の偏在がわと反対側に位置する他方の後方搬送手段を、後部ほど一方の後方搬送手段に接近するように平面視で斜めに配置してある豆類収穫機。
  3. 請求項2記載の豆類収穫機において、
    斜めに配置された他方の後方搬送手段を前後方向に沿って配置された一方の後方搬送手段よりも後方に延長配備し、斜めに配置された他方の後方搬送手段の搬送径路に一方の後方搬送手段の搬送径路を合流接続してある豆類収穫機。
  4. 請求項2または3記載の豆類収穫機において、
    斜めに配置された前記後方搬送手段を下部挟持搬送装置と上部係止搬送装置とで構成するとともに、上部係止搬送装置の搬送速度を下部挟持搬送装置の搬送速度よりも速く設定してある豆類収穫機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の豆類収穫機において、前記引抜き挟持搬送装置の上方に、該引抜き挟持搬送装置と平行あるいは略平行に、作物を係止爪で係止して後方に搬送する係止引上げ搬送装置を配備してある豆類収穫機。
  6. 請求項5記載の豆類収穫機において、
    前記係止引上げ搬送装置の前部を前記引抜き挟持搬送装置の始端よりも前方に突出配置してある豆類収穫機。
  7. 請求項6記載の豆類収穫機において、
    前記係止引上げ搬送装置の前端部を左右に位置調節可能に構成してある豆類収穫機。
  8. 請求項6または7に記載の豆類収穫機において、
    左右の係止引上げ搬送装置の前方にサイド分草体を配備するとともに、このサイド分草体の左右位置、前後位置、すくい角度、および、横方向傾斜角度をそれぞれ調節可能に構成してある豆類収穫機。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の豆類収穫機において、前記回収用搬送部の搬送出口の横外側下方に、送出されてきた作物を受け止め収集する回収台を設置するとともに、この回収台の一部を回収用搬送部の下方に入り込ませて配置してある豆類収穫機。
  10. 請求項9記載の豆類収穫機において、
    前記回収台を左右に伸縮可能に構成してある豆類収穫機。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の豆類収穫機において、 左右一対の後部駆動輪で走行可能に構成するとともに、前記搬送出口が設置される側と反対側に位置する一方の後部駆動輪の前方に、高さ調節可能な前部遊転輪を配置してある豆類収穫機。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の豆類収穫機において、
    左右に隣接する前記引抜き挟持搬送装置の間の前方に、接地追従して上下動する中間分草体を配備するとともに、この中間分草体に接地用の遊転ローラを備えてある豆類収穫機。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の豆類収穫機において、
    前記引抜き挟持搬送装置を左右に2組並列して2条処理用の引抜き搬送部を構成するとともに、両引抜き挟持搬送装置における挟持搬送通路の横外方の上方に、該引抜き挟持搬送装置と平行あるいは略平行に、作物を係止爪で係止して後方に搬送する係止引上げ搬送装置を配備してあることを特徴とする豆類収穫機。
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