JP3755062B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3755062B2
JP3755062B2 JP33402299A JP33402299A JP3755062B2 JP 3755062 B2 JP3755062 B2 JP 3755062B2 JP 33402299 A JP33402299 A JP 33402299A JP 33402299 A JP33402299 A JP 33402299A JP 3755062 B2 JP3755062 B2 JP 3755062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
housing
building
casing
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33402299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001153413A (ja
Inventor
俊二 浅井
一浩 相曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP33402299A priority Critical patent/JP3755062B2/ja
Publication of JP2001153413A publication Critical patent/JP2001153413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3755062B2 publication Critical patent/JP3755062B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、換気装置に係り、特に、傾斜屋根を有する建築物の棟部から排気を行う換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の建材の技術的進歩により、建築物の高気密化や高断熱化が進んでいるため、部屋部分や、天井と屋根の間の小屋裏などで、結露やカビの発生が問題となっている。また、建材や接着剤、さらには室内での喫煙などから発生するVOC(揮発性有機化合物)ガスの室内での滞留なども問題になっている。このため、部屋部分や小屋裏などを換気する換気装置が設置されている。
【0003】
小屋裏は、居室などから上がった水蒸気が結露するため、部屋部分などよりも結露しやすい状態にあり、家屋の耐久性の低下や、カビの発生の原因となっている。また、小屋裏で発生した結露やカビを除去することは、部屋部分などに比べて難しい。さらに、小屋裏は熱が溜まり易いため、換気効率が悪い場合は高温になり、夏期の冷房効率を低下させる原因となる。したがって、小屋裏の換気は特に効率よく行う必要がある。ところが、切り妻屋根、入母屋屋根、四注屋根、片流れ屋根などの傾斜した屋根を有する家屋などの建築物の小屋裏では、小屋裏の壁面に換気装置を設けても、その屋根の形状から、上部に溜まった高温多湿の空気を効率よく外部に排気することはできない。このため、小屋裏の高い位置に溜まった空気を効率よく排気でき、さらに各部屋部分などの換気もできるようにする必要がある。このような小屋裏の高い位置に溜まった空気を効率よく排気する方法として、特許掲載公報第2592400号、第2598369号などに、屋根の棟部に開口を設け、この開口を覆うように太陽電池モジュールや換気装置を有する構造体を形成することにより小屋裏内の空気を排気する棟構造が提案されている。しかし、これらの棟構造では、通常の建築物の棟構造とは異なり、太陽電池モジュールや換気装置が設置された構造体を形成した特殊な棟構造となるため、建築資材や施工の工数が増加するうえ、建築物の設計を制限する場合がある。加えて、既存の建築物に設置する場合には、複雑な施工が必要となる。
【0004】
このため、建築資材や施工の工数の増加を抑え、建築物の設計を制限せずに小屋裏を換気する方法として、建築物の棟部に換気装置を設置し、換気装置の排気口と棟部に形成した開口とを連通させることが考えられる。しかし、一般に棟部には棟木が渡されているため、従来の箱形の筐体からなる換気装置を棟部の開口に直接連結することはできない。したがって、換気装置の排気口と棟部の開口とを連結するためのダクトが必要になる。しかし、棟部の開口へのダクトの固定作業などは、屋根の棟部と棟木との間などの狭い空間で行わなければならない。このように、従来の箱形の換気装置を建築物の棟部に取り付け、建築物の棟部の開口から排気を行う場合、換気装置を構成する部品点数、換気装置の取り付け作業の工数やコストなどが増加するうえ、狭い空間で取り付け作業を行わなければならない。
【0005】
このような問題を解決する換気装置として、特開平11−241843号公報に、先端部に排気口を有し、建築物の屋根と棟木との間に挿入可能な排気流路、すなわち、側面から見た場合に、筐体の斜め上方に嘴状に突出した排気流路が形成された筐体を備えた換気装置が提案されている。この換気装置の排気口は、筐体を建築物に取り付けたとき、建築物の棟部に設けられた開口に対応する位置に来るように形成されている。また、排気流路を画成する筐体の上側傾斜面は、屋根の傾斜と同じ角度で傾斜させて形成されており、筐体を建築物に取り付けたとき、上側傾斜面が野地板に当接するようになっている。これにより、従来の箱形の筐体を備えた換気装置のように、筐体に形成された排気口と建築物の棟部に形成された開口とを連通させるためのダクトや、そのダクトの狭い空間での取り付け作業などをなくすことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、建築物の屋根の外側表面は、仕上げ材が固定されるため、野地板の小屋裏側には、仕上げ材を野地板に固定するための釘などが突出した状態になっている。このため、特開平11−241843号公報に提案されているような換気装置を屋根に取り付ける場合、筐体の上側傾斜面が野地板に当接すると、上側傾斜面に釘などが干渉してしまい、筐体を屋根に取り付けることができない。従って、筐体の上側傾斜面が当接する領域に突出した釘などを筐体に干渉しないように削るなどの作業が必要となり、換気装置の取り付け作業が煩雑になる。
【0007】
さらに、筐体の排気流路を屋根と棟木の間に挿入するとき、野地板から突出した釘などが筐体の上側傾斜面に当接した状態で筐体を移動させると、筐体が破損してしまう。このため、筐体が釘などに当たらないように注意しながら、筐体の排気口が棟部に形成された開口に連通するように筐体を移動させなければならない。つまり、狭い小屋裏の棟部近傍で、作業者が筐体を不安定な状態で支持しながら、筐体を移動させるといった作業を行う必要があるため、取り付け作業が煩雑になる。
【0008】
本発明の第1の課題は、建築物の屋根に簡単に取り付けが行える換気装置を提供することである。
【0009】
また、特開平11−241843号公報では、建築物に居住室内から隔離され、空気の流路となるエアースペースを設け、屋根の棟部に取り付けられた換気装置により、建築物の下層から上層、すなわち小屋裏への空気の流れを作り、部屋部分と小屋裏の換気を行うことが提案されている。しかし、エアースペースの位置や、各部屋部分に設けられた排気口の位置などによっては、各部屋部分の廃棄を均一にすることができず、十分な換気効率が得られない部屋が生じる場合がある。
【0010】
本発明の第2の課題は、建築物の屋根に簡単に取り付けが行え、かつ、部屋部分の換気効率を向上した換気装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の換気装置は、以下の手段により上記第1の課題を解決する。下部に直方体形状の吸気室が形成された筐体と、前記吸気室の内部に取り付けられた送気手段とを備えてなり、前記筐体は、前記送気手段の下方に形成された吸気口と、前記送気手段の上方に形成され、建築物の屋根と棟木との間に挿入可能な排気流路と、該排気流路の先端部に形成された排気口とを有し、前記排気流路は、前記筐体の上部の流路面積を前記排気口に向けて漸次縮小して形成され、かつ前記筐体の一の側面パネルの上部を該筐体の内側方向に折り曲げて前記屋根の野地坂の勾配に合わせた傾斜角度に形成された上側傾斜面を有し、前記上側傾斜面は、縁部に前記野地板方向に突出した突出部を有し、前記突出部は前記屋根の傾斜方向に沿って直線状に延在している
【0012】
このようにすれば、換気装置の筐体は、屋根の傾斜方向に直線状に延在する突出部のみが野地板に当接するため、野地板と上側傾斜面との間に空間ができ、野地板から屋根の仕上げ材を固定するための釘などが突出していても、釘などが上側傾斜面に干渉することがない。このため、野地板から突出した釘などを削るなどの煩雑な作業を行わなくても、筐体を屋根に取り付けることができる。さらに、建築物の棟木の上方に換気装置の排気流路を挿入するとき、釘などが上側傾斜面に干渉することがないため、突出部を野地板に摺接させながら筐体を移動させることで、野地板をガイドとして筐体を棟部方向に移動させることができる。したがって、作業者は、筐体を安定な状態で保持して簡単に移動させることができる。すなわち、換気装置を建築物の屋根に簡単に取り付けることができる。
【0013】
また、筐体は、筐体の対向する側面に各々配設されて筐体を屋根に固定するための固定部材を有し、これらの固定部材は、屋根に設けられた垂木の下面に当接する当接面を有し、当接面と筐体の上側傾斜面との距離が、前記建物の垂木の下面と野地板の小屋裏側の面との距離よりも短くなる位置に配設されている。
【0014】
このようにすれば、固定部材の当接面を垂木の下面に摺接させながら垂木をガイドとして筐体を屋根の棟部方向に移動させることができるので、作業者は、筐体を安定な状態で保持して棟部方向へ移動できる。すなわち、換気装置を建築物の屋根に簡単に取り付けることができる。
【0015】
このとき、換気装置の筐体に屋根の傾斜方向に直線状に延在する突出部が形成されている場合には、前述のように、野地板から釘などが突出していても、釘などが筐体の上面に干渉することがない。しかし、換気装置の筐体に突出部が形成されていない場合には、野地板から釘などが突出していると、筐体が破損するか、または筐体の移動ができなくなる。
【0016】
そこで、固定部材は、固定部材の当接面と屋根に面する筐体の上面となる傾斜面との距離が、垂木の下面と野地板の小屋裏側の面との距離よりも短くなる位置に設けられている構成とすれば、野地板に面する筐体の上面と野地板との間に空間ができ、野地板から突出した釘などが筐体の上面に干渉しない状態にできるので好ましい。
【0017】
本発明の換気装置は、以下の手段により上記第2の課題を解決する。
吸気口を複数有し、この複数の吸気口の少なくとも1つは、建築物の小屋裏内の換気に用いられ、他の吸気口には、建築物の部屋部分に設けられた部屋側吸気口に連通するダクトが取り付けられている。
【0018】
このようにすれば、各部屋の空気を直接換気装置のダクトを介して吸引することができるので、各部屋の空気をほぼ均一に吸引し、十分な換気効率を得ることができる。すなわち、換気効率を向上することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用してなる換気装置の一実施形態を図1乃至図7を参照して説明する。図1は、本発明を適用してなる換気装置の内部構成と換気装置作動時の空気の流れを示す側面図である。図2は、換気装置の内部構成と換気装置作動時の空気の流れを示す図1のII−II線から見た正面図である。図3は、換気装置の正面図である。図4は、換気装置の側面図である。図5は、換気装置の下面図である。図6は、換気装置の建築物の棟部への取り付け状態と換気装置作動時の空気の流れを示す建築物の拡大断面図である。図7(a)、(b)は、換気装置の取り付け手順の一例を示す図である。図8は、換気装置を野地板に当接させ、隣り合う垂木間に位置させた状態を示す斜視図である。図9は、換気装置の建築物の棟部への取り付け状態と換気装置作動時の建築物内での空気の流れを示す建築物の断面図である。なお、図1、2、6では、換気装置の内部構成を説明するため、各々図中手前側の側壁を取り除いた状態を示しており、図8では、垂木間に設置された換気装置の状態を分かり易くするため屋根部分などを省略している。
【0020】
本実施形態の換気装置1は、図1、2に示すように、筐体3の内部が隔壁5により、下側に位置する直方体形状の吸気室7と上側に位置する排気室9とに2分されている。筐体3と隔壁5は、例えば亜鉛鋼板、ステンレス、アルミニウムなどの金属板や合成樹脂などにより形成されている。隔壁5には開口11が形成されており、隔壁5の吸気室7側には、送気手段であるシロッコファン13が、隔壁5の開口11をシロッコファン13の吹き出し口15で囲うように取り付けられている。シロッコファン13の側方には、支持部材16を介してシロッコファン13の駆動用モータ17が隔壁5に取り付けられている。
【0021】
筐体3は、背面側パネル18a、正面側パネル18b、2枚の側面側パネル18cにより形成されている。正面側パネル18bの下部には、図2、3、4に示すように、モータ17のドライバ19が取り付けられている。筐体3の底面パネル、すなわち吸気室7の底面パネル21には、3つずつ2列に計6個の穴が形成されており、この穴には、図5に示すように、外側の中央部周囲にフランジ部22を有し、一方の端部の開口が吸気口となる筒状の吸気口部材23が挿入され、フランジ部22を底面パネル21にねじ止めすることにより吸気口部材23が取り付けられている。この吸気口部材23は、例えば亜鉛鋼板、ステンレス、アルミニウムなどの金属板や合成樹脂などにより形成されている。また、吸気室7内の底部24には、図1、2に示すように、吸気口部材23と側壁18a、18b、18cとの空間を埋めるようにグラスウールからなる吸音材25が設置されている。
【0022】
排気室9では、図2、6に示すように、背面側パネル18a上部が、筐体3の内側方向に折り曲げられており、図6に示すように、換気装置1を設置する切り妻屋根、入母屋屋根、四注屋根、片流れ屋根などの傾斜した屋根27を有する家屋などの建築物の瓦や板などの屋根27の仕上げ材29の下地となる野地板31の勾配に合わせた傾斜角度を有する筐体3の上面、すなわち上側傾斜面33が形成されている。背面側パネル18aに対向する正面側パネル18b上部には、棟木35の上端角部に対応する位置から上側傾斜面33と同方向に45度折り曲げられた下側傾斜面37が形成されている。筐体3の両側面側パネル18cは、背面側パネル18a、正面側パネル18b、上側傾斜面33、そして下側傾斜面37から形成される筐体3の縦断面形状に合わせた形状に形成されている。
【0023】
両側面側パネル18cの上側傾斜面33に対応する上縁部は、背面側パネル18aの上側傾斜面33よりも上方に突出して突出部38となっている。すなわち、上側傾斜面33は、上側傾斜面33の両側面側パネル18c側の縁部に、屋根27の傾斜方向に沿って直線状に延在する突出部38を有している。また、突出部38の傾斜は、屋根27の傾斜と同じ角度に形成されている。
【0024】
上側傾斜面33、下側傾斜面37、そして両側壁18cの上部によって、筐体3の斜め上方に突出し、その先端部にスリット状の開口である排気口39を有する排気流路41が形成されている。この排気流路41は、上側傾斜面33と下側傾斜面37とが排気口39に向けて漸次接近するテーパー状に形成されている。言い換えれば、排気流路41は、流路面積が排気口39に向けて漸次縮小するように形成されている。したがって、筐体3の両側面側パネル18c側から見たときに、排気流路41は、斜め上方に嘴状に突出した形状になっている。また、両側面側パネル18cの上部の排気流路41を形成する部分の先端の上側角部43は、屋根27の両側の傾斜する野地板31の棟部45での交差角度とほぼ同じ角度を有する略山形状に形成されており、棟部45の内面形状に対応して棟部45に密着し易いようになっている。筐体3の長編方向の長さ、すなわち背面側パネル18a及び正面側パネル18bの幅は、屋根27の棟部45から屋根27の先端部にかけてほぼ平行に所定の間隔をおいて延在する垂木47のうち、隣り合う2本の垂木47間の間隔とほぼ同じ長さに形成されている。
【0025】
両側面側パネル18cの中央部上方には、筐体3を屋根27に固定するための固定部材49が備えられている。固定部材49は、筐体3と同様の材質で形成されており、垂木47の下面50に当接する当接面51を有し、また、固定部材49は、当接面51が垂木47の下面50の傾斜角度に合わせて傾斜した状態で筐体3に設置されている。
【0026】
吸引室7の底面パネル21に取り付けられた吸気口部材23には、適宜、図6に示すように、円形断面を有する例えばアルミニウムなどの金属製や合成樹脂製のフレキシブルダクト52の一端が、接着剤やアルミテープなどの固定手段により取り付けられている。換気を行う部屋、すなわち居室53、55、57、LDK59、トイレ61の天井63には、図7に示すように、埃などを除去するための網を有し、吸引面積可変式の室内側吸気口65が備えられており、フレキシブルダクト52の他端が、これらの室内側吸気口65に接着剤やアルミテープなどの固定手段により取り付けられている。なお、室内側吸気口65は、例えばステンレスなどの金属や合成樹脂により形成されている。換気装置1が設置されている家屋69の屋根27には、モータ17を駆動するための電力源として、太陽電池71が設置されている。したがって、本実施形態のモータ17は、直流モータを用いている。
【0027】
このような構成の本発明に係る換気装置の取り付け方法、動作、及び特徴部などについて説明する。
換気装置1を設置する場合、図6に示すように、まず、家屋70の棟部45の野地板31に、所定の間隔をおいて隣り合う垂木47間に、この隣り合う垂木47間の距離よりも短いスリット状の開口73を形成し、開口73の小屋裏67側の周囲に発砲製ゴムなどの柔軟性を有する樹脂からなるシール材74を取り付ける。換気装置1の筐体3を、図7(a)、8に示すように、移動方向Aに移動して、棟部45の開口73を挟んで隣り合う垂木47間に位置させ、筐体3の両側面側パネル18cの突出部38を野地板31に、固定部材49の当接面51を垂木47の下面50に当接させる。この後、両側面側パネル18cの突出部38を野地板31に、固定部材49の当接面51を垂木47の下面50に摺接させながら、野地板31と垂木47をガイドとして筐体3を移動方向Bに移動し、排気流路41を棟木35の上方に差し込んで行く。そして、図6、7(b)に示すように、排気流路41の周縁部、すなわち換気装置1の排気口39周囲の上側傾斜面33の端縁部74、下側傾斜面37の端縁部75、そして両側面側パネル18cの上側角部43で、棟部45の開口73を囲うようにして、この排気流路41の周縁部を棟部45の開口73周囲のシール材74に押しつけた状態になるまで筐体3を移動する。排気流路41の周縁部を棟部45の開口73周囲のシール材に押しつけた状態になった後、筐体3の両側面側パネル18cに設けられた固定部材49を各々対応する垂木47にねじ止めして筐体3を屋根27に固定する。筐体3を屋根27に固定した後、吸気口部材23を筐体3に取り付ける。このとき、予めフレキシブルダクト52を固定した吸気口部材23を筐体3に取り付けるようにしてもよい。なお、棟部45の開口73の屋外側は、雨などが侵入しない構造の換気用流路76が形成された、例えば化粧鋼板、トタン、アルミニウムなどの金属製の換気用棟カバー77で覆う。
【0028】
次に、換気装置1の6つの吸気口部材23のうち、5つの吸気口部材23に、各々、接着剤やアルミテープなどを用いて、フレキシブルチューブ51の一端を固定し、図8に示すように、居室53、55、57、LDK59、トイレ61などに設置された各々の室内側吸気口65にフレキシブルチューブ51の他端を固定する。残りの1つの吸気口部材23は、図6に示すように、換気装置1が設置されている小屋裏67の空気を吸引するために解放しておく。
【0029】
このような状態で設置した換気装置1を作動させると、図6、7に示すように、シロッコファン13の回転により、居室53、55、57、LDK59、トイレ61内の空気が、各部屋に設置された各々の室内側吸気口65からダクト52を通って換気装置1の吸引室7へ吸引され、シロッコファン13の側方から排気室9へ入り、換気装置1の排気流路41、そして換気用棟カバー77の換気用流路75を通って屋外に排気される。このとき、各部屋53、55、57、59、61での吸引効率は、ほぼ均一であるが、部屋の容積やフレキシブルダクト52の長さなどにより吸引効率が変化するような場合には、室内側吸気口65の吸引面積を調整することで吸引効率、すなわち換気効率を制御する。
【0030】
一方、小屋裏67内の空気は、換気装置1の解放された吸気口部材23から吸引室7へ吸引され、シロッコファン13の側方から排気室9へ入り、換気装置1の排気流路41、そして換気用棟カバー77の排気流路75を通って屋外に排気される。このとき、小屋裏67内では、屋外の空気が、図示していない軒天井の吸気口から吸引され、棟部に固定された換気装置1の吸気口部材23へ流れるため、小屋裏67の低い位置から高い位置への空気の流れができる。なお、太陽電池71の定格電圧値は、モータ17に合わせ、出力は、モータ17の定格消費電力の約150%〜200%にすることで、曇天時や朝夕の低日射量の状況でも、モータ17の出力を所定出力以上に保てるようにしている。
【0031】
このように、本実施形態の換気装置1では、筐体3が野地板31に面する上側傾斜面33に屋根27の傾斜方向に沿って直線状に延在する突出部38を有しているため、筐体3を野地板31に当接させる場合、突出部38のみが野地板31に当接し、筐体3の上面である上側傾斜面33と野地板31との間に空間ができる。したがって、屋根27の屋外側に取り付けられる仕上げ材29を固定するための図示していない釘などが野地板31から小屋裏67側に突出していても、図示していない釘などが筐体3の上面である上側傾斜面33に干渉しないようにすることができる。このため、野地板31から小屋裏67側に突出した釘などを削るなどの煩雑な作業を行わなくても、筐体3を屋根に取り付けることができる。さらに、建築物69の棟木35の上方に換気装置1の排気流路41を挿入するため、筐体3を移動する場合、図示していない釘などが筐体3の上面である上側傾斜面33に干渉することがないため、突出部38を野地板31に摺接させながら筐体を移動させれば、野地板31をガイドとして筐体3を棟部45方向に移動させることができるので、作業者は、筐体3を安定な状態で保持して簡単に移動できる。すなわち、換気装置1を建築物の屋根に簡単に取り付けることができる。
【0032】
また、本実施形態の換気装置1では、垂木47の下面50に当接する当接面51を有する固定部材49が、両側面側パネル18cに設けられている。このため、固定部材49の当接面51が垂木47の下面50に当接するように、筐体3を所定の間隔をおいて隣り合う垂木47間に位置させ、固定部材49の当接面51を垂木47の下面50に摺接させながら垂木47をガイドとして筐体3を屋根の棟部方向に移動させることができるので、作業者は、筐体3を安定な状態で保持して棟部45方向へ移動できる。さらに、排気流路41の周縁部を棟部45の開口73周囲のシール材74に押しつけた状態で固定部材45を各々対応する垂木47にねじ止めすることにより、簡単に筐体3を屋根27に取り付けることができる。すなわち、換気装置を建築物の屋根に簡単に取り付けることができる。
【0033】
さらに、本実施形態の換気装置1は、複数の吸気口、すなわち吸気口部材23と各部屋53、55、57、59、61に備えられた室内側吸気口65との間にダクト52を取り付け、かつ複数の吸気口部材23の少なくとも1つを、フレキシブルダクト52を取り付けない解放状態にしておくことで、小屋裏67と部屋部分53、55、57、59、61との両方を1台の換気装置1で換気することができ、かつ、各部屋53、55、57、59、61の空気を直接フレキシブルダクト52を介して吸引することができるので、各部屋53、55、57、59、61の空気をほぼ均一に吸引し、十分な換気効率を得ることができる。すなわち、換気効率を向上することができる。
【0034】
また、建築物に空気の流路となるエアスペースなどを設ける場合には、建築物の設計を制限する場合があり、また既存の建築物に施工する場合には、複雑な施工が必要である。しかし、本実施形態の換気装置1では、吸気口部材23と各部屋53、55、57、59、61に備えられた室内側吸気口65とをフレキシブルダクト52で連結しており、このフレキシブルダクト52は、建築物の壁間の間隙や上側階の床と下側階の天井との間などに配設することができるため、建築物の設計を制限し難く、また、既存の建築物に施工する場合にも、比較的容易な施工で換気装置1を設置できる。ただし、建築物69などの構造により、フレキシブルダクト52を用いなくても、各部屋53、55、57、59、61の空気をほぼ均一に吸引できる場合や、エアスペースなどが予め設けられているような場合には、換気装置1の筐体3のみを屋根27に取り付け、換気装置1によって生じる建築物69内の空気の流れにより換気を行うようにしてもよい。
【0035】
また、本実施形態の換気装置1では、筐体3の底部24に吸音材25を設置しているため、各部屋53、55、57、59、61において、フレキシブルダクト52を介して聞こえてくるシロッコファン13などから発生する騒音を低減することができる。ただし、フレキシブルダクト52を用いない場合には、筐体3の底部24に吸音材25を設置しなくてもよい。
【0036】
ところで、環境条件などにより換気装置を用い強制的な換気を行う必要がない場合でも、小屋裏での結露やカビの発生などを防止するため、自然換気式の換気構造が採用されている。これは、軒天井などに吸気口を形成し、棟部に設けられた開口を換気用流路が形成されたトタンやアルミニウムなどの金属製の換気用棟カバーで覆って排気口を形成し、建築物外部の自然風の負圧を利用して小屋裏内を換気するものである。また、このような自然換気方式に用いられる換気用棟カバーとして、換気用流路から雨などが侵入しないような構造のものが製品化されいる。したがって、本発明の換気装置1では、本発明の換気装置1専用に棟部45の換気構造や換気用棟カバー77などを形成してもよいが、一般に採用されている自然換気方式の構造や、市販の換気用棟カバー77などを利用することもできる。一般に採用されている自然換気方式の構造や、市販の換気用棟カバー77などを利用した場合、建築物69側に特別な構造や部品を必要としないため、施工コストを抑えることができる。さらに、本実施形態の換気装置1では、建築物69の外壁に排気口などが設置されず、棟部45から排気されるため、建築物の外観を損なうことがない。
【0037】
また、本実施形態では、上側傾斜面33の突出部38を野地板31に、固定部材49の当接面51を垂木47の下面50に摺接させ、野地板31と垂木47をガイドとして筐体3を移動しているが、野地板31と垂木47のいずれか1つをガイドとして、すなわち、上側傾斜面33の突出部38と固定部材49の当接面51のいずれか1つを野地板31または垂木47に摺接させるようにすることができる。
【0038】
例えば、野地板31は、垂木47と交わる方向に固定された複数の帯状の板からなり、野地板31の継ぎ目に段差がある場合がある。このような場合、上側傾斜面33の突出部38を野地板31に摺接させて筐体3を移動すると、滑らかに筐体3を移動できない。そこで、上側傾斜面33に突出部38を設けず、固定部材49の当接面51と筐体3の上側傾斜面33との距離が、垂木47の下面50と野地板31の小屋裏67側の面との距離よりも短くなる位置に固定部材49を設ける。このようにすれば、筐体3の上側傾斜面33と野地板31との間に空間ができ、野地板31から突出した図示していない釘などが筐体3の上側傾斜面33に干渉しない状態にでき、さらに、上側傾斜面33の突出部38が、野地板31に摺接しないので、滑らかに筐体3を移動することができる。
【0039】
一方、隣り合う垂木47間の距離や筐体3の幅などの条件により、垂木47に固定部材49の当接面51を当接することができず、垂木47をガイドとして筐体3を移動できない場合には、筐体3の上側傾斜面33の突出部38を野地板31に摺接させ、野地板31のみをガイドとすればよい。このとき、筐体3の固定は、筐体3を固定する屋根27の位置に応じた固定方法を用いて行う。
【0040】
さらに、本実施形態では、上側傾斜面33の突出部38を両側面側パネル18cの上縁部で形成し、上側傾斜面33の両側面側パネル18c側の縁部に突出部38を設けているが、上側傾斜面33の中央部などに屋根27の傾斜方向に沿って延在する突出部を形成することもできる。ただし、両側面側パネル18cの上縁部により突出部を形成すれば、突出部を形成するための部品や工数をなくすことができ、換気装置1の組立が容易になるので好ましい。
【0041】
また、本実施形態では、排気流路41の上側傾斜面33を野地板31の勾配に合わせた傾斜角度に形成しているが、上側傾斜面33は、野地板31から突出している図示していない釘などと干渉しなければ、野地板31の勾配に合わせた傾斜角度に形成しなくてもよい。
【0042】
さらに、本実施形態では、正面側パネル18bの上部を45度折り曲げて下側傾斜面37を形成しているが、この角度は、換気装置を設置する建築物の棟木35と棟部45の開口との距離や、棟木35の寸法などにより適宜決定される。また、本実施形態では、正面側パネル18bの下部にドライバ19を設置しているが、ドライバ19は、正面側パネル18bの下部以外の場所に設置してもよい。ただし、背面側パネル18aにドライバ19を設置した場合には、屋根27や屋根27に取り付けられた部材、例えば電気配線のためのブラケットなどとドライバ19が干渉する場合があり、両側面側パネル18cにドライバ19を設置した場合には、筐体3が屋根27の切り妻面側などに取り付ける場合には、切り妻面などとドライバ19が干渉する場合がある。したがって、筐体3の設置場所が制限されないためには、ドライバ19は、正面側パネル18bに設置することが好ましく、加えて、正面側パネル18bは棟木35に当接または近接するため、ドライバ19が棟木35と干渉しない正面側パネル18bの下部に設置することが好ましい。
【0043】
また、本実施形態では、吸気口部材23を筐体3の底面パネル21に取り付けているが、筐体3の背面側パネル18aや正面側パネル18bなどに穴を形成し、そこに吸気口部材23を取り付けてもよい。ただし、吸気口は、シロッコファン13との間に十分な空間を介して設け、シロッコファン13と複数の吸気口との間の距離を均一にした方が、複数の吸気口での吸引力を均一にできるため筐体3の底面パネル21に吸気口部材23を取り付けることが好ましい。さらに、ドライバ19の場合と同様に、建築物69に設けられた様々な部材などとの干渉を避け、筐体3の設置場所が制限されないためにも、筐体3の底面パネル21に吸気口部材23を取り付けることが好ましい。
【0044】
また、本実施形態では、筐体3と吸気口部材23とを別個に構成し、筐体3を屋根27に取り付けた後、吸気口部材23を筐体3に取り付けるようにしたが、吸気口部材23は、筐体3と一体に形成してもよい。ただし、本実施形態のように、筐体3と吸気口部材23とを別個に構成し、筐体3を屋根27に取り付けた後、吸気口部材23を筐体3に取り付けるようにすれば、筐体3の取り付け作業などにおいて、吸気口部材23が、建築物69に設けられた様々な部材などとぶつかることにより、吸気口部材23が変形し、吸気口部材23にフレキシブルダクト52を取り付けできなくなるのを防げるので好ましい。
【0045】
さらに、本実施形態では、複数の吸気口部材23を筐体3の底面パネル21に備えるようにしているが、底面パネル21に穴を1つだけ設け、その穴に、一方の端部が複数に分岐した管状の吸気口部材を取り付けるようにしてもよい。
【0046】
また、本実施形態では、隣り合う垂木47間に筐体3を取り付けたが、隣り合う垂木47間に限らず、ほぼ平行に間隔をおいて延在する複数の垂木47のうち、任意の2本の垂木47間に換気装置を取り付けてもよい。この場合、固定部材49と当接する2本の垂木47以外の垂木47が筐体3の上側傾斜面33に干渉する場合には、例えば、上側傾斜面33に垂木47に対応する溝などを形成し、垂木47が干渉しないようにすればよい。
【0047】
また、本実施形態では、シロッコファン13を送気手段として用いているが、シロッコファン13にかえてプロペラファンやターボファンなどを用いてもよい。ただし、棟部45に、雨が侵入し難い複雑な換気用流路76が形成された換気用棟カバー77が設置されている場合には、プロペラファンでは、十分な静圧が得られず、十分に排気できなくなる場合があるため、シロッコファンやターボファンを用いることが好ましい。さらに、シロッコファンを用いればターボファンよりも安価であるため、換気装置のコストを低減できるので好ましい。
【0048】
また、本実施形態では、複数の吸気口部材23の1つにはフレキシブルダクト52を取り付けず、小屋裏67に解放するようにしているが、小屋裏67内の空気を吸引するための吸気口部材23にもフレキシブルダクト52を取り付け、小屋裏67の任意の位置から吸気する構成とすることもできる。
【0049】
さらに、本実施形態では、換気装置1の電力源として太陽電池71を用いたが、電力源として交流電源や、太陽電池と交流電源とを組み合わせて用いてもよい。ただし、太陽電池を用いれば、換気に要する消費電力を不要か、または低減できるので好ましい。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、換気装置を建築物の屋根に簡単に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる換気装置の一実施形態の内部構成と換気装置作動時の空気の流れを示す側面図である。
【図2】本実施形態の換気装置の内部構成と換気装置作動時の空気の流れを示す図1のII−II線から見た正面図である。
【図3】本実施形態の換気装置の正面図である。
【図4】本実施形態の換気装置の側面図である。
【図5】本実施形態の換気装置の下面図である。
【図6】本実施形態の換気装置の建築物の棟部への取り付け状態と換気装置作動時の空気の流れを示す建築物の拡大断面図である。
【図7】本実施形態の換気装置の建築物への取り付け手順の一例を示し、(a)は、換気装置の取り付け時の移動方向を、(b)は、換気装置の固定位置を示す図である。
【図8】本実施形態の換気装置を野地板に当接させ、隣り合う垂木間に位置させた状態を示す斜視図である。
【図9】本実施形態の換気装置の建築物の棟部への取り付け状態と換気装置作動時の建築物内での空気の流れを示す建築物の断面図である。
【符号の説明】
1 換気装置
3 筐体
5 隔壁
7 吸気室
9 排気室
13 シロッコファン
17 モータ
19 ドライバ
23 吸気口部材(吸気口)
29 仕上げ材
31 野地板
33 上側傾斜面(筐体上面)
38 突出部
39 排気口
41 排気流路
49 固定部材
51 当接面
76 換気用流路
77 棟カバー

Claims (3)

  1. 下部に直方体形状の吸気室が形成された筐体と、前記吸気室の内部に取り付けられた送気手段とを備えてなり、前記筐体は、前記送気手段の下方に形成された吸気口と、前記送気手段の上方に形成され、建築物の屋根と棟木との間に挿入可能な排気流路と、該排気流路の先端部に形成された排気口とを有し、前記排気流路は、前記筐体の上部の流路面積を前記排気口に向けて漸次縮小して形成され、かつ前記筐体の一の側面パネルの上部を該筐体の内側方向に折り曲げて前記屋根の野地坂の勾配に合わせた傾斜角度に形成された上側傾斜面を有し、前記上側傾斜面は、縁部に前記野地板方向に突出した突出部を有し、前記突出部は前記屋根の傾斜方向に沿って直線状に延在している換気装置。
  2. 前記筐体は、前記筐体の対向する側面に各々に配設されて前記筐体を前記屋根に固定するための固定部材を有し、該固定部材は、前記屋根に設けられた垂木の下面に当接する当接面を有し、前記固定部材は、前記当接面と前記筐体の上側傾斜面との距離が、前記建物の垂木の下面と前記野地板の小屋裏側の面との距離よりも短くなる位置に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記吸気口を複数有し、該複数の吸気口の少なくとも1つは、前記建築物の小屋裏内の換気に用いられ、他の吸気口には、前記建築物の部屋部分に設けられた部屋側吸気口に連通するダクトが取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の換気装置。
JP33402299A 1999-11-25 1999-11-25 換気装置 Expired - Fee Related JP3755062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33402299A JP3755062B2 (ja) 1999-11-25 1999-11-25 換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33402299A JP3755062B2 (ja) 1999-11-25 1999-11-25 換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001153413A JP2001153413A (ja) 2001-06-08
JP3755062B2 true JP3755062B2 (ja) 2006-03-15

Family

ID=18272635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33402299A Expired - Fee Related JP3755062B2 (ja) 1999-11-25 1999-11-25 換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3755062B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001153413A (ja) 2001-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9157239B2 (en) Roof ridge ventilation system
US20060240762A1 (en) Soffit vent
US6286980B1 (en) Recessed light protection cover
JP3755062B2 (ja) 換気装置
JP3260651B2 (ja) ダクト用換気扇
JPS60251327A (ja) 通気装置及びその取付方法
JP3938009B2 (ja) 採光窓の構造
JP3607099B2 (ja) 瓦棟構造及び棟排気システム
JP2001065074A (ja) 家 屋
US20230400202A1 (en) Attic ventilation system
JP2009092365A (ja) 組立式換気装置
JP3618561B2 (ja) 瓦棟構造及び小屋裏換気システム
JP2004143926A (ja) 吸気管の室内取付け構造及び排気管の室内取付け構造
JPH09328828A (ja) 断熱気密パネルおよびそれを用いた断熱気密壁の施工方法
JPH11190077A (ja) 換気棟構造
KR200266773Y1 (ko) 몰딩형 환기장치
JP2002054829A (ja) 換気装置、換気システム、換気装置の取付け構造及び換気装置の施工方法
JPH06257230A (ja) 屋根構造
JPS6027857Y2 (ja) ダクト用換気扇
JP2000265583A (ja) 天井裏の換気装置
JPH0624510Y2 (ja) 換気装置
JP3649922B2 (ja) 瓦棟用換気水切及び瓦棟用換気部材
JP3080479B2 (ja) 建物の換気装置
JPH0339539Y2 (ja)
JP2007009511A (ja) 木造屋根の垂木間空間にダクトを形成して屋根裏頂部から高温空気を排出する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050427

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100106

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100106

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130106

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140106

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees